JP2002106989A - 二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫 - Google Patents

二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫

Info

Publication number
JP2002106989A
JP2002106989A JP2000299661A JP2000299661A JP2002106989A JP 2002106989 A JP2002106989 A JP 2002106989A JP 2000299661 A JP2000299661 A JP 2000299661A JP 2000299661 A JP2000299661 A JP 2000299661A JP 2002106989 A JP2002106989 A JP 2002106989A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
low
refrigerant
closed container
compression mechanism
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000299661A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2002106989A5 (ja
Inventor
Masayuki Tsunoda
昌之 角田
Eiji Watanabe
英治 渡邊
Takashi Yamamoto
隆史 山本
Satoru Hirakuni
悟 平國
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2000299661A priority Critical patent/JP2002106989A/ja
Publication of JP2002106989A publication Critical patent/JP2002106989A/ja
Publication of JP2002106989A5 publication Critical patent/JP2002106989A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25BREFRIGERATION MACHINES, PLANTS OR SYSTEMS; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS
    • F25B2400/00General features or devices for refrigeration machines, plants or systems, combined heating and refrigeration systems or heat-pump systems, i.e. not limited to a particular subgroup of F25B
    • F25B2400/13Economisers

Landscapes

  • Applications Or Details Of Rotary Compressors (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 低振動・低騒音で信頼性の高い異蒸発温度の
二段の冷凍サイクル用の二段圧縮機を提供する。 【解決手段】 低圧圧力の冷媒を外部より吸入する低圧
吸入部および中間圧力の冷媒を外部より吸入する中間圧
力吸入部を有する密閉容器と、密閉容器内に収納され、
低圧吸入部から吸入された密閉容器外の低圧圧力の冷媒
を圧縮して中間圧力まで昇圧する低段側圧縮機構部と、
密閉容器内に収納され、低段側圧縮機構部より密閉容器
内に吐出された中間圧力の冷媒および中間圧力吸入部か
ら吸入された密閉容器外の中間圧力の冷媒を混合した後
の冷媒を圧縮して高圧圧力まで昇圧する高段側圧縮機構
部と、を備え、密閉容器内を低圧圧力雰囲気とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、高圧/中間圧/低
圧の3圧力レベルで使用する二段圧縮機に関するもので
ある。また、この二段圧縮機を使用して冷凍サイクルを
構成する冷凍サイクル装置および冷蔵庫に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】図8は、例えば特開平11−22339
7号公報に示された従来の冷凍冷蔵庫用の二段の高圧シ
ェルタイプ(密閉容器内が高圧圧力雰囲気)のロータリ
ー圧縮機の縦断面図である。図において、密閉容器1内
にモータ部2と圧縮機構部3が収納されており、モータ
部2は密閉容器1の内面に固定された固定子4とこの固
定子4の内側で駆動軸6を介して軸受け部17、18に
より回転自在に支持された回転子5とから成っている。
圧縮機構部3は第1シリンダ9と第2シリンダ10が
中間仕切板8で仕切られて、各々の上面と下面をフレー
ム15とシリンダヘッド16が閉塞して圧縮空間を形成
している。 圧縮空間内は各々ベーンにより圧縮室と吸
入室に区画され、フレーム15とシリンダヘッド16中
央の軸受部17、18に軸支された駆動軸6の偏心部1
1、12の回転により第1ピストン13と第2ピストン
14が回転することによりガスを圧縮するローリング・
ピストン式の高段側圧縮機構部51と低段側圧縮機構部
52を構成している。
【0003】低圧吸入管24から第2シリンダ10内に
吸入された低圧のガスは、低段側圧縮機構部52で中間
圧まで圧縮されシリンダヘッド16に設けられた吐出ポ
ート29から中間圧マフラー28内に吐出され、配管3
1を経て合流器32に至る。合流器32内で配管44の
回路側からのガスと混合した中間圧のガスは中間圧吸入
管23から第1シリンダ9内に吸入され高段側圧縮機構
部51で高圧まで圧縮される。 圧縮された高圧のガス
は吐出マフラー19を経て密閉容器1内に吐出された
後、吐出パイプ22にて冷媒回路に吐出される。
【0004】また、図9は特開2000−73974号
公報に示された従来の二段圧縮機の縦断面図を示してい
る。 図において、密閉容器1に固定された固定子4と
その内側に空隙を介して配置された回転子5が駆動軸6
を回転させ、低圧吸入管24から冷媒ガスを吸入する。
低圧吸入管24から吸入された冷媒ガスは低段側圧縮機
構部52の圧縮室で中間圧まで圧縮され吐出孔29から
中間通路31に吐出される。 中間通路31で中間圧吸
入管23からのガスを併せた中間圧のガスが、高段側圧
縮機構部51の圧縮室に吸入され高圧まで圧縮された
後、吐出マフラー19内を経て密閉容器1内に吐出され
てから吐出パイプ22にて冷媒回路に吐出される。
【0005】図9は、高段側、低段側の圧縮機構部5
1、52は各々ブレード(図示せず)が一体となったピ
