JP2000157456A - 便 器 - Google Patents

便 器

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JP2000157456A
JP2000157456A JP11041025A JP4102599A JP2000157456A JP 2000157456 A JP2000157456 A JP 2000157456A JP 11041025 A JP11041025 A JP 11041025A JP 4102599 A JP4102599 A JP 4102599A JP 2000157456 A JP2000157456 A JP 2000157456A
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貴哉 南山
Katsuyuki Ishii
克征 石井
Masato Suzuki
眞人 鈴木
Katsuyuki Okumura
勝之 奥村
Takahiro Nakamura
隆宏 中村
Yoshihiro Nishizaki
喜弘 西崎
Yoshiro Matsushita
芳朗 松下
Yasushi Sato
靖史 佐藤
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47KSANITARY EQUIPMENT NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; TOILET ACCESSORIES
    • A47K17/00Other equipment, e.g. separate apparatus for deodorising, disinfecting or cleaning devices without flushing for toilet bowls, seats or covers; Holders for toilet brushes
    • A47K17/02Body supports, other than seats, for closets, e.g. handles, back-rests, foot-rests; Accessories for closets, e.g. reading tables
    • A47K17/026Armrests mounted on or around the toilet

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  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Toilet Supplies (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 便器本体に肘掛けを取付けながら、その構成
を簡素化して肘掛け荷重を充分に支持して肘掛けがトイ
レ床にまで延出されるのを回避し、掃除等において邪魔
にならないようにし、かつ、使いやすさを高める。 【解決手段】 断面L字状の取付け具1の水平片7を便
器本体2の側部上面に載置するとともに縦片16を便器
本体2の外側部に位置させて取付け具1を便器本体2の
側縁部に取付ける。取付け具1に肘掛け3を取付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、肘掛けを備えた便
器に関し、詳しくは、便器本体に肘掛けを取付けなが
ら、掃除等において邪魔にならないようにし、かつ、使
いやすさを高めようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、肘掛けを備えた便器においては、
図34に示すように、肘掛け3aの下部延出部3bがト
イレ床に当接して肘掛け3aにかかる荷重を支持するも
のである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
構成においては、肘掛け3aの下部延出部3bがトイレ
床に当接して肘掛け3aにかかる荷重を充分に支持する
ことができるが、下部延出部3bがトイレ床にまで延出
されるとともに便器本体の前方下面にまで延出されてい
るから、車椅子を使用する場合に邪魔になるとともに、
トイレ床や便器の掃除に邪魔になるなどという問題があ
った。
【0004】そこで、便器本体に肘掛け3aを取付ける
ことが考えられるが、肘掛け3aにかかる荷重を充分支
持する構成が複雑となるものである。
【0005】本発明はこのような問題を解消しようとす
るものであり、便器本体に肘掛けを取付けながら、その
構成を簡素化し、肘掛け荷重を充分に便器本体を利用し
て支持して肘掛けがトイレ床にまで延出されるのを回避
し、掃除等において邪魔にならないようにし、かつ、使
いやすさを高めることができる便器を提供することを課
題とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1においては、断
面L字状の取付け具1の水平片7を便器本体2の側部上
面に載置するとともに縦片16を便器本体2の外側部に
位置させて取付け具1を便器本体2の側縁部に取付け、
取付け具1に肘掛け3を取付けていることを特徴とする
ものである。このような構成によれば、取付け具1の水
平片7が便器本体2の上面に載っていて肘掛け3にかか
