JP2000155379A - 画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ - Google Patents

画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ

Info

Publication number
JP2000155379A
JP2000155379A JP10329290A JP32929098A JP2000155379A JP 2000155379 A JP2000155379 A JP 2000155379A JP 10329290 A JP10329290 A JP 10329290A JP 32929098 A JP32929098 A JP 32929098A JP 2000155379 A JP2000155379 A JP 2000155379A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
subject
image data
spectral reflectance
infrared region
image processing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10329290A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsutoshi Sawada
勝利 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Konica Minolta Inc filed Critical Konica Minolta Inc
Priority to JP10329290A priority Critical patent/JP2000155379A/ja
Publication of JP2000155379A publication Critical patent/JP2000155379A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)
  • Control Of Exposure In Printing And Copying (AREA)
  • Studio Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 深みのある画像データやプリントを作成でき
る画像処理を実現する。 【解決手段】 被写体から得られた画像データと該被写
体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写体
の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記画
像データを分類し、該分類に応じて前記画像データに所
定の補正をする画像処理部12を備えた、ことを特徴と
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理方法、プリ
ント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理シス
テム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラに関
し、特に、可視領域以外の光を画像の再現に利用する技
術に関する。
【0002】
【従来の技術】銀塩フィルムによる撮影や、固体撮像素
子を用いた撮像において、通常の場合は可視光を用い
て、被写体の画像を得るようにしていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の場合、可視光に
含まれるR,G,BやY,M,Cなど特定の成分の光を
受けることで、カラー画像の再現を行っていた。すなわ
ち、可視領域の全ての成分を利用しているわけではな
い。さらに、可視領域以外の波長、たとえば、赤外領域
の光などについては、特殊な赤外線撮影などの場合を除
けば、利用していなかった。
【0004】このような理由で、実際に人間の視覚によ
り認識される風景などと、ビデオカメラや写真カメラな
どで再現される画像との間には、画像の深みなどの点に
おいて若干の違いが生じていた。
【0005】本発明は上記技術的課題に鑑みてなされた
ものであって、従来は利用していなかった可視領域以外
の分光反射率を参照することで、再現する画像の深みを
増すことが可能な画像処理方法、プリント方法、画像処
理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシ
ステム、写真フィルム及びカメラを提供することを目的
とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】すなわち、上記課題を解
決する本願発明は以下に述べるようなものである。 (1)第1の発明は、被写体から得られた画像データか
ら、被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、該推定さ
れた被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて前記画像
データを補正する、ことを特徴とする画像処理方法、画
像処理装置、および画像処理システムである。
【0007】この発明では、画像データより推定した被
写体の赤外領域の分光反射率に基づいて、画像データの
所定の成分について補正することにより、従来より深み
のある画像データを再現することが可能になる。
【0008】(2)第2の発明は、被写体から得られた
画像データから、被写体の赤外領域の分光反射率を推定
し、該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づ
いて前記画像データを分類し、該分類に応じて前記画像
データに所定の補正をする、ことを特徴とする画像処理
方法、画像処理装置、および画像処理システムである。
【0009】この発明では、画像データより推定した被
写体の赤外領域の分光反射率に基づいて、画像データを
分類した後に所定の成分について補正することにより、
従来より深みのある画像データを再現することが可能に
なる。
【0010】(3)第3の発明は、被写体から得られた
画像データと該被写体の赤外領域の分光反射率に関する
情報とから、前記画像データを被写体の赤外領域の分光
反射率に関する情報に基づいて補正する、ことを特徴と
する画像処理方法、画像処理装置、および画像処理シス
テムである。
【0011】この発明では、外部から与えられる被写体
の赤外領域の分光反射率の情報を利用し、画像データの
所定の成分について補正することにより、従来より深み
のある画像データを再現することが可能になる。
【0012】(4)第4の発明は、被写体から得られた
