JP2006318293A - ソフト自動更新装置及び端末 - Google Patents

ソフト自動更新装置及び端末 Download PDF

Info

Publication number
JP2006318293A
JP2006318293A JP2005141489A JP2005141489A JP2006318293A JP 2006318293 A JP2006318293 A JP 2006318293A JP 2005141489 A JP2005141489 A JP 2005141489A JP 2005141489 A JP2005141489 A JP 2005141489A JP 2006318293 A JP2006318293 A JP 2006318293A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
update
software
terminal
automatic
status
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2005141489A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Niizaki
義雄 新崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2005141489A priority Critical patent/JP2006318293A/ja
Publication of JP2006318293A publication Critical patent/JP2006318293A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Stored Programmes (AREA)

Abstract

【課題】非使用状態にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことのできるソフト自動更新装置及び端末を提供する。
【解決手段】端末103の動作状況を取得しソフトウェアの更新の可否を判定する更新条件判定部110と、更新条件判定部110により更新可能と判定された端末103に対してソフトウェアの更新を指示する更新制御部109とを備えている。このため、非使用状態にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ネットワークに接続された端末に組み込まれているソフトウェアのバージョンに応じて該ソフトウェアを自動的に更新するソフト自動更新装置及び該端末に関する。
従来のソフト自動更新装置は、端末のソフトウェアのバージョンを管理し、更新ソフトウェア(以下、更新ソフトと言う)と異なるバージョン(旧バージョン)のソフトウェアが格納されている端末に対して再起動の信号を送信するというものであった。更新対象端末は、再起動の信号を受信すると自ら再起動を行う。そして、再起動時の処理として更新ソフトの格納サーバにアクセスし、端末内のソフトウェアのバージョンと異なっていれば該サーバからダウンロードすることでソフトウェアの更新を行っていた(特許文献1参照)。
また、更新ソフトの格納サーバから、複数の端末が同時に更新ソフトのダウンロードを行った場合のサーバ側の負荷を軽減させるために、複数のサーバを用意して運用する例がある(特許文献2参照)。
また、端末側に更新前後のソフトウェアを格納するHDD領域とメモリ空間を持ち、更新ソフトのダウンロード後に使用メモリ空間を切り替えることで、端末を再起動することなく更新できる例がある(特許文献3参照)。
特開2003−076434号公報 特開平5−241848号公報 特開2004−078550号公報
しかしながら、従来のソフト自動更新装置においては、更新の要否の判断は、端末のソフトウェアバージョンと更新対象のソフトウェアバージョンの比較で行っており、バージョンの異なる端末を自動的に抽出し更新を行うことはできるが、使用中の端末に対しては自動的に更新を行うことはできない。これは更新中は端末の再起動処理が実行されるため、使用中の端末に対して更新を行うと、その端末の使用者に対するサービスの提供が中断されることになるからである。
例えば、ホテルにおけるVOD(Video On Demand)システムでは、端末は客室毎に設置されているSTB(Set Top Box)であり、STBを介してVODサービスの享受やTV視聴、インターネット接続が行えるようになっている。ソフトウェアの更新中はこれらのサービスが使用できなくなるため、宿泊客が使用していないタイミングで更新処理を行う必要がある。そのため、現場では以下の手順で作業が行われている。
(1)更新作業者はホテルのマシンルームに設置されているソフト自動更新装置を操作しSTBの状態を取得する。
(2)更新作業者は取得した情報の内容を確認し、TVがオフされておりインターネットを使用していない状態にあるものを更新作業者自身が手作業により抽出することで使用していないSTBを探し出す。
