JP2000153125A - 二重床真空圧力スゥイング吸着システムのための回転弁 - Google Patents

二重床真空圧力スゥイング吸着システムのための回転弁

Info

Publication number
JP2000153125A
JP2000153125A JP11327929A JP32792999A JP2000153125A JP 2000153125 A JP2000153125 A JP 2000153125A JP 11327929 A JP11327929 A JP 11327929A JP 32792999 A JP32792999 A JP 32792999A JP 2000153125 A JP2000153125 A JP 2000153125A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve
chamber
flow
fluid
pressure
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Abandoned
Application number
JP11327929A
Other languages
English (en)
Inventor
James Smolarek
ジェイムズ・スモラレク
Leslie Charles Kun
レズリー・チャールズ・クン
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Praxair Technology Inc
Original Assignee
Praxair Technology Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Praxair Technology Inc filed Critical Praxair Technology Inc
Publication of JP2000153125A publication Critical patent/JP2000153125A/ja
Abandoned legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • B01D53/047Pressure swing adsorption
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • B01D53/047Pressure swing adsorption
    • B01D53/0476Vacuum pressure swing adsorption
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D53/00Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols
    • B01D53/02Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography
    • B01D53/04Separation of gases or vapours; Recovering vapours of volatile solvents from gases; Chemical or biological purification of waste gases, e.g. engine exhaust gases, smoke, fumes, flue gases, aerosols by adsorption, e.g. preparative gas chromatography with stationary adsorbents
    • B01D53/0407Constructional details of adsorbing systems
    • B01D53/0446Means for feeding or distributing gases
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/40Further details for adsorption processes and devices
    • B01D2259/40003Methods relating to valve switching
    • B01D2259/40005Methods relating to valve switching using rotary valves
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/40Further details for adsorption processes and devices
    • B01D2259/40007Controlling pressure or temperature swing adsorption
