JP2000155347A - テレビレンズの像ブレ防止装置 - Google Patents

テレビレンズの像ブレ防止装置

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JP2000155347A
JP2000155347A JP10332393A JP33239398A JP2000155347A JP 2000155347 A JP2000155347 A JP 2000155347A JP 10332393 A JP10332393 A JP 10332393A JP 33239398 A JP33239398 A JP 33239398A JP 2000155347 A JP2000155347 A JP 2000155347A
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Shinya Yajima
信哉 矢島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】パン・チルト動作時のように像ブレ量が大きい
場合に防振レンズをロックして、パン・チルト動作後の
画像の乱れを防止すると共に消費電力の節約を図るテレ
ビレンズの像ブレ防止装置を提供する。 【解決手段】本発明のテレビレンズの像ブレ防止装置
は、角度情報検出部108の角速度センサにより、像ブ
レ量を検知し、その像ブレ量が、所定の閾値より小さい
か否かを判定する。像ブレ量が閾値より小さい場合に
は、像ブレ量に基づいて、補正光学系100の防振レン
ズ12を補正駆動し、像ブレ量が閾値以上の場合には防
振レンズ12をロック機構によりロックする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はテレビレンズの像ブ
レ防止装置に係り、特にテレビレンズに加わった振動に
よって生じる像ぶれを防振レンズで補正すると共に、像
ブレ補正の不要時には前記防振レンズをロック機構でロ
ックするテレビレンズの像ブレ防止装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビレンズの像ブレ防止装置
は、防振レンズをテレビレンズの鏡胴内に撮影光軸と直
交する面内で移動自在に支持し、カメラに振動が加わる
と、その振動を打ち消す方向に防振レンズをアクチュエ
ータで移動させて像ぶれを補正している。また、このよ
うなテレビレンズには、テレビレンズを輸送等する時に
防振レンズが鏡胴内で動いて損傷しないように、また、
振動が殆どなく防振機能を必要としていない時に、防振
レンズを鏡胴側に固定するためのロック機構が設けられ
ている。
【0003】特開平9−80555号公報には、電源電
圧が低下すると、防振レンズの制御が困難となり、振動
によって防振レンズが周囲に接触して破損する恐れが生
じるという不具合を解消するため、電源電圧が所定値よ
り低下すると、自動的に防振レンズをロックするという
ものが提案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
像ブレ防止装置は、ロック機構の使用時が、例えば、初
期値設定時、リセット動作、運搬時、又は、特開平9−
80555号公報のように防振レンズの制御不能時等に
限られており、安定した画像を取得するためや消費電力
を節約するためにロック機構を積極的に使用するように
したものは提案されていなかった。
【0005】特に、カメラのパン・チルト動作時に防振
レンズを動作させることはあまり意味がなく、消費電力
の無駄になるばかりか防振レンズの動作によってパン・
チルト動作終了後の画像が却って乱れるといった問題が
生じていた。本発明はこのような事情に鑑みてなされた
もので、像ブレ補正が不必要な場合に防振レンズのロッ
ク機構を積極的に使用して画質の劣化を防止すると共に
消費電力の節約を図るテレビレンズの像ブレ防止装置を
提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記目的を達
成するために、テレビレンズの鏡胴内で光軸と直交する
面内で移動されることにより、前記テレビレンズに加わ
った振動によって生じる像ぶれを補正する防振レンズ
