JP2000158266A - 工作物を緊定する装置を組み立てるための台板 - Google Patents
工作物を緊定する装置を組み立てるための台板Info
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- JP2000158266A JP2000158266A JP11340614A JP34061499A JP2000158266A JP 2000158266 A JP2000158266 A JP 2000158266A JP 11340614 A JP11340614 A JP 11340614A JP 34061499 A JP34061499 A JP 34061499A JP 2000158266 A JP2000158266 A JP 2000158266A
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- B23Q3/10—Auxiliary devices, e.g. bolsters, extension members
- B23Q3/103—Constructional elements used for constructing work holders
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 精度を失うことなしに安価に製作することが
でき、かつ可及的に広範に使用することのできる台板を
創出する。 【解決手段】 工作物を緊定する装置を規定された再現
可能な位置に組み立てるための台板である。この台板は
規則的な座標間隔で構成された複数のラスタ点を有して
いる。ラスタ点は凹面の球冠（２）の形状に形成されて
いる。これらの球冠（２）の中心点（５）は、ラスタ寸
法で直角に交差して理想的な板形状を描く線（４）上に
位置している。
でき、かつ可及的に広範に使用することのできる台板を
創出する。 【解決手段】 工作物を緊定する装置を規定された再現
可能な位置に組み立てるための台板である。この台板は
規則的な座標間隔で構成された複数のラスタ点を有して
いる。ラスタ点は凹面の球冠（２）の形状に形成されて
いる。これらの球冠（２）の中心点（５）は、ラスタ寸
法で直角に交差して理想的な板形状を描く線（４）上に
位置している。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、工作物を緊定する
装置を規定された再現可能な位置に組み立てるための台
板であって、規則的な座標間隔で構成された複数のラス
タ点を有している形式のものに関する。
装置を規定された再現可能な位置に組み立てるための台
板であって、規則的な座標間隔で構成された複数のラス
タ点を有している形式のものに関する。
【０００２】
【従来の技術】EP 0 222 147 B1から、装置を組み立て
るためのシステムが公知であり、このシステムには、前
述の形式の台板が所属しており、この台板上に装置が組
み立てられる。この公知のシステムの台板は、規則的な
座標間隔で配置された合わせ孔を有している。これらの
合わせ孔はラスタ点を形成しており、これらのラスタ点
によってラスタ寸法が定められている。
るためのシステムが公知であり、このシステムには、前
述の形式の台板が所属しており、この台板上に装置が組
み立てられる。この公知のシステムの台板は、規則的な
座標間隔で配置された合わせ孔を有している。これらの
合わせ孔はラスタ点を形成しており、これらのラスタ点
によってラスタ寸法が定められている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところで、本発明の根
底をなす課題は、精度を失うことなしに安価に製作する
ことができ、かつ可及的に広範に使用することのできる
最初に述べた形式の台板を創出することである。
底をなす課題は、精度を失うことなしに安価に製作する
ことができ、かつ可及的に広範に使用することのできる
最初に述べた形式の台板を創出することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】この課題は基本的に請求
項１の特徴によって解決される。
項１の特徴によって解決される。
【０００５】台板の機械的な加工は大体において、一方
又は両方の面において所定のラスタ寸法で形成される凹
