JPH1120972A - シート搬送装置及び画像処理装置 - Google Patents

シート搬送装置及び画像処理装置

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Publication number
JPH1120972A
JPH1120972A JP17825697A JP17825697A JPH1120972A JP H1120972 A JPH1120972 A JP H1120972A JP 17825697 A JP17825697 A JP 17825697A JP 17825697 A JP17825697 A JP 17825697A JP H1120972 A JPH1120972 A JP H1120972A
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JP
Japan
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sheet
sticking
roller
supporting
endless belt
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Application number
JP17825697A
Other languages
English (en)
Inventor
Hitoshi Katsuyama
均 勝山
Original Assignee
Canon Inc
キヤノン株式会社
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Publication date
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Publication of JPH1120972A publication Critical patent/JPH1120972A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 シートの貼付ムラをなくすとともに、該シー
トに条跡を生じないようにすること。 【解決手段】 揺動アーム24等からなる支持手段を揺動
自在に支持する従動ローラ3がシート搬送方向に回転す
る速度と、前記支持手段に支持された貼付ローラ9がシ
ート搬送方向とは逆方向であるシート貼付方向に移動す
る速度との差をもって、前記従動ローラ3の回転時に貼
付ローラ9をシート搬送方向に移動させるとともに、前
記従動ローラ3の停止と同時に前記貼付ローラ9の移動
を停止させた後、該貼付ローラ9をシート貼付方向に移
動するように前記支持手段を駆動することを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はシート搬送装置及び
画像処理装置に関し、例えば布帛(ふはく)等のシート
に図柄等を捺染めする画像処理装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来の画像処理装置の一例として、イン
クジェットヘッドからインクが布帛等に付与され捺染め
を行うインクジェットプリンタがある。このインクジェ
ットプリンタにおいて、布帛は貼付ローラ等によりエン
ドレスベルトに押し付けられ、該エンドレスベルトに粘
着固定されて搬送(間欠送り)され、所定の位置に位置
決めされて、インクジェットヘッドからインクが布帛等
に付与される。
【0003】ここで、従来の貼付ローラ部の構成を図9
を用いて説明する。図9において、エンドレスベルト10
2 を張架する一つの回転体である従動ローラ111 の回転
中心と一致するように揺動アーム112 が取付けられ、該
揺動アーム112 は従動ローラ111 に対して回転自在とな
っている。
【0004】揺動アーム112 には揺動駆動プーリ113 が
固着され、タイミングベルト114 を介して駆動プーリ11
5 に接続されている。駆動プーリ115 には図示しない駆
