JP2000161213A - 振動式圧縮機 - Google Patents

振動式圧縮機

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JP2000161213A
JP2000161213A JP10341232A JP34123298A JP2000161213A JP 2000161213 A JP2000161213 A JP 2000161213A JP 10341232 A JP10341232 A JP 10341232A JP 34123298 A JP34123298 A JP 34123298A JP 2000161213 A JP2000161213 A JP 2000161213A
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JP
Japan
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refrigerant
piston
lubricating oil
cooling system
compressor
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JP10341232A
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English (en)
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Ichiro Morita
一郎 森田
Masanori Kobayashi
正則 小林
Ko Inagaki
耕 稲垣
Makoto Katayama
誠 片山
Akira Hayashi
陽 林
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F04POSITIVE - DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS FOR LIQUIDS OR ELASTIC FLUIDS
    • F04BPOSITIVE-DISPLACEMENT MACHINES FOR LIQUIDS; PUMPS
    • F04B35/00Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for
    • F04B35/04Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric
    • F04B35/045Piston pumps specially adapted for elastic fluids and characterised by the driving means to their working members, or by combination with, or adaptation to, specific driving engines or motors, not otherwise provided for the means being electric using solenoids
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2309/00Gas cycle refrigeration machines
    • F25B2309/06Compression machines, plants or systems characterised by the refrigerant being carbon dioxide
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S92/00Expansible chamber devices
    • Y10S92/02Fluid bearing

Abstract

(57)【要約】 【課題】 冷凍サイクル等に使用される振動式圧縮機に
おいて、潤滑油によるシステム効率の低下を防止すると
ともに、使用する冷媒量の低減を図る。 【解決手段】 圧縮機構部により冷媒を圧縮し、吐出す
る振動式圧縮機において、潤滑油は充填せず、冷媒とし
てプロパン、イソブタン、二酸化炭素などの可燃性冷媒
や自然冷媒を使用することにより、システム効率が向上
するとともに、使用する冷媒量を低減することができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷凍冷蔵装置や空
調機等に用いられる振動式圧縮機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 冷凍サイクル等に使用する圧縮機には
従来から冷媒としてCFC−12(ジクロロ・ジフロロ
・メタン、CCl2F2)やHCFC−22(モノクロロ
・ジフロロ・メタン、CHClF2)が主に使用されて
きたが、オゾン層の破壊による人体や生物系に対する影
響や地球温暖化の観点から分子内に塩素(Cl)原子を