画像データと該被写体の赤外領域の分光反射率に関する
情報とから、被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
報に基づいて前記画像データを分類し、該分類に応じて
前記画像データに所定の補正をする、ことを特徴とする
画像処理方法、画像処理装置、および画像処理システム
である。
【0013】この発明では、外部から与えられる被写体
の赤外領域の分光反射率の情報を利用し、画像データを
分類した後に所定の成分について補正することにより、
従来より深みのある画像データを再現することが可能に
なる。
【0014】(5)第5の発明は、被写体から得られた
画像データから、被写体の赤外領域の分光反射率を推定
し、該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づ
いて前記画像データを補正し、該補正された画像データ
に基づいてプリントを作成する、ことを特徴とするプリ
ント方法、プリント装置、およびプリントシステムであ
る。
【0015】この発明では、画像データより推定した被
写体の赤外領域の分光反射率に基づいて、画像データの
所定の成分について補正してプリントすることにより、
従来より深みのあるプリントを作成することが可能にな
る。
【0016】(6)第6の発明は、被写体から得られた
画像データから、被写体の赤外領域の分光反射率を推定
し、該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づ
いて前記画像データを分類し、該分類に応じて前記画像
データに所定の補正をし、該補正された画像データに基
づいてプリントを作成する、ことを特徴とするプリント
方法、プリント装置、およびプリントシステムである。
【0017】この発明では、画像データより推定した被
写体の赤外領域の分光反射率に基づいて、画像データを
分類した後に所定の成分について補正してプリントする
ことにより、従来より深みのあるプリントを作成するこ
とが可能になる。
【0018】(7)第7の発明は、被写体から得られた
画像データと該被写体の赤外領域の分光反射率に関する
情報とから、前記画像データを被写体の赤外領域の分光
反射率に関する情報に基づいて補正し、該補正された画
像データに基づいてプリントを作成する、ことを特徴と
するプリント方法、プリント装置、およびプリントシス
テムである。
【0019】この発明では、外部から与えられる被写体
の赤外領域の分光反射率の情報を利用し、画像データの
所定の成分について補正してプリントすることにより、
従来より深みのあるプリントを作成することが可能にな
る。
【0020】(8)第8の発明は、被写体から得られた
画像データと該被写体の赤外領域の分光反射率に関する
情報とから、被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
報に基づいて前記画像データを分類し、該分類に応じて
前記画像データに所定の補正をし、該補正された画像デ
ータに基づいてプリントを作成する、ことを特徴とする
プリント方法、プリント装置、およびプリントシステム
である。
【0021】この発明では、外部から与えられる被写体
の赤外領域の分光反射率の情報を利用し、画像データを
分類した後に所定の成分について補正してプリントする
ことにより、従来より深みのあるプリントを作成するこ
とが可能になる。
【0022】(9)なお、(1)〜(8)において、前
記被写体から得られた画像データは、前記被写体を記録
しているカラー写真フィルムについて光電変換による撮
像をすることにより得られたものとすることができる。
【0023】(10)また、(1)〜(8)において、
前記被写体から得られた画像データは、前記被写体を記
録しているカラー写真プリントについて光電変換による
撮像をすることにより得られたものとすることができ
る。
【0024】(11)また、(1)〜(8)において、
前記被写体から得られた画像データは、前記被写体につ
いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
とすることができる。
【0025】(12)また、(3),(4),(7),
(8)において、前記被写体の赤外領域の分光反射率に
関する情報を、前記被写体を記録しているカラー写真フ
ィルムのいずれかの部分に記録することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態例を
詳細に説明する。 <画像処理システムおよびプリントシステムの構成
(1)>まず、図1を参照して本実施の形態例で使用す
る画像処理システムおよびプリントシステムの全体構成
について説明する。なお、この図1は本発明の実施の形
態例の全体の電気的な概略構成を示す機能ブロック図で
ある。
【0027】この図1において、10は本実施の形態例
の画像処理システムであり、データ入力部11と画像処
理部12と画像データ保管部13とから構成される。こ
こで、データ入力部11は外部のカメラやスキャナから
の画像データと被写体の赤外領域の分光反射率に関する
情報(以下、図面では赤外情報と省略する)とを受ける
入力手段である。なお、画像データと被写体の赤外領域
の分光反射率に関する情報とは一体として入力される場
合と、別個に入力される場合とのいずれであってもよい
ものとする。
【0028】12は被写体の赤外領域の分光反射率に関
する情報に基づいて画像データに所定の補正を実行する
画像処理部、13は画像データと被写体の赤外領域の分
光反射率に関する情報とを関連付けして保管する画像デ
ータ保管部である。
【0029】また、20は画像処理システム10とプリ
ンタ21とから構成されるプリントシステムである。こ
こで、プリンタ21は補正された画像データをプリント
するか、または、画像データと共に補正コマンドを受け
て所定の補正を伴った画像展開を行ってプリントするも
のである。
【0030】また、図2は撮影時に被写体の赤外領域の
分光反射率に関する情報を得ることが可能なカメラの概
略構成を示す説明図である。ここで、図2(a)は銀塩
フィルムを使用するカメラ30の概略構成を示してお
り、結像手段としてのレンズ31、記録媒体としてのフ
ィルム32、被写体からの赤外領域の反射光を得るため
にカメラ前面に設けられたセンサレンズ33、被写体か
らの赤外領域の反射光を光電変換して被写体の赤外領域
の分光反射率に関する情報を生成するIRセンサ34、
被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報を記録する
制御を行う制御部35、被写体の赤外領域の分光反射率
に関する情報をフィルム32の磁気記録層に書き込む書
込部36を備えている。
【0031】また、図2(b)は固体撮像素子を使用す
るディジタルカメラ40の概略構成を示しており、結像
手段としてのレンズ41、受像手段としてのCCD4