面の球冠の形成に限定される。球冠の中心点は必ずしも
台板の実際の表面に位置しているのではなく、「理想的
な表面」に位置している。台板の実際の形状が、未加工
のアルミニウム鋳造体の場合に一般にそうであるよう
に、理想形状から異なっている場合でも、中心点は常に
理想形状にあって、凹面の球冠は相応してやはり理想形
状を規定する。これらの凹面の球冠が、結合エレメント
及びほかの装置の積み木状部分を固定するためのラスタ
点として役立つと、これらの固定された構造部分、例え
ば足エレメント、は常に理想的な板形状に基づいて組み
立てられていることになる。この場合台板の実際の表面
の経過及び形状はどうでもよいことである。要するに、
凹面の球冠の中心点は実際の台板の表面上に位置してい
るのではなく、台板の理想形状に位置している。機械的
な加工によって形成される球冠の面は種々の大きさであ
ることができる。
又は両方の面において所定のラスタ寸法で形成される凹
面の球冠の形成に限定される。球冠の中心点は必ずしも
台板の実際の表面に位置しているのではなく、「理想的
な表面」に位置している。台板の実際の形状が、未加工
のアルミニウム鋳造体の場合に一般にそうであるよう
に、理想形状から異なっている場合でも、中心点は常に
理想形状にあって、凹面の球冠は相応してやはり理想形
状を規定する。これらの凹面の球冠が、結合エレメント
及びほかの装置の積み木状部分を固定するためのラスタ
点として役立つと、これらの固定された構造部分、例え
ば足エレメント、は常に理想的な板形状に基づいて組み
立てられていることになる。この場合台板の実際の表面
の経過及び形状はどうでもよいことである。要するに、
凹面の球冠の中心点は実際の台板の表面上に位置してい
るのではなく、台板の理想形状に位置している。機械的
な加工によって形成される球冠の面は種々の大きさであ
ることができる。
【０００６】
【発明の実施の形態】特に有利には台板は請求項２に記
載したように構成されている。
載したように構成されている。
【０００７】格子構造体としてのこの構成によって、極
めて軽量な台板が得られ、それにもかかわらず台板はね
じり及び曲げに対して大きな強度を有している。特に経
済的にはこの台板はアルミニウムの鋳造体として製作す
ることができる。これによって加工は全く必要でない
か、あるいは単にわずかにしか必要でない。鋳造体の相
応する精度は要求されない。それは、この精度は球冠及
びその極めて正確に理想形状上に位置する中心線によっ
て達成されるからである。球冠は格子棒の中央に、場合
により格子棒の幾分か厚くされた横断面のところに、形
成されており、これによって幾何学定理を考慮してラス
タ寸法（ａ）が遵守される。基本構造が相応して正方形
である場合、対角線は常にａ１/２である。貫通部はほ
ぼ正方形の横断面を有しており、この横断面は単に凹面
の球冠の範囲における肉厚部及び節点の範囲において変
化せしめられているに過ぎない。
めて軽量な台板が得られ、それにもかかわらず台板はね
じり及び曲げに対して大きな強度を有している。特に経
済的にはこの台板はアルミニウムの鋳造体として製作す
ることができる。これによって加工は全く必要でない
か、あるいは単にわずかにしか必要でない。鋳造体の相
応する精度は要求されない。それは、この精度は球冠及
びその極めて正確に理想形状上に位置する中心線によっ
て達成されるからである。球冠は格子棒の中央に、場合
により格子棒の幾分か厚くされた横断面のところに、形
成されており、これによって幾何学定理を考慮してラス
タ寸法（ａ）が遵守される。基本構造が相応して正方形
である場合、対角線は常にａ１/２である。貫通部はほ
ぼ正方形の横断面を有しており、この横断面は単に凹面
の球冠の範囲における肉厚部及び節点の範囲において変
化せしめられているに過ぎない。
【０００８】この台板の別の有利な実施形態は請求項３
及び４に記載されている。
及び４に記載されている。
【０００９】請求項５に記載されているように、台板が
分割可能である場合には、このことが意味することは、
大きな台板から小さな台板を切り出すことができ、これ
らの小さな台板を別の寸法の大きな台板に組み合わせる
ことができるということである。ディスク形の挿入部材
を使用する特別な実施形態では、このようにして製作さ
れた小さな複数の台板を組み合わせる場合にラスタ寸法