含まないHFC系冷媒、例えばHFC−134a(1,
1,1,−テトラ・フロロ・エタン、CHF2CF3)等
の冷媒が使用されてきている。
【0003】さらに近年、特開平8−200224号公
報にも示されているように、レシプロ圧縮機、ロータリ
ー圧縮機、スクロール圧縮機、ヘリカルブレード圧縮機
において、プロパン、イソブタンなどの可燃性冷媒や自
然冷媒が用いられはじめている。
【0004】また、上記以外の圧縮機である振動式圧縮
機について、従来の振動式圧縮機として、実開昭58−
116784号公報に示されているものがある。以下、
図面を参照しながら従来の振動式圧縮機について説明す
る。
【0005】図6は、従来の振動式圧縮機の縦断面図で
ある。図6において1は圧縮機構部であり、圧縮機構部
1は、モーター3、シリンダ5、軸受6、ピストン8、
共振スプリング11、シリンダーヘッド10とから構成
されており、サスペションスプリング(図示せず)によ
り、密閉ケーシング2内に弾性支持されている。モータ
ー3は固定子4と可動子7とから構成されており、可動
子7はピストン8に固定されている。
【0006】シリンダ5、軸受6は、ピストン8が軸方
向に可動可能なように支持している。共振スプリング1
1は一端がモーター3の可動子7に固定され、他端が軸
受6に固定されており、一部が密閉ケーシング2内に溜
められた潤滑油12内に浸かっている。8aはシリンダ
5、ピストン8により構成される圧縮室であり、ピスト
ン8内の吸入孔8bより圧縮室8aに導かれた冷媒ガス
がピストン8の往復運動により圧縮される。
【0007】また、密閉ケーシング2内の下部に溜まっ
た潤滑油12は、ピストン8の軸方向の往復運動に伴う
共振スプリング11の伸縮運動によりかく拌され、密閉
ケーシング2内に飛散し、ピストン8とシリンダ5間の
摺動部並びに、ピストン8と軸受6間の摺動部を潤滑し
ている。
【0008】使用される冷媒は、主に冷却システムに古
くから使用されてきたCFC−12やHCFC−22で
あり、潤滑油12には主に鉱油が用いられている。
【0009】また、シリンダ5、ピストン8、軸受6な
どの摺動部を構成する摺動部材として、鋳鉄製材料もし
くはアルミ系合金が用いられており、リン酸マンガン系
化成皮膜といった表面処理が施される場合も多い。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の振動式圧縮機の構成は、潤滑油12を使用しており、
さらに、自然冷媒、可燃性冷媒を用いるいかなる方式、
例えばレシプロ圧縮機、ロータリー圧縮機、スクロール
圧縮機、ヘリカルブレード圧縮機の圧縮機においても、
何らかの潤滑油が使用されている。そのため、潤滑油1
2を用いることにより、冷却システムにおける熱交換効
率が低下し、冷却システムの効率が低くなる可能性があ
った。
【0011】また、冷媒としてプロパン、イソブタン、
二酸化炭素などの自然冷媒、可燃性冷媒を用いる圧縮
機、例えば従来からある振動式圧縮機に上記冷媒を使用
した場合を一例に考えてみると、自然冷媒、可燃性冷媒
は圧縮機内部等の潤滑油12に溶解し、特に炭化水素は
他の冷媒よりも潤滑油12に溶解する量が多い。そのた
め、冷却システムに必要な冷媒量は、潤滑油12を用い
ない冷却システムと比べて、潤滑油に溶解する量ほど多
くなる可能性があった。特に炭化水素は他の冷媒よりも
潤滑油に溶解する量が多く、冷媒量を多く必要とする可
能性があった。
【0012】そして、自然冷媒、可燃性冷媒をより多く
使用するため、コストが高くなるだけでなく、万一冷媒
が漏洩した際の引火、爆発の可能性が高くなることにつ
ながる可能性があった。
【0013】また、振動式圧縮機について、圧縮機構部
1が従来と同様の横方向の配置では、ピストン8とシリ
ンダ5やピストン8と軸受6などの摺動部において、ピ
ストン8やモーター3の可動子7の自重等により側圧荷
重が作用する。そのため、摺動損失が大きく、潤滑油を
充填して使用しないと摺動部に摩耗や焼き付きが発生す
る可能性があった。
【0014】本発明は、従来の課題を解決するもので、
冷媒としてプロパン、イソブタン、二酸化炭素などの可
燃性冷媒や自然冷媒を使用する振動式圧縮機において、
圧縮機構部を縦方向に配置することにより潤滑油を充填
しない圧縮機とし、冷却システムに使用する冷媒量を低
減するとともに、冷却システムにおける熱交換効率の向
上を図り、冷却システム全体の効率が向上する振動式圧
縮機を提供することを目的とする。
【0015】また、圧縮機構部を横方向に配置し、冷媒
としてプロパン、イソブタン、二酸化炭素などの可燃性
冷媒や自然冷媒を使用する振動式圧縮機において、摺動
部の側圧荷重を低減する機構を備えることにより潤滑油
を充填しない圧縮機とし、冷却システムに使用する冷媒
量を低減するとともに、冷却システムにおける熱交換効
率の向上を図り、冷却システム全体の効率が向上する振
動式圧縮機を提供することを目的とする。
【0016】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性が向上する。
【0017】また、シリンダ5、ピストン8、軸受6な
