JP2000158414A - 板材の切断方法および装置、板状部品、板状部品の接合方法、接合部品 - Google Patents

板材の切断方法および装置、板状部品、板状部品の接合方法、接合部品

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JP2000158414A
JP2000158414A JP33591098A JP33591098A JP2000158414A JP 2000158414 A JP2000158414 A JP 2000158414A JP 33591098 A JP33591098 A JP 33591098A JP 33591098 A JP33591098 A JP 33591098A JP 2000158414 A JP2000158414 A JP 2000158414A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 板材を切断して得られる二つの板状部品を接
合することで、接合部品に面取部を形成できるととも
に、板状部品間で模様を合わせることができるようにし
た板状部品および板材の切断方法を提供すること。 【解決手段】 上下面が平行な板材12を二つの平面状
の切断面14a,15aで切断するに際し、一方の切断
面14aと他方の切断面15aとを互いに直交させ、か
つ、これら切断面14a,15aどうしの交線16を板
材12の厚さ内に位置するようにして、該板材12を切
断する。切断されてなる板状部品20,21の切断面2
0a,21aどうしを、前記交線16を一致させるよう
にして当接して接合することで、該板状部品20,21
どうしが直角に接合されるとともに、その接合部品23
の角部には、交線16と板材12の上面との間にある切
断面20b,21bによって面取部23が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば、住宅の外
壁を形成するサイディング等の板材を切断し、該切断し
た部品を接合してコーナ役物等を形成する場合におい
て、前記板材を切断する方法および装置、切断された板
状部品、該板状部品を接合する方法、板状部品を接合し
てなる役物としての接合部品に関するものである。
【0002】
【背景の技術】住宅の屋根や壁や床を予めパネルとして
工場で製造し、このようなパネルを建築現場において組
み立てて行くことにより、住宅の施工を行うようにした
パネル工法において、さらに工場において、壁パネルの
表面に予め外壁材であるサイディングを取付けること
で、現場でのサイディングの取付作業を省き、これによ
って、現場工期の短縮化を図るようにした技術も行われ
ている。
【0003】ところで、上述したように、サイディング
を予め工場で壁パネルに取付ける場合や、これに限ら
ず、現場でサイディングを壁パネルに取付ける場合にお
いて、建物の出隅部にサイディングを取付ける場合、例
えば特開平9−78754号公報に記載のように、断面
L字状をなすコーナ用の役物を前記出隅部に取付けるよ
うにしている。
【0004】前記コーナ用の役物1は、図12に示すよ
うに、一方の側端面に傾斜面2a,3aを有する二つの
板状部品2,3を、前記傾斜面2a,3aどうしを接合し
て直角に接合するとともに、角部に面取部4を形成した
ものである。従来、前記コーナ用の役物1を製造する場
合、図13に示すように、長方形板状をなすサイディン
グSをその幅方向に所定間隔で斜め(45度)に切断する
ことで、傾斜面(切断面)2aを有する板状部品2…を形
成するとともに、図14に示すように、別のサイディン
グSをその幅方向に幅方向に所定間隔で斜め(45度)に
切断することで、前記傾斜面2aとは反対の方向に傾斜
する傾斜面(切断面)3aを有する板状部品3…を形成し
ておき、これら板状部品2,3をその傾斜面2a,3aど
うしを接合することで直角に接合したうえで、角部に面
取部4を切削加工により形成するようにしている。ま
た、板状部品2,3を接合してなる役物1の端部に、前
記サイディングSを斜めに切断したときの傾斜面2a,
3aがある場合には、該端部を直角に切削加工するよう
にしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
にして、サイディングSを切断して役物1を製造する場
合、以下のような課題があった。すなわちまず、前記板
状部品2,3の傾斜面2a,3aどうしを接合して役物1
を形成した後、この役物1の角部に面取部4を加工する
のに手間がかかっていた。
【0006】また、サイディングSの表面には、外壁材
としての外観意匠性を高めるために、目地等の模様が形
成されているので、該サイディングSを切断してなる前
記板状部品2,3の表面にも模様があり、該模様を接合
された板状部品2,3間でピッタリと合わせるために
は、多数の板状部品2,3から模様の合う板状部品2,3
を適宜選択して接合する必要があるので、このような模
様を合わせた板状部品2,3どうしの接合に苦慮してい
た。
【0007】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、板材を切断して得られる二つの板状部品を接合す
ることで、前記面取部を形成できるとともに、板状部品
