JP2000162788A - 銅配線形成基板に用いるホトレジスト用剥離液組成物およびこれを用いたレジスト剥離方法 - Google Patents
銅配線形成基板に用いるホトレジスト用剥離液組成物およびこれを用いたレジスト剥離方法Info
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Abstract
に優れ、特に0.2〜0.3μm程度以下の極微細なC
u配線が形成された基板に対して有用なホトレジスト用
剥離液組成物およびこれを用いたレジスト剥離方法を提
供する。 【解決手段】 (a)2−(2−アミノエトキシ)エタ
ノール、(b)N−メチル−2−ピロリドンおよび/ま
たは1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、および
(c)特定のベンゾトリアゾール系化合物を含む、Cu
配線形成基板に用いるホトレジスト用剥離液組成物、お
よびこれを用いたレジスト剥離方法。
Description
いるホトレジスト用剥離液組成物およびこれを用いたレ
ジスト剥離方法に関する。さらに詳しくは、レジスト剥
離性と、銅配線形成基板への防食性に優れ、特に0.2
〜0.3μm程度以下の極微細な銅配線が形成された基
板に対して特に有用なホトレジスト用剥離液組成物およ
びこれを用いたレジスト剥離方法に関する。本発明は、
ICやLSI等の半導体素子あるいは液晶パネル素子の
製造に好適に適用される。
ル素子は、基板上にCVD蒸着等により形成された導電
性金属膜、その上のSiO2膜等の絶縁膜上にホトレジ
ストを均一に塗布し、これを選択的に露光、現像処理を
してホトレジストパターンを形成し、このパターンをマ
スクとして上記金属膜や絶縁膜が形成された基板を選択
的にエッチングし、微細回路を形成した後、不要のホト
レジスト層を除去して製造される。かかる不要のホトレ
ジスト層除去に際しては、安全性、剥離性に優れる等の
点から、有機アミン系剥離液組成物が今日、広く使用さ
れている。
ズの縮小化に伴い、配線回路の微細化および多層化が進
む中、半導体素子では用いる金属膜の抵抗(配線抵抗)
と配線容量に起因する配線遅延などが問題視されてい
る。
従来おもに使用されてきたアルミニウム(Al)よりも
抵抗の少ない金属、例えば銅(Cu)などを用いること
が提案され、現在、実用化の段階にある。
る場合、従来のAlを配線材料として使用した基板に用
いられるレジスト用剥離液組成物では、Alに対する腐
食は有効に防止し得るものの、Cuに対する腐食を十分
に防止することができなかった。
も防止し得ることを目的とした剥離液組成物としては、
例えば特開平7−120937号公報、特開平7−21
9240号公報等に記載のものが挙げられる。前者は芳
香族ヒドロキシ化合物(カテコール)を、後者はカルボ
キシル基含有有機化合物をそれぞれ必須成分として含
み、さらに特定の塩基性アミン化合物と特定の水溶性有
機溶媒を含有し、所望によりさらにベンゾトリアゾール
を配合したポジ型レジスト用剥離液である。また特開平
5−45894号公報には、特定の水溶性有機溶媒、特
定のアミン化合物および特定の抑制剤を含有するレジス
ト用剥離液が提案されている。
は、Cu配線形成基板の腐食防止とレジスト膜の剥離性
の両者をともにバランスよく達成することが難しかっ
た。
有機極性溶媒と、アルカノールアミン類と、2,2’−
[[(メチル−1H−ベンゾチアゾール−1−イル)メ
チル]イミノ]ビスエタノールを所定量ずつ含有するホ
トレジスト用剥離液組成物が開示されている。一般に、
アミン系レジスト剥離液組成物を用いてレジスト剥離
後、基板を水でリンス処理すると、基板上に残存する剥
離液中のアミン成分が水に溶解して解離し、この解離し
たアミンが基板(特にアルミニウム基板)等に対して腐
食を起させるという問題があるが、上記米国特許は、こ
のアミン成分の水への解離を防止することによって、水
リンス処理時の防食効果を高めるというものである。上
記米国特許の剥離液組成物は、Cu配線が形成された基
板においてホトレジスト層剥離時に生じるCuに対する
腐食を十分満足し得る程度に防止することができない。
基板に対する腐食を有効に防止するとともに、Alを主
成分としたAl−Si−Cu、Al−Cu等からなる合
金配線形成基板のCuに対しても腐食を有効に防止し、
さらにはこれら基板上に塗布されたホトレジストを有効
に剥離し得る剥離液組成物の開発が望まれている。