ストン13、14がシリンダ9、10内を揺動運動する
ことにより冷媒ガスを圧縮するスイング式の圧縮機構部
を有し、密閉容器1内が高圧圧力雰囲気のロータリ圧縮
機を表している。
【0006】さらに図10は特開平7−27433号公
報に示された従来の別の圧縮機の断面図であり、高圧圧
力雰囲気下の密閉容器1内に固定された固定子4を有す
るモータ部2により駆動される圧縮機構部3がヘリカル
式の2シリンダ型である。図において、片方のシリンダ
で低圧吸入管24より吸入された低圧圧力の冷媒ガスを
低圧圧力から高圧圧力まで圧縮して密閉容器1内に吐出
し、もう一方のシリンダで中間圧吸入管23より吸入さ
れた中間圧力の冷媒ガスを中間圧力から高圧圧力まで圧
縮して密閉容器1内に吐出して、密閉容器1内から吐出
パイプ22を介して冷媒回路に吐出されるようになって
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図8、図9、図10に
示す従来の二段圧縮機は、いずれも密閉容器内1が高圧
圧力雰囲気であり、高圧圧力にさらされている部分が多
く、低圧圧力にさらされている部分に冷媒が漏れやすく
効率低下を招いていた。特に高段側圧縮機構部を構成し
ている部品の接触面間(シリンダとシリンダヘッド間、
フレームとシリンダ間、シリンダと中間圧仕切板間な
ど)から冷媒が中間圧空間や低圧圧力空間へ漏れて体積
効率が低下し、圧縮機としての効率が低下するという問
題点があった。また、極圧効果の無いHFC系冷媒を使
用した場合、密閉容器1内が高圧圧力雰囲気であるた
め、高圧圧力にさらされる部分が多く、高圧圧力部と低
圧圧力部との差圧により摺動する部分の摩耗、スラッジ
の発生、堆積などが発生していた。また、モータ部また
は圧縮機構部が密閉容器内に直接固定されているため、
モータ部または圧縮機構部で発生した騒音・振動が密閉
容器を介して外部に伝達され問題となっていた。
【0008】また、密閉容器内が高圧圧力雰囲気である
ため、炭化水素系冷媒(HC冷媒)のような可燃性冷媒
を使用した場合、密閉容器1内の空間の大部分が高圧圧
力になるため、運転中の冷媒回路中の高圧圧力部分の容
積が増大し、密閉容器1内の潤滑油が高圧圧力にさらさ
れ、潤滑油に溶解する冷媒の量が増化し、冷媒回路に封
入する必要冷媒量が増大するので、引火の危険性が大き
くなり引火が圧縮機故障の原因になっていた。また、引
火が原因で圧縮機が故障した場合は、冷媒回路を含めユ
ニット全体が使用不可になり、交換するのに多大のコス
トと労力が必要であった。
【0009】そこで、密閉容器1内を高圧圧力以外の圧
力にしている二段圧縮機があり、たとえば図11に示す
特開2000−54975号公報に示された二段のロー
タリータイプの圧縮機がある。図においては、密閉容器
1内の空間を仕切部材3Mで2分割し、モータ部2を収
納する空間を低圧圧力空間、圧縮機構部3を収納する空
間を中間圧力空間とすることにより、内部漏れを圧縮機
構部3周りの中間圧力空間から低段側圧縮機構部品の接
触面間を経由して低圧空間への漏れのみ、すなわち中間
圧力から低圧圧力のみの漏れ経路としており、潤滑油が
さらされるのは中間圧力となっている。
【0010】このような構成の場合は、仕切部材3Mに
はモータ部2の空間と圧縮機構部3の空間を連通させる
吸入管150が必要であり、また、仕切部材3Mは密閉
容器1内の空間を低圧圧力と中間圧力に2分割するとい
うその機能からして密閉容器1内壁に固定される必要が
あり、圧縮機構部3とモータ部2は直接または仕切部材
3Mを介して密閉容器1内壁に固定されることになり、
圧縮機構部やモータ部で発生した騒音・振動が直接密閉
容器1に伝達され、外部にも伝達されていた。
【0011】モータ部2、圧縮機構部3が密閉容器1内
壁に直接固定されていると、圧縮機内部の振動・騒音が
密閉容器1を介して密閉容器1の外部に伝わるので、室
内で使用されるため静粛性を求められる例えば冷蔵庫用
などとしては低振動・低騒音の観点から問題となってい
た。 また、従来は冷凍サイクルを構成する冷媒回路の
配管系に伝わる圧縮機の振動を減らし、また圧縮機など
の振動による変形や振動の繰り返しによって配管が破損
するのを防ぐために、圧縮機周りの配管に対しては直径
を細くし、可動部分(接続固定部分以外の配管)の配管
長さはできるだけ長くして低剛性にする必要があった。
配管の直径を小さく長さを長くすればするほど圧損が増
加し、圧損による効率低下を招いていた。また、配管形
状が長くなり、また複雑化するので、コストアップ、及
び配管設計の煩雑さを招いていた。
【0012】この発明は上記のような問題点を解消する
ためになされたもので、圧縮機内部での冷媒ガスの内部
漏れを低減して、高効率な二段圧縮機を得ることを目的
とする。また、オゾン層を破壊しないHFC系冷媒を使
用した場合でも、摺動部などの信頼性の高い二段圧縮機
や冷凍サイクル装置を得ることを目的とする。また、地
球環境に悪影響を与えないが可燃性である炭化水素系の
冷媒を用いた場合でも、引火が原因による故障を抑制で
きる信頼性の高い二段圧縮機や冷凍サイクル装置を得る
ことを目的とする。また、低振動・低騒音の二段圧縮機
や冷凍サイクル装置を得ることを目的とする。また、圧
縮機周りの配管形状が簡略化できる低コストで信頼性の
高い二段圧縮機や冷凍サイクル装置を得ることを目的と
する。また、2つの温度帯での冷却が可能な信頼性の高
い二段圧縮機や冷凍サイクル装置を得ることを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明に係
わる二段圧縮機は、低圧圧力の冷媒を外部より吸入する
低圧吸入部および中間圧力の冷媒を外部より吸入する中
間圧力吸入部を有する密閉容器と、密閉容器内に収納さ
れ、低圧吸入部から吸入された密閉容器外の低圧圧力の
冷媒を圧縮して中間圧力まで昇圧する低段側圧縮機構部
と、密閉容器内に収納され、低段側圧縮機構部より密閉
容器内に吐出された中間圧力の冷媒および中間圧力吸入
部から吸入された密閉容器外の中間圧力の冷媒を混合し
た後の冷媒を圧縮して高圧圧力まで昇圧する高段側圧縮
機構部と、を備え、密閉容器内を低圧圧力雰囲気とした
ものである。
【0014】また、この発明の第2の発明に係る二段圧
縮機は、圧縮機構部を駆動するモータと、モータおよび
圧縮機構部を密閉容器内に弾性支持する弾性支持部材
と、を備え、モータあるいは圧縮機構部が密閉容器の内
壁面に接触しないように間隙を設けたものである。
【0015】また、この発明の第3の発明に係る二段圧
縮機は、冷媒としてHFC系冷媒を使用するようにした
ものである。
【0016】また、この発明の第4の発明に係る二段圧
縮機は、冷媒として炭化水素系冷媒を使用するようにし
たものである。
【0017】また、この発明の第5の発明に係る二段圧
縮機は、冷媒と相溶性を有する潤滑油を密閉容器内に封
入するようにしたものである。
【0018】また、この発明の第6の発明に係る冷凍サ
