JP2001094862A - 撮像装置、撮像再生システム、撮像方法、撮像再生方法、及び記憶媒体 - Google Patents

撮像装置、撮像再生システム、撮像方法、撮像再生方法、及び記憶媒体

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JP2001094862A
JP2001094862A JP27247899A JP27247899A JP2001094862A JP 2001094862 A JP2001094862 A JP 2001094862A JP 27247899 A JP27247899 A JP 27247899A JP 27247899 A JP27247899 A JP 27247899A JP 2001094862 A JP2001094862 A JP 2001094862A
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Masanobu Akutsu
雅信 阿久津
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像出力時(プリント時)に適切な画像補正
を行うことを可能にする。 【解決手段】 エリアパターンテーブル部が、撮影画面
において複数のエリアのいずれかによって構成される複
数のパターン及び該複数のパターンに対応するコードを
格納する。撮影画面において焦点の合った被写体が写っ
ている合焦エリアを検出する(S24)。合焦エリアが
構成するパターンを、エリアパターンテーブル部に格納
された複数のパターンと比較して同一のパターンを検出
し(S26,S29)、該同一のパターンに対応するコ
ードを読み出す(S33)。同一のパターンを検出でき
ない場合、合焦エリアが構成するパターンに最も近いパ
ターンを、エリアパターンテーブル部に格納された複数
のパターンの中から検出し(S28,S32)、該検出
されたパターンに対応するコードを読み出す(S3
3)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、撮像装置、撮像再
生システム、撮像方法、撮像再生方法、及び記憶媒体に
関し、特に、自動焦点調整ができる撮像装置、被写体の
撮影状態に応じて画像補正ができる撮像再生装置、該撮
像装置に適用される撮像方法、該撮像再生システムに適
用される撮像再生方法、該撮像方法を実行するプログラ
ムを記憶した記憶媒体、及び該撮像再生方法を実行する
プログラムを記憶した記憶媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、露出制御や焦点調整の自動化によ
りカメラの性能が向上し、誰でも適正な撮影を行ないプ
リントを手にすることができるようになった。
【0003】また、画像を、CCDなどの光電変換素子
によって光電的に読み取ってディジタル信号に変換して
画像データを得、この画像データを画像処理した上でメ
モリに記憶し、このメモリに記憶された画像データを画
像出力装置により読み出し、画像処理して、カラーぺー
パーなどの記録媒体上に再生する画像再生システムも知
られている。
【0004】この画像再生システムでは、記録されてい
る画像が、露光不足あるいは露光過剰など、適切でない
撮影条件下で撮影されたものであっても、その画像の画
像データに対して画像処理を施すことにより、所望の色
および階調を有する画像として再生することができ、ま
た、所望により異なった色および階調を有する画像とし
て再生することもできる。
【0005】更に従来の画像再生システムでは、記録さ
れた画像情報を基に撮影状況や撮影者の意図を推定し
て、自動的に画像処理を行うようにしている。
【0006】ところで、こうした記録画像情報を基にし
た撮影状況や撮影者の意図の推定では、画像処理が必ず
しも適切に行われず、撮影者にとって不満なプリントし
か得られないことがある。
【0007】そうしたことから、撮影時の各種の情報を
記録してプリント時の画像処理に役立てる提案がされて
いる。例えば、銀塩フィルムを使用するカメラにおける
新方式(ADVANCED PHOTO SYSTEM)では、フィルムの裏
側に透明な磁気層が塗布されており、この磁気層に、撮
影時の情報として、対象とする被写体のフィルム上での
位置と大きさの情報を書込めるように提案されている。
具体的には、フィルムの1コマ分の撮影可能範囲を縦方
向5分割、横方向5分割の計25のブロックに分け、対
象とする被写体が写っているブロックを抽出し、それら
の抽出ブロックをパターン化してコードを割り当て、こ
のコードをフィルムの裏側の透明な磁気層に記録するこ
とが提案されている。
【0008】このフィルムのプリント時には、コードを
基にして対象被写体が写っているブロックが認識できる
ので、そうした認識に基づき画像補正(ガンマ補正、コ
ントラスト調整、シャープネス調整、画像フィルタ選択
等)を行って、撮影状況や撮影者の意図に沿ったプリン
トを得ることができる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記新
方式では、抽出されるブロックの数は1から25までの
可能性があり、こうした抽出ブロックの組合わせによっ
て構成され得るパターン数は、膨大な数になる。また、
フィルムの裏側の透明な磁気層に書き込めるデータの量
にも制限があり、そうした事情から、限られた数の所定
パターンだけがコード化されるようになっている。その
ため、対象とする被写体の画像の大きさや形状によって
は当てはまるパターンが存在せず、その場合にはコード
化ができない。したがって、プリント時に適切な画像補
正をすることができないという問題があった。
【0010】また、プリント時に、顔のように撮影画角
上方にある被写体を最適に画像補正したいが、撮影時に
カメラを横方向に構えて撮影したか、縦方向に構えて撮
影したかによって撮影画角上方が変わるので、適正な画
像補正をすることができなかった。
【0011】また、撮影画像のどの部分を対象被写体と
してコード化が行われたを撮影者が確認することができ
ないので、プリント時に撮影者の意図とは異なる画像補
正が行われる可能性があった。
【0012】本発明はこのような問題点に鑑みてなされ
たものであって、画像出力時(プリント時)に適切な画
像補正を行うことを可能にした撮像装置、撮像再生シス
テム、撮像方法、撮像再生方法、及び記憶媒体を提供す
ることを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明によれば、焦点調節のできるレ
ンズと、該レンズを介して被写体の画像が投影される撮
影画面とを備えた撮像装置において、複数のエリアに分
割された撮影画面において焦点の合った被写体が写って
いる合焦エリアを検出する合焦エリア検出手段と、前記
撮影画面に写った画像を記録する第1の記録手段と、前
記撮影画面において前記複数のエリアのいずれかによっ
て構成される複数のパターン及び該複数のパターンに対
応するコードを格納するパターン・コード格納手段と、
前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
手段と、前記第1のコード化手段が前記同一のパターン
を検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面に
おいて構成するパターンに最も近いパターンを、前記パ
ターン・コード格納手段に格納された複数のパターンの
中から検出し、該検出されたパターンに対応するコード
を読み出す第2のコード化手段と、前記第1または第2
のコード化手段が読み出したコードを前記第1の記録手
段で記録した画像に対応づけて記録する第2の記録手段
とを有することを特徴とする。
【0014】請求項8記載の発明によれば、焦点調節の
できるレンズと、該レンズを介して被写体の画像が投影
される撮影画面とを備えた撮像再生システムにおいて、
複数のエリアに分割された撮影画面において焦点の合っ
た被写体が写っている合焦エリアを検出する合焦エリア
検出手段と、前記撮影画面に写った画像を記録する第1
の記録手段と、前記撮影画面において前記複数のエリア
のいずれかによって構成される複数のパターン及び該複
数のパターンに対応するコードを格納するパターン・コ
ード格納手段と、前記合焦エリアが前記撮影画面におい
て構成するパターンを、前記パターン・コード格納手段
に格納された複数のパターンと比較して同一のパターン
を検出し、該同一のパターンに対応するコードを読み出
す第1のコード化手段と、前記第1のコード化手段が前
記同一のパターンを検出できない場合、前記合焦エリア
が前記撮影画面において構成するパターンに最も近いパ
ターンを、前記パターン・コード格納手段に格納された
複数のパターンの中から検出し、該検出されたパターン
に対応するコードを読み出す第2のコード化手段と、前
記第1または第2のコード化手段が読み出したコードを
前記第1の記録手段で記録した画像に対応づけて記録す
る第2の記録手段と、前記第1の記録手段によって記録
された画像と、前記第2の記録手段によって記録された
コードとを受け取り、該コードに対応するパターンに基
づき前記画像に対して画像補正を行い、出力する画像補
正出力手段とを有することを特徴とする。
【0015】また、請求項9記載の発明によれば、焦点
調節のできるレンズと、複数のエリアに分割され該レン
ズを介して被写体の画像が投影される撮影画面と、該撮
影画面において前記複数のエリアのいずれかによって構
成される複数のパターン及び該複数のパターンに対応す
るコードを格納するパターン・コード格納手段とを備え
た撮像装置に適用される撮像方法において、前記撮影画
