JP2000156105A - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JP2000156105A JP2000156105A JP10331327A JP33132798A JP2000156105A JP 2000156105 A JP2000156105 A JP 2000156105A JP 10331327 A JP10331327 A JP 10331327A JP 33132798 A JP33132798 A JP 33132798A JP 2000156105 A JP2000156105 A JP 2000156105A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 従来のレンズを外して電球の交換を行う方式
の車両用灯具においては、レンズの固定に複数のクリッ
プを使用するものであるので、全周に充分な隙間がない
場合には車両用灯具全体を取外さざるを得ないものとな
っていた。 【解決手段】 本発明により、着脱機構が、レンズ3の
外周の前縁には面取状にテーパー部3aが設けられ、ハ
ウジング2にはテーパー部3aに対応する位置にレンズ
3の外周に嵌合すし弾性部材により形成された筒状部5
と、該筒状部5に対し箍状に取付けられるワイヤー部材
による締付ベルト5aと、該締付ベルト5aに対し長さ
の調整を行う締付機構5dとから成る車両用灯具1とし
たことで、締付機構5d中の例えば1本のボルト5bの
操作でレンズ3の着脱を可能として課題を解決するもの
である。
の車両用灯具においては、レンズの固定に複数のクリッ
プを使用するものであるので、全周に充分な隙間がない
場合には車両用灯具全体を取外さざるを得ないものとな
っていた。 【解決手段】 本発明により、着脱機構が、レンズ3の
外周の前縁には面取状にテーパー部3aが設けられ、ハ
ウジング2にはテーパー部3aに対応する位置にレンズ
3の外周に嵌合すし弾性部材により形成された筒状部5
と、該筒状部5に対し箍状に取付けられるワイヤー部材
による締付ベルト5aと、該締付ベルト5aに対し長さ
の調整を行う締付機構5dとから成る車両用灯具1とし
たことで、締付機構5d中の例えば1本のボルト5bの
操作でレンズ3の着脱を可能として課題を解決するもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車両用灯具に関する
ものであり、詳細にはテールランプなどに多く採用され
ている構成であり、電球交換を行うときには着脱可能と
されたレンズを取外して行う構成とされた車両用灯具に
係るものである。
ものであり、詳細にはテールランプなどに多く採用され
ている構成であり、電球交換を行うときには着脱可能と
されたレンズを取外して行う構成とされた車両用灯具に
係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来のこの種の車両用灯具90の構成の
例を示すものが図5であり、ハウジング91の開口部の
周縁にはシール溝91bが形成されたレンズ取付面91
aが設けられ、前記シール溝91bにはパッキン92が
嵌着されている。また、レンズ93の前記シール溝91
bに当接する部位は平面とされた取付面93aとされて
いる。
例を示すものが図5であり、ハウジング91の開口部の
周縁にはシール溝91bが形成されたレンズ取付面91
aが設けられ、前記シール溝91bにはパッキン92が
嵌着されている。また、レンズ93の前記シール溝91
bに当接する部位は平面とされた取付面93aとされて
いる。
【0003】このように構成されたハウジング91とレ
ンズ93とは鋼材などで形成されたクリップ94の複数
で挟み止着が行われている。従って、電球95の交換を
行う際には、複数のクリップ94を外してハウジング9
1とレンズ93との係合を解除させ、レンズ93を取外
した状態で行うものとなる。
ンズ93とは鋼材などで形成されたクリップ94の複数
で挟み止着が行われている。従って、電球95の交換を
行う際には、複数のクリップ94を外してハウジング9
1とレンズ93との係合を解除させ、レンズ93を取外
した状態で行うものとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記し
た従来の構成においては車両用灯具90が車体(図示は
省略する)に埋め込まれた状態で設置されている場合に
は前記クリップ94を取外すスペースがなく、結果的に
レンズ93を取外すために車両用灯具90全体を車体か
ら取外さざるを得ないものとなり、当初の目的であるレ
ンズ93の着脱のみでは電球95の交換が行えないもの
となる問題点を生じている。
た従来の構成においては車両用灯具90が車体(図示は
省略する)に埋め込まれた状態で設置されている場合に
は前記クリップ94を取外すスペースがなく、結果的に
