JP2000156584A - 放熱構造を有する装置 - Google Patents

放熱構造を有する装置

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JP2000156584A
JP2000156584A JP10330012A JP33001298A JP2000156584A JP 2000156584 A JP2000156584 A JP 2000156584A JP 10330012 A JP10330012 A JP 10330012A JP 33001298 A JP33001298 A JP 33001298A JP 2000156584 A JP2000156584 A JP 2000156584A
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JP
Japan
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circuit board
printed circuit
heat pipe
heat
heating element
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Pending
Application number
JP10330012A
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English (en)
Inventor
Masaaki Yamamoto
雅章 山本
Tatsuhiko Ueki
達彦 植木
Masashi Ikeda
匡視 池田
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Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリント基板に搭載された発熱体からばかり
でなく、プリント基板自体からの発熱をも効率よく放熱
し、また、プリント基板の発熱体が搭載されている側の
スペースに制約があっても、平面型ヒートパイプを装着
できる放熱構造を有する装置を提供する。 【解決手段】 開孔部1a、1bを有するプリント基板
1と、前記プリント基板1の一方の側の前記開孔部1
a、1b上に搭載された発熱体3、4と、前記プリント
基板1の他方の側に装着された平面型ヒートパイプ2と
を有し、前記平面型ヒートパイプ2は吸熱部2cに凸部
2a、2bを有し、該凸部2a、2bが前記開孔部1
a、1bに挿入されて前記発熱体3、4に熱的に接触す
るように装着されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、平面型ヒートパイ
プを用いた放熱構造を有する装置に関し、発熱体を備え
た装置の発熱体から放出される熱を効率よく除去する装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】パソコン等の各種機器や電力設備等の電
気・電子機器に搭載されている半導体素子等の電子部品
は、その使用によってある程度の発熱が避けがたく、近
年はその放熱が重要な技術課題となりつつある。放熱を
要する電気・電子素子(以下被冷却素子と称する)を冷
却する方法としては、例えば機器にファンを取り付け、
機器筐体内の空気の温度を下げる方法や、被冷却素子に
冷却体を取り付けることで、その被冷却素子を特に冷却
する方法等が代表的に知られている。
【0003】近年は、被冷却素子に取り付ける冷却体と
して、ヒートパイプ構造の冷却体、或いは例えば銅材や
アルミニウム材などの伝熱性に優れる板材にヒートパイ
プを取り付けた形態のものが提案、実用化されている。
【0004】ヒートパイプは密封された空洞部を備えて
おり、その空洞部に収容された作動流体の相変態と移動
により熱の輸送が行われるものである。もちろん、ヒー
トパイプを構成する容器(コンテナ)を熱伝導すること
で運ばれる熱もあるが、ヒートパイプは主に作動流体に
よる熱移動作用を意図した熱移動装置である。
【0005】ヒートパイプの形状は、代表的な丸パイプ
形状のものの他、近年は平面型のヒートパイプのものも
注目されている。平面型のヒートパイプはその形状から
半導体素子等の被冷却素子と広い面積で接触させやすい
等の利点がある。
【0006】ヒートパイプを用いて、例えばプリント基
板に実装された半導体素子等(被冷却素子)を冷却する
構造として、図4に示すものが提案されている。即ち、
