JP2001128099A - 撮像装置、撮像方法、画像出力装置、画像出力方法、画像処理システム及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像方法、画像出力装置、画像出力方法、画像処理システム及び記憶媒体

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JP2001128099A
JP2001128099A JP30413599A JP30413599A JP2001128099A JP 2001128099 A JP2001128099 A JP 2001128099A JP 30413599 A JP30413599 A JP 30413599A JP 30413599 A JP30413599 A JP 30413599A JP 2001128099 A JP2001128099 A JP 2001128099A
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Masanobu Akutsu
雅信 阿久津
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 撮影者が望むあらゆる被写体を主要部エリア
として認識し、撮影者の意図を確実に反映した画像を記
録し出力する。 【解決手段】 撮像画像と、撮像画像中における被写体
情報とを記録する撮像装置であって、被写体情報を撮像
画像を検出する領域よりも狭い領域で当該被写体に対応
させた範囲で検出することにより、撮像画像中における
被写体の位置及び大きさを認識し、被写体の位置及び大
きさの情報を撮像画像とともに出力するようにしてい
る。画像出力装置において撮像画像と被写体情報、被写
体の位置及び大きさの情報の対応付けを行ってプリント
時の補正を行うことにより、撮影者の意図を確実に反映
した撮像及びプリント出力を行うことが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、撮像方
法、画像出力装置、画像出力方法、画像処理システム及
び記憶媒体に関し、被写体情報に基づいて画像の補正を
行う撮像装置、撮像方法、画像出力装置、画像出力方
法、画像処理システム及び記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近時においては、露出制御や焦点調整の
自動化によりカメラの性能が向上し誰でも適正な撮影を
行ないプリントを手にすることができるようになった。
【0003】また、画像をCCDなどの光電変換素子に
よって光電的に読み取り、ディジタル信号に変換して画
像データを得て、この画像データを画像処理してメモリ
に記憶し、このメモリに記憶された画像データに対し
て、画像出力装置により画像データを読み込み、再度画
像処理して、カラーぺーパーなどの記録材料上に再生す
る画像再生システムなども知られている。
【0004】この画像再生システムによれば、記録され
ている画像が、露光不足あるいは露光過剰など、適切で
ない撮影条件下で撮影されたものであっても、その画像
を読み取った後にその画像の画像データに対して画像処
理を施すことにより、所望の色および階調を有する画像
として再生することができる。更に、所望により異なっ
た色および階調を有する画像として再生することもでき
る。
【0005】しかし、現在の画像再生システムでは、記
録された画像情報から撮影状況や撮影者の意図を推定し
ているため、画像処理が適切に行われず撮影者にとって
不満なプリントがされてしまうことがある。そこで、撮
影時の各種の情報を記録してプリント時の制御に役立て
る提案がされている。
【0006】例えば、特許公報第2798182号に
は、撮影時に測距エリアの情報を記録し、プリント時に
このエリア情報を読み取り、この測距エリアを中心にし
て定めた範囲を主要部エリアとして、エリア内の画像情
報を使って露光制御を行うことが記載されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
従来技術では、プリント時の主要部エリアを決めるとき
に、測距エリアの中心から定められた範囲、例えば撮影
距離に応じて主要部エリアのサイズなどを決定している
が、撮影被写体は様々であることを考慮すると、撮影者
が望むあらゆる被写体を主要部エリアとして認識するこ
とは困難である。また、撮影時の測距エリアを表示する
ことができないため、撮影者が意図したところに測距エ
リアがあるかどうかを確認することは困難であった。
【0008】本発明は、このような問題を解決するため
に成されたものであり、撮影者が望むあらゆる被写体を
主要部エリアとして認識し、撮影者の意図を確実に反映
した画像を記録し、出力することを可能とした撮像装
置、撮像方法、画像出力装置画像出力方法、画像処理シ
ステム及び記憶媒体を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の撮像装置は、撮
像画像と、前記撮像画像中における被写体情報とを記録
する撮像装置であって、前記被写体情報を前記撮像画像
の検出領域よりも狭い領域で当該被写体に対応させた範
囲で検出することにより、前記撮像画像中における前記
被写体の位置及び大きさを認識し、前記被写体の位置及
び大きさの情報を前記撮像画像とともに出力するように
している。