みてなされたもので、レジスト層の剥離性と、レジスト
層剥離時におけるCu配線形成基板に対する防食性に優
れるホトレジスト用剥離液組成物およびこれを用いたレ
ジスト剥離方法を提供することを目的とする。
を解決するために鋭意研究を重ねた結果、特定のアミン
類と、特定の有機溶剤、および特定のトリアゾール系化
合物とを組み合わせることにより、Cuの腐食を有効に
防止し得るとともに、ホトレジスト膜の剥離性に優れた
組成物が得られることを見出し、これに基づいて本発明
を完成するに至った。
ノエトキシ)エタノール、(b)N−メチル−2−ピロ
リドンおよび/または1,3−ジメチル−2−イミダゾ
リジノン、および(c)下記一般式(I)で表される化
合物
子数1〜10の置換または非置換の炭化水素基(ただ
し、その構造中にエステル結合を有していてもよい)、
またはアリール基を表し;R2、R3は、それぞれ独立に
水素原子、炭素原子数1〜10の炭化水素基、カルボキ
シル基、アミノ基、水酸基、シアノ基、ホルミル基、ス
ルホニルアルキル基、またはスルホ基を表す〕を含む、
Cu配線形成基板に用いるホトレジスト用剥離液組成物
に関する。
なる基板上に層間絶縁層を設ける工程、(II)該層間
絶縁層上にホトレジスト組成物を塗布、乾燥してホトレ
ジスト層を設ける工程、(III)該ホトジスト層を選
択的に露光する工程、(IV)露光後のホトレジスト層
を現像してレジストパターンを設ける工程、(V)該レ
ジストパターンをマスクとして層間絶縁層をエッチング
してパターンを形成する工程、および(VI)エッチン
グ工程後のレジストパターンを上記に記載の本発明剥離
液組成物を用いて層間絶縁層より剥離する工程、を含む
レジスト剥離方法に関する。
I)基板を有機溶媒でリンス処理する工程、および(V
III)続いて基板を水でリンス処理する工程、を含ん
でもよい。
てなる基板上に層間絶縁層を設ける工程、(II)該層
間絶縁層上にホトレジスト組成物を塗布、乾燥してホト
レジスト層を設ける工程、(III)該ホトジスト層を
選択的に露光する工程、(IV)露光後のホトレジスト
層を現像してレジストパターンを設ける工程、(V)該
レジストパターンをマスクとして層間絶縁層を、Cu配
線が露出しない程度に所定厚残存させてエッチングする
工程、(VI)レジストパターンをプラズマアッシング
する工程、(VII)所定厚残存する層間絶縁層をエッ
チングしてパターンを形成する工程、および(VII
I)エッチング工程後のレジストパターンを上記に記載
の剥離液組成物を用いて層間絶縁層より剥離する工程、
を含むレジスト剥離方法に関する。
(IX)基板を有機溶媒でリンス処理する工程、および
(X)続いて基板を水でリンス処理する工程、を含んで
もよい。
銅からなる配線、Al−Si−Cu、Al−Cu等の銅
合金からなる配線のいずれも含む。
子からなる有機基であるが、本発明における炭化水素基
は、芳香族炭化水素基または脂肪族炭化水素基のいずれ
でもよく、脂肪族炭化水素基が好ましい。また飽和、不
飽和結合を有していてもよく、さらに直鎖、分岐鎖のい
ずれでもよい。脂肪族炭化水素基としては、特にはアル
キル基が好ましい。
の2−(2−アミノエトキシ)エタノールの配合量の上
限は90重量%が好ましく、さらには75重量%が好ま
しい。また下限は10重量%が好ましく、さらには25
重量%が好ましい。
ロリドン、1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンの
中から選ばれるいずれか1種以上が用いられる。本発明
剥離液組成物中、(b)成分の配合量の上限は90重量
%が好ましく、さらには75重量%が好ましい。また下
限は10重量%が好ましく、さらには25重量%が好ま
しい。
子数1〜10の置換または非置換の炭化水素基(ただ
し、その構造中にエステル結合を有していてもよい)、
またはアリール基を表し;R2、R3は、それぞれ独立に
水素原子、炭素原子数1〜10の炭化水素基、カルボキ
シル基、アミノ基、水酸基、シアノ基、ホルミル基、ス
ルホニルアルキル基、またはスルホ基を表す〕で表され
る化合物が挙げられる。
例えばヒドロキシアルキル基、アルコキシルアルキル基
等が例示される。
性の基を示すものが好ましく、具体的には水素原子、炭
素原子数1〜3のアルキル基(すなわち、メチル基、エ
チル基、プロピル基、イソプロピル基)、炭素原子数1
〜3のヒドロキシアルキル基、水酸基等が、純銅に対す
る腐食を有効に防止し得る点で特に好ましい。