が乱されることはない。分割の際に取り除かれる壁肉は
ディスク形の挿入部材の有効厚さによって再び「つけ加
え」られる。これによって小さな台板から種々の大きさ
及び形状の台板を組み合わせることができる。
分割可能である場合には、このことが意味することは、
大きな台板から小さな台板を切り出すことができ、これ
らの小さな台板を別の寸法の大きな台板に組み合わせる
ことができるということである。ディスク形の挿入部材
を使用する特別な実施形態では、このようにして製作さ
れた小さな複数の台板を組み合わせる場合にラスタ寸法
が乱されることはない。分割の際に取り除かれる壁肉は
ディスク形の挿入部材の有効厚さによって再び「つけ加
え」られる。これによって小さな台板から種々の大きさ
及び形状の台板を組み合わせることができる。
【００１０】台板の表面に大きな機械的負荷あるいは汚
損の危険がある場合には、特に有利には請求項６に記載
した台板を使用することができる。この場合、凹面の球
冠を備えた表面は下面として選ばれ、したがって加工さ
れていない面は上面になる。下面の凹面の球冠は、球冠
のラスタ寸法を利用して足エレメント及び又は結合エレ
メントを固定するために、利用される。これらの足エレ
メント又は結合エレメントの足は貫通部を通して差し通
し可能であり、次いで回動によって球冠と結合可能であ
り、これにより適当な固定手段で固定することができ
る。
損の危険がある場合には、特に有利には請求項６に記載
した台板を使用することができる。この場合、凹面の球
冠を備えた表面は下面として選ばれ、したがって加工さ
れていない面は上面になる。下面の凹面の球冠は、球冠
のラスタ寸法を利用して足エレメント及び又は結合エレ
メントを固定するために、利用される。これらの足エレ
メント又は結合エレメントの足は貫通部を通して差し通
し可能であり、次いで回動によって球冠と結合可能であ
り、これにより適当な固定手段で固定することができ
る。
【００１１】種々の実施形態の、特に請求項２，５及び
６に記載した台板は、格子構造体としての基本形状から
出発して、凹面の球冠によって、極めて種々の形式で、
したがって広範に、使用することができる。もちろんこ
れらの台板は、最初に公知のものとして述べたような装
置を組み立てるシステムの一部としても役立つ。
６に記載した台板は、格子構造体としての基本形状から
出発して、凹面の球冠によって、極めて種々の形式で、
したがって広範に、使用することができる。もちろんこ
れらの台板は、最初に公知のものとして述べたような装
置を組み立てるシステムの一部としても役立つ。
【００１２】
【実施例】以下においては図面を参照しながら種々の実
施例について本発明の構成を具体的に説明する。
施例について本発明の構成を具体的に説明する。
【００１３】図１においては、本発明の重要な特徴を具
備した台板１が示されている。この台板は程度の差こそ
あれ、著しく加工された表面を有しており、しかしこの
表面はこのような台板に望まれる正確な形状及び寸法を
有していない。理想的な板形状あるいは表面は凹面の球
冠２の中心線４によって確定され、凹面の球冠２は表面
において機械的な加工によって精密に形成されている。
これらの球冠２は所定のラスタ間隔でＸ平面及びＹ平面
内に配置されている。球冠２だけが精密に形成されてい
る。球冠の中心点５は台板の理想的な緊定面上に位置し
ており、したがってこの台板上で精密な組み立てが可能
であり、この場合本来の表面は何の役目も果たさない。
備した台板１が示されている。この台板は程度の差こそ
あれ、著しく加工された表面を有しており、しかしこの
表面はこのような台板に望まれる正確な形状及び寸法を
有していない。理想的な板形状あるいは表面は凹面の球
冠２の中心線４によって確定され、凹面の球冠２は表面
において機械的な加工によって精密に形成されている。
これらの球冠２は所定のラスタ間隔でＸ平面及びＹ平面
内に配置されている。球冠２だけが精密に形成されてい
る。球冠の中心点５は台板の理想的な緊定面上に位置し
ており、したがってこの台板上で精密な組み立てが可能
であり、この場合本来の表面は何の役目も果たさない。
【００１４】固定孔は適当な作孔装置によって凹面の球
冠内に中心軸線（中心点）の方向に形成することができ
る。これらの固定孔は図１においては示されていない。
冠内に中心軸線（中心点）の方向に形成することができ
