JP2000162282A - 電子部品検査装置及び電子部品検査方法 - Google Patents

電子部品検査装置及び電子部品検査方法

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JP2000162282A
JP2000162282A JP10338223A JP33822398A JP2000162282A JP 2000162282 A JP2000162282 A JP 2000162282A JP 10338223 A JP10338223 A JP 10338223A JP 33822398 A JP33822398 A JP 33822398A JP 2000162282 A JP2000162282 A JP 2000162282A
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camera
electronic component
pad
electrode
vertical position
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Mitsuhiro Furuta
光弘 古田
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Ando Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プローブカードの電極と、電子部品のパッド
との距離を自動で演算し、この演算結果に基づいてプロ
ーブカードの電極と電子部品のパッドとを自動で適切に
当接させる電子部品検査装置及び電子部品検査方法を提
供する。 【解決手段】 電子部品1のパッド1Cとプローブカー
ド2の電極2Aとを接触させて電子部品1を検査する電
子部品検査装置である。パッド1C及び電極2Aを撮影
するカメラ6と、カメラ6を垂直方向に移動するカメラ
移動機構5と、カメラ6で撮影された画像により、カメ
ラ6をパッド1C及び電極2Aに自動でピント合わせす
るオートフォーカス装置8を備える。パッド1Cにピン
トが合ったときのカメラ移動機構5の第1の垂直位置座
標z1と、電極1Cにピントが合ったときのカメラ移動
機構5の第2の垂直位置座標z2とを記憶し、これらの
座標の差を演算する演算処理装置7を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子部品検査装置
及び電子部品検査方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】電子部品の一つとしては、TAB(Tape
Automated Bonding)がある。TABには、例えば、L
CD(Liquid Crystal Display:液晶ディスプレイ)の
駆動用IC(Integrated Circuit:集積回路)があり、
そのICのパッドをプローブカードの電極と接触させる
ことにより、その電気的特性を測定する検査が行われ
る。電子部品検査装置としては、プローブカードとTA
Bの接触位置決め装置がある。
【0003】プローブカードとTABの接触位置決め装
置は、図4に示すプローブカード2のプローブ(電極)
2Aと、図5に示すTAB1のテストパッド1Cの垂直
方向の接触高さを合わせる装置である。
【0004】従来技術によるプローブカードとTABの
接触位置決め装置を図3により説明する。図3の1はT
AB、2はプローブカードである。プローブカード2
は、円盤形のプリント基板にTAB1のテストパッド1
Cの位置に対応させてプローブ2Aを配置したものであ
る。プローブカード2は接続リング3に固定され、接続
リング3は図示しない装置ベース基板に固定された構造
となっている。ここで、プローブカード2とTAB1と
の距離があいてプローブ2Aとテストパッド1Cが接触
していない場合には、モニターTV10でTAB1とプ
ローブ2Aを観察しながら操作BOX9のマニュアル操
作でカメラ駆動機構5によりモニタカメラ6を動かして
ピント合わせしながら、操作BOX9のマニュアル操作