【0010】本発明の撮像装置の一態様例においては、
前記撮像画像と、前記撮像画像中における前記被写体情
報の検出範囲とを表示するようにしている。
【0011】本発明の撮像装置の一態様例においては、
前記被写体情報を検出するセンサを有し、前記センサは
前記被写体情報として前記被写体の距離情報を検出す
る。
【0012】本発明の撮像装置の一態様例においては、
前記センサが前記撮像画像を検出するための撮像素子で
ある。
【0013】本発明の撮像装置の一態様例においては、
前記撮像画像及び前記被写体情報を検出する領域を複数
のブロックに分割し、前記撮像画像を前記複数のブロッ
クの全てから検出し、前記被写体情報を前記複数のブロ
ックのうちの一部のブロックにおいて検出するようにし
ている。
【0014】本発明の撮像装置は、画像情報を撮像する
撮像手段と、前記画像情報を検出する領域よりも狭い領
域において、被写体に対応させた範囲で被写体情報とし
ての距離情報を検出する被写体情報検出手段と、前記画
像情報を検出した領域と前記被写体情報を検出した領域
とに基づいて、前記画像情報中における前記被写体の位
置及び大きさを演算する演算手段と、前記被写体の位置
及び大きさの情報を前記画像情報とともに出力する出力
手段とを備える。
【0015】本発明の撮像方法は、撮像画像と、前記撮
像画像中における被写体情報とを記録する撮像方法であ
って、前記撮像画像を検出する第1のステップと、 前
記被写体情報を前記撮像画像の検出領域よりも狭い領域
で当該被写体に対応させた範囲で検出する第2のステッ
プと、前記撮像画像中における前記被写体の位置及び大
きさを認識する第3のステップと、前記被写体の位置及
び大きさの情報を前記撮像画像とともに出力する第4の
ステップとを有する。
【0016】本発明の撮像方法の一態様例においては、
前記撮像画像と、前記撮像画像中における前記被写体情
報の検出範囲とを表示する第5のステップを更に有す
る。
【0017】本発明の撮像方法の一態様例においては、
前記撮像画像及び前記被写体情報を検出する領域を複数
のブロックに分割し、前記撮像画像を前記複数のブロッ
クの全てから検出し、前記被写体情報を前記複数のブロ
ックのうちの一部のブロックにおいて検出する。
【0018】本発明の撮像方法の一態様例においては、
前記被写体情報が前記被写体の距離情報である。
【0019】本発明の画像出力装置は、撮像画像と、撮
像画像中における被写体情報とに基づいて前記撮像画像
をプリントする画像出力装置であって、前記撮像画像と
前記被写体情報との対応付けを行うことにより、前記撮
像画像中における前記被写体の位置及び大きさを検出
し、前記被写体情報、前記被写体の位置及び大きさの情
報に基づいてプリント時の画像の補正を行う。
【0020】本発明の画像出力装置の一態様例において
は、前記被写体情報が前記被写体の距離情報である。
【0021】本発明の画像出力装置は、入力された情報
から、撮像画像の全体の情報と被写体情報との判別を行
う判別手段と、前記判別手段により判別された被写体情
報に基づいて被写体エリアを判別する被写体エリア判別
部手段と、前記被写体情報、前記被写体エリアに基づい
て前記撮像画像の画像補正を行う画像処理手段と、前記
画像処理部により補正された前記撮像画像をプリントし
て出力する画像出力手段とを備える。
【0022】本発明の画像出力方法は、撮像画像と、撮
像画像中における被写体情報とに基づいて前記撮像画像
をプリントする画像出力方法であって、前記撮像画像と
前記被写体情報との対応付けを行う第1のステップと、
前記撮像画像中における前記被写体の位置及び大きさを
検出する第2のステップと、前記被写体情報、前記被写
体の位置及び大きさの情報に基づいて前記撮像画像の補
正を行う第3のステップと、前記第3のステップにより
補正された前記撮像画像をプリントする第4のステップ
とを有する。
【0023】本発明の画像出力方法の一態様例において
は、前記被写体情報が前記被写体の距離情報である。
【0024】本発明の画像処理システムは、撮像画像
と、前記撮像画像中における被写体情報とを記録し、前
記被写体情報を前記撮像画像の検出領域よりも狭い領域
で当該被写体に対応させた範囲で検出することにより、
前記撮像画像中における前記被写体の位置及び大きさを
認識し、前記前記被写体の位置及び大きさの情報を前記
撮像画像とともに出力する撮像装置と、前記撮像画像と
前記被写体情報との対応付けを行うことにより、前記撮
像画像中における前記被写体の位置及び大きさを検出
し、前記被写体情報、前記被写体の位置及び大きさに基
づいてプリント時の画像の補正を行う画像出力装置とを
備える。
【0025】本発明の画像処理システムの一態様例にお
いては、前記撮像装置と前記画像出力装置において、前
記撮像画像の全領域に対する前記被写体情報の領域の比
率が略等しい。
【0026】本発明の記憶媒体は、上記の撮像方法の手
順をコンピュータに実行させるためのプログラムを記憶
したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0027】本発明の記憶媒体は、上記の画像出力方法
の手順をコンピュータに実行させるためのプログラムを
記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体である。
【0028】
【発明の実施の形態】(第1の実施形態)以下、図面を
参照しながら本発明の第1の実施形態を詳細に説明す
