JP2000159387A - プリンタ - Google Patents

プリンタ

Info

Publication number
JP2000159387A
JP2000159387A JP10332377A JP33237798A JP2000159387A JP 2000159387 A JP2000159387 A JP 2000159387A JP 10332377 A JP10332377 A JP 10332377A JP 33237798 A JP33237798 A JP 33237798A JP 2000159387 A JP2000159387 A JP 2000159387A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wrinkle
speed
section
roller
printing sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10332377A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Isogai
裕 磯貝
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Seiko Epson Corp
Original Assignee
Seiko Epson Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Seiko Epson Corp filed Critical Seiko Epson Corp
Priority to JP10332377A priority Critical patent/JP2000159387A/ja
Publication of JP2000159387A publication Critical patent/JP2000159387A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Handling Of Sheets (AREA)
  • Handling Of Cut Paper (AREA)
  • Delivering By Means Of Belts And Rollers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷シートをシワ取り処理して印刷処理する
プリンタの提供。 【解決手段】 印刷シートのシワ検出部とシワ取り部を
記録ヘッド位置の前方に配設し、シワ検出部とシワ取り
部の駆動部とを制御部に連係させ、シワ検出部における
揺動アームの角度情報を制御部において駆動部の変速駆
動情報に変換させるようにし、シワ検出部の検出情報に
基づいてシワ取り部において印刷シートの搬送速度を変
速させうるようにしたプリンタ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、インクジェット
プリンタ等のプリンタ類の技術分野に属するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の技術としては、例えば次
のものが挙げられる。
【0003】(1) プリンタ(特開平5−8493号公
報) 角度センサにより紙の凹凸を検知し、記憶して、その記
憶情報に伴ってヘッドを上下させ、常に一定のプラテン
ギャップを維持する構成(公知例1)。
【0004】(2) 紙幣シワ伸ばし装置(特開平3−22
0689号公報) 紙幣搬送路の途中に設けられた角度センサによりシワの
状態を検知し、その情報に伴い加圧ローラの圧力及び蒸
気発生部より適量の水分を与える構成(公知例2)。
【0005】(3) 紙葉類取扱装置(特開平8−2354
10号公報) 紙葉類搬送路上に紙葉類を加熱し回転する加圧ローラと
搬送ベルトにより紙葉類を挾持することでシワを伸ばす
構成(公知例3)。
【0006】(4) 紙幣シワ伸ばし装置(特開平9−40
262号公報) 加熱ロールと加圧ロールにより簡単な装置でシワ伸ばし
する構成(公知例4)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記の各公知例1乃至
4のものは、いずれもその目的とする点を解決するため
に有効であることは言うまでもないことであるが、公知
例1にあっては印字ヘッドの高さを変更するものであ
り、公知例2では加圧力と加湿を制御するものであり、
又公知例3は押圧力を変更させるものであり、更に公知
例4は加熱と加圧を制御するものである。
【0008】従って、印刷シートのシワが微細である場
合には、例えば加湿し、加熱し、加圧することによって
シワの除去に対しては一応の成果が認められるが、シワ
が比較的大きく、又多数存するような場合にはシワを加
圧し、シワを伸ばさないままに定着させてしまうおそれ
がある。
【0009】この発明が解決しようとする第1の課題点
は、印刷シートのシワを検出し、このシワの状況に応じ
てシワ取り部を変速させて印刷シートに張力を付与して
シワ取り処理をなしうるプリンタを提供することであ
る。
【0010】この発明が解決しようとする第2の課題点
は、印刷処理速度を低下させることなく効率的に印刷出
来るプリンタを提供することである。
【0011】この発明が解決しようとする第3の課題点
は、印刷精度の優れたプリンタを提供することである。
【0012】この発明が解決しようとする第4の課題点
は、構造が簡素で低コスト化を図ることが出来るプリン
タを提供することである。
【0013】
【課題を解決するための手段】前記の課題の解決手段は
次の如くである。
【0014】(1) 印刷シートを定速で記録ヘッド位置に
供給しうるようにしたプリンタにおいて、印刷シートの
シワ検出部とシワ取り部を記録ヘッド位置の前方に配設
し、前記シワ検出部の検出情報に基づいて前記シワ取り
部において印刷シートの搬送速度を変速させうるように
したプリンタ。
【0015】(2) 前記シワ検出部と前記シワ取り部の駆
動部とを制御部に連係させ、シワ検出部における揺動ア
ームの角度情報を制御部において前記駆動部の変速駆動
情報に変換させるようにした前記(1) 記載のプリンタ。
【0016】(3) 前記シワ取り部が加熱され変速可能に
駆動される加熱ローラと印刷シートを挾持するよう前記
加熱ローラに対設されたバックアップローラとを含んで
いる前記(1) 又は(2) 記載のプリンタ。
【0017】(4) 前記シワ検出部が前記シワ取り部の前
後に併設された前記(1) 乃至(3) 記載のプリンタ。
【0018】前記の解決手段によれば、印刷シートにお
けるシワの状態により加熱ローラの回転速度を制御して
シワ取り処理を実行するものであるから、記録ヘッドの
手前で印刷シートを引き伸ばすようにして平坦化した
後、印刷処理するものであるから高品質の印刷物を得る
