JP2000162618A - 液晶表示装置 - Google Patents
液晶表示装置Info
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- JP2000162618A JP2000162618A JP33811598A JP33811598A JP2000162618A JP 2000162618 A JP2000162618 A JP 2000162618A JP 33811598 A JP33811598 A JP 33811598A JP 33811598 A JP33811598 A JP 33811598A JP 2000162618 A JP2000162618 A JP 2000162618A
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- crystal display
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Abstract
(57)【要約】
【課題】電極間での短絡をなくす。
【解決手段】ガラス基板2上に透明電極5と配向膜6と
を順次積層した走査用基板7と、ガラス基板3上に透明
電極8と配向膜10とを順次積層した信号用基板11と
を液晶層を介して対向配置し、方形状の表示領域をな
し、表示領域の周囲にシール部材16aとシール部材1
6bを設ける。走査用基板7上の透明電極5はシール部
材16aを通して信号用基板11上の導電部材14と通
電される。信号用基板11上の透明電極8はシール部材
16bを通して表示領域外周にまで延ばされ、これによ
って電極延在部8aが設けれるが、この電極延在部8a
上の部位には導電性粒子を含まないシール部材16bが
配設されているので、隣接する電極間にて電気的に短絡
しなくなる。
を順次積層した走査用基板7と、ガラス基板3上に透明
電極8と配向膜10とを順次積層した信号用基板11と
を液晶層を介して対向配置し、方形状の表示領域をな
し、表示領域の周囲にシール部材16aとシール部材1
6bを設ける。走査用基板7上の透明電極5はシール部
材16aを通して信号用基板11上の導電部材14と通
電される。信号用基板11上の透明電極8はシール部材
16bを通して表示領域外周にまで延ばされ、これによ
って電極延在部8aが設けれるが、この電極延在部8a
上の部位には導電性粒子を含まないシール部材16bが
配設されているので、隣接する電極間にて電気的に短絡
しなくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は液晶表示装置の改良
に関するものである。
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ガラス基板上に透明電極を形成し、その
上に配向膜を形成してなる走査側基板および信号側基板
とを液晶層を介して所定の間隔で対向配設して表示領域
を形成し、そして、表示領域の外周にそって導電性粒子
を多数含むシール部材を形成した液晶表示装置が提示さ
れている。
上に配向膜を形成してなる走査側基板および信号側基板
とを液晶層を介して所定の間隔で対向配設して表示領域
を形成し、そして、表示領域の外周にそって導電性粒子
を多数含むシール部材を形成した液晶表示装置が提示さ
れている。
【0003】この液晶表示装置を図7と図8により説明
する。図7は液晶表示装置1の概略断面図であり、図8
はその要部平面図である。2、3はガラス基板であり、
ガラス基板2の上に透明電極5と配向膜6とを順次積層
して走査用基板7をなす。また、ガラス基板3の上に透
明電極8と絶縁膜9と配向膜10とを順次積層して信号
用基板11をなす。これら走査用基板7と信号用基板1
1とを貼り合わせるに当たって、透明電極5と透明電極
8とはそれぞれストライプ状に多数の電極が配列され、
相互に交差させることで方形状の表示領域をなす。そし
て、表示領域の周囲にシール部材12を設ける。シール
部材12には導電性粒子(樹脂製球状スペーサの表面に
金メッキを施したものなど)を多数含んで、さらにスペ
ーサを含む絶縁性樹脂からなるシール剤でもって構成さ
れる。13は走査用基板7と信号用基板11とを一定の
間隔にするためのスペーサである。
する。図7は液晶表示装置1の概略断面図であり、図8
はその要部平面図である。2、3はガラス基板であり、
ガラス基板2の上に透明電極5と配向膜6とを順次積層
して走査用基板7をなす。また、ガラス基板3の上に透
明電極8と絶縁膜9と配向膜10とを順次積層して信号
用基板11をなす。これら走査用基板7と信号用基板1