でTAB1をプッシャー4とともに下降させプローブ2
Aとの接触高さを調整するといった方法がとられてい
た。また、接触高さが決定すると、操作BOX9上のス
イッチにより接触高さをプッシャー4に記憶させる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、目視による高
さ調整においては、オペレータの主観による調整誤差が
生じ、テストパッド1Cとプローブ2Aが一定の圧力を
もって適切に接触できず、安定した測定ができない。
【0006】そこで、本発明の目的は、プローブカード
の電極と、電子部品のパッドとの距離を自動で演算し、
この演算結果に基づいてプローブカードの電極と電子部
品のパッドとを自動で適切に当接させる電子部品検査装
置及び電子部品検査方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決すべく
請求項1記載の発明は、プローブカードの上方に電子部
品を配置し、電子部品のパッドとプローブカードの電極
とを接触させて電子部品を検査する電子部品検査装置で
あって、前記パッド及び前記電極を撮影するカメラと、
前記カメラを垂直方向に移動するカメラ移動機構と、前
記カメラで撮影された画像により、前記カメラを前記パ
ッド及び前記電極に自動でピント合わせするオートフォ
ーカス装置と、前記カメラ移動機構により前記カメラを
移動させて前記パッドにピントが合ったときの前記カメ
ラ移動機構の第1の垂直位置座標と、前記カメラ移動機
構により前記カメラを移動させて前記電極にピントが合
ったときの前記カメラ移動機構の第2の垂直位置座標
と、をそれぞれ記憶し、これら第1の垂直位置座標と第
2の垂直位置座標との差を演算する演算処理装置と、を
備えたこと、を特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、プローブカ
ードの上方に電子部品を配置し、電子部品のパッドとプ
ローブカードの電極とを接触させて電子部品を検査する
電子部品検査方法であって、垂直方向に移動するカメラ
により前記パッド及び前記電極を撮影し、前記カメラで
撮影された画像をオートフォーカス装置に取り込んで、
前記カメラを前記パッド及び前記電極に自動でピント合
わせし、前記カメラ移動機構により前記カメラを移動さ
せて前記パッドにピントが合ったときの前記カメラ移動
機構の第1の垂直位置座標と、前記カメラ移動機構によ
り前記カメラを移動させて前記電極にピントが合ったと
きの前記カメラ移動機構の第2の垂直位置座標と、を演
算処理装置にそれぞれ記憶し、該演算処理装置によりこ
れら第1の垂直位置座標と第2の垂直位置座標との差を
演算すること、を特徴としている。
【0009】ここで、検査対象となる電子部品として
は、TAB(そのIC)が挙げられるが、プリント基板
等に実装されたIC等、他の電子部品であっても良い。
カメラ移動機構としては、例えばパルスモータ及びボー
ルネジ機構が挙げられるが、カメラを垂直方向に移動で
きるものであれば、どのような構成のものでも良い。
【0010】請求項1又は4記載の発明によれば、カメ
ラ移動機構によりカメラを垂直方向に移動させてオート
フォーカス装置により電子部品のパッドに自動でピント
が合ったときのカメラ移動機構の第1の垂直位置座標
と、カメラ移動機構によりカメラを垂直方向に移動させ
てオートフォーカス装置によりプローブカードの電極に
自動でピントが合ったときのカメラ移動機構の第2の垂
直位置座標との差を演算処理装置により演算するので、
電子部品のパッドとプローブカードの電極との垂直位置
のずれ(距離)を自動で精確に求めることができる。従
って、求められた垂直位置のずれに基づいて、何らかの
手段で電子部品のパッドとプローブカードの電極との垂
直位置のずれを補正することによりパッドと電極とを適
切に接触させることができる。
【0011】請求項2記載の発明は、請求項1記載の電
子部品検査装置であって、前記電子部品を垂直方向に移
動させる電子部品移動機構を備え、前記演算処理装置に
よる演算結果に基づき、前記電子部品移動機構により前