動モータが連結されており、該駆動モータの回転によっ
てタイミングベルト114 を介して揺動アーム112 が従動
ローラ111 を中心にして揺動するようになっている。
【0005】揺動アーム112 には貼付ローラ駆動シリン
ダ116 が取付けられており、ローラ駆動アーム117 を介
して貼付ローラ104 と連結されている。貼付ローラ駆動
シリンダ116 が収縮すると、貼付ローラ104 がエンドレ
スベルト102 から離隔し、貼付ローラ駆動シリンダ116
が伸長すると、貼付ローラ104 がエンドレスベルト102
に押し付けられて布帛101 がエンドレスベルト102 に貼
り付けられるものである。
【0006】この貼付動作を図10のフローチャートを用
いて説明する。先ず、エンドレスベルトの駆動モータが
作動(step11)し、エンドレスベルトが一定量送られる
と、該駆動モータが停止(step12)する。次に揺動アー
ムの駆動モータが逆転作動(step13)し、該揺動アーム
が起点位置まで駆動(step14)され、揺動アームの駆動
モータが停止(step15)する。
【0007】次に、貼付ローラ駆動シリンダが伸長(st
ep16)して貼付ローラをエンドレスベルトに押し付け
る。次に揺動アームの駆動モータが正転作動(step17)
し、図示しないアーム回転端センサによってアーム位置
が検出されるまで、揺動アームを駆動させる。そして、
揺動アームの回転端位置が検出(step18)されると、揺
動アームの駆動モータを停止(step19)させ、更に貼付
ローラ駆動シリンダを収縮(step20)させて貼付ローラ
をエンドレスベルトから離隔し、次の布帛送りのタイミ
ングまで停止して待機(step21)するようになってい
る。
【0008】
【発明が解決しようとしている課題】しかしながら、上
記従来例では、図11に示すように、揺動アーム112 が揺
動することにより、貼付ローラ104 が布帛101 を押し続
ける圧接長さLと、エンドレスベルト102 の間欠送り量
を一致させる必要があり、一致しない場合は貼付ムラが
生じ易くなるという問題があった。
【0009】即ち、前記圧接長さLがエンドレスベルト
102 の間欠送り量より短い場合は、布帛101 がエンドレ
スベルト102 に圧接されない箇所が生じるという問題が
あり、また前記圧接長さLがエンドレスベルト102 の間
欠送り量より長い場合は、その長さの差の分だけ布帛10
1 が二重に押し付けられることになり、その箇所に条跡
が生じ易くなるといる問題があった。
【0010】そこで、本発明の目的は、布帛等のシート
の貼付ムラをなくすとともに、該シートに条跡を生じな
いようにすることである。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係るシート搬送装置の構成は、複数の回転体
に張架され、シートを支持しつつ搬送する無端ベルト
と、前記無端ベルト上にシートを導くと共に、該無端ベ
ルトにシートを押し付けて、該シートを無端ベルト上に
貼り付ける貼付回転体と、前記複数の回転体の一つに対
して揺動自在に支持され、前記貼付回転体を支持する支
持手段と、前記支持手段を駆動する駆動手段とを有し、
前記貼付回転体が無端ベルトにシートを押し付け続ける
長さが、前記無端ベルトのシート搬送量に一致するよう
に、前記貼付回転体を支持する支持手段を駆動すること
を特徴とする。
【0012】また、前記支持手段を揺動自在に支持する
回転体が回転するとき、該回転体がシート搬送方向に回
転する速度と、前記支持手段に支持された貼付回転体が
シート搬送方向とは逆方向であるシート貼付方向に移動
する速度との差をもって、前記貼付回転体を支持する支
持手段を駆動することを特徴とする。
【0013】また、前記支持手段を揺動自在に支持する
回転体がシート搬送方向に回転する速度と、前記支持手
段に支持された貼付回転体がシート搬送方向とは逆方向
であるシート貼付方向に移動する速度との差をもって、
前記回転体の回転時に貼付回転体をシート搬送方向に移