と、該防振レンズをロックするロック機構とを備えたテ
レビレンズの像ブレ防止装置において、前記テレビレン
ズに加わった振動の大きさを検出する振動検出手段と、
前記振動検出手段によって検出された振動が所定の閾値
より大きい場合には前記ロック機構により前記防振レン
ズをロックする制御手段と、を備えたことを特徴として
いる。
【0007】本発明によれば、例えばテレビカメラのパ
ン・チルト動作時のようにテレビレンズに加わった振動
が極度に大きく、防振レンズを動作させても像ブレ補正
として意味がないといった場合に、ロック機構により防
振レンズをロックするようにしたため、このような大き
な振動によって防振レンズが異常な動作を起こすことも
なく、画像の乱れが防止され、消費電力の節約にもな
る。さらに、大きな振動によって防振レンズが破損する
といった不具合も防止される。
【0008】
【発明の実施の形態】以下添付図面に従って本発明に係
るテレビカメラの像ブレ防止装置の好ましい実施の形態
を詳述する。図1は、本発明のに係るテレビカメラの像
ブレ防止装置の補正光学系の実施の形態を示した正面図
である。同図に示すようにテレビレンズの鏡胴10内に
は、防振レンズ12がレンズ枠体14に保持されて配置
される。この防振レンズ12は、リニアモータ16、1
8によって撮影光軸Lと直交する面内で像ぶれを補正す
る方向に移動される。また、防振レンズ12は、4本の
アーム20、22からなる平行リンク機構を介して鏡胴
10に移動自在に支持されている。
【0009】リニアモータ16は、防振レンズ12を図
中左右方向に移動させるもので、モータ本体16A、及
びロッド16Bから構成される。モータ本体16Aは、
鏡胴10に固定され、前記ロッド16Bの先端はレンズ
枠体14の長孔24にローラ26を介して係合されてい
る。前記長孔24はレンズ枠体14の左側部に図中上下
方向に形成され、よって、長孔24とローラ26とは相
対的に図中上下方向に移動自在に係合されている。
【0010】モータ本体16Aのロッド16Bが伸縮動
作すると、レンズ枠体14はロッド16Bに押されて、
又はロッド16Bに引かれて図1上左右方向に移動す
る。また、レンズ枠体14に上下方向の力が加わると、
長孔24がローラ26にガイドされて防振レンズ12が
上下方向に移動する。前記リニアモータ16のロッド1
6Bには、連結枠28が固着されている。この連結枠2
8は上下方向に配設されて、中央部に前記ロッド16B
が固着され、上下端部がそれぞれリニアガイド30、3
0に摺動自在に支持されている。前記リニアガイド3
0、30は、ロッド16Bと平行に設けられており、こ
れによって、ロッド16Bが伸縮されると、前記連結枠
28はその姿勢を保持したまま左右に平行移動する。
【0011】前記連結枠28には、位置センサ32の検
出用接触針32Bの先端が押圧当接されている。前記位
置センサ32は、前記検出用接触針32Bがロッド16
Bと平行になる位置に、そのセンサ本体32Aが鏡胴1
0に固定され、ロッド16Bの伸縮動作で平行移動する
連結枠28の移動量を検知する。本実施の形態の位置セ
ンサ32は、検出用接触針32Bをレンズ枠体14の周
面に直接当接させるのではなく、防振レンズ12の移動
量を間接的に検知することができる連結枠28に当接さ
せている。連結枠28は、前述したようにロッド16B
の伸縮量に関係なく姿勢を保持したまま平行移動するの
で、その移動中に検出用接触針32Bが連結枠28から
ズレたり滑ったりすることはない。
【0012】符号34Aは、スピードジェネレータ34
を構成するボビンで、符号34Bはスピードジェネレー
タ34を構成するコアであり、このコア34Bが連結枠
28に固着されている。一方、リニアモータ18は、防
振レンズ12を上下方向に移動させるもので、モータ本
体18A、ロッド18Bから構成される。モータ本体1
8Aは、鏡胴10に固定され、前記ロッド18Bの先端
はレンズ枠体14の長孔36にローラ38を介して係合
されている。前記長孔36はレンズ枠体14の下部に左
右方向に形成され、よって、長孔36とローラ38とは
相対的に左右方向に移動自在に係合されている。
【0013】モータ本体18Aの駆動力でロッド18B
が伸縮動作すると、レンズ枠体14はロッド18Bに押
