JP2000160731A - 建物用パネル体 - Google Patents

建物用パネル体

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JP2000160731A
JP2000160731A JP10336915A JP33691598A JP2000160731A JP 2000160731 A JP2000160731 A JP 2000160731A JP 10336915 A JP10336915 A JP 10336915A JP 33691598 A JP33691598 A JP 33691598A JP 2000160731 A JP2000160731 A JP 2000160731A
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JP
Japan
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panel body
fin
piece
building panel
fin piece
Prior art date
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Pending
Application number
JP10336915A
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English (en)
Inventor
Fumihiko Chiba
文彦 千葉
Yasuhiko Okayama
康彦 岡山
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 端面形状が湾曲面である建物用パネル体をコ
スト安く、容易に製作できるようにする。 【解決手段】 パネル本体4の端面にヒレ片9を備えた
縁材5を取付け、そのヒレ片9を湾曲面に加工した建物
用パネル体であり、ヒレ片9を加工することで端面形状
が湾曲面である建物用パネル体をコスト安く、容易に製
作できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、建物の日除け、屋
根材、間仕切りなどに用いる建物用パネル体に関する。
【0002】
【従来の技術】建物用パネル体としては芯材の表裏面に
表面板を添着し、芯材の周囲端面にアルミ製の形材を取
付けたものが知られている。つまり、日除けや屋根材、
間仕切りなどに用いる建物用パネル体は大きな剛性が必
要であるので、前述のようにして剛性の大きなパネルと
している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】建物のデザインや外観
を見栄え良くするために端面形状が直線状でなく湾曲面
の建物用パネル体が要求されている。しかしながら、従
来の剛性の大きな建物用パネル体の端面形状を湾曲面と
するには形材を曲げ加工しており、その曲げ加工が大変
面倒で困難である。また形材を湾曲形状とすると芯材の
端面との間に隙間が生じてしまう。
【0004】また、幅狭い複数のパネル体を、その端面
が直線に対して若干の角度を形成するように順次連続し
て端面が見掛け上湾曲面とした建物用パネルが提案され
ている。このような建物用パネル体では端面を正しい湾
曲面にできない。
【0005】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした建物用パネル体を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、パネル本
体の端面に、薄板状のヒレ片を備えた縁材を取付けたこ
とを特徴とする建物用パネル体である。
【0007】第2の発明は、パネル本体の厚さと同一厚
さの化粧部とヒレ片で縁材とし、この化粧部のヒレ片と
反対側をパネル本体の端面に取付けたことを特徴とする
建物用パネル体である。
【0008】第3の発明は、第1又は第2の発明におい
て、ヒレ片を湾曲形状に加工し、パネル本体の一対の端
面をヒレ片の湾曲中心に向う直線状とした建物用パネル
体である。
【0009】
【作 用】第1の発明によれば、ヒレ片を任意形状に
加工することで端面形状が任意形状の建物用パネル体と
することができる。しかも、ヒレ片は薄板状であるか
ら、その加工が容易で、加工コストを削減できる。した
がって、例えば端面形状が湾曲面の建物用パネル体をコ
スト安く、容易に製作できる。
【0010】第2の発明によれば、ヒレ片を任意形状に
加工することで端面形状が任意形状の建物用パネル体と
することができる。しかも、ヒレ片は薄板状であるか
ら、その加工が容易で、加工コストを削減できる。した
がって、例えば端面形状が湾曲面の建物用パネル体をコ
スト安く、容易に製作できる。
【0011】また、パネル本体の端面及び縁材の取付部
が化粧部で覆われるので見栄えの良い建物用パネル体と
なる。
【0012】第3の発明によれば、複数の建物用パネル
体を端面相互を接して横方向に順次連続することで、端
面形状が正しい湾曲面で大きな建物用パネル体を形成で
きる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1と図2に示すように、芯材1
の周囲端面にアルミ製の形材2を取付け、芯材1の厚さ
方向両面と形材2の厚さ方向両面に亘って面板3を取付
けてパネル本体4とする。前記相対向した一対の形材2
(つまり、パネル本体4の端面)に縁材5を取付けて建
物用パネル体6としてある。前記形材2は中空形状で外
側面2aの厚さ方向両面寄りに一体の取付片7が一体的
に設けてある。