間で模様を合わせることができるようにした板状部品お
よび板材の切断方法並びに板材の切断装置、さらには、
板状部品の接合方法、この方法によって接合された接合
部品を提供することを目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1の板材の切断方法は、例えば図1
に示すように、上下面が平行な板材12を二つの平面状
の切断面14a,15aで切断する板材12の切断方法
において、一方の切断面14aと他方の切断面15aと
を互いに直交させ、かつ、これら切断面14a,15a
どうしの交線16を板材12の厚さ内に位置するように
して、該板材12を切断することを特徴としている。
【0009】前記板材12としては、例えば、住宅の外
壁材として使用される軽量気泡コンクリート製のサイデ
ィング10を使用するが、これに限ることなく別の材料
を使用してもよい。また、サイディング10の幅が大き
い場合は、予め該サイディング10を所定の幅に切断し
て前記板材12を形成しておく。前記切断面14a,1
5aどうしの交線16を板材12の厚さ内に位置させる
場合、この交線16と板材12の上面との切断面に沿う
距離が、切断されてなる二つの板状部品20,21を直
角に接合した際の面取部23の幅の半分程度の長さなる
ので、前記交線16の位置は面取部23に必要とされる
幅に応じて設定する。
【0010】請求項1の板材の切断方法においては、板
材12を切断するに際し、一方の切断面14aと他方の
切断面15aとを互いに直交させ、かつ、これら切断面
14a,15aどうしの交線16を板材12の厚さ内に
位置するようにして、該板材12を切断するので、図3
および図4に示すように、切断されてなる板状部品2
0,21の切断面20a,21aどうしを、前記交線16
を一致させるようにして当接して接合することで、該板
状部品20,21どうしが直角に接合されるとともに、
その接合部品23の角部には、交線16と板材12の上
面との間にある切断面20b,21bによって面取部2
3が形成される。
【0011】請求項2の板材の切断方法は、請求項1に
おいて、前記切断面14a,15aを板材12の上面に
対して45度の角度で傾斜させることを特徴としてい
る。請求項2の板材の切断方法においては、板材12を
切断してなる板状部品20,21の端部に、該板状部品
20,21の上面に対して45度の角度で傾斜した切断
面20a,21aが形成される。したがって、該板状部
品20,21の切断面20a,21aどうしを、前記交線
16を一致させるようにして当接して接合する際におい
て、この接合面が互いに直交する板状部品20,21の
表面に対して45度の角度で傾斜するので、板状部品2
0,21どうしがバランスよく接合されるという利点が
ある。
【0012】請求項3の板材の切断方法は、請求項1ま
たは2において、前記板材12の上面に、該板材12を
切断していなる板状部品20,21間で連続する模様1
1が形成されていること特徴としている。板材12を切
断してなる板状部品20,21間で連続する模様とは、
例えば板材12をその幅方向に二つに切断する場合にお
いて、該板材12の幅方向に連続している模様11のこ
とを意味している。また、前記模様11は、板材12が
サイディングである場合は、サイディングの表面に形成
される目地等の模様である。この模様は平面的にプリン
トされたものでもよいし、サイディングの表面に凹凸を
形成したものでもよい。
【0013】請求項3の板材の切断方法においては、板
材12の上面には、該板材12を切断してなる板状部品
20,21間で連続する模様11が形成されているの
で、該切断されてなる板状部品20,21の切断面20
a,21aどうしを、前記交線16を一致させるように
して当接して接合することで、直角に接合された板状部
品20,21間で模様11がピッタリと合うという利点
がある。
【0014】請求項4の板材の切断装置は、例えば図7
〜図11に示すように、上下面が平行な板材12を二つ
の平面状の切断面で切断する板材の切断装置において、
フレーム40と、このフレーム40に設けられて、前記
板材12が載置固定されるテーブル41と、前記テーブ
ル41の下方位置において板材12の長手方向に移動可
能な移動部43と、この移動部43に設けられた一対の
刃物57a,57bとを備え、該一対の刃物57a,57
bを、前記板材12の端面視において、前記テーブル4
1上で直交し、かつ、その交線が前記板材12の厚み内
に位置するようにして設けたものである。
【0015】前記テーブル41の上方には、上下に昇降
可能に設けられて、テーブル41に載置された板材12
を上方から押さえ付ける押え部61を設ける。また、前
記移動部43には刃物57a,57bを昇降させる昇降
手段(油圧シリンダ60)を設ける。そして、この昇降手
段では、刃物57a,57bによってテーブル41上の
板材12を切断するときには、該刃物57a,57bを
テーブル41上まで上昇させ、切断後は刃物41をテー
ブル41下に下降させるようにする。
【0016】請求項4の板材の切断装置においては、テ
ーブル41上に切断すべき板材12を位置決めして載置
固定した後、前記移動部43を板材12の一方の端面側
から他方の端面側に移動させることにより、一対の刃物
57a,57bによって板材12をその一方の端面側か