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B01PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
    • B01DSEPARATION
    • B01D2259/00Type of treatment
    • B01D2259/40Further details for adsorption processes and devices
    • B01D2259/402Further details for adsorption processes and devices using two beds

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Analytical Chemistry (AREA)
  • General Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Oil, Petroleum & Natural Gas (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Multiple-Way Valves (AREA)
  • Centrifugal Separators (AREA)
  • Oxygen, Ozone, And Oxides In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気のような流体から所望の成分、例えば窒
素を選択的に除去するための、使用弁数の少ないシステ
ムを提供することである。 【解決手段】 空気送給ライン92が回転弁アセンブリ
200の通路206bに結合され、回転プラグ202b
が回転して流れポートHに結合すると送給空気がチャン
バ床A110に送られる。送給空気はマニホルド222
から配管65を通してチャンバ床Aに入る。回転プラグ
202bが回転して流れポートJと結合すると送給空気
はマニホルド224に送られた後、配管81を通してチ
ャンバ床B109に送られ、窒素が除去される。チャン
バ床B109は、マニホルド224、流れポートF、真
空源に結合した通路206a、配管61、第1及び第2
ステージの各真空ポンプ102、103を通して真空排
気が実行されることにより真空パージされる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気中から窒素を
選択的に吸収して酸素富化ガス流れを製造するための真
空圧力吸着システムに関し、詳しくは、多孔式の弁を使
用してそうしたシステムを作動させるための装置及び方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】真空圧力スゥイング吸着(VPSA)シ
ステムにより空気を分離し、酸素あるいは窒素を生成す
る方法は近年、経済的魅力を増している。この種のシス
テムでは一般に比較的時間の短いサイクルを使用する。
VPSAシステムを使用することで各ステップの所要時
間が短縮する効果が生まれ、時間が短縮されると、新し
いサイクルを満足裡に機能させる上でプロセス弁の作動
が極めて臨界的なものとなってくる。プロセス弁を開閉
させるに要する時間が重要な因子であることが分かって
きたが、この形式での用途のために現在入手し得る自動
弁はサイクル条件を満たすには制約が多い。現在、数多
くのVPSAシステムが使用されている。これらのシス
テムは一般に、沢山の個別の両口弁を使用して規定のサ
イクルに従い流体流れを送り出している。これらの弁は
複雑且つコストの嵩む配管系により相互に連結される。
その結果、VPSAシステムに関連する資本コストは高
く、また弁の物理特性がシステムの最適化を制限するこ
とで運転コストも高くなる。
【0003】例えば、米国特許第5,549,733号
には、空気から酸素を製造するために使用する真空形式
のサイクルが記載される。このサイクルでは6つの個別
の自動弁を使用してサイクルを制御する。別の米国特許
第5,223,004号では、圧力変動及び2つの吸着
装置を使用して吸着材を再生する形式でのガスの吸着分
離方法が記載される。この方法でも、少なくとも6つの
自動弁を使用してサイクルの流れ、圧力そして調時を制
御する。米国特許第5,144,440号に記載され
る、真空スゥイング吸着システムを使用する三重床空気
酸素富化プロセスでも沢山の個別の自動弁が使用され
る。米国特許第5,114,441号には、回転プラグ
を使用して流れを配向する2つの弁部材を持つ酸素濃縮
システムのための弁アセンブリが記載される。米国特許
第5,122,164号に記載される二重床圧力スゥイ
ングプロセスでは6つの自動弁を使用してサイクルを制
御すると共に、等化ステップのために2つの自動弁を使
用する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】1.空気のような流体