平面型ヒートパイプ10の図面における下側には半導体
素子等の冷却すべき被冷却素子20、21、22がプリ
ント基板30に実装されている。被冷却素子20、2
1、22から平面型ヒートパイプ10に伝わった熱は、
概ねフィン31から放熱される。尚、図中の符号23は
被冷却素子20、21、22のリードである。
【0007】これら被冷却素子20、21、22のプリ
ント基板30からの高さは各々異なっている。平面型ヒ
ートパイプ10は、被冷却素子20、21、22が実装
されたプリント基板30に相対して設けられている。そ
して平面型ヒートパイプ10には、相対する被冷却素子
20、21、22との距離に従って、所定の高さの凸部
13が設けられている。従って、被冷却素子20、2
1、22の高さが各々異なっていても、これらの被冷却
素子20、21、22を一つの平面型ヒートパイプ10
の凸部13に熱的に接触させることができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
プリント基板30に実装された被冷却素子20、21、
22を冷却する構造には、以下のような問題があった。
即ち、 1)被冷却素子20、21、22を冷却することはでき
るが、プリント基板30からの発熱を放熱することは困
難である。 2)プリント基板30の被冷却素子20、21、22が
実装されている側のスペースに制約がある場合には、被
冷却素子20、21、22上に平面型ヒートパイプを装
着することが困難である。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、開孔部を有するプリント基板
と、前記プリント基板の一方の側の前記開孔部上に搭載
された発熱体と、前記プリント基板の他方の側に装着さ
れた平面型ヒートパイプとを有し、前記平面型ヒートパ
イプは吸熱部に凸部を有し、該凸部が前記開孔部に挿入
されて前記発熱体に熱的に接触するように装着されてい
ることを特徴とする放熱構造を有する装置である。
【0010】本発明によれば、平面型ヒートパイプが吸
熱部に凸部を有し、プリント基板の発熱体が搭載された
面の反対側の面に、前記凸部がプリント基板の開孔部に
挿入されて前記発熱体に熱的に接触するように装着され
ている。従って、平面型ヒートパイプは発熱体に接触す
るばかりでなく、プリント基板の発熱体が搭載された面
の反対側の面にも接触し、プリント基板からの発熱を放
熱することができる。
【0011】また、平面型ヒートパイプはプリント基板
の発熱体が搭載された面の反対側の面に装着されるの
で、プリント基板の発熱体が搭載されている側のスペー
スに制約があっても、平面型ヒートパイプの装着に影響
することはない。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は、本発明にかかる放
熱構造を有する装置の一実施形態の分解斜視図である。
図1を用いて、本実施形態の組立構造を説明する。
【0013】図1において、1はプリント基板、2は平
面型ヒートパイプ、3、4はそれぞれ、記憶素子および
中央処理装置からなる発熱体である。プリント基板1に
は、搭載される発熱体3、4の冷却領域に合わせた方形
の開孔部1a、1bが設けられている。1cは配線パタ
ーンである。また、発熱体3、4はボール・グリッド・
アレイ(BGA)パッケージ構造をなしている。さら
に、平面型ヒートパイプ2の容器には吸熱部2c側に、
開孔部1a、1bに嵌まる平板状で方形の凸部2a、2
bが、発熱体3、4に接触する高さになるように絞り加
工で形成されている。
【0014】発熱体3、4は開孔部1a、1bを塞ぐよ
うにはんだバンプを介してプリント基板1上にはんだ付
けされて搭載される。また、平面型ヒートパイプ2は、
凸部2a、2bが開孔部1a、1bに嵌め込まれ、四隅
のネジ孔2dとプリント基板1のネジ孔1dがネジ5で
ネジ止めされて、プリント基板1に取り付けられる。
【0015】この状態で、平面型ヒートパイプ2の凸部
2a、2bが発熱体3、4の裏面に押圧されて、発熱体
3、4に熱的に接触するとともに、平面型ヒートパイプ
2の吸熱部2cの平坦部分がプリント基板1の裏面に押
圧されて熱的に接触する。なお、本実施形態では、発熱
体3、4と凸部2a、2bは直接接触するように設計さ
れているが、伝熱シート、半田などをそれらの間に介在
させて接触させてもよい。
【0016】本実施形態では、吸熱部2cの凸部2a、
2bで発熱体3、4を冷却することができるとともに、