ら他方の端面側に向けて切断して行く。前記一対の刃物
57a,57bは、前記板材12の端面視において、前
記テーブル41上で直交し、かつ、その交線が前記板材
12の厚み内に位置しているので、板材12は、一方の
切断面と他方の切断面とが互いに直交し、かつ、これら
切断面どうしの交線が板材の厚さ内に位置するようにし
て二つに切断される。
【0017】請求項5の板材の切断装置は、請求項4に
おいて、前記一対の刃物57a,57bを、それぞれ円
盤状をなし、中心部回りに回転することによって、外周
の切刃で板材12を切断するものとし、前記刃物57
a,57bを板材12の上面に対して45度の角度で傾
斜して設けたものである。
【0018】請求項5の板材の切断装置においては、刃
物57a,57bを回転させつつ外周の切刃で板材を切
断していくことで、板材12を連続的に切断して行くこ
とができる。また、刃物57a,57bが板材12の上
面に対して45度の角度で傾斜しているので、図3に示
すように、板材12を切断してなる板状部品20,21
の端部に、該板状部品20,21の上面に対して45度
の角度で傾斜した切断面20a,21a,20b,21b
が形成される。
【0019】請求項6の板状部品は、例えば図1に示す
ように、上下面が平行な板材12を二つの平面状の切断
面14a,15aで切断するに際し、一方の切断面14
aと他方の切断面15aとを互いに直交させ、かつ、こ
れら切断面14a,15aどうしの交線16を板材12
の厚さ内に位置するようにして、該板材12を切断する
ことによって製造されてなるものである。
【0020】請求項6の板状部品においては、図3およ
び図4に示すように、板材12を切断してなる板状部品
20,21の切断面20a,21aどうしを、該切断面ど
うしの交線16を一致させるようにして当接して接合す
ることで、該板状部品20,21どうしが直角に接合さ
れるとともに、その接合部品22の角部には、交線16
と板材12の上面との間にある切断面20b,21bに
よって面取部23が形成される。
【0021】請求項7の板状部品は、請求項6におい
て、前記切断面14a,15aを板材12の上面に対し
て45度の角度で傾斜させたものである。請求項7の板
状部品においては、その切断面20a,21aどうし
を、前記交線16一致させるようにして当接して接合す
る際において、この接合面が互いに直交する板状部品2
0,21の表面に対して45度の角度で傾斜するので、
板状部品20,21どうしがバランスよく接合されると
いう利点がある。
【0022】請求項8の板状部品は、請求項6または8
において、前記板材12の上面に、該板材12を切断し
てなる板状部品20,21間で連続する模様11を形成
したものである。請求項8の板状部品においては、板状
部品20,21の切断面20a,21aどうしを、該切断
面20a,21aどうしの交線16を一致させるように
して当接して接合することで、直角に接合された板状部
品20,21間で模様11がピッタリと合うという利点
がある。
【0023】請求項9の板状部品の接合方法は、請求項
6〜8のいずれかに記載の板状部品どうしを接合する板
状部品の接合方法であって、前記板状部品20,21の
切断面20a,21aどうしを、前記交線16を一致さ
せるようにして当接して接合することを特徴としてい
る。
【0024】請求項9の板状部品の接合方法において
は、前記板状部品20,21どうしを、それらの切断面
20a,21aどうしの交線16を一致させるようにし
て当接して接合することで、該板状部品20,21どう
しが直角に接合されるとともに、その接合部品22の角
部には、交線16と板材12の上面との間にある切断面
20b,21bによって面取部23が形成される。
【0025】請求項10の接合部品は、請求項6〜8の
いずれかに記載の板状部品どうしを接合してなる接合部
品であって、前記板状部品20,21の切断面20a,2
1aどうしを、前記交線16を一致させるようにして当
接して接合してなるものである。
【0026】請求項10の接合部品においては、前記板
状部品20,21どうしを、それらの切断面20a,21
aどうしの交線16を一致させるようにして当接して接
合したので、該板状部品20,21どうしが直角に接合
されるとともに、その接合部品22の角部には、交線1
6と板材12の上面との間にある切断面20b,21b
によって面取部23が形成される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。図1は本発明に係る板材の
切断方法を説明するためのもので、住宅の外壁を形成す
るサイディング10の断面図である。このサイディング
10は図1において紙面と直交する方向に長尺な長方形
板状をなしており、その上面(表面)には、図2に示すよ
うに模様11が付与されている。この模様11は目地を
形どったもので、サイディング10の幅方向に連続して
形成されるとともに、サイディング10の表面に深さの
浅い凹溝を形成することにより、付与されている。
【0028】図1に示すように、サイディング10は、
まず、その幅方向において3等分に切断されるること
で、帯状をなす3枚の板材12…とされる。なお、サイ
ディング10を切断するには、外周に切刃を有する円盤
状の刃物13によって切断する。この場合、該刃物13
