JPH1111757A - シート搬送装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像処理装置

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JPH1111757A
JPH1111757A JP15974497A JP15974497A JPH1111757A JP H1111757 A JPH1111757 A JP H1111757A JP 15974497 A JP15974497 A JP 15974497A JP 15974497 A JP15974497 A JP 15974497A JP H1111757 A JPH1111757 A JP H1111757A
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Hitoshi Katsuyama
均 勝山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 装置を複雑化させることなく、安価な方法
で、サイズに関わらずシートの蛇行を検出すること。 【解決手段】 布帛1の蛇行を検知する蛇行検知センサ
21a,21bと、布帛1の蛇行を修正する蛇行修正手段22
と、蛇行検知センサ21a,21bの検知信号に基づいて蛇
行修正手段22を制御する制御手段23とを有し、前記蛇行
検知センサ21a,21bは布帛1の幅方向において該布帛
1を揃える際の基準側(記録開始基準側)となる一方の
端縁側に配置され、該蛇行検知センサ21a,21bが前記
布帛1の端縁を挟んで幅方向に間隔Lをおいて配置され
ていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシートを搬送するシ
ート搬送装置及びこれを用いたプリンタ等の画像処理装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、プリンタ等の画像処理装置にあっ
ては、記録紙や布帛等のシートを記録手段へ搬送し、所
定画像を記録した後に搬送排出する。このシートを搬送
する構成としてはローラ対によって記録紙を挟持搬送す
るようにしたものが一般的であるが、該シートとして布
帛等を用いる場合には、巻出ローラに巻回されたシート
を繰り出し、該シートを駆動ローラと従動ローラ間に張
架されたエンドレスベルトに貼り付けて搬送し、更に巻
取ローラで巻き取るようにしたものがある。
【0003】また上記従来の装置では、図6に示すよう
に、布帛101 の幅方向両側の端縁外側にそれぞれエッジ
センサ102 ,103 が配置されており、このエッジセンサ
102,103 によって布帛101 の蛇行を検出し、図示しな
い蛇行修正機構により前記布帛101 の蛇行を修正するよ
うになっている。
【0004】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、布帛101 の蛇行を検出するエッジセンサ
102,103 が布帛101 の幅方向両側の端縁外側にそれぞ
れ配置されているため、幅方向のサイズが異なる布帛を
搬送する場合、段取り替え(シート基準側と反対側にあ
るエッジセンサ103 の取付ブラケットを移動させてボル
ト締めすること)により、前記布帛の幅方向のサイズに
応じてエッジセンサの位置を変更しなければならなかっ
た。また種々な幅に対応するためには前記取付ブラケッ
トを大きくしなければならず、更に前記取付ブラケット
を移動させるためのガイドレール等が必要であった。
【0005】そこで、本発明の目的は、装置を複雑化さ
せることなく、且つ安価な方法で、サイズに関わらずシ
ートの蛇行を検出することの可能な装置を提供すること
である。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るシート搬送装置の構成は、シートを搬送
するシート搬送装置において、前記シートの蛇行を検知
する蛇行検知手段と、前記シートの蛇行を修正する蛇行
修正手段と、前記蛇行検知手段の検知信号に基づいて前
記蛇行修正手段を制御する制御手段とを有し、前記蛇行
検知手段はシートの搬送方向と直交する幅方向一方の端
縁付近に配置され、少なくとも2つの蛇行検知手段が前
記シートの端縁を挟んで幅方向に間隔をおいて配置され
ていることを特徴とする。
【0007】また、前記蛇行検知手段は、前記シートを
揃える際の基準となる端縁側に配置されていることを特
徴とする。
【0008】また、前記シート搬送装置は巻出回転体に