る荷重を水平片7を介して便器本体2にて充分に支持す
ることができ、従来のように肘掛けをトイレ床にまで延
出させなくてもよく、便器本体2を利用して簡単な構成
で肘掛け3を取付けることができ、車椅子の使用やトイ
レ床及び便器本体2の掃除に邪魔にならないものであ
る。
【0007】請求項2においては、取付け具1の内面に
弾性パッキン4を積層していることを特徴とするもので
ある。このような構成によれば、弾性パッキン4によっ
て例えば陶器製の便器本体2の表面の凹凸を吸収して肘
掛け3にかかる荷重を便器本体2に安定的にかけること
ができるものである。
【0008】請求項3においては、便器本体2の側縁部
を中空構造にするとともに複数の縦リブ5を形成してあ
ることを特徴とするものである。このような構成によれ
ば、例えば陶器製の便器本体2の強度を高めることがで
きて肘掛け3への荷重を便器本体2にて充分に支持する
ことができるものである。
【0009】請求項4においては、便器本体2の対向す
る両側縁部に取付け具1,1を取付け、両取付け具1,
1間に両取付け具1,1を連結するとともに間隔を調整
する間隔調整棒6を設けてあることを特徴とするもので
ある。このような構成によれば、両取付け具1,1を間
隔調整棒6にて連結することで、取付け具1の便器本体
2への取付け強度を高めるとともに、両取付け具1,1
間の間隔を設定通りにでき、両取付け具1,1の位置を
所定通リの位置に設置しやすくなるものである。
【0010】請求項5においては、取付け具1の上水平
片7の端縁に開口させて平面視においてL字状となる係
止溝8を形成し、係止溝8の奥端にボルトのような固定
具9を位置させて取付け具1を便器本体2に取付けてあ
ることを特徴とするものである。このような構成によれ
ば、ボルトのような固定具9で取付け具1を便器本体2
に取付けながら、L字状の係止溝8によって抜け止めを
図ることができ、取付け具1の便器本体2への取付けを
容易におこなえながら確実な取付けをおこなえるもので
ある。
【0011】請求項6においては、取付け具1に肘掛け
3を水平軸10の廻りに回転自在に取付け、取付け具1
に肘掛け3の所定位置を決めるストッパー11を水平軸
10の前方に設けていることを特徴とするものである。
このような構成によれば、肘掛け1を水平軸10の廻り
に回転させて非使用姿勢に退避させることができなが
ら、肘掛け1にかかる荷重をストッパー11にて受ける
ことができ、水平軸10に荷重がかかるのを軽減でき、
長期にわたって安定的に使用できるものである。
【0012】請求項7においては、肘掛け3を略逆U字
状に形成し、肘掛け3の一端部を取付け具1に水平軸1
0の廻りに回転自在に取付け、肘掛け3の他端部を肘掛
け3の使用姿勢において支持する受片12を便器本体2
から突出していることを特徴とするものである。このよ
うな構成によれば、肘掛け1を水平軸10の廻りに回転
させて非使用姿勢に退避させることができながら、使用
姿勢における肘掛け3を便器本体2から突出させた受片
12にて受けることができ、肘掛け3の回転止めと使用
姿勢の確定がおこなえるものである。
【0013】請求項8においては、肘掛け3を略三角形
の環状に形成し、取付け具1に肘掛け3を水平軸10の
廻りに回転自在に取付け、肘掛け3の使用姿勢において
肘掛け3の下端を床面に当接していることを特徴とする
ものである。このような構成によれば、肘掛け1を水平
軸10の廻りに回転させて非使用姿勢に退避させること
ができながら、使用姿勢における肘掛け3をトイレ床に
当接させることによって、肘掛け3への荷重を充分に支
持することができるものである。
【0014】請求項9においては、取付け具1に肘掛け
3を水平軸10の廻りに回転自在に取付け、肘掛け3の
使用姿勢の回転位置を調整する回転位置調整手段13を
備えていることを特徴とするものである。このような構
成によれば、回転位置調整手段13によって肘掛け3の
回転位置を調整することができ、肘掛け3を所定の位置
位置決めすることができるものである。
【0015】請求項10においては、肘掛け3の長さを
変更する長さ変更手段14を設けてあることを特徴とす
るものである。このような構成によれば、肘掛け3の長
さを変更することができて、使用者の体格に合わせるこ
とができ、最も短くすることで、邪魔にならないように
でき、使いやすさを増すことができるものである。
【0016】請求項11においては、肘掛け3の高さを
調整する高さ調整手段15を設けてあることを特徴とす
るものである。このような構成によれば、肘掛け3の高
さを変更することができて、使用者の体格に合わせるこ
とができ、使いやすさを増すことができるものである。
【0017】請求項12においては、取付け具1の縦片
16に取付けられるフランジ50と縦片16との一方に
3個以上の位置決めピン51a,51b,51cを取付
け中心線Sに対して非対称に突出させ、他方に位置決め
孔52a,52b,52cを形成し、フランジ50に肘
掛け3を取付け、位置決めピン51a,51b,51c
を位置決め孔52a,52b,52cに嵌合してフラン
ジ50を縦板13に取付けてあることを特徴とするもの
である。このような構成によれば、例えば、フランジ5
0側の位置決めピン51a,51b,51cを便器本体
2に取付けられている取付け具1の縦片16の位置決め
孔52a,52b,52cに嵌合する場合に、位置決め