イクル装置は、低圧圧力の冷媒を密閉容器外から吸入す
る低圧圧力吸入部および中間圧力の冷媒を密閉容器外か
ら吸入する中間圧力吸入部および高圧圧力の冷媒を密閉
容器外に吐出する高圧圧力吐出部を有し、密閉容器内に
2つの圧縮機構部を備え密閉容器内が低圧圧力雰囲気で
ある二段圧縮機と、高圧圧力吐出部から吐出された高圧
圧力の冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器により凝縮され
た高圧圧力の冷媒を中間圧力へ減圧する第一減圧手段
と、第一減圧手段により中間圧力に減圧された冷媒を第
一温度帯で蒸発させて中間圧力吸入部に送出する第一蒸
発器と、第一減圧手段により中間圧力に減圧された冷媒
を低圧圧力に減圧する第二減圧手段と、第二減圧手段に
より低圧圧力に減圧された冷媒を第一温度帯よりも低温
の第二温度帯で蒸発させて低圧圧力吸入部に送出する第
二蒸発器と、によって構成される冷凍サイクルを備えた
ものである。
【0019】また、この発明の第7の発明に係る冷蔵庫
は、冷却温度帯を少なくとも2つ以上有する冷蔵庫にお
いて、請求項6に記載の冷凍サイクルを備え、第一蒸発
器を第一の冷却温度帯の冷却用に、第二蒸発器を第一の
冷却温度帯よりも低温の第二の冷却温度帯の冷却用に適
用したものである。
【0020】
【発明の実施の形態】実施の形態1.以下この発明の実
施の形態1について図を参照しながら説明する。 図1
は本発明の実施の形態1に係る二段圧縮機の縦断面とこ
の二段圧縮機を含む冷凍サイクルを模式的に表した図で
ある。 図において、100は二段圧縮機であり、1は
密閉容器、2は固定子4および回転子5からなるモータ
部、3はモータ部2により駆動される圧縮機構部であ
る。圧縮機構部3は第1シリンダ9と第2シリンダ10
が中間仕切板8で仕切られて、各々の上面と下面をフレ
ーム15とシリンダヘッド16が閉塞して高段側圧縮機
構部51と低段側圧縮機構部52の圧縮空間を形成する
ように構成されている。
【0021】また、圧縮機構部3は、フレーム15とシ
リンダヘッド16の略中央部にそれぞれ設けられた軸受
部17、18に回転自在に軸支された駆動軸6の偏心部
11、12の回転により第1ピストン13と第2ピスト
ン14が駆動されることによりガスを圧縮する高段側圧
縮機構部51と低段側圧縮機構部52により構成されて
いる。 モータ部2は固定子4の外周が、密閉容器1の
内壁に焼きばめや圧入などにより固定(図示せず)され
ており、圧縮機構部3はフレーム15、第1シリンダ
9、中間仕切板8の少なくともいずれかの外壁の一部
が、密閉容器1の内壁に焼きばめや圧入などにより固定
(図示せず)されている。密閉容器1の下部には各摺動
部(たとえば軸受部)を潤滑するための潤滑油30が貯
溜されている。
【0022】24は低圧吸入管(低圧吸入部)であり、
冷凍サイクルを構成する冷媒回路内の密閉容器1外の冷
媒を密閉容器1内に吸入する。低圧吸入管24より密閉
容器1内に吸入され、さらに第2シリンダ10内の圧縮
室に吸入された低圧の冷媒ガスは、第2シリンダ10に
より構成される低段側圧縮機構部52により中間圧力ま
で圧縮されシリンダヘッド16に設けられた吐出ポート
29から中間圧マフラー28内に吐出され、シリンダヘ
ッド16、第2シリンダ10、中間仕切板8に形成され
た流路31を経て第1シリンダ9の吸入ポート32に至
る。 吸入ポート32内では中間圧吸入管(中間圧力吸
入部)23により密閉容器1の外部の冷媒回路側から吸
入した中間圧力の冷媒ガスと混合され、第1シリンダ9
内に吸入され第1シリンダ9により構成される高段側圧
縮機構部51で高圧圧力まで圧縮された後、フレーム1
5に設けられた吐出ポート33から吐出マフラー19を
経て吐出パイプ(高圧圧力吐出部)22にて密閉容器1
外の冷媒回路に吐出される。
【0023】圧縮機構部が、ベーンをピストン外径に押
しつけてシリンダ内空間を区画し、ピストンのシリンダ
内壁に沿った公転運動とベーンの進退運動により圧縮動
作を行なう所謂ローリング・ピストン式の場合、ベーン
先端とピストン外周面を常に適度な力により接触させる
必要があり、密閉容器内が高圧雰囲気の場合は、シリン
ダ内の圧縮空間と密閉容器内の差圧による力がベーンを
ピストンに押し付ける方向に働くので、スプリングなど
によるベーンのピストンへの押し付け力を差圧による力
の分だけ小さく設定するようにして対応している。
【0024】これに対して密閉容器1内が低圧雰囲気の
場合は、シリンダ内の圧縮空間と密閉容器内の差圧によ
り発生する力がベーンをピストンから引き離す方向に働
くので、スプリングなどによるベーンのピストンへの押
し付け力は、想定される圧力条件で最大の差圧力分だけ
大きく設定しなければならない。 起動直前の圧力バラ
ンス状態ではスプリングの押し付け力が差圧力に相殺さ
れることなくそのまま作用するので、ベーンは定常運転
中に必要な押し付け力よりも大きな力でピストンに押し
付けられており、起動トルクの大きなモータが必要にな
る。
【0025】さらに、ピストン内周の軸受部には充分給
油される以前からスプリングの押し付け力による過大な
負荷が作用しているため、流体潤滑されず過渡的に厳し
い摺動を強いられることになる。 また、定常運転中も
スプリングの押し付け力は、想定される運転範囲全域で
差圧力を上回ってベーンを押し付けられるように設定さ
れているので、その時の圧力条件に応じた適正な値では
なく、常に押し付け過剰気味となっている。 このため
ベーン先端部とピストン外周面とは必要以上に過酷な摺
動状況となっている。
【0026】このように過酷な摺動箇所では摩耗ととも
にスラッジの発生を招き、発生したスラッジが回路中で
堆積して毛細管を閉塞するなどの不具合につながる。
すなはち、従来は低圧圧力雰囲気下でローリング・ピス
トン式の圧縮機構を用いることはできないので、ロータ
リ圧縮機の密閉容器1内は、低圧圧力では使用されてい
ない。
【0027】しかしながら、本発明では、ベーンの機能
を有する部材であるブレードがピストンと一体に形成さ
れ、ブレードの両側面を挟持・案内するガイド部材の回
転中心を支点にピストンが揺動しながらシリンダ内壁に
沿って公転することにより圧縮動作を行なう所謂スイン
グ式の圧縮機構を用いている。 このスイング式を採用
したことにより、密閉容器1内を低圧圧力雰囲気にして
も、ベーンとピストンが一体に構成されているため、ベ
ーンの押し付けに伴なう上述のような問題点は発生しな
いため、密閉容器1内を低圧圧力雰囲気とすることが可
能となった。
【0028】以上のように本実施の形態では、ベーンと
ピストンが一体に構成されたスイング式のロータリタイ
プの二段圧縮機を採用して、密閉容器1内を低圧圧力雰
囲気にしている。したがって、ベーンの押し付けに伴な
う上述のような異常摩耗やスラッジ発生による問題は発
生しない。また、密閉容器1内を低圧圧力雰囲気にして
いるので、潤滑油30に溶解する冷媒が少なく、封入冷