ベンゾトリアゾール、5,6−ジメチルベンゾトリアゾ
ール、1−ヒドロキシベンゾトリアゾール、1−メチル
ベンゾトリアゾール、1−アミノベンゾトリアゾール、
1−フェニルベンゾトリアゾール、1−ヒドロキシメチ
ルベンゾトリアゾール、1−ベンゾトリアゾールカルボ
ン酸メチル、5−ベンゾトリアゾールカルボン酸、1−
メトキシ−ベンゾトリアゾール、1−(2,2−ジヒド
ロキシエチル)−ベンゾトリアゾール、1−(2,3−
ジヒドロキシプロピル)−ベンゾトリアゾール等を挙げ
ることができる。これらの中でも、ベンゾトリアゾー
ル、1−メトキシ−ベンゾトリアゾール、1−(2,2
−ジヒドロキシエチル)−ベンゾトリアゾール、1−
(2,3−ジヒドロキシプロピル)−ベンゾトリアゾー
ルが好ましく用いられ、より好ましくはベンゾトリアゾ
ール、1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)−ベンゾ
トリアゾールであり、特にはCuの防食効果の高いベン
ゾトリアゾールが最も好ましい。
量の上限は5重量%が好ましく、さらには3重量%が好
ましい。また下限は0.01重量%が好ましく、さらに
は0.05重量%が好ましい。(c)成分の配合量が上
記範囲未満では、Cuに対する防食の効果が十分に得ら
れず、一方、上記範囲を超えた場合、レジスト膜の剥離
性が悪くなる。
て、(d)成分として、溶液の浸透性を向上させるため
の界面活性剤等の成分を加えることができる。このよう
なものとしては、アセチレンアルコールに対してアルキ
レンオキシドを付加したアセチレンアルコール・アルキ
レンオキシド付加物を好ましく用いることができる。
一般式(II)
子、炭素原子数1〜6のアルキル基を示す)で表される
化合物が好ましく用いられる。ここで炭素原子数1〜6
のアルキル基としては、メチル基、エチル基、プロピル
基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec
−ブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、イソペ
ンチル基、ネオペンチル基、tert−ペンチル基、ヘ
キシル基、イソヘキシル基、3−メチルペンチル基、
2,2−ジメチルブチル基、2,3−ジメチルブチル基
等が例示される。
ーフィノール」、「オルフィン」(以上いずれもAir Pr
oduct and Chemicals Inc.製)等のシリーズとして市販
されており、好適に用いられる。中でもその物性面から
「サーフィノール104」、「サーフィノール82」あ
るいはこれらの混合物が最も好適に用いられる。他に
「オルフィンB」、「オルフィンP」、「オルフィン
Y」等も用いることができる。
ルキレンオキシドとしては、エチレンオキシド、プロピ
レンオキシドあるいはその混合物が好ましく用いられ
る。
キレンオキシド付加物としては下記一般式(III)
れ独立に水素原子、炭素原子数1〜6のアルキル基を示
す)で表される化合物が好ましく用いられる。ここで
(n+m)は1〜30までの整数を表し、このエチレン
オキシドの付加数によって水への溶解性、表面張力等の
特性が微妙に変わってくる。
ド付加物は、界面活性剤としてそれ自体は公知の物質で
ある。これらは「サーフィノール」(Air Product and
Chemicals Inc.製)のシリーズ、あるいは「アセチレノ
ール」(川研ファインケミカル(株)製)のシリーズ等
として市販されており、好適に用いられる。中でもエチ
レンオキシドの付加数による水への溶解性、表面張力等
の特性の変化等を考慮すると、「サーフィノール44
0」(n+m=3.5)、「サーフィノール465」
(n+m=10)、「サーフィノール485」(n+m
=30)、「アセチレノールEL」(n+m=4)、
「アセチレノールEH」(n+m=10)、あるいはそ
れらの混合物が好適に用いられる。特には「アセチレノ
ールEL」と「アセチレノールEH」の混合物が好まし
く用いられる。中でも、「アセチレノールEL」と「ア
セチレノールEH」を2:8〜4:6(重量比)の割合
で混合したものが特に好適に用いられる。
ール・アルキレンオキシド付加物の配合量は、本発明剥
離液組成物中に5重量%以下の範囲で配合することがで
きる。
剥離液の浸透性を向上させ、濡れ性を向上させることが
でき、ホールパターン等を形成する際、パターン側面と
の接触面積が大きくなる。これにより、例えば線幅0.