2、被写体からの赤外領域の反射光を得るためにカメラ
前面に設けられたセンサレンズ43、被写体からの赤外
領域の反射光を光電変換して被写体の赤外領域の分光反
射率に関する情報を生成するIRセンサ44、被写体の
赤外領域の分光反射率に関する情報を画像データと共に
所定のフォーマットで記録あるいは出力する信号処理部
45を備えている。
【0032】なお、この図2ではレンズ31と33、4
1と43とを別体に構成したものを示したが、単一のレ
ンズを通過した光束をハーフミラーなどで分岐するよう
にしてもよい。
【0033】また、この図2ではカメラ内部に被写体の
赤外領域の分光反射率に関する情報を検出する検出手段
を設けた場合を示したが、被写体の赤外領域の分光反射
率に関する情報を検出するスポットメーターのような検
出器を、通常のカメラと組み合わせて使用することも可
能である。
【0034】また、図3は緑葉と赤い花についての分光
反射率の特性を示す特性図である。一般に400nm〜7
00nmが可視領域であり、700nmより長波長側が赤外
領域である。そして、カラー銀塩フィルムの青・緑・赤
の各感光層における感度分布を参考までに示している。
【0035】ここで、緑葉に関しては、可視領域におい
ては550nm程度の緑色部分に分光反射率のピークを有
している。この緑色部分の分光反射率のピークによっ
て、銀塩フィルムやCCDにおいて、緑色の画像が再現
されている。そして、今までは利用されていなかった
が、740nm以上の赤外領域の波長において、可視領域
よりも高い分光反射率を有している。
【0036】同様に、赤い花に関しては、可視領域にお
いては650nm以上の赤色部分に分光反射率の高い領域
を有している。この赤色部分の分光反射率の高い領域に
よって、銀塩フィルムやCCDにおいて、赤色の画像が
再現されている。そして、今までは利用されていなかっ
たが、700nm以上の赤外領域の波長においても、可視
領域の赤色と同様に高い分光反射率を有している。
【0037】<画像処理システムおよびプリントシステ
ムの動作(1)>ここで、図4のフローチャートを参照
して、本発明の実施の形態例の動作説明を行う。
【0038】まず、画像データを取得する(図4S
1)。この場合、カメラ30でフィルム32に撮影され
た画像については、所定のスキャナにより読み取りを行
って、データ入力部11に入力する。この場合、スキャ
ナにおいては、フィルム32の画像記録面の画像読み取
りと、磁気記録層からの被写体の赤外領域の分光反射率
に関する情報の読み取りとを並行して行う。また、ディ
ジタルカメラ40で撮影された画像については、信号処
理部45からの画像データと被写体の赤外領域の分光反
射率に関する情報とを、データ入力部11に入力する。
なお、被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報を検
出する検出器を、通常のカメラと組み合わせて使用した
場合にも、両方の情報をデータ入力部11に入力する。
【0039】また、既にプリントされた画像をスキャナ
で読み取って画像データとすることも可能である。この
場合には、撮影時に得た被写体の赤外領域の分光反射率
に関する情報を保持しておき、スキャナの読み取り結果
と並行してデータ入力部11に入力すればよい。
【0040】ここで、画像データと被写体の赤外領域の
分光反射率に関する情報とは、データ入力部11から画
像処理部12に伝達される。なお、図2のIRセンサ3
4やIRセンサ44または図示されていない検出器が2
次元のイメージセンサであると、画像データが図5
(a)のように花,人物,樹木である場合には、被写体
の赤外領域の分光反射率に関する情報は図5(b)のよ
うになる。すなわち、ここでは、花および葉,樹木の葉
の部分で赤外領域の分光反射率が高くなっており(図3
参照)、図5(b)のハッチングで示すような検出結果
が得られる。また、IRセンサ34,44や図示されて
いない検出器が、1受光素子で構成されている場合に
は、図6(b)のように、被写体の赤外領域の分光反射
率に関する情報(赤外情報)が“有”となる。
【0041】そして、画像処理部12は画像データと被
写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とに基づい
て、画像データの分類を行う(図4S3)。たとえば、
あらかじめ、場所、季節、天候、時刻、被写体、撮影距
離などの撮影条件を変えて、風景、人物、草花などの撮
影ジャンルに関して、複数の撮影結果から赤外情報の有
無を検出し、この赤外情報に基づく補正で良好な結果が
得られるような関係を求めておき、画像のパターンの分
類とその分類における望ましい補正とを求めておく。そ
して、使用者が撮影した画像と、予め作成したパターン
との比較により、分類を行うようにすればよい。なお、
予め作成した分類に合致しないような場合には、いくつ
かの条件が近いものに当てはめるか、または、後述する
補正を行わないようにしてもよい。
【0042】そして、以上の分類によって分けられた画
像データについて、画像処理部12は分類に応じた所定
の補正処理を行う(図4S4)。図5に示した例では、
図5(a)の画像データについて、図5(b)の被写体
の赤外領域の分光反射率に関する情報に応じて、図5
(c)のハッチングに示す部分について色や彩度の強調
処理や濃度変更処理を行う。
【0043】図6に示した例では、被写体の赤外領域の
分光反射率に関する情報“有”であるので、画像データ
に含まれる緑葉や赤い花などを画像処理により抽出し
て、該当する領域部分について色や彩度の強調処理や濃
度変更処理を行うようにする。
【0044】また、上述した分類の結果に応じて、色や
彩度の強調処理、濃度変更処理のパターンやパラメータ
を変更する。この場合、分類結果と処理内容との対応テ
ーブルを画像処理部12に予め設けておくようにする。
【0045】以上が画像処理システム10での処理であ
り、プリントをする場合には、補正された画像データを
プリンタ21によりプリントする(図4S5)。なお、
分類を画像処理部12で行って、画像データと補正指示
とをプリンタ21に伝えるようにしてもよい。そして、
プリンタ21での画像展開時に必要な補正を行うように
してもよい。また、被写体の赤外領域の分光反射率に関
する情報が存在しない場合には、何ら補正をすることな
く、プリントを実行する(図4S2でNO→図4S
5)。
【0046】また、画像処理部12の画像処理速度とプ
リンタ12のプリント速度とに違いがある場合には、必
要に応じて、補正された画像データを画像データ保管部
13に保管しておけばよい。
【0047】また、以上の実施の形態例では分類に応じ
て補正処理を変更するものとしたが、分類を省略して被
写体の赤外領域の分光反射率に関する情報の有無に応じ
て一義的に補正の内容を決定してもよい。
【0048】また、以上の実施の形態例では画像保管部