記電子部品を移動させ、前記パッドと前記電極との垂直
位置の補正を自動で行うこと、を特徴としている。
【0012】電子部品移動機構としては、例えばパルス
モータ及びボールネジ機構が挙げられるが、電子部品を
垂直方向に移動できるものであれば、どのような構成の
ものでも良い。
【0013】請求項2記載の発明によれば、演算処理装
置による演算結果に基づき、電子部品を垂直方向に移動
させ、パッドとプローブカードの電極との垂直位置のず
れの補正を自動で行うことができる。従って、パッドが
電極に自動で適切に接触し、電子部品の試験が可能な状
態にセットされる。よって、オペレータの主観による調
整誤差が生じるなどの手動操作による弊害を解消でき
る。
【0014】請求項3記載の発明は、請求項1又は2記
載の電子部品検査装置であって、前記カメラは前記プロ
ーブカードの下方に配置されており、前記パッド及び前
記電極に対する前記カメラのピント合わせを行う前の状
態では、必ず前記カメラを最下部に移動させておき、そ
の後、前記カメラを徐々に上方に移動させて前記第2の
垂直位置座標を測定した後、さらに前記カメラを徐々に
上方に移動させて前記第1の垂直位置座標を測定するこ
と、を特徴としている。
【0015】請求項3記載の発明によれば、カメラがプ
ローブカードの下方に配置された場合において、電子部
品のパッド及びプローブカードの電極に対するカメラの
ピント合わせを行う前の状態では、必ずカメラを最下部
に移動させておくので、カメラを上昇駆動させる一連の
動作の中で、第2の垂直位置座標を測定した後、第1の
垂直位置座標を測定できる。
【0016】請求項5記載の発明は、請求項4記載の電
子部品検査方法であって、前記演算により得られた前記
第1の垂直位置座標と、前記第2の垂直位置座標との差
が、一定量以下であった場合には、一旦、前記電子部品
を上方に移動させた後、再度前記演算を行うこと、を特
徴としている。
【0017】電子部品のパッドとプローブカードの電極
とを適切に当接させるためには、実際には、垂直高さを
補正するだけでなく、水平面内での角度補正、および、
垂直面内での角度補正も行う必要がある場合がある。し
かしながら、水平面内での角度補正や垂直面内での角度
補正を行う際に、パッドと電極との距離が一定量以下で
ある場合には、電極が破損してしまい、電子部品の特性
の測定ができなくなる可能性がある。
【0018】そこで、請求項5記載の発明によれば、演
算により得られた第1の垂直位置座標と第2の垂直位置
座標との差が一定量以下であった場合には、一旦、電子
部品を上方に移動させた後、再度前記演算を行うので、
一旦、電子部品のパッドと電極との距離を一定量以上に
拡大でき、パッドと電極との距離が一定量以下の状態で
水平面内での角度補正や垂直面内での角度補正を行って
しまうことにより電極が破損してしまうことを防止でき
る。
【0019】請求項6記載の発明は、請求項4又は請求
項5記載の電子部品検査方法であって、前記演算の結果
に基づき、前記電子部品を自動で垂直方向に移動させ、
前記パッドと前記電極とを接触させること、を特徴とし
ている。
【0020】電子部品を自動で垂直方向に移動させる手
段としては、請求項2記載の電子部品移動機構と同様の
機構が挙げられるが、電子部品を垂直方向に移動できる
ものであれば、どのような構成のものでも良い。
【0021】請求項6記載の発明によれば、演算処理装
置による演算結果に基づき、電子部品を垂直方向に移動
させ、パッドとプローブカードの電極との垂直位置のず
れの補正を自動で行うことができる。従って、オペレー
タの主観による調整誤差が生じるなどの手動操作による
弊害を解消できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下に、本発明に係る実施の形態
例を図1、図2、図4、図5に基づいて説明する。図1
は本発明の電子部品検査装置を適用した一例としてのプ
ローブカードとTABの接触位置決め装置のブロック構
成図、図2は本発明の電子部品検査装置を適用した一例
としてのプローブカードとTABの接触位置決め装置の
TAB移動機構を示すブロック構成図、図4はプローブ