によってサイディング10の幅方向端部にある実部10
a,10aは切り落とす。また、図1においては、刃物
13が4つ図示されているが、実際には、一つの刃物1
3でサイディング10を3枚の板材12…に切断する。
【0029】次に、前記板材12を互いに直交する二つ
の切断面で切断する。この場合、外周に切刃を有する円
盤状の刃物14,15を板材12の端面視において、互
いに直交させて切断する。刃物14,15には厚みがあ
るので、該刃物14,15の厚さの中心部を仮想の切断
面14a,15aとすると、該切断面14a,15aを互
いに直交させ、かつ、これら切断面14a,15aどう
しの交線16を板材12の厚さ内に位置するようにし
て、該板材12を二つに切断する。また、切断する場
合、切断面14a,15aをそれぞれ板材12の上面に
対して45度の角度で傾斜させる。同様にして、残りの
2つの板材12,12も、刃物14,15によってそれぞ
れ二つに切断する。
【0030】上記のようにして、板材12を切断するこ
とで、図3に示すように、二つの板状部品20,21が
製造される。該板状部品20の端部に形成された傾斜し
ている二つの面が実際の切断面20a,20bであり、
同様に板状部品21の端部に形成された傾斜している二
つの面が実際の切断面21a,21bである。なお、切
断面20aと20bは直角であり、同様に切断面201
aと21bとは直角である。
【0031】板材12を切断して二つの板状部品20,
21を製造したら、図4に示すように、該板状部品2
0,21を接合する。この場合、板状部品20の切断面
20aと20bの稜線である前記交線16と、板状部品
21の切断面21aと21bの稜線である交線16と一
致させるとともに、切断面20aと切断面21aとを互
いに当接して接合することにより行う。この接合は例え
ば切断面20a,21を接着剤によって接着することに
よって行うが、これに加えて、板状部品20から板状部
品21に釘を打ちこむとともに、板状部品21から板状
部品20に釘を打ちこんでもよい。上記のようにして、
板状部品20,21を接合することで、断面L字状をな
す長尺な接合部品22を得ることができ、この接合部品
22が、建物の出隅部に取付けられるコーナ用の役物2
2となる。
【0032】そして、上記のようにして得られた接合部
品(役物)22の角部には、前記交線16と板状部品2
0,21の上面との間にある切断面20b,21bによっ
て面取部23が形成される。したがって、従来と異な
り、面取部を切削加工によって形成することなく、板状
部品20,21を接合することで、面取部23を形成す
ることができ、よって、役物22の製造に要する手間を
軽減することができる。
【0033】また、板状部品20,21は、板材12を
切断してなるものであり、切断面20a,21aどうし
を、前記16交線を一致させるようにして当接して接合
したので、直角に接合された板状部品20,21間で模
様11がピッタリと合うことになり、よって、模様11
の合った役物(接合部品)22を容易に製造することがで
きる。さらに、板状部品20,21の接合面(切断面20
a,20b)が互いに直交する板状部品20,21の表面
に対して45度の角度で傾斜しているので、板状部品2
0,21どうしをバランスよく接合することができる。
【0034】図5は、本発明に係る板材の切断方法の他
の例を説明するためのものである。この例では、まず、
前記サイディング10を刃物13によって、前記板材1
2と同幅の板材25と、この板材25より幅の大きい板
材26とに切断する。この場合、該刃物13によってサ
イディング10の幅方向端部にある実部10a,10a
は切り落とす。
【0035】次に、板材26を前記刃物14,15によ
って切断して、三つの板状部品30,31,32を得る。
板材26を切断する場合、前記板材12の切断と同様
に、刃物14,15を板材26の端面視において、互い
に直交させて切断する。板材26を切断することで、三
つの板状部品30,31,32が製造される。該板状部品
30の端部に形成された傾斜している二つの面が切断面
30a,30bであり、同様に板状部品31の両端部に
それぞれ形成された傾斜している二つの面が切断面31
a,31bであり、板状部品32の端部に形成された傾
斜している二つの面が切断面32a,32bである。
【0036】また、前記板材25を前記刃物14,15
によって切断して、前記板材12を切断した場合と同様
に、二つの板材20,21を得る。そして、該板材20,
21は、上記同様にして接合されて、図4に示すよう
な、接合部品(役物)22となる。
【0037】一方、前記板状部品30,31,32は、図
6に示すようにして接合する。この場合、板状部品30
の切断面30aと30bの稜線である前記交線16と、
板状部品31の切断面31aと31bの稜線である交線
16と一致させるとともに、切断面30aと切断面31
aとを互いに当接して接合し、さらに、板状部品32の
切断面32aと32bの稜線である前記交線16と、板
状部品31の切断面31aと31bの稜線である交線1
6と一致させるとともに、切断面32aと切断面31a
とを互いに当接して接合することにより行う。
【0038】上記のようにして、板状部品30,31,3
2を接合することで、断面コ字状をなす長尺な接合部品
