JP2000159344A - スペーサ供給装置 - Google Patents
スペーサ供給装置Info
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- JP2000159344A JP2000159344A JP10339764A JP33976498A JP2000159344A JP 2000159344 A JP2000159344 A JP 2000159344A JP 10339764 A JP10339764 A JP 10339764A JP 33976498 A JP33976498 A JP 33976498A JP 2000159344 A JP2000159344 A JP 2000159344A
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- Electrostatic Spraying Apparatus (AREA)
- Coating Apparatus (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 スペーサの良好な連続散布安定性が得られる
ようにしたスペーサ供給装置を提供すること。 【解決手段】 スクレーパ20に、スペーサ充填溝4を
設けたロータ2の外周面3Aに接触する外周面接触部2
6と、ロータ2の両端面3Bに接触する1対の端面接触
部25とを形成し、ロータ2の外周面3Aならびに両端
面3Bに付着しているスペーサSをスクレーパ20によ
り掻き取るようにして、ロータ2のスペーサ充填溝4に
充填されているスペーサSのみを散布するようにしたも
の。
ようにしたスペーサ供給装置を提供すること。 【解決手段】 スクレーパ20に、スペーサ充填溝4を
設けたロータ2の外周面3Aに接触する外周面接触部2
6と、ロータ2の両端面3Bに接触する1対の端面接触
部25とを形成し、ロータ2の外周面3Aならびに両端
面3Bに付着しているスペーサSをスクレーパ20によ
り掻き取るようにして、ロータ2のスペーサ充填溝4に
充填されているスペーサSのみを散布するようにしたも
の。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、液晶表示装置にお
いて1対のガラス基板を平行に位置決めするため両ガラ
ス基板の内側に配設される多数の微粒子状のスペーサを
液晶表示装置の製造段階においてガラス基板に付着する
ように供給するスペーサ供給装置に係り、特に、スペー
サ供給量を安定させるようにしたスペーサ供給装置に関
する。
いて1対のガラス基板を平行に位置決めするため両ガラ
ス基板の内側に配設される多数の微粒子状のスペーサを
液晶表示装置の製造段階においてガラス基板に付着する
ように供給するスペーサ供給装置に係り、特に、スペー
サ供給量を安定させるようにしたスペーサ供給装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】このようなスペーサ供給装置としては特
開平5−238544号公報に記載のものがある。
開平5−238544号公報に記載のものがある。
【0003】この公報記載のスペーサ供給装置は、図5
および図6に示すように、密閉容器1内に配設されてい
るロータ2を有しており、このロータ2は、図示しない
駆動源により回転駆動されるようになっている。このロ
ータ2の外周面3Aの幅方向のほぼ中央部には、その円
周方向に延在するスペーサ充填溝4が形成されている。
および図6に示すように、密閉容器1内に配設されてい
るロータ2を有しており、このロータ2は、図示しない
駆動源により回転駆動されるようになっている。このロ
ータ2の外周面3Aの幅方向のほぼ中央部には、その円
周方向に延在するスペーサ充填溝4が形成されている。
【0004】前記ロータ2の下方となる前記密閉容器1
の底壁1Aからロータ2の回転方向の下流側となる一側
壁1Bにかけては前記ロータ2の外周面3Aと同心状を
なす円弧面状のガイド面5が形成されている。また、前
記ガイド面5より上流側においてこのロータ2に近接す
る位置には、このロータ2より小径でロータ2と逆方向
に回転する補助ロータ6が配設されており、この補助ロ
ータ6は、前記ロータ2のスペーサ充填溝4に連続的に
スペーサSを供給するためのものである。
の底壁1Aからロータ2の回転方向の下流側となる一側
壁1Bにかけては前記ロータ2の外周面3Aと同心状を
なす円弧面状のガイド面5が形成されている。また、前
記ガイド面5より上流側においてこのロータ2に近接す