る。図1は、本発明に係わるカメラのブロック図であ
る。先ず、図1を参照しながら、第1の実施形態に係る
カメラの構成を説明する。
【0029】図1において、1は撮影に必要なレンズ部
であって、フォーカスを合焦させるためのモーターを内
蔵している。レンズ部1は、取り外し可能なレンズブロ
ックになっていても構わない。2は、1のレンズ部によ
って光学像となった画像を電気的な画像にするセンサー
で構成されたCCD部(撮像手段)である。CCD部2
は、A/D変換部を含んでおりデジタルデーターに変換
可能なものである。CCD部2の代わりに、CMOS等
の半導体素子を使った光電変換素子を使用しても構わな
い。
【0030】3はCCD部2によるデジタルデータを画
像処理するカメラ信号処理/測距処理部である。カメラ
信号処理/測距処理部3(被写体情報検出手段)は、第
1のCPU5によって制御され、あらかじめ決められた
エリアの大きさ以下の測距枠内の画像データーをもと
に、測距エリアの決定、レンズ部1のフォーカシングデ
ーターの生成、測距エリア表示データーの生成、記録用
測距エリア情報の生成等を行う測距処理部と測光、ホワ
イトバランス、ストロボ部4が発光する場合の調光等の
画像処理及び制御データーの生成を行うカメラ信号処理
部から構成されている。
【0031】本実施形態でのフォーカシング方式は、N
HK技術研究昭和40年第17巻第1号通巻86号の第
21頁〜第37頁に詳細に記述されているもので、画像
信号中の高域成分によって画面の精細度を検出し、その
精細度が最大となるようにフォーカシンクレンズを駆動
させ、自動的にカメラの光学焦点調整を行う、いわゆる
山登りサーボ方式によってフォーカシングを行ってい
る。
【0032】第1のCPU5(演算手段)は、本実施形
態の撮影部を制御するマイクロコンピューターで、操作
キーの受付、レンズ部1、カメラ信号処理部及び測距処
理部3、ストロボ部4の制御を行っている。
【0033】表示用処理部6によって、第1のメモリ7
を使用することにより、LCD等で構成された表示部8
に表示が成される。これにより、表示部8に撮影画像、
決定された測距エリアの表示、撮影画像の効果を確認す
るための画面等を表示することが可能となる。
【0034】圧縮/伸長処理部9、第2のメモリ10
は、第2のCPU11によって制御されるブロックで、
記録時に撮影画像データーを圧縮して画像情報とし、カ
メラ信号処理/測距処理部3の測距処理部で決定された
記録用測距エリア情報と共に画像ファイルとして生成す
るブロックである。
【0035】本実施形態では、記録用メモリーの削減の
ため、撮影画像データーを圧縮しているが、画質を最優
先に考え非圧縮データーを記録しても構わない。また、
記録用測距エリア情報は、あらかじめエリアが設定され
ているため、エリアの場所を示すコードが情報として書
かれている。12は生成された画像ファイルの情報を外
部に受け渡すデーター出力部(出力手段)である。そし
て、第3のメモリ13に画像ファイルのデーターを記録
することが可能である。
【0036】本実施形態では、公知の技術である取り外
し可能なメモリーカードに記録して出力する方法や、ケ
ーブルを使って物理的に出力先と繋ぐ方法、赤外通信等
を使って非接触状態で外部にデーターを出力する方法等
により、ファイル化されたデーターを出力することも可
能である。
【0037】なお、第1のCPU5と第2のCPU11
を1つのマイクロコンピュータで構成したり、圧縮/伸
長処理部9で、画像情報と記録用測距エリア情報とを別
なファイルとして生成して記録しても構わない。
【0038】次に、図2の撮影時のフローチャートを参
照しながら、撮影動作について説明する。まず、ステッ
プS21で撮影者により撮影動作が開始されレリーズボ
タンが押されると、ステップS22において、カメラは
撮影対象物に対して、図3に示すようなエリアの測距枠
内の画像データーをもとに、従来と同様な測距動作を開
始する。
【0039】このエリアは、撮影可能範囲内にあらかじ
め決められており、図3に示すように、各エリアに、
(X,Y)のコードが割り付けてある。ステップS23
で、測距動作により測距エリアが決定されると、決定さ
れたエリアを撮影画像と同時に表示部8に表示する。
【0040】本実施形態では、消費電力削減のため、レ
リーズボタンが押された後に、測距動作を行っている
が、常に測距動作を行っていて、測距エリアを撮影した
い画像と共に表示部8(ファインダー)に表示していて
も構わない。
【0041】次に、ステップS24において、測光・露
出制御を行ない、ステップS25で撮影画像を記録す
る。同時に、記録用測距エリア情報も、撮影(画像記
録)と共に画像ファイルとして、ステップS26で記録
する。被写体の情報エリアは、あらかじめ決まっており
複数存在する。このエリアを検出範囲がエリアの大きさ
以下のセンサーで測定し、画像と別に記録する。
【0042】記録された画像は、ファインダーにフリー
ズ画として表示され、撮影者は、図4に示すように測距
エリアと重ねあわせた撮影画像を確認することができ
る。もちろんこの時、撮影者の意図と違ったエリアが選
択された場合は、エリア情報の書込み禁止や取り直しが
可能である。
【0043】図4は、この時の表示部8の表示状態のイ
メージ図である。撮影画像である花全体と測距エリアと
して決定された花の部分である(3,2)、(4,
2)、(3,3)、(4,3)の4つのエリアが表示さ
