JP2000156722A - 電圧判定回路 - Google Patents

電圧判定回路

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JP2000156722A
JP2000156722A JP32853298A JP32853298A JP2000156722A JP 2000156722 A JP2000156722 A JP 2000156722A JP 32853298 A JP32853298 A JP 32853298A JP 32853298 A JP32853298 A JP 32853298A JP 2000156722 A JP2000156722 A JP 2000156722A
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battery
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Shunichi Matsumoto
俊一 松本
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 誤った電池交換を促す虞がない電圧判定回路
を実現する。 【解決手段】 強負荷動作によって電池13の電圧Vd
が電圧V2まで電圧降下した時点で強負荷動作を停止さ
せ、さらに強負荷動作を停止させてから所定時間経過し
た時点で電圧回復状態をチェックし、電圧V1まで回復
していない場合のみ低電圧警報動作に遷移するようにし
たので、従来のように、一時的な電圧降下が生じただけ
で即座に電池交換を促してしまうという弊害を回避で
き、誤った電池交換を促す虞がなくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ページング受信機
等の携帯無線受信機などに用いて好適な電圧判定回路に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、携帯無線受信機の一つとし
て、移動体通信網を構成する無線基地局から送信される
個別呼出信号を受信し、その個別呼出信号に含まれる受
信情報を表示するページング受信機が知られており、そ
の概略的な機能構成を図6に示す。この図において、2
0は受信機各部を制御するシステム部である。システム
部20は、自己の個別呼出信号を受信した場合に、その
個別呼出信号に含まれる受信情報をRAM等の記憶装置
21に格納し、当該受信情報をLCDパネル等に表示す
る。また、システム部20では、自己の個別呼出信号を
受信した場合、報知部22を構成するスピーカやバイブ
レータを駆動して報知音を鳴音させたり、報知振動を発
生する等の着信処理を行う他、後述する検出信号aが供
給された場合には受信機能を停止する低電圧警報動作に
移行する。
【0003】23はページング受信機の電源として内蔵
される電池であり、その種類としては小型軽量化を図る
べく空気電池が用いられる場合が多い。なお、空気電池
とは、一般のアルカリ乾電池と同様、負極に亜鉛合金、
電解質として苛性カリ等の強アルカリ電解液を用いる
が、正極材料として空気中の酸素を取り入れるようにし
たものである。24は電池23の電圧が一定値以下の低
電圧状態に陥った場合に検出信号aを発生し、これを上
記システム部20に供給する電圧検出部である。
【0004】このような構成において、報知音を鳴音さ
せたり、報知振動を発生する着信動作や、表示照明を点
灯駆動する場合のように、大きな消費電流を必要とする
動作(以下、これを強負荷動作と称す)が行われると、
その負荷により電池23に電圧降下が生じ、特に空気電
池を使用した場合にはその影響が顕著に表われる。図7
は、そうした強負荷動作下における電池23の電圧特性
を図示したものである。この図に示す特性から判るよう
に、強負荷動作開始時点t1から電池電圧が降下し始
め、強負荷動作が持続するに連れて順次電圧降下して行
き、終には動作下限電圧V3(t2時点)に達して動作
停止状態に陥ってしまう。
【0005】その為、電池23の電圧が電圧V2(図7
参照)を下回った時点で電圧検出部24が検出信号aを
システム部20に出力するようにし、システム部20で
はこの検出信号aを受けて強負荷動作を停止させた後、
記憶装置21に記憶保持される受信情報を保護したり、
ユーザーに電池交換を促す低電圧警報動作に遷移するよ
うになっている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、電池23の電圧が電圧V2(図7参照)を下回っ
た時に、一意的に低電圧警報動作へ遷移させる態様であ
ると、消耗していない電池を使用していても、例えば強
負荷動作が連続する等のケースでは一時的に電池電圧が
電圧V2を下回り、その途端にユーザーに対して電池交