(3)更新作業者は該当STBに対して再起動信号をソフト自動更新装置を操作してSTBに送信する。ただし、一度に実行すると更新ソフトの格納サーバに対するSTBからのアクセスが急増するため、格納サーバにアクセスできないSTBが発生する。そこで、再起動信号は10台程度ずつ時間をずらして送信する必要があり、更新作業者は時間を見ながらソフト自動更新装置を操作する。
(4)更新作業者はSTBにおける再起動及びソフトウェアの更新処理の完了を見計らって、ソフトウェアのバージョンが更新されていることをソフト自動更新装置を操作して確認する。
以上の操作を、大手ホテルであれば例えばSTB1000台分に対して実行することとなり、3名で4日間の作業量に相当する。
ソフトウェアの更新時に端末を再起動することによる問題点は、端末側のHDDやメモリを二重化する方法で対処できるが、端末のコストが高くなることと、端末自体のサイズが大きくなるという弊害がある。ホテルのような端末数の多いVODシステムでは、システム構築にコストがかかってしまう。また、設置場所が既存の客室の場合、TVと設置台のわずかなスペースに端末を納める必要があり、端末のサイズは小さい方が好ましい。
再起動信号を一度に送信できない問題点は、更新ソフトの格納サーバを複数台構成にすることで負荷分散し回避することもできるが、サーバ数の増加によるシステムコストの高騰と、サーバの設置スペースを確保する必要が生じる。
以上のように、ソフトウェアの更新が可能な状態の端末を洗い出し、更新ソフトのダウンロード状況に注意を払いながら作業を行う必要があるため、更新作業者はソフト自動更新装置に張り付いていなければならないという問題があった。
本発明は、このような従来の問題を解決するためになされたものであり、非使用状態(使用されていない状態)にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことのできるソフト自動更新装置及び端末を提供することを目的とする。
上記目的は下記構成により達成される。
(1) ネットワークに接続された端末に組み込まれているソフトウェアのバージョンを管理し前記バージョンに応じて前記ソフトウェアを自動的に更新するソフト自動更新装置であって、前記端末の動作状況を取得しソフトウェアの更新の可否を判定する更新条件判定手段と、前記更新条件判定手段により更新可能と判定された端末に対して前記ソフトウェアの更新を指示する更新制御手段とを備え、非使用状態にある端末を抽出し前記ソフトウェアの更新を自動的に行う。
この構成により、非使用状態にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことができる。
(2) 上記(1)に記載のソフト自動更新装置において、前記更新制御手段は、ネットワークに接続された全端末に対して前記ソフトウェアの更新が完了するまで更新処理を繰り返して行う。
この構成により、全端末のソフトウェアを自動的に更新することができる。
(3) 上記(1)又は(2)に記載のソフト自動更新装置において、更新ソフトウェアが格納されている更新ソフト格納装置から前記端末に対するダウンロード数が前記更新ソフト格納装置への同時接続台数の最大値を超過していないことを監視し、端末の接続数を自動制御する接続数監視手段を備える。
この構成により、同時接続台数の超過が起因のソフトウェアのダウンロードの失敗を防止することができる。
(4) 上記(1)乃至(3)のいずれかに記載のソフト自動更新装置において、前記ソフトウェアの更新の進捗状況を更新作業者に通知する更新状況通知手段を備える。
この構成により、離れた場所に居る更新作業者に更新進捗状況を通知することができる。
(5) 前記ソフト自動更新装置にネットワークで接続されている端末であって、端末の動作状況から前記ソフトウェアの更新可否を判定する端末状況判定手段を備え、前記ソフト自動更新装置に更新の可否を知らせる上記(1)乃至(4)のいずれかに記載のソフト自動更新装置に対する端末。
この構成により、ソフト自動更新装置に更新の可否を知らせることができる。
本発明によれば、端末の動作状況を取得しソフトウェアの更新の可否を判定する更新条件判定手段と、更新条件判定手段により更新可能と判定された端末に対してソフトウェアの更新を指示する更新制御手段とを備えているので、非使用状態にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係るソフト自動更新装置101A及び端末103の構成を示すブロック図である。図1において、ソフト自動更新装置101Aは、更新ソフト格納装置102と単一又は複数の端末103(図示では、単一)がネットワークで接続されているシステムにおける構成要素の一部である。
ソフト自動更新装置101Aは、監視対象となる端末103に格納されているソフトウェアのバージョンを管理しており、ネットワークを介したリモート制御により端末103の再起動を行う。更新ソフト格納装置102は、端末103に格納するための更新ソフト104を格納している。更新ソフト104は単一又は複数のファイルで構成されており、それぞれのファイルはバージョン番号を付与することによって管理されている。バージョン番号は、ファイル名の一部として埋め込まれている。端末103は、ソフト自動更新装置101Aから端末103の動作状態や再起動の要求を受け付け、ソフト自動更新装置101Aに対して動作状態を通知する。また、端末103は、更新ソフト格納装置102から更新ソフト104をダウンロードし、端末103内のソフトウェアを更新する。