2〜0.3μm前後極微細なパターンに対しても剥離性
がより一層向上するものと思われる。
は(a)〜(d)成分を上述した配合割合範囲とするこ
とにより、レジスト膜およびプラズマアッシング後のレ
ジスト変質膜等の剥離性に優れた効果を奏することがで
き、さらにはより一層優れたCu配線基板防食効果を奏
することができる。
型およびポジ型ホトレジストを含めてアルカリ水溶液で
現像可能なホトレジストに有利に使用できる。このよう
なホトレジストとしては、(i)ナフトキノンジアジド
化合物とノボラック樹脂を含有するポジ型ホトレジス
ト、(ii)露光により酸を発生する化合物、酸により
分解しアルカリ水溶液に対する溶解性が増大する化合物
およびアルカリ可溶性樹脂を含有するポジ型ホトレジス
ト、(iii)露光により酸を発生する化合物、酸によ
り分解しアルカリ水溶液に対する溶解性が増大する基を
有するアルカリ可溶性樹脂を含有するポジ型ホトレジス
ト、および(iv)光により酸を発生する化合物、架橋
剤およびアルカリ可溶性樹脂を含有するネガ型ホトレジ
スト等が挙げられるが、これらに限定されるものではな
い。
ィー法により得られたレジストパターンをCu配線パタ
ーン上に層間絶縁層を有する基板上に形成し、これをマ
スクとして層間絶縁層を選択的にエッチングし、微細回
路を形成した後、レジストパターンを剥離する場合
と、エッチング後のレジストパターンをプラズマアッ
シング処理し、該プラズマアッシング後の変質膜(レジ
スト残渣)等を剥離する場合とに分けられる。
る場合の例として、(I)Cu配線を形成してなる基板
上に層間絶縁層を設ける工程、(II)該層間絶縁層上
にホトレジスト組成物を塗布、乾燥してホトレジスト層
を設ける工程、(III)該ホトジスト層を選択的に露
光する工程、(IV)露光後のホトレジスト層を現像し
てレジストパターンを設ける工程、(V)該レジストパ
ターンをマスクとして層間絶縁層をエッチングしてパタ
ーンを形成する工程、および(VI)エッチング工程後
のレジストパターンを本発明剥離液組成物を用いて層間
絶縁層より剥離する工程、を含むレジスト剥離方法が挙
げられる。
後、さらに(VII)基板を有機溶媒でリンス処理する
工程、および(VIII)続いて基板を水でリンス処理
する工程、を含んでもよい。
膜等を剥離する場合の例として、(I)Cu配線を形成
してなる基板上に層間絶縁層を設ける工程、(II)該
層間絶縁層上にホトレジスト組成物を塗布、乾燥してホ
トレジスト層を設ける工程、(III)該ホトジスト層
を選択的に露光する工程、(IV)露光後のホトレジス
ト層を現像してレジストパターンを設ける工程、(V)
該レジストパターンをマスクとして層間絶縁層を、Cu
配線が露出しない程度に所定厚残存させてエッチングす
る工程、(VI)レジストパターンをプラズマアッシン
グする工程、(VII)所定厚残存する層間絶縁層をエ
ッチングしてパターンを形成する工程、および(VII
I)エッチング工程後のレジストパターンを本発明剥離
液組成物を用いて層間絶縁層より剥離する工程、を含
む、レジスト剥離方法が挙げられる。
(IX)基板を有機溶媒でリンス処理する工程、および
(X)続いて基板を水でリンス処理する工程、を含んで
もよい。
が露出しない程度に所定厚残存させて」とは、後続工程
のプラズマアッシング処理の影響をCu配線が実質的に
受けない程度の厚さを意味する。
板が用いられるが、Cu配線としては、Alを主成分と
したAl−SiCu、Al−Cu等からなるCu合金配
線であっても、また純Cu配線であってもよい。Alを
含むCu合金配線の場合の腐食は、AlとCuのイオン
化傾向の差から、Alが先に腐食を受けることによりC
uの腐食が阻害される環境にあるといえる。しかしなが
ら、純Cu配線の場合は、上記作用がないため、Alを
含むCu合金の場合と異なり、腐食されやすくなる。本
発明の剥離液組成物は、特に純Cu配線に対する腐食を