換を促してしまう、という問題がある。そこで本発明
は、このような事情に鑑みてなされたもので、誤った電
池交換を促す虞がない電圧判定回路を提供することを目
的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の電圧判定回路では、電池電圧を測
定する電圧測定手段と、この電圧測定手段により測定さ
れる電池電圧が強負荷動作に応じて第1の電圧値まで降
下した時点で当該強負荷動作を停止させる動作停止手段
と、前記動作停止手段によって強負荷動作を停止させて
から所定時間経過した時点で、前記電圧測定手段にて測
定される電池電圧が第2の電圧値まで復帰する電圧回復
状態にあるか否かを判定する電圧判定手段とこの電圧判
定手段が電圧回復状態にないと判定した場合に低電圧警
報動作する警報手段とを具備することを特徴とする。
【0008】好ましい態様として、上記請求項1に従属
する請求項2に記載の発明によれば、前記警報手段は、
強負荷動作を停止させた時点から所定時間経過する迄の
間、電池電圧の回復を待つ旨を表示手段に表示すること
を特徴とする。
【0009】また、上記請求項1に従属する請求項3に
記載の発明によれば、前記警報手段は、電圧回復状態に
ないと判定した場合に電池交換を促す旨を表示手段に表
示することを特徴としている。
【0010】請求項4に記載の電圧判定回路では、電池
電圧を測定する電圧測定手段と、この電圧測定手段によ
り測定される電池電圧が強負荷動作に応じて第1の電圧
値まで降下した時点で当該強負荷動作を停止させる動作
停止手段と、前記動作停止手段によって強負荷動作を停
止させてから所定時間経過する迄の間、前記電圧測定手
段に複数回の測定を指示すると共に、その測定で得た電
圧が連続して第2の電圧値を超える電圧回復状態にある
か否かを判定する電圧判定手段とこの電圧判定手段が電
圧回復状態にないと判定した場合に低電圧警報動作する
警報手段とを具備することを特徴とする。
【0011】上記請求項1または4のいずれかに従属す
る請求項5に記載の発明によれば、前記電圧判定手段
は、強負荷動作を停止させてから所定時間経過する迄の
電圧回復期間を、電圧回復状況に応じて可変設定するこ
とを特徴としている。
【0012】本発明では、強負荷動作により電池電圧が
第1の電圧値まで降下すると、電圧降下の要因となる強
負荷動作を停止させる一方、強負荷動作停止から所定時
間経過する迄の間は電池電圧の回復を待つ旨を表示して
おき、所定時間経過した時点で、電池電圧が第2の電圧
値まで復帰する電圧回復状態にあるか否かを判定し、電
圧回復状態にないと判定した場合に電池交換を促す旨を
表示する。これにより、一時的な電圧降下が生じただけ
で即座に電池交換を促していた従来の弊害を回避でき、
誤った電池交換を促す虞がなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明による電圧判定回路は、ペ
ージング受信機の他、電子腕時計や携帯端末など容量の
小さい電池で駆動される各種電子機器に適用される。以
下では、本発明の実施の一形態として、ページング受信
機を実施例に挙げて図面を参照して説明する。
【0014】(1)構成 まず、図1は本発明の実施例であるページング受信機の
構成を示すブロック図である。この図において、1はア
ンテナANTを介して受信される無線信号を復調検波し
て受信データ(フレームデータ)を出力する受信処理部
である。2はE 2PROM等の書き換え可能な不揮発性
メモリから構成されるID−ROMであり、ページング
受信機に対して個別にアサインされる自己フレームナン
バおよびアドレスデータ等を記憶する。
【0015】3は自己フレームに同期して受信するよう
受信処理部1を間欠駆動する信号処理部である。信号処
理部3では受信処理部1が出力する受信データに含まれ
るアドレスデータとID−ROM2から読み出したアド
レスデータとを比較照合し、両データが一致した場合に
受信データ中からアドレスデータに続くメッセージデー
タを抽出し、抽出した自己フレームデータをシリアルデ
ータ化し、インタリーブ回復させてから誤り訂正処理を
施して制御部4に供給する。
【0016】制御部4はCPU等から構成され、ROM
5に記憶される制御プログラムに基づき受信機各部を制
御して周知の着信処理や電圧判定処理を実行する。ま
た、制御部4は、内部クロックを分周したタイマクロッ
クを生成して周知のタイマ機能をも具備する。なお、上
述の電圧判定処理とは、後述する強負荷動作時に、その
強負荷に応じて電池13の電圧が所定電圧を下回った時
点で強負荷動作を停止させ、さらに強負荷動作を停止さ
せてから所定時間経過した時点で電圧回復状態に応じて
低電圧警報動作に遷移するか否かを判定する動作であ
り、その詳細については追って述べる。