ソフト自動更新装置101Aは、従来から存在している入力受付部105、状態監視部106、再起動指示部107、端末管理データ格納部108に加えて、更新制御部109、更新条件判定部110、端末状況データ格納部111を備えている。また、別途マウスやキーボードといった入力装置112が接続されている。入力受付部105は、入力装置112からの信号を受け付け、端末管理データ格納部108に対するデータの格納や更新制御部109に対するソフト更新作業の開始を伝える。状態監視部106は、動作状況の通知を端末103に要請し結果を取得する。再起動指示部107は、端末103に対して再起動の信号を送信する。更新制御部109は、状態監視部106、更新条件判定部110、再起動指示部107を制御し、管理対象となる全端末103にソフトウェア更新の要否を判定の上、ソフトウェア更新の指示を再起動指示部107に与える。更新条件判定部110は、端末103の動作状況からソフトウェアの更新の可否を判定する。
端末103は、状態通知部113、再起動処理部114、更新判定部115、更新実行部116、ソフトのバージョン格納部117を備えている。状態通知部113は、ソフト自動更新装置101Aからの要求に応じて端末103の動作状態を通知する。ソフトのバージョン格納部117は、端末103のソフトのバージョンをモジュール名毎に格納している。再起動処理部114は、ソフト自動更新装置101Aからの要求に応じて端末103を再起動させる。更新判定部115は、端末103の再起動時に更新ソフト格納装置102内の更新ソフト104のバージョンとソフトのバージョン格納部117内のソフトのバージョンを比較し、異なっていれば更新実行部116にソフトの更新を依頼する。更新実行部116は、更新ソフト格納装置102から更新ソフト104をダウンロードし、端末103内のソフトを更新する。
なお、上記の構成では、更新ソフト104のファイル名にバージョン番号を埋め込むことで、更新ソフト104のバージョンの識別を行っているが、更新ソフト104のファイル名とバージョン番号の対照データをソフト自動更新装置101Aと端末103にそれぞれ用意することで、更新ソフト104のバージョンを管理することも可能である。この場合、ソフト自動更新装置101A及び端末103は対象データに記載の情報を元に、端末103内のソフトのバージョンとの違いを確認することになる。
なお、上記の構成では、更新ソフト格納装置102はソフト自動更新装置101Aとは別に設けているが、ソフト自動更新装置101A内に含めるようにすることも可能である。
図2は、実施の形態1における端末管理データ格納部108及び端末状況データ格納部111にそれぞれ格納されるデータのテーブル構成を示す図である。
図2(a)に示すように、端末管理データ格納部108には、端末ID201、IPアドレス202、モジュールのバージョン番号203を格納する。端末ID201はソフト自動更新装置101Aの管理対象となる端末103の識別子である。IPアドレス202は端末103のIPアドレスでありソフト自動更新装置101Aから信号を送信する際に使用する。モジュールのバージョン番号203は、更新対象となるソフトウェアを構成するファイル(以下、モジュールと言う)の数だけ管理項目として用意し、モジュール毎に付与したバージョン番号を格納する。
図2(b)に示すように、端末状況データ格納部111には、端末ID204、状態205を格納する。端末ID204は端末管理データ格納部108における端末ID201と同一のデータである。状態205は、管理対象となる端末103が取りうる動作状態の数だけ管理項目として用意し、該当する状態の有無をオン/オフといった2値情報で表す。例えば、STBの場合はVOD状態、TV状態、Internet使用状態があり、TVを視聴しながらSTBに接続したノートPCでInternetを使用している場合は、オフ,オン,オンという情報が格納される。
なお、状態毎に管理するのではなく、各状態を2進数のビット値で表現しそのビット値を合わせた一つの数値で状態を表す方法も可能である。この場合、上記の例では「011」という値で状態を表し、端末状況データ格納部111における状態205欄には上記数値を格納することになる。
以上のように構成された実施の形態1に係るソフト自動更新装置101Aについて、図3を用いてその動作を説明する。