12を設けて画像処理システム10を構成していたが、
必要に応じて画像データ保管部12を省略し、データ入
力部11と画像処理部12とによって画像処理装置を構
成してもよい。
【0049】以上のように、従来は利用されていなかっ
た可視領域以外の光を参照して画像データを補正するこ
とで、従来より深みのある画像データやプリントを作成
することが可能になる。
【0050】<画像処理システムおよびプリントシステ
ムの構成(2)>図7を参照して画像処理システムおよ
びプリントシステムの全体構成の第2の実施の形態例に
ついて説明する。なお、この図7は本発明の実施の形態
例の全体の電気的な概略構成を示す機能ブロック図であ
る。
【0051】この図7において、既に説明した図1と同
一物についての重複した説明は省略する。図1に示した
第1の実施の形態例と異なる点は、赤外情報推定部14
がスキャナやディジタルカメラからの画像データを受け
て、被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報(図7
においては赤外情報)を推定して生成することである。
【0052】<画像処理システムおよびプリントシステ
ムの動作(2)>ここで、図8のフローチャートを参照
して、第2の実施の形態例の動作説明を行う。
【0053】まず、画像データを取得する(図8S
1)。この場合、通常のカメラで銀塩フィルムに撮影さ
れた画像については、所定のスキャナにより読み取りを
行って、赤外情報推定部14に入力する。また、プリン
トや印刷物についても、同様にスキャナで読み取って、
赤外情報推定部14に入力する。また、ディジタルカメ
ラで撮影された画像についても、画像データを赤外情報
推定部14に入力する。
【0054】ここで、赤外情報推定部14が、画像デー
タから被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報(赤
外情報)を推定することにより生成する(図8S2)。
被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とは、この
実施の形態例では、特に赤外領域において高い分光反射
率の情報を意味する。既に図3に示したように、被写体
の赤外領域の分光反射率に関する情報については、緑葉
や赤い花について特有の分光反射率を有する。そこで、
画像データの可視領域の分光反射率から緑葉や赤い花な
どの領域を検出し、その部分では赤外領域で高い分光反
射率を有するものとして扱うことにする。たとえば、図
9(a)のような画像データが存在した場合、赤い花や
緑葉(花の葉部分や樹木の葉部分)を図9(b)のよう
に抽出する。
【0055】そして、画像データと、画像データから推
定された被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報と
は、赤外情報推定部14から画像処理部12に伝達され
る。さらに、画像処理部12は画像データと被写体の赤
外領域の分光反射率に関する情報とに基づいて、画像デ
ータの分類を行う(図8S4)。
【0056】なお、第1の実施の形態例で説明したのと
同様に、たとえば、あらかじめ、場所、季節、天候、時
刻、被写体、撮影距離などの撮影条件を変えて、風景、
人物、草花などの撮影ジャンルに関して、複数の撮影結
果から赤外情報の有無を検出し、この赤外情報に基づく
補正で良好な結果が得られるような関係を求めておき、
画像のパターンの分類とその分類における望ましい補正
とを求めておく。そして、使用者が撮影した画像と、予
め作成したパターンとの比較により、分類を行うように
すればよい。なお、予め作成した分類に合致しないよう
な場合には、いくつかの条件が近いものに当てはめる
か、または、後述する補正を行わないようにしてもよ
い。
【0057】そして、以上の分類によって分けられた画
像データについて、画像処理部12は分類に応じた所定
の補正処理を行う(図8S5)。図9に示した例では、
図9(a)の画像データについて、図9(b)の推定さ
れた被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報に応じ
て、図9(c)のハッチングに示す部分について色や彩
度の強調処理や濃度変更処理を行う。
【0058】また、上述した分類の結果に応じて、色や
彩度の強調処理、濃度変更処理のパターンやパラメータ
を変更する。この場合、分類結果と処理内容との対応テ
ーブルを画像処理部12に予め設けておくようにする。
【0059】以上が画像処理システム10での処理であ
り、プリントをする場合には、補正された画像データを
プリンタ21によりプリントする(図8S6)。なお、
分類を画像処理部12で行って、画像データと補正指示
とをプリンタ21に伝えるようにしてもよい。そして、
プリンタ21での画像展開時に必要な補正を行うように
してもよい。また、被写体の赤外領域の分光反射率に関
する情報が存在しない、あるいは推定できない場合に
は、何ら補正をすることなく、プリントを実行する(図
8S3でNO→図8S6)。
【0060】また、画像処理部12の画像処理速度とプ
リンタ12のプリント速度とに違いがある場合には、必
要に応じて、補正された画像データを画像データ保管部
13に保管しておけばよい。
【0061】また、以上の実施の形態例では分類に応じ
て補正処理を変更するものとしたが、分類を省略して被
写体の赤外領域の分光反射率に関する情報の有無に応じ
て一義的に補正の内容を決定してもよい。
【0062】また、以上の実施の形態例では画像保管部
12を設けて画像処理システム10を構成していたが、
必要に応じて画像データ保管部12を省略し、赤外情報
推定部14と画像処理部12とによって画像処理装置を
構成してもよい。
【0063】以上のように、従来は利用されていなかっ
た可視領域以外の光を推定して生成することによって参
照し、この推定した情報によって画像データを補正する
ことで、従来より深みのある画像データやプリントを作
成することが可能になる。
【0064】<その他の実施の形態例>以上の実施の形
態例におけるフィルム32とカメラ30の説明では、フ
ィルム32の磁気記録層に被写体の赤外領域の分光反射
率に関する情報を書き込むようにしていたが、これに限
定されるものではない。たとえば、フィルム32の収容
部(パトローネまたはカートリッジ)に記録媒体を設け
て記録するようにしてもよい。また、記録方式は磁気記
録に限られるものではなく、メモリや光記録媒体などを
設けてもよい。また、フィルムの画像記録面に新たな記
録層を設けて、被写体の赤外領域の分光反射率に関する
情報を画像に重畳して記録するようにしてもよい。
【0065】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
可視領域の撮影の際に、従来は利用されていなかった可