1とを貼り合わせるに当たって、透明電極5と透明電極
8とはそれぞれストライプ状に多数の電極が配列され、
相互に交差させることで方形状の表示領域をなす。そし
て、表示領域の周囲にシール部材12を設ける。シール
部材12には導電性粒子(樹脂製球状スペーサの表面に
金メッキを施したものなど)を多数含んで、さらにスペ
ーサを含む絶縁性樹脂からなるシール剤でもって構成さ
れる。13は走査用基板7と信号用基板11とを一定の
間隔にするためのスペーサである。
【0004】図8に示すとおり、ガラス基板3上にはシ
ール部材12より外側に導電部材14を形成しているの
で、ガラス基板2上の透明電極5をシール部材12にま
で延長させることで、透明電極5とシール部材12と導
電部材14とは通電される。
ール部材12より外側に導電部材14を形成しているの
で、ガラス基板2上の透明電極5をシール部材12にま
で延長させることで、透明電極5とシール部材12と導
電部材14とは通電される。
【0005】上記構成の液晶表示装置1によれば、この
ようにシール部材12に導電性をもたせることで、ガラ
ス基板3上にて走査用および信号用の各電極を配設して
いる。なお、絶縁膜9は形成しなくてもよい。
ようにシール部材12に導電性をもたせることで、ガラ
ス基板3上にて走査用および信号用の各電極を配設して
いる。なお、絶縁膜9は形成しなくてもよい。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記液
晶表示装置1をカラー表示用に供した場合、1画素は
赤、緑、青の3つの画素からなり、信号用の透明電極8
の幅は走査用の透明電極5の幅の約1/3となり、これ
に伴って各透明電極5の間隔も狭くなり、その隙間にシ
ール部材12内の導電性粒子が介在し、導電性粒子が凝
集することで、電気的に短絡するという課題がある。
晶表示装置1をカラー表示用に供した場合、1画素は
赤、緑、青の3つの画素からなり、信号用の透明電極8
の幅は走査用の透明電極5の幅の約1/3となり、これ
に伴って各透明電極5の間隔も狭くなり、その隙間にシ
ール部材12内の導電性粒子が介在し、導電性粒子が凝
集することで、電気的に短絡するという課題がある。
【0007】かかる課題はカラー表示用だけではなく、
開口率を上げるために透明電極の幅を大きくして、透明
電極の間隔を小さくした場合にも同じである。
開口率を上げるために透明電極の幅を大きくして、透明
電極の間隔を小さくした場合にも同じである。
【0008】したがって本発明は上記事情に鑑みて案出
されたものであり、その目的は上述したような短絡をな
くして、生産歩留りを高めた高信頼性の液晶表示装置を
提供することにある。
されたものであり、その目的は上述したような短絡をな
くして、生産歩留りを高めた高信頼性の液晶表示装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の液晶表示装置
は、一方向に配列された電極パターンと配向膜とが順次
積層された一方基板と、他方向に配列された電極パター
ンと配向膜とが順次積層された他方基板とを液晶層を介
して対向配置し、双方の電極パターンを交差させて表示
領域をなし、両基板間の表示領域周辺にシール部を周設
し、一方基板上の周辺にまで形成した電極パターンを導
電性粒子を多数含むシール部を介して他方基板上に形成
した導電部材と通電せしめ、かつ他方基板上に形成した
電極パターンは導電性粒子が含まないか、もしくは含有
量の少ないシール部を介して表示領域外周にまで導出し
たことを特徴とする。
は、一方向に配列された電極パターンと配向膜とが順次
積層された一方基板と、他方向に配列された電極パター
ンと配向膜とが順次積層された他方基板とを液晶層を介
して対向配置し、双方の電極パターンを交差させて表示
領域をなし、両基板間の表示領域周辺にシール部を周設
し、一方基板上の周辺にまで形成した電極パターンを導
電性粒子を多数含むシール部を介して他方基板上に形成
した導電部材と通電せしめ、かつ他方基板上に形成した
電極パターンは導電性粒子が含まないか、もしくは含有
量の少ないシール部を介して表示領域外周にまで導出し
たことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の液晶表示装置15
を図1〜図6により説明する。液晶表示装置15は従来
の液晶表示装置1のように全体に導電性粒子を含有した
ものシール部材12を使用することに代えて、導電性粒
子を含まないシール剤を用いてシール部材の一部を非導
電性にした点が特徴である。なお、液晶表示装置15の