る位置には、このロータ2より小径でロータ2と逆方向
に回転する補助ロータ6が配設されており、この補助ロ
ータ6は、前記ロータ2のスペーサ充填溝4に連続的に
スペーサSを供給するためのものである。
【0005】前記密閉容器1に形成された図示しない導
入口から導入されたスペーサSを貯留するスペーサ貯留
部7が前記密閉容器1内に形成されており、このスペー
サ貯留部7内には、前記スペーサSを前記両ロータ2,
6間に供給するための攪拌翼8が図示しない駆動源によ
り矢印方向に回転しうるように配設されている。
入口から導入されたスペーサSを貯留するスペーサ貯留
部7が前記密閉容器1内に形成されており、このスペー
サ貯留部7内には、前記スペーサSを前記両ロータ2,
6間に供給するための攪拌翼8が図示しない駆動源によ
り矢印方向に回転しうるように配設されている。
【0006】また、前記ガイド面5の下流側となる前記
側壁1Bには、前記ロータ2の外周面3Aに弾性的に圧
接し、この外周面3Aに付着しているスペーサSを掻き
落とすスクレーパ9が配設されている。
側壁1Bには、前記ロータ2の外周面3Aに弾性的に圧
接し、この外周面3Aに付着しているスペーサSを掻き
落とすスクレーパ9が配設されている。
【0007】さらに、前記密閉容器1の頂壁1Cには、
前記ロータ2の頂部の前記スペーサ充填溝3に基端部を
対向配置され、このスペーサ充填溝3内に充填されてい
るスペーサSを空気圧により外部に放出するとともにス
ペーサSを帯電させる放出筒11が先端を前記密閉容器
1の外部に臨むようにして支持されている。また、この
放出筒11内に空気圧を作用させる空気圧導入管10が
前記密閉容器1内に先端を臨ませるように配設されてい
る。
前記ロータ2の頂部の前記スペーサ充填溝3に基端部を
対向配置され、このスペーサ充填溝3内に充填されてい
るスペーサSを空気圧により外部に放出するとともにス
ペーサSを帯電させる放出筒11が先端を前記密閉容器
1の外部に臨むようにして支持されている。また、この
放出筒11内に空気圧を作用させる空気圧導入管10が
前記密閉容器1内に先端を臨ませるように配設されてい
る。
【0008】このような構成によれば、密閉容器1内の
スペーサ貯留部7にスペーサSを貯留した状態において
両ロータ2,6および攪拌翼8を所定の方向に回転させ
るとともに、空気圧導入管10により密閉容器1の放出
筒11の基端近傍に正圧の空気圧を作用させておく。
スペーサ貯留部7にスペーサSを貯留した状態において
両ロータ2,6および攪拌翼8を所定の方向に回転させ
るとともに、空気圧導入管10により密閉容器1の放出
筒11の基端近傍に正圧の空気圧を作用させておく。
【0009】すると、ロータ2の回転に伴いロータ2の
スペーサ充填溝4に充填されたスペーサSが放出筒11
の基端側に近づいていく。そして、途中、ロータ2の外
周面3Aに圧接しているスクレーパ9によりロータ2の
外周面3Aに付着しているスペーサSが掻き落とされ、
ロータ2のスペーサ充填溝4に充填されているスペーサ
Sが空気圧により放出筒11内を通過する際に帯電さ
れ、放出筒11の先端から外部に放出されることにな
る。外部に放出されたスペーサSは、液晶表示装置の製
造途中にあるガラス基板(図示せず)に付着されること
になる。
スペーサ充填溝4に充填されたスペーサSが放出筒11
の基端側に近づいていく。そして、途中、ロータ2の外
周面3Aに圧接しているスクレーパ9によりロータ2の
外周面3Aに付着しているスペーサSが掻き落とされ、
ロータ2のスペーサ充填溝4に充填されているスペーサ
Sが空気圧により放出筒11内を通過する際に帯電さ
れ、放出筒11の先端から外部に放出されることにな
る。外部に放出されたスペーサSは、液晶表示装置の製
造途中にあるガラス基板(図示せず)に付着されること
になる。
【0010】ところで、前記スクレーパ9によりロータ
2の外周面3Aに付着しているスペーサSを掻き取るの
は、ロータ2のスペーサ充填溝4に充填されているスペ
ーサSのみを放出筒11から放出して空気中に散布し、
連続散布安定性を向上してガラス基板に付着するスペー
サSの量になるべくばらつきを生じないようにするため
である。
2の外周面3Aに付着しているスペーサSを掻き取るの
は、ロータ2のスペーサ充填溝4に充填されているスペ
ーサSのみを放出筒11から放出して空気中に散布し、
連続散布安定性を向上してガラス基板に付着するスペー
サSの量になるべくばらつきを生じないようにするため
である。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来のスペーサ供給装置においては、ロータ2の外周
