JP2000155710A - ネットワークコンピュータおよびそのネットワークコンピュータにおける同期処理方法 - Google Patents

ネットワークコンピュータおよびそのネットワークコンピュータにおける同期処理方法

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JP2000155710A
JP2000155710A JP10331141A JP33114198A JP2000155710A JP 2000155710 A JP2000155710 A JP 2000155710A JP 10331141 A JP10331141 A JP 10331141A JP 33114198 A JP33114198 A JP 33114198A JP 2000155710 A JP2000155710 A JP 2000155710A
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Morikatsu Tatsumi
宴克 辰巳
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】サーバからネットワークコンピュータにダウン
ロードされた個々の資源毎にその資源の特性に適した同
期処理を行えるようにし、同期処理に要する時間の短縮
およびネットワーク資源の有効利用を図る。 【解決手段】プロパティファイルには、例えば、ログイ
ン時、ログアウト時、ダイアルアップによるリモート接
続時、そのリモート接続の切断時、さらには曜日や日時
指定により、個々の資源毎にどのようなタイミングで同
期処理を行うかを示すスケジュールを設定することがで
きる。同期処理部122は、プロパティファイルを参照
し、現在のシステムアクションを基に各資源毎のスケジ
ュールと照らし合わせ、条件の合う資源の同期処理のみ
を行う。よって、個々の資源毎にその資源の特性に適し
たスケジュールで同期処理を行うことができ、同期処理
に要する時間の短縮およびネットワーク資源の有効利用
を図ることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、プログラムおよび
データをネットワークを介してサーバからダウンロード
して動作するネットワークコンピュータおよびそのネッ
トワークコンピュータで用いられる資源の同期処理方法
に関し、特にモバイル環境での使用に好適なネックワー
クコンピュータおよび同期処理方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、パーソナルコンピュータに代わっ
て、ネットワークコンピュータ(NC:Network
Computer)と称される新しいコンピュータア
ーキテクチャが開発され始めている。
【0003】このネットワークコンピュータは、ネット
ワークの使用を前提としたものであり、データ処理に必
要なプログラムおよびデータのすべてはネットワークを
介してサーバからダウンロードされる。これにより、ネ
ットワークコンピュータとして機能するそれぞれのクラ
イアントコンピュータには、プログラムやデータを持つ
必要が無くなるため、オペレーティングシステム(O
S)やアプリケーションプログラムのアップデート等に
柔軟に対応できるようになる。従って、各ネットワーク
コンピュータにプログラムのインストールなどの一切の
設定を行う必要が無く、全てのソフトウェアをサーバで
集中管理できるため、TCO(TotalCost o
f Ownership)の低減を図ることができる。
【0004】しかし、ネットワークコンピュータは前述
のようにネットワーク接続による運用を前提としたもの
であり、モバイル環境での使用については考慮されてな
いのが通常である。このため、ネットワークに接続され
ていないオフライン状態であっても、ネットワーク接続
されたオンライン状態と同様な業務を行うことができる
新たなネットワークコンピュータの開発が望まれてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このようにモバイル環
境でも使用可能なネットワークコンピュータを実現する
ためには、オフライン状態での作業に必要となるサーバ
リソースの写しを保持するローカルストレージをネット
ワークコンピュータ内に設け、そのローカルストレージ
を利用してネットワークコンピュータが動作できるよう
にすることが必要となる。この場合、オフライン状態で
もオンライン状態でも同一業務が行えるようにするため
には、サーバリソースとローカルストレージ内のリソー
スとの同期がとられていなければならない。このため、
サーバとネットワークコンピュータとの間でリソースの
ダウンロードおよびアップロードを行って、互いのデー
タ内容の整合性を確保することが必要となる。
【0006】一般に、サーバとネットワークコンピュー
タとの間のリソースのダウンロードおよびアップロード
は、通常、同期処理対象の全てのリソースに対して一括
して行われる。このため、例えば、ネットワークコンピ
ュータのオフライン作業中に、サーバ上あるいはネット
ワークコンピュータ上で多数の資源が更新された場合に