まず、ソフト更新の作業者(更新作業者)はソフト自動更新装置101Aの入力装置112により、図示しない画面上の更新ボタンを押下するといった操作でソフトの更新を開始する。入力装置112からの信号は、入力受付部105を介して更新制御部109に渡される。更新制御部109は、図3(a)に示すように、更新処理開始信号を受信すると(ステップS301)、端末管理データ格納部108から1レコード分の情報を取得する(ステップS302)。取得したレコードのモジュールのバージョン番号203と、更新ソフト格納装置102内の更新ソフト104のバージョン番号を比較し(ステップS303)、異なっていれば更新が必要であると判定する(YES)。更新が不要な場合(NO)は、端末管理データ格納部108から次のレコードの有無を確認し(ステップS308)、有る場合はレコード情報を取得して(ステップS302)次の端末103に対する判定を行う。無い場合は処理を終了する。
次に更新制御部109は、状態監視部106に対し更新が必要と判定した端末103の動作状況の取得を要請する(ステップS304)。状態監視部106は、端末管理データ格納部108から該当端末103のIPアドレス202を取得し、IPアドレス202を元に該当端末103に接続して動作状況の取得コマンドを送信する。送信したコマンドは端末103の状態通知部113で受信し、状態通知部113は端末103の動作状況を状態監視部106に返信する。状態監視部106は、動作状況を端末状況データ格納部111に格納し、処理の終了通知を更新制御部109に送る。更新制御部109は、更新条件判定部110に端末103が更新可能状態にあるか判定要請を行う(ステップS305)。更新条件判定部110は、図3(b)に示すように、更新制御部109からの更新可否判定信号を受信すると(ステップS321)、端末状況データ格納部111から対象端末103の状態205情報(ステータス情報)を取得し(ステップS322)、更新可能な状態か判定する(ステップS323)。例えば全状態がオフであれば更新可能と判定し、一部でも状態がオンであれば更新不可と判定する。更新条件判定部110は判定結果を、更新制御部109に対して、更新可能あるいは更新不可信号として送信する(ステップS324あるいはステップS325)。更新制御部109は図3(a)に示すように、判定結果を取得し(ステップS306)、更新不可能な状態と判定した場合は、次のレコード情報の有無を判定し(ステップS308)、有る場合は端末管理データ格納部108からレコード情報を取得して(ステップS302)次の端末103に対する判定を行う。無い場合は処理を終了する。
更新可能な状態と判定した場合(ステップS306、可能)は、更新制御部109は、再起動指示部107に対して対象端末103に再起動指示のコマンド送信を要請する(ステップS307)。その際、該当端末103のIPアドレスは更新制御部109が端末管理データ格納部108から取得したレコード情報から切り出し、再起動指示部107へ上記要請処理時に渡す。再起動指示部107は、更新制御部109から渡されたIPアドレスを元に端末103に接続して再起動実施コマンドを送信する。送信したコマンドは端末103の再起動処理部114で受信し、端末103を再起動する。
端末103は再起動時に更新判定部115が起動し、更新ソフト格納装置102に接続し、更新ソフト104のバージョン番号とソフトのバージョン格納部117内のバージョン番号を比較する。更新ソフト格納装置102との接続は、端末103内に更新ソフト格納装置102のIPアドレスを設定ファイル等により管理しておくことで実現できる。バージョン番号の比較は、更新ソフト104を構成する各モジュール名毎に行うことで可能となる。判定の結果、同じバージョン番号のモジュールは更新せず、異なるバージョン番号のモジュールのみ取得し、更新実行部116に渡す。また、ソフトのバージョン格納部117内の該当モジュールのバージョン番号を更新する。更新実行部116は、更新対象のモジュールを端末103内のモジュールと書き換える。書き換え完了後、状態通知部113が状態監視部106へ端末103内のソフトのバージョン情報を送信する。状態監視部106は、端末103から送られてきたバージョン情報で、端末管理データ格納部108の該当端末のレコードを更新する。
以上の処理を、更新制御部109は端末管理データ格納部108に格納されている最終レコードに到達するまで一通り行う。
このような実施の形態1に係るソフト自動更新装置101Aによれば、端末103の動作状況を元に更新の可否を判定し、更新可能な端末のみソフトウェアの更新を実行することにより、更新作業者がソフト自動更新装置101Aに張り付くことなく非使用状態にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことができる。
なお、上記の更新条件判定部110における判定方法は、端末103からのステータス情報が全てオフといった単純なロジックを使用しているが、TV視聴状態で有っても一定時間チャンネル操作が無ければ、TVをオン状態のまま外出又は就寝中であると判定し、更新可能とするといったことも可能である。その場合には、端末状況データ格納部111にてTVのチャンネルを切り替えてからの経過時間も合わせて管理することになる。ポイントは、端末103から取得した情報に基づき判定する点にあり、その情報の処理方法については特定しない。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2に係るソフト自動更新装置101Bについて、図4を用いてその動作を説明する。なお、実施の形態2に係るソフト自動更新装置101B及び端末103の構成については、実施の形態1に係るソフト自動更新装置101A及び端末103の構成と同一であり、その図示及び説明を省略する。また、図4において、上述した図3(a)と共通するステップには同一符号を付してその説明を省略する。