他の構造は同じにしているので、液晶表示装置1と同一
箇所には同一符号を付す。
を図1〜図6により説明する。液晶表示装置15は従来
の液晶表示装置1のように全体に導電性粒子を含有した
ものシール部材12を使用することに代えて、導電性粒
子を含まないシール剤を用いてシール部材の一部を非導
電性にした点が特徴である。なお、液晶表示装置15の
他の構造は同じにしているので、液晶表示装置1と同一
箇所には同一符号を付す。
【0011】図1〜図5により液晶表示装置15のシー
ル部材の形成方法を示す。図6は他のシール部材の形成
方法である。液晶表示装置15はつぎの(1)〜(6)
の各工程を順次経ることで得られる。工程(1) 図1は前記他方基板としてのガラス基板3の上に透明電
極8と導電部材14を設けた信号用基板11の平面図で
あり、図2は前記一方基板としてのガラス基板2の上に
透明電極5を設けた走査用基板7の裏面から見た場合の
平面図である。
ル部材の形成方法を示す。図6は他のシール部材の形成
方法である。液晶表示装置15はつぎの(1)〜(6)
の各工程を順次経ることで得られる。工程(1) 図1は前記他方基板としてのガラス基板3の上に透明電
極8と導電部材14を設けた信号用基板11の平面図で
あり、図2は前記一方基板としてのガラス基板2の上に
透明電極5を設けた走査用基板7の裏面から見た場合の
平面図である。
【0012】この工程においては、従来どおりの方法で
もってガラス基板3上に透明電極8と導電部材14と
を、ガラス基板2上に透明電極5を形成する。これらは
スパッタリング法や真空蒸着法によりITO等の透明導
電膜を数百〜数千Åの膜厚で成膜し、フォトファブリケ
ーションによって所定のパターン形状に加工することで
得られる。
もってガラス基板3上に透明電極8と導電部材14と
を、ガラス基板2上に透明電極5を形成する。これらは
スパッタリング法や真空蒸着法によりITO等の透明導
電膜を数百〜数千Åの膜厚で成膜し、フォトファブリケ
ーションによって所定のパターン形状に加工することで
得られる。
【0013】工程(2) 従来周知の形成方法でもって、信号用基板11と走査用
基板7のそれぞれに配向膜10および配向膜6を被覆す
る。これら配向膜10および配向膜6はたとえばポリイ
ミド樹脂からなり、凸版印刷等により数百〜2000Å
の膜厚にて成膜する。なお、配向膜10の被覆前にシリ
カなどからなる絶縁膜9を形成してもよい。
基板7のそれぞれに配向膜10および配向膜6を被覆す
る。これら配向膜10および配向膜6はたとえばポリイ
ミド樹脂からなり、凸版印刷等により数百〜2000Å
の膜厚にて成膜する。なお、配向膜10の被覆前にシリ
カなどからなる絶縁膜9を形成してもよい。
【0014】工程(3) この工程でもってシール部材を形成する。これを図3お
よび図4にて示す。図3は信号用基板11の平面図、図
4は走査用基板7の平面図であり、これらの図でもって
各透明電極5、8および導電部材14ならびに各シール
部材16a、16bとの配置関係を示す。
よび図4にて示す。図3は信号用基板11の平面図、図
4は走査用基板7の平面図であり、これらの図でもって
各透明電極5、8および導電部材14ならびに各シール
部材16a、16bとの配置関係を示す。
【0015】図3においては導電部材14上に導電性粒
子を多数含み、さらにスペーサ(たとえばグラスファイ
バ等)を含む絶縁性樹脂からなるシール剤でもってシー
ル部材16aをスクリーン印刷により形成している。図
中、17は導電性粒子であり、たとえばジビニルベンゼ
ンを主成分とする架橋重合体等からなる真球状の微粒子
表面に金およびニッケルからなる無電界メッキ層を形成
したものである。上記シール剤はエポキシ系、アクリル
系、シリコーン系などの熱硬化型絶縁樹脂を使用すれば
よい。
子を多数含み、さらにスペーサ(たとえばグラスファイ
バ等)を含む絶縁性樹脂からなるシール剤でもってシー
ル部材16aをスクリーン印刷により形成している。図
中、17は導電性粒子であり、たとえばジビニルベンゼ
ンを主成分とする架橋重合体等からなる真球状の微粒子
表面に金およびニッケルからなる無電界メッキ層を形成
したものである。上記シール剤はエポキシ系、アクリル
系、シリコーン系などの熱硬化型絶縁樹脂を使用すれば
よい。
【0016】図4においては透明電極5のパターン周囲
にコの字状に導電性粒子を含まずスペーサを含む絶縁性
樹脂からなるシール剤でもってシール部材16bがスク
リーン印刷により形成されている。
にコの字状に導電性粒子を含まずスペーサを含む絶縁性
樹脂からなるシール剤でもってシール部材16bがスク
リーン印刷により形成されている。