【0017】ROM5は、上記制御部4にロードされる
制御プログラムや、上述したメッセージデータ(文字コ
ード)を表示データに変換するキャラクタジェネレータ
等を記憶する。RAM6は、制御部4のワークエリアと
して使用され、各種レジスタ・フラグデータを記憶する
一方、着信したアドレスデータやメッセージデータを記
憶保持する受信バッファエリアを備える。7は電池13
の電圧を測定する電圧測定回路であり、電池12の電圧
Vdが電圧V2(後述する)を下回った場合に検出信号
Sd、電圧V1(後述する)を上回った場合に検出信号
Suを発生する。8はLCDパネル等から構成される表
示部9を、制御部4から供給される表示データに応じて
駆動制御して着信メッセージや受信機の動作状態を表示
する表示ドライバである。
【0018】10は図示されていない操作パネルに配設
される各種キースイッチ(例えば、電源スイッチやリセ
ットキー)から構成されるキー入力部であり、各キース
イッチの操作に応じたスイッチ信号を発生する。11は
制御部4から供給される報知駆動信号に応じて着信報知
音を鳴音するスピーカSP、着信振動を発生するバイブ
レータVIBおよび着信報知点灯するLEDをそれぞれ
駆動する報知ドライバである。12はDC/DCコンバ
ータから構成され、強負荷動作時に電池13の電圧を昇
圧して出力する昇圧回路である。なお、強負荷動作と
は、着信時に報知ドライバ11がスピーカSP、バイブ
レータVIBおよびLEDのいずれかを駆動する動作、
あるいは前述したID−ROM2(E2PROM)にデ
ータ書き込みする動作などを指す。
【0019】(2)動作 次に、上記構成による実施例の動作について図2〜図5
を参照して説明する。まず、キー入力部10の電源スイ
ッチがオン操作されると、制御部4は初期設定を実行し
て間欠受信モードに入り、図2に示すステップS1に処
理を進める。ステップS1では着信待ち状態となり、こ
こで自己フレームを検出する着信状態になると、判断結
果が「YES」となって次のステップS2に進む。ステ
ップS2では、検出した自己フレームデータ中のアドレ
スデータとID−ROM2に登録されるアドレスデータ
とを比較照合し、両アドレスが一致した場合に自己フレ
ームデータを受信バッファに取り込む信号取込処理を実
行する。
【0020】そして、この信号取込処理により個別呼出
しである旨が認識されると、ステップS3に処理を進
め、報知ドライバ11に報知駆動信号を供給してスピー
カSP、バイブレータVIBあるいは発光ダイオードL
EDのいずれかを駆動する呼出報知が行われる。こうし
て、呼出報知すべくスピーカSP、バイブレータVIB
あるいは発光ダイオードLEDのいずれかを駆動する強
負荷動作が行われた場合、電池13の電圧Vdは、図3
に図示する通り、強負荷動作開始時点t1から電圧降下
し始める。
【0021】次いで、ステップS4では、呼出報知が行
われている最中に、キー入力部10に配設されるリセッ
トキー(図示略)が操作されたか否か、つまり、着信報
知音、着信振動あるいは着信報知点灯のいずれかによる
呼出報知を解除するリセット操作が行われたかどうかを
判断する。ここで、ユーザー(受信者)が呼出報知に気
付いてリセット操作すると、上記ステップS4の判断結
果が「YES」となり、ステップS5に処理を進め、呼
出報知を停止させた後、受信バッファに格納済みの着信
メッセージを表示部9に文字表示して一旦、本ルーチン
を完了させる。
【0022】一方、ユーザーが呼出報知に気付かずにリ
セット操作しないでいると、ステップS4の判断結果は
「NO」となり、次のステップS6に処理を進める。ス
テップS6では、電池13の電圧Vdが電圧V2を下回
ったか否か、つまり、前述した電圧測定回路7が検出信
号Sdを出力したか否かを判断する。いま例えば、電池
13の電圧Vdが電圧V2以上を保ち、電圧測定回路7
が検出信号Sdを出力していない状態にあれば、ここで
の判断結果は「NO」となり、上述のステップS3に処
理を戻して呼出報知を続行する。
【0023】さて、呼出報知が続行すると、図3に図示
するように、電池13の電圧Vdは次第に降下して行
き、終には電圧V2を下回ってしまう。そうなると、ス
テップS6の判断結果が「YES」となり、ステップS
7に処理を進める。ステップS7では、電圧測定回路7
から供給される検出信号Sdに応じて、報知ドライバ1
1に駆動停止を指示する制御信号を供給して強負荷動作
(呼出報知)を停止させる(図3の時点t2参照)。次
いで、ステップS8に進むと、制御部4は報知ドライバ
11に駆動停止を指示した時点t2からタイマスタート
させ、続くステップS9では図4に示す表示例のよう
に、表示部9に「バッテリー回復中 しばらくお待ち下
さい」なるメッセージをブリンク(点滅)表示する。
【0024】この後、ステップS10に進み、強負荷動