から所望の成分、例えば窒素を選択的に除去するため
の、使用弁数の少ないシステムを提供することである。 2.システム構成部品を繋ぐ余分な配管が排除されたそ
うしたシステムを提供することである。 3.サイクル時間及び効率の改善されたVPSAシステ
ムを提供することである。 4.消費電力のより小さいVPSAシステムを提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の1様相によれ
ば、流体混合物から単数あるいは複数の成分を分離する
ための装置であって、第1の圧力下の流体源と、第1の
圧力と異なる第2の圧力下の流体源と、流体から1つの
成分を選択的に吸着するための吸着材を収納する少なく
とも1つのチャンバとを含む装置が提供される。本装置
には更に、第1の流路により前記第1の圧力下の流体源
と、第2の流路により前記第2の圧力下の流体源と夫々
作動結合された弁が含まれる。弁は更に、第1の流れポ
ートによりチャンバに結合され、第2の流れポートによ
り通気口に結合される。弁は第1及び第2の各流路を、
第1及び第2の各流れポートの選択された側に同時に相
互連結する複数の位置を有する。第1の位置では弁は第
1あるいは第2の流路を第1の流れポートに結合し、第
1あるいは第2の各圧力下の流体源とチャンバとの間に
流れを提供し、第2の位置では第1あるいは第2の流路
と第2の流れポートとを結合し、第1あるいは第2の各
圧力下の流体源と通気口との間に流れを提供するように
なっている。
【0006】本発明の他の様相によれば、流体混合物か
ら単数あるいは複数の成分を分離するための装置であっ
て、送給流体源と、真空源と、第1及び第2の各チャン
バにして、流体から1つの成分を選択的に吸着するため
の吸着材を収納する第1及び第2の各チャンバとを含む
装置が提供される。送給流体源は送給空気源を含み、各
チャンバが空気から窒素を選択的に吸着するための吸着
材の床を収納するのが好ましい。本装置は又、第1の流
路により送給流体源あるいは真空源に、第1の流れポー
トにより第1のチャンバに、そして第2の流れポートに
より第2のチャンバに夫々作動結合される弁を含んでい
る。弁は第1の流路を選択した流れポートに同時に相互
結合する複数の位置を有し、その第1の位置では第1の
流路と第1の流れポートとを結合し、送給流体源あるい
は真空源と第1のチャンバとの間に流路を提供するよう
になっており、第2の位置では、第1の流路と第2の流
れポートとを結合し、送給流体源あるいは真空源と第2
のチャンバとの間に流路を提供するようになっている。
【0007】弁は2つの弁部分を有し、第1の弁部分が
送給流体源に作動結合され、第2の弁部分が真空源に作
動結合されるのが好ましい。弁は第1の位置では送給流
体源を第1のチャンバに、そして真空源を第2のチャン
バに同時に結合し、第2の位置では送給流体源を第2の
チャンバに、そして真空源を第1のチャンバに同時に結
合する。弁は大気に通じる通気口に接続した第3の流れ
ポートをも含み得る。
【0008】本発明の更に他の様相に従えば、流体混合
物から単数あるいは複数の成分を分離するための装置で
あって、送給流体源と、真空源と、第1及び第2の各チ
ャンバにして、各チャンバが流体から1つの成分を選択
的に吸着するための吸着材を収納する第1及び第2のチ
ャンバとを含む装置が提供される。本装置は更に、第1
及び第2の部分を有する弁を含み、弁の第1の部分は第
1の流路により送給流体源に、第1の流れポートにより
第1のチャンバに、第2の流れポートにより第2のチャ
ンバに、そして第3の流れポートにより、大気に通じる
通気口に夫々作動結合される。弁の第2の部分は第2の
流路により真空源に、第4の流路により真空源に、第4
の流れポートにより第1のチャンバに、第5の流れポー
トにより第2のチャンバに、そして、第6の流れポート
により、大気に通じる通気口に夫々作動結合される。弁
は各流路を各流れポートに相互結合する複数の位置を有
し、その第1の位置では第1の流路を第1の流れポート
に、第2の流路を第5の流れポートに夫々結合し、第2
の位置では第1の流路を第3の流れポートに、そして第
2の流路を第4の流れポートに夫々結合し、第3の位置
では第1の流路を第2の流れポートに、第2の流路を第
4の流れポートに夫々結合し、第4の位置では第1の流
路を第3の流れポートに、そして第2の流路を第4の流
れポートに夫々結合するようになっている。
【0009】好ましい実施例において、弁はハウジング
を有し、各流れポートはこのハウジングの外周壁上に配
置される。弁は更に、各流路を各流れポートに結合する
ようになっている回転ドラムを含み、その第1及び第2
の各部分が回転ドラムの軸線方向に沿って長手方向に離
間される。回転ドラムは弁内の2つのチャンバ間で、一
方のチャンバが弁の第1の部分に、他方のチャンバが弁
の第2の部分に相当する状態で分割され得る。各チャン