れる。そして、このエリアのコードがステップS26で
記録される記録用測距エリア情報となる。
【0044】図5は、本発明に係わる再生装置(プリン
タ)の構成を示すブロック図である。図5を参照しなが
ら、再生装置の構成について説明する。51はデーター
入力部であって、図1で説明したカメラによって記録さ
れた画像ファイルを入力するブロックである。52はデ
ーター判別部(判別手段、被写体エリア判別手段)であ
って、データ入力部51から入力された画像ファイルか
ら再生に必要な画像データーと画像処理に必要な測距エ
リア情報に分けて画像と測距エリアを対応付けるブロッ
クである。
【0045】ここで、カメラ内の撮影可能範囲内にあら
かじめ決められたエリアと再生装置(プリンタ)内のエ
リアは、略等しい比率で構成されているため、コードで
書かれた記録用測距エリア情報で判別が可能になってい
る。
【0046】53は画像処理部(画像処理手段)であっ
て、画像全体から、明るさ、色等のヒストグラム収集を
行い、測距エリア情報(位置、大きさ)に基づきエリア
内の画像の輝度情報や、色情報を算出して出力状態に応
じて画像データーの特性変換を行うものである。
【0047】54は画像出力部(画像出力手段)であっ
て、53のデーターに対して出力形態や大きさ等を考慮
して、加色系のR,G,B特性から、減色系のY,M,
C特性に変換してプリンター部へ出力するブロックであ
る。55は操作部であって、画像モニター56で状態を
確認しながら操作を行うことが可能である。もちろん、
画像モニター56は、処理の状態のみならず、画像の確
認、データーのヒストグラム、エリア情報等、再生画像
効果が確認できる。
【0048】次に、図6のプリント時のフローチャート
を参照しながら、プリント動作について説明する。プリ
ント動作が開始されると、圧縮されたデーターの場合に
は、ステップS61で解読動作を行って内部に読み込
む。
【0049】読み込まれたデータは、ステップS62に
おいてデーター判別部52により画像ファイルから再生
に必要な画像データーと、画像処理に必要な測距エリア
情報に分けられ、画像と測距エリアの対応付けが成され
る。この時、測距エリア情報が無い場合には、画像全体
の情報から中央を重み付けた従来のプリント画像処理が
選択される。
【0050】画像と測距エリアの対応付けが成される
と、ステップS63で測距エリアに基づいて、撮影画像
内から被写体エリアが判別される。
【0051】このデーターは、画像データーと共に画像
処理部53に送られれ、ステップS64で全体の画像ヒ
ストグラム、被写体エリア内の画像ヒストグラム、それ
ぞれの画像の周波数分布等が抽出され、ステップS65
ではこの情報をもとに画像補正が行われる。この情報に
基づいて行われる補正は、ガンマ補正、コントラスト、
シャープネス、画像フィルター等の補正が挙げられる。
【0052】例えば、被写体エリア内の画像ヒストグラ
ムに全体の画像ヒストグラムより、肌色成分が多く含ま
れる場合には、人物の顔と判断し、人物の顔を重視した
コントラスト、シャープネス、画像フィルターを補正し
ていく。
【0053】また、被写体エリア内の画像の周波数分布
に対して、被写体エリアよりも、上部の周波数分布が、
低域に偏っていて、その部分の画像ヒストグラムの色成
分に青色成分が多く含まれる場合には、上部は青空と判
断し画像補正を行う。
【0054】また、被写体エリア内の画像の周波数分布
に対して全体の画像の周波数分布が、全体に低域に偏っ
ている時には、接写撮影によるボケ味と判断しそれに対
応した補正を行う。
【0055】画像補正が完了すると、このデーターに対
して出力形態や大きさ等を考慮して、ステップS66に
おいて、加色系のR,G,B特性から、減色系のY,
M,C特性に出力形式データー変換を行って、プリンタ
ー部へ出力し、ステップS67で所定のプリントを行
う。
【0056】以上説明したように、本発明の第1の実施
形態によれば、カメラ及びプリンタにあらかじめ複数の
エリアを設けているため、被写体情報をコードとして伝
達することができ、少ないデーターで必要な情報を伝え
ることが可能となる。また、被写体を測定するセンサー
の検出範囲をエリア全体の大きさ以下としているため、
被写体情報を確実に測定することができ、撮影者の意図
を確実に記録することができる。
【0057】また、撮影範囲におけるカメラとプリンタ
でのエリアの比率を略等しくしているため、撮影した画
像の再現性を高めることができる。更に、ファインダー
内の画像で、撮影画像とエリアを確認することができる
ため、間違ったエリアの選択による撮影ミスを防止でき
る。
【0058】また、既存のカメラのセンサーを流用する
ことができるため、デジタル的に記録するカメラのコス
トを上昇させることなく、撮影者の意図をプリントに反
映することができる。
【0059】また、本実施形態は、特にデジタル的に画
像を記録しプリントを行うシステムに有効である。
【0060】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態について説明する。第2の実施形態は、本発明
を主として銀塩フィルムを用いたカメラに適用したもの
である。図7は、本発明に係わる第2の実施形態のカメ
ラのブロック図である。最初に、図7を参照しながら第
2の実施形態に係るカメラの構成について説明する。
【0061】図7において、71は撮影に必要なレンズ