作(呼出報知)の停止により電池13の電圧Vdが電圧
V1を上回る迄に回復したかどうか、つまり、前述した
電圧測定回路7が検出信号Suを出力したか否かを判断
する。電池13の電圧Vdが電圧V1を上回る迄に回復
せず、電圧測定回路7が検出信号Suを出力していない
状態では、ここでの判断結果は「NO」となり、次のス
テップS11に処理を進め、電圧回復期間を計時するタ
イマが電圧判定時点t3(図3参照)に達してタイムオ
ーバーになったか否かを判断する。なお、ここで言う電
圧回復期間とは、強負荷動作(呼出報知)を停止した時
点t2から電圧判定時点t3までの時間間隔を指し、例
えば、電池13の放電特性等を加味した固定値として予
め設定される値である。
【0025】そして、タイムオーバー以前であれば、上
記ステップS11の判断結果は「NO」となり、ステッ
プS10に処理を戻して再度電池13の回復状態をチェ
ックし、この時、例えば図3に図示する特性T1のよう
に、電池13の電圧Vdが電圧V1を上回る迄に回復し
た場合には当該ステップS10の判断結果が「YES」
となり、この場合、電池電圧Vdが正常電圧に回復した
として何も処理せずに本ルーチンを完了させる。
【0026】これに対し、例えば、図3に図示する特性
T2のように、電池13が疲弊していると、電圧回復期
間が経過してもなお電池13の電圧Vdが電圧V1を上
回るまでに回復せず、このような場合にはステップS1
0、S11の各判断結果がそれぞれ「YES」となり、
ステップS12に処理を進め、タイマリセットする。そ
して、この後、ステップS13に進み、図5に示す表示
例のように、表示部9に「低電圧状態です。電池交換し
て下さい」なるメッセージをブリンク表示してユーザー
に電池交換を促すと共に、受信処理部1を駆動停止した
り、RAM6に記憶保持される受信データを保護する等
の低電圧警報動作に遷移してから本ルーチンを完了す
る。
【0027】このように、本実施例では、強負荷動作に
よって電池13の電圧Vdが電圧V2まで電圧降下した
時点で強負荷動作を停止させ、さらに強負荷動作を停止
させてから所定時間経過した時点で電圧回復状態をチェ
ックし、電圧V1まで回復していない場合のみ低電圧警
報動作に遷移するようにしたので、従来のように、一時
的な電圧降下が生じただけで即座に電池交換を促してし
まうという弊害を回避でき、誤った電池交換を促す虞が
なくなる訳である。
【0028】なお、上述した実施例では、着信時に報知
ドライバ11がスピーカSP、バイブレータVIBおよ
びLEDのいずれかを駆動する動作を強負荷動作として
説明したが、これに限らず、前述したID−ROM2
(E2PROM)にデータ書き込みする場合についても
同様に、電池13の電圧Vdが電圧V2より下がった時
点でその書込み動作(強負荷動作)を停止してから所定
時間経過した時点で電圧回復状態をチェックし、電圧V
1まで回復していない場合のみ低電圧警報動作に遷移さ
せるようにしても良く、このようにすればデータ書き換
えミスの発生を抑止し得る。
【0029】また、本実施例では電圧判定時点t3で電
池13の電圧Vdを測定して回復状態を判定するように
したが、これに替えて電圧回復期間中に複数回の電圧測
定を行い、その測定した電圧が連続して電位V1を超え
た時に電圧復帰したと判定する態様すれば誤判定を防止
することができる。さらに、上述した実施例では、電圧
回復期間について電池13の放電特性等を加味した固定
値として予め設定しておく態様としたが、これに限ら
ず、例えば電池13の消耗度を勘案すべく電圧回復状況
に応じて電圧回復期間を可変調整する態様としても良
い。このようにすれば、消耗疲弊していない電池であれ
ば回復も早く復帰待ち時間を短縮することができる。加
えて、上述した実施例では、ページング受信機に適用し
た例について言及したが本発明の要旨はこれに限定され
ず、電池駆動される様々な電子機器に応用でき、特に電
子腕時計や携帯端末等のように小容量の電池で駆動され
る製品に用いて好適となる。
【0030】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、強負荷
動作に応じて電池電圧が第1の電圧値まで降下した時点
で当該強負荷動作を停止させ、強負荷動作停止から所定
時間経過した時点で、電池電圧が第2の電圧値まで復帰
する電圧回復状態にあるか否かを判定し、電圧回復状態
にないと判定した場合に低電圧警報動作するので、一時
的な電圧降下が生じただけで即座に電池交換を促してい
た従来の弊害を回避でき、誤った電池交換を防止するこ
とができる。請求項2に記載の発明によれば、強負荷動
作を停止させた時点から所定時間経過する迄の間、電池
電圧の回復を待つ旨を表示するので、電池消耗による停
止状態なのか電池回復待ちの状態であるのかをユーザー