面3Aに付着しているスペーサSを掻き落としているも
のの、ロータ2の両端面3B,3Bに付着しているスペ
ーサSについては、なんら除去していなかったため、ロ
ータ2の端面3Bに付着しているスペーサSが空気圧導
入管10からの圧力によりロータ2のスペーサ充填溝4
に充填されているスペーサSとともに放出筒11から外
部に放出されてしまっていた。
た従来のスペーサ供給装置においては、ロータ2の外周
面3Aに付着しているスペーサSを掻き落としているも
のの、ロータ2の両端面3B,3Bに付着しているスペ
ーサSについては、なんら除去していなかったため、ロ
ータ2の端面3Bに付着しているスペーサSが空気圧導
入管10からの圧力によりロータ2のスペーサ充填溝4
に充填されているスペーサSとともに放出筒11から外
部に放出されてしまっていた。
【0012】この結果、放出筒11からの連続散布安定
性に欠け、ガラス基板に付着するスペーサSの量にばら
つきが生じてしまい、液晶表示装置の性能にばらつきの
でるおそれがあった。
性に欠け、ガラス基板に付着するスペーサSの量にばら
つきが生じてしまい、液晶表示装置の性能にばらつきの
でるおそれがあった。
【0013】本発明は、前述した従来のものにおける問
題点を克服し、スペーサの良好な連続散布安定性が得ら
れるようにしたスペーサ供給装置を提供することを目的
としている。
題点を克服し、スペーサの良好な連続散布安定性が得ら
れるようにしたスペーサ供給装置を提供することを目的
としている。
【0014】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ため請求項1に係る本発明の特徴は、スクレーパに、ス
ペーサ充填溝を設けたロータの外周面に接触する外周面
接触部と、ロータの両端面に接触する1対の端面接触部
とを形成した点にある。そして、このような構成を採用
したことにより、ロータの外周面ならびに両端面に付着
しているスペーサをスクレーパにより掻き取ることがで
きるので、ロータのスペーサ充填溝に充填されているス
ペーサのみを散布することができることになり、スペー
サの良好な連続散布安定性を得ることができる。
ため請求項1に係る本発明の特徴は、スクレーパに、ス
ペーサ充填溝を設けたロータの外周面に接触する外周面
接触部と、ロータの両端面に接触する1対の端面接触部
とを形成した点にある。そして、このような構成を採用
したことにより、ロータの外周面ならびに両端面に付着
しているスペーサをスクレーパにより掻き取ることがで
きるので、ロータのスペーサ充填溝に充填されているス
ペーサのみを散布することができることになり、スペー
サの良好な連続散布安定性を得ることができる。
【0015】請求項2に係る本発明の特徴は、スクレー
パを弾性材料により形成し、このスクレーパの先端側に
前記ロータの外周面の幅に等しい間隔の1対の平行な切
断線を形成した点にある。また、請求項3に係る本発明
の特徴は、スクレーパを弾性材料により形成し、このス
クレーパの先端側の一方の表面に、内側に外周面接触部
および1対の前記端面接触部をなす凹部を形成した点に
ある。これらの請求項2および請求項3のような構成を
採用したことにより、ロータの外周面および1対の端面
に接触する外周面接触部および1対の前記端面接触部を
形成することができる。
パを弾性材料により形成し、このスクレーパの先端側に
前記ロータの外周面の幅に等しい間隔の1対の平行な切
断線を形成した点にある。また、請求項3に係る本発明
の特徴は、スクレーパを弾性材料により形成し、このス
クレーパの先端側の一方の表面に、内側に外周面接触部
および1対の前記端面接触部をなす凹部を形成した点に
ある。これらの請求項2および請求項3のような構成を
採用したことにより、ロータの外周面および1対の端面
に接触する外周面接触部および1対の前記端面接触部を
形成することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】図1および図2は本発明の第1実
施形態を示すものであり、本実施形態におけるスクレー
パ20は、シリコンゴムのような弾性材料により均一幅
で先端部を除き平面長方形状をなす平板状に形成されて
いる。このスクレーパ20の基端部には、このスクレー
パ20を図示しない固定部材に固定するための2個の貫
通孔21,21が左右に間隔を隔てて穿設されている。
施形態を示すものであり、本実施形態におけるスクレー
パ20は、シリコンゴムのような弾性材料により均一幅
で先端部を除き平面長方形状をなす平板状に形成されて