レンズ93を取外すために車両用灯具90全体を車体か
ら取外さざるを得ないものとなり、当初の目的であるレ
ンズ93の着脱のみでは電球95の交換が行えないもの
となる問題点を生じている。
【0005】また、電球95の交換が終わり、レンズ9
3をハウジング91に再度取付ける際には、両者が完全
に分離している状態であるので、不慣れな作業者によっ
てはレンズ93とハウジング91との正確な位置合わせ
が行われないままに、クリップ94の取付を行う可能性
があり、この場合にはパッキン92が作用せず車両用灯
具90の防水性能が損なわれる問題点も生じるものとな
っている。
3をハウジング91に再度取付ける際には、両者が完全
に分離している状態であるので、不慣れな作業者によっ
てはレンズ93とハウジング91との正確な位置合わせ
が行われないままに、クリップ94の取付を行う可能性
があり、この場合にはパッキン92が作用せず車両用灯
具90の防水性能が損なわれる問題点も生じるものとな
っている。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は前記した従来の
課題を解決するための具体的手段として、電球の交換を
行うためのハウジングとレンズとの着脱機構が設けられ
て成る車両用灯具において、前記着脱機構は、前記レン
ズの外周の前縁には面取状にテーパー部が設けられ、前
記ハウジングには前記テーパー部に対応する位置に前記
レンズの外周に嵌合し弾性部材により形成された筒状部
と、該筒状部に対し箍状に取付けられるワイヤー部材に
よる締付ベルトと、該締付ベルトに対し長さの調整を行
う締付機構とから成ることを特徴とする車両用灯具を提
供することで課題を解決するものである。
課題を解決するための具体的手段として、電球の交換を
行うためのハウジングとレンズとの着脱機構が設けられ
て成る車両用灯具において、前記着脱機構は、前記レン
ズの外周の前縁には面取状にテーパー部が設けられ、前
記ハウジングには前記テーパー部に対応する位置に前記
レンズの外周に嵌合し弾性部材により形成された筒状部
と、該筒状部に対し箍状に取付けられるワイヤー部材に
よる締付ベルトと、該締付ベルトに対し長さの調整を行
う締付機構とから成ることを特徴とする車両用灯具を提
供することで課題を解決するものである。
【0007】
【発明の実施の形態】つぎに、本発明を図に示す実施形
態に基づいて詳細に説明する。図1および図2に符号1
で示すものは本発明に係る車両用灯具1であり、この車
両用灯具1はハウジング2からレンズ3を取外し電球4
の交換を行う構成とされている点は従来例のものと同様
である。
態に基づいて詳細に説明する。図1および図2に符号1
で示すものは本発明に係る車両用灯具1であり、この車
両用灯具1はハウジング2からレンズ3を取外し電球4
の交換を行う構成とされている点は従来例のものと同様
である。
【0008】ここで、本発明においては、前記ハウジン
グ2に例えばゴム、エラストマー樹脂など適度な柔軟性
と弾性とを有する部材により筒状部5をこのウジング2
のレンズ取付面2aよりも突出させて設けるものであ
り、この筒状部5はレンズ3の外径と略一致する内径を
有するものとされ、前記レンズ3をハウジング2のレン
ズ取付面2aに接する状態で保持できるものとされてい
る。
グ2に例えばゴム、エラストマー樹脂など適度な柔軟性
と弾性とを有する部材により筒状部5をこのウジング2
のレンズ取付面2aよりも突出させて設けるものであ
り、この筒状部5はレンズ3の外径と略一致する内径を
有するものとされ、前記レンズ3をハウジング2のレン
ズ取付面2aに接する状態で保持できるものとされてい
る。
【0009】また、前記筒状部5の外周には金属もしく
は樹脂などのワイヤー状部材による締付ベルト5aが箍
状に取付けられ、この締付ベルト5aには例えばボルト
5bとナット5cとによる締付機構5dが設けられ、こ
の締付機構5dを動作させることで前記締付ベルト5a
の長さが伸縮できるものとされている。一方、前記レン
ズ3の外周の照射方向側前縁には、例えば45°の面取
状としたテーパー部3aが形成されている。
は樹脂などのワイヤー状部材による締付ベルト5aが箍
状に取付けられ、この締付ベルト5aには例えばボルト
5bとナット5cとによる締付機構5dが設けられ、こ
の締付機構5dを動作させることで前記締付ベルト5a
の長さが伸縮できるものとされている。一方、前記レン
ズ3の外周の照射方向側前縁には、例えば45°の面取
状としたテーパー部3aが形成されている。
【0010】加えて、本発明では図2に示すように前記
ハウジング2とレンズ3とを連接するスライド機構6を
設けるものであり、このスライド機構6は、ハウジング
2の例えば下辺に設けられるハウジング軸部6aと、略
同形状としてレンズ3の下辺に設けられるレンズ軸部6
bと、前記ハウジング軸部6aとレンズ軸部6bとを連