ことが出来るものである。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、図面に示されたプリンタに
係るこの発明の実施の形態について説明する。
【0020】1.手段 図1乃至図3に示すこの発明の実施の形態に係るプリン
タの特徴的な点は、記録ヘッド位置に供給される印刷シ
ートのシワ等の凹凸を予め検出し、変速可能な加熱ロー
ラによる印刷シートの搬送速度を変更調節して凹凸を低
減させた後、記録ヘッドにより印刷処理しうるように構
成した点にある。
【0021】即ち、プリンタ1000内に操作パネル1
0によってオペレータにより操作される制御部20を設
けると共に、この制御部20によって制御される第1〜
第4の駆動部30〜60によって作動される記録ヘッド
70、シワ取り部80、給紙部90並びにインク供給部
100を配設する。
【0022】又、前記シワ取り部80のシート搬送方向
手前の搬送台92上の搬送路Wには第1のシワ検出部1
10を設けると共に、シワ取り部80と記録ヘッド70
の間の搬送路Wには第2のシワ検出部120を配設して
おり、シワ取り処理後の印刷シートSのシワを検出し、
この検出情報を制御部20に報知しうるような関連構成
としている。
【0023】次に、各部の構成について更に詳細に述べ
ると以下の如くである。
【0024】(1) 制御部20 第1、3、4の駆動部30、50、60を操作して給紙
部90によって印刷シートSを所要の速度で記録ヘッド
70位置に搬送させ、インク供給部100から供給され
たインクにより印刷処理をなしうるものであり、加えて
第1のシワ検出部110の凹凸情報を記憶部130に格
納されたデータと比較して第2の駆動部40を変速さ
せ、更には第2のシワ検出部120からの凹凸情報に基
づいて第2の駆動部40の速度を補正させうるようにし
たものである。
【0025】(2) シワ取り部80 図2にも示すように第2の駆動部40によって変速可能
に駆動される電源Pによって付勢される加熱ローラ81
とバックアップローラ82とを対設し、その間に形成し
た搬送路W上の印刷シートSを加熱しつつ所望の速度で
記録ヘッド70方向に移送しつつ給紙部90における定
速ローラ91との間で印刷シートSにテンションを付与
しうるように構成している。
【0026】(3) 給紙部90 多数の対状の定速ローラ91群を備え、印刷シートSを
所定の速度で記録ヘッド70位置に搬送し、印刷処理後
に引き続いてこれを排紙しうるものである。
【0027】(4) 第1、第2のシワ検出部110、12
0 図2に示すように搬送路Wにおける搬送台92上に揺動
アーム111に回転可能に取り付けた検出ローラ112
を臨ませて搬送台92上で転動しうるように印刷シート
Sに当接させており、印刷シートSのシワの凹凸により
揺動される揺動アーム111の回動角度χを角度センサ
113により検出し、制御部20に報知しうるように構
成している。
【0028】尚、第2のシワ検出部120は第1のシワ
検出部110と共通の構成であり、それぞれシワ取り処
理の前後における印刷シートSのシワを検出しうるよう
になされているので図示符号を120台として表示し
た。
【0029】2.使用法 プリンタ1000に供給された印刷シートSは第3の駆
動部50によって定速で回動される給紙部90の定速ロ
ーラ91により搬送路W上で搬送され、第1のシワ検出
部110における検知ローラ112の動揺に応じてシワ
の凹凸を検出される。
【0030】この際、角度センサ113で検出された揺
動アーム111の角度χで把えられたシワ情報が制御部
20に報知され、制御部20において記憶部130に格
納されているシワに関する基本データと比較して変速ロ
ーラ81の速度を算出し、第2の駆動部40を介して加
熱ローラ81を所要の速度に変速させて推進させる。
【0031】この場合、シワの凹凸が大であれば加熱ロ
ーラ81の速度を速くし、小であれば遅くすることによ
って定速ローラ91との間で印刷シートSに所要の張力
を付与すると共に、印刷シートSを適宜加熱してシワの
引き伸ばし処理を実行する。
【0032】これによって、印刷シートSのシワは伸ば
されることとなるが、尚引き続いて第2のシワ検出部1
20によってシワ取り処理後の印刷シートSの凹凸を念
のために検出し、その検出データを制御部20に報知さ
せ、必要があれば第2の駆動部40を操作して加熱ロー
ラ81の速度を補正して印刷シートSに十分な平坦性を
確保させるようにする。
【0033】次いで、インク供給部100から供給され
たインクにより記録ヘッド70によって平坦状にされた
印刷シートS上に鮮明な印刷処理をなしうるものであ
る。
【0034】3.印刷シートSに関連した事項 印刷シートSにおけるシワは、加熱された状態でテンシ
ョンを与えられて平坦状とされるが、印刷シートSの種
類に応じては印刷処理後にシワが復元されるおそれがあ
るが、この点は必要に応じてシワ取り部80の直前の搬
送路W上に加湿手段を配備させれば十分に回避出来るこ
とは言うまでもないことであって、いずれの場合にもシ
ワ取り処理の直後に記録ヘッド70によって速やかに印
刷処理されるため高品質な印刷処理にはいささかの支障
も生じないものである。
【0035】又、印刷シートSの種類によっては加熱ロ
ーラ81の速度を補正するための第2のシワ検出部12
0は省略しても差し支えないものであり、又加熱ローラ
81の回転速度を増減速させる代わりにバックアップロ
ーラ82を変速可能に駆動させるようにしても同様の結
果が得られるものである。
【0036】
【実施例】具体的に検証されている実施例は次の如くで
ある。
【0037】(1) 加熱ローラ81の変速比率 定速ローラ91と加熱ローラ81との変速比は、1:
1.1〜1.5であり、印刷シートSのシワが大であれ
ば加熱ローラ81の増速率を高くし、小であれば低くす
ることにより略90%以上のシワを効率的に除去するこ
とが出来た。
【0038】(2) 加熱ローラ81の構成 電熱ヒータを内蔵し、外表面を厚さ約3〜5mmの硬質
ゴムで被覆させ、その軸部をモータ等で構成された第2
の駆動部に連結させた。
【0039】
【発明の効果】以上説明したこの発明による特有の効果
は次の如くである。
【0040】 効率的に印刷シートのシワを除去しう
る(請求項1〜4)。
【0041】 印刷速度が低下されるおそれがない
(請求項1〜4)。
【0042】 印刷品質が保証される(請求項1〜
4)。
【0043】 低コストで故障が少ない(請求項1〜
4)。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のプリンタの斜視図。
【図2】図1のシワ検出部の側面図。
【図3】図1の機能ブロック図。
【符号の説明】
1000 プリンタ 20 制御部 30〜60 駆動部(第1〜第4) 70 記録ヘッド 80 シワ取り部 81 加熱ローラ 82 バックアップローラ 110、120 シワ検出部 111(121) 揺動アーム S 印刷シート