媒量を少なく抑えることができるため、可燃性冷媒であ
る炭化水素系冷媒を使用した場合でも、冷媒量が少ない
分だけ引火が原因による圧縮機故障が抑制され安全性が
向上する。また、引火が原因で圧縮機が故障した場合に
比べて、冷媒回路を含めユニット全体が使用不可になる
ことがなくなり、交換するための多大のコストと労力が
不用になる。また、密閉容器1内を低圧圧力にしたの
で、従来は漏れ経路となっていた高圧圧力側からの低圧
圧力及び中間圧力側への冷媒漏れがなくなり、性能が向
上する。
【0029】60は凝縮器、61は高圧圧力の冷媒を中
間圧力に減圧する第一減圧手段、62は中間圧力の冷媒
を低圧圧力に減圧する第二減圧手段、63は中間圧力の
冷媒を蒸発させる第一蒸発器、64は低圧圧力の冷媒を
蒸発させる第二蒸発器であり、おのおのが以下に示すよ
うに冷媒配管によって接続されることによって冷凍サイ
クルを構成している。吐出パイプ(高圧圧力吐出部)2
2から冷凍サイクルを構成する冷媒回路中に吐出された
高圧圧力の冷媒は、凝縮器60により液化され第一減圧
手段61を介して中間圧力に減圧される。そして、第一
蒸発器63により中間圧力の状態で中間圧吸入管(中間
圧力吸入部)23を介して二段圧縮機100の密閉容器
1内に吸入される。
【0030】また、第一減圧手段61により中間圧力に
減圧された冷媒は、さらに第二減圧手段62により低圧
圧力に減圧され第二蒸発器64により蒸発した後低圧吸
入管(低圧吸入部)24を介して密閉容器1内に吸入さ
れる。したがって、本実施の形態では、蒸発温度帯の異
なる2つの蒸発器63、64を有しているので、2レベ
ルの温度での冷却が必要な装置(たとえば冷凍・空調装
置、冷蔵庫など)に適用することによって、独立した2
つ部屋を独立した2つの温度で冷却できる。したがっ
て、個別に冷凍サイクルを構成するよりも、圧縮機や凝
縮器が1つで良くなるので、低コスト化が図れる。
【0031】実施の形態2.図2は本発明の実施の形態
2に係る二段圧縮機の縦断面と冷凍サイクルを模式的に
表した図である。図3は本発明の実施の形態2を表す二
段圧縮機の断面図である。図4は本発明の実施の形態2
を表す二段圧縮機の横断面図である。以下、実施の形態
1と同等部分については同じ符号を付して説明を省略す
る。15はフレームであり、脚部55を有しており、こ
の脚部55にモータ部2の固定子4をボルトなどによっ
て固定している。したがって、モータ部2は圧縮機構部
3とフレーム15により一体的に構成され、コイルバネ
などの弾性支持部材56により密閉容器1内に固定支持
されており、実施の形態1で説明した二段圧縮機のよう
にモータ部2および圧縮機構部3が密閉容器1内壁に直
接固定されていない。
【0032】25はガラス端子であり密閉容器1内部で
固定子4のリード線と接続されており、密閉容器1の外
部で電力を供給する電力線と接続されている。また、密
閉容器1内壁とモータ部2との間あるいは密閉容器1内
壁と圧縮機構部3との間には間隙が保たれるように設定
されており、モータ部2あるいは圧縮機構部3で生じる
運転中の振動・騒音が密閉容器1に直接伝達されないの
で、密閉容器1内壁とモータ部2、密閉容器1内壁と圧
縮機構部3とが直接接触している場合よりも、振動・騒
音が密閉容器1の外部に伝わりにくくなり、圧縮機のよ
り一層の低振動・低騒音化が図れる。
【0033】上記弾性支持部材56はコイルばねの場合
について説明しているが、コイルばね以外の板ばね、ゴ
ムなどの弾性部材であっても良く、モータ部2及び圧縮
機構部3の振動・騒音の外部への伝達を抑制する効果が
あり、モータ部2および圧縮機構部3を支持できれば良
い。
【0034】また、モータ部2及び圧縮機構部3が密閉
容器1内に弾性支持部材56により支持されているた
め、吐出パイプ(高圧圧力吐出部)22は図2のように
直管を使用して接続すると、モータ部2及び圧縮機構部
3の振動により吐出パイプ(高圧圧力吐出部)22の固
定部の応力が大きくなり破損する場合が考えられる。こ
のような場合は、図3、図4に示したようにして対応す
れば良い。図3、図4に示すように吐出マフラー19と
の接続部から密閉容器1との固定部までの間の吐出パイ
プ22を密閉容器1内で密閉容器1の内壁に接触しない
ように引き回すことにより、吐出パイプ22の剛性を小
さくして弾性変形しやすくすることによって、密閉容器
1内の圧縮機構部3及びモータ部2の振動を吸収し、固
定部の応力を緩和するとともに外部に伝わりにくくすれ
ばよい。
【0035】さらに、中間圧吸入管(中間圧力吸入部)
23も吐出パイプ(高圧圧力吐出部)22と同様に、密
閉容器1内で密閉容器1の内壁に接触しないように引き
回せば同様の効果が得られる。すなわち、密閉容器1と
の固定部から高段側圧縮機構部51の第1シリンダ9に
設けられた吸入ポート部(図示せず(図1の吸入ポート
32に相当))への接続部まで、配管を密閉容器1の内
壁に接触しないように引き回し、全体として剛性の低い
弾性変形しやすい形状にして、圧縮機構部3及びモータ
部2の振動を吸収し、応力を緩和するとともに振動を密
閉容器1の外部に伝わりにくくすればよい。また、吐出
パイプ22や中間圧吸入管23においては、モータ部2
あるいは圧縮機構部3に接触させないように密閉容器1
の内部で引き回すようにするのが望ましい。
【0036】図3では、密閉容器1内を低圧圧力雰囲気
にしているので、低圧吸入管(低圧圧力吸入部)24は
密閉容器1内に開放しており、第2シリンダ10に設け
られた吸入マフラー57の吸込み口より、低圧圧力の冷
媒は第2シリンダ10の圧縮空間に導かれるようにして
いる。また、 吐出パイプ22や中間圧吸入管23の密
閉容器1内での配管は、圧縮機構部3及びモータ部2に
接触しないように引き回されており、配管剛性を小さく
して圧縮機構部3及びモータ部2の振動を吸収するよう
にしている。
【0037】密閉容器1内を引き回して構成される配管
は、できるだけ直径が小さいものを選び、配管自体の剛
性も小さくするのが望ましい。 例えば、R600a
(イソブタン)冷媒を使用し、凝縮温度CT=35℃、
中間圧蒸発温度ETr=−10℃、低圧蒸発温度ETf
=−29℃で低圧蒸発器(第二蒸発器64)流量:中間
圧蒸発器(第一蒸発器63)流量=1:1の二段冷凍サ
イクルに用いたとすると、圧力条件としては高圧圧力P
h=464(kPa)、中間圧力Pm=108(kP
a)、低圧圧力Pl=48(kPa)のときで、高段側
/低段側の最適ストローク・ボリューム比=0.92と
なる。
【0038】このとき各配管内の流速が等しくなるよう
に管内径を定めると、低圧吸入管がφ4.3の場合、中
間圧吸入管はφ2.9、吐出パイプはφ2.1となる。
密閉容器1内が低圧雰囲気の場合、密閉容器1内で引
き回すのは中間圧吸入管23と吐出パイプ22となり、
吐出パイプ22は小径で良く、中間圧吸入管23は吐出
パイプ22より内径は大きくなるが配管の内外の差圧が