面に写った画像を記録する第1の記録ステップと、前記
撮影画面において焦点の合った被写体が写っている合焦
エリアを検出する合焦エリア検出ステップと、前記合焦
エリアが前記撮影画面において構成するパターンを、前
記パターン・コード格納手段に格納された複数のパター
ンと比較して同一のパターンを検出し、該同一のパター
ンに対応するコードを読み出す第1のコード化ステップ
と、前記第1のコード化ステップにおいて前記同一のパ
ターンを検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影
画面において構成するパターンに最も近いパターンを、
前記パターン・コード格納手段に格納された複数のパタ
ーンの中から検出し、該検出されたパターンに対応する
コードを読み出す第2のコード化ステップと、前記第1
または第2のコード化ステップが読み出したコードを前
記第1の記録ステップで記録した画像に対応づけて記録
する第2の記録ステップとを有することを特徴とする。
【0016】請求項16記載の発明によれば、焦点調節
のできるレンズと、複数のエリアに分割され該レンズを
介して被写体の画像が投影される撮影画面と、該撮影画
面において前記複数のエリアのいずれかによって構成さ
れる複数のパターン及び該複数のパターンに対応するコ
ードを格納するパターン・コード格納手段とを備えた撮
像再生システムに適用される撮像再生方法において、前
記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録ステップ
と、前記撮影画面において焦点の合った被写体が写って
いる合焦エリアを検出する合焦エリア検出ステップと、
前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
ステップと、前記第1のコード化ステップにおいて前記
同一のパターンを検出できない場合、前記合焦エリアが
前記撮影画面において構成するパターンに最も近いパタ
ーンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複
数のパターンの中から検出し、該検出されたパターンに
対応するコードを読み出す第2のコード化ステップと、
前記第1または第2のコード化ステップが読み出したコ
ードを前記第1の記録ステップで記録した画像に対応づ
けて記録する第2の記録ステップと、前記第1の記録ス
テップによって記録された画像と、前記第2の記録ステ
ップによって記録されたコードとを受け取り、該コード
に対応するパターンに基づき前記画像に対して画像補正
を行い、出力する画像補正出力ステップとを有すること
を特徴とする。
【0017】さらに、請求項17記載の発明によれば、
焦点調節のできるレンズと、複数のエリアに分割され該
レンズを介して被写体の画像が投影される撮影画面と、
該撮影画面において前記複数のエリアのいずれかによっ
て構成される複数のパターン及び該複数のパターンに対
応するコードを格納するパターン・コード格納手段とを
備えた撮像装置に適用される撮像方法をプログラムとし
て記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記憶媒
体において、前記撮像方法が、前記撮影画面に写った画
像を記録する第1の記録ステップと、前記撮影画面にお
いて焦点の合った被写体が写っている合焦エリアを検出
する合焦エリア検出ステップと、前記合焦エリアが前記
撮影画面において構成するパターンを、前記パターン・
コード格納手段に格納された複数のパターンと比較して
同一のパターンを検出し、該同一のパターンに対応する
コードを読み出す第1のコード化ステップと、前記第1
のコード化ステップにおいて前記同一のパターンを検出
できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面において
構成するパターンに最も近いパターンを、前記パターン
・コード格納手段に格納された複数のパターンの中から
検出し、該検出されたパターンに対応するコードを読み
出す第2のコード化ステップと、前記第1または第2の
コード化ステップが読み出したコードを前記第1の記録
ステップで記録した画像に対応づけて記録する第2の記
録ステップとを有することを特徴とする。
【0018】請求項24記載の発明によれば、焦点調節
のできるレンズと、複数のエリアに分割され該レンズを
介して被写体の画像が投影される撮影画面と、該撮影画
面において前記複数のエリアのいずれかによって構成さ
れる複数のパターン及び該複数のパターンに対応するコ
ードを格納するパターン・コード格納手段とを備えた撮
像再生システムに適用される撮像再生方法をプログラム
として記憶した、コンピュータにより読み出し可能な記
憶媒体において、前記撮像再生方法が、前記撮影画面に
写った画像を記録する第1の記録ステップと、前記撮影
画面において焦点の合った被写体が写っている合焦エリ
アを検出する合焦エリア検出ステップと、前記合焦エリ
アが前記撮影画面において構成するパターンを、前記パ
ターン・コード格納手段に格納された複数のパターンと
比較して同一のパターンを検出し、該同一のパターンに
対応するコードを読み出す第1のコード化ステップと、
前記第1のコード化ステップにおいて前記同一のパター
ンを検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面
において構成するパターンに最も近いパターンを、前記
パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
の中から検出し、該検出されたパターンに対応するコー
ドを読み出す第2のコード化ステップと、前記第1また
は第2のコード化ステップが読み出したコードを前記第
1の記録ステップで記録した画像に対応づけて記録する
第2の記録ステップと、前記第1の記録ステップによっ
て記録された画像と、前記第2の記録ステップによって
記録されたコードとを受け取り、該コードに対応するパ
ターンに基づき前記画像に対して画像補正を行い、出力
する画像補正出力ステップとを有することを特徴とす
る。
【0019】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照して説明する。
【0020】(第1の実施の形態)図1は、本発明の第
1の実施形態に係るディジタル方式のカメラの構成を示
すブロック図である。
【0021】図中1は、画像を光学的に取り込むレンズ
部であり、フォーカスを合わせるためのモータを内蔵し
ている。なおレンズ部1は、カメラ本体から取り外し可
能な構成であってもよい。2はCCD部であり、レンズ
部1によって光学像となった画像を電気的な画像に変換
するための電荷結合素子(CCD)及びA/D変換部で
構成され、画像がデジタルデータとして出力される。C
CD部2は、C−MOS等の光電変換素子で構成しても
よい。
【0022】3は、CCD部2から出力されるデジタル
データを基に画像処理を行うカメラ信号処理部、測距処
理部及びエリア認識部(以下「処理部」と呼ぶ)であ
り、CPU5によって制御される。処理部3におけるカ
メラ信号処理部は、測光、ホワイトバランス、ストロボ
部4が発光する場合には調光などの画像処理と、制御デ
ータの生成とを行う。処理部3における測距処理部は、
あらかじめ決められた25分割エリアの測距情報を基に
した合焦エリアの決定(詳しくは後述)、レンズ部1の
フォーカシングデータの生成、被写体エリア情報の生成
等を行う。処理部3におけるエリア認識部は、合焦エリ
アによるパターンをコード化する。
【0023】本実施形態では、「NHK技術研究」昭和
40年第17巻第1号通巻86号第21頁〜第37頁に
詳細に記述されているフォーカシング方式を採用してお
り、画像信号中の高域成分によって画面の精細度を検出
し、その精細度が最大となるようにフォーカシングレン
ズを駆動して、自動的にカメラの光学焦点調整を行う、
いわゆる山登りサーボ方式によりフォーカシングを行
う。
【0024】CPU5は、操作キーから入力信号の受
付、レンズ部1、処理部3、ストロボ部4の制御、縦横
検知部6の検知結果に基づく縦位置撮影/横位置撮影の
検知、所定のパターンが登録されているエリアパターン
テーブル部7の読み出しとパターンのコード化等を行
う。
【0025】縦横検知部6は姿勢検知センサを内蔵し、
撮影時にカメラが縦位置に構えられて撮影されたか、横
位置で構えられて撮影されたかを検出する。エリアパタ
ーンテーブル部7は、ROMまたはフラッシュメモリで
構成され、後述の図3〜図7で示す所定のパターンとコ
ード表とが格納されている。
【0026】8は表示用処理部であり、LCDなどで構
成された表示部10にメモリ9を使って、撮影画像、選
択された被写体エリア情報、撮影画像確認メッセージ等
を表示する。また、文字、情報エリアの点滅、色替え等
の特殊表示により、動作状態の確認要求や処理の警告を
行える。なお、こうした表示を外部液晶表示器やLED
等の表示素子によって行うようにしてもよい。
【0027】圧縮/伸長処理部11及びメモリ12はC
PU13によって制御され、画像記録時に撮影画像デー
タを圧縮して画像情報とし、CPU5でコード化された
被写体情報と共に画像ファイルを生成する。この画像フ
ァイルは、画像情報とコード化された被写体情報とが別
々の領域に記録された画像ファイルになっている。な
お、本実施の形態では、記録用メモリの容量削減のた
め、撮影画像データを圧縮したが、画質を最優先に考え
て非圧縮データを記録するようにしてもよい。
【0028】14は、上記生成された画像ファイルを外
部に出力するためのデータ出力部である。データ出力部