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 印刷シートを定速で記録ヘッド位置に供
    給しうるようにしたプリンタにおいて、印刷シートのシ
    ワ検出部とシワ取り部を記録ヘッド位置の前方に配設
    し、前記シワ検出部の検出情報に基づいて前記シワ取り
    部において印刷シートの搬送速度を変速させうるように
    したプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記シワ検出部と前記シワ取り部の駆動
    部とを制御部に連係させ、シワ検出部における揺動アー
    ムの角度情報を制御部において前記駆動部の変速駆動情
    報に変換させるようにした請求項1記載のプリンタ。
  3. 【請求項3】 前記シワ取り部が加熱され変速可能に駆
    動される加熱ローラと印刷シートを挾持するよう前記加
    熱ローラに対設されたバックアップローラとを含んでい
    る請求項1又は2記載のプリンタ。
  4. 【請求項4】 前記シワ検出部が前記シワ取り部の前後
    に併設された請求項1乃至3記載のプリンタ。
JP10332377A 1998-11-24 1998-11-24 プリンタ Pending JP2000159387A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10332377A JP2000159387A (ja) 1998-11-24 1998-11-24 プリンタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10332377A JP2000159387A (ja) 1998-11-24 1998-11-24 プリンタ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000159387A true JP2000159387A (ja) 2000-06-13