ピン51a,51b,51c及び位置決め孔52a,5
2b,52cは非対称となっていて、肘掛け3の取付け
方向が容易に判り、取付け方向を誤りなく取付けること
ができるものである。
【0018】請求項13においては、フランジ50に肘
掛け3を回動自在に支持する水平軸10を設け、肘掛け
3側の回動筒部53を水平軸10に回動自在に係合し、
回動筒部53に突起54を形成し、フランジ50に突起
54をガイドして肘掛け3の回動範囲を決定する円弧孔
55を形成しているから、フランジ50の円弧孔55の
両端部に突起54が当接することで、肘掛け3の回動範
囲を決めることができ、肘掛け3の回動範囲を決める構
成を簡素化することができるものである。
【0019】請求項14においては、便器本体2の後部
に取付けられる洗浄便座の制御部を覆う上部ケース56
の下縁部の内面に縦片16の上部外面部を収納する盗み
部57を形成していることを特徴とするものである。こ
のような構成によれば、便器本体2に取付け具1を取付
けながら、上部ケース56の取付けを支障なくおこなう
ことができるものである。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0021】図1〜図3は実施の形態1を示し、図1
(a)は全体斜視図、同図(b)は部分側面図である。
便器本体2は陶器製であり、固定部17においてボルト
などにてトイレ床に固定されるものであり、便器本体2
の後部にはロータンク18が載設されている。取付け具
1は金属製であり、断面L字状に形成されている。
【0022】図3(a)は部分平面図、同図(b)
(c)は断面図であり、取付け具1の水平片7を便器本
体2の側部上面に載置するとともに縦片16を便器本体
2の外側部に位置させてボルト19、ナット20及びワ
ッシャ21によって取付け具1を便器本体2の側縁部に
取付けている。取付け具1に肘掛け3を取付けている。
【0023】しかして、取付け具1の水平片7が便器本
体2の上面に載っていて肘掛け3にかかる荷重を水平片
7を介して便器本体2にて充分に支持することができ、
従来のように肘掛けをトイレ床にまで延出させなくても
よく、便器本体2を利用して簡単な構成で肘掛け3を取
付けることができ、車椅子の使用やトイレ床及び便器本
体2の掃除に邪魔にならないものである。この場合、図
3(b)に示すように、便器本体2の後側のワッシャ2
1は大径となっていて、肘掛け3にかかる荷重を分散で
きるようにしている。つまり、便器本体2の前側は肘掛
け3にかかる荷重によって上から押すことになるので、
便器本体2の側端部を袋構造にすることで、補強するも
のである。便器本体2の後部は、逆に、引き上げる方向
に荷重がかかるので、上述のように、ワッシャ21を大
径にしたり、図3(d)に示すように、袋状にして縦リ
ブ5を形成するものである。
【0024】この場合、図2に示すように、取付け具1
の内面に弾性パッキン4を積層していて、弾性パッキン
4によって例えば陶器製の便器本体2の表面の凹凸を吸
収して肘掛け3にかかる荷重を便器本体2に安定的にか
けることができるようにしている。又、図3(d)に示
すように、便器本体2の後ろ側縁部を中空構造にすると
ともに複数の縦リブ5を形成して、陶器製の便器本体2
の側端部の強度を高めることができて肘掛け3への荷重
を便器本体2にて充分に支持することができるものであ
る。そして、図3(e)に示すように、便器本体2の前
方の側縁部を中空構造の袋状に形成して、強度を高めて
いる。
【0025】図4は実施の形態2の斜視図であり、但
し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通で
あり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
【0026】本実施の形態においては、便器本体2の対
向する両側縁部に取付け具1,1を取付け、両取付け具
1,1の内縁部に垂下片22,22を便器本体2の内方
に垂下し、垂下片22にねじ孔23を形成し、両端部に
逆ねじを切った間隔調整棒6を垂下片22のねじ孔23
にねじ込むことで、両取付け具1,1を連結するととも
に間隔を調整して陶器の成形精度が低い点を補い、両肘
掛け3,3の間隔を適正にでき、かつ、高さを揃えるよ
うにしている。
【0027】しかして、両取付け具1,1を間隔調整棒
6にて連結することで、取付け具1の便器本体2への取
付け強度を高めるとともに、両取付け具1,1間の間隔
を設定通りにでき、両取付け具1,1の位置を所定通リ
の位置に設置しやすくなるものである。この場合、取付
け具1の取付けは後側だけでもよい。
【0028】図6は実施の形態3を示し、同図(a)
(b)は斜視図、同図(c)は断面図であり、但し、本
実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、
共通する部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0029】本実施の形態においては、取付け具1の上
水平片7の端縁に開口させて平面視においてL字状とな
る係止溝8を形成し、係止溝8の奥端にボルトのような
固定具9を位置させて取付け具1を便器本体2に取付け
たものである。
【0030】しかして、ボルトのような固定具9で取付
け具1を便器本体2に取付けながら、L字状の係止溝8
によって抜け止めを図ることができるのであり、取付け