は、ネットワークコンピュータをサーバに接続したとき
に多くのリソースのダウンロードあるいはアップロード
を行わなければならなくなり、そのために多くの時間を
要することになる。
【0007】特に、モバイル環境で使用されるネットワ
ークコンピュータにおいては、低速の電話回線等を介し
てサーバにリモート接続することも考えられるので、リ
モート接続に全てのリソースの同期処理をまとめて行う
と、その同期のために多くの時間がかかることになる。
また、ネットワークコンピュータで使用されるリソース
には様々な種類のものがあり、全てのリソースについて
常に最新の内容に保持しておくことが必要とされるわけ
ではなく、リソースによっては、頻繁に同期を行う必要
のないものもある。よって、サーバ接続時に全てのリソ
ースの同期処理を一括して行うことは、余計なネットワ
ーク資源の利用にもつながることになる。
【0008】本発明はこのような事情に鑑みてなされた
ものであり、サーバからダウンロードされた個々の資源
毎にその資源の特性に適した同期処理を行えるように
し、同期処理に要する時間の短縮およびネットワーク資
源の有効利用を図ることができるネットワークコンピュ
ータおよび同期処理方法を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明は、データ処理に必要なプログラムおよびデ
ータをネットワークを介してサーバからダウンロードし
て動作するネットワークコンピュータにおいて、前記サ
ーバからダウンロードされた資源を保持するローカル記
憶装置と、このローカル記憶装置上の資源を利用するこ
とにより、前記サーバに対するアクセス無しで動作可能
なオペレーションモードで前記ネットワークコンピュー
タを動作制御する手段と、同期処理対象の各資源毎に、
整合性確保のための同期処理をどのようなスケジュール
で実行するのかを示す同期スケジュール情報を設定する
手段と、前記同期スケジュール情報を用いて、各資源毎
にその資源に対応するスケジュールで同期処理を実行す
る同期処理手段とを具備することを特徴とする。
【0010】このネットワークコンピュータにおいて
は、同期処理対象の各資源毎に同期処理のスケジュール
を設定することができ、例えば、ログイン時、ログアウ
ト時、ダイアルアップによるリモート接続時、そのリモ
ート接続の切断時、さらには曜日や日時指定により、個
々の資源毎にどのようなタイミングで同期処理を行うか
を指定することができる。よって、サーバからダウンロ
ードされた個々の資源毎にその資源の特性に適した同期
処理を行えるようになり、全ての資源の同期処理を一括
して行う場合に比し、同期処理に要する時間の短縮およ
びネットワーク資源の有効利用を図ることが可能とな
る。
【0011】また、同期処理を実行すべき日時または曜
日が指定された場合には、その指定された資源毎に、そ
の指定された日時または曜日に同期処理が実行できなか
った場合に次回の同期処理を何時行うかを指定できるよ
うにすることが好ましい。これにより、予定されていた
日時または曜日にネットワークコンピュータがオフライ
ン状態であっても、オペレータに意識させることなく、
次回のネットワーク接続時や次週の指定曜日などに同期
処理を自動的に行うことが可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を説明する。
【0013】図1には、本発明の一実施形態に係るネッ
トワークコンピュータのシステム構成が示されている。
【0014】ネットワークコンピュータ(NC)12
は、オペレーティングシステムやアプリケーションプロ
グラムなどのデータ処理に必要なプログラムおよびデー
タの全てをLAN10や公衆網などのネットワークを介
してサーバコンピュータ11からダウンロードして動作
するものであり、オフィス内においては、ネットワーク
コンピュータ(NC)12はLAN10に接続した状態
で使用される(オフィスモード)。また、外出時には、
ネットワークコンピュータ(NC)12は、基本的には
サーバコンピュータ11とは非接続の状態で使用される
が(モバイルモード)、必要に応じて公衆網を介してP
PP(Point to Point Protoco
l)によるダイアルアップ接続によってサーバコンピュ
ータ11にリモート接続することもできる(PPPモー
ド)。
【0015】サーバコンピュータ11は、そのクライア
ントマシンとなる各ネットワークコンピュータ(NC)
12に対してプログラムやデータなどのリソースを提供
するものであり、それらリソースはディスク装置111
で蓄積および管理されている。
【0016】ネットワークコンピュータ(NC)12
は、オフライン状態での業務遂行を可能にするために、
ローカルストレージ121を備えている。このローカル
ストレージ121には、サーバコンピュータ11上のプ
ログラムおよびデータなどのリソースの写しであるレプ
リカが格納される。どのリソースをネットワークコンピ
ュータ(NC)12にレプリカとしてダウンロードする
かは、サーバコンピュータ11上の同期リストによって
管理されている。
【0017】ここで、同期リストとは、サーバコンピュ
ータ11とネットワークコンピュータ(NC)12のロ