14はメモリ15に上記画像ファイルを記録することが
可能である。なお画像ファイルを外部に出力するため、
上記画像ファイルを周知の取り外し可能なメモリカード
に記録して出力したり、ケーブルを使って物理的に出力
先とつないだり、赤外通信等を使って非接触状態で外部
に画像ファイルを出力するようにしてもよい。
【0029】なおまた、上記のCPU5とCPU13と
をひとつのマイクロコンピュータで構成したり、圧縮/
伸長処理部11で、画像情報とコード化された被写体情
報とを別なファイルとして生成して記録してもよい。
【0030】次に、こうした構成のカメラの動作を、図
2を参照して説明する。
【0031】図2は、図1に示すカメラの撮影時の動作
手順を示すフローチャートである。
【0032】まず、撮影者により撮影動作が開始されて
レリーズボタンが押されると(S21)と、縦横検知部
6が、カメラが縦位置に構えられて撮影が開始された
か、横位置に構えられて撮影が開始されたかを検出する
(S22)。その後、従来と同様な測距動作を開始する
(S23)。すなわち、山登りサーボ方式のフォーカシ
ングにより、画像信号中の高域成分によって画面の精細
度を検出し、その精細度が最大となるようにフォーカシ
ングレンズを駆動して、自動的にカメラの光学焦点調整
を行う。
【0033】つぎに測距動作によって得られた情報を基
に被写体情報の抽出が行われる(S24)。すなわち、
撮影画面が縦方向5分割、横方向5分割の合計25分割
のエリアに分けられており、それらの25のエリアにお
いて、フォーカシングされた対象の被写体が写っている
エリアを抽出する。この抽出されたエリアを以下では
「合焦エリア」と呼ぶ。なお、撮影者の視線位置を基に
合焦エリアを決定したり、外部操作キー等でエリアを設
定して、合焦エリアを決定するようにしてもよい。
【0034】次に、抽出された合焦エリアが複数存在す
るかどうか判別する(S25)。抽出された合焦エリア
が1つしか存在しない場合は、エリアパターンテーブル
部7を参照して、抽出された合焦エリアによって撮影画
面上で構成されるパターンと一致するパターンを探す
(S26)。ここで、一致するパターンが存在すれば
(S27)、このエリアパターンを「被写体情報エリ
ア」として決定し、撮影画像と共に表示部10に表示す
る(S33)。
【0035】ステップS27で、エリアパターンテーブ
ル部7を参照して一致するパターンがなかった場合は、
表示部10に警告を表示し(S39)、撮影者の意図通
りに被写体にフォーカシングがされていないことを通知
する。なお、この警告は外部表示器に表示したり、LE
D等の発光素子を光らせることで行ってもよい。
【0036】そして、エリアパターンテーブル部7か
ら、抽出された合焦エリアを含む最小エリア数のパター
ンを選択する(S28)。この時、ステップS22で検
出された検出結果を用いて、撮影画角の上方に位置する
エリアに重みづけをして、パターンの選択を行う。この
重みづけ選択は、撮影画角の上方に通常、人間の顔のよ
うな、重要なフォーカシング対象があることに着目した
ために行われる処理である。
【0037】この選択されたパターンを「被写体情報エ
リア」として決定し、撮影画像と共に表示部10に表示
する(S33)。
【0038】なお、本実施の形態では、消費電力削減の
ため、レリーズボタンが押された後に測距動作を行い、
エリア抽出やパターン表示を行っているが、これに代わ
って、レリーズボタンのオン/オフに関わりなく常時、
測距動作を行って、エリア抽出やパターン表示を常時行
うようにしてもよい。
【0039】ステップS25で、抽出された合焦エリア
が複数存在すると判別されたときは、エリアパターンテ
ーブル部7を参照して、抽出された合焦エリアによって
撮影画面上で構成されるパターンと一致するパターンを
探す(S29)。ここで、一致するパターンが存在すれ
ば(S30)、このエリアパターンを「被写体情報エリ
ア」として決定し、撮影画像と共に表示部10に表示す
る(S33)。
【0040】ステップS30で、エリアパターンテーブ
ル部7を参照して一致するパターンがなかった場合は、
表示部10に警告を表示し(S40)、撮影者の意図通
りに被写体にフォーカシングがされていないことを通知
する。なお、この警告は外部表示器に表示したり、LE
D等の発光素子を光らせることで行ってもよい。
【0041】つぎに、抽出された複数の合焦エリアの中
で、隣接したエリア数が最も多いエリアを1つ、基準エ
リアとして抽出する(S31)。そして、エリアパター
ンテーブル部7を参照してその中から、基準エリアを含
むとともに、最初に抽出された複数の合焦エリアを一番
多く含むパターンを選択する(S32)。
【0042】この時、ステップS22で検出された検出
結果を用いて、撮影画角の上方に位置するエリアに重み
づけをして、パターンの選択を行う。この選択されたパ
ターンを「被写体情報エリア」として決定し、撮影画像
と共に表示部10に表示する。
【0043】次に、測光・露出制御が行われ(S3
4)、撮影が行われる(S35)。そして、ステップS
33で決定・選択されたパターン(被写体情報エリア)
のコードをエリアパターンテーブル部7から読み出し
(S36)、撮影画像と共に画像ファイルとして記録す
る(S37)。
【0044】記録された撮影画像は、表示部10にフリ
ーズ画として表示され、また同時に、被写体情報エリア
も表示部10に表示され、これによって撮影者は、被写
体情報エリアと重ねあわされた撮影画像を確認でき、撮
影者の意図通りにフォーカシングが行われているかどう
かを確認できる。この時、撮影者の意図と違ったフォー
カシングが行われていた場合は、被写体情報エリアの取
り直しが可能である。
【0045】図3〜図7は、エリアパターンテーブル部
7に格納された所定のパターンとコード表とを示す図で
ある。図3はコード表を、図4〜図7は所定のパターン
を示す。
【0046】本実施の形態では、25のエリアに分割さ
れた撮影画面において、所定のパターンとして102個
のパターンが予め設定される。これらの102個のパタ
ーンには「code1」から「code102」までの名称が付けら
れる。図4〜図7は、これらの102個のパターンを示
し、図中で網目部分が合焦エリアを示す。図3は、こう
した「code1」から「code102」までのパターンに対して
割り振られたコードを示し、例えば「code1」のパター
ンはコード0011010が割り振られ、「code102」
のパターンはコード1111111が割り振られている
ことを示している。
【0047】次に、図2に示す撮影動作を、図8から図
10に示す画像例を参照して具体的に説明する。
【0048】図8は、合焦エリアが1つである場合の画
像例を示す図である。
【0049】すなわち、図2のステップS24において
合焦エリア81[図8(B)]だけが抽出された場合、
図2のステップS26において、図4〜図7に示すエリ
アパターンテーブル部7を参照して一致するパターンを
探しても発見できない。その場合、図2のステップS2
8において、エリアパターンテーブル部7から、抽出さ
れた合焦エリア81とエリア82[図8(C)]とから
なるパターンcode22を選択する。このパターンcode22
を、図2のステップS33において被写体情報エリアと
して決定する。表示部10には、図8(A)に示すよう
な撮影画像と被写体情報エリアとが同時に表示される。
【0050】図9は、合焦エリアが複数あり、カメラ横
位置で撮影された画像例を示す図である。
【0051】すなわち、図2のステップS24において
合焦エリア91〜94が抽出された場合、図2のステッ
プS29において、図4〜図7に示すエリアパターンテ
ーブル部7を参照して一致するパターンを探しても発見
できない。その場合、図2のステップS31において、
抽出された合焦エリア91〜94の中で、隣接したエリ
ア数が最も多いエリア92を基準エリアとして抽出す
る。そして、図2のステップS32において、エリアパ
ターンテーブル部7を参照してその中から、基準エリア
92を含むとともに、最初に抽出された合焦エリア91
〜94を一番多く含むパターンcode33を選択する。この
パターンcode33を、図2のステップS33において被写
体情報エリアとして決定する。
【0052】図10は、合焦エリアが複数あり、カメラ
縦位置で撮影された画像例を示す図である。
【0053】すなわち、図2のステップS24において
合焦エリア101〜104が抽出された場合、図2のス
テップS29において、図4〜図7に示すエリアパター
ンテーブル部7を参照して一致するパターンを探しても
発見できない。その場合、図2のステップS31におい
て、抽出された合焦エリア101〜104の中で、隣接
したエリア数が最も多いエリア102を基準エリアとし
て抽出する。そして、図2のステップS32において、
エリアパターンテーブル部7を参照してその中から、基
準エリア102を含むとともに、最初に抽出された合焦
エリア101〜104を一番多く含むパターンcode45を
選択する。このパターンcode45を、図2のステップS3
3において被写体情報エリアとして決定する。
【0054】以上のように、本実施の形態では、エリア
パターンテーブル部7に格納される所定のパターンの数
が102というように少ない場合でも、確実に最も近い
パターンを決定することができる。
【0055】次に、上記カメラで撮影された画像を再生
する再生装置を説明する。再生装置としては主に、記録
媒体に印刷するプリンタを説明する。
【0056】図11は、第1の実施の形態に係る再生装
置(プリンタ)のブロック図である。
【0057】111はデータ入力部であり、図1に示す
カメラで記録された画像ファイルを受け取る。112は