巻回されたシートを繰り出し、該シートを複数の回転体
に張架された無端ベルトを回転させて搬送し、巻取回転
体で巻き取る装置であって、前記蛇行修正手段は前記シ
ートが巻回された巻出回転体をシートの蛇行量に応じて
シート幅方向に移動させることで蛇行を修正することを
特徴とする。
【0009】また上記目的を達成するための本発明に係
る画像処理装置の構成は、上記構成のシート搬送装置
と、該シート搬送装置によって搬送されたシートに記録
を行うための記録手段とを有することを特徴とする。
【0010】また、前記蛇行検知手段が配置されたシー
ト幅方向一方の端縁側とは、記録開始基準位置側である
ことを特徴とする。
【0011】また、前記画像処理装置は、記録手段が信
号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット
記録方式であることを特徴とする。更に、記録手段が前
記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによ
り、インクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインク
を吐出させることを特徴とする。
【0012】本発明に係るシート搬送装置及び画像処理
装置は、上述の如く構成したので、装置を複雑化させる
ことなく、安価な方法で、サイズに関わらずシートの蛇
行を検出することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用したシート
搬送装置及び画像処理装置の実施の形態について詳しく
説明する。尚、以下の実施形態では、本発明を適用した
シート搬送装置を有する画像処理装置を例示して説明す
る。
【0014】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るイン
クジェットプリンタについて図面を用いて具体的に説明
する。図1は本実施形態に係るインクジェットの概略構
成を示す断面図である。
【0015】図1において、1はシートとしての布帛で
ある。この布帛1は巻出部Bの巻出ローラ2の回転に応
じて巻き出され、中間ローラ3a、除塵ローラ3b,3
c、皺取ローラ3d、及び中間ローラ3e,3dを介し
て、記録手段4に対向する部位に設けた搬送部Aにより
実質的に水平方向に搬送された後、中間ローラ3g,3
hを介して巻取ローラ5に巻き取られる。
【0016】前記搬送部Aは、サーボモータ6と連結し
て駆動回転可能な駆動回転体としての駆動ローラ7と、
回転自在な従動回転体としての従動ローラ8との間に無
端ベルトとしてのエンドレスベルト9を掛け渡し、駆動
ローラ7を駆動回転することによってエンドレスベルト
9を図1の反時計回り方向(搬送方向)へ回転させて布
帛1を搬送するものである。
【0017】このエンドレスベルト9の表面には粘着層
が形成されている。そして、巻出ローラ2から繰り出さ
れた布帛1は、貼付回転体としての貼付ローラ14によっ
てエンドレスベルト9の粘着層に押し付けられて貼着さ
れ、該ベルト9から浮くことなく搬送される。
【0018】尚、前記エンドレスベルト9は、記録手段
4と対向する所定範囲において、プラテンローラ10a,
10bによってガイドされ、該部分でのベルト9に適切な
張力が付与されて水平方向に布帛1を搬送するように構
成されている。
【0019】記録手段4は、記録ヘッドからインクを吐
出して記録するインクジェット記録方式を用いている。
即ち、この記録ヘッドは微細な液体吐出口(オリフィ
ス)、液路及びこの液路の一部に設けられるエネルギー
作用部と、該作用部にある液体に作用させる液滴形成エ
ネルギーを発生するエネルギー発生手段を備えている。
【0020】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0021】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、高
密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利
である。
【0022】尚、本実施形態ではインクの吐出構成とし
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
【0023】そして、図1の紙面と垂直方向(搬送方向
と直交する幅方向)に移動可能なキャリッジ4aに2個
の記録ヘッド4bを搭載し、エンドレスベルト9によっ
て搬送された布帛1に対して、キャリッジ4aを移動さ
せると共に記録ヘッド4bからインクを吐出して所定画