ーカルストレージ121との間でデータの整合性を維持
するために行われるデータ同期処理の対象となるリソー
スを記述したファイルであり、この同期リストにより、
各ネットワークコンピュータ毎に同期処理を行うことが
必要なリソースがファイル名などにより管理される。
【0018】ネットワークコンピュータ(NC)12へ
のレプリカのダウンロード時には、同期リストの写しで
あるレプリカリストも一緒にダウンロードされ、ローカ
ルストレージ121に格納される。このローカルストレ
ージ121上のレプリカを用いることにより、ネットワ
ークコンピュータ(NC)12は、サーバアクセス無し
で動作することができる。なお、ローカルストレージ1
21としては、フラッシュメモリカードやハードディス
クなどが用いられる。
【0019】また、サーバコンピュータ11上において
は、図4に示されているように、個々のリソース毎に同
期処理をどのようなスケジュールで実行するのかを示す
スケジューリング情報が定義されたプロパティファイル
が設けられている。このプロパティファイルはユーザ
毎、つまり各ネットワークコンピュータ毎に個々に作成
される。各ネットワークコンピュータ(NC)12のロ
ーカルストレージ121にも、該当するプロパティファ
イルが保持される。
【0020】サーバコンピュータ11からネットワーク
コンピュータ(NC)12にダウンロードされるOSに
は、サーバアクセスを伴いながら動作する通常のネット
ワークオペレーションモードでネットワークコンピュー
タ(NC)12を制御するコネクテッド処理機能と、ロ
ーカルストレージ121を用いることによってオフライ
ン状態での業務遂行を可能にするディスコネクテッド処
理機能とが用意されている。
【0021】さらに、このOSの中には、整合性確保の
ための同期処理を行う同期処理部122が設けられてい
る。同期処理部122は、オフライン状態でもオンライ
ン状態でもネットワークコンピュータ(NC)12上で
同一業務を継続して行えるようにするために、サーバコ
ンピュータ11との間でリソースのダウンロード/アッ
プロードを行うことによって、サーバリソースとローカ
ルストレージ121内のリソースとの同期をとる。同期
処理部122には、プロパティファイルに定義されたス
ケジューリング情報を用いてレプリカ毎に同期処理を行
う条件を管理するスケジュール管理機能が設けられてお
り、個々のレプリカ毎に同期処理を何時行うかが決定さ
れる。
【0022】ネットワークコンピュータ(NC)12と
サーバコンピュータ11との間のリソースのダウンロー
ドやアップロード(同期処理)中は他の処理を行うこと
ができず、ダウンロードやアップロードに時間がかかっ
てしまうと、その間は他の処理(業務など)が停止して
しまう。そのため少しでも早く同期処理を行うことが要
求される。またコストの面から考えても通信時間を短縮
すればコストも削減される。
【0023】このため、本実施形態では、前述のプロパ
ティファイルを用いてレプリカ毎に同期処理のスケジュ
ール管理を行っているのである。
【0024】次に、本実施形態のネットワークコンピュ
ータ(NC)12が有する基本動作モードについて説明
する。
【0025】オンライン状態での動作を前提とするネッ
トワークオペレーションモードは、使用するネットワー
クの種類により、LANモード(オフィスモード)と、
PPP(Point to Point Protoc
ol)モードに分けられる。PPPモードは、電話網、
ISDN網、PHS網などの公衆網を介してサーバ11
にリモートアクセスする場合に使用される。
【0026】一方、オフライン状態での動作を前提とす
るディスコネクトオペレーションモードは前述のモバイ
ルモードをサポートするためのものであり、サーバリソ
ースのレプリカを使用することを前提とする。このモバ
イルモードで使用されるレプリカが記録されたローカル
ストレージ121の記憶領域をデイパックと呼ぶ。すな
わち、デイパックとは、ローカルストレージ121内に
あり、ユーザがモバイルモードでネットワークコンピュ
ータ(NC)12を使用するために必要なプログラムお
よびデータの記憶領域である。
【0027】モバイルモードで必要なプログラムおよび
データのレプリカをサーバコンピュータ11からデイパ
ックに予めダウンロードしておくことにより、ネットワ
ークオペレーションモード(オフィスモードまたはPP
Pモード)で行われていた作業をディスコネクトオペレ
ーションモードに移行しても継続して行うことが可能と
なる。
【0028】このように、ネットワークオペレーション
モードでもオフライン作業への移行に備えて、プログラ
ムおよびデータのプリフェッチのためにデイパックを使
用する場合がある。このプリフェッチのためのダウンロ
ード動作は、同期処理の初期処理として実行される。
【0029】したがって、本ネットワークコンピュータ
(NC)12の動作モードは、以下の4通りが考えられ
る。
【0030】(1)LAN&デイパックモード (2)LANモード(デイパックは使用しない) (3)デイパックモード (4)PPP&デイパックモード (5)PPPモード(デイパックは使用しない) オフィスモードは、(1)と(2)に分けられる。外出