されて、又はロッド18Bに引かれて上下方向に移動す
る。また、レンズ枠体14に左右方向の力が加わると、
長孔36がローラ38にガイドされて防振レンズ12が
左右方向に移動する。前記リニアモータ18のロッド1
8Bには、連結枠40が固着される。連結枠40は左右
方向に配設されて、中央部に前記ロッド18Bが固着さ
れ、左右端部がそれぞれリニアガイド42、42に摺動
自在に支持されている。前記リニアガイド42、42
は、ロッド18Bと平行に設けられ、これによって、ロ
ッド18Bが伸縮されると、前記連結枠40はその姿勢
を保持したまま上下に平行移動する。
【0014】前記連結枠40には、位置センサ44の検
出用接触針44Bの先端が押圧当接されている。位置セ
ンサ44は、検出用接触針44Bがロッド18Bと平行
になる位置に、センサ本体44Aが鏡胴10に固定さ
れ、ロッド18Bの伸縮動作で平行移動する連結枠40
の移動量を検知する。この位置センサ44も位置センサ
32と同様に、検出用接触針44Bをレンズ枠体14の
周面に直接当接させるのではなく、防振レンズ12の移
動量を間接的に検知することができる連結枠40に当接
させている。連結枠40は、ロッド18Bの伸縮量に関
係なく姿勢を保持したまま平行移動するので、その移動
中に検出用接触針44Bが連結枠40からズレたり滑っ
たりすることはない。
【0015】符号46Aは、スピードジェネレータ46
を構成するボビンで、符号46Bはスピードジェネレー
タ46を構成するコアであり、このコア46Bが連結枠
40に固着されている。図2は、前記防振レンズ12の
ロック機構の実施の形態を示す要部断面図である。同図
に示すロック機構は、一対のロックリング(挟圧部材)
50、52、及び駆動リング54から構成されている。
前記ロックリング50は、防振レンズ12のレンズ枠体
14の光軸Lに対して前方に配置され、また、ロックリ
ング52は、前記レンズ枠体14の光軸Lに対して後方
に配置されている。
【0016】前記ロックリング50、52には、それぞ
れ光軸Lと平行に穴56が形成されている。この穴56
は、ロックリング50、52の表面に所定の間隔で数カ
所形成されており、この穴56、56…に、鏡胴10側
から突設されたピン58、58…が遊挿されている。し
たがって、前記ロックリング50、52は、前記ピン5
8、58…を介して鏡胴10に支持されると共に、ピン
58、58…にガイドされて光軸L方向に前後移動自在
に配置されている。また、ロックリング50、52の移
動ストロークは、ロックリング50、52でレンズ枠体
14を十分に挟圧保持できる位置と、レンズ枠体14か
ら所定量離れる位置との間に設定されている。
【0017】前記ロックリング50の外周面にはヘイリ
コイドねじ60が形成され、このヘリコイドねじ60が
前記駆動リング54の前方側内周面に形成されたヘリコ
イドねじ62に螺合されている。また、ロックリング5
2の外周面にもヘリコイドねじ64が形成され、このヘ
リコイドねじ64が駆動リング54の後方側内周面に形
成されたヘリコイドねじ66に螺合されている。したが
って、駆動リング54を一方向に回動すると、前記ヘリ
コイドねじの作用とピン58の直進作用とによってロッ
クリング50、52が互いに近づく方向に移動する。ま
た、駆動リング54を他方向に回動すると、前記作用に
よってロックリング50、52が互いに遠ざかる方向に
移動することができる。なお、前記駆動リング54の外
周面54Aにはギヤが形成され、このギアと係合する駆
動モータ(図示せず)の駆動力によって駆動リング54
が回動するようになっている。
【0018】ところで、ロックリング50の挟圧支持部
68は、図2上左下がりのテーパ面に形成されている。
この挟圧支持部68に対向するレンズ枠体14の当接部
70も同様に左下がりのテーパ面に形成されている。一
方、ロックリング52の挟圧支持部72は、図2上右下
がりのテーパ面に形成され、この挟圧支持部72に対向
するレンズ枠体14の当接部74も同様に右下がりのテ
ーパ面に形成されている。したがって、ロックリング5
0、52が互いに近づく方向に移動してくると、挟圧支
持部68が当接部70に、そして、挟圧支持部72が当