部であって、フォーカスを合わせるためのモーターを内
蔵している。レンズ部71は取り外し可能なレンズブロ
ックになっていても構わない。72は周知の絞り機構で
あり、73はシャッター機構である。
【0062】74は周知の位相差検出方式による測距検
出部であって、予め決められたエリアの中に検出センサ
ーが配置されている。この位相差検出方式の焦点検出で
は、基準部と参照部との像が一致した時の像間隔が所定
の間隔よりも大きいときには後ピン、小さいときには前
ピンとなり、所定の間隔の場合には合焦の検出が成され
る。
【0063】なお、上述のエリアは、撮影可能範囲内に
予め決められており、各エリアに、(X,Y)のコード
が割り付けてある。
【0064】75は撮影に必要なファインダーであっ
て、測距検出エリア74が撮影画像と重ねて表示可能な
構成になっている。76は撮影画像を記録するフィルム
であり、フィルム76の裏側には透明な磁気層が塗布さ
れており、画像と共にデジタルデータを1コマ1コマ磁
気記録可能とされている。フィルム76は、レンズ7
1、絞り72、シャッター73で制御された光を記録す
る。
【0065】77は情報書き込み部であって、フィルム
76の磁気記録層に、情報をデジタルで記録するブロッ
クである。78はカメラ全体を制御するCPUであっ
て、本実施形態では、露出検出部で得られた輝度情報と
フィルム感度により光値(LV)を算出して、絞り72
及びシャッター73を制御している。
【0066】また、操作キー79によって指定されたエ
リアの情報(位置、大きさ)を、ファインダー75に表
示させることができる。また、情報書き込み部77によ
って、フィルムの磁気記録層に測距検出部74で得られ
たエリアの情報(位置、大きさ)が書き込み可能とされ
ている。測距検出部74、情報書き込み部77は、とも
にCPU78により制御される。
【0067】次に、図8の撮影時のフローチャートを参
照しながら、本実施形態に係るカメラの動作について説
明する。まず、撮影者により撮影動作が開始され、ステ
ップS81でレリーズボタンが押されると、ステップS
82でカメラは撮影対象物に対して測距動作を開始す
る。測距エリアは、撮影可能範囲内に予め決められてお
り、各エリアに、図3に湿したような(X,Y)のコー
ドが割り付けてある。ステップS83では、測距動作に
より測距エリアが決定されると決定されたエリアを撮影
画像と同時にファインダー75に表示する。
【0068】本実施形態では、消費電力削減のため、レ
リーズボタンが押された後、測距動作を行うようにして
いるが、常に測距動作を行い、測距エリアを撮影したい
画像と共にファインダーに表示していても構わない。
【0069】次のステップS84で測光・露出制御が行
われ、ステップS85で撮影画像がフィルム面に露光記
録され、ステップS86で測距エリア情報が、測距され
たエリアのコードとしてフィルム面の裏側にデジタル的
に磁気記録される。
【0070】図9に撮影時のファインダー内の表示状態
のイメージ図を示す。測距エリアは、画像と重なるよう
にファインダーに表示される。
【0071】図9は、花を撮影している状態を示してい
る。このように、本実施形態においては、画像である花
全体と測距エリアとして決定された花の部分である
(3,2)(3,3)のエリアが強調されて表示され
る。そして、上述のように画像が撮影されると、このエ
リアのコードが、測距エリア情報としてフィルム面の裏
側に塗布された透明な磁気層に記録される。
【0072】図10は、本発明に係わる第2の実施形態
の再生装置(プリンタ)の信号処理部の構成を示すブロ
ック図である。本実施形態におけるプリンターは、フィ
ルムの画像をスキャナーでデジタル的に読み込み、画像
処理を行った後にLEDやレーザー等の光源で印画紙に
写真プリントを行うものである。
【0073】以下、図10を参照しながら、再生装置の
信号処理部の構成について説明する。101は現像後の
フィルムを装着するフィルム装着部である。102は光
源とCCD等の光電変換素子で構成された画像スキャナ
ー部であって、装着されたフィルムの画像をデジタル的
に読み込むことが可能とされている。103は磁気ヘッ
ドと信号増幅器で構成された磁気データ読み込み部で、
画像スキャナー部102で読み込んだ画像に対応したコ
マのフィルム面の裏側に書かれた磁気データを読み込む
ことができる。
【0074】104はデーター判別部であって、画像ス
キャナー部102及び磁気データ読み込み部103から
入力されたデーターから、再生に必要な画像データーと
画像処理に必要な測距エリア情報に分けて画像と測距エ
リアを対応付けるブロックである。
【0075】ここで、カメラ内の撮影可能範囲内にあら
かじめ決められたエリアと再生装置(プリンタ)内のエ
リアは、略等しい比率で構成されているため、コードで
書かれた記録用測距エリア情報で判別が可能とされてい
る。
【0076】105は画像処理部であって、画像全体か
ら、明るさ、色等のヒストグラム収集を行い、測距エリ
ア情報(位置、大きさ)に基づきエリア内の画像の輝度
情報や、色情報を算出して出力状態に応じて画像データ
ー特性変換を行うものである。
【0077】106は画像出力部であって、画像処理部
105のデーターに対して出力形態や大きさ等を考慮
し、加色系のR,G,B特性から減色系のY,M,C特
性に変換してプリンター部へ出力するブロックである。
【0078】107は操作部であって、画像モニター1