この実施の形態2は、実施の形態1とは処理の終了判定が異なる。図3(a)の処理フローでは、端末管理データ格納部108に格納されている端末情報を1レコードずつ処理し、最後に処理しているレコードが最終であれば処理を終了している(ステップS308)が、実施の形態2では、その後にもう一度端末管理データ格納部108を検索し、更新対象となる端末103の存在の有無を確認する(ステップS401)。存在しなければ全端末が更新されていることになるので処理を終了し、存在すれば該当するレコードから順に更新処理をやり直す。
このような実施の形態2に係るソフト自動更新装置101Bによれば、更新不可状態で処理を行わなかった端末103に対しても後から自動的に更新処理を行い、全端末の更新が完了するまで処理し続けることにより、更新作業者は1回の更新操作を行うのみで全端末の更新処理を行うことができる。
(実施の形態3)
図5は、本発明の実施の形態3に係るソフト自動更新装置101C及び端末103の構成を示すブロック図である。実施の形態3に係るソフト自動更新装置101Cにおいて、実施の形態1に係るソフト自動更新装置101Aとの違いは、ソフト自動更新装置101C内に更新ソフト格納装置102に対する端末103の接続台数を監視する接続数監視部501を設けた点である。なお、図5において上述した図1と共通する構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
以上のように構成された実施の形態3に係るソフト自動更新装置101Cについて、図6を用いてその動作を説明する。なお、図6において、上述した図3(a)と共通するステップには同一符号を付してその説明を省略する。図6(a)に示すように、図3(a)の端末103が更新対象であるか判定する(ステップS303)までは同じ処理であり、その後に更新制御部109は接続数監視部501に対して、更新ソフト格納装置102における端末103の同時接続台数がMAX値(最大値)を越えていないか確認する要請を行う(ステップS601)。接続数監視部501は、図6(b)に示すように、上記要請を行う信号を受信すると(ステップS621)、更新ソフト格納装置102にコマンドを発行することで端末の接続台数を取得する(ステップS622)。接続台数の取得は、OS付属のコマンドを使用することで行うことができ、例えばUNIXであればNETSTATコマンドで可能となる。取得した接続台数と同時接続台数のMAX値を比較し(ステップS623)、超える場合(YES)は更新不可信号を、超えない場合(NO)は更新可能信号を更新制御部109に送信する(ステップS624あるいはステップS625)。更新制御部109は、図6(a)に示すように、接続監視部501からの結果通知を元に接続可否を判定し(ステップS602)、接続が可能であれば、対象端末103の状態取得処理へと進む(ステップS304)。接続が不可能であれば一定時間処理を中断する(ステップS603)。中断時間は例えば更新ソフト104のダウンロードに要する時間を設定しておく。設定時間が経過した後、もう一度、更新制御部109は接続数監視部501に対して接続可否判定を要請する(ステップS601)。
このような実施の形態3に係るソフト自動更新装置101Cによれば、端末103が更新ソフト格納装置102と接続できる状態にあることを確認した上で更新処理を行うことにより、更新ソフト格納装置102に対する接続台数の超過によりソフトウェアのダウンロードの失敗を防止することができる。
(実施の形態4)
図7は、本発明の実施の形態4に係るソフト自動更新装置101D及び端末103の構成を示すブロック図である。実施の形態4に係るソフト自動更新装置101Dにおいて、実施の形態1に係るソフト自動更新装置101Aとの違いは、ソフト自動更新装置101D内に更新の進捗状況を更新作業者に通知する更新状況通知部701を設けた点である。なお、図7において上述した図1と共通する構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
以上のように構成された実施の形態4に係るソフト自動更新装置101Dについて、図8を用いてその動作を説明する。なお、図8において、上述した図3(a)と共通するステップには同一符号を付してその説明を省略する。更新状況通知部701は、図8(b)に示すように、更新制御部109から更新状況通知信号を受信すると(ステップS821)、端末管理データ格納部108のバージョン番号情報203を元に、更新済み端末一覧と処理残端末一覧の集計(更新状況データの作成)を行う(ステップS822)。集計結果は、あらかじめ登録されている更新作業者のメールアドレスにe−Mailで送信する(ステップS823)。更新制御部109は、図8(a)に示すように、最終レコードまで一巡した時点で更新状況通知部701を起動する(ステップS801)。また、管理対象の全端末に対する更新処理が完了した時点でも更新状況通知部701を起動する(ステップS802)。