像が記録される。
【0024】尚、記録手段4は図1の左右方向へも移動
可能となっており、エンドレスベルト9の交換等のメン
テナンス作業等が容易になし得るようになっている。ま
た、記録手段4の前記移動範囲には記録ヘッド4bの濃
度ムラの補正を行うためのHSステーション11が設けら
れている。
【0025】記録手段4で所定画像が記録された布帛1
は、駆動ローラ7の部位においてエンドレスベルト9か
ら剥離され、巻取ローラ5へ巻き取られる。この途中に
おいて、布帛1は中間ローラ3g,3h間に設けられた
乾燥ヒータ12により乾燥処理が施される。
【0026】この乾燥ヒータ12としては、布帛1に対し
て温風を吹き付けるもの、赤外線を照射するもの等、適
宜の形態のものを用いることができる。
【0027】上記構成において、巻出ローラ2、巻取ロ
ーラ5、駆動ローラ7、従動ローラ8等は装置本体の構
造体であるフレームの溶接構造で一体とされる架台15に
よって支持されている。この架台15の複数箇所には設置
床面に対して装置を水平及び高さ方向に調整可能とする
レベルパッド16が取り付けられている。
【0028】また、巻出回転体としての巻出ローラ2
は、図示しないクラッチ等により布帛1が巻き出される
方向とは逆方向にテンションがかけられている。これに
より、布帛1に弛みが発生することなく、皺取ローラ3
dにより皺が伸ばされる。
【0029】巻取回転体としての巻取ローラ5は、図示
しないクラッチ等により布帛4を巻き取る方向にテンシ
ョンがかけられている。これにより、エンドレスベルト
9が送られてテンションが弱くなると、布帛1はエンド
レスベルト9から剥離されるとともに、巻取ローラ5に
よって巻き取られる。
【0030】また図1において、21は蛇行検知手段とし
ての蛇行検知センサであり、前記布帛1の蛇行を検知す
るものである。22は蛇行修正手段であり、前記布帛1の
蛇行を修正するものである。23は制御手段であり、前記
蛇行検知センサ21の検知信号に基づいて前記蛇行修正手
段22を制御するものである。
【0031】ここで、先ず蛇行検知センサ21の配設位置
について図3(a)を用いて説明する。図3(a)は蛇
行検知センサ21の配置図である。尚、本実施形態では、
2つの蛇行検知センサ21a,21bを用いた場合を例示し
ている。
【0032】図3(a)に示すように、蛇行検知センサ
21a,21bは、搬送方向上流側の巻出ローラ2付近に配
置されており、布帛1の搬送方向と直交する幅方向一方
の端縁を挟んで幅方向に間隔Lをもって配置されてい
る。また、この2つの蛇行検知センサ21a,21bは、布
帛1の幅方向の左端縁側に配置されている。これは、蛇
行検知センサ21a,21bが配置された布帛幅方向左端縁
側が記録開始基準位置側であり、布帛1の幅方向のサイ
ズが変わっても、該布帛1の左端縁側の位置を常に揃え
て搬送するためである。これにより布帛1の幅方向のサ
イズが変わっても、蛇行検知センサ21a,21bの配置を
変更する必要がなくなる。
【0033】次に、蛇行修正手段22の構成について図2
を用いて説明する。尚、本実施形態では、図2に示すよ
うに蛇行修正手段22が巻出部Bに設けられている。図2
は巻出部Bの概要図である。
【0034】図2に示すように、巻出ローラ2はローラ
芯材51上に布帛1が巻回されたものである。ローラ芯材
51は、両端をベアリング55によって回転可能に支持され
ている。ローラ芯材51の片端には平歯車52が取り付けら
れ、モータ側平歯車53を介して、モータ54の駆動力が伝
達される。従って、巻出ローラ2はモータ54からの駆動
力によって搬送方向に回転する。
【0035】また、ローラ芯材51は、ベアリング55を介
してブラケット56によってプレート57上に取り付けられ
ている。プレート57の下面には直動ガイド58が取り付け
られ、左右(布帛1の幅方向)に移動可能となってい
る。更にプレート57の下面にはボールネジナット59が取
り付けられ、ボールネジ60の片端にはプーリ61が取り付
けられている。このプーリ61とモータプーリ62との間に
はベルト63が張架されており、該プーリ61、ベルト63、
モータプーリ62を介してモータ64の駆動力が伝達され
る。従って、巻出しローラ2はモータ64からの駆動力に
よって搬送方向と直交する幅方向(左右)に移動する。
【0036】従って、上記構成の蛇行修正手段22により
巻出回転体としての巻出ローラ2を蛇行検知センサ21
a,21bからの信号に応じて幅方向に移動させること
で、布帛1の蛇行を修正することができる。