どの摺動部を構成する摺動部材に、テフロン、二流化モ
リブデン、アルマイトのいずれかの表面処理を行うこと
により、シリンダ5とピストン8の組立精度や加工精度
が悪いために、摺動部にこじり等が発生したり、運転中
に何らかの要因でピストン8の摺動部に側圧荷重が発生
しても、潤滑油を使用しなくても、テフロン、二流化モ
リブデン、アルマイトなどの表面処理の持つ自己潤滑作
用などにより、ピストン8やシリンダ5の摺動部におけ
る異常な摩耗を防止し、信頼性が向上する振動式圧縮機
を提供することを目的とする。
【0018】また、表面処理を行うことにより、摺動部
の摩擦係数を低減することにより、摺動損失を低減し、
効率の高い圧縮機を提供することを目的とする。
【0019】
【課題を解決する手段】この目的を達成するため本発明
は、密閉ケーシング内に縦方向に収納された圧縮機構部
により冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機において、
潤滑油は充填せず、冷媒としてプロパン、イソブタン、
二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を使用するもの
である。
【0020】これにより、潤滑油を使用しない振動式圧
縮機とし、冷却システムに使用する冷媒量を低減すると
もに、冷却システムにおける熱交換効率の向上を図り、
冷却システム全体の効率が向上する。さらに、自然冷
媒、可燃性冷媒の使用量を低減できるため、コストが安
価となるだけでなく、万一冷媒が漏洩した際の引火、爆
発の可能性が低くなり、安全性が向上する。
【0021】また、本発明は、密閉ケーシング内に横方
向に収納された圧縮機構部により冷媒を圧縮し、吐出す
る振動式圧縮機において、摺動部の側圧荷重を低減する
機構を備えるとともに、潤滑油は充填せず、冷媒として
プロパン、イソブタン、二酸化炭素などの可燃性冷媒や
自然冷媒を使用するものである。
【0022】これにより、潤滑油を使用しない横型配置
の振動式圧縮機とし、冷却システムに使用する冷媒量を
低減するともに、冷却システムにおける熱交換効率の向
上を図り、冷却システム全体の効率が向上する。さら
に、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を低減できるため、
コストが安価となるだけでなく、万一冷媒が漏洩した際
の引火、爆発の可能性が低くなり、安全性が向上する。
【0023】また、本発明は、テフロン、二流化モリブ
デン、アルマイトのいずれかの表面処理を行った摺動部
材とから構成されており、シリンダとピストンの組立精
度や加工精度が悪いために、摺動部にこじり等が発生し
たり、運転中に何らかの要因でピストンの摺動部に側圧
荷重が発生しても、潤滑油を使用しない摺動状態でも摺
動部の摩耗の発生を低減、防止でき、信頼性が向上す
る。
【0024】また、表面処理を行うことにより、摺動部
の摩擦係数が低減できるため、摺動損失が低減でき、圧
縮機の効率が向上する。
【0025】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、密閉ケーシング内に縦方向に収納された圧縮機構部
により冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機において、
潤滑油は充填せず、冷媒としてプロパン、イソブタン、
二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を使用するもの
であり、冷却システムに使用する冷媒量を低減するとも
に、冷却システムにおける熱交換効率の向上を図り、冷
却システム全体の効率が向上するという作用を有する。
【0026】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性が向上するという作用を有する。
【0027】請求項2に記載の発明は、密閉ケーシング
内に横方向に収納された圧縮機構部により冷媒を圧縮
し、吐出する振動式圧縮機において、摺動部の側圧荷重
を低減する機構を備えるとともに、潤滑油は充填せず、
冷媒としてプロパン、イソブタン、二酸化炭素などの可
燃性冷媒や自然冷媒を使用するものであり、冷却システ
ムに使用する冷媒量を低減するともに、冷却システムに
おける熱交換効率の向上を図り、冷却システム全体の効
率が向上するという作用を有する。
【0028】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性が向上するという作用を有する。
【0029】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2記載の発明に、さらに、テフロン、二流化モリ
ブデン、アルマイトのいずれかの表面処理を行った摺動
部材を備えたものであり、シリンダとピストンの組立精
度や加工精度が悪いために、摺動部にこじり等が発生し
たり、運転中に何らかの要因でピストンの摺動部に側圧
荷重が発生したり、摺動部に作用する側圧荷重が増大し
ても、潤滑油を使用しない摺動状態でも摺動部の摩耗の
発生を低減、防止でき、信頼性が向上するという作用を