08で状態を確認しながら操作を行うことが可能であ
る。画像モニター108は、処理の状態のみならず、画
像の確認、データーのヒストグラム、エリア情報等、再
生画像効果が確認できる。
【0079】次に、図11のプリント時のフローチャー
トを参照しながらプリント動作について説明する。
【0080】現像後のフィルムが装着されてプリント動
作が開始されると、ステップS111でプリントしたい
フィルムの画像が、画像スキャナー部102により、画
像データーとして内部に読み込まれる。次に、ステップ
S112で、磁気データー読み込み部103で、画像ス
キャナー部102で読み込んだ画像に対応したコマのフ
ィルム面の裏側に書かれた磁気データーを測距エリア情
報データーとして読み込む。
【0081】読み込まれたそれぞれのデータは、データ
ー判別部104において、再生に必要な画像データーと
画像処理に必要な測距エリア情報に分けて画像と測距エ
リアの対応付けを行う。この時、測距エリア情報が、無
かった場合には、画像全体の情報から中央を重み付けた
従来のプリント画像処理が選択される。
【0082】画像と測距エリアが対応付けされると、ス
テップS113において、測距エリアをもとに、撮影画
像内から、被写体エリアが判別される。このデーター
は、画像データーと共に画像処理部105に送られ、ス
テップS114において全体の画像ヒストグラム、被写
体エリア内の画像ヒストグラム、それぞれの画像の周波
数分布等が抽出され、ステップS115でこの情報をも
とに画像補正が行われる。この情報に基づいて行われる
補正は、ガンマ補正、コントラスト、シャープネス、画
像フィルター等の補正が挙げられる。
【0083】例えば、被写体エリア内の画像ヒストグラ
ムに全体の画像ヒストグラムより、肌色成分が多く含ま
れる場合には、人物の顔であると判断し、人物の顔を重
視したコントラスト、シャープネス、画像フィルターを
補正していく。
【0084】また、被写体エリア内の画像の周波数分布
に対して、被写体エリアよりも上部の周波数分布が低域
に偏っていて、その部分の画像ヒストグラムの色成分に
青色成分が多く含まれる場合には、上部は青空であると
判断し画像補正を行う。
【0085】また、被写体エリア内の画像の周波数分布
に対して全体の画像の周波数分布が、全体に低域に偏っ
ている時には、接写撮影によるボケ味と判断しそれに対
応した補正を行う。
【0086】画像補正が完了すると、補正されたデータ
ーに対して出力形態や大きさ等を考慮して、ステップS
116において加色系のR,G,B特性から減色系の
Y,M,C特性に出力形式データー変換してプリンター
部へ出力し、ステップS117で所定のプリントを行
う。
【0087】以上説明したように、本発明の第2の実施
形態によれば、カメラ及びプリンタにあらかじめ複数の
エリアを設けているため、被写体情報をコードとして伝
達することができ、少ないデーターで必要な情報を伝え
ることが可能となる。また、被写体を測定するセンサー
の検出範囲がエリアの大きさ以下のため、被写体情報を
確実に測定することができ、撮影者の意図を確実に記録
することができる。
【0088】また、撮影範囲におけるカメラとプリンタ
でのエリアの比率を略等しくしているため、撮影者の意
図をプリントに反映することができる。また、ファイン
ダー内の画像で、撮影画像とエリアを確認することがで
きるため、間違ったエリアの選択による撮影ミスを防止
できる。
【0089】なお、本実施形態は、特に銀塩カメラと写
真プリントシステムに有効である。
【0090】なお、上述した各実施形態の機能を実現す
るように各種のデバイスを動作させるように、上記各種
デバイスと接続された装置あるいはシステム内のコンピ
ュータに対し、上記実施形態の機能を実現するためのソ
フトウェアのプログラムコードを供給し、そのシステム
あるいは装置のコンピュータ(CPUあるいはMPU)
に格納されたプログラムに従って上記各種デバイスを動
作させることによって実施したものも、本発明の範疇に
含まれる。
【0091】また、この場合、上記ソフトウェアのプロ
グラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現する
ことになり、そのプログラムコード自体、およびそのプ
ログラムコードをコンピュータに供給するための手段、
例えばかかるプログラムコードを格納した記憶媒体は本
発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記
憶媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードデ
ィスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、
磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用い
ることができる。
【0092】また、コンピュータが供給されたプログラ
ムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能
が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコン
ピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティング
システム)あるいは他のアプリケーションソフト等の共