接するアーム6cとから構成されている。
ハウジング2とレンズ3とを連接するスライド機構6を
設けるものであり、このスライド機構6は、ハウジング
2の例えば下辺に設けられるハウジング軸部6aと、略
同形状としてレンズ3の下辺に設けられるレンズ軸部6
bと、前記ハウジング軸部6aとレンズ軸部6bとを連
接するアーム6cとから構成されている。
【0011】前記アーム6cは前記レンズ軸部6bとは
一方の端部に設けられた円穴状のレンズ側軸受穴6dで
係着し、前記ハウジング軸部6aとは長穴状としたハウ
ジング側軸受穴6eで係着されている。よって、前記ア
ーム6cはハウジング軸部6aとハウジング側軸受穴6
eとでスライドしてハウジング2からレンズ3を所定間
隔だけ引出すことを可能とし、また、レンズ軸部6bと
レンズ側軸受穴6dとでハウジング2に対するレンズ3
の回動を可能としている。
一方の端部に設けられた円穴状のレンズ側軸受穴6dで
係着し、前記ハウジング軸部6aとは長穴状としたハウ
ジング側軸受穴6eで係着されている。よって、前記ア
ーム6cはハウジング軸部6aとハウジング側軸受穴6
eとでスライドしてハウジング2からレンズ3を所定間
隔だけ引出すことを可能とし、また、レンズ軸部6bと
レンズ側軸受穴6dとでハウジング2に対するレンズ3
の回動を可能としている。
【0012】尚、ハウジング2側においてもレンズ3側
においても軸部と軸受穴とは相対的なものであり、要は
スライドと回動とが行えれば良いものであるので、ハウ
ジング2あるいはレンズ3側に軸受穴を配置し、アーム
6c側に軸部を配置するものとするなどの変更は自在で
ある。
においても軸部と軸受穴とは相対的なものであり、要は
スライドと回動とが行えれば良いものであるので、ハウ
ジング2あるいはレンズ3側に軸受穴を配置し、アーム
6c側に軸部を配置するものとするなどの変更は自在で
ある。
【0013】次いで、上記の構成とした本発明の車両用
灯具1の作用および効果について説明する。図3(A)
〜図3(C)はハウジング2とレンズ3との着脱の状態
を作業工程の順に示すものであり、先ず、図3(A)に
示すようにレンズ3をハウジング2のレンズ取付面2a
に向かい筒状部5への挿入を行えば。前記レンズ3は外
径を筒状部5によりガイドされ、図3(B)に示すよう
にハウジング2に対する所定の取付位置として保持され
るものとなる。
灯具1の作用および効果について説明する。図3(A)
〜図3(C)はハウジング2とレンズ3との着脱の状態
を作業工程の順に示すものであり、先ず、図3(A)に
示すようにレンズ3をハウジング2のレンズ取付面2a
に向かい筒状部5への挿入を行えば。前記レンズ3は外
径を筒状部5によりガイドされ、図3(B)に示すよう
にハウジング2に対する所定の取付位置として保持され
るものとなる。
【0014】そして、上記のレンズ3が保持されている
状態を保ち、締付ベルト5aを締付機構5d(ここでの
図示は省略する。図1を参照)で長さを縮める方向に調
整を行えば、前記筒状部5は図3(C)に示すように径
が縮小され、レンズ3に設けられたテーパー部3aに入
り込むことでパッキン7を圧縮し、防水作用が得られる
ものとなる。
状態を保ち、締付ベルト5aを締付機構5d(ここでの
図示は省略する。図1を参照)で長さを縮める方向に調
整を行えば、前記筒状部5は図3(C)に示すように径
が縮小され、レンズ3に設けられたテーパー部3aに入
り込むことでパッキン7を圧縮し、防水作用が得られる
ものとなる。
【0015】このときには、上記でも説明したように前
記筒状部5によりレンズ3は外径を規制されハウジング
2に対して所定位置として予めに保持されているものと
されているので、締付ベルト5aで締め付けを行った後
にもハウジング2とレンズ3との相互の位置は大きく変
わることはなく、従って、作業者の習熟度などに影響を
受けることなく正しい位置での取り付けが行えるものと
なる。
記筒状部5によりレンズ3は外径を規制されハウジング
2に対して所定位置として予めに保持されているものと
されているので、締付ベルト5aで締め付けを行った後
にもハウジング2とレンズ3との相互の位置は大きく変
わることはなく、従って、作業者の習熟度などに影響を
受けることなく正しい位置での取り付けが行えるものと
なる。
【0016】また、上記と逆の手順を行えばハウジング
2とレンズ3との係着は解除できるものとなる。ここ
で、上記レンズ3の着脱は、締付け機構5dに設けられ
ているボルト5bのみを回動させることができれば可能
となるので、例えばドライバーが挿入可能な間隙が有れ
ば良く、車両用灯具1の周囲には少ないスペースを設け
れば良いものとなる。
2とレンズ3との係着は解除できるものとなる。ここ
で、上記レンズ3の着脱は、締付け機構5dに設けられ
ているボルト5bのみを回動させることができれば可能