データ判別部であり、画像データ部、エリアデータ部、
被写体エリア判別部、エリアテーブルで構成され、デー
タ入力部111で受け取った画像ファイルから撮影画像
とコードとを得、撮影画像を画像データ部へ格納する。
コードに関しては、エリアテーブルに、図1に示すカメ
ラのエリアパターンテーブル部7と同じ内容が格納され
ており、このエリアテーブルを用いてデコードして被写
体情報エリアを得、被写体情報エリアをエリアデータ部
に撮影画像と対応付けて格納する。
【0058】113は画像処理部であり、撮影画像全体
から、明るさ、色等に関するヒストグラム収集を行い、
被写体情報エリア(フォーカシングされた被写体が写っ
ているエリア)における画像の輝度情報や色情報を算出
し、所望の出力状態に応じて画像データ特性変換を行
う。114は画像出力部であり、画像処理部113の出
力データに対して、出力形態や出力画像の大きさ等を考
慮して、加色系のR,G,B特性から、減色系のY,
M,C特性に変換してプリンタ部(図示せず)へ出力す
る。
【0059】画像モニタ116には、撮影画像の再生画
像、画像処理状態、画像データのヒストグラム、被写体
情報エリア等が表示される。操作者は、画像モニタ11
6に表示される上記した内容を確認しながら、操作部1
15を介して入力操作を行う。
【0060】次に、上記のように構成される再生装置の
プリント時の動作を、図12を参照して説明する。
【0061】図12は、再生装置のプリント時の動作手
順を示すフローチャートである。
【0062】プリント動作が開始されると、データ入力
部111が、カメラから送られた画像ファイルを内部に
読み込む(S121)。もしデータが圧縮されているな
らば解凍動作を行う。
【0063】読み込まれた画像ファイルは、データ判別
部112で撮影画像とコードとに分けられる(S12
2)。もしこの時、コードがなかった場合には、図12
では図示を省略したが、画像の中央付近を被写体情報エ
リアとみなして、ステップS125〜S128を実行す
る。
【0064】得られたコードを基に、データ判別部11
2はエリアテーブルを参照して、被写体情報エリアを獲
得する(S123)。カメラ内の撮影画面にあらかじめ
決められたエリアと再生装置(プリンタ)内の画像エリ
アは、略等しい比率で構成されており、またエリアパタ
ーンテーブル部7とエリアテーブルとは同じ内容のデー
タとなっているため、ここで獲得された被写体情報エリ
アは、カメラにおける被写体情報エリアと同じものとな
る。
【0065】獲得された被写体情報エリアが撮影画像に
対応付けられ、フォーカシングされている被写体が写っ
ているエリアにおける撮影画像が抽出される(S12
4)。この抽出された撮影画像は全体の撮影画像と共に
画像処理部113に送られ、全体の撮影画像のヒストグ
ラム、抽出された撮影画像のヒストグラム、それぞれの
撮影画像の周波数分布等が作成される(S125)。
【0066】これらのヒストグラムや周波数分布を基に
画像補正が行われる(S126)。たとえば、被写体情
報エリア内の画像ヒストグラムに、全体の画像ヒストグ
ラムよりも肌色成分が多く含まれる場合には、被写体が
人物の顔と判断して人物の顔に合った画像補正(例えば
ガンマ補正、、コントラスト調整、シャープネス調整、
画像フィルタ選択)を行う。また、被写体情報エリアよ
りも上部における画像の周波数分布が低域に偏ってお
り、かつその部分の画像ヒストグラムの色成分に青色成
分が多く含まれている場合には、この上部画像は青空で
あると判断し、青空に合った画像補正を行う。また、被
写体情報エリア内の画像の周波数分布に比べ、全体の画
像の周波数分布が低域に偏っている時には、全体の画像
に接写撮影によるボケ味が存在すると判断し、それに合
った画像補正を行う。
【0067】画像補正が完了すると、画像出力部114
で、この画像データに対して、出力形態や出力画像の大
きさ等を考慮して、加色系のR,G,B特性から、減色
系のY,M,C特性に出力形式データ変換を行い(S1
27)、プリンタ部へ出力して所定のプリントを行う
(S128)。
【0068】以上のようにして、被写体情報エリアにお
ける撮影画像に基づき、プリント時に画像補正が行わ
れ、かくして、撮影者の意図通りの画像再生が可能とな
る。
【0069】(第2の実施の形態)次に第2の実施の形
態を説明する。第2の実施の形態は、銀塩フィルムを使
用するタイプのカメラ及びプリンタに関する。
【0070】図13は、本発明の第2の実施形態に係る
カメラの構成を示すブロック図である。
【0071】131はレンズ部であり、フォーカスを合
わせるためのモーターを内蔵している。なおレンズ部1
31は、カメラ本体から取り外し可能な構成であっても
よい。132は絞り機構、133はシャッタ機構であ
る。絞り機構132とシャッタ機構133とを一体に構
成してもよい。
【0072】134は周知の位相差検出方式による測距
検出部であり、あらかじめ決められた測距検出エリアの
中に検出センサが配置されている。この位相差検出方式
の焦点検出では、基準部と参照部との像が一致した時の
像間隔が所定の間隔よりも大きいときには後ピン、小さ
いときには前ピン、所定の間隔と同じときは合焦とそれ
ぞれ判断される。
【0073】135はファインダであり、ファインダ1
35には被写体情報エリアが撮影画像と重ねて表示され
る。136は、レンズ部131、絞り機構132、シャ
ッタ機構133を介して入射した撮影画像を記録する写
真フィルムであり、フィルム136の裏側に透明な磁気
記録層が塗布されている。該磁気記録層には、コマ毎の
撮影画像に対応づけて、デジタルデータが磁気記録され
る。137は磁気ヘッドを含む情報書き込み部であり、
写真フィルム136の磁気記録層に、デジタルデータを
記録する。
【0074】138はカメラ全体を制御するCPUであ
り、露出検出部(図示せず)で得られた輝度情報とフィ
ルム感度とにより光値(LV)を算出して、絞り機構1
32、シャッタ機構133を制御したり、操作KEY1
50及び縦横検知部139から送られる情報を受け取っ
たり、所定のパターンが登録されているエリアパターン
テーブル部140の読み出しやパターンのコード化を行
ったり、被写体情報エリア(フォーカシングされた被写
体が写っているエリア)をファインダ135に表示させ
たり、情報書き込み部137を制御して、写真フイルム
136の磁気記録層にコード化した被写体情報エリアを
書き込んだりする。
【0075】139は縦横検知部であり、姿勢検知セン
サを内蔵し、撮影時カメラが縦位置に構えられて撮影さ
れたか、横位置に構えられて撮影されたかを検出する。
140は、ROMまたはフラッシュメモリで構成された
エリアパターンテーブル部であり、第1の実施形態のエ
リアパターンテーブル部7に格納されているデータと略
同じデータが格納されている。ただし、第2の実施形態
のエリアパターンテーブル部140では、合焦エリアが
1つだけのパターンの数を増やし、25のエリア全てに
それぞれ合焦エリアが1つだけ存在する各パターンを用
意する。
【0076】次に、こうした構成のカメラの動作を、図
14を参照して説明する。
【0077】図14は、図13に示すカメラの撮影時の
動作手順を示すフローチャートである。
【0078】まず、撮影者により撮影動作が開始されて
レリーズボタンが押されると(S141)と、縦横検知
部139が、カメラが縦位置に構えられて撮影が開始さ
れたか、横位置に構えられて撮影が開始されたかを検出
する(S142)。その後、測距検出部134が測距動
作を行う(S143)。すなわち、位相差検出方式によ
るフォーカシングにより、基準部と参照部との像が一致
した時の像間隔が所定の間隔と同じになるようにフォー
カシングレンズを駆動して、自動的にカメラの光学焦点
調整を行う。
【0079】つぎに測距動作によって得られた情報を基
に被写体情報の抽出が行われる(S144)。すなわ
ち、撮影画面が縦方向5分割、横方向5分割の合計25
分割のエリアに分けられており、それらの25のエリア
において、フォーカシングされた主たる被写体が写って
いるエリアを抽出する。この抽出されたエリアを以下で
は「合焦エリア」と呼ぶ。なお、撮影者の視線位置を基
に合焦エリアを決定したり、外部操作キー等でエリアを
設定して、合焦エリアを決定するようにしてもよい。
【0080】次に、抽出された合焦エリアが複数存在す
るかどうか判別する(S145)。抽出された合焦エリ
アが1つしか存在しない場合は、エリアパターンテーブ
ル部140を参照して、抽出された合焦エリアによって
撮影画面上で構成されるパターンと一致するパターンを
探す(S146)。前述のように、エリアパターンテー
ブル部140には、合焦エリアが1つである場合のパタ
ーンを全種類(25種類)用意しているので、一致する
パターンが必ず見つかる。一致するパターンを「被写体
情報エリア」として決定し、撮影画像と共に、被写体情
報エリアにある測距点をファインダ135に表示する
(S151)。
【0081】なお、本実施の形態では、消費電力削減の
ため、レリーズボタンが押された後に測距動作を行って
いるが、これに代わって、レリーズボタンのオン/オフ
に関わりなく常時、測距動作を行って、エリア抽出やパ
ターン表示を常時行うようにしてもよい。また、レリー
ズボタンを2段階スイッチにして、第1のポジションで
測距動作を開始するようにしてもよい。
【0082】ステップS145で、抽出された合焦エリ
アが複数存在すると判別されたときは、エリアパターン
テーブル部140を参照して、抽出された合焦エリアに
よって撮影画面上で構成されるパターンと一致するパタ
ーンを探す(S147)。ここで、一致するパターンが
存在すれば(S148)、このエリアパターンを「被写
体情報エリア」として決定し、撮影画像と共に、被写体