接部74に押圧当接する。そして、ロックリング50、
52の継続する移動によって、レンズ枠体14が挟圧支
持部68、72のテーパ面にガイドされて微小量移動さ
れていく。そして、防振レンズ12の光軸が光学系全体
の光軸Lに合わされる。このように、前記テーパ面が形
成されている。
【0019】したがって、前記の如く構成されたロック
機構によれば、駆動リング54を回動操作し、一対のロ
ックリング50、52を互いに近づく方向に移動させ
て、ロックリング50、52によって防振レンズ12の
レンズ枠体14を光軸Lの前後から挟圧保持する。これ
により、防振レンズ12を容易に且つ確実にロックする
ことができる。
【0020】図3は、本発明に係るテレビレンズの像ブ
レ防止装置の構成を示したブロック図である。同図に示
す補正光学系100は、上記図1に示した防振レンズ1
2及び防振レンズ12を撮影光軸Lと直交する面内で移
動させる機構を示し、補正駆動部102は、図1に示し
たリニアモータ16、18を駆動して防振レンズ12を
補正駆動させる回路である。また、ロック機構制御部1
04は、上記図2に示した駆動リング54を回動させる
駆動モータを制御する回路であり、駆動リング54を回
動(ロック駆動)させることにより補正光学系100の
防振レンズ12をロックし、又はそのロックを解除す
る。
【0021】これらの補正駆動部102やロック機構制
御部104は、演算処理部106から制御信号が入力さ
れ、これによって制御されるようになっている。演算処
理部106は、角度情報検出部108、情報記憶部11
0、使用頻度レベル調整部112、ロック機構ON/O
FF信号発生部114から各種データを取得し、これに
基づいて補正駆動部102及びロック機構制御部104
に制御信号を出力し、、防振レンズ12の補正駆動及び
ロック駆動を制御する。
【0022】上記角度情報検出部108は、像ブレ量を
検出するための2つの角速度センサからなり、これら
は、例えば、テレビレンズの鏡胴10の側部と上部に設
置される。テレビレンズの鏡胴10の側部に設置された
角速度センサは、鏡胴10に伝達された振動によって生
じる左右方向成分の角速度を検知し、この検知した信号
を演算処理部106に入力する。一方、テレビレンズの
鏡胴10の上部に設置された角速度センサは、鏡胴10
に伝達された振動によって生じる上下方向成分の角速度
を検知し、この検知した信号を演算処理部106に入力
する。
【0023】演算処理部106は、角度情報検出部10
8の各角速度センサによって検知したこれらの上下、左
右方向の角速度に基づいて、振動の大きさ、即ち、像ブ
レ量を算出する。そして、これらの像ブレ量に基づいて
防振レンズ12に与えるべき左右方向の補正移動量を算
出し、これに基づいて補正駆動部102に制御信号を出
力する。尚、情報記憶部110には、この防振レンズ1
2の補正移動量を算出するのに必要なデータが記録され
ており、演算処理部106は、このデータを参照して上
記算出を行う。
【0024】一方、演算処理部106は、上述のように
して算出した像ブレ量を所定の閾値と比較する。尚、こ
の閾値は、使用頻度レベル調整部112によってユーザ
が適宜変更できるようになっている。そして、比較の結
果、像ブレ量が前記閾値より大きいと判断した場合に
は、防振レンズ12の補正駆動を停止すると共に、ロッ
ク機構制御部104に制御信号を出力して防振レンズ1
2をロックする。即ち、演算処理部106は、テレビカ
メラのパン・チルト動作時や、像ブレを防止できない程
大きな振動が生じている場合には、防振レンズ12を自
動でロックするようにしている。これにより、パン・チ
ルト動作後の画質の乱れが防止され、消費電力の節約が
図られている。
【0025】尚、上記ロック機構ON/OFF信号発生
部114は、所定の操作スイッチによってユーザが防振
レンズ12のロックを指示するもので、これによって防
振レンズ12のロックが指示された場合には、演算処理
部106は、像ブレ量の大小にかかわらずロック機構制
御部104に防振レンズ12をロックさせる。図4は、
上記演算処理部106の処理手順を示したフローチャー
トである。まず、演算処理部106は、角度情報検出部
108から入力された上下、左右方向の角速度信号に基