動させるとともに、前記回転体の停止と同時に前記貼付
回転体の移動を停止させた後、該貼付回転体をシート貼
付方向に移動するように前記支持手段を駆動することを
特徴とする。
【0014】また、上記目的を達成するための本発明に
係る画像処理装置の構成は、上記構成のシート搬送装置
と、該シート搬送装置によって搬送されたシートに記録
を行う記録手段とを有することを特徴とする。
【0015】また、前記画像処理装置は、記録手段が信
号に応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット
記録方式であることを特徴とする。また、記録手段が前
記電気熱変換体によって印加される熱エネルギーによ
り、インクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインク
を吐出させることを特徴とする。
【0016】本発明に係るシート搬送装置及び画像処理
装置は、上述の如く構成したので、貼付回転体によるシ
ートの貼付ムラをなくすとともに、該シートに条跡を生
じないようにすることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に、本発明を適用したシート
搬送装置及び画像処理装置の実施の形態について詳しく
説明する。尚、以下の実施形態では、本発明を適用した
シート搬送装置を有する画像処理装置を例示して説明す
る。
【0018】〔第1実施形態〕第1実施形態に係るイン
クジェットプリンタについて具体的に説明する。図1は
本実施形態に係るインクジェットプリンタの概略構成を
示す断面図である。
【0019】図1において、1は無端ベルトとしてのエ
ンドレスベルトであり、複数の回転体の一つである駆動
回転体としての駆動ローラ2と従動回転体としての従動
ローラ3とにより張架されている。また、駆動ローラ2
には図示しない駆動モータが連結されている。この駆動
モータを駆動制御することによって駆動ローラ2が駆動
回転し、エンドレスベルト1が図1の反時計回り方向に
間欠的に回転される構成となっている。尚、従動ローラ
3はエンドレスベルト1により回転力が与えられて従動
回転する。
【0020】図1において、4はシートとしての布帛で
あり、巻出ローラ5に巻回されている。この布帛4は巻
出ローラ5の回転に応じて巻き出され、ガイドローラ
7,8を介して貼付回転体としての貼付ローラ9によっ
てエンドレスベルト1上に導かれる。そして、記録手段
としてのプリンタユニット10が対向するエンドレスベル
ト1上のプリント領域を略水平方向に搬送された後、ガ
イドローラ11,12を介して巻取ローラ6に巻き取られ
る。
【0021】前記エンドレスベルト1の表面には粘着層
が形成されている。従って、巻出ローラ5から巻き出さ
れた布帛4が、貼付ローラ9によってエンドレスベルト
1の表面(粘着層)に押し付けられて貼着される。これ
により布帛4がエンドレスベルト1から浮くことなく搬
送される。
【0022】前記巻出ローラ5は、図示しないクラッチ
等により布帛4が巻き出される方向とは逆方向にテンシ
ョンがかけられている。これにより、布帛4に弛みが発
生することなく、皺取りローラであるガイドローラ8に
より皺が伸ばされる。
【0023】前記巻取ローラ6は、図示しないクラッチ
等により布帛4を巻き取る方向にテンションがかけられ
ている。これにより、エンドレスベルト1に伴って駆動
ローラ2の曲率部位を通過した布帛4は、該エンドレス
ベルト1から剥離されるとともに、巻取ローラ6によっ
て巻き取られる。
【0024】記録手段としてのプリンタユニット10は、
ガイドレール13に沿って布帛4の搬送方向と直交する方
向に移動可能に設けられたキャリッジ14と、該キャリッ
ジ14に取り付けられたインクジェットヘッド15を有して
いる。そして、前記キャリッジ14をエンドレスベルト1
(のプリント領域)上の布帛4に沿って走査しつつ、前
記インクジェットヘッド15によって記録を行う。
【0025】また、前記プリンタユニット10自身も図示