有効に防止し得るものである。
ジスト層の露光・現像、さらにはエッチング、プラズマ
アッシング処理は、いずれも慣用的な手段により行うこ
とができる。
ラス等の基板上にCu配線を形成し、この上に層間絶縁
層(有機SOG層)を形成する。
に塗布、乾燥後、露光、現像してホトレジストパターン
を形成する。露光、現像条件は、目的に応じて用いるホ
トレジストにより適宜、選択し得る。露光は、例えば紫
外線、遠紫外線、エキシマレーザ、X線、電子線などの
活性光線を発光する光源、例えば、低圧水銀灯、高圧水
銀灯、超高圧水銀灯、キセノンランプ等により、所望の
マスクパターンを介してホトレジスト層を露光するか、
あるいは電子線を操作しながらホトレジスト層に照射す
る。その後、必要に応じて露光後加熱処理(ポストエク
スポージャーベーク)を行う。
ン現像を行い、所定のホトレジストパターンを得ること
ができる。なお、現像方法は特に限定されるものでな
く、例えばホトレジストが塗布された基板を現像液に一
定時間浸漬した後、水洗して乾燥する浸漬現像、塗布さ
れたホトレジストの表面に現像液を滴下し、一定時間静
置した後、水洗乾燥するパドル現像、ホトレジスト表面
に現像液をスプレーした後に水洗乾燥するスプレー現像
等、目的に応じた種々の現像を行うことができる。
をマスクとして、上記層間絶縁層を選択的にドライエッ
チング等によりエッチングし、微細回路(ホールパター
ン)を形成した後、不要のホトレジスト層を剥離処理す
るか、あるいは、上記ドライエッチングにおいて層間絶
縁層をCu配線が露出しない程度に所定厚残存させ、次
いでプラズマアッシング処理により不要のホトレジスト
層を除去した後、上記所定厚残存する層間絶縁層をドラ
イエッチングし、微細回路(ホールパターン)を形成す
る。プラズマアッシング処理を施す場合、層間絶縁層表
面にアッシング後のレジスト残渣(変質膜)が残渣物と
して付着、残存する。これら残渣物を本発明剥離液に接
触させて、基板上の残渣物を剥離除去することができ
る。
エッチングのいずれでもよく、また両者を組み合わせて
用いてもよいが、本発明ではドライエッチングが好まし
く用いられる。
り施される。剥離時間は、剥離される十分な時間であれ
ばよく、特に限定されるものではない。
剥離工程の後、慣用的に施されている有機溶媒、水等を
用いたリンス処理および乾燥処理を施してもよい。有機
溶媒としては低級アルコールが好ましく、中でもイソプ
ロピレンアルコール等が好ましく用いられる。特にイソ
プロピレンアルコール、次いで水による2段階のリンス
処理を行うのが好ましい。なお、上記(IV)の現像工
程の後にもリンス処理を行ってもよい。
ターン、特にホールパターン内にCuをめっき等の手段
により埋め込むこと等により導通部を形成し、所望によ
りさらに上部に、同様にして層間絶縁層、ホールパター
ンを形成して導通部を形成し、多層Cu配線基板を製造
することができる。
明するが、本発明はこれらの例によってなんら限定され
るものではない。なお、配合量は特記しない限り重量%
である。
配線が形成された基板上に、有機SOG膜からなる層間
絶縁膜を形成し、ナフトキノンジアジド化合物とノボラ
ック樹脂からなるポジ型ホトレジスト組成物であるTH
MR−iP3300(東京応化工業(株)製)をスピン
ナーで塗布し、90℃で90秒間、プリベークを施し、
膜厚2.0μmのホトレジス層を形成した。
10D(ニコン(株)製)を用いてマスクパターンを介
して露光し、2.38重量%TMAH(テトラメチルア
ンモニウムヒドロキシド)水溶液にて現像し、レジスト
パターン(ホールスペース0.5μm)を形成した。次
いで120℃で90秒間のポストベークを行った。
ンを有する基板をドライエッチング処理した後、下記表
1に示す組成の剥離液組成物中に、100℃で10分間
浸漬することによりホトレジスト膜の剥離を行った。
ル溶液中に23℃で5分間浸漬し、続いて純水中に23
℃で5分間浸漬することによりリンス処理を行った。