小さいので配管の肉厚を減らすことが可能であり、配管
の剛性を小さくすることができる。したがって配管を密
閉容器1内で引き回して低剛性化するにあたり、配管自
体の剛性を小さくできるので、配管の長さのみで低剛性
化を行わずに済み、配管の長さの冗長化を避けることが
できる。
【0039】一般に2シリンダの圧縮機は、位相の異な
る(多くの場合180度ずれた)圧縮行程が同時に行な
われることにより、圧縮仕事による負荷トルクの変動が
平滑化され、1シリンダのものに較べると低振動である
といわれているが、これは2つのシリンダで行なわれる
仕事が同等の場合である。 二段圧縮機の場合、低段側
と高段側の圧縮負荷が同等となることはほとんど無い。
【0040】例えば、高段側/低段側のストローク・ボ
リューム比ζ=1の圧縮機をR600a(イソブタン)
冷媒を使用して凝縮温度CT=35℃の二段冷凍サイク
ルに用いたときの蒸発温度の変化に対する圧縮負荷比お
よび流量比の関係を図5、図6に示す。図5は低圧蒸発
温度ETfを変化させた場合の中間圧蒸発温度と圧縮負
荷比および流量比の関係を表した図であり、図6は中間
圧蒸発温度ETrを変化させた場合の低圧蒸発温度と圧
縮負荷比および流量比の関係を表した図である。
【0041】図5において、横軸は中間圧蒸発温度ET
rであり、縦軸は低圧蒸発温度ETfが−23℃、−2
6℃、−29℃の場合の流量比Xと圧縮負荷比の関係を
表している。また、図6においては、横軸は低圧圧蒸発
温度ETfであり、縦軸は中間圧蒸発温度ETrが0
℃、−5℃、−10℃の場合の流量比Xと圧縮負荷比の
関係を表している。
【0042】標準的な運転条件である中間圧蒸発温度E
Tr=−10℃、低圧蒸発温度ETf=−29℃のと
き、高段側/低段側の圧縮負荷の比は9.01、中間
圧:低圧の蒸発器流量比は0.54:0.46である。
ここで中間圧蒸発温度ETrが0℃まで上昇すると圧
縮負荷比は9.47に、流量比は0.69:0.31と
なり(図5)、逆に低圧蒸発温度ETfが−23℃まで
上昇しても圧縮負荷比は7.95、流量比は0.40:
0.60までしか下がらない(図6)。したがって、ス
トローク・ボリューム比1で冷凍・冷蔵庫の標準的な運転
条件で使用する限り、2つのシリンダの負荷バランスが
良く低振動が得られる圧縮負荷比が1前後となることは
ほとんど無い。
【0043】したがって、圧縮負荷比を1に近づけるに
は、2つのシリンダのストローク・ボリューム比を調整
する方法がある。ストローク・ボリューム比を調整して
圧縮負荷比を1に近づけるにはユニットとしては冷蔵室
に較べて冷凍室の熱負荷が極端に大きいような設計とし
なければならず、冷蔵庫の構成を考えると現実的ではな
い。また、高段側と低段側で圧縮機構部の部品を共通化
するためにもストローク・ボリューム比は1に設定した
ほうが良い。すなはち異蒸発温度の二段冷凍サイクルに
用いる圧縮機では高段側の圧縮負荷が低段側に較べて著
しく大きいので、2シリンダによる負荷トルク変動の平
滑化による低振動を期待することはできない。したがっ
て、低振動化を達成するためにはストローク・ボリュー
ム比での調整では困難なため、圧縮機構部3及びモータ
部2を密閉容器1内で弾性支持する所謂中吊り化仕様に
して圧縮機構部3及びモータ部2で発生した騒音・振動
を直接密閉容器1に伝えないようにすれば良い。
【0044】さらに、ストローク・ボリューム比一定
(ここでは1)の圧縮機に対しては、中間圧/低圧の蒸
発器温度と冷媒流量を常に適正に保って運転することは
困難なので、中間圧蒸発器63または低圧蒸発器64の
一方のみの冷凍サイクル運転を適宜行なう必要が生じ、
この場合は高段側圧縮機構部51あるいは低段側圧縮機
構部52のうちどちらか一方を無負荷(バイパスさせ
る)としもう一方の圧縮機構部のみで圧縮動作を行なう
ようにして対応するため、圧縮機構部の圧縮負荷のアン
バランスが発生し振動が大きくなる。したがって低振動
化を達成するためには中吊り化(弾性支持)構造にする
必要がある。
【0045】また、図7は本発明の実施の形態2の別の
実施例を表す図であり、圧縮機構部3よりもモータ部2
の方が下方にあり、駆動軸6をモータ部2の上方側でモ
ータ部2の片側のみの片持ちで支持している場合を表し
ている。図において、図1〜図4と同等部分は同じ符号
を付して説明は省略する。
【0046】また、実施の形態1あるいは実施の形態2
では、すべてロータリ型の圧縮機で圧縮機構部としてス
イング式を用いた場合について述べたが、図7に示すよ
うにレシプロ式で高段側、低段側二つの圧縮機構部を構
成しても良い。また、レシプロ式に限定されるものでも
なく、密閉容器内が低圧圧力雰囲気下となる方式の圧縮
機構部を有していれば同様の効果が得られる。
【0047】図7において、圧縮機構部3とモータ部2
はボルトなどにより一体に構成されて、弾性支持部材5
6により低圧雰囲気の密閉容器1内に支持されている。
低圧吸入管24から密閉容器1内の空間を経てシリンダ
10、ピストン14等からなる低段側圧縮機構部52に
吸込まれた冷媒は中間圧まで圧縮されてから、シリンダ
9、ピストン13等からなる高段側圧縮機構部51へ送
られる途中、中間圧吸入管23で冷媒回路からの中間圧
のガスと合流する。高段側圧縮機構部51で中間圧から
高圧まで圧縮されたガスは吐出パイプ22を通って冷媒
回路へと吐き出される。中間圧吸入管23と吐出パイプ
22は密閉容器1内を引き回して(図示せず)剛性を下げ
ることにより、弾性支持されたモータ部2及び圧縮機構
部3の振動・騒音が配管より密閉容器1および密閉容器
1外に伝わらないようにもしている。
【0048】図1〜4に示す本発明の実施の形態はすべ
てモータ部2及び主軸受(第一軸受け17)に近い方に
高段側圧縮機構部を配置し、主軸受(第一軸受け17)
に遠い方に低段側圧縮機構部を配置している。前述のよ
うに通常でも高段側圧縮機構部の圧縮負荷が低段側圧縮
機構部の圧縮負荷に較べて著しく大きいこと、および片
側冷凍サイクル運転時には高段側圧縮機構部のみの圧縮
負荷運転となることを考えると、図1〜4で説明したモ
ータ部2を両持ちで支持している軸受の場合は副軸受
(第二軸受け18)の信頼性が向上する。また、図7の
ようにモータ部2の片側でのみモータ部2を支持する片
持ち支持の軸受けの場合は主軸受(第一軸受け17)の
信頼性が向上する。
【0049】実施の形態1または実施の形態2で説明し
たように構成された二段圧縮機においては、冷媒として
塩素を含まず極圧効果のないR134a等のHFC系冷
媒を使用しても摺動部やベーンなどの異常摩耗などによ
る信頼性は低下しない。密閉容器1内を低圧圧力雰囲気
にしたことにより、高圧圧力にさらされる部分が少なく
なるため、高圧圧力部と低圧圧力部との差圧により摺動
する部分の摩耗、スラッジの発生、堆積などが抑制でき
る。特に、ロータリ圧縮機にベーンがピストンへの押付
けを行なわないスイング式の機構を圧縮機構部3に採用
すれば、塩素を含まず極圧効果のないR134a等のH