吸熱部2cの平坦部分でプリント回路基板1をも冷却す
ることができる。また、平面型ヒートパイプ2はプリン
ト基板1の発熱体3、4が搭載される面の反対側の面に
装着されるので、プリント基板1の発熱体3、4が搭載
される側のスペースに制約があっても、平面型ヒートパ
イプ2の装着に影響することはない。
【0017】図2は他の実施形態の部分断面図である。
本実施形態では、発熱体3、4はリード3a、4aでプ
リント基板1に接続している。また、平面型ヒートパイ
プ2は、吸熱部2cの凸部2a、2b上に伝熱シート6
を設け、伝熱シート6を介して発熱体3、4に熱的に接
続している。図2を用いて、平面型ヒートパイプ2の構
造を説明する。平面型ヒートパイプ2は、銅材やアルミ
ニウム材からなる容器から構成されている。そうして、
凸部2a、2bの内側に、高熱伝導体からなるブロック
7が容器の上板と下板に接合するように設けられてい
る。また、メッシュ8が凸部2a、2bの内面からブロ
ック7の側面に沿って下板の内面に接触するように設け
られている。ブロック7は熱伝達により発熱体3、4の
発熱を吸熱するとともに、作動流体との接触面積を増加
させ、さらに、発熱体3、4の支柱の機能をも有してい
る。また、メッシュ8は毛細管作用により作動流体の引
き込み効果を発現し、液相の作動流体を吸熱部に戻す。
【0018】なお、本発明は上記実施形態に限らず、例
えば図3に示すように、発熱体3に平板状の熱拡散体3
c(例えば放熱性のよいCu−W合金からなる)を接合
し、平面型ヒートパイプ2の凸部2aを熱拡散体3cの
外形に合わせた平皿状にしてもよい。そうして、熱拡散
体3cを凸部2aに接触させると、発熱体3から凸部2
aへの放熱性が向上し、また凸部2aの位置決めを作業
性よく行うことができる。また、プリント基板1と平面
型ヒートパイプ2とを接着剤などで一体化してもよい。
上記実施形態において、プリント基板1はエポキシ樹
脂、ポリイミドなどからなる。また、発熱体3、4を構
成する被冷却素子のパッケージ構造は、QFP(四辺か
らリードが出ている)、TAB(テープキャリア方
式)、PGA(ピン・グリッド・アレイ)などでもよ
い。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
リント基板に搭載された発熱体からばかりでなく、プリ
ント基板自体からの発熱をも効率よく放熱し、また、プ
リント基板の発熱体が搭載されている側のスペースに制
約があっても、平面型ヒートパイプを装着できるという
優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る放熱構造を有する装置の一実施形
態の分解斜視図である。
【図2】他の実施形態の部分断面図である。
【図3】さらなる他の実施形態の部分断面図である。
【図4】従来の放熱構造を有する装置の断面図である。
【符号の説明】
1 プリント基板 1a、1b 開孔部1a、1b 1c 配線パターン 1d ネジ孔 2 平面型ヒートパイプ 2a、2b 凸部 2c 吸熱部 2d ネジ孔 3、4 発熱体 3a、4a リード 3c 熱拡散体 5 ネジ 6 伝熱シート 7 ブロック 8 メッシュ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開孔部を有するプリント基板と、前記プ
    リント基板の一方の側の前記開孔部上に搭載された発熱
    体と、前記プリント基板の他方の側に装着された平面型
    ヒートパイプとを有し、前記平面型ヒートパイプは吸熱
    部に凸部を有し、該凸部が前記開孔部に挿入されて前記
    発熱体に熱的に接触するように装着されていることを特
    徴とする放熱構造を有する装置。
JP10330012A 1998-11-19 1998-11-19 放熱構造を有する装置 Pending JP2000156584A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2006001163A1 (ja) * 2004-06-24 2006-01-05 Kabushiki Kaisha Yaskawa Denki モータ制御装置
DE102015204510A1 (de) * 2015-03-12 2016-09-15 Zf Friedrichshafen Ag Gleichspannungswandler mit Wärmerohr

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