視領域以外の赤外領域の分光反射率を参照し、この赤外
領域の分光反射率によって画像データを補正すること
で、従来より深みのある画像データやプリントを作成す
ることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態例で使用する銀塩カ
メラとディジタルカメラの概略構成を示す構成図であ
る。
【図3】本発明の実施の形態例に参照する被写体の赤外
領域の分光反射率に関する情報の特性の一例を示す特性
図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第1の実施の形態例の処理状態を示す
説明図である。
【図6】本発明の第1の実施の形態例の処理状態を示す
説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例の構成を示すブロ
ック図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【図9】本発明の第2の実施の形態例の処理状態を示す
説明図である。
【符号の説明】
10 画像処理システム 11 データ入力部 12 画像処理部 13 画像データ保管部 20 プリントシステム 21 プリンタ 30 カメラ 40 ディジタルカメラ

Claims (68)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体から得られた画像データから、被
    写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを補正する、ことを特徴とする画像処理
    方法。
  2. 【請求項2】 被写体から得られた画像データから、被
    写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正をする、こ
    とを特徴とする画像処理方法。
  3. 【請求項3】 前記被写体から得られた画像データが、
    前記被写体を記録しているカラー写真フィルムについて
    光電変換による撮像をすることにより得られたものであ
    る、ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  4. 【請求項4】 前記被写体から得られた画像データが、
    前記被写体を記録しているカラー写真プリントについて
    光電変換による撮像をすることにより得られたものであ
    る、ことを特徴とする請求項1または請求項2のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  5. 【請求項5】 前記被写体から得られた画像データが、
    前記被写体について光電変換による撮像をすることによ
    り得られたものである、ことを特徴とする請求項1また
    は請求項2のいずれかに記載の画像処理方法。
  6. 【請求項6】 被写体から得られた画像データと該被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、前記画
    像データを被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報
    に基づいて補正する、ことを特徴とする画像処理方法。
  7. 【請求項7】 被写体から得られた画像データと該被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写体
    の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記画
    像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正をする、こ
    とを特徴とする画像処理方法。
  8. 【請求項8】 前記被写体から得られた画像データが、
    前記被写体を記録しているカラー写真フィルムについて
    光電変換による撮像をすることにより得られたものであ
    る、ことを特徴とする請求項6または請求項7のいずれ
    かに記載の画像処理方法。
  9. 【請求項9】 前記被写体の赤外領域の分光反射率に関
    する情報が、前記被写体を記録しているカラー写真フィ
    ルムに記録されたものである、ことを特徴とする請求項
    8に記載の画像処理方法。
  10. 【請求項10】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項6または請求項7のい
    ずれかに記載の画像処理方法。
  11. 【請求項11】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項6
    または請求項7のいずれかに記載の画像処理方法。
  12. 【請求項12】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント方法。
  13. 【請求項13】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント方法。
  14. 【請求項14】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項12または請求項13
    のいずれかに記載のプリント方法。
  15. 【請求項15】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項12または請求項13
    のいずれかに記載のプリント方法。
  16. 【請求項16】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項1
    2または請求項13のいずれかに記載のプリント方法。
  17. 【請求項17】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、前記
    画像データを被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
    報に基づいて補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント方法。
  18. 【請求項18】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記
    画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント方法。
  19. 【請求項19】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項17または請求項18
    のいずれかに記載のプリント方法。
  20. 【請求項20】 前記被写体の赤外領域の分光反射率に