る。これらの固定孔は図１においては示されていない。
【００１５】図２においては、台板１０の特に有利な実
施例の一部が平面図で示されている。この台板は格子構
造体としてアルミニウムを鋳造して製作されている。規
則的に正方形の対角線として配置されている格子棒１１
はほぼ正方形の貫通部１２を形成しており、格子棒はそ
の中央に、凹面の球冠２のための充分な壁肉を有してい
る肉厚部１３を有している。凹面の球冠２の中心点は正
方形の４隅に位置しており、この正方形の辺の長さａは
ラスタ寸法に等しい。正方形の対角線、すなわち格子棒
はａ１/２の長さを有している。
施例の一部が平面図で示されている。この台板は格子構
造体としてアルミニウムを鋳造して製作されている。規
則的に正方形の対角線として配置されている格子棒１１
はほぼ正方形の貫通部１２を形成しており、格子棒はそ
の中央に、凹面の球冠２のための充分な壁肉を有してい
る肉厚部１３を有している。凹面の球冠２の中心点は正
方形の４隅に位置しており、この正方形の辺の長さａは
ラスタ寸法に等しい。正方形の対角線、すなわち格子棒
はａ１/２の長さを有している。
【００１６】対角線の節点に、中心点１４を有する付加
的な凹面の球冠２が形成されていると、これらの付加的
な球冠の相互間隔は２ａになる。節点のところに位置す
るこれらの付加的な球冠に関しても、ラスタ寸法は原則
的に維持される。
的な凹面の球冠２が形成されていると、これらの付加的
な球冠の相互間隔は２ａになる。節点のところに位置す
るこれらの付加的な球冠に関しても、ラスタ寸法は原則
的に維持される。
【００１７】貫通部１２は理論的に正方形の形状を有し
ており、この形状は肉厚部１３と節点７の形成によって
乱されているに過ぎない。球冠内には、有利にはねじ山
を有する固定孔６が形成されている。
ており、この形状は肉厚部１３と節点７の形成によって
乱されているに過ぎない。球冠内には、有利にはねじ山
を有する固定孔６が形成されている。
【００１８】これらの球冠は、図３に示されているよう
な種々の足エレメント及び結合エレメントを固定するの
に役立つ。足エレメント２５はその下面に、この実施例
では３つの凸面の球冠を有しており、これらの凸面の球
冠は凹面の球冠２内にはめ込まれている。固定ねじが両
方の球冠を貫通して、固定孔のねじ山内にねじ込まれて
いる。凸面の球冠に比して正確な所定の長さを有してい
る足は、凹面の球冠２の中心点によって規定されている
板形状の理想的な表面の正確な配置及び向きを可能にす
る。
な種々の足エレメント及び結合エレメントを固定するの
に役立つ。足エレメント２５はその下面に、この実施例
では３つの凸面の球冠を有しており、これらの凸面の球
冠は凹面の球冠２内にはめ込まれている。固定ねじが両
方の球冠を貫通して、固定孔のねじ山内にねじ込まれて
いる。凸面の球冠に比して正確な所定の長さを有してい
る足は、凹面の球冠２の中心点によって規定されている
板形状の理想的な表面の正確な配置及び向きを可能にす
る。
【００１９】球冠２及び固定孔６によって、テレスコー
プ状に調節可能な固定エレメント２６あるいは受容管２
７のような種々の結合エレメント及び組み立てエレメン
トを固定することができる。
プ状に調節可能な固定エレメント２６あるいは受容管２
７のような種々の結合エレメント及び組み立てエレメン
トを固定することができる。
【００２０】図４には、アルミニウムの鋳造によって製
作された大きな台板から小さな台板を製作し、次いでラ
スタ寸法を維持しながら再び任意の大きさの台板に組み
合わせる形式が示されている。節点７を通る１つの平面
内での分割の際に取り除かれる壁肉は組み合わせの際に
ディスク形の挿入部材１７によって再び補償される。す
なわちこの挿入部材１７の有効厚さは取り除かれた壁肉
の厚さに等しい。これによって球冠２の間のラスタ寸法
ａが組み合わせの際に維持される。分割されている台板
は、分割面の固定孔を有する凹面の球冠１６によって組
み合わされる。中間片を有する固定ねじ１８及びナット
１９は確実で正確な結合を可能にする。これによって、
ラスタ寸法を乱すことなしに種々の大きさの版の台板を
構成することができる。
作された大きな台板から小さな台板を製作し、次いでラ
スタ寸法を維持しながら再び任意の大きさの台板に組み
合わせる形式が示されている。節点７を通る１つの平面
内での分割の際に取り除かれる壁肉は組み合わせの際に