バは相互に独立して位置決めすることができる。弁は各
チャンバ内に、長手方向軸線を中心として回転自在の別
個のドラム部分を含み得る。好ましい回転ドラム式の弁
において、各流れポートは弁の外周壁上に配置される。
弁は各位置間を移動するべく回転自在であり且つ各流路
を各流れポートに結合するための複数の開口を含む内側
プラグ部材をも含み得る。弁は更に、ハウジングと内側
プラグ部材との間に、内側プラグ部材を各位置間で自由
に移動させることができるようにするべく引込み自在の
可動シールをも含み得る。
【0010】関連する様相において、本発明によれば流
体混合物から単数あるいは複数の成分を分離させるため
の方法が提供される。本法においては、第1の圧力下の
流体源を提供すること、第1の圧力と異なる第2の圧力
下の流体源を提供すること、流体から1つの成分を選択
的に除去するようになっているチャンバを提供するこ
と、が含まれる。本方法には、第1の流路により第1の
圧力下の流体に、第2の流路により第2の圧力下の流路
に、第1の流れポートによりチャンバに、第2の流れポ
ートにより通気口に夫々作動結合された弁を提供するこ
とも含まれる。弁は第1及び第2の各流路を選択された
流れポートに同時に相互結合する複数の位置を有する構
成とされる。本方法には更に、弁を第1の位置に移動し
て第1あるいは第2の流路を第1の流れポートに結合
し、第1あるいは第2の各圧力下の流体源とチャンバ間
とに流れを提供し、弁を第2の移動して第1あるいは第
2の流路と第2の流れポートとを結合し、第1あるいは
第2の各圧力下の流体源と通気口との間に流れを提供す
ること、が更に含まれる。
【0011】関連する他の様相において、本発明によれ
ば、流体混合物から単数あるいは複数の成分を分離する
ための方法が提供される。本方法には、送給流体源を提
供すること、真空源を提供すること、第1及び第2の各
チャンバを提供することが含まれ、各チャンバは流体か
らある成分を選択的に吸着するように適合される。送給
流体源は送給空気源を含み、各チャンバが空気から窒素
を選択的に吸着するための吸着材を収納するのが好まし
い。第1の流路により送給流体源あるいは真空源に、第
1の流れポートにより第1のチャンバに、第2の流れポ
ートにより第2のチャンバに夫々作動結合された弁を提
供することも含まれる。弁は、第1の流路を選択された
流れポートに同時に相互結合する複数の位置を有するよ
うにされる。本方法には更に、弁を第1の位置に移動し
て送給流体源を第1のチャンバに結合し、この第1のチ
ャンバに流体、好ましくは空気を導入しそれにより、流
体から所望の成分、好ましくは窒素を選択的に除去する
と同時に、真空源を第2のチャンバに結合して第2のチ
ャンバから流体を排出させることが含まれる。弁は次い
で第2の位置に移動され第1のチャンバをシールすると
同時に、真空源を第2のチャンバに結合して第2のチャ
ンバを排気する。次いで弁は第3の位置に移動されて送
給流体源を第2のチャンバに結合しそれにより、第2の
チャンバに送給流体、好ましくはやはり空気を導入し、
流体から所望の成分、やはり好ましくは窒素を選択的に
除去するようにされる。最後に、弁は第4の位置に移動
されて第2のチャンバをシールすると同時に、真空源を
第1のチャンバに結合して第1のチャンバを排気するよ
うにされる。
【0012】好ましい実施例において、弁は第1及び第
2の各位置を有し、第1の位置では第1の流路により送
給流体源に、第1の流れポートにより第1のチャンバ
に、そして第3の流れ通路により、大気に通じる通気口
に夫々作動結合される。第2の位置において弁は第2の
流路により真空源に、第4の流れ通路によって第1のチ
ャンバに、第5の流れポートによって第2のチャンバ
に、そして第6の流れポートにより、大気に導通する通
気口に結合される。弁は、各流路を各流れポートに相互
結合する複数の位置を有し、第1の位置では第1の流路
を第1の流れポートに、第2の流路を第2の流れポート
に結合夫々し、第2の位置では第1の流路を第3の流れ
ポートに、第2の流路を第4の流れポートに夫々結合
し、第3の位置では第1の流路を第2の流れポートに、
第2の流路を第4の流れポートに夫々結合し、第4の位
置では第1の流路を第3の流れポートに、第2の流路を
第4の流れポートに夫々結合する。弁の第1の位置及び
第2の位置は相互に独立して移動されあるいは、相互に
結合して共に移動させることができる。
【0013】弁は、ハウジングと、回転自在の内側プラ
グとを含み、内側プラグは流路を選択された流れポート
に結合するための内側通路を有し得るものとされる。本
法には更に、各ステップを実施するに先立ってドラムを
回転させ、流路を選択した流れポートに結合することが
含まれる。更に好ましくは、弁はハウジングと、各位置
間で回転自在の内側プラグと、ハウジングと内側プラグ
部材との間の可動のシールとを含むようにされ、更に
は、弁を各位置に移動する以前にシールを引き込ませそ
れにより、内側プラグ部材を各位置間で自由に移動でき