    関する情報が、前記被写体を記録しているカラー写真フ
    ィルムについて光電変換による撮像をすることにより得
    られたものである、ことを特徴とする請求項19に記載
    のプリント方法。
  21. 【請求項21】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項17または請求項18
    のいずれかに記載のプリント方法。
  22. 【請求項22】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項1
    7または請求項18のいずれかに記載のプリント方法。
  23. 【請求項23】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを補正する、ことを特徴とする画像処理
    装置。
  24. 【請求項24】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正をする、こ
    とを特徴とする画像処理装置。
  25. 【請求項25】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項23または請求項24
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  26. 【請求項26】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項23または請求項24
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  27. 【請求項27】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項2
    3または請求項24のいずれかに記載の画像処理装置。
  28. 【請求項28】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、前記
    画像データを被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
    報に基づいて補正する、ことを特徴とする画像処理装
    置。
  29. 【請求項29】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記
    画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正をする、こ
    とを特徴とする画像処理装置。
  30. 【請求項30】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項28または請求項29
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  31. 【請求項31】 前記被写体の赤外領域の分光反射率に
    関する情報が、前記被写体を記録しているカラー写真フ
    ィルムについて光電変換による撮像をすることにより得
    られたものである、ことを特徴とする請求項30に記載
    の画像処理装置。
  32. 【請求項32】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項28または請求項29
    のいずれかに記載の画像処理装置。
  33. 【請求項33】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項2
    8または請求項29のいずれかに記載の画像処理装置。
  34. 【請求項34】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント装置。
  35. 【請求項35】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント装置。
  36. 【請求項36】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項34または請求項35
    のいずれかに記載のプリント装置。
  37. 【請求項37】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項34または請求項35
    のいずれかに記載のプリント装置。
  38. 【請求項38】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項3
    4または請求項35のいずれかに記載のプリント装置。
  39. 【請求項39】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、前記
    画像データを被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
    報に基づいて補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント装置。
  40. 【請求項40】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記
    画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリント装置。
  41. 【請求項41】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項39または請求項40
    のいずれかに記載のプリント装置。
  42. 【請求項42】 前記被写体の赤外領域の分光反射率に
    関する情報が、前記被写体を記録しているカラー写真フ
    ィルムについて光電変換による撮像をすることにより得
    られたものである、ことを特徴とする請求項41に記載
    のプリント装置。
  43. 【請求項43】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項39または請求項40
    のいずれかに記載のプリント装置。
  44. 【請求項44】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項3
    9または請求項40のいずれかに記載のプリント装置。
  45. 【請求項45】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを補正する、ことを特徴とする画像処理
    システム。
  46. 【請求項46】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正をする、こ
    とを特徴とする画像処理システム。