に知らしめることができる。請求項3に記載の発明によ
れば、電圧回復しない場合にのみ電池交換を促す表示を
行う為、誤った電池交換を防止することができる。請求
項4に記載の発明によれば、強負荷動作に応じて電池電
圧が第1の電圧値まで降下した時点で当該強負荷動作を
停止させ、強負荷動作停止から所定時間経過する迄の
間、複数回電池電圧を測定し、その測定で得た電圧が連
続して第2の電圧値を超える電圧回復状態にないと判定
した場合に低電圧警報動作するので、一時的な電圧降下
が生じただけで即座に電池交換を促していた従来の弊害
を回避でき、誤った電池交換を防止することができる。
請求項5に記載の発明によれば、強負荷動作を停止させ
てから所定時間経過する迄の電圧回復期間を、電圧回復
状況に応じて可変設定する為、消耗疲弊していない電池
であれば回復も早く復帰待ち時間を短縮することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による一実施例の構成を示すブロック図
である。
【図2】実施例の動作を示すフローチャートである。
【図3】電圧回復特性を説明するための図である。
【図4】実施例の動作を説明するための図である。
【図5】実施例の動作を説明するための図である。
【図6】従来例を説明するための図である。
【図7】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1 受信処理部 2 ID−ROM 3 信号処理部 4 制御部(動作停止手段、電圧判定手段、低電圧警報
動作) 5 ROM 6 RAM 7 電圧測定回路(電圧測定手段) 8 表示ドライバ 9 表示部 10 キー入力部 11 報知ドライバ 12 昇圧回路(動作停止手段) 13 電池

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電池電圧を測定する電圧測定手段と、 この電圧測定手段により測定される電池電圧が強負荷動
    作に応じて第1の電圧値まで降下した時点で当該強負荷
    動作を停止させる動作停止手段と、 前記動作停止手段によって強負荷動作を停止させてから
    所定時間経過した時点で、前記電圧測定手段にて測定さ
    れる電池電圧が第2の電圧値まで復帰する電圧回復状態
    にあるか否かを判定する電圧判定手段とこの電圧判定手
    段が電圧回復状態にないと判定した場合に低電圧警報動
    作する警報手段とを具備することを特徴とする電圧判定
    回路。
  2. 【請求項2】 前記警報手段は、強負荷動作を停止させ
    た時点から所定時間経過する迄の間、電池電圧の回復を
    待つ旨を表示手段に表示することを特徴とする請求項1
    記載の電圧判定回路。
  3. 【請求項3】 前記警報手段は、電圧回復状態にないと
    判定した場合に電池交換を促す旨を表示手段に表示する
    ことを特徴とする請求項1記載の電圧判定回路。
  4. 【請求項4】 電池電圧を測定する電圧測定手段と、 この電圧測定手段により測定される電池電圧が強負荷動
    作に応じて第1の電圧値まで降下した時点で当該強負荷
    動作を停止させる動作停止手段と、 前記動作停止手段によって強負荷動作を停止させてから
    所定時間経過する迄の間、前記電圧測定手段に複数回の
    測定を指示すると共に、その測定で得た電圧が連続して
    第2の電圧値を超える電圧回復状態にあるか否かを判定
    する電圧判定手段とこの電圧判定手段が電圧回復状態に
    ないと判定した場合に低電圧警報動作する警報手段とを
    具備することを特徴とする電圧判定回路。
  5. 【請求項5】 前記電圧判定手段は、強負荷動作を停止
    させてから所定時間経過する迄の電圧回復期間を、電圧
    回復状況に応じて可変設定することを特徴とする請求項
    1または4のいずれかに記載の電圧判定回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2008013299A1 (fr) 2006-07-27 2008-01-31 Citizen Holdings Co., Ltd. Dispositif électronique
JP2016083072A (ja) * 2014-10-24 2016-05-19 株式会社三共 遊技機

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WO2008013299A1 (fr) 2006-07-27 2008-01-31 Citizen Holdings Co., Ltd. Dispositif électronique
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