時には(3)〜(5)が使用できるが、通常は(3)ま
たは(4)だけが使用され、(5)は使用されない。
【0031】これら接続モードの遷移の様子を図2に示
す。
【0032】ネットワークコンピュータ(NC)12が
電源オフ状態から電源オンされるか、あるいは電源オン
状態でリセットされると、OSによる初期化処理(シス
テムスタート)が開始される。ネットワークコンピュー
タ(NC)12がその動作に必要な環境をサーバ11か
ら獲得するためのログイン処理時には、ネットワークコ
ンピュータ(NC)12の画面上にログインダイアログ
が画面表示され、そのログインダイアログ上で、使用す
るオペレーションモードの選択が行われる。使用される
オペレーションモードは、前述の“オフィスモード”と
“モバイルモード”とに大別される。
【0033】“オフィスモード”はLANの使用が可能
であるオフィスでの使用を想定したモードである。“オ
フィスモード”が選択されると、接続モードは、LAN
モードまたはLAN&デイパックモードを遷移する。
【0034】“モバイルモード”はLANの使用が不可
能な、外出先での使用を想定したモードである。“モバ
イルモード”が選択されると、接続モードは、デイパッ
クモードまたはPPP&デイパックモードを遷移する。
【0035】これらの状態遷移および使用モードの選択
のための機構はOS初期化処理に組み込まれている。
【0036】以下、接続モードの遷移について具体的に
説明する。 (a) LANモードでのデイパックの使用について LANモードで、ユーザが所有権を持つデイパックが存
在すれば、自動的に、LAN&デイパックモードにな
る。そのユーザが所有権を持つデイパックが存在するに
もかかわらず、LANモードになることはない。
【0037】LANモードでは、デイパックの所有権の
獲得または放棄を行うことができる。
【0038】・デイパックの所有権の放棄LAN&デイ
パックモードでは、いつでもデイパックの所有権の放棄
を行うことができる。デイパックの所有権を放棄すれ
ば、LANモードに移行する。
【0039】・デイパックの所有権の獲得 LANモードで、誰の所有権もないデイパックが存在す
れば、そのデイパックの所有権を獲得することができ
る。デイパックの所有権を獲得すれば、LAN&デイパ
ックモードに移行する。 (b) デイパックモードでのPPPの使用について デイパックモードでは、いつでもPPPの使用を開始す
ることができる。PPPの使用を開始すると、PPP&
デイパックモードに移行する。
【0040】逆に、PPP&デイパックモードでは、い
つでもPPPの使用を終了することができる。PPPの
使用を終了すると、デイパックモードに移行する。 (c) PPPモードは使わない。
【0041】PPPモードは、使わないものとする。
【0042】PPP接続するためには、ダイアルアップ
のための各種の設定情報が必要になる。PPPモードに
入るためには、この情報をオペレータが直接、入力しな
ければならなくなる。
【0043】一方、PPP&デイパックモードの場合に
は、デイパック使用モードからの遷移となるため、ダイ
アルアップのための設定情報をデイパックに格納してお
くことが可能である。この情報は、事前にサーバに設定
しておくことができる。
【0044】モバイル用途を考えたときにPPPの利用
は、デイパック前提に制限しても問題ないと考えられ
る。 (d) ログインの時のモード移行 ログイン時には、LAN使用モードかデイパック使用モ
ードかのどちらかを選択可能とする。LAN使用モード
が選択された場合、そのユーザの使用権があるデイパッ
クが存在すれば、LAN&デイパックモードに移行す
る。
【0045】デイパック使用モードでは、PPP&デイ
パックモードに移行することが可能である。
【0046】ログイン時にLAN使用モードを選択する
のは、LANが使用できるオフィスにいる時を想定して
いるため、“オフィスモード”と呼ぶ。一方、デイパッ
クモードを選択するのは、LANが使用できない、外出
中の使用を想定しているため、“モバイルモード”と呼
ぶ。
【0047】ログイン時にオペレータは、使用モードと
して、“オフィスモード”か“モバイルモード”かを選
択して使用を開始する。 (e) リセットと電源断 全てのモードから、リセットと電源断が可能である。リ
セットは、OSのデータ部を初期化し、システム初期化
ルーチンを実行するものである。電源断は、ハードウェ
ア的な電源OFFである。
【0048】次に、図3のフローチャートを参照して、
OS起動時の処理の流れを説明する。
【0049】ネットワークコンピュータ12が電源オン
またはそのリブートのための操作が行われると、ネット
ワークコンピュータ12のROMに格納されたブートプ
ログラムがスタートする。このROMのブートプログラ
ムは、まず、フラッシュメモリなどから構成されるロー
カルストレージ121にOSが保存されているか否かを
調べる(ステップS101)。
【0050】ローカルストレージ121にOSが保存さ
れている場合には、そのローカルストレージ121から
OSがブートされる(ステップS102)。一方、ロー
カルストレージ121にOSが保存されてない場合に