同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかか
るプログラムコードは本発明の実施形態に含まれること
は言うまでもない。
【0093】さらに、供給されたプログラムコードがコ
ンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続され
た機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そ
のプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボー
ドや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の
一部または全部を行い、その処理によって上述した実施
形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれること
は言うまでもない。
【0094】
【発明の効果】本発明によれば、被写体情報を、撮像画
像の検出領域よりも狭い領域で被写体に対応させた範囲
で検出し、撮像画像中における被写体の位置及び大きさ
を認識することにより、主要部エリアを撮影画面と共に
出力することができ、撮影者の意図を確実に反映した撮
像及び出力を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の撮影
時のフローチャートーである。
【図3】本発明の第1の実施形態係る撮像装置の撮像領
域のエリアを示す模式図である。
【図4】本発明の第1の実施形態に係る撮像装置の表示
状態を示す模式図である。
【図5】本発明の第1の実施形態における画像出力装置
の構成を示すブロック図である。
【図6】本発明の第1の実施形態に係る画像出力装置の
プリント時の手順を示すフローチャートである。
【図7】本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の構成
を示すブロック図である。
【図8】本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の撮影
時の手順を示すフローチャートである。
【図9】本発明の第2の実施形態に係る撮像装置の表示
状態を示す模式図である。
【図10】本発明の第2の実施形態に係る画像出力装置
の構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の第2の実施形態に係る画像出力装置
のプリント時の手順を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ 2 CCD 3 カメラ信号処理部及び測距処理部 4 ストロボ部 5 第1のCPU 6 表示用処理部 7 第1のメモリ 8 表示部 9 圧縮/伸長処理部 10 第2のメモリ 11 第2のCPU 12 データー出力部 13 第3のメモリ

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 撮像画像と、前記撮像画像中における被
    写体情報とを記録する撮像装置であって、 前記被写体情報を前記撮像画像の検出領域よりも狭い領
    域で当該被写体に対応させた範囲で検出することによ
    り、前記撮像画像中における前記被写体の位置及び大き
    さを認識し、 前記被写体の位置及び大きさの情報を前記撮像画像とと
    もに出力するようにしたことを特徴とする撮像装置。
  2. 【請求項2】 前記撮像画像と、前記撮像画像中におけ
    る前記被写体情報の検出範囲とを表示するようにしたこ
    とを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記被写体情報を検出するセンサを有
    し、 前記センサは前記被写体情報として前記被写体の距離情
    報を検出することを特徴とする請求項1又は2に記載の
    撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記センサが前記撮像画像を検出するた
    めの撮像素子であることを特徴とする請求項3に記載の
    撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像画像及び前記被写体情報を検出
    する領域を複数のブロックに分割し、 前記撮像画像を前記複数のブロックの全てから検出し、
    前記被写体情報を前記複数のブロックのうちの一部のブ
    ロックにおいて検出するようにしたことを特徴とする請
    求項1〜4のいずれか1項に記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 画像情報を撮像する撮像手段と、 前記画像情報を検出する領域よりも狭い領域において、
    被写体に対応させた範囲で被写体情報としての距離情報
    を検出する被写体情報検出手段と、 前記画像情報を検出した領域と前記被写体情報を検出し
    た領域とに基づいて、 前記画像情報中における前記被写体の位置及び大きさを
    演算する演算手段と、 前記被写体の位置及び大きさの情報を前記画像情報とと
    もに出力する出力手段とを備えたことを特徴とする撮像
    装置。
  7. 【請求項7】 撮像画像と、前記撮像画像中における被