具1の便器本体2への取付けを容易におこなえながら確
実な取付けをおこなえるものである。
【0031】図7は実施の形態4を示し、同図(a)は
斜視図、同図(b)は側面図であり、但し、本実施の形
態の基本構成は上記実施の形態と共通であり、共通する
部分には同一の符号を付して説明は省略する。
【0032】本実施の形態においては、取付け具1に肘
掛け3を水平軸10の廻りに回転自在に取付け、取付け
具1に肘掛け3の所定位置を決めるストッパー11を水
平軸10の前方に設けているものである。
【0033】しかして、肘掛け3を水平軸10の廻りに
回転させて非使用姿勢に退避させることができながら、
肘掛け3にかかる荷重をストッパー11にて受けること
ができ、水平軸10に荷重がかかるのを軽減でき、長期
にわたって安定的に使用できるものである。
【0034】この場合、図8に示すように、取付け具1
に肘掛け3の使用位置を決めるストッパー11を水平軸
10の後方に設けるとともに、肘掛け3の退避位置を決
めるストッパー24を水平軸10の後方上部に設けてい
るものである。
【0035】図9は実施の形態5を示し、同図(a)
(b)は斜視図であり、但し、本実施の形態の基本構成
は上記実施の形態と共通であり、共通する部分には同一
の符号を付して説明は省略する。
【0036】本実施の形態においては、肘掛け3を水平
軸10の廻りに回転自在に取付け、水平軸10の前方で
取付け具1の縦片16にストッパー11を形成したもの
である。
【0037】図10は実施の形態6を示す側面図であ
り、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0038】本実施の形態においては、肘掛け3の使用
位置を決めるストッパー11を便器本体2の後方下部で
水平軸10の下方に形成したものであり、肘掛け3にか
かる荷重を便器本体2の後方下部から一連に延出したス
トッパー11で受けることで、充分に荷重を支持するこ
とができながら、ストッパー11が目立つことがなく、
外観を高めるものである。
【0039】図7は実施の形態7を示す斜視図であり、
但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通
であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省
略する。
【0040】本実施の形態においては、肘掛け3を略逆
U字状に形成し、肘掛け3の一端部を取付け具1に水平
軸10の廻りに回転自在に取付け、肘掛け3の他端部を
肘掛け3の使用姿勢において支持する受片12を便器本
体2から突出しているものである。
【0041】しかして、肘掛け3を水平軸10の廻りに
回転させて非使用姿勢に退避させることができながら、
使用姿勢における肘掛け3を便器本体2から突出させた
受片12にて受けることができ、肘掛け3の回転止めと
使用姿勢の確定がおこなえるものである。
【0042】図12は実施の形態8を示す斜視図であ
り、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0043】本実施の形態においては、肘掛け3を略三
角形の環状に形成し、取付け具1に肘掛け3を水平軸1
0の廻りに回転自在に取付け、肘掛け3の使用姿勢にお
いて肘掛け3の下端を床面に当接しているものである。
この場合、取付け具1を使用しなくてもよいものであ
る。
【0044】しかして、本実施の形態においては、肘掛
け1を水平軸10の廻りに回転させて非使用姿勢に退避
させることができながら、使用姿勢における肘掛け3を
トイレ床に当接させることによって、肘掛け3への荷重
を充分に支持することができるものである。
【0045】図13は実施の形態9を示す斜視図であ
り、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0046】本実施の形態においては、肘掛け3を水平
軸10の廻りに回転自在に支持して肘掛け3を非使用姿
勢に退避することがきるようにしながら、肘掛け3から
ステー25を延出し、トイレ壁26に受具27を設けて
ステー25を支持して肘掛け3の使用姿勢を確定するよ
うにしたものである。
【0047】図14は実施の形態10を示す斜視図であ
り、肘掛け1を水平軸10の廻りに回転自在に支持する
とともに便座28に押し上げ片29を延出して、便座2
8の持ち上げ回動によって押し上げ片29にて肘掛け3
を持ち上げ回動させて退避姿勢にするものである。
【0048】図15は実施の形態11を示し、同図
(a)(b)は側面図であり、但し、本実施の形態の基
本構成は上記実施の形態と共通であり、共通する部分に
は同一の符号を付して説明は省略する。
【0049】本実施の形態においては、取付け具1に肘
掛け3を水平軸10の廻りに回転自在に取付け、肘掛け
3の使用姿勢の回転位置を調整する回転位置調整手段1
3を備えているものである。具体的には、取付け具1か
ら延出した片30にねじ孔を形成し、ねじ孔にビス31
を螺進自在にねじ込み、ビス31の先端に設けたストッ
パー11を昇降させることで、肘掛け3の回転位置を設
定して肘掛け3の回転位置を調整するものである。つま
り、左右の肘掛け3,3の高さが異なる場合に調整をし
て揃えることができるものである。
【0050】この場合、同図(c)(d)に示すよう
に、肘掛け3の下方でビス31を下面側からの操作で螺