づいて、像ブレ量を検出する(ステップS10)。
【0026】次に、演算処理部106は、像ブレ量が使
用頻度レベル調整部112によって調整される所定の閾
値より小さいか否かを判定し、防振レンズ12を補正駆
動して像ブレを補正するか否かを判定する(ステップS
12)。この判定処理によって、YESと判定した場
合、即ち、像ブレ量が前記閾値より小さい場合には、像
ブレ量に基づいて防振レンズ12の補正移動量を算出
し、これに基づいて補正駆動部102に防振レンズ12
の補正駆動を実行させる(ステップS14)。
【0027】一方、上記判定処理によって、NOと判定
した場合、即ち、像ブレ量が前記閾値以上の場合には、
ロック機構制御部104にロック駆動を実行させ、防振
レンズをロックさせる(ステップS16)。以上の処理
を像ブレ補正を行っている間繰り返し実行する。尚、ス
テップS16において一旦防振レンズ12をロックした
後にステップS12でYESと判定した場合、即ち、防
振レンズ12を補正駆動させる場合には、当然、防振レ
ンズ12のロックを解除する。
【0028】以上、上記実施の形態では、テレビレンズ
の像ブレ防止装置について説明したが、本発明は、これ
に限らずスチルカメラ等の任意の種類のカメラの像ブレ
防止装置として適用できる。また、本発明の適用上、像
ブレ防止装置の補正光学系及びロック機構は、図1、図
2に示したものに限らない。また、上記実施の形態で
は、像ブレ量が所定の閾値より大きい場合に、防振レン
ズをロックするようにしたが、パン・チルト動作を行っ
ていることを示す信号を検知した場合に防振レンズ12
をロックするようにしてもよい。例えば、リモートコン
トローラによって操作される雲台にテレビカメラが搭載
されている場合においては、リモートコントローラから
パン・チルト動作の指令信号が送信されたことを検知し
て防振レンズ12をロックすることができる。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係るテレビ
レンズの像ブレ防止装置によれば、例えばテレビカメラ
のパン・チルト動作時のようにテレビレンズに加わった
振動が極度に大きく、防振レンズを動作させても像ブレ
補正として意味がないといった場合に、ロック機構によ
り防振レンズをロックするようにしたため、このような
大きな振動によって防振レンズが異常な動作を起こすこ
ともなく、画像の乱れが防止され、消費電力の節約にも
なる。さらに、大きな振動によって防振レンズが破損す
るといった不具合も防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明に係るテレビレンズの像ブレ防
止装置が適用された防振レンズの正面図である。
【図2】図2は、防振レンズのロック機構の実施の形態
を示す要部断面図である。
【図3】図3は、本発明に係るテレビレンズの像ブレ防
止装置の構成を示したブロック図である。
【図4】図4は、演算処理部の処理手順を示したフロー
チャートである。
【符号の説明】
10…鏡胴 12…防振レンズ 16、18…リニアモータ 100…補正光学系 102…補正駆動部 104…ロック機構制御部 106…演算処理部 108…角度情報検出部 110…情報記憶部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】テレビレンズの鏡胴内で光軸と直交する面
    内で移動されることにより、前記テレビレンズに加わっ
    た振動によって生じる像ぶれを補正する防振レンズと、
    該防振レンズをロックするロック機構とを備えたテレビ
    レンズの像ブレ防止装置において、 前記テレビレンズに加わった振動の大きさを検出する振
    動検出手段と、 前記振動検出手段によって検出された振動が所定の閾値
    より大きい場合には前記ロック機構により前記防振レン
    ズをロックする制御手段と、 を備えたことを特徴とするテレビレンズの像ブレ防止装
    置。
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Cited By (3)

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