は、ROMのブートプログラムは、DHCP(Dyna
mic Host Configuration Pr
otocol)によって、OS名、IPアドレスおよび
OS起動に最低限必要なブート環境をサーバコンピュー
タ11から自動取得した後、TFTP(Trivial
File Transfer Protocol)に
より、サーバコンピュータ11からブートローダをロー
ドしてそのブートローダに制御を渡す(ステップS10
3,S104)。
【0051】ブートローダは、NFS(登録商標)(N
etwork File System)により、サー
バコンピュータ11からOSをロードしてそのブートを
行う(ステップS105)。これにより、ログイン処理
が開始される(ステップS106)。このログイン処理
では、OSが使用するネットワーク環境の設定などが行
われる。
【0052】このようにして環境設定処理が行われた
後、使用モード選択処理(ステップS107)が行われ
る。
【0053】この使用モード選択処理では、まず、OS
により、所有権の設定されたデイパックの存在の有無や
LAN10が使用可能か否かなどの判定が行われ、この
結果に基づいて使用モードのデフォルト値が決定され、
そのデフォルト値がネットワークコンピュータ(NC)
12のログインダイアログ画面上に表示される。この使
用モード選択処理では、まず、所有権が設定されたデイ
パックを含むローカルストレージが存在するか否かが調
べられる。所有権が設定されたデイパックを含むローカ
ルストレージが存在するならば、使用モードのデフォル
ト値を“モバイルモード”に設定する。次に、DHCP
のDISCOVERパケットをブロードキャストし、そ
れに対するOFFERパケットの受信の有無によって、
LANの使用が可能か否かが調べられる。OFFERパ
ケットが受信されるとLAN使用が可能な環境であると
判断され、使用モードのデフォルト値が“オフィスモー
ド”に切り替えられる。このように、デイパックとして
使用できるローカルストレージが存在する場合には、L
AN使用が可能か否かに応じて、“モバイルモード”ま
たは“オフィスモード”がデフォルト値としてログイン
ダイアログに表示される。また、ログインダイアログ上
でユーザによって明示的に使用モードの設定変更が行わ
れた場合には、ユーザによって指示されたモードに変更
される。そして、ログインダイアログ上のOKボタンが
押されると、現在のモードに確定されて、その設定のた
めの処理が開始される。そして、その使用モードを示す
インジケータが画面表示される。一方、ローカルストレ
ージが存在しないか、あるいはローカルストレージは存
在するもののそのデイパックに所有権が設定されてない
場合には、デフォルトのモードが決定されないまま、L
ANの使用が可能か否かが調べられる。LAN使用が可
能な環境であると判断された場合には、使用モードのデ
フォルト値が“オフィスモード”に設定される。そし
て、“オフィスモード”がデフォルト値としてログイン
ダイアログに表示され、“モバイルモード”は無効化さ
れる。このように、ローカルストレージが存在しない
か、あるいはローカルストレージは存在するもののその
デイパックに所有権が設定されてない場合には、基本的
に“オフィスモード”が選択されることになる。
【0054】使用モード選択処理にて使用モードが選択
されると、ログインダイアログで入力されたユーザ名お
よびパスワード等に基づいてユーザ認証処理が行われる
(ステップS108,S110)。ユーザ認証処理が成
功すると、“オフィスモード”が選択されている場合に
は、デイパックの所有の有無に基づいて接続モードがL
ANモードまたはLAN&デイパックモードに設定され
る(ステップS109)。一方、“モバイルモード”が
選択されている場合には、ユーザによるPPP接続操
作、切断操作に応じて、デイパックモードとPPP&デ
イパックモード間を遷移する。
【0055】次に、本実施形態の特徴とする同期処理に
ついて説明する。
【0056】前述したように、同期処理は、オフライン
状態でもオンライン状態でもネットワークコンピュータ
(NC)12上で同一業務を継続して行えるようにする
ためのものであり、サーバコンピュータ11との間のリ
ソースのダウンロード/アップロードによって実行され
る。
【0057】まず、図5を参照して、プロパティファイ
ルに設定される同期スケジュールの種類を説明する。
【0058】同期スケジュールは、「常に同期」、「指
定システムアクションで同期」、「手動で同期」の3種
類に大別される。
【0059】・「常に同期」 「常に同期」は、予め決められた全ての同期処理実行タ
イミングで同期処理を行うものである。本実施形態で
は、1)オフィスモードでのログイン時、2)オフィス
モードのログアウト時、3)モバイルモードでPPPモ
ードに移行するときのダイアルアップ接続時、4)PP
Pモードからモバイルモードに移行するときのダイアル
アップの切断時、が同期処理の実行タイミングとして用
意されており、「常に同期」が選択されると、1)〜
4)のどの場合でも同期処理が行われる。
【0060】・「指定システムアクションで同期」 「指定システムアクションで同期」は、ネットワークコ
ンピュータ(NC)12が指定された状態になった時に