33を得ることができ、この接合部品33が、例えば、
玄関ポーチ柱の外面に取付けられる役物33となる。な
お、この役物33をポーチ柱に取付ける場合、該役物3
3を二つ用意しておき、該二つの役物33,33で断面
矩形状のポーチ柱を囲むようにして取付ける。
【0039】そして、上記のようにして得られた接合部
品(役物)33の二つの角部には、それぞれ、面取部3
4,35が形成されるので、従来と異なり、面取部を切
削加工によって形成することなく、板状部品30,31,
32を接合することで、面取部34,35を形成するこ
とができ、よって、役物33の製造に要する手間を軽減
することができる。また、板状部品30,30,31は、
板材26を切断してなるものであり、切断面30a,3
1aどうし、切断面32a,31aどうしを、前記16
交線を一致させるようにして当接して接合したので、直
角に接合された板状部品30,31間および板状部品3
2,31間で模様(図示略)がピッタリと合うことにな
り、よって、模様の合った役物(接合部品)33を容易に
製造することができる。
【0040】次に、例えば前記板材12を切断する切断
装置について図7〜図10を参照して説明する。図7は
切断装置の側面図、図8は図7におけるA−A線矢視
図、図9は図7におけるB−B線矢視図、図10は切断
装置の平面図である。図7〜図10において、符号40
は切断装置のフレームを示す。このフレーム40は、鉄
骨材を略直方体状に組んで形成されたものであり、該フ
レーム40の上面には、前記板材12が載置固定される
平面視長方形状のテーブル41が設けられている。ま
た、該テーブル41の上面には、当接板42が固定され
ている。この当接板42は、テーブル41の長手方向に
延在する帯板状のものであり、前記板材12の側端面が
当接されることで、板材12の幅方向の位置決めを行う
ようになっている。
【0041】前記テーブル41の下方には、移動部43
が図7において左右(図8において紙面と直交する方向)
に移動可能に設けられている。すなわち、まず、前記フ
レーム40の下部には、左右一対のレール44,44が
該フレーム40の長手方向(図7において左右方向)に延
在するようにして設けられており、一方、前記移動部4
3の下面には前記レール44,44上を摺動可能なスラ
イド部45,45が設けられている。また、前記フレー
ム40の上部には、左右一対のレール47,47が該フ
レーム40の長手方向に延在するようにして設けられて
おり、一方、前記移動部43の上部には図8において左
右に延在するフレーム48が固定されており、該フレー
ム48の両端部には、前記レール47,47上を摺動可
能なスライド部49,49が設けられている。
【0042】さらに、前記フレーム40の下部の左右両
端部には、図7に示すように、プーリ50,50が設け
られており、該プーリ50,50には無端状のベルト5
1が巻き掛けられ、該ベルト51には前記移動部43が
取付けられている。一方、前記フレーム40の左端部に
は、駆動モータ52が設けられており、この駆動モータ
52によって、フレーム40の下部の左端部に設けられ
たプーリ50がベルト52aを介して回転されるように
なっている。
【0043】したがって、前記移動部43は、前記駆動
モータ52を正方向に回転させることで、プーリ50,
50、ベルト51を介して図7において左方に移動し、
一方駆動モータ52を逆方向に回転させることで、プー
リ50,50、ベルト51を介して右方に移動するよう
になっている。また、この移動の際において、移動部4
3は前記レール44,44およびレール47,47によっ
て、左右方向への移動をガイドされて安定的に移動する
ようになっている。
【0044】前記移動部43には、図7に示すように、
左右一対のプレート53,53が所定間隔をもって設け
られている。該プレート53,53は、図7において紙
面と直交する方向(図8において左右方向)に移動可能に
設けられたもので、一方のプレート53には、図8およ
び図11に示すように、レール54,54が水平面に対
して45度傾斜して設けられている。該レール54,5
4には、プレート55がスライド部56,56を介して
移動自在に設けられており、該プレート55には、刃物
57aを回転させるモータ58が固定されている。この
モータ58の回転軸には、刃物57aが取付けられてい
る。この刃物57aは外周部に切刃を有する円盤状のも
のであり、水平面に対して45度の角度で傾斜されて前
記モータ58の回転軸に取付けられている。
【0045】また、前記プレート53の下部には、油圧
シリンダ60が取付けられており、この油圧シリンダ6
0のピストンロッドが前記プレート55に連結されてい
る。したがって、前記プレート53は油圧シリンダ装置
60のピストンロッドを伸縮させることで、前記レール
54,54に沿って斜め45度の方向に上下動し、該プ
レート53の上下動とともに前記刃物57aが斜め45
度の方向に上下動するようになっている。
【0046】また、他方のプレート53には、前記一方
のプレート53の場合と同様にして、プレート55が設
けられており、このプレート55には、モータ58が設
けられ、このモータ55の回転軸に刃物57bが取付け
られている。この刃物57bは前記刃物57aと同形、
同大のものであり、水平面に対して、前記刃物57aと
