JPH1018576A - 目地処理用へら - Google Patents

目地処理用へら

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Publication number
JPH1018576A
JPH1018576A JP17219996A JP17219996A JPH1018576A JP H1018576 A JPH1018576 A JP H1018576A JP 17219996 A JP17219996 A JP 17219996A JP 17219996 A JP17219996 A JP 17219996A JP H1018576 A JPH1018576 A JP H1018576A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spatula
joint
wide
sides
scraping portion
Prior art date
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Pending
Application number
JP17219996A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuyuki Niina
勝之 新名
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Printing Co Ltd filed Critical Toppan Printing Co Ltd
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Publication of JPH1018576A publication Critical patent/JPH1018576A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】熟練を要さずに均一な目地コーキング処理を行
うことが可能な目地処理用へらを提供すること。 【解決手段】プラスチック製または金属製の板より形成
された突起状のかきとり部11を有するへら10であっ
て、このかきとり部11の両側に弾力性を有する翼12
が形成されていることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、壁装材施工時の目
地処理等に使用されるへらに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、目地処理等に使用するへらは、目
地部の溝部分を処理するため図5に示すように、へら中
央部に突起状のかきとり部51を有していた。しかし、
このへら50では、目地塗装処理の場合は問題ないもの
の、コーキング剤で目地処理する場合には、溝にある程
度コーキング剤層を形成する必要があり、溝の両肩に均
等にコーキング剤31を残すには熟練を要していた(図
6参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、以上のよう
な問題点を解決するためになされたものであり、その課
題とするところは、熟練を要さずに均一な目地コーキン
グ処理を行うことが可能な目地処理用へらを提供するこ
とである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の発明は、
プラスチック製または金属製の板より形成された突起状
のかきとり部を有するへらであって、該かきとり部の両
側に弾力性を有する翼が装着されていることを特徴とす
る目地処理用へらである。
【0005】また、第2の発明は、第1の発明に記載の
目地処理用へらがコーキング剤充填チューブの先端に位
置するキャップと一体化されており、コーキング剤を押
し出しながら塗装作業が可能なことを特徴とするへら一
体型キャップである。
【0006】上記のように本発明によれば、へらに突起
部を設け、さらに、その突起部の両側に弾力性の翼を装
着したので、この弾力性の翼がドクターのような働きを
することにより、溝部両側に均一にコーキング剤を塗布
することが可能となる(図3参照)。また、弾力性の翼
を装着した突起部を有するへらがコーキング剤充填チュ
ーブの先端に位置するキャップと一体化されていると、
コーキング剤を押し出しながら溝に処理していくことが
可能となる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下本発明を詳細に説明する。翼
に使用する材料はプラスチックのような柔らかく、弾力
性を有するものであれば特に規定しないが、望ましくは
厚さが100〜200μm程度のフィルム状のものが良
い。翼を装着する突起部の幅は、目地幅の5〜6割の長
さが望ましい。6割以上の幅になると翼による均一なか
きとり効果が期待できなくなる。また、5割未満の幅に
なると翼によるコーキング剤かきとり自体ができなくな
る。さらに、翼に使用する材料の硬さや突起部の幅を変
更することによりコーキング層の厚みを任意に変更する
ことが可能となる。
【0008】
【実施例】以下に本発明の実施例をさらに具体的に説明
する。 〈実施例1〉6mm幅の目地に対して図1に示すような
3mm幅のかきとり部11を有し、幅10mm、厚さ1
50μmの塩化ビニール製フィルムの翼12をかきとり
部11の両側に装着したへら10を用いてコーキング処
理を行ったところ、目地部両肩にほぼ均一にコーキング
剤31が塗布された(図2参照)。
【0009】〈実施例2〉図4に示すような、3mm幅
のかきとり部21を有し、幅10mm、厚さ150μm
の塩化ビニール製フィルムの翼22をかきとり部21の
両側に装着したへら付きのキャップ20の注出口23か
らコーキング剤を押し出しながら溝に塗布したところ、
目地部両肩にほぼ均一にコーキング剤が塗布された。
【0010】〈比較例1〉6mm幅の目地に対して5m
m幅のかきとり部51を有するへら50を用いてコーキ
ング処理を行ったところ、コーキング剤31が目地部両
肩に均一に塗布されている部分と偏って塗布されている
部分とが見られ、修正の必要があった(図6参照)。
【0011】
【発明の効果】本発明は上記のような構成であるから、
下記に示すような効果がある。すなわち、目地内部のコ
ーキング剤をかきとるかきとり部が柔軟なドクター状で
あるため、かきとり時に多少片側に寄っても、ほぼ均一
にコーキング剤をかきとることが可能になり、それほど
熟練を要さずに均一に目地処理を行うことが可能であ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の目地処理用へらの概略説明
図である。
【図2】同実施例を用いた目地処理時の仕上がり例を示
す概略説明図である。
【図3】同実施例のへらを用いた目地処理方法の概略説
明図。
【図4】本発明の別の実施例の目地処理用へら−キャッ
プ一体型の概略説明図で、(a)は正面図、(b)は下
面図、(c)は側面図である。
【図5】従来例の目地処理用へらの概略説明図である。
【図6】同実施例を用いた目地処理時の仕上がり例を示
す概略説明図である。
【符号の説明】
10‥‥へら 11‥‥かきとり部 12‥‥翼 20‥‥へら一体型キャップ 21‥‥かきとり部 22‥‥翼 23‥‥コーキング剤注出口 30‥‥溝 31‥‥コーキング剤 50‥‥へら 51‥‥かきとり部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】プラスチック製または金属製の板より形成
    された突起状のかきとり部を有するへらであって、 該かきとり部の両側に弾力性を有する翼が形成されてい
    ることを特徴とする目地処理用へら。
  2. 【請求項2】請求項1記載の目地処理用へらがコーキン
    グ剤充填チューブの先端に位置するキャップと一体化さ
    れており、コーキング剤を押し出しながら塗装作業が可
    能なことを特徴とするへら一体型キャップ。
JP17219996A 1996-07-02 1996-07-02 目地処理用へら Pending JPH1018576A (ja)

Priority Applications (1)

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JP17219996A JPH1018576A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 目地処理用へら

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JP17219996A JPH1018576A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 目地処理用へら

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JPH1018576A true JPH1018576A (ja) 1998-01-20

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ID=15937428

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JP17219996A Pending JPH1018576A (ja) 1996-07-02 1996-07-02 目地処理用へら

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015021372A (ja) * 2013-07-23 2015-02-02 旭化成ホームズ株式会社 ヘラ
CN106088557A (zh) * 2016-08-05 2016-11-09 广西建工集团第四建筑工程有限责任公司 一种外墙抹灰分格缝切缝模具
JP2018070822A (ja) * 2016-11-01 2018-05-10 積水ハウス株式会社 シーリング材の施工方法

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