同期処理を行うというものであり、同期処理を実行する
システムアクションとして、前述の1)オフィスモード
でのログイン時、2)オフィスモードのログアウト時、
3)モバイルモードでPPPモードに移行するときのダ
イアルアップ接続時、4)PPPモードからモバイルモ
ードに移行するときのダイアルアップの切断時、の中の
少なくとも一つを指定することができる。また、システ
ムアクションの他、同期処理を実行する日時や曜日を指
定することもできる。
【0061】・「手動で同期」 「手動で同期」が指定されると、ネットワークコンピュ
ータ(NC)12にレプリカを最初に作成するときにの
み同期処理(サーバからのダウンロード)が自動的に行
われ、以降は同期処理は実行されない。
【0062】以上のようなスケジュールの設定内容はリ
ソース毎に行われ、その内容が前述のプロパティファイ
ルで管理される。このプロパティファイルを用いた同期
処理の様子を図6に示す。
【0063】図6では、ネットワークコンピュータ(N
C)12のローカルストレージ121上のレプリカの
内、特定のファイルA,Bに対して設定されたシステム
アクションが発生した場合に、それらファイルA,Bの
同期処理のみが行われ、他のファイル(B,D)につい
ての同期処理は行われない場合が示されている。
【0064】図7には、同期スケジュールをユーザに設
定させるためのダイアログ画面の一例が示されている。
【0065】この画面上では、サーバ資源選択ウインド
ウにてスケジュール設定対象のサーバ資源を選択するこ
とができ、その選択されたサーバ資源に対するスケジュ
ーリングの設定は、同期オプションウインドウ上で行わ
れる。同期オプションウインドウには、図示のように、
「常に同期」、「指定システムアクションで同期」、
「手動で同期」の3種類の同期スケジュールにそれぞれ
対応したボタンが用意されている。「指定システムアク
ションで同期」のボタンを選択すると、同期処理を実行
するシステムアクションとして、前述した1)オフィス
モードでログイン、2)オフィスモードでログアウト、
3)ダイアルアップで接続、4)ダイアルアップで切断
のいずれか1つ以上を選択することができる。また、曜
日指定ボタンを押すと、同期処理を行う曜日を設定する
ための画面が表示され、毎週何曜日に同期処理を行うか
を指定することができる。また、日時指定ボタンを押す
ことにより、同期処理を行う日時の指定も可能である。
【0066】なお、曜日又は日時の指定が行われた場合
には、その曜日又は日時の情報に加え、その予定してい
た曜日又は日時にネットワークコンピュータ(NC)1
2の非接続などの原因で同期処理が実行できなかった場
合に次回の同期処理を何時行うかを指定するための画面
が表示され、そこで指定された内容が、図8のように、
ルール情報として前述のプロパティファイルに設定され
る。
【0067】図8では、ファイル名/xxx/xxxx
の資源については、同期処理を行う曜日として月曜日が
指定されており、且つ月曜日に同期処理が行われなかっ
た場合には、次回接続時(ネットワーク接続、およびダ
イアルアップ接続)に同期処理を行うことが指定されて
いる。また、ファイル名/yyy/yyyyの資源につ
いては、同期処理を行う曜日として火曜日が指定されて
おり、且つ火曜日に同期処理が行われなかった場合に
は、次回接続時(ネットワーク接続、およびダイアルア
ップ接続)の同期処理をスキップすることが指定されて
いる。この場合には、次の火曜日まで同期処理の実行は
行われないことになる。
【0068】次に、図9のフローチャートを参照して、
プロパティファイルを利用した同期処理の手順を説明す
る。
【0069】同期処理部122は、同期処理開始時(オ
フィスモードのログイン時、オフィスモードのログアウ
ト時、ダイアルアップの接続時、およびダイアルアップ
の切断時)は必ずプロパティファイルを参照し、現在の
システムアクションを基に各資源毎のスケジュールと照
らし合わせ、条件の合う資源を、作業ファイルとして用
いられる同期テーブルに登録する。
【0070】すなわち、同期処理開始時には、プロパテ
ィファイルに設定されたスケジュールの内容が資源毎に
個々に調べられる。
【0071】スケジュールの指定が「指定システムアク
ションで同期」の資源については、前述のように現在の
システムアクション(オフィスモードのログイン、オフ
ィスモードのログアウト、ダイアルアップの接続、また
はダイアルアップの切断)と、指定されたシステムアク
ションとの比較が行われ、一致すれば(ステップS20
1のYES)、同期テーブルに登録する(ステップS2
02)。
【0072】なお、日時または曜日が指定されていた場
合には、図10のように、現在の日時または曜日と、指
定日時または曜日との比較が行われ(ステップS30
1,S302)、一致した場合に同期テーブルに登録す
ることになる(ステップS202)。不一致の場合に
は、前回の指定日時または曜日に同期処理が行われたか
否かが判断され(ステップS303)、同期処理が行わ
れていなければ、前述のルールに従って同期を行うか否
かを判断し(ステップS304)、同期を行う場合には
同期テーブルに登録することになる(ステップS20