は逆方向に45度の角度で傾斜されて前記モータ58の
回転軸に取付けられている。さらに、前記刃物57a,
57bは、図8に示すように、板材12の端面視におい
て、前記テーブル41上で直交し、かつ、その交線が板
材12の厚み内に位置するようにして設けられている。
【0047】なお、図8においては、刃物57bを回転
させるモータ58、このモータ58が設けられたプレー
ト55、このプレート55を斜めに上下動させる油圧シ
リンダ60等は省略してあるが、前記刃物57bはプレ
ート53の上下動とともに前記刃物57aと直交するよ
うにして斜め45度の方向に上下動するようになってい
る。また、前記刃物57a,57bは、前記プレート5
3,53を、図7において紙面と直交する方向(図8にお
いて左右方向)に移動させることで、板材12の端面視
において(図8において)、左右に接離できるようになっ
ており、これによって、刃物57a,57bの交線の位
置を板材12の厚さ応じて調整できるようになってい
る。
【0048】また、前記テーブル41の上方には、図
7、図9および図10に示すように、テーブル41に載
置された板材12を上方から押さえ付けるための押え部
61が設けられている。この押え部61は、テーブル4
1の長手方向に沿って長尺なもので、その下面には、板
材12を切断する際に前記テーブル41上から突出する
刃物57a,57bが侵入可能な溝部(図示略)が設けら
れている。
【0049】一方、前記フレーム40の両端部には、そ
れぞれ油圧シリンダ62が設けられており、この油圧シ
リンダ62のピストンロッドには、昇降ロッド63が連
結されている。この昇降ロッド63は、前記フレーム4
0の端部に設けられたガイド部64によって、昇降自在
に支持されており、該昇降ロッド63の上端部は、前記
押え部61の端部に連結されている。そして、上記押え
部61は、油圧シリンダ62,62のピストンロッドを
伸縮させて、昇降ロッド63,63が昇降させること
で、前記テーブル41上で昇降するようになっており、
下降することで板材12を上方から押さえ付けてテーブ
ル41上に固定するようになっている。
【0050】次に上記構成の板材の切断装置の動作につ
いて説明する。まず、予め、前記移動部43を図7にお
いて、フレーム40の右端部に寄せておくとともに、ま
た、前記プレート53,53を、図7において紙面と直
交する方向(図8において左右方向)に移動させること
で、刃物57a,57bを接近または離間させて、該刃
物57a,57bの交線の位置を板材12の厚さ応じて
調整する。
【0051】次に、テーブル41上に、切断すべき板材
12を載置するとともに、該板材12の一方の側端面
を、前記当接板42に当接することで、板材12の幅方
向の位置決めを行い、その後、前記油圧シリンダ62,
62のピストンロッドを引込むことで、押え部61を下
降させて、該板材12を押え部61によって上方から押
さえ付けてテーブル41上に固定する。
【0052】次に、前記モータ58を起動して刃物57
a,57bを回転させた後、前記油圧シリンダ60,60
のピストンロッドを伸ばすことで、刃物57a,57b
を斜め45度の角度で、かつ互いに直交させるようにし
て上昇させる(図7および図11参照)。このとき、刃物
57a,57bは、板材12の端面視において、前記テ
ーブル41上で直交し、かつ、その交線が板材12の厚
み内に位置する。
【0053】次に、前記駆動モータ52を正回転させる
ことで、前記移動部43を、プーリ50,50、ベルト
51を介して図7において左方に移動させる。すると、
まず刃物57bによって板材12が切断されていき、引
き続いて刃物57aによって板材12が切断されてい
く。刃物57a,57bは、板材12の端面視におい
て、テーブル41上で直交し、かつ、その交線が板材1
2の厚み内に位置しているので、板材12は、一方の切
断面と他方の切断面とが互いに直交し、かつ、これら切
断面どうしの交線が板材12の厚さ内に位置するように
して二つに切断されていく。移動部43をフレーム40
の左端部まで移動させると、前記板材12が刃物57
b,57aによって完全に切断される。
【0054】このようにして、板材12を切断すること
で、図3に示すような、二つの板状部品20,21を容
易に製造することができる。また、刃物57a,57b
が板材12の上面に対して45度の角度で傾斜している
ので、板材12を切断してなる板状部品20,21の端
部に、該板状部品20,21の上面に対して45度の角
度で傾斜した切断面を形成することができる。
【0055】板材12の切断が終了したならば、前記油
圧シリンダ60,60のピストンロッドを引込むこと
で、刃物57a,57bを斜め45度の角度で下降させ
た後、前記駆動モータ52を逆回転させることで、前記
移動部43を、プーリ50,50、ベルト51を介して
図7において右方に移動させて元の位置に戻す。また、
前記油圧シリンダ62,62のピストンロッドを伸ばす
ことで、押え部61を上昇させて該板材12から離し、
その後、切断された板状部品20,21を取出す。
【0056】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項1
の板材の切断方法によれば、板材を切断するに際し、一
方の切断面と他方の切断面とを互いに直交させ、かつ、