るようにすることが含まれる。
【0014】
【発明の実施の形態】同じ参照番号は同じ部分を示す図
1〜図8を参照して説明する。本発明の特徴部分は図面
上の縮尺である必要はない。
【0015】本発明はその好ましい実施例示おいて、V
PSAシステムにおいて多重のチャンバと、多孔式の弁
とを使用しそれにより、より一層経済的な空気の分離を
実現する。例示するVPSAシステムを使用して空気か
ら窒素を分離し、酸素富化空気生成物が生成されるが、
流体の所望の成分を優先的に分離する任意の類似システ
ムで本発明の多孔形式の弁を使用し得るものとする。こ
の弁の形態は従来技術で使用する多重式の分離弁に代わ
るものであり、加えて、経済的なVPSA用途のため
の、少ない圧力降下、素早い動作、低損耗量、低トル
ク、そして相互結合用の配管が少ないと言った構成を有
する。
【0016】図1には従来からのVPSAシステムが例
示される。この従来システムには、窒素吸着材を収納し
たチャンバ床A110及びチャンバ床B109と、排気
音消音器101と、排気ガスをシステムから除去するた
めの第1ステージ真空ポンプ103及び第2ステージ真
空ポンプ102と、送給ブロワ106と、酸素富化生成
物のための貯蔵タンク11と、通気口108と、種々の
装置を結合する関連する弁及び配管とが含まれる。チャ
ンバ床A及びBに収納される窒素吸着材はカルシウム、
ナトリウム、リチウムXあるいはA立体網状ゼオライト
吸着材であるのが好ましい。VPSAシステムは代表的
に、約92重量パーセントの酸素を含む富化生成物を産
出する(特に断りのない限り全ての成分比率は重量パー
セントで表す)。
【0017】送給空気入口104からのろ過された大気
が、配管95及び脈動ビン105を通してローブ形式の
圧縮器に、あるいは配管94を通して送給ブロワ106
に引き込まれる。送給ブロワの排気は配管92に送られ
た後、消音器107に入る。消音器を出た空気は配管9
2を介し、この配管を配管82及び87に分岐する配管
88に入る。送給弁83及び86がサイクル制御装置に
よる指令に従い開放され、配管84及び85を通してチ
ャンバ床A110あるいはチャンバ床B109の夫々に
空気を送給する。送給ブロワ106を連続運転するのが
有益であることから、チャンバ床A110あるいはチャ
ンバ床B109の何れかに送られない間の時間、余分の
送給空気は配管92、89、開放された弁90、配管9
1、通気口108を通して大気に通気される。
【0018】システムの真空側において、弁63、7
9、を夫々作動させることにより、チャンバ床A110
あるいはチャンバ床B109の空気が配管62及び11
2の夫々及び配管61及び57を通して抜き出され、第
1ステージ真空ポンプ103に入る。気体は配管56を
通して排出され、次いで第2ステージ真空ポンプ10
2、消音器101を経て排出される。第2ステージ真空
ポンプ102、第1ステージ真空ポンプ103もまた連
続作動するのが好ましいことから、チャンバ床A110
及びチャンバ床B109からの真空排気が行われない間
の時間、余分の空気は配管60、弁92、配管58を通
して再循環され、第1ステージ真空ポンプ103に戻さ
れる。配管56内の、サイクルの様々な時間に生じる余
分の圧力は、開放された弁54を介し、配管55、33
を通して通気される。
【0019】チャンバ床A110を加圧する場合、自動
制御弁83を開放してチャンバ床Aの圧力を上昇させ
る。配管84及び65を通してチャンバ床Aに空気が送
られそれにより、チャンバ床Aでは窒素吸着が行われ
る。酸素富化生成物は配管67a内に収集され、生成物
のための上方弁68を通して配管70に入り、弁71及
び配管72を通過して貯蔵タンク11に入る。貯蔵タン
ク11は酸素富化生成物の消費のための送達を円滑化
し、また、配管75を介しメータ76を通過して調量さ
れた後に番号77の位置で排出され消費されるそうした
生成物の送給量が、配管73を介して流れ制御弁74に
通すことで調節される。
【0020】チャンバ床A110が吸着サイクルにある
間、チャンバ床B109は脱着あるいは再生サイクルに
ある。この期間中、チャンバ床B109は先ず、弁68
及び78を開放させることによりチャンバ床A110と
圧力を等化させることにより圧力を減少させそれによ
り、配管69を通しての流れを許容する。次いで、チャ
ンバ床B109の圧力が第1ステージ真空ポンプ102
及び第2ステージ真空ポンプ103により低減される。
これらの各ステージ真空ポンプに向けて及び各ステージ
真空ポンプを通しての流れは、配管81、弁79、配管
112、配管62、配管61及び57、第2ステージ真
空ポンプ103、配管56、第1ステージ真空ポンプ1
02、配管51、そして消音器101、の順となる。
【0021】チャンバ床B109は、再生サイクルを完
了すると、配管88及び87、弁86、配管85そして
配管81を通して送給空気を受け、配管67B及び弁7