2)。
【0073】スケジュールの指定が「常に同期」の資源
については(図9のステップS203のYES)、無条
件に同期テーブルに登録する(ステップS202)。
【0074】また、スケジュールの指定が「手動で同
期」の資源については(ステップS204のYES)、
レプリカが作成されているか否かが調べられ(ステップ
S205)、レプリカが作成されてない場合にのみ同期
テーブルに登録する(ステップS202)。
【0075】そして、この同期テーブルに登録された資
源についての同期処理が行われる(ステップS20
6)。
【0076】以上のように、本実施形態によれば、同期
処理対象の各資源毎に同期処理のスケジュールをプロパ
ティファイルに設定することができ、例えば、ログイン
時、ログアウト時、ダイアルアップによるリモート接続
時、そのリモート接続の切断時、さらには曜日や日時指
定により、個々の資源毎にどのようなタイミングで同期
処理を行うかを指定することができる。よって、サーバ
11からダウンロードされた個々の資源毎にその資源の
特性に適した同期処理を行えるようになり、同期処理に
要する時間の短縮およびネットワーク資源の有効利用を
図ることが可能となる。
【0077】また、同期処理を実行すべき日時または曜
日が指定された場合には、その指定された資源毎に、そ
の指定された日時または曜日に同期処理が実行できなか
った場合に次回の同期処理を何時行うかを指定できるよ
うにしているので、予定されていた日時または曜日にネ
ットワークコンピュータ(NC)12がオフライン状態
であっても、オペレータに意識させることなく、同期処
理を自動的に行うことが可能となる。
【0078】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、サーバ
からダウンロードされた個々の資源毎にその資源の特性
に適した同期処理を行えるようになり、同期処理に要す
る時間の短縮およびネットワーク資源の有効利用を図る
ことが可能となる。よって、モバイル環境での使用に適
したネットワークコンピュータを実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワークコンピ
ュータのシステム構成を示すブロック図。
【図2】同実施形態のネットワークコンピュータの動作
モードの遷移を示す図。
【図3】同実施形態のネットワークコンピュータのOS
起動時の動作を説明するフローチャート。
【図4】同実施形態のネットワークコンピュータで用い
られるプロパティファイルの構造を示す図。
【図5】同実施形態のネットワークコンピュータで用い
られる同期スケジュールの種類を説明するための図。
【図6】同実施形態のネットワークコンピュータにおい
てプロパティファイルを用いた行われる同期処理の様子
を示す図。
【図7】同実施形態のネットワークコンピュータによっ
て提供される同期スケジュールの設定画面の一例を示す
図。
【図8】同実施形態のネットワークコンピュータで用い
られるルール情報の一例を示す図。
【図9】同実施形態のネットワークコンピュータの同期
処理動作の手順を説明するフローチャート。
【図10】同実施形態のネットワークコンピュータにお
いて同期スケジュールとして日時又は曜日が指定された
場合の処理手順を説明するフローチャート。
【符号の説明】
10…LAN 11…サーバコンピュータ 12…ネットワークコンピュータ(NC) 111…ディスク装置 121…ローカルストレージ 122…同期処理部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 GB02 GB06 5B085 AC03 BC01 BG07 5B089 GA01 GA12 GA21 GB02 GB03 HA02 HA03 HA06 HA10 HA13 HB03 JA11 JB07 KA04 KA05 KA07 KA12 KB09 KC15 KC29 KC59 LB25 MA04

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ処理に必要なプログラムおよびデ
    ータをネットワークを介してサーバからダウンロードし
    て動作するネットワークコンピュータにおいて、 前記サーバからダウンロードされた資源を保持するロー
    カル記憶装置と、 このローカル記憶装置上の資源を利用することにより、
    前記サーバに対するアクセス無しで動作可能なオペレー
    ションモードで前記ネットワークコンピュータを動作制
    御する手段と、 同期処理対象の各資源毎に、整合性確保のための同期処
    理をどのようなスケジュールで実行するのかを示す同期
    スケジュール情報を設定する手段と、 前記同期スケジュール情報を用いて、前記ローカル記憶
    装置上に保持される各資源毎にその資源に対応するスケ
    ジュールで同期処理を実行する同期処理手段とを具備す
    ることを特徴とするネットワークコンピュータ。
  2. 【請求項2】 前記同期スケジュール情報を設定する手
    段は、各資源毎に同期処理を実行すべき日時または曜日
    を前記同期スケジュール情報として指定する手段を含