しない移動手段により布帛4の搬送方向(図中水平方
向)に移動可能に構成されている。これにより、ベルト
交換等のメンテナンス作業等を行う際の操作性を向上さ
せることができる。また、プリンタユニット10がスライ
ドできる位置には、インクジェットヘッド15の濃度ムラ
補正を行うためのHSステーション(不図示)が設けら
れている。
【0026】尚、本実施形態では、記録ヘッド(インク
ジェットヘッド15)からインクを吐出して記録するイン
クジェット記録方式を用いている。即ち、この記録ヘッ
ドは微細な液体吐出口(オリフィス)、液路及びこの液
路の一部に設けられるエネルギー作用部と、該作用部に
ある液体に作用させる液滴形成エネルギーを発生するエ
ネルギー発生手段を備えている。
【0027】このようなエネルギーを発生するエネルギ
ー発生手段としてはピエゾ素子等の電気機械変換体を用
いた記録方法、レーザー等の電磁波を照射して発熱さ
せ、該発熱による作用で液滴を吐出させるエネルギー発
生手段を用いた記録方法、あるいは発熱抵抗体を有する
発熱素子等の電気熱変換体によって液体を加熱して液体
を吐出させるエネルギー発生手段を用いた記録方法等が
ある。
【0028】その中でも熱エネルギーによって液体を吐
出させるインクジェット記録方法に用いられる記録ヘッ
ドは、記録用の液滴を吐出して吐出用液滴を形成するた
めの液体吐出口(オリフィス)を高密度に配列すること
ができるために高解像度の記録をすることが可能であ
る。その中でも電気熱変換体をエネルギー発生手段とし
て用いた記録ヘッドは、コンパクト化も容易であり、高
密度実装化が容易で、製造コストも安価なことから有利
である。
【0029】尚、本実施形態ではインクの吐出構成とし
て、記録信号に応じて電気熱変換体に通電し、その熱エ
ネルギーによってインクに生ずる膜沸騰を利用してイン
クに生ずる気泡の成長、収縮により、インクを吐出口か
ら吐出して記録を行うように構成している。
【0030】前記インクジェットヘッド15と対向するエ
ンドレスベルト1のプリント領域は、二本のプラテンロ
ーラ16によって水平方向に適切な張力が付与され、プラ
テン部16aが形成されている。このエンドレスベルト1
のプリント領域に形成されたプラテン部16aにより布帛
4がインクジェット15の対向位置において水平に保持さ
れる。
【0031】このように平坦性が確保された状態で間欠
的に搬送される布帛4は、プラテンローラ16間の領域内
でインクジェットヘッド15からインクが吐出されて記録
が行われる。この記録がなされた布帛4は、駆動ローラ
2の曲率部位においてエンドレスベルト1から剥離さ
れ、巻取ローラ6によって巻き取られるが、その途中で
乾燥ヒータ17によって乾燥処理が施される。
【0032】この乾燥ヒータ17は、特にインクジェット
記録方式のように液体の記録剤を用いる場合に有効なも
のである。尚、乾燥ヒータ17としては、布帛4に対して
温風を吹き付けるもの、赤外線を照射するもの等、適宜
の形態のものを用いることができる。
【0033】上記構成において、巻出ローラ5、巻取ロ
ーラ6、駆動ローラ2、従動ローラ3等は装置本体の構
造体であるフレームの溶接構造で一体とされる架台18に
よって支持されている。架台18の複数の所定箇所には設
置床面に対して装置を水平及び高さ方向に調整可能とす
るレベルパット19が取り付けられている。
【0034】次に貼付ローラ部及び従動ローラ部の構成
について説明する。図2は貼付ローラ部の構成を示す概
略斜視図である。図3は貼付ローラ部及び従動ローラ部
を搬送方向上流側から見た図である。図4は従動ローラ
部の部分断面図、図5は貼付ローラ部の部分断面図であ
る。
【0035】図2及び図3に示すように、装置本体には
エンドレスベルト1を張架する従動ローラ3が回転可能
に軸支されている。従動ローラ3は、図4に示すように
ベルト側板20に対してベアリングホルダ21内に取り付け
られたベアリング22によって支持されている。
【0036】また、従動ローラ3の両端部には、該従動