FC系冷媒を使用しても、上述したようなベーンの過酷
な摺動による摩耗、スラッジの発生、堆積が起らず、圧
縮機及び冷凍サイクルの信頼性の向上が図れ、長寿命な
圧縮機及び冷凍サイクル装置が得られる。また、密閉容
器1内を低圧圧力雰囲気としたことにより、高圧側から
の冷媒の逆流漏れによる効率低下が回避でき、また、モ
ータ部2及び圧縮機構部3を密閉容器1内で弾性支持部
材56により弾性支持するようにしたことにより低振動
・低騒音で高効率な二段圧縮機や冷凍サイクル装置が得
られる。
【0050】また、密閉容器1内に封入する潤滑油をH
FC系冷媒と相溶性を有するエステル油等にすれば、密
閉容器1内を低圧圧力雰囲気にしていることにより、た
とえ相溶性の潤滑油であっても高圧圧力雰囲気の場合に
比べて潤滑油に溶解する冷媒量が少ないので、粘度低下
が小さく、また粘度の変動が少ないため摺動部の異常摩
耗や焼付き等が抑制できる信頼性の高い二段圧縮機や冷
凍サイクル装置が得られる。。
【0051】また、冷媒としてプロパン、イソブタン等
の炭化水素(HC)系冷媒を使用した場合は、密閉容器
1内を低圧圧力雰囲気としていることにより密閉容器1
内を高圧圧力雰囲気にした場合に比べて高圧側からの逆
流漏れによる性能低下が大幅に低減でき、高効率な二段
圧縮機を得ることができる。また、モータ部2及び圧縮
機構部3を密閉容器1内で弾性支持部材56で弾性支持
することにより低振動・低騒音化も達成することができ
る。
【0052】また、密閉容器1内を低圧圧力雰囲気とし
ているため冷媒の封入量を少なく抑えることができるの
で、引火が原因による圧縮機故障を抑制できる。また、
封入冷媒量が少なくて済むので、封入冷媒が室内などに
漏洩した場合の引火による圧縮機の故障なども抑制でき
る。また、引火が原因で圧縮機が故障した場合に比べ
て、冷媒回路を含めユニット全体が使用不可になること
がなくなり、交換するための多大のコストと労力が不用
になる。
【0053】また、冷媒として地球環境に悪影響の無い
炭化水素系冷媒を使用するようにすれば、オゾン層破壊
物質である塩素を含むCFC系冷媒やHCFC系冷媒や
塩素を含まないが地球温暖化係数の高いHFC系冷媒を
使った場合に比べて、信頼性が高く、高効率で地球温暖
化が抑制できる安全な二段圧縮機や冷凍サイクル装置を
得ることができる。また、冷媒としてCO2(二酸化炭
素)を使用しても良い。
【0054】また、密閉容器1内に封入する潤滑油をパ
ラフィン系鉱油、ナフテン系鉱油といった炭化水素系冷
媒と相溶性を有する冷凍機油を使用しても、密閉容器1
内を低圧圧力雰囲気としているため相溶性の良い潤滑油
(冷凍機油)でも冷媒の溶解量が少なくできるので、粘
度低下が小さく、また潤滑油粘度の変動を少なくするこ
とができ、摺動部の異常摩耗、焼付き等が起こりにくい
信頼性の高い二段圧縮機や冷凍サイクル装置を得ること
ができる。
【0055】また、実施の形態1あるいは実施の形態2
で説明したように、本発明の二段圧縮機を凝縮器60、
2つの減圧装置61、62、2つの蒸発器63、64を
配管などにより接続し、異蒸発温度の二段の冷凍サイク
ルを構成することにより、圧縮機の特性を生かした冷却
温度2レベルの冷凍装置或いは空調装置などの冷凍サイ
クル装置が得られる。 特に冷凍冷蔵庫に適用した場合
は、モータ部2、圧縮機構部3を密閉容器1内で弾性支
持することにより低振動・低騒音でかつ高効率なW冷却
(2つの冷却温度帯による2つの部屋の個別冷却)運転
のできる冷凍冷蔵庫が得られ、また、炭化水素系冷媒を
使用しても引火が原因による圧縮機故障が抑制できる安
全で地球環境に悪影響を与えない二段圧縮機や冷凍サイ
クル装置が得られる。また、CO2冷媒を使用すれば、
引火が原因での圧縮機故障などが抑制できる。
【0056】
【発明の効果】本発明の第1の発明に係わる二段圧縮機
は、低圧圧力の冷媒を外部より吸入する低圧吸入部およ
び中間圧力の冷媒を外部より吸入する中間圧力吸入部を
有する密閉容器と、密閉容器内に収納され、低圧吸入部
から吸入された密閉容器外の低圧圧力の冷媒を圧縮して
中間圧力まで昇圧する低段側圧縮機構部と、密閉容器内
に収納され、低段側圧縮機構部より密閉容器内に吐出さ
れた中間圧力の冷媒および中間圧力吸入部から吸入され
た密閉容器外の中間圧力の冷媒を混合した後の冷媒を圧
縮して高圧圧力まで昇圧する高段側圧縮機構部と、を備
え、密閉容器内を低圧圧力雰囲気としたので、高圧圧力
側からの冷媒の逆流漏れを生じない高効率で信頼性の高
い二段圧縮機を得ることができる。
【0057】また、この発明の第2の発明に係る二段圧
縮機は、圧縮機構部を駆動するモータと、モータおよび
圧縮機構部を密閉容器内に弾性支持する弾性支持部材
と、を備え、モータあるいは圧縮機構部が密閉容器の内
壁面に接触しないように間隙を設けたので、圧縮機構部
及びモータ部の振動・騒音が密閉容器外に直接伝達する
のを防止でき低振動で低騒音な二段圧縮機を得ることが
できる。
【0058】また、この発明の第3の発明に係る二段圧
縮機は、冷媒としてHFC系冷媒を使用するようにした
ので、塩素を含まず極圧効果のないHFC系冷媒雰囲気
下でも密閉容器内を低圧圧力雰囲気としたため高圧圧力
にさらされる部分が少なくなり、高圧圧力部と低圧圧力
部との差圧により摺動する部分の摩耗、スラッジの発生
や堆積が抑制できる信頼性が高く長寿命の二段圧縮機を
得ることができる。
【0059】また、この発明の第4の発明に係る二段圧
縮機は、冷媒として炭化水素系冷媒を使用するようにし
たので、密閉容器内が低圧圧力雰囲気のため潤滑油に溶
解する冷媒が少なく、封入する冷媒量を少なく抑えるこ
とができ、引火が原因による圧縮機故障を抑制できる信
頼性の高い二段圧縮機を得ることができる。
【0060】また、この発明の第5の発明に係る二段圧
縮機は、冷媒と相溶性を有する潤滑油を密閉容器内に封
入するようにしたので、密閉容器内が低圧圧力雰囲気下
であり、相溶性の潤滑油への冷媒溶解による粘度の低下
と粘度の変動が小さくてすみ、摺動部の異常摩耗、焼付
き等が起こりにくい高信頼性・長寿命の二段圧縮機を得
ることができる。
【0061】また、この発明の第6の発明に係る冷凍サ
イクル装置は、低圧圧力の冷媒を密閉容器外から吸入す
る低圧圧力吸入部および中間圧力の冷媒を密閉容器外か
ら吸入する中間圧力吸入部および高圧圧力の冷媒を密閉
容器外に吐出する高圧圧力吐出部を有し、密閉容器内に
2つの圧縮機構部を備え密閉容器内が低圧圧力雰囲気で
ある二段圧縮機と、高圧圧力吐出部から吐出された高圧
圧力の冷媒を凝縮する凝縮器と、凝縮器により凝縮され
た高圧圧力の冷媒を中間圧力へ減圧する第一減圧手段
と、第一減圧手段により中間圧力に減圧された冷媒を第
一温度帯で蒸発させて中間圧力吸入部に送出する第一蒸
発器と、第一減圧手段により中間圧力に減圧された冷媒
を低圧圧力に減圧する第二減圧手段と、第二減圧手段に
より低圧圧力に減圧された冷媒を第一温度帯よりも低温