これら切断面どうしの交線を板材の厚さ内に位置するよ
うにして、該板材を切断するので、板材を切断してなる
板状部品の端部に、これら板状部品を直角に接合するた
めの切断面を形成することができるとともに、該板状部
品を当接して接合してなる接合部品の角部の面取部とな
る切断面を形成することができる。
【0057】請求項2の板材の切断方法によれば、請求
項1と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
前記切断面を板材の上面に対して45度の角度で傾斜さ
せたので、板材を切断してなる板状部品の端部に、該板
状部品の上面に対して45度の角度で傾斜した切断面を
形成することができる。したがって、該板状部品の切断
面どうしを、前記交線を一致させるようにして当接して
接合する際において、この接合面が互いに直交する板状
部品の表面に対して45度の角度で傾斜するので、板状
部品どうしをバランスよく接合することができる。
【0058】請求項3の板材の切断方法によれば、請求
項1または2と同様の効果を得ることができるのは勿論
のこと、前記板材の上面に、該板材を切断していなる板
状部品間で連続する模様を形成したので、該切断されて
なる板状部品の切断面どうしを、前記切断面どうしの交
線を一致させるようにして当接して接合することで、直
角に接合された板状部品間で模様がピッタリと合わせる
ことができる。
【0059】請求項4の板材の切断装置によれば、切断
されるべき板材が載置固定されるテーブルの下方位置に
おいて板材の長手方向に移動可能な移動部と、この移動
部に設けられた一対の刃物とを備え、該一対の刃物を、
前記板材の端面視において、前記テーブル上で直交し、
かつ、その交線が前記板材の厚み内に位置するようにし
て設けたので、板材を、一方の切断面と他方の切断面と
が互いに直交し、かつ、これら切断面どうしの交線が板
材の厚さ内に位置するようにして切断することができ
る。
【0060】請求項5の板材の切断装置によれば、請求
項4と同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、
前記一対の刃物を、それぞれ円盤状をなし、中心部回り
に回転することによって、外周の切刃で板材を切断する
ものとしたので、刃物を回転させつつ外周の切刃で板材
を切断していくことで、板材を連続的に切断して行くこ
とができる。また、前記刃物を板材の上面に対して45
度の角度で傾斜したので、板材を切断してなる板状部品
の端部に、該板状部品の上面に対して45度の角度で傾
斜した切断面を容易に形成することができる。
【0061】請求項6の板状部品は、一方の切断面と他
方の切断面とを互いに直交させ、かつ、これら切断面ど
うしの交線を板材の厚さ内に位置するようにして、該板
材を切断することによって製造したものであるので、該
板状部品の切断面どうしを、該切断面どうしの交線を一
致させるようにして当接して接合することで、該板状部
品どうしを直角に接合することができるとともに、その
接合部品の角部に、交線と板材の上面との間にある切断
面によって面取部を形成することができる。
【0062】請求項7の板状部品によれば、請求項6と
同様の効果を得ることができるのは勿論のこと、前記切
断面を板材の上面に対して45度の角度で傾斜させたも
のであるので、切断面どうしを、前記交線を一致させる
ようにして当接して接合する際において、この接合面が
互いに直交する板状部品の表面に対して45度の角度で
傾斜するので、板状部品どうしをバランスよく接合する
ことができる。
【0063】請求項8の板状部品によれば、請求項6ま
たは8と同様の効果を得ることができるのは勿論のこ
と、前記板材の上面に、該板材を切断してなる板状部品
間で連続する模様を形成したので、板状部品の切断面ど
うしを、該切断面どうしの交線を一致させるようにして
当接して接合することで、直角に接合された板状部品間
で模様をピッタリと合わせることができる。
【0064】請求項9の板状部品の接合方法および請求
項10の接合部品によれば、請求項6〜8のいずれかに
記載の板状部品の切断面どうしを、前記交線を一致させ
るようにして当接して接合したので、該板状部品どうし
を直角に接合することができるとともに、その接合部品
の角部に、交線と板材の上面との間にある切断面によっ
て面取部を形成することができる。したがって、従来と
異なり、面取部を切削加工によって形成することがない
ので、接合部品の製造に要する手間を軽減することがで
きる。また、請求項8の板状部品を接合してなる板状の
部品の接合方法および接合部品では、直角に接合された
板状部品間で模様(図示略)がピッタリと合うので、模様
の合った接合部品を容易に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る板材の切断方法の一例を説明する
ためのもので、住宅の外壁を形成するサイディングと刃
物を示す断面図である。
【図2】同、サイディングの斜視図である。
【図3】同、板材を切断してなる板状部品の断面図であ
る。
【図4】本発明に係る接合部品の一例を示す斜視図であ
る。
【図5】本発明に係る板材の切断方法の他の例を説明す
るためのもので、住宅の外壁を形成するサイディングと
刃物を示す断面図である。