有する。
【0030】また、表面処理を行うことにより、摺動部
の摩擦係数が低減できるため、摺動損失が低減でき、圧
縮機の効率が向上するという作用を有する。
【0031】
【実施例】以下、本発明による振動式圧縮機の実施例に
ついて、図面を参照しながら説明する。尚、従来と同一
構成については、同一符号を付して詳細な説明を省略す
る。
【0032】(実施例1)図1は本発明の実施例1によ
る振動式圧縮機の縦断面図である。
【0033】図1において、圧縮機部1は密閉ケーシン
グ2内に縦方向に配置されている。また、圧縮機構部1
により圧縮し、吐出される冷媒は、プロパン、イソブタ
ン、二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒であり、潤
滑油は充填していない。
【0034】図1において、ピストン8は、モーター3
により直接軸方向に往復動し、また共振スプリング11
による軸方向の反発力を不勢されてシリンダ5や軸受6
内を往復摺動するため、ピストン8には、モーター3や
共振スプリング11により軸方向のみの力が作用する。
また、ピストン8の端面に圧縮室8a内のガスによるガ
ス圧荷重や、密閉ケーシング2内のガスによるガス圧荷
重が作用するが、これも軸方向の荷重である。さらに、
圧縮機構部1が縦方向の配置であるため、ピストン8に
おいて、重力により軸方向に対して直角方向の側圧荷重
が作用することもない。
【0035】そのため、ピストン8において、軸方向対
して直角方向に作用する側圧荷重は無く、ピストン8と
シリンダ5及び軸受6の摺動部において、側圧荷重が作
用しない軸方向の往復摺動となる。
【0036】従って、ピストン8とシリンダ5及び軸受
6などの摺動部において、潤滑油がなくても、半径方向
の僅かな隙間を確保しつつ、摩耗やこじりが発生するこ
となく運転することができる。さらに、冷却システムに
おいて、潤滑油を使用しないため、冷却システムにおけ
る熱交換効率が向上し、冷却システム全体の効率が向上
する。
【0037】さらに、地球環境保護に観点から使用する
ことが望ましいプロパン、イソブタン、二酸化炭素など
の自然冷媒、可燃性冷媒を冷媒として使用しても、潤滑
油を使用していないため、潤滑油中に冷媒が溶解するこ
ともない。そのため、冷却システムに必要な冷媒量は、
潤滑油を用いる冷却システムと比べて、潤滑油に溶解す
る量ほど少なくなる。特に炭化水素は他の冷媒よりも潤
滑油に溶解する量が多く、その冷媒量の低減効果は大き
い。
【0038】従って、冷却システムとして使用する自然
冷媒、可燃性冷媒の使用量が低減できコストが安くなる
だけでなく、万一冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能
性が低くなる。
【0039】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
密閉ケーシング内に縦方向に収納された圧縮機構部によ
り冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機において、潤滑
油は充填せず、冷媒としてプロパン、イソブタン、二酸
化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を使用するものであ
り、冷却システムに使用する冷媒量を低減することがで
きるともに、冷却システムにおける熱交換効率の向上を
図り、冷却システム全体の効率向上を図ることができ
る。
【0040】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性の向上を図ることができる。
【0041】また、冷却システムにおける圧縮機設置ス
ペース等の関係から、本実施例のように縦方向の圧縮機
構部配置が望まれる場合においても、適応が可能であ
る。
【0042】(実施例2)図2は本発明の実施例2によ
る振動式圧縮機の縦断面図である。
【0043】図2において、圧縮機部1は密閉ケーシン
グ2内に縦方向に配置されている。また、圧縮機構部1
により圧縮し、吐出される冷媒は、プロパン、イソブタ
ン、二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒であり、潤
滑油は充填していない。
【0044】また、13は共振スプリングである板バネ
などの弾性体であり、内周部はピストン8に連結され、
外周部は弾性固定材14に連結されている。そのため、
ピストン8は弾性体13により軸受のように半径方向に
支持されるとともに、ピストン8の軸方向の変位に伴
い、軸方向の反発力を不勢される。また、摺動部はピス
トン8とシリンダ5のみであり、実施例1と比べて摺動
部が少なくなっている。
【0045】そのピストン8において、ピストン8はモ
ーター3により直接軸方向に往復動し、また弾性体13
による軸方向の反発力を不勢されてシリンダ5内を摺動
するため、ピストン8には、モーター3により軸方向の
みの力が作用する。また、ピストン8の端面に圧縮室8
a内のガスによるガス圧荷重や、密閉ケーシング2内の