【0037】次に蛇行検知センサ21a,21bの信号出力
に応じた巻出ローラ2の移動動作について図3(b)を
用いて説明する。図3(b)は蛇行検知センサ21a,21
bと巻出ローラ2との関係を示す表図である。
【0038】図3(b)に示すように、蛇行検知センサ
21aがOFF、蛇行検知センサ21bがONの状態にある
時、巻出ローラ2を左右(布帛1の幅方向)に移動させ
る蛇行修正手段22のモータ64は駆動しない。即ち、この
状態が正常状態であり、基準となる。
【0039】上記状態から何らかの要因で布帛1が蛇行
を始め、該布帛1が左に寄ってくると蛇行検知センサ21
aがONする。すると、蛇行修正手段22のモータ64が駆
動を開始し、巻出ローラ2を右に移動させるように作動
する。巻出ローラ2が右へ移動し、蛇行検知センサ21a
がOFFになると、前記モータ64が停止する。
【0040】また、何らかの要因で布帛1が蛇行を始
め、該布帛1が右に寄ってくると蛇行検知センサ21bを
OFFする。すると、蛇行修正手段22のモータ64が駆動
を開始し、巻出ローラ2を左に移動させるように作動す
る。巻出ローラ2が左へ移動し、蛇行検知センサ21bが
ONになると、前記モータ64が停止する。
【0041】このように、蛇行検知センサ21a,21b両
方がONの場合は巻出ローラ2を右に移動させるように
モータ64が回転し、蛇行検知センサ21a,21b両方がO
FFの場合は巻出ローラ2を左に移動させるようにモー
タ64が回転する。
【0042】そして、布帛1は前記2つの蛇行検知セン
サ21a,21bの間隔Lの範囲内で蛇行量が規制される。
【0043】尚、蛇行検知センサ21aがON、蛇行検知
センサ21bがOFFの場合は、該センサの故障や誤動作
等何らかの異常と考えられるので、機械を停止させる。
【0044】上述したように、蛇行検知センサ21a,21
bを、布帛1を揃える際の基準となる幅方向一方の端縁
付近に配置するとともに、該蛇行検知センサ21a,21b
を布帛1の端縁を挟んで幅方向に間隔Lをおいて配置し
たので、該センサの配置変更等をすることなく、種々の
サイズの布帛に対応することができる。即ち、装置を複
雑化させることなく、安価な方法で、サイズに関わらず
布帛の蛇行を検出することができる。
【0045】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
蛇行検知センサが2個の場合の構成を例示したが、本発
明はこれに限定されるものではなく、例えば、3個以上
の構成としても良く、この構成によっても同様の効果が
得られる。
【0046】図4は蛇行検知センサが3個(図中24a〜
24c)の場合を例示している。この構成によれば、布帛
1は2つの蛇行検知センサ24a,24bの間隔L1の範囲
内で蛇行量が規制される。また、図中の組み合わ
せ以外は、センサの故障や誤動作等何らかの異常と考え
られるので、機械を停止させる。
【0047】図5は蛇行検知センサが4個(図中25a〜
25d)の場合を例示している。この構成によれば、布帛
1は2つの蛇行検知センサ25b,25cの間隔Lの範囲内
で蛇行量が規制される。また、図中の組み合わせ
以外は、センサの故障や誤動作等何らかの異常と考えら
れるので、機械を停止させる。尚、センサ25a,25dは
それぞれ布帛1の左進端リミットセンサ、右進端リミッ
トセンサである。
【0048】また前述した実施形態では、シートとして
布帛を例示したが、これに限定されるものではなく、例
えば普通紙等の他のシートであっても良く、更に連続し
たシートに限らず、カットシート等であっても良い。
【0049】また前述した実施形態では、インクジェッ
ト記録方式を用いた画像処理装置を例示したが、これに
限定されるものではなく、例えば電子写真方式、熱転写
方式等の他の記録方式を用いた画像処理装置であっても
本発明は有効である。
【0050】また前述した実施形態では、画像処理装置
としてプリンタを例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えば複写機、ファクシミリ等の他の画像処理
装置であっても本発明は有効である。
【0051】更に本発明を適用したシート搬送装置は、
前述した実施形態において例示した布帛等のシートに記
録を行う記録手段を有する画像処理装置のみならず、例
えば原稿等のシートの画像を読み取る読取手段を有する
装置や、前記記録手段と読取手段を有する装置等の他の
画像処理装置に用いても有効である。
【0052】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