なお、更新状況通知部701の起動は、上記タイミングに限定されるものではなく、全端末に対する更新処理が完了した時点のみに実行することも、1端末終了する毎に実行することもでき、運用に応じたタイミングでの実行が可能である。
このような実施の形態4に係るソフト自動更新装置101Dによれば、更新状況をメール送信で更新作業者に通知することにより、更新作業者は更新状況を現場から離れた場所で確認することができ、ソフト自動更新装置101Dを常に監視するといった作業が不要となる。
(実施の形態5)
図9は、本発明の実施の形態5に係るソフト自動更新装置101E及び端末103Eの構成を示すブロック図である。実施の形態5に係る端末103Eにおいて、実施の形態1に係る端末103との違いは、端末103E内に更新可能状況を判定する端末状況判定部901を設けた点である。なお、図9において上述した図1と共通する構成部分には同一符号を付してその説明を省略する。
以上のように構成された実施の形態5に係るソフト自動更新装置101E及び更新対象端末103Eについて、図10を用いてその動作を説明する。端末状況判定部901は、状態通知部113が状態監視部106からの要請により端末103Eの動作状態を返すタイミングで起動する。端末状況判定部901は、図10に示すように、状態通知部113から状況判定要請信号を受信すると(ステップS1001)、端末103の動作状態を取得する(ステップS1002)。取得した状態に対して更新作業(ソフトウェアの更新作業)を受け入れることができる状態にあるか判定し(ステップS1003)、更新が可能な状態であれば状態通知部113に更新可能信号を送信する(ステップS1004)。不可能な場合は、状態通知部113に更新不可信号を送信する(ステップS1005)。状態通知部113は端末状況判定部901からの信号を状態監視部106に通知する。状態監視部106は状態通知部113からの結果を端末状況データ格納部111に状態(ステータス)情報205として格納する。更新条件判定部110は、更新可能状態の判定を行う必要はなく、端末状況データ格納部111の状態情報205を更新制御部109に渡し、更新制御部109は状態情報205が「可能」であれば再起動指示の処理へ進み、「不可」であれば次の端末103に対する処理に移行する。
このような実施の形態5に係るソフト自動更新装置101E及び更新対象端末103Eによれば、端末103E側で更新の可否を判定してソフト自動更新装置101Eに通知するため、端末103Eの機種の違いや機能拡張による端末103E内のステータスの変更が行われても、ソフト自動更新装置101E側の構成を変更することなくソフトの自動更新が可能となる。
本発明は、非使用状態にある端末の抽出からソフトウェアの更新までを自動的に行うことができるという効果を有し、搭載ソフトウェアを更新することで機能の更新又は追加が可能な単一又は複数の端末に対してネットワークを介してソフトウェアを自動的に更新するソフト自動更新装置などに適用可能である。
本発明の実施の形態1に係るソフト自動更新装置及び端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1における端末管理データ格納部及び端末状況データ格納部にそれぞれ格納されるデータのテーブル構成を示す図 本発明の実施の形態1に係るソフト自動更新装置の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態2に係るソフト自動更新装置の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態3に係るソフト自動更新装置及び端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3に係るソフト自動更新装置の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態4に係るソフト自動更新装置及び端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態4に係るソフト自動更新装置の動作を説明するためのフローチャート 本発明の実施の形態5に係るソフト自動更新装置及び端末の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態5に係るソフト自動更新装置及び端末の動作を説明するためのフローチャート
符号の説明
101A〜101E ソフト自動更新装置
102 更新ソフト格納装置
103、103E 端末
104 更新ソフト
105 入力受付部
106 状態監視部
107 再起動指示部
108 端末管理データ格納部
109 更新制御部
110 更新条件判定部
111 端末状況データ格納部
112 入力装置
113 状態通知部
114 再起動処理部
115 更新判定部
116 更新実行部
501 接続数監視部
701 更新状況通知部
901 端末状況判定部