【0017】シール部材16bはシール部材16aより
導電性粒子17を除いただけの構成でもよいが、シール
部材16aに比べグラスファイバ等のスペーサを多く含
有させてもよく、これによって工程(4)にて走査用基
板7と信号用基板11とを貼り合わせ、加熱加圧する際
にシール部材の周囲にわたって均等に加圧することがで
きる。
導電性粒子17を除いただけの構成でもよいが、シール
部材16aに比べグラスファイバ等のスペーサを多く含
有させてもよく、これによって工程(4)にて走査用基
板7と信号用基板11とを貼り合わせ、加熱加圧する際
にシール部材の周囲にわたって均等に加圧することがで
きる。
【0018】なお、シール部材16aおよびシール部材
16bをスクリーン印刷でおこなう以外にデイスペンサ
方式の塗布装置を使用してもよい。
16bをスクリーン印刷でおこなう以外にデイスペンサ
方式の塗布装置を使用してもよい。
【0019】工程(4) 前工程にて得られた走査用基板7と信号用基板11のい
ずれか一方の配向膜上にスペーサ13を散布し、ついで
走査用基板7と信号用基板11とを貼り合わせ、加熱加
圧し、シール部材16aとシール部材16bを硬化させ
たことで、図5の破断面図に示すような構成になる。な
お、シール部材16aとシール部材16bとの各端部は
貼り合わせた場合に完全に接合されるように設計する
が、貼り合わせた際に端部同士が重なるようにしてもよ
い。
ずれか一方の配向膜上にスペーサ13を散布し、ついで
走査用基板7と信号用基板11とを貼り合わせ、加熱加
圧し、シール部材16aとシール部材16bを硬化させ
たことで、図5の破断面図に示すような構成になる。な
お、シール部材16aとシール部材16bとの各端部は
貼り合わせた場合に完全に接合されるように設計する
が、貼り合わせた際に端部同士が重なるようにしてもよ
い。
【0020】以上の各工程を経ることで、走査用基板7
上の透明電極5はシール部材16aを通して信号用基板
11上の導電部材14と通電される。信号用基板11上
の透明電極8については、シール部材16bを通して表
示領域外周にまで延ばされ、これによって前記他方電極
延在部としての電極延在部8aが設けれるが、この電極
延在部8a上の部位には導電性粒子が含有されないシー
ル部材16bが配設されているので、隣接する電極間に
て電気的に短絡しなくなる。
上の透明電極5はシール部材16aを通して信号用基板
11上の導電部材14と通電される。信号用基板11上
の透明電極8については、シール部材16bを通して表
示領域外周にまで延ばされ、これによって前記他方電極
延在部としての電極延在部8aが設けれるが、この電極
延在部8a上の部位には導電性粒子が含有されないシー
ル部材16bが配設されているので、隣接する電極間に
て電気的に短絡しなくなる。
【0021】工程(5) 走査用基板7については図5に示されるように切断線1
8によって切断し、信号用基板11では切断線19によ
って切断し、これにより、液晶セルが得られる。20の
斜線領域はドライバーICが搭載される部分である。
8によって切断し、信号用基板11では切断線19によ
って切断し、これにより、液晶セルが得られる。20の
斜線領域はドライバーICが搭載される部分である。
【0022】工程(6) そして、本工程にて液晶を封入する。
【0023】かくして本発明の液晶表示装置15によれ
ば、上述した製作工程を経ることで透明電極8の電極延
在部8a上の部位には導電性粒子が実質上含有されない
シール部材16bが配設され、これによって隣接する電
極間にて電気的に短絡しなくなり、高い信頼性が得られ
た。
ば、上述した製作工程を経ることで透明電極8の電極延
在部8a上の部位には導電性粒子が実質上含有されない
シール部材16bが配設され、これによって隣接する電
極間にて電気的に短絡しなくなり、高い信頼性が得られ
た。
【0024】このような液晶表示装置15においては、
走査用の透明電極5および信号用の透明電極8の各電極
の隙間が小さいほどに効果が得られるが、30μm以
下、さらには20μm以下の隙間で効果が顕著になる。
また、液晶表示装置15をカラー表示用にするに当たっ
て、信号用の透明電極8の画素ピッチを0.05〜0.
12mmに、走査用の透明電極5の画素ピッチを0.1
5〜0.35mmという高精細画像にした場合に顕著な
効果が得られる。
走査用の透明電極5および信号用の透明電極8の各電極
の隙間が小さいほどに効果が得られるが、30μm以
下、さらには20μm以下の隙間で効果が顕著になる。
また、液晶表示装置15をカラー表示用にするに当たっ
て、信号用の透明電極8の画素ピッチを0.05〜0.