となるので、例えばドライバーが挿入可能な間隙が有れ
ば良く、車両用灯具1の周囲には少ないスペースを設け
れば良いものとなる。
【0017】ここで本発明では、前記レンズ3はハウジ
ング2とは、図4に詳細を示すスライド機構6により連
接されているものとなっている。よって、レンズ3の取
り外しを行う際には、ハウジング2側に設けられたハウ
ジング軸部6aはアーム6cの長穴状としたハウジング
側軸受穴6eで係着しているので、ハウジング側軸穴6
eの長さだけのスライドが可能であり、レンズ3を手前
に引き出すことが可能となる。
ング2とは、図4に詳細を示すスライド機構6により連
接されているものとなっている。よって、レンズ3の取
り外しを行う際には、ハウジング2側に設けられたハウ
ジング軸部6aはアーム6cの長穴状としたハウジング
側軸受穴6eで係着しているので、ハウジング側軸穴6
eの長さだけのスライドが可能であり、レンズ3を手前
に引き出すことが可能となる。
【0018】そして、レンズ3側においてはレンズ軸部
6bを回転中心とする回動が自在であるので、総合して
はスライド機構6によりレンズ3は引き出した状態で回
動させることが自在となり、例えば車体の奥まった位置
に車両用灯具1が設置されている場合でも電球4交換の
ためのスペースを確保できるものとする。
6bを回転中心とする回動が自在であるので、総合して
はスライド機構6によりレンズ3は引き出した状態で回
動させることが自在となり、例えば車体の奥まった位置
に車両用灯具1が設置されている場合でも電球4交換の
ためのスペースを確保できるものとする。
【0019】また、レンズ3を取り付けを行う際には、
レンズ3は押し込まれてハウジング2に接近するに従
い、前記ハウジング軸部6aとハウジング側軸受穴6e
とにより次第にハウジング2に対する所定の取付位置に
ガイドされるものとなる。よって、レンズ3の外径を筒
状部5に挿入するときにも位置合わせなどを不要とし、
作業が簡素化される。
レンズ3は押し込まれてハウジング2に接近するに従
い、前記ハウジング軸部6aとハウジング側軸受穴6e
とにより次第にハウジング2に対する所定の取付位置に
ガイドされるものとなる。よって、レンズ3の外径を筒
状部5に挿入するときにも位置合わせなどを不要とし、
作業が簡素化される。
【0020】即ち、本発明によれば電球の交換を行う際
にも、ハウジング2とレンズ3とは、下辺同士などで接
続された状態が継続されたものとなるので、従来例のも
ののように不慣れな作業者がレンズ3を取外し、電球4
の交換を行った後に再度レンズ3を取付けるときに上下
を間違えるなどを確実に防止できるものであり、まし
て、車体左右のレンズの取違えなどを生じさせることは
ない。
にも、ハウジング2とレンズ3とは、下辺同士などで接
続された状態が継続されたものとなるので、従来例のも
ののように不慣れな作業者がレンズ3を取外し、電球4
の交換を行った後に再度レンズ3を取付けるときに上下
を間違えるなどを確実に防止できるものであり、まし
て、車体左右のレンズの取違えなどを生じさせることは
ない。
【0021】
【発明の効果】以上に説明したように本発明により、着
脱機構が、レンズの外周の前縁には面取状にテーパー部
が設けられ、ハウジングにはテーパー部に対応する位置
にレンズの外周に嵌合し弾性部材により形成された筒状
部と、該筒状部に対し箍状に取付けられるワイヤー部材
による締付ベルトと、該締付ベルトに対し長さの調整を
行う締付機構とから成る車両用灯具としたことで、従来
はハウジングとレンズとが複数のクリップで止着が行わ
れ、電球の交換を行うときには車体との隙間の不足など
作業スペースの面からレンズのみの取外しができず、車
両用灯具全体の取外しを行わざるを得ないものとなって
いたのを、締付機構中の例えば1本のボルトの操作でレ
ンズの着脱を可能とし、電球交換を簡素化してこの種の
車両用灯具の実用牲の向上に極めて優れた効果を奏する
ものである。
脱機構が、レンズの外周の前縁には面取状にテーパー部
が設けられ、ハウジングにはテーパー部に対応する位置
にレンズの外周に嵌合し弾性部材により形成された筒状
部と、該筒状部に対し箍状に取付けられるワイヤー部材
による締付ベルトと、該締付ベルトに対し長さの調整を
行う締付機構とから成る車両用灯具としたことで、従来
はハウジングとレンズとが複数のクリップで止着が行わ
れ、電球の交換を行うときには車体との隙間の不足など
作業スペースの面からレンズのみの取外しができず、車
両用灯具全体の取外しを行わざるを得ないものとなって
いたのを、締付機構中の例えば1本のボルトの操作でレ
ンズの着脱を可能とし、電球交換を簡素化してこの種の
車両用灯具の実用牲の向上に極めて優れた効果を奏する
ものである。
【0022】また、上記に加えて本発明によりハウジン
グとレンズとにスライド機構を設けたことで、このスラ
イド機構により電球を交換した後のレンズの取付け時