ローラ3を中心に揺動可能に支持される揺動部材として
の揺動アーム24がベアリング25により軸支されている。
揺動アーム24には伝達プーリ37が固定されている。
【0037】揺動アーム24の揺動動作は、揺動アーム駆
動モータ26によって行われる。揺動アーム駆動モータ26
の駆動軸にはプーリ27bが取り付けられ、タイミングベ
ルト28を介してプーリ27aに駆動力が伝達される。プー
リ27aは揺動伝達シャフト40に固定されている。揺動伝
達シャフト40の両端にはそれぞれプーリ41a,41bが固
定されており、タイミングベルト39を介して伝達プーリ
37に駆動力が伝達され、揺動アーム24が揺動動作を行
う。これにより、揺動アーム24が従動ローラ3を中心に
揺動する。
【0038】前記揺動アーム24には、該揺動アーム24に
固定されたガイドブッシュ29によって伝達シャフト30が
回転可能に支持されている。伝達シャフト30には貼付ロ
ーラ取付板31に固定された伝達シャフトクランプセット
カラー32がクランプ固着されている。これにより、伝達
シャフト30の回転力が貼付ローラ取付板31に伝達され、
貼付ローラ取付板31は伝達シャフト30の軸芯を中心に回
転するように駆動される。
【0039】貼付ローラ9は貼付ローラ取付板31に対し
てベアリング33によって支持され、貼付ローラ取付板31
に対して回転自在となっている。
【0040】また、伝達シャフト30上で揺動アーム24の
外側両端部には、該伝達シャフト30を固着している伝達
シャフトクランプセットカラー32が設けられており、該
伝達シャフトクランプセットカラー32にはそれぞれ貼付
ローラ駆動アーム34が固定されている。
【0041】この貼付ローラ駆動アーム34、伝達シャフ
ト30、貼付ローラ取付板31、及び揺動アーム24等により
貼付回転体としての貼付ローラを支持する支持手段が構
成される。また、前記揺動アーム24、揺動アーム駆動モ
ータ26、プーリ41a,41b、プーリ27a,27b、伝達プ
ーリ37、及びタイミングベルト28,39等により前記支持
手段を駆動する駆動手段が構成される。そして、前記支
持手段、前記駆動手段、及び従動ローラ3等を含めて貼
付ローラ9をエンドレスベルト1に対して一定の速度で
相対移動させる移動手段が構成される。
【0042】上記構成により、貼付ローラ駆動アーム34
は伝達シャフト30を中心に回動するとともに、該貼付ロ
ーラ駆動アーム34の回動動作は伝達シャフト30の回転と
なって伝達される。
【0043】また、前記揺動アーム24には、貼付ローラ
駆動アーム34の一端に当接可能に設けられた押付力付与
手段としての押圧シリンダ35が固定されており、貼付ロ
ーラ9の押付力は、この押圧シリンダ35によって付加さ
れる。
【0044】即ち、押圧シリンダ35が図2の矢印a方向
に伸長すると、その推力が貼付ローラ駆動アーム34の端
部の当接部に加わり、貼付ローラ駆動アーム34が押し付
けられて、該貼付ローラ駆動アーム34とともに伝達シャ
フト30が回転する。そして、伝達シャフト30の回転力が
貼付ローラ取付板31に伝達されて、該貼付ローラ取付板
31が伝達シャフト30を中心にして回動し、貼付ローラ9
を従動ローラ3に張架されたエンドレスベルト1に押し
付ける。貼付ローラ9がエンドレスベルト1に押し付け
られる押付力の調整は、押圧シリンダ35に供給されるエ
アー圧によって調整される。
【0045】また、前記貼付ローラ駆動アーム34の伝達
シャフト30に連結された部位と、押圧シリンダ35に当接
する部位と、の間には押圧力開放手段としての押圧開放
バネ36の一端が係合されており、該押圧開放バネ36の他
端は揺動アーム24に係合されている。
【0046】従って、押圧シリンダ35が収縮している際
は、この押圧開放バネ36の引張力により貼付ローラ駆動
アーム34が図2の矢印b方向に常時引っ張られており、
これにより貼付ローラ9のエンドレスベルト1に対する
押し付けが開放されている。また、押圧シリンダ35が伸
長した際には、押圧シリンダ35の推力が押圧開放バネ36