進するようにしてストッパー11を配設してもよく、
又、図16(a)(b)に示すように、ビス31自体を
ストッパー11にしてもよいものである。
【0051】図17は実施の形態12を示す斜視図であ
り、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0052】本実施の形態においては、肘掛け3の裏面
に把手32を設けて肘掛け3の姿勢変更を容易におこな
えるようにしたものである。
【0053】図18は実施の形態13の斜視図を示し、
水平軸10に対して肘掛け3とは反対側部分に把手32
を形成して、便器を使用している姿勢において把手32
を持って肘掛け3を姿勢変更しやすくしたものである。
この場合、カウンターウエイト33を付設することで、
肘掛け3は回動途中においても手を離せば静止するので
あり、使いやすいものである。
【0054】図19は実施の形態14の斜視図であり、
但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通
であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省
略する。
【0055】本実施の形態においては、水平軸10の廻
りに回転自在に支持された肘掛け3の回転に対して抵抗
を与えるダンパー機構のような回転抵抗手段を設けて、
肘掛け3が回転終端において衝撃が生じないように緩速
度で静かに所定位置に至るようにしたものである。
【0056】図20は実施の形態15の斜視図であり、
但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通
であり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省
略する。
【0057】本実施の形態においては、水平軸10とは
やや離れた箇所におけるピン34と足踏みペタル35と
にわたってリンク36を枢支連結し、足踏みペタル35
を踏むことで、非使用姿勢の肘掛け3を使用姿勢に回動
するようにしたものである。
【0058】図21は実施の形態16を示す側面図であ
り、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0059】本実施の形態においては、肘掛け3を電動
モータにて駆動回転できるようにして便座28に座った
場合の圧力によってスイッチ58を投入し、退避位置の
肘掛け3を使用位置に電動駆動させるようにしたもので
ある。肘掛け3の退避位置はイ位置又はロ位置のいずれ
でもよいものである。
【0060】ところで、肘掛け3及び便座28はリモコ
ンにて遠隔操作できるようにしてもよく、図22は概略
説明図を示し、同図(a)は肘掛け3及び便座28が使
用姿勢に操作された状態、同図(b)は肘掛け3及び便
座28が非使用姿勢に操作された状態、同図(c)は肘
掛け3が使用姿勢に、便座28が非使用姿勢に操作され
た状態を示している。同図(a)〜(c)を絵文字とし
てスイッチパネルに描いておくとよい。
【0061】図23は実施の形態17を示し、同図
(a)は斜視図、同図(b)は破断側面図であり、但
し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と共通で
あり、共通する部分には同一の符号を付して説明は省略
する。
【0062】本実施の形態においては、固定されて先端
が周方向に分割されれているねじ筒38に棒体39を移
動自在に挿通し、棒体39をねじ筒38から好みの長さ
に突出させて固定リング40をねじ筒39にねじ込むこ
とで、肘掛け3の長さを変更するようにしたものであ
る。このように肘掛け3の長さを変更する構成を長さ変
更手段14と総称する。図24は他例を示し、アームレ
スト部分41を支持体42に対してスライド移動自在に
するとともに、係止凸部43,43間にビス44を進入
させてアームレスト部分41の位置決めをおこなうよう
にしたものである。そして、長さ変更手段14の構成は
種々設計変更可能である。
【0063】しかして、肘掛け3の長さを変更すること
ができて、使用者の体格に合わせることができ、最も短
くすることで、邪魔にならないようにでき、使いやすさ
を増すことができるものである。
【0064】図25は実施の形態18を示す側面図であ
り、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0065】本実施の形態においては、略逆U字状に曲
げた保持体45の孔46に肘掛け3側のピン47を嵌合
させて肘掛け3の高さを変更可能にしたものである。こ
のように、肘掛け3の高さを調整する構成を高さ調整手
段15と総称し、その構成は種々設計変更可能である。
【0066】しかして、肘掛け3の高さを変更すること
ができて、使用者の体格に合わせることができ、使いや
すさを増すことができるものである。
【0067】この場合、図26に示すように、回動ピン
48とストッパーピン49を好みの高さの孔46に挿合
することで、肘掛け3を回動ピン48の廻りに回動させ
て退避可能にするとともにストッパーピン49に肘掛け
3を当接することで、肘掛け3の使用位置を決めるよう
にしてもよいものである。
【0068】図27乃至図33は実施の形態19を示
し、但し、本実施の形態の基本構成は上記実施の形態と
共通であり、共通する部分には同一の符号を付して説明