いる。このスクレーパ20の基端部には、このスクレー
パ20を図示しない固定部材に固定するための2個の貫
通孔21,21が左右に間隔を隔てて穿設されている。
【0017】前記スクレーパ20の両側の先端にはそれ
ぞれ長方形状に突出する突出部22,22が突設されて
おり、両突出部22,22の内側の間隔は、ロータ2
(図2)の幅寸法と等しくされている。また、各突出部
22の内側面23の延長上のスクレーパ20には、それ
ぞれ基端方向に延在する切断線24が形成されている。
そして、各突出部22の内側面23と、この内側面23
に連続する前記切断線24により切断された部位の外側
とは、ロータ2の各端面3Bに接触する端面接触部25
とされている。また、前記両切断線24,24の内側の
裏面は、ロータ2の外周面3Aに接触する外周面接触部
26とされている。なお、前記各切断線24の長さは、
前記外周面接触部26が十分に撓んでロータ2の外周面
3Aに圧接しうるような寸法とされている。
ぞれ長方形状に突出する突出部22,22が突設されて
おり、両突出部22,22の内側の間隔は、ロータ2
(図2)の幅寸法と等しくされている。また、各突出部
22の内側面23の延長上のスクレーパ20には、それ
ぞれ基端方向に延在する切断線24が形成されている。
そして、各突出部22の内側面23と、この内側面23
に連続する前記切断線24により切断された部位の外側
とは、ロータ2の各端面3Bに接触する端面接触部25
とされている。また、前記両切断線24,24の内側の
裏面は、ロータ2の外周面3Aに接触する外周面接触部
26とされている。なお、前記各切断線24の長さは、
前記外周面接触部26が十分に撓んでロータ2の外周面
3Aに圧接しうるような寸法とされている。
【0018】なお、スクレーパ20以外の構成は前述し
た従来のものと同一なのでその説明は省略する。
た従来のものと同一なのでその説明は省略する。
【0019】つぎに、前述した構成からなる本実施形態
の作用について説明する。
の作用について説明する。
【0020】図2に示すように、スクレーパ20の外周
面接触部26を撓ませるようにしてロータ2の外周面3
Aに圧接させると、スクレーパ20の各端面接触部2
5,25はそれぞれ前記ロータ2の端面3Bに接触する
ことになる。
面接触部26を撓ませるようにしてロータ2の外周面3
Aに圧接させると、スクレーパ20の各端面接触部2
5,25はそれぞれ前記ロータ2の端面3Bに接触する
ことになる。
【0021】したがって、ロータ2の外周面3Aならび
に両端面3B,3Bにそれぞれ付着しているスペーサS
をスクレーパ20により掻き取ることができるので、ロ
ータ2のスペーサ充填溝4に充填されているスペーサS
のみ放出筒11から外部に散布することができることに
なり、スペーサSの良好な連続散布安定性を得ることが
できる。
に両端面3B,3Bにそれぞれ付着しているスペーサS
をスクレーパ20により掻き取ることができるので、ロ
ータ2のスペーサ充填溝4に充填されているスペーサS
のみ放出筒11から外部に散布することができることに
なり、スペーサSの良好な連続散布安定性を得ることが
できる。
【0022】したがって、ガラス基板に付着するスペー
サSの量のばらつきを小さくすることができ、液晶表示
装置の性能を均一に維持することができる。
サSの量のばらつきを小さくすることができ、液晶表示
装置の性能を均一に維持することができる。
【0023】なお、実験結果によると、ロータ2の外周
面3Aに付着しているスペーサSのみしか掻き取らない
スクレーパ9を使用している従来のスペーサ供給装置に
おけるスペーサSの散布数のばらつきが平均11.1%
であったのに対し、本実施形態のスクレーパ20を使用
しているスペーサ供給装置におけるスペーサSの散布数
のばらつきは平均6.8%まで減少した。
面3Aに付着しているスペーサSのみしか掻き取らない
スクレーパ9を使用している従来のスペーサ供給装置に
おけるスペーサSの散布数のばらつきが平均11.1%
であったのに対し、本実施形態のスクレーパ20を使用
しているスペーサ供給装置におけるスペーサSの散布数
のばらつきは平均6.8%まで減少した。
【0024】図3は本発明のスペーサ供給装置に使用さ
れるスクレーパ20の第2実施形態を示すものであり、
本実施形態においては、前述した第1実施形態のような
突出部22を形成せず、その代わりに切断線24を長く
形成して、弾性材料からなるスクレーパ20を撓みやす
くしたものである。
れるスクレーパ20の第2実施形態を示すものであり、
本実施形態においては、前述した第1実施形態のような