ガスによるガス圧荷重が作用するが、これも軸方向の荷
重である。さらに、圧縮機構部1が縦方向の配置である
ため、ピストン8において、重力により軸方向対して直
角方向の側圧荷重が作用することもない。
【0046】そのため、ピストン8において、軸方向対
して直角方向に作用する側圧荷重は無く、ピストン8と
シリンダ5の摺動部において、側圧荷重が作用しない軸
方向の往復摺動となる。
【0047】従って、ピストン8とシリンダ5の摺動部
において、潤滑油がなくても、半径方向の僅かな隙間を
確保しつつ、摩耗やこじりが発生することなく運転する
ことができる。特に、摺動部がピストン8とシリンダ5
のみと少なくなっているため、潤滑油がない運転が実施
例1よりも更に容易である。さらに、冷却システムにお
いて、潤滑油を使用しないため、冷却システムにおける
熱交換効率が向上し、冷却システム全体の効率が向上す
る。
【0048】さらに、地球環境保護に観点から使用する
ことが望ましいプロパン、イソブタン、二酸化炭素など
の自然冷媒、可燃性冷媒を冷媒として使用しているが、
潤滑油を使用していないため、潤滑油中に冷媒が溶解す
ることもない。そのため、冷却システムに必要な冷媒量
は、潤滑油を用いる冷却システムと比べて、潤滑油に溶
解する量ほど少なくなる。特に炭化水素は他の冷媒より
も潤滑油に溶解する量が多く、その冷媒量の低減効果は
大きい。
【0049】従って、冷却システムとして使用する自然
冷媒、可燃性冷媒の冷媒使用量が低減できコストが安く
なるだけでなく、万一冷媒が漏洩した際の引火、爆発の
可能性が低くなることにつながる。
【0050】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
密閉ケーシング内に縦方向に収納された圧縮機構部によ
り冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機において、潤滑
油は充填せず、冷媒としてプロパン、イソブタン、二酸
化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を使用するものであ
り、冷却システムに使用する冷媒量を低減することがで
きるともに、冷却システムにおける熱交換効率の向上を
図り、冷却システム全体の効率向上を図ることができ
る。
【0051】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性の向上を図ることができる。
【0052】また、冷却システムにおける圧縮機設置ス
ペース等の関係から、本実施例のように縦方向の圧縮機
構部配置が望まれる場合においても、適応が可能であ
る。
【0053】(実施例3)図3は本発明の実施例3によ
る振動式圧縮機の縦断面図である。
【0054】図3において、圧縮機部1は密閉ケーシン
グ2内に横方向に配置されている。また、圧縮機構部1
により圧縮し、吐出される冷媒は、プロパン、イソブタ
ン、二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒であり、潤
滑油は充填していない。
【0055】図3において、15はシリンダであり、ピ
ストン8の摺動部の側圧荷重を低減する機構16を備え
ている。具体的には、シリンダ15の摺動部である内周
部15aに環状溝16aを設け、さらに一端がシリンダ
ーヘッド10内の高圧部10aに連通し、他端がシリン
ダ15の環状溝16aに連通する連通路16bを備えて
いる。
【0056】図3において、ピストン8は、モーター3
により直接軸方向に往復動し、シリンダ15や軸受6内
を摺動するため、ピストン8には、モーター3により軸
方向の力が作用する。また、ピストン8の端面に圧縮室
8a内のガスによるガス圧荷重や、密閉ケーシング2内
のガスによるガス圧荷重が作用するが、これも軸方向の
荷重である。さらに、圧縮機構部1が従来と同様の横方
向の配置であるため、ピストン8において、重力により
軸方向対して直角方向の側圧荷重が作用する。
【0057】しかし、ピストン8の往復動により圧縮さ
れてシリンダヘッド10内に吐出された高圧の冷媒は、
連通路16bを介してシリンダ15の内周部15aの環
状溝16a内に差圧により吐出される。即ち、シリンダ
15とピストン8の摺動部の半径方向のわずかな隙間に
高圧の冷媒が吐出されることとなり、この高圧の冷媒が
ピストン8の側圧荷重を受ける、いわゆるエアベアリン
グとして機能する。
【0058】従って、圧縮機構部1が横方向に配置さ
れ、ピストン8に重力により軸方向対して直角方向の自
重が作用しても、ピストン8の摺動部はエアベアリング
によりピストン8に作用する側圧荷重を大幅に低減でき
る。そのため、圧縮機構部1が従来と同様の横方向の配
置であっても、ピストン8とシリンダ5などの摺動部に
おいて、潤滑油がなくても、半径方向の僅かな隙間を確
保しつつ、摩耗やこじりが発生することなく運転するこ
とができる。さらに、冷却システムにおいて、潤滑油を
使用しないため、冷却システムにおける熱交換効率が向
上し、冷却システム全体の効率が向上する。
【0059】さらに、地球環境保護に観点から使用する