シートの蛇行を検知する蛇行検知手段を、シートを揃え
る際の基準となる幅方向一方の端縁付近に配置するとと
もに、少なくとも2つの蛇行検知手段を前記シートの端
縁を挟んで幅方向に間隔をおいて配置したので、該蛇行
検知手段の配置変更をすることなく、種々のサイズのシ
ートに対応することができる。即ち、装置を複雑化させ
ることなく、安価な方法で、サイズに関わらずシートの
蛇行を検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施形態に係るインクジェットプリンタの
概略構成を示す断面図
【図2】巻出部の構成を示す概要図
【図3】蛇行検知センサの一配置例を示す図
【図4】蛇行検知センサの一配置例を示す図
【図5】蛇行検知センサの一配置例を示す図
【図6】従来技術の説明図
【符号の説明】
A…搬送部 B…巻出部 1…布帛 2…巻出ローラ 3a,3e,3d,3g,3h…中間ローラ 3b,3c…除塵ローラ 3d…皺取ローラ 4…記録手段 4a…キャリッジ 4b…記録ヘッド 5…巻取ローラ 6…サーボモータ 7…駆動ローラ 8…従動ローラ 9…エンドレスベルト 10a,10b…プラテンローラ 11…HSステーション 12…乾燥ヒータ 14…貼付ローラ 15…架台 16…レベルパッド 21a,21b,24a,24b,24c,25a,25b,25c,25
d…蛇行検知センサ 22…蛇行修正手段 23…制御手段 51…ローラ芯材 52,53…平歯車 54,64…モータ 55…ベアリング 56…ブラケット 57…プレート 58…直動ガイド 59…ボールネジナット 60…ボールネジ 61,62…プーリ 63…ベルト

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シートを搬送するシート搬送装置におい
    て、 前記シートの蛇行を検知する蛇行検知手段と、 前記シートの蛇行を修正する蛇行修正手段と、 前記蛇行検知手段の検知信号に基づいて前記蛇行修正手
    段を制御する制御手段と、 を有し、 前記蛇行検知手段はシートの搬送方向と直交する幅方向
    一方の端縁付近に配置され、少なくとも2つの蛇行検知
    手段が前記シートの端縁を挟んで幅方向に間隔をおいて
    配置されていることを特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記蛇行検知手段は、前記シートを揃え
    る際の基準となる端縁側に配置されていることを特徴と
    する請求項1に記載のシート搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記シート搬送装置は巻出回転体に巻回
    されたシートを繰り出し、該シートを複数の回転体に張
    架された無端ベルトを回転させて搬送し、巻取回転体で
    巻き取る装置であって、 前記蛇行修正手段は前記シートが巻回された巻出回転体
    をシートの蛇行量に応じてシート幅方向に移動させるこ
    とで蛇行を修正することを特徴とする請求項1又は請求
    項2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
    載のシート搬送装置と、該シート搬送装置によって搬送
    されたシートに記録を行うための記録手段とを有するこ
    とを特徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記蛇行検知手段が配置されたシート幅
    方向一方の端縁側とは、記録開始基準位置側であること
    を特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理装置は、記録手段が信号に
    応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録
    方式であることを特徴とする請求項4又は請求項5に記
    載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 前記画像処理装置は、記録手段が前記電
    気熱変換体によって印加される熱エネルギーにより、イ
    ンクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出
    させることを特徴とする請求項6に記載の画像処理装
    置。
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