は省略する。
【0069】図28に示すように、取付け具1の縦片1
6に例えば、鉛直方向に向いている取付け中心線Sに対
して非対称に位置決め孔52a,52b,52cを形成
し、例えば、4個のねじ孔の取付け孔58a〜58dを
上記取付け中心線Sに対して対称に形成してある。縦片
16に取付けられるフランジ50には3個の位置決めピ
ン51a,51b,51cを位置決め孔52a,52
b,52cと同位置に設けて、取付け中心線Sに対して
非対称にしている。又、フランジ50には、4個の通孔
59a〜59dを取付け孔58a〜58dと同位置に形
成している。
【0070】しかして、フランジ50側の位置決めピン
51a,51b,51cを便器本体2に取付けられてい
る取付け具1の縦片16の位置決め孔52a,52b,
52cに嵌合する場合に、位置決めピン51a,51
b,51c及び位置決め孔52a,52b,52cは非
対称となっていて、肘掛け3の取付け方向が容易に判
り、取付け方向を誤りなく取付けることができるもので
ある。
【0071】このように、位置決めピン51a,51
b,51cを位置決め孔52a,52b,52cに挿入
した仮止めの後、通孔59a〜59dに挿通したボルト
60をねじ孔の取付け孔58a〜58dにねじ込むこと
で、本固定をおこなうのであり、このような本固定にお
いては、肘掛け3に掛かる荷重をボルト60…及び位置
決めピン51a,51b,51cにて分散して受けるの
であり、充分に肘掛け荷重を受けることができるもので
ある。
【0072】図31に示すように、フランジ50に肘掛
け3を回動自在に支持する水平軸10を設けている。図
30に示すように、肘掛け3のアーム61の先端部の回
動筒部53を水平軸10に回動自在に係合し、ボルト6
2を水平軸10のねじ孔にねじ込むことで、回動筒部5
3の抜け止めを図っている。
【0073】図32に示すように、回動筒部53の裏面
には突起54を円弧状に形成し、フランジ50には図3
1に示すように円弧孔55を形成している。しかして、
フランジ50の円弧孔55の両端部に突起54が当接す
ることで、肘掛け3の回動範囲を決めることができるの
であり、肘掛け3の回動範囲を決める構成を簡素化する
ことができるものである。肘掛け3を前方上方に起立回
動させる非使用状態においては、突起54が円弧孔55
の他端部に当接して肘掛け3の非使用状態を保持するの
である。
【0074】図27(b)に示すように、便器本体2の
後部に取付けられる洗浄便座の制御部を覆う上部ケース
56の下縁部の内面に縦片16の上部外面部を収納する
盗み部57を形成していて、便器本体2に取付け具1を
取付けながら、上部ケース56の取付けを支障なくおこ
なうことができるのである。
【0075】
【発明の効果】請求項1においては、断面L字状の取付
け具の水平片を便器本体の側部上面に載置するとともに
縦片を便器本体の外側部に位置させて取付け具を便器本
体の側縁部に取付け、取付け具に肘掛けを取付けている
から、取付け具の水平片が便器本体の上面に載っていて
肘掛けにかかる荷重を水平片を介して便器本体にて充分
に支持することができ、従来のように肘掛けをトイレ床
にまで延出させなくてもよく、便器本体を利用して簡単
な構成で肘掛けを取付けることができ、車椅子の使用や
トイレ床及び便器本体の掃除に邪魔にならないようにで
きるという利点がある。
【0076】請求項2においては、取付け具の内面に弾
性パッキンを積層しているから、請求項1の効果に加え
て、弾性パッキンによって例えば陶器製の便器本体の表
面の凹凸を吸収して肘掛けにかかる荷重を便器本体に安
定的にかけることができるという利点がある。
【0077】請求項3においては、便器本体の側縁部を
中空構造にするとともに複数の縦リブを形成してあるか
ら、請求項1の効果に加えて、例えば陶器製の便器本体
の強度を高めることができて肘掛けへの荷重を便器本体
にて充分に支持することができるという利点がある。
【0078】請求項4においては、便器本体の対向する
両側縁部に取付け具を取付け、両取付け具間に両取付け
具を連結するとともに間隔を調整する間隔調整棒を設け
てあるから、請求項1の効果に加えて、両取付け具を間
隔調整棒にて連結することで、取付け具の便器本体への
取付け強度を高めるとともに、両取付け具間の間隔を設
定通りにでき、両取付け具の位置を所定通リの位置に設
置しやすくなるという利点がある。
【0079】請求項5においては、取付け具の上水平片
の端縁に開口させて平面視においてL字状となる係止溝
を形成し、係止溝の奥端にボルトのような固定具を位置
させて取付け具を便器本体に取付けてあるから、請求項
1の効果に加えて、ボルトのような固定具で取付け具を
便器本体に取付けながら、L字状の係止溝によって抜け
止めを図ることができ、取付け具の便器本体への取付け
を容易におこなえながら確実な取付けをおこなえるとい
う利点がある。
【0080】請求項6においては、取付け具に肘掛けを
水平軸の廻りに回転自在に取付け、取付け具に肘掛けの
所定位置を決めるストッパーを水平軸の前方に設けてい
るから、請求項1の効果に加えて、肘掛けを水平軸の廻
りに回転させて非使用姿勢に退避させることができなが
ら、肘掛けにかかる荷重をストッパーにて受けることが
でき、水平軸に荷重がかかるのを軽減でき、長期にわた
って安定的に使用できるという利点がある。
【0081】請求項7においては、肘掛けを略逆U字状