ことが望ましいプロパン、イソブタン、二酸化炭素など
の自然冷媒、可燃性冷媒を冷媒として使用しても、潤滑
油を使用していないため、潤滑油中に冷媒が溶解するこ
ともない。そのため、冷却システムに必要な冷媒量は、
潤滑油を用いる冷却システムと比べて、潤滑油に溶解す
る量ほど少なくなる。特に炭化水素は他の冷媒よりも潤
滑油に溶解する量が多く、その冷媒量の低減効果は大き
い。
【0060】従って、冷却システムとして使用する自然
冷媒、可燃性冷媒の使用量が低減できコストが安くなる
だけでなく、万一冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能
性が低くなる。
【0061】尚、本実施例では、摺動部の側圧荷重を低
減する機構16としてエアベアリングをシリンダ15側
に設けた実施例にて説明したが、ピストン8や軸受6に
設けても同様の効果が得られることは言うまでもない。
【0062】また、本実施例では、摺動部の側圧荷重を
低減する機構16としてエアベアリンを用いた実施例に
て説明したが、ピストン8とシリンダ15や軸受6間の
摺動部に、ピストン8の往復動により動圧が発生する機
構、いわゆる動圧溝を設けても同様の効果が得られるこ
とは言うまでもなく、またその以外の機構、構造であっ
てもピストン8の摺動部の側圧荷重を低減することがで
きる機構であれば同様に実施可能であることは言うまで
もない。
【0063】また、ピストン8をアルミニウムのような
比重の小さい材料で形成したり、モーター3の可動子7
の軽量化を行い、往復動する可動部を軽量化することに
より、ピストン8の摺動部の側圧荷重を低減することが
できることは言うまでもない。
【0064】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
密閉ケーシング内に横方向に収納された圧縮機構部によ
り冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機において、潤滑
油は充填せず、冷媒としてプロパン、イソブタン、二酸
化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を使用するものであ
り、冷却システムに使用する冷媒量を低減することがで
きるともに、冷却システムにおける熱交換効率の向上を
図り、冷却システム全体の効率向上を図ることができ
る。
【0065】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性の向上を図ることができる。
【0066】また、冷却システムにおける圧縮機設置ス
ペース等の関係から、本実施例のように横方向の圧縮機
構部配置が望まれる場合においても、適応が可能であ
る。
【0067】(実施例4)図4は本発明の実施例5によ
る振動式圧縮機の縦断面図であり、図5は、同実施例の
ピストンのA部拡大図である。
【0068】図4、図5において、17はピストンであ
り、摺動部表面にテフロン、二流化モリブデン、アルマ
イトのいずれかの表面処理18を行っている。
【0069】本実施例は、実施例2による振動式圧縮機
に、さらにピストン17の摺動部にテフロン、二流化モ
リブデン、アルマイトのいずれかの表面処理18を行っ
たものである。
【0070】ピストン17の摺動部表面にテフロン、二
流化モリブデン、アルマイトのいずれかの表面処理18
を行っているため、シリンダ5とピストン17の組立精
度や加工精度が悪いために、摺動部にこじり等が発生し
たり、運転中に何らかの要因でピストン17の摺動部に
側圧荷重が発生しても、潤滑油を使用しなくても、テフ
ロン、二流化モリブデン、アルマイトの表面処理18の
持つ自己潤滑作用などにより、ピストン17やシリンダ
5の摺動部における異常な摩耗を防止することができ
る。
【0071】また、テフロン、二流化モリブデン、アル
マイトのいずれかの表面処理18を行うことにより、シ
リンダ5との摩擦係数を低減することにより、摺動損失
が低減でき、圧縮機の効率が向上する。
【0072】以上のように本実施例の振動式圧縮機は、
実施例2に加えて、テフロン、二流化モリブデン、アル
マイトのいずれかの表面処理を行った摺動部材とから構
成したので、シリンダとピストンの組立精度や加工精度
が悪いために、摺動部にこじり等が発生したり、運転中
に何らかの要因でピストンの摺動部に側圧荷重が発生し
ても、潤滑油を使用しなくても、テフロン、二流化モリ
ブデン、アルマイトの表面処理の持つ自己潤滑作用など
により、ピストンやシリンダなどの摺動部における異常
な摩耗を防止することができる。
【0073】また、ピストンにテフロン、二流化モリブ
デン、アルマイトのいずれかの表面処理を行うことによ
り、シリンダとの摩擦係数を低減することにより、摺動
損失が低減でき、圧縮機の効率が向上する。
【0074】尚、本実施例においては、ピストンの摺動
部にテフロン、二流化モリブデン、アルマイトのいずれ
かの表面処理を行った例で説明したが、シリンダの摺動
部に同様の表面処理を行っても、同様の効果が得られ
る。
【0075】また、本実施例においては、実施例2に加
えてピストンの摺動部に表面処理を行った例で説明した