【図6】本発明に係る接合部品の他の例を示す斜視図で
ある。
【図7】本発明に係る板材の切断装置の一例を示すもの
で、該切断装置の側面図である。
【図8】同、図7におけるA−A線矢視図である。
【図9】同、図7におけるB−B線矢視図である。
【図10】同、切断装置の平面図である。
【図11】同、刃物を上下動させる機構の要部を示す側
面図である。
【図12】従来の接合部品の一例を示す斜視図である。
【図13】従来の板材の切断方法の一例を説明するため
のもので、住宅の外壁を形成するサイディングと切断位
置を示す断面図である。
【図14】従来の板材の切断方法の一例を説明するため
のもので、住宅の外壁を形成するサイディングと切断位
置を示す断面図である。
【符号の説明】
12,25,26 板材 11 模様 14,15 刃物 14a,15a 切断面 16 交線 20,21,30,31,32 板状部品 20a,20b,21a,21b 切断面 30a,30b,31a,31b,32a,32b 切断面 22,33 接合部品 23,35 面取部 40 フレーム 41 テーブル 43 移動部 57a,57b 刃物 61 押え部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 箕輪 栄一 長野県松本市大字今井字松本道7110番地3 株式会社ミサワテクノ内 Fターム(参考) 2B250 AA01 AA03 AA05 AA07 CA11 EA01 EA13 EA14 FA01 FA13 FA14 HA01 HA03 2E110 AA57 AA62 AB04 AB13 AB17 AB22 AB26 BA12 BA24 BB22 CA07 DA06 DD09 EA09 GA36W 2E125 AA53 AC11 AC21 AC23 AG07 AG34 AG56 EA01 EA31

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上下面が平行な板材を二つの平面状の切
    断面で切断する板材の切断方法において、 一方の切断面と他方の切断面とを互いに直交させ、か
    つ、これら切断面どうしの交線を板材の厚さ内に位置す
    るようにして、該板材を切断することを特徴とする板材
    の切断方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の板材の切断方法におい
    て、 前記切断面を板材の上面に対して45度の角度で傾斜さ
    せることを特徴とする板材の切断方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載の板材の切断方法
    において、 前記板材の上面には、該板材を切断してなる板状部品間
    で連続する模様が形成されていること特徴とする板材の
    切断方法。
  4. 【請求項4】 上下面が平行な板材を二つの平面状の切
    断面で切断する板材の切断装置において、 フレームと、 このフレームに設けられて、前記板材が載置固定される
    テーブルと、 前記テーブルの下方位置において板材の長手方向に移動
    可能な移動部と、 この移動部に設けられた一対の刃物とを備え、 該一対の刃物は、前記板材の端面視において、前記テー
    ブル上で直交し、かつ、その交線が前記板材の厚み内に
    位置するようにして設けられていることを特徴とする板
    材の切断装置。
  5. 【請求項5】 請求項4記載の板材の切断装置におい
    て、 前記一対の刃物は、それぞれ円盤状をなし、中心部回り
    に回転することによって、外周の切刃で板材を切断する
    ものであり、 前記刃物は板材の上面に対して45度の角度で傾斜して
    設けられていることを特徴とする板材の切断装置。
  6. 【請求項6】 上下面が平行な板材を二つの平面状の切
    断面で切断するに際し、一方の切断面と他方の切断面と
    を互いに直交させ、かつ、これら切断面どうしの交線を
    板材の厚さ内に位置するようにして、該板材を切断する
    ことによって製造されてなることを特徴とする板状部
    品。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の板状部品において、 前記切断面が板材の上面に対して45度の角度で傾斜し
    ていることを特徴とする板状部品。
  8. 【請求項8】 請求項6または7記載の板状部品におい
    て、 前記板材の上面には、該板材を切断してなる板状部品間
    で連続する模様が形成されていることを特徴とする板状
    部品。
  9. 【請求項9】 請求項6〜8のいずれかに記載の板状部
    品どうしを接合する板状部品の接合方法であって、 前記板状部品の切断面どうしを、前記交線を一致させる
    ようにして当接して接合することを特徴とする板状部品
    の接合方法。
  10. 【請求項10】 請求項6〜8のいずれかに記載の板状
    部品どうしを接合してなる接合部品であって、 前記板状部品の切断面どうしを、前記交線を一致させる
    ようにして当接して接合してなることを特徴とする接合
    部品。
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