Family

ID=18254295

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10332377A Pending JP2000159387A (ja) 1998-11-24 1998-11-24 プリンタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000159387A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264074A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP2011037195A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及び方法
JP2014519994A (ja) * 2011-12-02 2014-08-21 牡丹江恒豊紙業股▲ふん▼有限公司 難燃性バンド付きシガレットペーパー生産用の凹版印刷機及び生産方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006264074A (ja) * 2005-03-23 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 液滴吐出装置
JP2011037195A (ja) * 2009-08-17 2011-02-24 Fujifilm Corp インクジェット記録装置及び方法
JP2014519994A (ja) * 2011-12-02 2014-08-21 牡丹江恒豊紙業股▲ふん▼有限公司 難燃性バンド付きシガレットペーパー生産用の凹版印刷機及び生産方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2001199095A (ja) 両面印刷プリンタ
JP5166694B2 (ja) シート処理装置
JP2011011889A (ja) メディア搬送機構及びプリンタ装置、並びにメディア搬送方法
CN107921794B (zh) 打印设备
CN106604883B (zh) 记录装置
CN104290465B (zh) 打印装置及控制方法
US9610789B2 (en) Recording apparatus
JP2000159387A (ja) プリンタ
JP2001071569A (ja) サーマルプリンタ
JP2012130878A (ja) 印刷用前処理装置
JP4300912B2 (ja) 記録媒体搬送装置及び画像記録装置
JP2013107221A (ja) 画像形成装置
JP2012232838A (ja) 液体吐出装置
JP2004106957A (ja) シート搬送機構及びそのシート搬送機構を備えた画像形成装置
JP7016916B2 (ja) メディア搬送機構
JP3610701B2 (ja) プリンタ
JP3751543B2 (ja) 画像形成装置の記録媒体搬送機構
JPH1111757A (ja) シート搬送装置及び画像処理装置
JP3933433B2 (ja) 画像形成装置
JP4516687B2 (ja) プリンタ
JP2006160504A (ja) 搬送装置
JP2016150518A (ja) 記録装置
JP2005041591A (ja) 帳票処理装置
JP2006044149A (ja) インクジェット記録装置
JP2015105165A (ja) 媒体搬送装置、印刷装置及び媒体搬送方法