12mmに、走査用の透明電極5の画素ピッチを0.1
5〜0.35mmという高精細画像にした場合に顕著な
効果が得られる。
【0025】なお、本発明は上記実施形態例に限定され
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変更や改良等は何ら差し支えない。たとえば本発明
は工程(3)において、デイスペンサ方式の塗布装置を
使用することで図6に示すようにシール部材16aとシ
ール部材16bとを走査用基板7だけに周設し、他方の
信号用基板11にはシール剤を塗布させないようにして
もよい。
るものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々の変更や改良等は何ら差し支えない。たとえば本発明
は工程(3)において、デイスペンサ方式の塗布装置を
使用することで図6に示すようにシール部材16aとシ
ール部材16bとを走査用基板7だけに周設し、他方の
信号用基板11にはシール剤を塗布させないようにして
もよい。
【0026】また、シール部材16bには導電性粒子を
まったく含有させていないが、含有量を少なくしても透
明電極8の隣接する電極延在部8a間にて電気的に短絡
しなくなる。また、上記実施形態例においては、一方基
板と他方基板との双方に透明なガラス基板を使用した
が、光反射板もしくは半透過板を用いた反射型液晶表示
装置にあっては、これらを配設したことで光非透過性の
基板となり、かかる基板上に電極パターンと配向膜とを
形成した構成になる。
まったく含有させていないが、含有量を少なくしても透
明電極8の隣接する電極延在部8a間にて電気的に短絡
しなくなる。また、上記実施形態例においては、一方基
板と他方基板との双方に透明なガラス基板を使用した
が、光反射板もしくは半透過板を用いた反射型液晶表示
装置にあっては、これらを配設したことで光非透過性の
基板となり、かかる基板上に電極パターンと配向膜とを
形成した構成になる。
【0027】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の液晶表示装置に
よれば、表示領域周辺に導電性粒子を多数含むシール部
材を周設するが、その際に他方基板上に形成された電極
パターンを導電性粒子が含まれないシール部材を通して
表示領域外周にまで延ばしたことで、隣接する電極間に
て電気的に短絡しなくなり、生産歩留りを高めた高信頼
性かつ低コストの液晶表示装置が提供できた。
よれば、表示領域周辺に導電性粒子を多数含むシール部
材を周設するが、その際に他方基板上に形成された電極
パターンを導電性粒子が含まれないシール部材を通して
表示領域外周にまで延ばしたことで、隣接する電極間に
て電気的に短絡しなくなり、生産歩留りを高めた高信頼
性かつ低コストの液晶表示装置が提供できた。
【0028】また、本発明によれば、優れたカラー表示
用もしくは高精細画像の液晶表示装置が提供できた。
用もしくは高精細画像の液晶表示装置が提供できた。
【図1】実施形態例における信号用基板の平面図であ
る。
る。
【図2】実施形態例における走査用基板の平面図であ
る。
る。
【図3】実施形態例における信号用基板の平面図であ
る。
る。
【図4】実施形態例における走査用基板の平面図であ
る。
る。
【図5】実施形態例における液晶表示装置の要部平面図
である。
である。
【図6】他の実施形態例における走査用基板の平面図で
ある。
ある。
【図7】液晶表示装置の概略断面図である。
【図8】液晶表示装置の要部平面図である。
1、15 液晶表示装置 2、3 ガラス基板 5、8 透明電極 6、10 配向膜 7 走査用基板 11 信号用基板 12、16a、16b シール部材 13 スペーサ 14 導電部材 17 導電性粒子 18、19 切断線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H089 MA01X MA04Y NA09 NA41 NA42 NA45 NA48 QA01 QA12 TA04 TA17 2H092 GA32 HA04 KB04 MA12 NA16 NA29 PA02 PA03 PA04 PA12 5G435 AA00 AA14 AA16 AA17 BB12 BB15 BB16 EE33 EE41 FF00 FF01 FF03 HH02 HH12 HH14 KK05
Claims (1)
- 【請求項1】一方向に配列された電極パターンと配向膜
とが順次積層された一方基板と、他方向に配列された電
極パターンと配向膜とが順次積層された他方基板とを液
晶層を介して対向配置し、双方の電極パターンを交差さ
せて表示領域をなし、両基板間の該表示領域周辺にシー
ル部材を周設し、一方基板上の周辺にまで形成した電極
パターンを導電性粒子を多数含むシール部材を介して他
方基板上に形成した導電部材と導通せしめ、かつ他方基
板上に形成した電極パターンは導電性粒子が含まない
か、もしくは含有量の少ないシール部材を介して表示領
域外周にまで導出した液晶表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33811598A JP2000162618A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 液晶表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33811598A JP2000162618A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 液晶表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000162618A true JP2000162618A (ja) | 2000-06-16 |
Family
ID=18315057
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33811598A Pending JP2000162618A (ja) | 1998-11-27 | 1998-11-27 | 液晶表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000162618A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212813A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶装置及び電子機器 |
-
1998
- 1998-11-27 JP JP33811598A patent/JP2000162618A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007212813A (ja) * | 2006-02-10 | 2007-08-23 | Epson Imaging Devices Corp | 液晶装置及び電子機器 |
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