に、この種の作業に不慣れの作業者に対しても確実に所
定位置に取付けられるものとして、防水性能の低下など
を生じるのを防止して性能を保証できるものとし、この
種の車両用灯具の信頼性の向上に極めて優れた効果を奏
するものである。
グとレンズとにスライド機構を設けたことで、このスラ
イド機構により電球を交換した後のレンズの取付け時
に、この種の作業に不慣れの作業者に対しても確実に所
定位置に取付けられるものとして、防水性能の低下など
を生じるのを防止して性能を保証できるものとし、この
種の車両用灯具の信頼性の向上に極めて優れた効果を奏
するものである。
【図1】 本発明に係る車両用灯具の実施形態を示す斜
視図である。
視図である。
【図2】 図1のA−A線に沿う断面図である。
【図3】 同じ実施形態におけるレンズの取付手順を工
程順に示す説明図である。
程順に示す説明図である。
【図4】 同じ実施形態のスライド機構の作用を示す説
明図である。
明図である。
【図5】 従来例を示す断面図である。
1……車両用灯具 2……ハウジング 3……レンズ 3a……テーパー部 4……電球 5……筒状部 5a……締付ベルト、5b……ボルト 5c……ナット、5d……締付機構 6……スライド機構 6a……ハウジング軸部、6b……レンズ軸部、6c…
…アーム 6d……レンズ側軸受穴、6e……ハウジング側軸受穴 7……パッキン
…アーム 6d……レンズ側軸受穴、6e……ハウジング側軸受穴 7……パッキン
Claims (2)
- 【請求項1】 電球の交換を行うためのハウジングとレ
ンズとの着脱機構が設けられて成る車両用灯具におい
て、前記着脱機構は、前記レンズの外周の前縁には面取
状にテーパー部が設けられ、前記ハウジングには前記テ
ーパー部に対応する位置に前記レンズの外周に嵌合し弾
性部材により形成された筒状部と、該筒状部に対し箍状
に取付けられるワイヤー部材による締付ベルトと、該締
付ベルトに対し長さの調整を行う締付機構とから成るこ
とを特徴とする車両用灯具。 - 【請求項2】 前記ハウジングとレンズとには、前記着
脱機構が脱状態に或るときにはレンズの前方への引き出
しを可能とし、前記着脱機構を着状態とするために前記
ハウジングとレンズとを密着させるときには両者を所定
位置とするスライド機構が設けられていることを特徴と
する請求項1記載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10331327A JP2000156105A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10331327A JP2000156105A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 車両用灯具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000156105A true JP2000156105A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18242453
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10331327A Pending JP2000156105A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000156105A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8215812B2 (en) * | 2009-11-24 | 2012-07-10 | Shenzhen Anhuaxin S&T Development Co., Ltd | LED vehicle cornering lamp |
CN112384733A (zh) * | 2018-05-02 | 2021-02-19 | 维瓦集团股份公司 | 照明器具 |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP10331327A patent/JP2000156105A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8215812B2 (en) * | 2009-11-24 | 2012-07-10 | Shenzhen Anhuaxin S&T Development Co., Ltd | LED vehicle cornering lamp |
CN112384733A (zh) * | 2018-05-02 | 2021-02-19 | 维瓦集团股份公司 | 照明器具 |
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