情報エリアにある測距点をファインダ135に表示する
(S151)。
【0083】ステップS148で、エリアパターンテー
ブル部140を参照して一致するパターンがなかった場
合は、抽出された複数の合焦エリアの中で、隣接したエ
リア数が最も多いエリアを1つ、基準エリアとして抽出
する(S149)。そして、エリアパターンテーブル部
140を参照してその中から、基準エリアを含むととも
に、最初に抽出された複数の合焦エリアを一番多く含む
パターンを選択する(S150)。
【0084】この時、ステップS142で検出された検
出結果を用いて、撮影画角の上方に位置するエリアに重
みづけをして、パターンの選択を行う。この選択された
パターンを「被写体情報エリア」として決定し、撮影画
像と共に、被写体情報エリアにある測距点をファインダ
135に表示する。
【0085】次に、測光・露出制御が行われ(S15
2)、撮影が行われて撮影画像が写真フィルム136に
露光される(S153)。そして、ステップS151で
決定・選択されたパターン(被写体情報エリア)のコー
ドをエリアパターンテーブル部140から読み出し(S
154)、写真フィルム136の裏面の磁気記録部にデ
ジタル的に記録する(S155)。
【0086】次に、図14に示す撮影動作を、図15及
び図16に示す画像例を参照して具体的に説明する。
【0087】図15は、合焦エリアが複数あり、カメラ
横位置で撮影された画像例を示す図である。
【0088】すなわち、図14のステップS144にお
いて合焦エリア151〜153が抽出された場合、図1
4のステップS147において、エリアパターンテーブ
ル部140を参照して一致するパターンを探しても発見
できない。その場合、図14のステップS149におい
て、抽出された合焦エリア151〜153の中で、隣接
したエリア数が最も多いエリア152を基準エリアとし
て抽出する。そして、図14のステップS150におい
て、エリアパターンテーブル部140を参照してその中
から、基準エリア152を含むとともに、最初に抽出さ
れた合焦エリア151〜153を一番多く含むパターン
(図4のcode29)を選択する。このパターンを、図14
のステップS151において被写体情報エリアとして決
定する。
【0089】図16は、合焦エリアが複数あり、カメラ
縦位置で撮影された画像例を示す図である。
【0090】すなわち、図14のステップS144にお
いて合焦エリア161〜164が抽出された場合、図1
4のステップS147において、エリアパターンテーブ
ル部140を参照して一致するパターンを探しても発見
できない。その場合、図14のステップS149におい
て、抽出された合焦エリア161〜164の中で、隣接
したエリア数が最も多いエリア161を基準エリアとし
て抽出する。そして、図14のステップS150におい
て、エリアパターンテーブル部140を参照してその中
から、基準エリア161を含むとともに、最初に抽出さ
れた合焦エリア161〜164を一番多く含むパターン
(図5のcode34)を選択する。このパターンを、図14
のステップS151において被写体情報エリアとして決
定する。
【0091】次に、上記カメラで撮影された画像を再生
する再生装置を説明する。再生装置としては、記録媒体
に印刷するプリンタを説明する。
【0092】図17は、第2の実施の形態に係る再生装
置(プリンタ)のブロック図である。本実施形態におけ
るプリンタは、写真フィルムの現像画像をスキャナでデ
ジタル的に読み出し、画像処理を行った後に、LEDや
レーザー等の光源により印画紙に写真プリントを行うも
のである。
【0093】171は、現像後の写真フィルムを装着す
るフィルム装着部である。172は、光源とCCD等の
光電変換素子とで構成された画像スキャナ部であり、装
着された写真フィルムの画像をデジタル的に読み出す。
173は、磁気ヘッドと信号増幅器とで構成された磁気
データ読み込み部であり、画像スキャナ部172で読み
込んだ画像に対応したコマのフィルム面の裏側に書かれ
た磁気データを読み込む。
【0094】174はデータ判別部であり、画像データ
部、エリアデータ部、被写体エリア判別部、エリアテー
ブルで構成され、画像スキャナー部172から送られた
撮影画像を画像データ部へ格納する。また、磁気データ
読み込み部173から送られた磁気データ(コード)
を、図13に示すカメラのエリアパターンテーブル部1
40と同じ内容のエリアテーブルを用いてデコードして
被写体情報エリアを得、被写体情報エリアをエリアデー
タ部に撮影画像と対応付けて格納する。
【0095】175は画像処理部であり、撮影画像全体
から、明るさ、色等に関するヒストグラム収集を行い、
被写体情報エリア(フォーカシングされた被写体が写っ
ているエリア)における画像の輝度情報や色情報を算出
し、所望の出力状態に応じて画像データ特性変換を行
う。176は画像出力部であり、画像処理部175の出
力データに対して、出力形態や出力画像の大きさ等を考
慮して、加色系のR,G,B特性から、減色系のY,
M,C特性に変換してプリンタ部(図示せず)へ出力す
る。
【0096】画像モニタ178には、撮影画像の再生画
像、画像処理状態、画像データのヒストグラム、被写体
情報エリア等が表示される。操作者は、画像モニタ17
8に表示される上記した内容を確認しながら、操作部1
77を介して入力操作を行う。
【0097】次に、上記のように構成される再生装置の
プリント時の動作を、図18を参照して説明する。
【0098】図18は、再生装置のプリント時の動作手
順を示すフローチャートである。
【0099】現像後の写真フィルムがフィルム装着部1
71に装着されてプリント動作が開始されると、撮影画
像が画像スキャナ部172から画像データとして内部に
読み込まれる(S181)。次に、磁気データ読み込み
部173から、画像スキャナ部172で読み込んだ画像
に対応したコマのフィルム面の裏側に書かれた磁気デー
タ(コード)が読み込まれる(S182)。
【0100】もしこの時、磁気データ(コード)がなか
った場合には、図18では図示を省略したが、画像の中
央付近を被写体情報エリアとみなして、ステップS18
5〜S188を実行する。
【0101】得られたコードを基に、データ判別部17
4はエリアテーブルを参照して、被写体情報エリアを獲
得する(S183)。カメラ内の撮影画面にあらかじめ
決められたエリアと再生装置(プリンタ)内の画像エリ
アは、略等しい比率で構成されており、またエリアパタ
ーンテーブル部140とエリアテーブルとは同じ内容の
データとなっているため、ここで獲得された被写体情報
エリアは、カメラにおける被写体情報エリアと同じもの
となる。
【0102】獲得された被写体情報エリアが撮影画像に
対応付けられ、フォーカシングされている被写体が写っ
ているエリアにおける撮影画像が抽出される(S18
4)。この抽出された撮影画像は全体の撮影画像と共に
画像処理部175に送られ、全体の撮影画像のヒストグ
ラム、抽出された撮影画像のヒストグラム、それぞれの
撮影画像の周波数分布等が作成される(S185)。
【0103】これらのヒストグラムや周波数分布を基に
画像補正が行われる(S186)。たとえば、被写体情
報エリア内の画像ヒストグラムに、全体の画像ヒストグ
ラムよりも肌色成分が多く含まれる場合には、被写体が
人物の顔と判断して人物の顔に合った画像補正(例えば
ガンマ補正、、コントラスト調整、シャープネス調整、
画像フィルタ選択)を行う。また、被写体情報エリアよ
りも上部における画像の周波数分布が低域に偏ってお
り、かつその部分の画像ヒストグラムの色成分に青色成
分が多く含まれている場合には、この上部画像は青空で
あると判断し、青空に合った画像補正を行う。また、被
写体情報エリア内の画像の周波数分布に比べ、全体の画
像の周波数分布が低域に偏っている時には、全体の画像
に接写撮影によるボケ味が存在すると判断し、それに合
った画像補正を行う。
【0104】画像補正が完了すると、画像出力部176
で、この画像データに対して、出力形態や出力画像の大
きさ等を考慮して、加色系のR,G,B特性から、減色
系のY,M,C特性に出力形式データ変換を行い(S1
87)、プリンタ部へ出力して所定のプリントを行う
(S188)。
【0105】以上のように、第1及び第2の実施形態で
は、エリアパターンテーブル部及びエリアテーブルにそ
れぞれ格納される所定のパターンの数が少なく、そのた
めに所定のパターンの中に、合焦エリアからなるパター
ンと一致するものがない場合でも、所定のアルゴリズム
に基づき、最も近いパターンを探し出すことができる。
したがって、エリアパターンテーブル部及びエリアテー
ブルを小型化でき、またパターンを表すコードのビット
数を少なくすることができる。
【0106】また、カメラのエリアパターンテーブル部
と再生装置のエリアテーブルとが同一のデータを格納し
ているため、被写体情報エリアをコードによってカメラ
から再生装置へ伝達することができる。
【0107】また、カメラの撮影画面とプリンタの再生
画面とで縦横比率が略等しく、また画面におけるエリア
構成も等しいので、同じテーブルデータを使って被写体
情報エリアのエンコード/デコードができ、撮影者の意
図をプリントに反映することが可能となる。
【0108】また、表示部やファインダの表示画面によ
って、撮影画像とこれに重なった被写体情報エリアとを
確認することができるため、間違った被写体の選択によ
る撮影ミスを防止できる。
【0109】また、第1の実施形態は、デジタル的に画
像を記録しプリントを行うシステムに有効である。第2
の実施形態例は、銀塩フィルムを使用するカメラとその
プリンタとからなるシステムに有効である。さらに、本