【0014】前記縁材5は化粧部8とヒレ片9を備えた
アルミ押出形材で、化粧部8は縦片10と横片11を連
結片12で一体的に連結して中空部13を有する断面略
三角形状で、その縦片10(つまりヒレ片9と反対側
部)に一対の取付片14が一体的に設けてある。前記縦
片10の長さ(つまり、化粧部8の厚さ)はパネル本体
4の厚さと同一である。
【0015】前記ヒレ片9は横片11と同一高さで横片
11及び連結片12(つまり、化粧部8)と連続した薄
板状で、このヒレ片9の一側面9aと横片11の一側面
11aが直線状の平坦面に連続している。
【0016】一対の取付片14を形材2の一対の取付片
7に重ね合せてビス15で固着してある。これによっ
て、ヒレ片9の一側面9a、横片11の一側面11aと
一方の面板3が直線状の平坦面に連続している。16は
シール材である。
【0017】また、一対の取付片14と一対の取付片7
とビス15が化粧部8で覆われて外部から見えない。こ
れによって、建物用パネル体の端部の見栄えが良い。
【0018】なお、一対の縁材5は厚さ方向に反転して
取付けてある。
【0019】前記一方のヒレ片9は図1に仮想線で示す
ように凸湾曲形状に切削加工されて凸湾曲面17として
ある。他方のヒレ片9は図1に仮想線で示すように凹湾
曲形状に切削加工されて凹湾曲面18としてある。この
凸湾曲面17と凹湾曲面18は同一曲率である。パネル
本体4の縁材5を取付けていない相対向した一対の端面
4aは前記凸湾曲面17、凹湾曲面18の湾曲中心Aに
向う直線状である。
【0020】このようであるから、ヒレ片9を加工する
ことで端面形状が湾曲面の建物用パネル体を製作でき
る。前記ヒレ片9は薄板状で加工が容易であるから加工
コストを削減でき、しかも正しい湾曲面に精度良く加工
できる。
【0021】これによって、端面形状が正しい湾曲面の
建物用パネル体をコスト安く、容易に製作できる。しか
も、形材2を加工しないから、形材2が芯材1の端面と
離れることもなくパネル本体4の剛性が低下することが
ない。
【0022】また、この建物用パネル体6を、その端面
4a相互を接して横方向に順次連続することにより端面
形状が湾曲面で大きな建物用パネル、例えば日除けのパ
ネルとすることができる。
【0023】また、ヒレ片9を波形状、鋸刃状などの形
状に加工すれば端面形状が波形状、鋸刃状などの建物用
パネル体とすることができる。
【0024】図3は縁材5の第2の実施の形態を示し、
ヒレ片9にL字状の取付片14が一体的に設けてある。
その取付片14を取付片7に重ねてビス15で固着す
る。
【0025】図4は縁材5の第3の実施の形態を示し、
ヒレ片9に縦向きの取付片14を一体的に設けてある。
その取付片14を形材2の外側面2aにビス15で固着
する。
【0026】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、ヒレ片を
任意形状に加工することで端面形状が任意形状の建物用
パネル体とすることができる。しかも、ヒレ片は薄板状
であるから、その加工が容易で、加工コストを削減でき
る。したがって、例えば端面形状が湾曲面の建物用パネ
ル体をコスト安く、容易に製作できる。
【0027】請求項2に係る発明によれば、ヒレ片を任
意形状に加工することで端面形状が任意形状の建物用パ
ネル体とすることができる。しかも、ヒレ片は薄板状で
あるから、その加工が容易で、加工コストを削減でき
る。したがって、例えば端面形状が湾曲面の建物用パネ
ル体をコスト安く、容易に製作できる。
【0028】また、パネル本体の端面及び縁材の取付部
が化粧部で覆われるので見栄えの良い建物用パネル体と
なる。
【0029】請求項3に係る発明によれば、複数の建物
用パネル体を端面相互を接して横方向に順次連続するこ
とで、端面形状が正しい湾曲面で大きな建物用パネル体
を形成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】建物用パネル体の平面図である。
【図2】図1の拡大断面図である。
【図3】縁材の第2の実施の形態を示す断面図である。
【図4】縁材の第3の実施の形態を示す断面図である。
【符号の説明】
4…パネル本体 5…縁材 8…化粧部 9…ヒレ片

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パネル本体の端面に、薄板状のヒレ片を
    備えた縁材を取付けたことを特徴とする建物用パネル
    体。
  2. 【請求項2】 パネル本体の厚さと同一厚さの化粧部と
    ヒレ片で縁材とし、この化粧部のヒレ片と反対側をパネ
    ル本体の端面に取付けたことを特徴とする建物用パネル
    体。
  3. 【請求項3】 ヒレ片を湾曲形状に加工し、パネル本体
    の一対の端面をヒレ片の湾曲中心に向う直線状とした請
    求項1又は2記載の建物用パネル体。
JP10336915A 1998-11-27 1998-11-27 建物用パネル体 Pending JP2000160731A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019190192A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 日鉄鋼板株式会社 ルーバー用パネル

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2019190192A (ja) * 2018-04-27 2019-10-31 日鉄鋼板株式会社 ルーバー用パネル
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