ディスク形の挿入部材１７によって再び補償される。す
なわちこの挿入部材１７の有効厚さは取り除かれた壁肉
の厚さに等しい。これによって球冠２の間のラスタ寸法
ａが組み合わせの際に維持される。分割されている台板
は、分割面の固定孔を有する凹面の球冠１６によって組
み合わされる。中間片を有する固定ねじ１８及びナット
１９は確実で正確な結合を可能にする。これによって、
ラスタ寸法を乱すことなしに種々の大きさの版の台板を
構成することができる。
【００２１】図５及び６においては、凹面の球冠を有し
ている表面に大きな負荷あるいは汚損の危険がある場合
に、図２〜４に示した実施例による台板を特に有利に使
用する形式が示されている。この場合凹面の球冠を有し
ている表面は下向きに裏返され、未加工の面が上面にな
り、下面は場合により生ずる汚損及び負荷を防止され
る。この場合、ほぼ正方形に形成されている貫通部１２
を通して足エレメント又は結合エレメントが差し通さ
れ、下面にある球冠２によって位置決めされる。この目
的のために足エレメント又は結合エレメント２１の足２
２は、貫通部の横断面の形状に相応するが、それよりも
幾分か小さく、したがって差し通すことができる横断面
を有している。差し通しが行われた後に、足は差し通し
軸線を中心にして４５°回動せしめられ、これにより足
２２の「上面」の相応する凸面の球冠２０が凹面の球冠
２内にはまり込むことができる。次いで結合エレメント
２１はこの場合ねじリングである固定手段２３によって
固定することができる。この形式で足エレメントも固定
することができる。しかし足エレメント２４を、既に図
３の足エレメント２５に関連して説明したようにして、
固定することも可能である。
ている表面に大きな負荷あるいは汚損の危険がある場合
に、図２〜４に示した実施例による台板を特に有利に使
用する形式が示されている。この場合凹面の球冠を有し
ている表面は下向きに裏返され、未加工の面が上面にな
り、下面は場合により生ずる汚損及び負荷を防止され
る。この場合、ほぼ正方形に形成されている貫通部１２
を通して足エレメント又は結合エレメントが差し通さ
れ、下面にある球冠２によって位置決めされる。この目
的のために足エレメント又は結合エレメント２１の足２
２は、貫通部の横断面の形状に相応するが、それよりも
幾分か小さく、したがって差し通すことができる横断面
を有している。差し通しが行われた後に、足は差し通し
軸線を中心にして４５°回動せしめられ、これにより足
２２の「上面」の相応する凸面の球冠２０が凹面の球冠
２内にはまり込むことができる。次いで結合エレメント
２１はこの場合ねじリングである固定手段２３によって
固定することができる。この形式で足エレメントも固定
することができる。しかし足エレメント２４を、既に図
３の足エレメント２５に関連して説明したようにして、
固定することも可能である。
【００２２】図５及び６に示したように、台板は極めて
広範に使用することができる。装置の組み立てのため及
び受容部分を取り付けるために設けられ、相応するシス
テムのラスタ点を規定する凹面の球冠は、極めて広範に
別の構造部分及び装置部分を固定するためにも使用する
ことができる。
広範に使用することができる。装置の組み立てのため及
び受容部分を取り付けるために設けられ、相応するシス
テムのラスタ点を規定する凹面の球冠は、極めて広範に
別の構造部分及び装置部分を固定するためにも使用する
ことができる。
【図１】本発明による台板の１実施例の斜視図である。
【図２】本発明による台板の別の実施例の平面図であ
る。
る。
【図３】図２の台板の実施例を、足構造部分及びシステ
ム構造部分を取り付けて示した図である。
ム構造部分を取り付けて示した図である。
【図４】図２及び３に示した台板に基本的に相応してい
るが、球冠のラスタ寸法が乱されることなしに、分割さ
れかつ再び組み立てられた台板を示した図である。
るが、球冠のラスタ寸法が乱されることなしに、分割さ
れかつ再び組み立てられた台板を示した図である。
【図５】図２に示した実施例の台板を裏返して、凹面の
球冠が保護されている下面に位置しているようにした台
板を示した図である。
球冠が保護されている下面に位置しているようにした台
板を示した図である。
【図６】足エレメント及び結合エレメントの固定を示す
ために、図２の下側から見た図である。
ために、図２の下側から見た図である。