発明は、特定の記録媒体に限定されることなく、一般の
撮像装置(カメラ)及び画像再生装置(モニタ・プリン
タ)からなる装置に有効である。
【0110】なお、前述した各実施形態の機能を実現す
るソフトウェアのプログラムコードを記憶した記憶媒体
を、システムあるいは装置に供給し、そのシステムある
いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)が記
憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出して実行
することによっても、本発明が達成されることは言うま
でもない。
【0111】この場合、記憶媒体から読み出されたプロ
グラムコード自体が、前述の各実施形態の機能を実現す
ることになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒
体が本発明を構成することになる。
【0112】プログラムコードを供給するための記憶媒
体として、例えば、フロッピィディスク、ハードディス
ク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD
−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROMな
どを用いることができる。
【0113】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した各実施形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼働しているOSなど
が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によっ
て前述した各実施形態の機能が実現される場合も、本発
明に含まれることは言うまでもない。
【0114】さらに、記憶媒体から読み出されたプログ
ラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボー
ドやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わ
るメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指
示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに
備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行
い、その処理によって前述した各実施形態の機能が実現
される場合も、本発明に含まれることは言うまでもな
い。
【0115】
【発明の効果】以上詳述したように請求項1、請求項9
または請求項17記載の発明によれば、パターン・コー
ド格納手段が、複数のパターン及び該複数のパターンに
対応するコードを予め格納する。複数のエリアに分割さ
れた撮影画面において焦点の合った被写体が写っている
合焦エリアを検出し、合焦エリアが構成するパターン
を、パターン・コード格納手段に格納された複数のパタ
ーンと比較して同一のパターンを検出し、該同一のパタ
ーンに対応するコードを読み出す。もし同一のパターン
を検出できない場合、合焦エリアが構成するパターンに
最も近いパターンを、パターン・コード格納手段に格納
された複数のパターンの中から検出し、該検出されたパ
ターンに対応するコードを読み出す。該読み出されたコ
ードを撮影画面に投影されている画像に対応づけて記録
する。
【0116】これにより、パターン・コード格納手段に
格納する所定のパターンの数が少なく、そのために所定
のパターンの中に、合焦エリアからなるパターンと一致
するものがない場合でも、最も近いパターンを探し出す
ことができ、対応するコードを得ることができる。した
がって、画像出力時(プリント時)に、撮影者の意図通
りの適切な画像補正を行うことが可能になる。そして、
パターン・コード格納手段を小型化でき、またパターン
を表すコードのビット数を少なくすることができる。
【0117】また、請求項2、請求項3、請求項10、
請求項11、請求項18または請求項19記載の発明
は、同一のパターンを検出できない場合に、合焦エリア
が構成するパターンに最も近いパターンを検出するアル
ゴリズムを具体的に示す。
【0118】また、請求項4、請求項12または請求項
20記載の発明によれば、合焦エリアの検出を、被写体
との距離が測定された点が当該エリアに含まれることに
よって行う。
【0119】これにより、被写体がピントぼけすること
ない良好なプリントを得ることができる。
【0120】また、請求項5、請求項13または請求項
21記載の発明によれば、撮像装置の撮影時の姿勢を検
出し、合焦エリアが構成するパターンに最も近いパター
ンを、前記検出された姿勢に基づき撮影画角の上方エリ
アに重みづけをした上で、前記パターン・コード格納手
段に格納された複数のパターンの中から検出する。
【0121】これにより、人物の顔のような撮影画角上
方にある被写体を、縦横いずれのアングルで撮影した場
合でも、その画像に対しても適切に画像補正を行うこと
ができる。
【0122】また、請求項6、請求項14または請求項
22記載の発明によれば、コード化対象のパターンと対
応画像とが重ね合せて画像表示装置に表示される。
【0123】これにより、撮影者の意図通りにパターン
が検出されたか否かを撮影者が確認することができる。
【0124】また、請求項7、請求項15または請求項
23記載の発明によれば、同一のパターンを検出できな
い場合に操作者に警告を発生する。
【0125】これにより、同一のパターンを検出できな
いことを操作者(撮影者)に通知することができる。
【0126】また、請求項8、請求項16または請求項
24記載の発明によれば、記録された画像とコードとを
受け取り、該コードに対応するパターンに基づき、画像
に対して画像補正を行う。
【0127】これにより、撮像装置及び画像再生装置の
種類を選ばず、撮像装置によって撮影された画像が撮影
者の意図通りに画像再生装置において再生可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態に係るディジタル方式
のカメラの構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すカメラの撮影時の動作手順を示すフ
ローチャートである。
【図3】エリアパターンテーブル部に格納されたコード
表を示す図である。
【図4】エリアパターンテーブル部に格納された所定の
パターン(1/4)を示す図である。
【図5】エリアパターンテーブル部に格納された所定の
パターン(2/4)を示す図である。
【図6】エリアパターンテーブル部に格納された所定の
パターン(3/4)を示す図である。
【図7】エリアパターンテーブル部に格納された所定の
パターン(4/4)を示す図である。
【図8】合焦エリアが1つである場合の画像例を示す図
である。
【図9】合焦エリアが複数あり、カメラ横位置で撮影さ
れた画像例を示す図である。
【図10】合焦エリアが複数あり、カメラ縦位置で撮影
された画像例を示す図である。
【図11】第1の実施の形態に係る再生装置(プリン
タ)のブロック図である。
【図12】再生装置のプリント時の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【図13】本発明の第2の実施形態に係るカメラの構成
を示すブロック図である。
【図14】図13に示すカメラの撮影時の動作手順を示
すフローチャートである。
【図15】合焦エリアが複数あり、カメラ横位置で撮影
された画像例を示す図である。
【図16】合焦エリアが複数あり、カメラ縦位置で撮影
された画像例を示す図である。
【図17】第2の実施の形態に係る再生装置(プリン
タ)のブロック図である。
【図18】再生装置のプリント時の動作手順を示すフロ
ーチャートである。
【符号の説明】
1 レンズ部 2 CCD部 3 カメラ信号処理部、測距処理部及びエリア認識部
(処理部、合焦エリア検出手段) 4 ストロボ部 5 CPU(第1のコード化手段、第2のコード化手
段) 6 縦横検知部 7 エリアパターンテーブル部(パターン・コード格納
手段) 8 表示用処理部 9 メモリ(第1の記録手段、第2の記録手段) 10 表示部 11 圧縮/伸長処理部 12 メモリ 13 CPU 14 データ出力部 15 メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 AA03 BA34 2H051 AA08 BA47 DA08 DA10 DA23 DA27 DA30 2H103 AA31 5C022 AA13 AB15 AB21 AB22 AB30 AB68 AC01 AC11 AC13 AC18 AC42 AC54

Claims (24)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 焦点調節のできるレンズと、該レンズを
    介して被写体の画像が投影される撮影画面とを備えた撮
    像装置において、 複数のエリアに分割された撮影画面において焦点の合っ
    た被写体が写っている合焦エリアを検出する合焦エリア
    検出手段と、 前記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録手段
    と、 前記撮影画面において前記複数のエリアのいずれかによ
    って構成される複数のパターン及び該複数のパターンに
    対応するコードを格納するパターン・コード格納手段