の引張力に勝り、上述のように貼付ローラ9がエンドレ
スベルト1に所定圧で押し付けられる。
【0047】図3に示すように、両側に一対となってい
る揺動アーム24の揺動中心にはそれぞれ伝達プーリ37が
従動ローラ3の中心軸と一致するように配置されたボル
トによりそれぞれの揺動アーム24に一体的に固定されて
いる。そして、両伝達プーリ37にはタイミングベルト39
がそれぞれ張架されており、該タイミングベルト39を介
して揺動伝達シャフト40の両端に設けられたブレーキ側
プーリ41a、プーリ41bにそれぞれ接続されている。前
記ブレーキ側プーリ41aの回転は、図4に示すキー42を
介して揺動伝達シャフト40に伝達されるようになってい
る。
【0048】前記揺動伝達シャフト40の途中には、該揺
動伝達シャフト40を装置本体に対して固定してその回転
を停止させるための無励磁作動型のブレーキ43が取り付
けられている。電源遮断時や異常時に揺動アーム駆動モ
ータ26の電源が切れたとき、前記ブレーキ43が作動して
揺動伝達シャフト40を固定し、揺動アーム24が自重で落
下しないようになっている。
【0049】次に、前記貼付ローラ等による貼付動作に
ついて説明する。図6は貼付ローラがエンドレスベルト
に対して布帛を押し付けている状態を示す図である。
【0050】従動ローラ3は停止状態から回転動作し、
更に停止するまでが1サイクルの間欠動作となる。間欠
送りされる従動ローラ3の回転角はエンドレスベルト1
により布帛4が送られる送り量に相当する。
【0051】即ち、上記1サイクルの動作で布帛4が送
られる送り量をLとし、従動ローラ3の直径をD、従動
ローラ3の回転角度をθとすると、前記送り量Lは下式
となる。
【0052】L=(θ/360)×πD ……
【0053】この送り量Lの長さにわたって、貼付ロー
ラ9が支持手段の揺動動作により、エンドレスベルト1
上に布帛4を揺動貼付する。
【0054】ここで、上記1サイクルの時間をTとし、
間欠送りされているときの時間をT1、停止していると
きの時間をT2とすると、前記時間Tは下式となる。
【0055】T=T1+T2 ……
【0056】仮に、送り時間T1を0.5秒、停止時間
T2を4.5秒とすると、1サイクルの時間Tは5秒と
なる。また前記従動ローラ3の回転角度θを60°とす
ると、従動ローラ3の送り回転数は20r.p.m.(0.5
秒で60°回転)、貼付ローラ9の支持手段の揺動動作
による揺動の回転数は2r.p.m.(5秒で60°回転)と
なる。
【0057】従って、前記貼付ローラ9は、揺動貼付時
に、従動ローラ3の軸芯を中心にして回転数2r.p.m.の
速度で図6の時計回り方向(布帛貼付方向)に移動す
る。
【0058】一方、従動ローラ3が間欠送りされるとき
は、そのタイミングと同期して、貼付ローラ9が反時計
回り方向(布帛搬送方向)に移動する。この時、貼付ロ
ーラ9は、回転数18r.p.m.(=20−2)の速度で図
6の反時計回り方向に移動させる。
【0059】即ち、従動ローラ3の送り速度と貼付ロー
ラ9の揺動貼付の送り速度との差をもって、エンドレス
ベルト1の間欠送り時に貼付ローラ9を貼り始め位置に
移動させるとともに、エンドレスベルト1の間欠送りが
終了したタイミングで前記貼付ローラ9の移動を終了さ
せ、再び貼付ローラ9による揺動貼付動作を行うように
なっている。
【0060】この貼付動作について図7及び図8を用い
て更に詳しく説明する。図7は間欠送りする直前を示す
図である。図8は間欠送りした直後を示す図である。
【0061】図7に示す如き点P1の位置から、従動ロ
ーラ3は回転数20r.p.m.の速度で反時計回り方向(布
帛搬送方向)に回転(点P1→P2)するのに対し、貼
付ローラ9は回転数18r.p.m.の速度で反時計回り方向
(布帛搬送方向)に回転(点P1→P3)する。従っ
て、図8に示すように、従動ローラ3は送り時間T1で
ある0.5秒の間に回転数20r.p.m.の速度で回転する
ので、60°回転している。一方、貼付ローラ9は0.