に形成し、肘掛けの一端部を取付け具に水平軸の廻りに
回転自在に取付け、肘掛けの他端部を肘掛けの使用姿勢
において支持する受片を便器本体から突出しているか
ら、請求項1の効果に加えて、肘掛けを水平軸の廻りに
回転させて非使用姿勢に退避させることができながら、
使用姿勢における肘掛けを便器本体から突出させた受片
にて受けることができ、肘掛けの回転止めと使用姿勢の
確定がおこなえるという利点がある。
【0082】請求項8においては、肘掛けを略三角形の
環状に形成し、取付け具に肘掛けを水平軸の廻りに回転
自在に取付け、肘掛けの使用姿勢において肘掛けの下端
を床面に当接しているから、請求項1の効果に加えて、
肘掛けを水平軸の廻りに回転させて非使用姿勢に退避さ
せることができながら、使用姿勢における肘掛けをトイ
レ床に当接させることによって、肘掛けへの荷重を充分
に支持することができるという利点がある。
【0083】請求項9においては、取付け具に肘掛けを
水平軸の廻りに回転自在に取付け、肘掛けの使用姿勢の
回転位置を調整する回転位置調整手段を備えているか
ら、請求項1の効果に加えて、回転位置調整手段によっ
て肘掛けの回転位置を調整することができ、肘掛けを所
定の位置位置決めすることができるという利点がある。
【0084】請求項10においては、肘掛けの長さを変
更する長さ変更手段を設けてあるから、請求項1の効果
に加えて、肘掛けの長さを変更することができて、使用
者の体格に合わせることができ、最も短くすることで、
邪魔にならないようにでき、使いやすさを増すことがで
きるという利点がある。
【0085】請求項11においては、肘掛けの高さを調
整する高さ調整手段を設けてあるから、請求項1の効果
に加えて、肘掛けの高さを変更することができて、使用
者の体格に合わせることができ、使いやすさを増すこと
ができるという利点がある。
【0086】請求項12においては、取付け具の縦片に
取付けられるフランジと縦片との一方に3個以上の位置
決めピンを取付け中心線に対して非対称に突出させ、他
方に位置決め孔を形成し、フランジに肘掛けを取付け、
位置決めピンを位置決め孔に嵌合してフランジを縦板に
取付けてあるから、請求項1の効果に加えて、例えば、
フランジ側の位置決めピンを便器本体に取付けられてい
る取付け具の縦片の位置決め孔に嵌合する場合に、位置
決めピン及び位置決め孔は非対称となっていて、肘掛け
の取付け方向が容易に判り、取付け方向を誤りなく取付
けることができるという利点がある。
【0087】請求項13においては、フランジに肘掛け
を回動自在に支持する水平軸を設け、肘掛け側の回動筒
部を水平軸に回動自在に係合し、回動筒部に突起を形成
し、フランジに突起をガイドして肘掛けの回動範囲を決
定する円弧孔を形成しているから、請求項12の効果に
加えて、フランジの円弧孔の両端部に突起が当接するこ
とで、肘掛けの回動範囲を決めることができ、肘掛けの
回動範囲を決める構成を簡素化することができるという
利点がある。
【0088】請求項14においては、便器本体の後部に
取付けられる洗浄便座の制御部を覆う上部ケースの下縁
部の内面に縦片の上部外面部を収納する盗み部を形成し
てあるから、請求項12又は13の効果に加えて、便器
本体に取付け具を取付けながら、上部ケースの取付けを
支障なくおこなうことができるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1を示し、(a)は斜視
図、(b)は部分正面図である。
【図2】同上の取付け具の斜視図である。
【図3】(a)は同上の部分平面図、(b)(c)は断
面図、(d)(e)は他例の断面図である。
【図4】同上の実施の形態2の斜視図である。
【図5】(a)は同上の斜視図、(b)は断面図であ
る。
【図6】同上の実施の形態3を示し、(a)は分解斜視
図、(b)は斜視図、(c)は断面図である。
【図7】同上の実施の形態4を示し、(a)は斜視図、
(b)は部分側面図である。
【図8】(a)は同上の斜視図、(b)は部分側面図で
ある。
【図9】同上の他例を示し、(a)は斜視図、(b)は
取付け具の斜視図である。
【図10】同上の実施の形態6の側面図である。
【図11】同上の実施の形態7の斜視図である。
【図12】同上の実施の形態8の斜視図である。
【図13】同上の実施の形態9の部分斜視図である。
【図14】同上の実施の形態10の斜視図である。
【図15】同上の実施の形態11を示し、(a)(b)
は側面図、(c)(d)は他例の側面図である。
【図16】同上の更に他例を示し、(a)は部分側面
図、(b)は部分正面図である。
【図17】同上の実施の形態12の斜視図である。
【図18】同上の実施の形態13の斜視図である。
【図19】同上の実施の形態14を示し、(a)(b)
は動作を示す斜視図である。
【図20】同上の実施の形態15の斜視図である。
【図21】同上の実施の形態16の側面図である。
【図22】同上の他例を示し、(a)(b)(c)は動
作を示す概略説明図である。
【図23】同上の実施の形態17を示し、(a)は斜視
図、(b)は一部断面した側面図である。
【図24】同上の他例を示す斜視図である。
【図25】同上の実施の形態18の側面図である。
【図26】同上の他例の側面図である。
【図27】同上の実施の形態19を示し、(a)は全体
斜視図、(b)は部分断面図である。
【図28】同上の取付け具を示し、(a)は平面図、