ト膜の剥離状態をSEM(走査型電子顕微鏡)写真の観
察により評価した。結果を表1に示す。
の剥離性は以下のように評価した。 (Cuの腐食の状態) A: Cuの腐食が全くみられない状態 B: Cuの腐食がわずかにみられる状態 C: Cuの腐食がかなりみられる状態 (ホトレジスト膜の剥離性) a: ホトレジスト膜の剥離が完全になされている状態 b: ホトレジスト膜の剥離が不完全である状態 [アッシング後のレジスト残渣物の剥離性、Cuの腐食
の状態]次に、アッシング処理後ホトレジスト残渣物
(変質膜)の剥離性、Cuの腐食の状態を評価するため
に、以下の試験を行った。
(テトラメチルアンモニウムヒドロキシド)水溶液によ
る現像処理、ポストベーク後、上記のドライエッチング
処理を、有機SOG層をわずかな厚み分残存させた状態
で止め、続いてアッシング装置TCA−38228(東
京応化工業(株)製)を用いてアッシング処理してホト
レジスト層を除去した後、さらにドライエッチングを施
し、先に残存させた有機SOG層を完全に除去した。こ
のときの残渣物に対し、表1に示す組成と同じ剥離液組
成物を用いて剥離処理した。
状態の評価は、それぞれ、上記ホトレジスト膜の剥離
性、Cuの腐食の状態の評価と同様の評価結果が得られ
た。
組成物を、下記の表1に示す各組成のものに代えた以外
は、実施例1と同様の方法で剥離を行い、ホトレジスト
膜の剥離性、Cuの腐食の状態の評価を行った。結果を
表1に示す。
1と同様の方法で行い、残渣物の剥離性、Cuの腐食の
状態の評価を行った。実施例2〜11のそれぞれにつ
き、このときの残渣物の剥離性、Cuの腐食の状態の評
価は、それぞれ、ホトレジスト膜の剥離性、Cuの腐食
の状態の評価と同様の評価結果が得られた。
成物を、下記の表1に示す各組成のものに代えた以外
は、実施例1と同様の方法で剥離を行い、ホトレジスト
膜の剥離性、Cuの腐食の状態の評価を行った。結果を
表1に示す。
1と同様の方法で行い、残渣物の剥離性、Cuの腐食の
状態の評価を行った。実施例2〜11のそれぞれにつ
き、このときの残渣物の剥離性、Cuの腐食の状態の評
価は、それぞれ、ホトレジスト膜の剥離性、Cuの腐食
の状態の評価と同様の評価結果が得られた。
エトキシ)エタノールを;MEAはモノエタノールアミ
ンを;NMPはN−メチル−2−ピロリドンを;DMI
は1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノンを;DMS
Oはジメチルスルホキシドを;BTはベンゾトリアゾー
ルを;HBTは1−ヒドロキシベンゾトリアゾールを;
DHPBTは1−(2,3−ジヒドロキシプロピル)ベ
ンゾトリアゾールを;5−MBTは5−メチルベンゾト
リアゾールを;HMBTは1−ヒドロキシメチルベンゾ
トリアゾールを;DHEAMBTは1−(N,N−ジヒ
ドロキシエチルアミノメチル)ベンゾトリアゾールを、
それぞれ示す。
ジスト剥離性と、レジスト層剥離時におけるCu配線基
板への防食性に優れ、0.2〜0.3μm程度以下の極
微細なCu配線が形成された基板に対して特に有用であ
り、ICやLSI等の半導体素子あるいは液晶パネル素
子の製造に好適に適用されるレジスト膜剥離液組成物お
よびこれを用いたレジスト剥離方法が提供される。
Claims (9)
- 【請求項1】 (a)2−(2−アミノエトキシ)エタ
ノール、(b)N−メチル−2−ピロリドンおよび/ま
たは1,3−ジメチル−2−イミダゾリジノン、および
(c)下記一般式(I)で表される化合物 【化1】 〔式中、R1は水素原子、水酸基、炭素原子数1〜10
の置換または非置換の炭化水素基(ただし、その構造中
にエステル結合を有していてもよい)、またはアリール
基を表し;R2、R3は、それぞれ独立に水素原子、炭素
原子数1〜10の炭化水素基、カルボキシル基、アミノ
基、水酸基、シアノ基、ホルミル基、スルホニルアルキ