カードを示す平面図、図5は電子部品の一例としてのT
ABを示す平面図である。
【0023】図1において、1はTAB(電子部品)、
2はプローブカード、2AはTAB1を測定するための
接触子であるプローブ(電極)、3は接続リングで、6
はモニタカメラ(カメラ)、5はモニタカメラ6を垂直
方向に移動させるカメラ移動機構、7は演算処理装置、
8はモニタカメラ6で撮影された画像により、モニタカ
メラ6をTAB1のテストパッド(パッド)1C及びプ
ローブ2Aに自動でピント合わせするオートフォーカス
装置である。
【0024】図示のように、TAB1はプローブカード
2の上方に位置し、モニタカメラ6はプローブカード2
の下方に位置している。プローブカード2を設置した状
態で、TAB1がモニタカメラ6の上方に来たとき、モ
ニタカメラ6と接続された図示しないモニタTVにはプ
ローブ2Aまたは、テストパッド1Cがピントの合って
いない状態で大きく表示される。このとき、モニタカメ
ラ6は必ずカメラ移動機構5により自動で、その移動領
域の最下部に移動されるようになっている。
【0025】モニタカメラ6を自動で最下部に移動した
後、カメラ移動機構5によりモニタカメラ6を徐々に上
昇させる。そして、カメラ移動機構5と連動したオート
フォーカス装置8によりピントがプローブ2Aに合わせ
られ、その時のモニタカメラ6の垂直位置座標(第2の
垂直位置座標)z2が、演算処理装置7に記憶される。
【0026】さらに、モニタカメラ6を上昇させなが
ら、カメラ移動機構5と連動したオートフォーカス装置
8によりピントがテストパッド1Cに合わせられ、その
時のモニタカメラ6の垂直位置座標(第1の垂直位置座
標)z1が、演算処理装置7に記憶される。ここで、機
構上プローブ2Aは必ずテストパッド1Cより下方にあ
り、また、最初にモニタカメラ6を最下部に移動してお
いたため、ピントは先ず、プローブ2Aに合い、垂直位
置座標z2が先に求められる。そして、さらにモニタカ
メラ6を徐々に上方に移動させると、次ぎにテストパッ
ド1Cにピントが合い、垂直位置座標z1が求められ
る。つまり、モニタカメラ6を上昇駆動させる一連の動
作の中で、垂直位置座標z2を測定した後、垂直位置座
標z1を測定できる。
【0027】このように、垂直位置座標z1,z2が記
憶されたので、演算処理装置7はTAB1とプローブ2
Aとの距離dを下式により求めることができる。d=z
1−z2この距離dも演算処理装置7に記憶される。こ
の距離dだけTAB1を下降させて、垂直高さを補正す
ることで、TAB1のパッド1Cとプローブカード2の
プローブ2Aとが接触することになる。
【0028】しかしながら、TAB1のテストパッド1
Cとプローブカード2のプローブ2Aとを適切に当接さ
せるためには、垂直高さを補正するだけでなく、図2に
示されるXYθステージ11の手動補正により、接続リ
ング3の水平面内での角度、および、垂直面内での角度
を調整することで、TAB1の水平面内での角度補正、
および、TAB1の垂直面内での角度補正も行う必要が
ある場合がある。この場合、水平面内での角度補正や垂
直面内での角度補正を行う際に、テストパッド1Cとプ
ローブ2Aとの距離が一定量以下である場合には、プロ
ーブ2Aが破損してしまい、TAB1の特性の測定がで
きなくなる可能性がある。よって、オートフォーカス装
置8により検出した垂直位置座標z1,z2の差が一定
量以下の場合には、自動でプッシャー4の作用によりT
AB1を一定量上昇させた後、再度、垂直位置座標z
1,z2の測定を行うようになっている。従って、一
旦、TAB1とプローブ2Aとの距離を一定量以上に拡
大できるので、テストパッド1Cとプローブ2Aとの距
離が一定量以下の状態で水平面内での角度補正や垂直面
内での角度補正を行ってしまうことによりプローブ2A
が破損してしまうことを防止できる。
【0029】次ぎに、図2に基づいて、TAB1の移動
機構について説明する。図2において、4はTAB1を
垂直方向に移動させてTAB1のテストパッド1Cをプ
ローブカード2のプローブ2Aに当接させるプッシャー