Claims (5)

  1. ネットワークに接続された端末に組み込まれているソフトウェアのバージョンを管理し前記バージョンに応じて前記ソフトウェアを自動的に更新するソフト自動更新装置であって、
    前記端末の動作状況を取得しソフトウェアの更新の可否を判定する更新条件判定手段と、
    前記更新条件判定手段により更新可能と判定された端末に対して前記ソフトウェアの更新を指示する更新制御手段とを備え、
    非使用状態にある端末を抽出し前記ソフトウェアの更新を自動的に行うソフト自動更新装置。
  2. 前記更新制御手段は、ネットワークに接続された全端末に対して前記ソフトウェアの更新が完了するまで更新処理を繰り返して行う請求項1に記載のソフト自動更新装置。
  3. 更新ソフトウェアが格納されている更新ソフト格納装置から前記端末に対するダウンロード数が前記更新ソフト格納装置への同時接続台数の最大値を超過していないことを監視し、端末の接続数を自動制御する接続数監視手段を備える請求項1又は請求項2に記載のソフト自動更新装置。
  4. 前記ソフトウェアの更新の進捗状況を更新作業者に通知する更新状況通知手段を備える請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のソフト自動更新装置。
  5. 前記ソフト自動更新装置にネットワークで接続されている端末であって、
    端末の動作状況から前記ソフトウェアの更新可否を判定する端末状況判定手段を備え、
    前記ソフト自動更新装置に更新の可否を知らせる請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のソフト自動更新装置に対する端末。
JP2005141489A 2005-05-13 2005-05-13 ソフト自動更新装置及び端末 Withdrawn JP2006318293A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141489A JP2006318293A (ja) 2005-05-13 2005-05-13 ソフト自動更新装置及び端末