8、配管70を通して酸素富化された空気を排出する。
吸着床A110は、脱着あるいは再生サイクルにある場
合、吸着床Bに関して説明したと類似の様式で配管6
5、弁63、配管62を通して真空排気される。本発明
により、従来技術で使用する合計6つの2孔弁の機能を
一つにまとめた多孔弁が開発された。この結果複雑な配
管が実質的に減少され、多数の2孔弁の使用が排除され
る。弁の作動が素早くなることでサイクル時間が減少し
それが、VPSAプラントのためのサイクル時間が比較
的短くなるという意味において全体性能上の重要因子と
なる。弁が素早く作動することで流れの遮断がより正確
化され、それが混合損失量を低減させることから、床に
おける吸着材の一段と有効な利用が許容されるようにも
なる。斯くして、同じ床深さに対する生産性の向上が可
能となり、もっと浅い床深さでは同じ生産量に対するサ
イクル時間をより短縮することができるようになる。設
備上の単位資本コストはその結果減少する。本発明はま
た、より最適化されたVPSAサイクルの開発と、運転
コストの一層の低減とをも可能とする。本発明の、最適
化され圧力降下の少ない弁は、簡易化された相互結合用
の配管と相俟って本発明の有益性を向上させる。
【0022】本発明の好ましい弁において、図1に示す
合計6つの自動弁、即ち弁63、79、83、86、9
0、92の機能が合体される。本発明の好ましい二重チ
ャンバ、多孔式の回転弁が図2から図5及び図8に例示
される。図6及び図7にはVPSAシステムにおける回
転弁の組み込み状態が例示される。回転弁アセンブリ2
00は、120°間隔で位置決めされ各々共通の入口/
出口を有する3つの孔から成る、独立した2つの孔組を
含んでいる。回転弁の中空の円筒ドラム形状の弁胴部2
01が、相当する円筒ドラム形状の回転プラグ202a
及び202bを内側に収納する。各回転プラグは第1及
び第2の別個のチャンバに夫々配置され、中央シャフト
203を中心として独立に回転自在である。今後更に詳
しく説明するように、弁における送給及び真空の各側は
中心位置で閉鎖され、相互に独立して動作する。弁の外
側胴部は円筒形であり、その外側周囲部分に沿って、V
PSAシステムの他の構成部品と作動結合するための複
数の流れポートを含んでいる。回転弁の断面は図4及び
図5に示され、本図では各ポートC、D及びFの位置が
示され、図5では各ポート、H、I、Jの位置が示され
る。回転弁の各部分、即ち各チャンバにおいて各ポート
は前述のように弁ハウジングの外側周囲に沿って約12
0°離間されている。各ポートD及びHは、チャンバ床
A110に結合したマニホルド222によって外側で相
互に結合される。各ポートF及びJは、チャンバ床B1
09に結合したマニホルド224により外側で相互に結
合される。各ポートC及びIはシステムの通気口108
及び101の夫々に結合される。
【0023】図2により詳しく示され、その機械的概要
が図3に示されるように、回転弁アセンブリ200は弁
胴部の各端部位置に入口/出口用の通路206a及び2
06bを有している。これら入口及び出口の各通路は、
相互に交換自在であるが、通路206aは真空源に結合
され、通路206bは大気圧下の送給空気源に結合され
る。各流れポートC、D、Fを、真空源に結合した通路
206aのための排出用に使用し、一方、各流れポート
H、I、Jを、送給空気源に結合した通路206bの排
出用に使用することができる。回転弁アセンブリ200
の弁胴部201に含まれる回転プラグ202a及び20
2bと回転弁とは、回転プラグ202a及び202bが
相互に独立して割り出し作用を行う状態下に2つの別個
の流れをプロセス処理することが可能となるように隔壁
205により2つのチャンバに分割される。図4及び図
5に示すように、各回転プラグの回転は反時計回りある
いは時計回りのものであり得る。回転プラグ202aは
真空源に結合した通路206aと相対する端部位置に、
通路206aと内部連通する開口218aを有し、また
外側周囲には外側開口220aを有する。同様に、回転
プラグ202bは送給空気源に結合した通路206bと
内部連通する開口218bを有し、また外側周囲には外
側開口220bを有する。各回転プラグを回転させて、
各外側開口220a及び220bを真空及び或は送給空
気の流れのための所望の流れポートと整合させる位置に
割り出し、この流れポートをシステム構成部品と連通さ
せることができる。
【0024】回転プラグ202a及び202bは、高速
作動が可能な比較的低質量のものとなるよう比較的肉厚
の薄いドラム状とするのが好ましい。回転プラグ202
a及び202bは各端部位置で中心部が支柱207によ
って支えられる。支柱207は支承体204を含み、こ
の支承体204がシャフト203の回転を支承する。サ
ーボモータその他の駆動形式のモータ208a及び20
8bが、ギヤボックス209a及び209bを介し、回
転プラグ202a及び202bを回転させ且つこれら回
転プラグを位置決めする移動力を夫々提供する。各回転