(電子部品移動機構)である。4Aはプッシャー4を垂
直方向に移動させるためのボールねじ(電子部品移動機
構)、4Bはボールねじ4Aを回転させるためのパルス
モータ(電子部品移動機構)であり、プッシャー4は演
算処理装置7の指定量だけ移動する仕組みとなってい
る。
【0030】上述したようにして演算処理装置7による
演算結果により求められたTAB1とプローブ2Aとの
距離dに基づき、演算処理装置7の指定によりパルスモ
ーター4Bが回転し、ボールネジ4Aの作用によりプッ
シャー4が移動されてTAB1のテストパッド1Cがプ
ローブ2Aに適切に接触し、TAB1の試験が可能な状
態にセットされる。よって、オペレータの主観による調
整誤差が生じるなどの手動操作による弊害を解消でき
る。
【0031】以上のような構成の実施の形態例によれ
ば、カメラ移動機構5の垂直位置座標z1,z2の値よ
り、プッシャー4に固定されたTAB1がプローブ2A
に接触するために必要なTAB1の移動量(=距離d)
が算出できるので、プッシャー4の高さ設定位置調整が
自動で行える。
【0032】なお、上記の実施の形態例では、電子部品
としてTAB(そのIC)としたが、本発明はこれに限
定されるものではなく、他の電子部品(例えば、透明基
板等の透過性基板に実装されたIC等の電子部品等が挙
げられる)であっても良い。
【0033】
【発明の効果】請求項1記載の発明に係る電子部品試験
装置又は請求項4記載の発明に係る電子部品試験方法に
よれば、電子部品のパッドとプローブカードの電極との
垂直位置のずれを自動で精確に求めることができる。従
って、求められた垂直位置のずれに基づいて、何らかの
手段で電子部品のパッドとプローブカードの電極との垂
直位置のずれを補正することによりパッドと電極とを適
切に接触させることができる。
【0034】請求項2記載の発明に係る電子部品試験装
置によれば、演算処理装置による演算結果に基づき、電
子部品を垂直方向に移動させ、パッドとプローブカード
の電極との垂直位置のずれの補正を自動で行うことがで
きる。
【0035】請求項3記載の発明に係る電子部品試験装
置によれば、カメラを上昇駆動させる一連の動作の中
で、第2の垂直位置を測定した後、第1の垂直位置を測
定できる。
【0036】請求項5記載の発明に係る電子部品試験方
法によれば、一旦、電子部品と電極との距離を一定量以
上に拡大できるので、パッドと電極との距離が一定量以
下の状態で、水平面内での角度補正や垂直面内での角度
補正を行ってしまうことにより電極が破損してしまうこ
とを防止できる。
【0037】請求項6記載の発明に係る電子部品試験方
法によれば、演算処理装置による演算結果に基づき、電
子部品を垂直方向に移動させて、パッドとプローブカー
ドの電極との垂直位置のずれの補正を自動で行うことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品検査装置を適用した一例とし
てのプローブカードとTABの接触位置決め装置のブロ
ック構成図である。
【図2】本発明の電子部品検査装置を適用した一例とし
てのプローブカードとTABの接触位置決め装置のTA
B移動機構を示すブロック構成図である。
【図3】従来の電子部品検査装置の一例を示すブロック
構成図である。
【図4】プローブカードを示す平面図である。
【図5】電子部品の一例としてのTABを示す平面図で
ある。
【符号の説明】
1 電子部品(TAB) 1A リード 1B ICチップ 1C パッド(テストパッド) 1D レジスト 2 プローブカード 2A 電極(プローブ) 2B 開口部 3 接続リング 4 電子部品移動機構(プッシャー) 4A 電子部品移動機構(ボールネジ) 4B 電子部品移動機構(パルスモーター) 5 カメラ移動機構(カメラZ駆動機構) 6 カメラ(モニターカメラ) 7 演算処理装置 8 オートフォーカス装置 9 操作BOX 10 モニタTV 11 XYθステージ