    と、 前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
    ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
    のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
    のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
    手段と、 前記第1のコード化手段が前記同一のパターンを検出で
    きない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面において構
    成するパターンに最も近いパターンを、前記パターン・
    コード格納手段に格納された複数のパターンの中から検
    出し、該検出されたパターンに対応するコードを読み出
    す第2のコード化手段と、 前記第1または第2のコード化手段が読み出したコード
    を前記第1の記録手段で記録した画像に対応づけて記録
    する第2の記録手段とを有することを特徴とする撮像装
    置。
  2. 【請求項2】 前記第2のコード化手段は、前記合焦エ
    リアが前記撮影画面において複数存在する場合、該複数
    の合焦エリアの中で、隣接したエリア数が最も多いエリ
    アを抽出し、前記パターン・コード格納手段に格納され
    た複数のパターンの中から、前記抽出されたエリアを含
    むとともに、前記複数の合焦エリアを一番多く含むパタ
    ーンを選択し、該選択されたパターンに対応するコード
    を読み出すことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のコード化手段は、前記合焦エ
    リアが前記撮影画面において1つのみ在する場合、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から、前記合焦エリアを含む最小エリア数のパター
    ンを選択し、該選択されたパターンに対応するコードを
    読み出すことを特徴とする請求項1記載の撮像装置。
  4. 【請求項4】 前記合焦エリア検出手段は、複数のエリ
    アに分割された撮影画面において、被写体との距離が測
    定された点を含む画像からなる合焦エリアを検出するこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の撮像装置。
  5. 【請求項5】 前記撮像装置の撮影時の姿勢を検出する
    姿勢検出手段を、更に有し、 前記第2のコード化手段は、前記合焦エリアが前記撮影
    画面において構成するパターンに最も近いパターンを、
    前記姿勢検出手段によって検出した姿勢に基づき撮影画
    角の上方エリアに重みづけをした上で、前記パターン・
    コード格納手段に格納された複数のパターンの中から検
    出することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれ
    かに記載の撮像装置。
  6. 【請求項6】 前記第1または第2のコード化手段が読
    み出したコードに対応するパターンと、前記撮影画面に
    写った画像とを重ね合せて表示する表示手段を、更に有
    することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか
    に記載の撮像装置。
  7. 【請求項7】 前記第1のコード化手段が前記同一のパ
    ターンを検出できない場合に操作者に警告を発生する警
    告発生手段を、更に有することを特徴とする請求項1乃
    至請求項6のいずれかに記載の撮像装置。
  8. 【請求項8】 焦点調節のできるレンズと、該レンズを
    介して被写体の画像が投影される撮影画面とを備えた撮
    像再生システムにおいて、 複数のエリアに分割された撮影画面において焦点の合っ
    た被写体が写っている合焦エリアを検出する合焦エリア
    検出手段と、 前記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録手段
    と、 前記撮影画面において前記複数のエリアのいずれかによ
    って構成される複数のパターン及び該複数のパターンに
    対応するコードを格納するパターン・コード格納手段
    と、 前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
    ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
    のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
    のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
    手段と、 前記第1のコード化手段が前記同一のパターンを検出で
    きない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面において構
    成するパターンに最も近いパターンを、前記パターン・
    コード格納手段に格納された複数のパターンの中から検
    出し、該検出されたパターンに対応するコードを読み出
    す第2のコード化手段と、 前記第1または第2のコード化手段が読み出したコード
    を前記第1の記録手段で記録した画像に対応づけて記録
    する第2の記録手段と、 前記第1の記録手段によって記録された画像と、前記第
    2の記録手段によって記録されたコードとを受け取り、
    該コードに対応するパターンに基づき前記画像に対して
    画像補正を行い、出力する画像補正出力手段とを有する
    ことを特徴とする撮像再生システム。
  9. 【請求項9】 焦点調節のできるレンズと、複数のエリ
    アに分割され該レンズを介して被写体の画像が投影され
    る撮影画面と、該撮影画面において前記複数のエリアの
    いずれかによって構成される複数のパターン及び該複数
    のパターンに対応するコードを格納するパターン・コー
    ド格納手段とを備えた撮像装置に適用される撮像方法に
    おいて、 前記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録ステッ
    プと、 前記撮影画面において焦点の合った被写体が写っている
    合焦エリアを検出する合焦エリア検出ステップと、 前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
    ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
    のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
    のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
    ステップと、 前記第1のコード化ステップにおいて前記同一のパター
    ンを検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面
    において構成するパターンに最も近いパターンを、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から検出し、該検出されたパターンに対応するコー
    ドを読み出す第2のコード化ステップと、 前記第1または第2のコード化ステップが読み出したコ
    ードを前記第1の記録ステップで記録した画像に対応づ
    けて記録する第2の記録ステップとを有することを特徴
    とする撮像方法。
  10. 【請求項10】 前記第2のコード化ステップは、前記
    合焦エリアが前記撮影画面において複数存在する場合、
    該複数の合焦エリアの中で、隣接したエリア数が最も多
    いエリアを抽出し、前記パターン・コード格納手段に格
    納された複数のパターンの中から、前記抽出されたエリ
    アを含むとともに、前記複数の合焦エリアを一番多く含
    むパターンを選択し、該選択されたパターンに対応する
    コードを読み出すことを特徴とする請求項9記載の撮像
    方法。
  11. 【請求項11】 前記第2のコード化ステップは、前記
    合焦エリアが前記撮影画面において1つのみ在する場
    合、前記パターン・コード格納手段に格納された複数の
    パターンの中から、前記合焦エリアを含む最小エリア数
    のパターンを選択し、該選択されたパターンに対応する
    コードを読み出すことを特徴とする請求項9記載の撮像
    方法。
  12. 【請求項12】 前記合焦エリア検出ステップは、複数
    のエリアに分割された撮影画面において、被写体との距
    離が測定された点を含む画像からなる合焦エリアを検出
    することを特徴とする請求項9乃至請求項11のいずれ
    かに記載の撮像方法。
  13. 【請求項13】 前記撮像装置の撮影時の姿勢を検出す
    る姿勢検出ステップを、更に有し、 前記第2のコード化ステップは、前記合焦エリアが前記
    撮影画面において構成するパターンに最も近いパターン
    を、前記姿勢検出ステップによって検出された姿勢に基
    づき撮影画角の上方エリアに重みづけをした上で、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から検出することを特徴とする請求項9乃至請求項