プラグ202a及び202bの各開口の周囲のシールア
センブリ217が、漏れ出しの無い動作を提供する。図
4、5、6に示すように、弁胴部201の内部の、各流
れポート間の周囲には、各開口が排出用の各流れポート
と整列していない場合にこれらの開口をシール閉鎖する
ための3つのシールアセンブリ217が設けられる。
【0025】回転プラグは低質量であることによって高
速作動が可能となり、このことはVPSA用途のために
は非常に望ましいが、薄肉化することによって低質量化
した回転プラグは変形しやすくなる。シールアセンブリ
217はこの変形に関する問題を低減あるいは排除する
形態を有している。図6に示すように、比較的堅牢なフ
レーム223に、シールセクション221a〜dを含む
比較的堅牢なシールが設けられる。各シールセクション
は抗摩耗性且つ柔軟な材料、例えばゴムあるいはテフロ
ン製であるのが好ましい。長手方向のシールセクション
221a及び221cは直線状であり、各回転プラグの
長手方向軸線と平行に整列され、円周方向のシールセク
ション221b及び221dは各回転プラグの円周方向
に沿って整列し且つ回転弁の曲率と合致するように湾曲
している。シールアセンブリ217は、弁胴部201の
内側の円筒形状の壁に沿って各流れポート間に配置され
る。弁胴部201に固定した空気圧シリンダアクチュエ
ータ222が、回転弁の回転に先立ってシールアセンブ
リをドラム状の回転弁との密着状態から引き込ませ、回
転弁の回転が停止した後、シールアセンブリを各回転プ
ラグに密着させるべく作動する。このようにして、各回
転プラグの変形に追従するに十分な柔軟性を伴う確実な
シールが得られるのみならず、シールセクション221
a及びbと各回転プラグの各通路206a及び206b
との間の摺動摩損が排除されることによりシールの実質
的な損耗が排除される。回転プラグの動作は、弁胴部と
回転プラグとの間に回転プラグの運動を妨害する何らの
摩擦も生じないことから加速される。こうした形態によ
りシール周囲長も最小化されそれが、シールを通しての
漏洩の恐れを最小化する。
【0026】図2から図6に示す回転弁アセンブリ20
0は2つの送給弁と、2つの真空弁と、アンロード、即
ち取り出し用の2つの通気口とを使用する従来システム
での作業を達成するべく適合されたものである。図7に
示す概略図の多孔式の回転弁アセンブリ200は従来の
VPSAシステムに一体化させることができる。回転弁
の通路206aは第1及び第2ステージの各真空ポンプ
102、103に結合され、通路206bは送給ブロワ
106に結合される。流れポートD及びHはマニホルド
222を介してチャンバ床110に結合され、流れポー
トF及びJはマニホルド224を介してチャンバ床B1
09に結合され、流れポートP及びIは大気圧下の通気
口に結合される。
【0027】図8には本発明の回転弁アセンブリを全体
的に好ましいVPSAシステムに組み入れた状況が例示
されている。全てのシステム構成部品は、回転弁アセン
ブリ200への結合部を除き図2に示すそれと同じであ
る。空気送給ライン92が回転弁アセンブリ200の通
路206bに結合される。次いで、回転プラグ202b
が回転して流れポートHに結合すると送給空気がチャン
バ床A110に送られる。送給空気はマニホルド222
から配管65を通してチャンバ床Aに入る。送給空気は
別様には、回転プラグ202bが回転して流れポートJ
と結合することによりマニホルド224に送られた後、
配管81を通してチャンバ床B109に送られ、窒素が
除去される。
【0028】チャンバ床B109は、マニホルド22
4、流れポートF(回転プラグ202aと整合する)、
真空源に結合した通路206a、配管61、第1及び第
2ステージの各真空ポンプ102、103を通して真空
排気が実行されることにより真空パージされる。こうし
てサイクルの前半が完了し、引き続きチャンバ床Bでは
吸着が行なわれる。一方、チャンバ床Aでは、上述と類
似の態様下にマニホルド222、(回転プラグ202a
と整列した)流れポートD、通路206a、配管61か
ら第1及び第2ステージの各真空ポンプ102、103
を通して真空排気が実行され再生が行なわれる。
【0029】VPSAサイクル中の必要な流れポートシ
ーケンスは、2つのチャンバ内での回転プラグの独立し
ての回転を通して実施される。図9から図16には回転
弁の回転シーケンスと、好ましい流れポート配列構成と
が夫々示される。回転プラグは3つの位置の何れか1つ
の方向に回転し、送給ブロワ及び真空ポンプを何れかの
チャンバ床位置あるいは通気位置に個別に結合する。こ
れにより、所望であれば、各チャンバ床加圧中に通気ス
テップを入れることも出来るようになる。通気位置は始
動、チャンバ床閉塞、各ブロワの通気のために使用する
こともできる。通常運転中、真空側端部は、通気位置
(流れポートC)位置で停止することなく、チャンバ床
Aに結合する流れポートDからチャンバ床Bに結合する