の第二温度帯で蒸発させて低圧圧力吸入部に送出する第
二蒸発器と、によって構成される冷凍サイクルを備えた
ので、2つの温度帯の部屋を別個の温度で冷却可能な冷
凍サイクル装置を得ることができる。
【0062】また、この発明の第7の発明に係る冷蔵庫
は、冷却温度帯を少なくとも2つ以上有する冷蔵庫にお
いて、請求項6に記載の冷凍サイクルを備え、第一蒸発
器を第一の冷却温度帯の冷却用に、第二蒸発器を第一の
冷却温度帯よりも低温の第二の冷却温度帯の冷却用に適
用したので、高効率で2つの異なる温度帯の貯蔵室を冷
却可能な信頼性の高い冷蔵庫を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1に係る二段圧縮機の縦
断面と冷凍サイクルを模式的に表した図である。
【図2】 本発明の実施の形態2に係る二段圧縮機の縦
断面と冷凍サイクルを模式的に表した図である。
【図3】 本発明の実施の形態2を表す二段圧縮機の断
面図である。
【図4】 本発明の実施の形態2を表す二段圧縮機の横
断面図である。
【図5】 低圧蒸発温度ETfを変化させた場合の中間
圧蒸発温度と圧縮負荷比および流量比の関係を表した図
である。
【図6】 中間圧蒸発温度ETrを変化させた場合の低
圧蒸発温度と圧縮負荷比および流量比の関係を表した図
である。
【図7】 本発明の実施の形態2の別の実施例を表す図
である。
【図8】 従来の冷凍冷蔵庫用二段圧縮機の縦断面図で
ある。
【図9】 従来の二段圧縮機の縦断面図である。
【図10】 従来の別の圧縮機の断面図でる。
【図11】 従来の二段圧縮機の断面図である。
【符号の説明】
1 密閉容器、2 モータ部、3 圧縮機構部、4 固
定子、5 回転子、6駆動軸、7 コイルエンド、8
中間仕切板、9 第1シリンダ、10 第2シリンダ、
11 第1偏心部、12 第2偏心部、13 第1ピス
トン、14第2ピストン、15 フレーム、16 シリ
ンダヘッド、17 第1軸受部、18 第2軸受部、1
9 吐出マフラー、22 高圧吐出パイプ、23 中間
圧吸入管、24 低圧吸入管、25 ガラス端子、26
低段側吐出弁、28 中間圧マフラー、29 低段側吐
出ポート、30 潤滑油、31 流路・配管、32高段
側吸入ポート、33 高段側吐出ポート、51 高段側
圧縮機構部、52低段側圧縮機構部、55 脚部、56
弾性支持部材、57 吸入マフラー、60 凝縮器、
61 第1減圧手段、62 第2減圧手段、63 中間
圧蒸発器、64 低圧蒸発器、100 二段圧縮機、1
50 吸入管。
フロントページの続き (72)発明者 山本 隆史 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 (72)発明者 平國 悟 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 低圧圧力の冷媒を外部より吸入する低圧
    吸入部および中間圧力の冷媒を外部より吸入する中間圧
    力吸入部を有する密閉容器と、前記密閉容器内に収納さ
    れ、前記低圧吸入部から吸入された前記密閉容器外の低
    圧圧力の冷媒を圧縮して中間圧力まで昇圧する低段側圧
    縮機構部と、前記密閉容器内に収納され、前記低段側圧
    縮機構部より前記密閉容器内に吐出された中間圧力の冷
    媒および前記中間圧力吸入部から吸入された前記密閉容
    器外の中間圧力の冷媒を混合した後の冷媒を圧縮して高
    圧圧力まで昇圧する高段側圧縮機構部と、を備え、前記
    密閉容器内を低圧圧力雰囲気としたことを特徴とする二
    段圧縮機。
  2. 【請求項2】 圧縮機構部を駆動するモータと、前記モ
    ータおよび前記圧縮機構部を密閉容器内に弾性支持する
    弾性支持部材と、を備え、前記モータあるいは前記圧縮
    機構部が前記密閉容器の内壁面に接触しないように間隙
    を設けたことを特徴とする請求項1に記載の二段圧縮
    機。
  3. 【請求項3】 冷媒としてHFC系冷媒を使用するよう
    にしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記載
    の二段圧縮機。
  4. 【請求項4】 冷媒として炭化水素系冷媒を使用するよ
    うにしたことを特徴とする請求項1または請求項2に記
    載の二段圧縮機。
  5. 【請求項5】 冷媒と相溶性を有する潤滑油を密閉容器
    内に封入するようにしたことを特徴とする請求項3また
    は請求項4に記載の二段圧縮機。
  6. 【請求項6】 低圧圧力の冷媒を密閉容器外から吸入す
    る低圧圧力吸入部および中間圧力の冷媒を前記密閉容器
    外から吸入する中間圧力吸入部および高圧圧力の冷媒を
    前記密閉容器外に吐出する高圧圧力吐出部を有し、前記
    密閉容器内に2つの圧縮機構部を備え前記密閉容器内が
    低圧圧力雰囲気である二段圧縮機と、前記高圧圧力吐出
    部から吐出された高圧圧力の冷媒を凝縮する凝縮器と、
    前記凝縮器により凝縮された高圧圧力の冷媒を中間圧力
    へ減圧する第一減圧手段と、前記第一減圧手段により中
    間圧力に減圧された冷媒を第一温度帯で蒸発させて前記
    中間圧力吸入部に送出する第一蒸発器と、前記第一減圧
    手段により中間圧力に減圧された冷媒を低圧圧力に減圧
    する第二減圧手段と、前記第二減圧手段により低圧圧力
    に減圧された冷媒を前記第一温度帯よりも低温の第二温
    度帯で蒸発させて前記低圧圧力吸入部に送出する第二蒸
    発器と、によって構成される冷凍サイクルを備えたこと
    を特徴とする冷凍サイクル装置。
  7. 【請求項7】 冷却温度帯を少なくとも2つ以上有する
    冷蔵庫において、請求項6に記載の冷凍サイクルを備
    え、第一蒸発器を第一の冷却温度帯の冷却用に、第二蒸
    発器を前記第一の冷却温度帯よりも低温の第二の冷却温
    度帯の冷却用に適用したことを特徴とする冷蔵庫。
JP2000299661A 2000-09-29 2000-09-29 二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫 Pending JP2002106989A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000299661A JP2002106989A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000299661A JP2002106989A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002106989A true JP2002106989A (ja) 2002-04-10
JP2002106989A5 JP2002106989A5 (ja) 2006-12-07