が、実施例1や実施例3に加えて、ピストン、シリンダ
及び軸受などの摺動部に同様の表面処理を行っても、同
様の効果が得られる。
【0076】尚、摺動部の自己潤滑作用により、圧縮機
構部を横方向に配置にした場合でも、同様の効果が得ら
れるのは勿論である。
【0077】
【発明の効果】以上説明したように請求項1記載の発明
は、密閉ケーシング内に縦方向に収納された圧縮機構部
により冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機において、
潤滑油は充填せず、冷媒としてプロパン、イソブタン、
二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を使用するもの
であり、冷却システムに使用する冷媒量を低減すること
ができるともに、冷却システムにおける熱交換効率の向
上を図り、冷却システム全体の効率向上を図ることがで
きる。
【0078】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性の向上を図ることができる。
【0079】また、請求項2記載の発明は、密閉ケーシ
ング内に横方向に収納された圧縮機構部により冷媒を圧
縮し、吐出する振動式圧縮機において、潤滑油は充填せ
ず、冷媒としてプロパン、イソブタン、二酸化炭素など
の可燃性冷媒や自然冷媒を使用するものであり、冷却シ
ステムに使用する冷媒量を低減することができるとも
に、冷却システムにおける熱交換効率の向上を図り、冷
却システム全体の効率向上を図ることができる。
【0080】さらに、自然冷媒、可燃性冷媒の使用量を
低減できるため、コストが安価となるだけでなく、万一
冷媒が漏洩した際の引火、爆発の可能性が低くなり、安
全性の向上を図ることができる。
【0081】また、請求項3記載の発明は、請求項1ま
たは請求項2に記載の発明に加えて、テフロン、二流化
モリブデン、アルマイトのいずれかの表面処理を行った
摺動部材とから構成したので、シリンダとピストンの組
立精度や加工精度が悪いために、摺動部にこじり等が発
生したり、運転中に何らかの要因でピストンの摺動部に
側圧荷重が発生しても、潤滑油を使用しなくても、テフ
ロン、二流化モリブデン、アルマイトの表面処理の持つ
自己潤滑作用などにより、ピストンやシリンダなどの摺
動部における異常な摩耗を防止することができる。
【0082】また、摺動部に上記表面処理を行うことに
より、摺動時の摩擦係数を低減することにより、摺動損
失が低減でき、圧縮機の効率が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による振動式圧縮機の実施例1の縦断面
【図2】本発明による振動式圧縮機の実施例2の縦断面
【図3】本発明による振動式圧縮機の実施例3の縦断面
【図4】本発明による振動式圧縮機の実施例4の縦断面
【図5】図4のピストン外周部拡大図
【図6】従来の振動式圧縮機の縦断面図
【符号の説明】
1 圧縮機構部 2 密閉ケーシング 16 摺動部の側圧荷重を低減する機構 17 テフロン、二流化モリブデン、アルマイトのいず
れかの表面処理を行ったピストン 18 テフロン、二流化モリブデン、アルマイトのいず
れかの表面処理
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 稲垣 耕 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 片山 誠 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 (72)発明者 林 陽 大阪府東大阪市高井田本通4丁目2番5号 松下冷機株式会社内 Fターム(参考) 3H076 AA02 AA35 BB21 CC03 CC30 CC34

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉ケーシング内に縦方向に収納された
    圧縮機構部により冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機
    において、潤滑油は充填せず、前記冷媒としてプロパ
    ン、イソブタン、二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷
    媒を使用する振動式圧縮機。
  2. 【請求項2】 密閉ケーシング内に横方向に収納された
    圧縮機構部により冷媒を圧縮し、吐出する振動式圧縮機
    において、摺動部の側圧荷重を低減する機構を備えると
    ともに、潤滑油は充填せず、前記冷媒としてプロパン、
    イソブタン、二酸化炭素などの可燃性冷媒や自然冷媒を
    使用する振動式圧縮機。
  3. 【請求項3】 テフロン(登録商標)、二流化モリブデ
    ン、アルマイトのいずれかの表面処理を行った摺動部材
    とから成る請求項1または請求項2記載の振動式圧縮
    機。
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