ル基、またはスルホ基を表す〕を含む、銅配線形成基板
に用いるホトレジスト用剥離液組成物。 - 【請求項2】 一般式(I)中、R1が水素原子、炭素
原子数1〜3のアルキル基、炭素原子数1〜3のヒドロ
キシアルキル基、または水酸基である、請求項1記載の
ホトレジスト用剥離液組成物。 - 【請求項3】 (c)成分がベンゾトリアゾールであ
る、請求項1または2記載のホトレジスト用剥離液組成
物。 - 【請求項4】 (a)成分を10〜90重量%、(b)
成分を10〜90重量%、および(c)成分を0.01
〜5重量%配合してなる、請求項1〜3のいずれか1項
に記載のホトレジスト用剥離液組成物。 - 【請求項5】 さらに(d)成分としてアセチレンアル
コール・アルキレンオキシド付加物を含む、請求項1〜
4のいずれか1項に記載のホトレジスト用剥離液組成
物。 - 【請求項6】 (I)銅(Cu)配線を形成してなる基
板上に層間絶縁層を設ける工程、(II)該層間絶縁層
上にホトレジスト組成物を塗布、乾燥してホトレジスト
層を設ける工程、(III)該ホトジスト層を選択的に
露光する工程、(IV)露光後のホトレジスト層を現像
してレジストパターンを設ける工程、(V)該レジスト
パターンをマスクとして層間絶縁層をエッチングしてパ
ターンを形成する工程、および(VI)エッチング工程
後のレジストパターンを請求項1〜5のいずれかに記載
の剥離液組成物を用いて層間絶縁層より剥離する工程、
を含む、レジスト剥離方法。 - 【請求項7】 上記(VI)工程後、さらに(VII)
基板を有機溶媒でリンス処理する工程、および(VII
I)続いて基板を水でリンス処理する工程、を含む、請
求項6記載のレジスト剥離方法。 - 【請求項8】 (I)銅(Cu)配線を形成してなる基
板上に層間絶縁層を設ける工程、(II)該層間絶縁層
上にホトレジスト組成物を塗布、乾燥してホトレジスト
層を設ける工程、(III)該ホトジスト層を選択的に
露光する工程、(IV)露光後のホトレジスト層を現像
してレジストパターンを設ける工程、(V)該レジスト
パターンをマスクとして層間絶縁層を、銅(Cu)配線
が露出しない程度に所定厚残存させてエッチングする工
程、(VI)レジストパターンをプラズマアッシングす
る工程、(VII)所定厚残存する層間絶縁層をエッチ
ングしてパターンを形成する工程、および(VIII)
エッチング工程後のレジストパターンを請求項1〜5の
いずれかに記載の剥離液組成物を用いて層間絶縁層より
剥離する工程、を含む、レジスト剥離方法。 - 【請求項9】 上記(VIII)工程後、さらに(I
X)基板を有機溶媒でリンス処理する工程、および
(X)続いて基板を水でリンス処理する工程、を含む、
請求項8記載のレジスト剥離方法。
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JP33732598A JP2000162788A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 銅配線形成基板に用いるホトレジスト用剥離液組成物およびこれを用いたレジスト剥離方法 |
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JP33732598A JP2000162788A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 銅配線形成基板に用いるホトレジスト用剥離液組成物およびこれを用いたレジスト剥離方法 |
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- 1998-11-27 JP JP33732598A patent/JP2000162788A/ja active Pending
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