    み、 指定された日時または曜日に、該当する資源の同期処理
    が前記同期処理手段によって実行されるように構成され
    ていることを特徴とする請求項1記載のネットワークコ
    ンピュータ。
  3. 【請求項3】 前記同期スケジュール情報を設定する手
    段は、同期処理を実行すべき日時または曜日が指定され
    た資源毎に、その指定された日時または曜日に同期処理
    が実行できなかった場合に次回の同期処理を何時行うか
    を指定する手段をさらに含むことを特徴とする請求項2
    記載のネットワークコンピュータ。
  4. 【請求項4】 データ処理に必要なプログラムおよびデ
    ータをネットワークを介してサーバからダウンロードし
    て動作するネットワークコンピュータにおいて、 前記サーバからダウンロードされた資源を保持するロー
    カル記憶装置と、 このローカル記憶装置上の資源を利用することにより、
    前記サーバに対するアクセス無しで動作可能な第1オペ
    レーションモードと、前記サーバにアクセス可能なネッ
    トワーク環境下で用いられ、サーバアクセスを伴いなが
    ら動作する第2オペレーションモードとを有し、前記第
    1および第2オペレーションモードの一方を用いて前記
    ネットワークコンピュータを動作制御する手段と、 同期処理対象の各資源毎に、整合性確保のための同期処
    理をどのようなスケジュールで実行するのかを示す同期
    スケジュール情報を設定する手段と、 前記同期スケジュール情報を用いて、前記ローカル記憶
    装置上に保持される各資源毎にその資源に対応するスケ
    ジュールで同期処理を実行する同期処理手段とを具備
    し、 前記同期スケジュール情報を設定する手段は、 同期処理を実行すべきスケジュールとして、1)前記第
    2オペレーションモードでのログイン時、2)前記第2
    オペレーションモードでのログアウト時、3)前記第1
    オペレーションモードにおける前記サーバへのダイアル
    アップ接続時、4)前記ダイアルアップ接続の切断時、
    の内の少なくとも1つをユーザからの指示に応じて各資
    源毎に設定することを特徴とするネットワークコンピュ
    ータ。
  5. 【請求項5】 サーバからダウンロードされた資源を保
    持するローカル記憶装置を利用することにより、前記サ
    ーバに対するアクセス無しで動作可能なオペレーション
    モードを有するネットワークコンピュータに適用され、
    前記サーバとローカル記憶装置との間で、各資源の整合
    性確保のための同期処理を行う同期処理方法であって、 同期処理対象の各資源毎に、整合性確保のための同期処
    理をどのようなスケジュールで実行するのかを示す同期
    スケジュール情報を設定するステップと、 前記同期スケジュール情報を用いて、前記ローカル記憶
    装置上に保持される各資源毎にその資源に対応するスケ
    ジュールで同期処理を実行するステップとを具備するこ
    とを特徴とする同期処理方法。
  6. 【請求項6】 前記同期スケジュール情報を設定すると
    き、各資源毎に同期処理を実行すべき日時または曜日を
    前記同期スケジュール情報として指定するステップをさ
    らに具備し、 指定された日時または曜日に、該当する資源の同期処理
    を実行することを特徴とする請求項5記載の同期処理方
    法。
  7. 【請求項7】 同期処理を実行すべき日時または曜日が
    指定された資源毎に、その指定された日時または曜日に
    同期処理が実行できなかった場合に次回の同期処理を何
    時行うかを指定するステップをさらに具備することを特
    徴とする請求項6記載の同期処理方法。
  8. 【請求項8】 ローカル記憶装置上の資源を利用するこ
    とにより、サーバに対するアクセス無しで動作可能な第
    1オペレーションモードと、前記サーバにアクセス可能
    なネットワーク環境下で用いられ、サーバアクセスを伴
    いながら動作する第2オペレーションモードとを有する
    ネットワークコンピュータに適用され、前記サーバとロ
    ーカル記憶装置との間で、各資源の整合性確保のための
    同期処理を行う同期処理方法であって、 同期処理対象の各資源毎に、その同期処理を実行すべき
    スケジュールとして、 1)前記第2オペレーションモードでのログイン時、
    2)前記第2オペレーションモードでのログアウト時、
    3)前記第1オペレーションモードにおける前記サーバ
    へのダイアルアップ接続時、4)前記ダイアルアップ接
    続の切断時、の内の少なくとも1つをユーザからの指示
    に応じて設定するステップと、 前記設定されたスケジュールに従って、前記ローカル記
    憶装置上に保持される各資源毎にその資源に対応するス
    ケジュールで同期処理を実行するステップとを具備する
    ことを特徴とする同期処理方法。
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