１ 台板、 ２ 凹面の球冠、 ４ 中心線、 ５ 中
心点、 ６ 固定孔、７ 節点、 １０ 台板、 １１
格子棒、 １２ 貫通部、 １３ 肉厚部、 １４
中心点、 １５ 分割面、 １６ 凹面の球冠、 １７
挿入部材、１８ 固定ねじ、 １９ ナット、 ２０
凸面の球冠、 ２１ 足又は結合エレメント、 ２２
足、 ２３ 固定手段、 ２４ 足エレメント、 ２
５足エレメント、 ２６ 固定エレメント、 ２７ 受
容管、 ａ 辺の長さ、ラスタ寸法
心点、 ６ 固定孔、７ 節点、 １０ 台板、 １１
格子棒、 １２ 貫通部、 １３ 肉厚部、 １４
中心点、 １５ 分割面、 １６ 凹面の球冠、 １７
挿入部材、１８ 固定ねじ、 １９ ナット、 ２０
凸面の球冠、 ２１ 足又は結合エレメント、 ２２
足、 ２３ 固定手段、 ２４ 足エレメント、 ２
５足エレメント、 ２６ 固定エレメント、 ２７ 受
容管、 ａ 辺の長さ、ラスタ寸法
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 399035814 Ｉｎ ｄｅｎ Ｔａｎｎｅｎ ３、Ｄ− 21369 Ｎａｈｒｅｎｄｏｒｆ、ＢＲＤ (72)発明者 ホルスト ヴィッテ ドイツ連邦共和国 ナーレンドルフ イン デン タンネン ３
Claims (7)
- 【請求項１】 工作物を緊定する装置を規定された再現
可能な位置に組み立てるための台板であって、規則的な
座標間隔で構成された複数のラスタ点を有している形式
のものにおいて、ラスタ点が凹面の球冠（２）の形状に
形成されており、これらの球冠の中心点（５）は、ラス
タ寸法で直角に交差して理想的な板形状を描く線（４）
上に位置していることを特徴とする、工作物を緊定する
装置を組み立てるための台板。 - 【請求項２】 緊定平面内で規則的な格子構造体として
構成されており、この格子構造体の対角線方向の格子棒
（１１）は、球冠（２）の中心点（５）を通って延びて
いる中心線（４）に対して４５°の角度で延びており、
球冠（２）の中心点（５）がそれぞれ相応する格子棒
（１１）の中央に位置しており、格子棒（１１）の間の
貫通部（１２）が規則的な、有利にはほぼ正方形の横断
面を有していることを特徴とする、請求項１記載の台
板。 - 【請求項３】 対角線方向の格子棒（１１）の節点
（７）にやはり球冠（２）が形成されており、その中心
点（１４）は格子棒の対角線の交差線上に位置している
ことを特徴とする、請求項２記載の台板。 - 【請求項４】 球冠（２）内に、中心線（４）に対して
直角に、固定孔（６）、場合によってはねじ山を有する
固定孔が形成されていることを特徴とする、請求項２又
は３記載の台板。 - 【請求項５】 対角線方向の格子棒（１１）の節点
（７）を通る線に沿って、２つあるいはそれ以上の相応
して小さな台板に分割されており、鉛直の分割面（１
５）に固定孔を有する凹面の球冠（１６）が形成されて
おり、これらの個々の台板は、相応する凸面の球冠を有
するディスク形の挿入部材（１７）を挟んで、固定ねじ
（１８）によって、相応する大きな台板に結合可能であ
り、その際ディスク形の挿入部材の有効厚さは取り除か
れた壁肉の厚さに等しいことを特徴とする、請求項２か
ら４までのいずれか１項記載の台板。 - 【請求項６】 凹面の球冠（２）及び場合により固定孔
（６）が有利には単に、足又は結合エレメント（２１，
２４）を固定するために使用位置で下面を形成する一方
の面にだけ形成されており、足又は結合エレメントの足
（２２）は貫通部（１２）の有利には正方形の形状に相
応していて、１つの位置において貫通部を通して上側か
ら差し通し可能であり、該下面に面した足（２２）の面
は、凸面の球冠（２０）を、ラスタ寸法で間隔をおい
て、互いに直角に延びている対角線の端部のところに有
しており、足又は結合エレメントは、差し通しの後にそ
れらの軸線を中心にして４５°だけ回転させた後に、か
つ凸面の球冠（２０）が所属の凹面の球冠（２０）内に
係合した後に、固定手段（２３）によって固定可能であ
ることを特徴とする、請求項２から５までのいずれか１
項記載の台板。 - 【請求項７】 アルミニウムの鋳造体として製作されて
いることを特徴とする、請求項１から６までのいずれか
１項記載の台板。
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