フロントページの続き Fターム(参考) 2G003 AA07 AG03 AG13 AG16 AH01 AH07 2G011 AA02 AA17 AC03 AC06 AC14 AC21 AE03 AF06 2G032 AA00 AE04 AE11 AL03 4M106 AA04 BA14 DD05 DD06 DD10 DD12 DD13 DJ11 9A001 BB06 JZ49 LL05

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プローブカードの上方に電子部品を配置
    し、電子部品のパッドとプローブカードの電極とを接触
    させて電子部品を検査する電子部品検査装置であって、 前記パッド及び前記電極を撮影するカメラと、 前記カメラを垂直方向に移動するカメラ移動機構と、 前記カメラで撮影された画像により、前記カメラを前記
    パッド及び前記電極に自動でピント合わせするオートフ
    ォーカス装置と、 前記カメラ移動機構により前記カメラを移動させて前記
    パッドにピントが合ったときの前記カメラ移動機構の第
    1の垂直位置座標と、前記カメラ移動機構により前記カ
    メラを移動させて前記電極にピントが合ったときの前記
    カメラ移動機構の第2の垂直位置座標と、をそれぞれ記
    憶し、これら第1の垂直位置座標と第2の垂直位置座標
    との差を演算する演算処理装置と、 を備えたこと、を特徴とする電子部品検査装置
  2. 【請求項2】前記電子部品を垂直方向に移動させる電子
    部品移動機構を備え、 前記演算処理装置による演算結果に基づき、前記電子部
    品移動機構により前記電子部品を移動させ、前記パッド
    と前記電極との垂直位置の補正を自動で行うこと、を特
    徴とする請求項1記載の電子部品検査装置。
  3. 【請求項3】前記カメラは前記プローブカードの下方に
    配置されており、 前記パッド及び前記電極に対する前記カメラのピント合
    わせを行う前の状態では、必ず前記カメラを最下部に移
    動させておき、 その後、前記カメラを徐々に上方に移動させて前記第2
    の垂直位置座標を測定した後、さらに前記カメラを徐々
    に上方に移動させて前記第1の垂直位置座標を測定する
    こと、を特徴とする請求項1又は請求項2記載の電子部
    品検査装置。
  4. 【請求項4】プローブカードの上方に電子部品を配置
    し、電子部品のパッドとプローブカードの電極とを接触
    させて電子部品を検査する電子部品検査方法であって、 垂直方向に移動するカメラにより前記パッド及び前記電
    極を撮影し、 前記カメラで撮影された画像をオートフォーカス装置に
    取り込んで、前記カメラを前記パッド及び前記電極に自
    動でピント合わせし、 前記カメラ移動機構により前記カメラを移動させて前記
    パッドにピントが合ったときの前記カメラ移動機構の第
    1の垂直位置座標と、前記カメラ移動機構により前記カ
    メラを移動させて前記電極にピントが合ったときの前記
    カメラ移動機構の第2の垂直位置座標と、を演算処理装
    置にそれぞれ記憶し、該演算処理装置によりこれら第1
    の垂直位置座標と第2の垂直位置座標との差を演算する
    こと、を特徴とする電子部品検査方法。
  5. 【請求項5】前記演算により得られた前記第1の垂直位
    置座標と、前記第2の垂直位置座標との差が、一定量以
    下であった場合には、一旦、前記電子部品を上方に移動
    させた後、再度前記演算を行うこと、を特徴とする請求
    項4記載の電子部品検査方法。
  6. 【請求項6】前記演算の結果に基づき、前記電子部品を
    自動で垂直方向に移動させ、前記パッドと前記電極とを
    接触させること、を特徴とする請求項4又は請求項5記
    載の電子部品検査方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN103245803A (zh) * 2012-02-13 2013-08-14 日本电产理德株式会社 基板检查装置的对准方法以及基板检查装置
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