5秒の間に回転数18r.p.m.の速度で回転するので、5
4°しか回転していない。即ち、間欠送りが終了した時
点において、両ローラ3,9間に回転角度の差(6°)
が生じる。しかしながら、この回転角度の差である角度
6°の箇所にある布帛4は、エンドレスベルト1に押し
付けられた貼付ローラ9を通って下流側に送られている
ため、該貼付ローラ9によってエンドレスベルト1上に
貼り付けられていることがわかる。そして、間欠送り完
了後、貼付ローラ9は、停止時間T2である4.5秒の
間に角度54°の部分を回転数2r.p.m.の速度で時計回
り方向(布帛貼付方向)に移動(点P3→P1)しなが
ら布帛4をエンドレスベルト1上に貼り付ける。
【0062】即ち、従動ローラ3の回転角度θである6
0°のうち、間欠送り動作中の0.5秒の間に6°分の
布帛4をエンドレスベルト1に貼り付け、従動ローラ停
止時の4.5秒の間に54°分の布帛4をエンドレスベ
ルト1に貼り付けている。
【0063】このように、従動ローラ3が停止、回転送
りの間欠動作をしても、従動ローラ3の送り速度と貼付
ローラ9の揺動貼付の送り速度との差をもって、エンド
レスベルト1の間欠送り時に貼付ローラ9を布帛搬送方
向に移動させるとともに、エンドレスベルト1の間欠送
りが終了したタイミングで前記貼付ローラ9の移動を終
了させた後、該貼付ローラ9を布帛貼付方向に移動させ
て揺動貼付動作を行うようにすれば、貼付ローラ9がエ
ンドレスベルト1に布帛4を押し付け続ける長さが、前
記エンドレスベルト1のシート搬送量である間欠送り量
Lに一致する。これにより、布帛4を連続的に貼り付け
ることができ、該布帛4の貼付ムラをなくすとともに、
該布帛4に条跡を生じないようにすることができる。
【0064】〔他の実施形態〕前述した実施形態では、
シートとして布帛を例示したが、これに限定されるもの
ではなく、例えば普通紙等の他のシートであっても良
く、更に連続したシートに限らず、カットシート等であ
っても良い。
【0065】また前述した実施形態では、インクジェッ
ト記録方式を用いた画像処理装置を例示したが、これに
限定されるものではなく、例えば電子写真方式、熱転写
方式等の他の記録方式を用いた画像処理装置であっても
本発明は有効である。
【0066】また前述した実施形態では、画像処理装置
としてプリンタを例示したが、これに限定されるもので
はなく、例えば複写機、ファクシミリ等の他の画像処理
装置であっても本発明は有効である。
【0067】更に本発明を適用したシート搬送装置は、
前述した実施形態において例示した布帛等のシートに記
録を行う記録手段を有する画像処理装置のみならず、例
えば原稿等のシートの画像を読み取る読取手段を有する
装置や、前記記録手段と読取手段を有する装置等の他の
画像処理装置に用いても有効である。
【0068】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
貼付回転体が無端ベルトにシートを押し付け続ける長さ
が、該無端ベルトのシート搬送量に一致するように、前
記貼付回転体を支持する支持手段を駆動する構成である
ため、具体的には前記支持手段を揺動自在に支持する回
転体が回転するとき、該回転体がシート搬送方向に回転
する速度と、前記支持手段に支持された貼付回転体がシ
ート搬送方向とは逆方向であるシート貼付方向に移動す
る速度との差をもって、前記貼付回転体を支持する支持
手段を駆動する構成、或いは前記支持手段を揺動自在に
支持する回転体がシート搬送方向に回転する速度と、前
記支持手段に支持された貼付回転体がシート搬送方向と
は逆方向であるシート貼付方向に移動する速度との差を
もって、前記回転体の回転時に貼付回転体をシート搬送
方向に移動させるとともに、前記回転体の停止と同時に
前記貼付回転体の移動を停止させた後、該貼付回転体を
シート貼付方向に移動するように前記支持手段を駆動す
る構成であるため、連続的にシートを貼り付けることが
でき、該シートの貼付ムラをなくすとともに、シートに
条跡を生じないようにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したプリンタの概略構成を示す断
面図
【図2】貼付ローラ部の構成を示す概略斜視図
【図3】貼付ローラ部及び従動ローラ部を搬送方向上流
側から見た図
【図4】従動ローラ部の部分断面図
【図5】貼付ローラ部の部分断面図
【図6】貼付ローラが貼付動作を行う状態の図
【図7】間欠送りする直前を示す図
【図8】間欠送りする直後を示す図
【図9】従来例の貼付ローラ部及び従動ローラ部の概略