  47. 【請求項47】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項45または請求項46
    のいずれかに記載の画像処理システム。
  48. 【請求項48】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項45または請求項46
    のいずれかに記載の画像処理システム。
  49. 【請求項49】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項4
    5または請求項46のいずれかに記載の画像処理システ
    ム。
  50. 【請求項50】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、前記
    画像データを被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
    報に基づいて補正する、ことを特徴とする画像処理シス
    テム。
  51. 【請求項51】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記
    画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正をする、こ
    とを特徴とする画像処理システム。
  52. 【請求項52】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項50または請求項51
    のいずれかに記載の画像処理システム。
  53. 【請求項53】 前記被写体の赤外領域の分光反射率に
    関する情報が、前記被写体を記録しているカラー写真フ
    ィルムについて光電変換による撮像をすることにより得
    られたものである、ことを特徴とする請求項52に記載
    の画像処理システム。
  54. 【請求項54】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項50または請求項51
    のいずれかに記載の画像処理システム。
  55. 【請求項55】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項5
    0または請求項51のいずれかに記載の画像処理システ
    ム。
  56. 【請求項56】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリントシステム。
  57. 【請求項57】 被写体から得られた画像データから、
    被写体の赤外領域の分光反射率を推定し、 該推定された被写体の赤外領域の分光反射率に基づいて
    前記画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリントシステム。
  58. 【請求項58】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項56または請求項57
    のいずれかに記載のプリントシステム。
  59. 【請求項59】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項56または請求項57
    のいずれかに記載のプリントシステム。
  60. 【請求項60】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項5
    6または請求項57のいずれかに記載のプリントシステ
    ム。
  61. 【請求項61】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、前記
    画像データを被写体の赤外領域の分光反射率に関する情
    報に基づいて補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリントシステム。
  62. 【請求項62】 被写体から得られた画像データと該被
    写体の赤外領域の分光反射率に関する情報とから、被写
    体の赤外領域の分光反射率に関する情報に基づいて前記
    画像データを分類し、 該分類に応じて前記画像データに所定の補正し、 該補正された画像データに基づいてプリントを作成す
    る、ことを特徴とするプリントシステム。
  63. 【請求項63】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真フィルムにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項61または請求項62
    のいずれかに記載のプリントシステム。
  64. 【請求項64】 前記被写体の赤外領域の分光反射率に
    関する情報が、前記被写体を記録しているカラー写真フ
    ィルムについて光電変換による撮像をすることにより得
    られたものである、ことを特徴とする請求項63に記載
    のプリントシステム。
  65. 【請求項65】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体を記録しているカラー写真プリントにつ
    いて光電変換による撮像をすることにより得られたもの
    である、ことを特徴とする請求項61または請求項62
    のいずれかに記載のプリントシステム。
  66. 【請求項66】 前記被写体から得られた画像データ
    が、前記被写体について光電変換による撮像をすること
    により得られたものである、ことを特徴とする請求項6
    1または請求項62のいずれかに記載のプリントシステ
    ム。
  67. 【請求項67】 被写体の赤外領域の分光反射率に関す
    る情報の記録部を有する、ことを特徴とする写真フィル
    ム。
  68. 【請求項68】 被写体の赤外領域の分光反射率に関す
    る情報を検出する検出手段を有し、該検出手段で検出し
    た被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報を写真フ
    ィルムの被写体の赤外領域の分光反射率に関する情報の
    記録部に記録する、ことを特徴とするカメラ。
JP10329290A 1998-11-19 1998-11-19 画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ Pending JP2000155379A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10329290A JP2000155379A (ja) 1998-11-19 1998-11-19 画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10329290A JP2000155379A (ja) 1998-11-19 1998-11-19 画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000155379A true JP2000155379A (ja) 2000-06-06