突出部22を形成せず、その代わりに切断線24を長く
形成して、弾性材料からなるスクレーパ20を撓みやす
くしたものである。
【0025】このような構成によっても前述した第1実
施形態と同様の作用効果を奏することができる。
施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0026】図4は本発明のスペーサ供給装置に使用さ
れるスクレーパ20の第3実施形態を示すものであり、
本実施形態は、スクレーパ20を弾性材料により形成
し、このスクレーパ20の先端側の裏面に、内側に外周
面接触部26および1対の端面接触部25,25をなす
直方体形状の凹部27を形成したものである。この凹部
27の両端面接触部25,25は相互に平行配置されて
おり、両端面接触部25,25間の間隔はロータ2の幅
寸法に等しくされている。
れるスクレーパ20の第3実施形態を示すものであり、
本実施形態は、スクレーパ20を弾性材料により形成
し、このスクレーパ20の先端側の裏面に、内側に外周
面接触部26および1対の端面接触部25,25をなす
直方体形状の凹部27を形成したものである。この凹部
27の両端面接触部25,25は相互に平行配置されて
おり、両端面接触部25,25間の間隔はロータ2の幅
寸法に等しくされている。
【0027】したがって、スクレーパ20の凹部27に
ローラ2が密に嵌合することになり、スクレーパ20の
外周面接触部26はローラ2の外周面3Aに接触し、ス
クレーパ20の各端面接触部25はロータ2の各端面3
Bに接触することになる。
ローラ2が密に嵌合することになり、スクレーパ20の
外周面接触部26はローラ2の外周面3Aに接触し、ス
クレーパ20の各端面接触部25はロータ2の各端面3
Bに接触することになる。
【0028】このような構成によっても前述した第1実
施形態と同様の作用効果を奏することができる。
施形態と同様の作用効果を奏することができる。
【0029】なお、本発明は、前述した実施の形態に限
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能
である。
【0030】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ス
ペーサの良好な連続散布安定性が得られ、ガラス基板に
付着するスペーサの量のばらつきを小さくすることがで
き、液晶表示装置の性能を均一に維持することができ
る。
ペーサの良好な連続散布安定性が得られ、ガラス基板に
付着するスペーサの量のばらつきを小さくすることがで
き、液晶表示装置の性能を均一に維持することができ
る。
【0031】すなわち、スクレーパに、スペーサ充填溝
を設けたロータの外周面に接触する外周面接触部と、ロ
ータの両端面に接触する1対の端面接触部とを形成する
ことにより、ロータの外周面ならびに両端面に付着して
いるスペーサをスクレーパにより掻き取ることができ、
ロータのスペーサ充填溝に充填されているスペーサのみ
を散布することができることになり、スペーサの良好な
連続散布安定性を得ることができる。
を設けたロータの外周面に接触する外周面接触部と、ロ
ータの両端面に接触する1対の端面接触部とを形成する
ことにより、ロータの外周面ならびに両端面に付着して
いるスペーサをスクレーパにより掻き取ることができ、
ロータのスペーサ充填溝に充填されているスペーサのみ
を散布することができることになり、スペーサの良好な
連続散布安定性を得ることができる。
【0032】また、スクレーパを弾性材料により形成
し、スクレーパの先端側に前記ロータの外周面の幅に等
しい間隔の1対の平行な切断線を形成するか、スクレー
パの先端側の一方の表面に、内側に外周面接触部および
1対の前記端面接触部をなす凹部を形成すれば、ロータ
の外周面および1対の端面に接触する外周面接触部およ
び1対の前記端面接触部を形成することができる。
し、スクレーパの先端側に前記ロータの外周面の幅に等
しい間隔の1対の平行な切断線を形成するか、スクレー
パの先端側の一方の表面に、内側に外周面接触部および
1対の前記端面接触部をなす凹部を形成すれば、ロータ
の外周面および1対の端面に接触する外周面接触部およ
び1対の前記端面接触部を形成することができる。
【図1】 本発明に係るスペーサ供給装置におけるスク
レーパの第1実施形態を示す図で、Aは平面図、Bは正
面図、Cは右側面図
レーパの第1実施形態を示す図で、Aは平面図、Bは正
面図、Cは右側面図
【図2】 図1の実施形態の作用を示す説明図
【図3】 本発明に係るスペーサ供給装置におけるスク
レーパの第2実施形態を示す図1と同様の図