    12のいずれかに記載の撮像方法。
  14. 【請求項14】 前記第1または第2のコード化ステッ
    プで読み出されたコードに対応するパターンと、前記撮
    影画面に写った画像とを重ね合せて表示する表示ステッ
    プを、更に有することを特徴とする請求項9乃至請求項
    13のいずれかに記載の撮像方法。
  15. 【請求項15】 前記第1のコード化ステップで前記同
    一のパターンを検出できない場合に操作者に警告を発生
    する警告発生ステップを、更に有することを特徴とする
    請求項9乃至請求項14のいずれかに記載の撮像方法。
  16. 【請求項16】 焦点調節のできるレンズと、複数のエ
    リアに分割され該レンズを介して被写体の画像が投影さ
    れる撮影画面と、該撮影画面において前記複数のエリア
    のいずれかによって構成される複数のパターン及び該複
    数のパターンに対応するコードを格納するパターン・コ
    ード格納手段とを備えた撮像再生システムに適用される
    撮像再生方法において、 前記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録ステッ
    プと、 前記撮影画面において焦点の合った被写体が写っている
    合焦エリアを検出する合焦エリア検出ステップと、 前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
    ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
    のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
    のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
    ステップと、 前記第1のコード化ステップにおいて前記同一のパター
    ンを検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面
    において構成するパターンに最も近いパターンを、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から検出し、該検出されたパターンに対応するコー
    ドを読み出す第2のコード化ステップと、 前記第1または第2のコード化ステップが読み出したコ
    ードを前記第1の記録ステップで記録した画像に対応づ
    けて記録する第2の記録ステップと、 前記第1の記録ステップによって記録された画像と、前
    記第2の記録ステップによって記録されたコードとを受
    け取り、該コードに対応するパターンに基づき前記画像
    に対して画像補正を行い、出力する画像補正出力ステッ
    プとを有することを特徴とする撮像再生方法。
  17. 【請求項17】 焦点調節のできるレンズと、複数のエ
    リアに分割され該レンズを介して被写体の画像が投影さ
    れる撮影画面と、該撮影画面において前記複数のエリア
    のいずれかによって構成される複数のパターン及び該複
    数のパターンに対応するコードを格納するパターン・コ
    ード格納手段とを備えた撮像装置に適用される撮像方法
    をプログラムとして記憶した、コンピュータにより読み
    出し可能な記憶媒体において、 前記撮像方法が、 前記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録ステッ
    プと、 前記撮影画面において焦点の合った被写体が写っている
    合焦エリアを検出する合焦エリア検出ステップと、 前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
    ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
    のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
    のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
    ステップと、 前記第1のコード化ステップにおいて前記同一のパター
    ンを検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面
    において構成するパターンに最も近いパターンを、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から検出し、該検出されたパターンに対応するコー
    ドを読み出す第2のコード化ステップと、 前記第1または第2のコード化ステップが読み出したコ
    ードを前記第1の記録ステップで記録した画像に対応づ
    けて記録する第2の記録ステップとを有することを特徴
    とする記憶媒体。
  18. 【請求項18】 前記第2のコード化ステップは、前記
    合焦エリアが前記撮影画面において複数存在する場合、
    該複数の合焦エリアの中で、隣接したエリア数が最も多
    いエリアを抽出し、前記パターン・コード格納手段に格
    納された複数のパターンの中から、前記抽出されたエリ
    アを含むとともに、前記複数の合焦エリアを一番多く含
    むパターンを選択し、該選択されたパターンに対応する
    コードを読み出すことを特徴とする請求項17記載の記
    憶媒体。
  19. 【請求項19】 前記第2のコード化ステップは、前記
    合焦エリアが前記撮影画面において1つのみ在する場
    合、前記パターン・コード格納手段に格納された複数の
    パターンの中から、前記合焦エリアを含む最小エリア数
    のパターンを選択し、該選択されたパターンに対応する
    コードを読み出すことを特徴とする請求項17記載の記
    憶媒体。
  20. 【請求項20】 前記合焦エリア検出ステップは、複数
    のエリアに分割された撮影画面において、被写体との距
    離が測定された点を含む画像からなる合焦エリアを検出
    することを特徴とする請求項17乃至請求項19のいず
    れかに記載の記憶媒体。
  21. 【請求項21】 前記撮像方法は、前記撮像装置の撮影
    時の姿勢を検出する姿勢検出ステップを、更に有し、 前記第2のコード化ステップは、前記合焦エリアが前記
    撮影画面において構成するパターンに最も近いパターン
    を、前記姿勢検出ステップによって検出された姿勢に基
    づき撮影画角の上方エリアに重みづけをした上で、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から検出することを特徴とする請求項17乃至請求
    項20のいずれかに記載の記憶媒体。
  22. 【請求項22】 前記撮像方法は、前記第1または第2
    のコード化ステップで読み出されたコードに対応するパ
    ターンと、前記撮影画面に写った画像とを重ね合せて表
    示する表示ステップを、更に有することを特徴とする請
    求項17乃至請求項21のいずれかに記載の記憶媒体。
  23. 【請求項23】 前記撮像方法は、前記第1のコード化
    ステップで前記同一のパターンを検出できない場合に操
    作者に警告を発生する警告発生ステップを、更に有する
    ことを特徴とする請求項17乃至請求項22のいずれか
    に記載の記憶媒体。
  24. 【請求項24】 焦点調節のできるレンズと、複数のエ
    リアに分割され該レンズを介して被写体の画像が投影さ
    れる撮影画面と、該撮影画面において前記複数のエリア
    のいずれかによって構成される複数のパターン及び該複
    数のパターンに対応するコードを格納するパターン・コ
    ード格納手段とを備えた撮像再生システムに適用される
    撮像再生方法をプログラムとして記憶した、コンピュー
    タにより読み出し可能な記憶媒体において、 前記撮像再生方法が、 前記撮影画面に写った画像を記録する第1の記録ステッ
    プと、 前記撮影画面において焦点の合った被写体が写っている
    合焦エリアを検出する合焦エリア検出ステップと、 前記合焦エリアが前記撮影画面において構成するパター
    ンを、前記パターン・コード格納手段に格納された複数
    のパターンと比較して同一のパターンを検出し、該同一
    のパターンに対応するコードを読み出す第1のコード化
    ステップと、 前記第1のコード化ステップにおいて前記同一のパター
    ンを検出できない場合、前記合焦エリアが前記撮影画面
    において構成するパターンに最も近いパターンを、前記
    パターン・コード格納手段に格納された複数のパターン
    の中から検出し、該検出されたパターンに対応するコー
    ドを読み出す第2のコード化ステップと、 前記第1または第2のコード化ステップが読み出したコ
    ードを前記第1の記録ステップで記録した画像に対応づ
    けて記録する第2の記録ステップと、 前記第1の記録ステップによって記録された画像と、前
    記第2の記録ステップによって記録されたコードとを受
    け取り、該コードに対応するパターンに基づき前記画像
    に対して画像補正を行い、出力する画像補正出力ステッ
    プとを有することを特徴とする記憶媒体。
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