構成図
【図10】従来例のフローチャート
【図11】従来例の課題を説明する図
【符号の説明】
1…エンドレスベルト 2…駆動ローラ 3…従動ローラ 4…布帛 5…巻出ローラ 6…巻取ローラ 7,8,11,12…ガイドローラ 9…貼付ローラ 10…プリンタユニット 13…ガイドレール 14…キャリッジ 15…インクジェットヘッド 16…プラテンローラ 16a…プラテン部 17…乾燥ヒータ 18…架台 19…レベルパッド 20…ベルト側板 21…ベアリングホルダ 22,25,33…ベアリング 24…揺動アーム 26…揺動アーム駆動モータ 27a,27b…プーリ 28,39…タイミングベルト 29…ガイドブッシュ 30…伝達シャフト 31…貼付ローラ取付板 32…伝達シャフトクランプセットカラー 34…貼付ローラ駆動アーム 35…押圧シリンダ 36…押圧開放バネ 37…伝達プーリ 40…揺動伝達シャフト 41a,41b…プーリ 42…キー 43…ブレーキ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の回転体に張架され、シートを支持
    しつつ搬送する無端ベルトと、 前記無端ベルト上にシートを導くと共に、該無端ベルト
    にシートを押し付けて、該シートを無端ベルト上に貼り
    付ける貼付回転体と、 前記複数の回転体の一つに対して揺動自在に支持され、
    前記貼付回転体を支持する支持手段と、 前記支持手段を駆動する駆動手段と、 を有し、 前記貼付回転体が無端ベルトにシートを押し付け続ける
    長さが、前記無端ベルトのシート搬送量に一致するよう
    に、前記貼付回転体を支持する支持手段を駆動すること
    を特徴とするシート搬送装置。
  2. 【請求項2】 前記支持手段を揺動自在に支持する回転
    体が回転するとき、該回転体がシート搬送方向に回転す
    る速度と、前記支持手段に支持された貼付回転体がシー
    ト搬送方向とは逆方向であるシート貼付方向に移動する
    速度との差をもって、前記貼付回転体を支持する支持手
    段を駆動することを特徴とする請求項1に記載のシート
    搬送装置。
  3. 【請求項3】 前記支持手段を揺動自在に支持する回転
    体がシート搬送方向に回転する速度と、前記支持手段に
    支持された貼付回転体がシート搬送方向とは逆方向であ
    るシート貼付方向に移動する速度との差をもって、前記
    回転体の回転時に貼付回転体をシート搬送方向に移動さ
    せるとともに、前記回転体の停止と同時に前記貼付回転
    体の移動を停止させた後、該貼付回転体をシート貼付方
    向に移動するように前記支持手段を駆動することを特徴
    とする請求項1又は請求項2に記載のシート搬送装置。
  4. 【請求項4】 請求項1〜請求項3のいずれか1項に記
    載のシート搬送装置と、該シート搬送装置によって搬送
    されたシートに記録を行う記録手段とを有することを特
    徴とする画像処理装置。
  5. 【請求項5】 前記画像処理装置は、記録手段が信号に
    応じてインクを吐出して記録を行うインクジェット記録
    方式であることを特徴とする請求項4に記載の画像処理
    装置。
  6. 【請求項6】 前記画像処理装置は、記録手段が前記電
    気熱変換体によって印加される熱エネルギーにより、イ
    ンクに生ずる膜沸騰を利用して吐出口よりインクを吐出
    させることを特徴とする請求項5に記載の画像処理装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009173443A (ja) * 2007-12-28 2009-08-06 Seiko Epson Corp インクジェット捺染装置
US7854502B2 (en) 2006-01-04 2010-12-21 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Ink-jet recording apparatus
JP2014148157A (ja) * 2013-01-10 2014-08-21 Seiko Epson Corp 記録装置
JP2014185004A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Seiko Epson Corp 記録装置

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