レーパの第2実施形態を示す図1と同様の図
【図4】 本発明に係るスペーサ供給装置におけるスク
レーパの第3実施形態を示す図1と同様の図
レーパの第3実施形態を示す図1と同様の図
【図5】 従来のスペーサ供給装置を示す側面図
【図6】 図5のスクレーパの正面図
1 密閉容器 2 ロータ 3A ロータ2の外周面 3B ロータ2の端面 4 スペーサ充填溝 11 放出筒 20 スクレーパ 22 突出部 24 切断線 25 端面接触部 26 外周面接触部 27 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 喜之 広島県三次市四拾貫町91番地 広島オプト 株式会社内 Fターム(参考) 2H089 NA60 QA14 3B116 AA41 AB53 BA03 BA22 3F047 AA11 4F034 AA01 BA32 BB04 BB28 4F042 AA06 AB06 CB11 EC01
Claims (3)
- 【請求項1】 外周面に円周方向に延在するスペーサ充
填溝が形成され駆動源により回転駆動されるロータと、
このロータの前記スペーサ充填溝に対向配置されこのス
ペーサ充填溝内に充填されているスペーサを空圧により
外部に放出する放出筒と、前記放出筒の上流側において
前記ロータの外周面に接触し外周面に付着しているスペ
ーサを掻き取るスクレーパとを有するスペーサ供給装置
において、 前記スクレーパに、前記ロータの外周面に接触する外周
面接触部と、前記ロータの両端面に接触する1対の端面
接触部とを形成したことを特徴とするスペーサ供給装
置。 - 【請求項2】 前記スクレーパを弾性材料により形成
し、このスクレーパの先端側に前記ロータの外周面の幅
に等しい間隔の1対の平行な切断線を形成したことを特
徴とする請求項1に記載のスペーサ供給装置。 - 【請求項3】 前記スクレーパを弾性材料により形成
し、このスクレーパの先端側の一方の表面に、内側に前
記外周面接触部および1対の前記端面接触部をなす凹部
を形成したことを特徴とする請求項1に記載のスペーサ
供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339764A JP2000159344A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | スペーサ供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10339764A JP2000159344A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | スペーサ供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000159344A true JP2000159344A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18330594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10339764A Pending JP2000159344A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | スペーサ供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000159344A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107088505A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-08-25 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种封框胶刮刀及封框胶涂胶设备 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10339764A patent/JP2000159344A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107088505A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-08-25 | 京东方科技集团股份有限公司 | 一种封框胶刮刀及封框胶涂胶设备 |
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