    写体情報とを記録する撮像方法であって、 前記撮像画像を検出する第1のステップと、 前記被写体情報を前記撮像画像の検出領域よりも狭い領
    域で当該被写体に対応させた範囲で検出する第2のステ
    ップと、 前記撮像画像中における前記被写体の位置及び大きさを
    認識する第3のステップと、 前記被写体の位置及び大きさの情報を前記撮像画像とと
    もに出力する第4のステップとを有することを特徴とす
    る撮像方法。
  8. 【請求項8】 前記撮像画像と、前記撮像画像中におけ
    る前記被写体情報の検出範囲とを表示する第5のステッ
    プを更に有することを特徴とする請求項7に記載の撮像
    方法。
  9. 【請求項9】 前記撮像画像及び前記被写体情報を検出
    する領域を複数のブロックに分割し、 前記撮像画像を前記複数のブロックの全てから検出し、
    前記被写体情報を前記複数のブロックのうちの一部のブ
    ロックにおいて検出することを特徴とする請求項7又は
    8に記載の撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記被写体情報が前記被写体の距離情
    報であることを特徴とする請求項7〜9のいずれか1項
    に記載の撮像方法。
  11. 【請求項11】 撮像画像と、撮像画像中における被写
    体情報とに基づいて前記撮像画像をプリントする画像出
    力装置であって、 前記撮像画像と前記被写体情報との対応付けを行うこと
    により、前記撮像画像中における前記被写体の位置及び
    大きさを検出し、 前記被写体情報、前記被写体の位置及び大きさの情報に
    基づいてプリント時の画像の補正を行うことを特徴とす
    る画像出力装置。
  12. 【請求項12】 前記被写体情報が前記被写体の距離情
    報であることを特徴とする請求項11に記載の画像出力
    装置。
  13. 【請求項13】 入力された情報から、撮像画像の全体
    の情報と被写体情報との判別を行う判別手段と、 前記判別手段により判別された被写体情報に基づいて被
    写体エリアを判別する被写体エリア判別部手段と、 前記被写体情報、前記被写体エリアに基づいて前記撮像
    画像の画像補正を行う画像処理手段と、 前記画像処理部により補正された前記撮像画像をプリン
    トして出力する画像出力手段とを備えたことを特徴とす
    る画像出力装置。
  14. 【請求項14】 撮像画像と、撮像画像中における被写
    体情報とに基づいて前記撮像画像をプリントする画像出
    力方法であって、 前記撮像画像と前記被写体情報との対応付けを行う第1
    のステップと、 前記撮像画像中における前記被写体の位置及び大きさを
    検出する第2のステップと、 前記被写体情報、前記被写体の位置及び大きさの情報に
    基づいて前記撮像画像の補正を行う第3のステップと、 前記第3のステップにより補正された前記撮像画像をプ
    リントする第4のステップとを有することを特徴とする
    画像出力方法。
  15. 【請求項15】 前記被写体情報が前記被写体の距離情
    報であることを特徴とする請求項14に記載の画像出力
    方法。
  16. 【請求項16】 撮像画像と、前記撮像画像中における
    被写体情報とを記録し、前記被写体情報を前記撮像画像
    の検出領域よりも狭い領域で当該被写体に対応させた範
    囲で検出することにより、前記撮像画像中における前記
    被写体の位置及び大きさを認識し、前記前記被写体の位
    置及び大きさの情報を前記撮像画像とともに出力する撮
    像装置と、 前記撮像画像と前記被写体情報との対応付けを行うこと
    により、前記撮像画像中における前記被写体の位置及び
    大きさを検出し、前記被写体情報、前記被写体の位置及
    び大きさに基づいてプリント時の画像の補正を行う画像
    出力装置とを備えたことを特徴とする画像処理システ
    ム。
  17. 【請求項17】 前記撮像装置と前記画像出力装置にお
    いて、 前記撮像画像の全領域に対する前記被写体情報の領域の
    比率が略等しいことを特徴とする請求項16に記載の画
    像処理システム。
  18. 【請求項18】 請求項7〜10のいずれか1項に記載
    の撮像方法の手順をコンピュータに実行させるためのプ
    ログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒
    体。
  19. 【請求項19】 請求項14又は15に記載の画像出力
    方法の手順をコンピュータに実行させるためのプログラ
    ムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7649556B2 (en) 2002-09-20 2010-01-19 Seiko Epson Corporation Selection of image data for output
WO2010055797A1 (en) * 2008-11-14 2010-05-20 Canon Kabushiki Kaisha Image capturing apparatus

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