Family

ID=18219813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10329290A Pending JP2000155379A (ja) 1998-11-19 1998-11-19 画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000155379A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002171519A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Yuutekku:Kk 赤外線カラー画像形成装置
JP2007214933A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Fujifilm Corp カラー撮像装置およびその制御方法
JP2009290694A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Fujifilm Corp 撮像装置
JPWO2018021079A1 (ja) * 2016-07-25 2019-05-09 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002171519A (ja) * 2000-11-29 2002-06-14 Yuutekku:Kk 赤外線カラー画像形成装置
JP2007214933A (ja) * 2006-02-10 2007-08-23 Fujifilm Corp カラー撮像装置およびその制御方法
JP2009290694A (ja) * 2008-05-30 2009-12-10 Fujifilm Corp 撮像装置
JPWO2018021079A1 (ja) * 2016-07-25 2019-05-09 日本電気株式会社 情報処理装置、情報処理方法、及び、プログラム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6014165A (en) Apparatus and method of producing digital image with improved performance characteristic
US7260323B2 (en) Imaging using silver halide films with micro-lens capture, scanning and digital reconstruction
US6798921B2 (en) Method for image designating and modifying process
US6011547A (en) Method and apparatus for reproducing image from data obtained by digital camera and digital camera used therefor
US6094279A (en) System and process for non-perceptibly integrating sound data into a printed image
JP2003344021A (ja) 画像中の人の顔の寸法を計算する方法及び顔を検出する方法
JPH09181913A (ja) カメラシステム
JPH11239269A (ja) 画像処理方法
JP2000152017A (ja) 画像補正方法、画像補正装置及び記録媒体
US6700613B1 (en) Data-reading image capture apparatus, camera, and method of use
JPH11261797A (ja) 画像処理方法
JP2000155379A (ja) 画像処理方法、プリント方法、画像処理装置、プリント装置、画像処理システム、プリントシステム、写真フィルム及びカメラ
US7119923B1 (en) Apparatus and method for image processing
JPH0630373A (ja) 特殊効果機能を持つ電子スチルカメラおよび再生装置
JPH11289447A (ja) 画像処理方法および画像処理装置
US6262790B1 (en) Printing method, printer and lens-fitted photo film unit
JP3549413B2 (ja) 画像処理方法および画像処理装置
EP1429538A2 (en) Image correction device and image correction program storage medium
JP2002174869A (ja) ハードコピーの画像媒体に保存した非画像ピクセルデータ
JPH11258714A (ja) 写真処理制御ツール作成方法および画像データ変換方法
JP2001094862A (ja) 撮像装置、撮像再生システム、撮像方法、撮像再生方法、及び記憶媒体
JP3910189B2 (ja) 付加情報付き画像ファイルからの画像プリントシステム
JP2001128099A (ja) 撮像装置、撮像方法、画像出力装置、画像出力方法、画像処理システム及び記憶媒体
JPH1039363A (ja) 色補正情報を備えたレンズ
JP2004286979A (ja) 画像形成方法および装置

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 8

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 9

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090825

FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825

EXPY Cancellation because of completion of term
FPAY Renewal fee payment (prs date is renewal date of database)

Year of fee payment: 10

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100825