(b)は正面図、(c)は側面図である。
【図29】(a)は同上の肘掛けの正面図、(b)は平
面図、(c)は側面図である。
【図30】同上の肘掛けを示し、(a)は一部破断した
平面図、(b)は拡大断面図である。
【図31】同上のフランジを示し、(a)は側面図、
(b)は正面図である。
【図32】同上の肘掛け側の回動筒部を示し、(a)は
正面図、(b)は一部破断した側面図、(c)は背面図
である。
【図33】同上の円弧孔と突起との関係を示すフランジ
の背面図である。
【図34】従来例の斜視図である。
【符号の説明】
1 取付け具 2 便器本体 3 肘掛け
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 鈴木 眞人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 奥村 勝之 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 中村 隆宏 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西崎 喜弘 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 松下 芳朗 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 佐藤 靖史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2D037 BA16

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 断面L字状の取付け具の水平片を便器本
    体の側部上面に載置するとともに縦片を便器本体の外側
    部に位置させて取付け具を便器本体の側縁部に取付け、
    取付け具に肘掛けを取付けて成ることを特徴とする便
    器。
  2. 【請求項2】 取付け具の内面に弾性パッキンを積層し
    て成ることを特徴とする請求項1記載の便器。
  3. 【請求項3】 便器本体の側縁部を中空構造にするとと
    もに複数の縦リブを形成して成ることを特徴とする請求
    項1記載の便器。
  4. 【請求項4】 便器本体の対向する両側縁部に取付け具
    を取付け、両取付け具を連結するとともに両取付け具間
    の間隔を調整する間隔調整棒を設けて成ることを特徴と
    する請求項1記載の便器。
  5. 【請求項5】 取付け具の上水平片の端縁に開口させて
    平面視においてL字状となる係止溝を形成し、係止溝の
    奥端にボルトのような固定具を位置させて取付け具を便
    器本体に取付けて成ることを特徴とする請求項1記載の
    便器。
  6. 【請求項6】 取付け具に肘掛けを水平軸の廻りに回転
    自在に取付け、取付け具に肘掛けの所定位置を決めるス
    トッパーを水平軸の前方に設けて成ることを特徴とする
    請求項1記載の便器。
  7. 【請求項7】 肘掛けを略逆U字状に形成し、肘掛けの
    一端部を取付け具に水平軸の廻りに回転自在に取付け、
    肘掛けの他端部を肘掛けの使用姿勢において支持する受
    片を便器本体から突出して成ることを特徴とする請求項
    1記載の便器。
  8. 【請求項8】 肘掛けを略三角形の環状に形成し、取付
    け具に肘掛けを水平軸の廻りに回転自在に取付け、肘掛
    けの使用姿勢において肘掛けの下端を床面に当接して成
    ることを特徴とする請求項1記載の便器。
  9. 【請求項9】 取付け具に肘掛けを水平軸の廻りに回転
    自在に取付け、肘掛けの使用姿勢の回転位置を調整する
    回転位置調整手段を備えて成ることを特徴とする請求項
    1記載の便器。
  10. 【請求項10】 肘掛けの長さを変更する長さ変更手段
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の便器。
  11. 【請求項11】 肘掛けの高さを調整する高さ調整手段
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の便器。
  12. 【請求項12】 取付け具の縦片に取付けられるフラン
    ジと縦片との一方に3個以上の位置決めピンを取付け中
    心線に対して非対称に突出させ、他方に位置決め孔を形
    成し、フランジに肘掛けを取付け、位置決めピンを位置
    決め孔に嵌合してフランジを縦板に取付けて成ることを
    特徴とする請求項1記載の便器。
  13. 【請求項13】 フランジに肘掛けを回動自在に支持す
    る水平軸を設け、肘掛け側の回動筒部を水平軸に回動自
    在に係合し、回動筒部に突起を形成し、フランジに突起
    をガイドして肘掛けの回動範囲を決定する円弧孔を形成
    して成ることを特徴とする請求項12記載の便器。
  14. 【請求項14】 便器本体の後部に取付けられる洗浄便
    座の制御部を覆う上部ケースの下縁部の内面に縦片の上
    部外面部を収納する盗み部を形成して成ることを特徴と
    する請求項12又は13記載の便器。
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