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005141489A JP2006318293A (ja) 2005-05-13 2005-05-13 ソフト自動更新装置及び端末

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2006318293A true JP2006318293A (ja) 2006-11-24

Family

ID=37538902

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005141489A Withdrawn JP2006318293A (ja) 2005-05-13 2005-05-13 ソフト自動更新装置及び端末

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2006318293A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186294A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toshiba Corp ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新システム
JP2008293258A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp リモートメンテナンスシステム
JP2010170360A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Brother Ind Ltd 画像出力装置および画像出力システム
JP2010198366A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Olympus Medical Systems Corp 医療業務支援装置
JP2012014422A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Sony Corp 端末装置更新方法、データ書込装置及び端末装置
US8346897B2 (en) 2008-02-25 2013-01-01 Jon Jaroker System and method for deploying and maintaining software applications
JP2014013484A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Sharp Corp プログラム更新システム
JP2014130632A (ja) * 2014-03-06 2014-07-10 Ricoh Co Ltd プログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、プログラム導入支援プログラム、記録媒体、及びインストール方法
JP2017117399A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 アイコム株式会社 ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム
CN114982204A (zh) * 2020-01-22 2022-08-30 发那科株式会社 工业机械的控制装置

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008186294A (ja) * 2007-01-30 2008-08-14 Toshiba Corp ソフトウェア更新装置及びソフトウェア更新システム
JP2008293258A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Hitachi Omron Terminal Solutions Corp リモートメンテナンスシステム
US8346897B2 (en) 2008-02-25 2013-01-01 Jon Jaroker System and method for deploying and maintaining software applications
US8938523B2 (en) 2008-02-25 2015-01-20 Jon Jaroker System and method for deploying and maintaining software applications
JP2010170360A (ja) * 2009-01-23 2010-08-05 Brother Ind Ltd 画像出力装置および画像出力システム
JP2010198366A (ja) * 2009-02-25 2010-09-09 Olympus Medical Systems Corp 医療業務支援装置
JP2012014422A (ja) * 2010-06-30 2012-01-19 Sony Corp 端末装置更新方法、データ書込装置及び端末装置
JP2014013484A (ja) * 2012-07-04 2014-01-23 Sharp Corp プログラム更新システム
JP2014130632A (ja) * 2014-03-06 2014-07-10 Ricoh Co Ltd プログラム導入支援装置、プログラム導入支援システム、プログラム導入支援方法、プログラム導入支援プログラム、記録媒体、及びインストール方法
JP2017117399A (ja) * 2015-12-25 2017-06-29 アイコム株式会社 ファームウェア更新装置、ファームウェア更新方法およびプログラム
CN114982204A (zh) * 2020-01-22 2022-08-30 发那科株式会社 工业机械的控制装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2006318293A (ja) ソフト自動更新装置及び端末
EP2712119B1 (en) Abnormality handling method, device and client
EP2328088A1 (en) Home network system, gateway device, and firmware update method
US20070245347A1 (en) Installation method and communication apparatus
JP6167736B2 (ja) 情報処理装置、サーバ装置、情報処理方法及びプログラム
JPH11249900A (ja) コンピュータシステム、同システムのブート方法および記録媒体
US20070266120A1 (en) System and method for handling instructions in a pre-boot execution environment
JP7013165B2 (ja) 管理装置、管理装置の制御方法、及びプログラム
US10175971B2 (en) Distribution system, distribution method, and program
US10063720B2 (en) Relay server enabling resumption of remote support, method of controlling the same, communication system and storage medium
JP6396365B2 (ja) 情報処理システム、情報処理装置およびデータ取得方法
JP2016212855A (ja) 情報処理システム、情報処理装置および情報処理方法
US20090254641A1 (en) Network card capable of remote boot and method thereof
CN115048073A (zh) 一种应用管理方法及显示设备
JP2003029996A (ja) サーバ・システム、クライアント・システム、ソフトウェアストリーミング方法及びプログラム
CN105988752A (zh) 信息处理装置和信息处理系统
JP2013068987A (ja) ゲートウェイ装置、ファームウェア配信システム、及び情報配信方法
JP3997735B2 (ja) 処理システムおよび処理装置
JP2016091201A (ja) 情報処理装置、同期制御方法、及びプログラム
JP2000155710A (ja) ネットワークコンピュータおよびそのネットワークコンピュータにおける同期処理方法
JPWO2007091310A1 (ja) コンピュータシステム、サーバ、コンピュータ端末及びプログラム
US8499130B2 (en) Information processing apparatus, information processing method, and recording medium that records history information control program
CN114584463A (zh) 一种服务器管理方法、系统、装置及计算机可读存储介质
JP4835511B2 (ja) ホームネットワークシステム
JP2000339064A (ja) ネットワーク装置及びネットワーク用端末装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20071113

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071120

A300 Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080805