Family

ID=18781438

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000299661A Pending JP2002106989A (ja) 2000-09-29 2000-09-29 二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002106989A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1431684A1 (en) 2002-12-20 2004-06-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Non-azeotropic refrigerant mixture, refrigerating cycle and refrigerating device
EP1431683A2 (en) 2002-12-20 2004-06-23 Sanyo Electric Co., Ltd Refrigerating device
JP2009085027A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujitsu General Ltd 2段圧縮ロータリ圧縮機
WO2013091899A3 (de) * 2011-12-23 2013-10-17 Gea Bock Gmbh Verdichter

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1431684A1 (en) 2002-12-20 2004-06-23 Sanyo Electric Co., Ltd. Non-azeotropic refrigerant mixture, refrigerating cycle and refrigerating device
EP1431683A2 (en) 2002-12-20 2004-06-23 Sanyo Electric Co., Ltd Refrigerating device
JP2009085027A (ja) * 2007-09-27 2009-04-23 Fujitsu General Ltd 2段圧縮ロータリ圧縮機
WO2013091899A3 (de) * 2011-12-23 2013-10-17 Gea Bock Gmbh Verdichter
CN104114959A (zh) * 2011-12-23 2014-10-22 Gea博客有限公司 压缩机

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103782036B (zh) 具有两个气缸的旋转式压缩机
US7563080B2 (en) Rotary compressor
CN103635696B (zh) 多汽缸旋转式压缩机和制冷循环装置
WO2005103496A1 (ja) 回転式流体機械
KR20110072312A (ko) 복식 로터리 압축기
JP2001091071A (ja) 多段圧縮冷凍装置
KR101510697B1 (ko) 회전축 및 이를 적용한 밀폐형 압축기 및 이를 적용한 냉동기기
JP2000054975A (ja) 2段圧縮機
CN1135300C (zh) 旋转压缩机、使用该种压缩机的制冷循环和冷藏库
JP2010185342A (ja) 回転式電動圧縮機
JP2007198319A (ja) 密閉型回転式圧縮機、及び冷凍サイクル装置
JP2003139420A (ja) 冷凍装置
JPH07318179A (ja) 密閉型コンプレッサならびにこれを有する冷凍装置,空気調和機
JP2004003406A (ja) 密閉型圧縮機
JP2002106989A (ja) 二段圧縮機、冷凍サイクル装置、冷蔵庫
JP2006132377A (ja) 流体機械
WO2022004028A1 (ja) ロータリ圧縮機および冷凍サイクル装置
WO2021106198A1 (ja) 圧縮機および冷凍サイクル装置
JP2001082369A (ja) 2段圧縮式ロータリコンプレッサ
US7866962B2 (en) Two-stage rotary compressor
CN114174683B (zh) 多段旋转式压缩机以及制冷循环装置
JP3370026B2 (ja) 2段圧縮式ロータリコンプレッサ
JP2001074325A (ja) 二段圧縮冷凍冷蔵装置
CN101900099B (zh) 密闭型压缩机和冷冻冷藏装置
US20250347278A1 (en) Rotary compressor and refrigeration apparatus including the same

Legal Events

Date Code Title Description
RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20040701

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061025

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20061025

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090310

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090630