流れポートFへと回転する。回転弁は必要に応じての取
り出し、即ちアンロードを実施するために通気ポート位
置で停止され、両チャンバ床を閉塞し、送給ブロワと通
気される。この通気アンロード特性上、各回転プラグは
制御システムの支持する通気位置で任意時間に割り出さ
れ得ることが必要となる。
【0030】そのために必要な流れポートシーケンスは
別個に回転する2つのチャンバ床を使用することにより
実現される。これらのチャンバ床は必要なサイクルシー
ケンスを達成するための作動工程において逆回転するの
が好ましい。好ましいVPSAサイクルのための回転プ
ラグの回転及び流れポート配列構成は、送給弁及び真空
弁のための適宜の図面と共に以下の表Aに示される。各
ステップのための時間及び圧力を、カッコ内に示す適宜
の時間及び圧力の各範囲と共に示す。特に断りのない限
り、全ての圧力は絶対値でのPa(〈 〉内にはpsi
a値)値で表される。
【0031】
【表1】
【0032】図9から図12は図2及び図3を線3b−
4bに沿って切断した断面図であり、図13から図16
は図2及び図3を線4a−4aに沿って切断した断面図
である。図9から図12に示す第1の弁位置では、各回
転プラグは矢印方向に回転して回転プラグ202b内の
開口220bを流れポートHと整合させて送給空気をチ
ャンバ床A110に流すようにし、回転プラグ202a
内の開口220aを流れポートFと整合させてチャンバ
床B109の真空排気が可能となるようにする。各チャ
ンバ床における他の流れポートへの送給及び真空の夫々
の結合は阻止される。表Aのステップ1〜4は回転プラ
グが第1の位置にある場合に実施される。ステップ1で
は上方弁68及び78が開放され、チャンバ床Aの下方
部分に送給空気がポンピングされ、一方、チャンバ床B
からの加圧された酸素富化空気がチャンバ床Aに送られ
る。ステップ2では上方弁78が閉鎖され、チャンバ床
Bが真空ポンプ102及び103により排気される。チ
ャンバ床Aの上方弁68は開放状態に維持されそれによ
り、チャンバ床Aの上部には生成物のための貯蔵タンク
11から酸素富化空気が送給され、一方、回転弁アセン
ブリ200を通して送給空気が底部に送給され続ける。
上方弁78は閉鎖され、チャンバ床Bの排気は継続され
る。ステップ3ではチャンバ床Aの弁68が閉鎖され、
チャンバ床Aには回転弁アセンブリ200を通しての送
給空気が送給され続け、チャンバ床Bではステップ2の
排気が継続される。ステップ4では上方弁68が開放さ
れ、チャンバ床Aは回転弁アセンブリ200を通しての
送給空気を尚受け続け、酸素富化空気は貯蔵タンク11
から流入し続け、窒素が吸着される。
【0033】図10及び図14に例示する第2の弁位置
では、回転プラグは矢印方向に回転し、回転プラグ20
2bの開口220bが流れポートIと整合し、所望であ
れば通気口への送給空気流れが許容され、回転プラグ2
02aの開口220aが流れポートFと整合され、チャ
ンバ床B109の真空排気が許容される。この場合でも
各チャンバ床における他の流れポートへの送給及び真空
の夫々の結合は阻止される。表Aのステップ5は回転プ
ラグが第2の位置にある場合に生じる。ステップ5では
チャンバ床Aにおける酸素富化生成物の製造は、その底
部が回転弁アセンブリ200によって遮断されるに従い
止んでくる。上方弁68及び78が開放され、圧力並び
に残余の酸素富化空気はチャンバ床Bに移動する。何れ
のチャンバ床にも送給空気は送られない。
【0034】図11から図15に例示される弁の第3の
位置では各回転プラグは矢印方向に回転し、回転プラグ
202bの開口220bが流れポートJと整合してチャ
ンバ床B109への送給空気流れが許容され、回転プラ
グ202aの開口220aが流れポートDと整合してチ
ャンバ床A110の真空排気が許容される。前述した如
く、各チャンバ床における、その他の流れポートへの送
給及び真空の夫々の結合は阻止される。表Aのステップ
6〜8は回転プラグが第3の位置にある場合に生じる。
ステップ6では上方弁68及び78が開放され、チャン
バ床Aは酸素富化生成物と圧力とをチャンバ床Bに移行
させ続ける。この時、チャンバ床Aはその底部位置で回
転弁アセンブリ200を介して第1及び第2の各ステー
ジの真空ポンプ102及び103と結合され、残余の窒
素がチャンバ床Aからパージされる。チャンバ床B10
9では回転弁アセンブリ200を通して送給空気の導入
が開始される。ステップ7では上方弁68が閉鎖され、
チャンバ床Aが回転弁アセンブリ200を通して排気さ
れ続け、チャンバ床Bでは回転弁アセンブリ200を通
して送給空気が導入され続け、上方弁78が閉鎖されそ
れにより圧力が上昇する。ステップ8では上方弁68が
開かれ、上部を通しての貯蔵タンク11からの酸素富化
空気流れと、同時の底部からの回転弁アセンブリ200
を通しての排気とによりチャンバ床Aの窒素が更にパー
ジされる。チャンバ床Bでは上方弁78が開放されるこ
とから回転弁アセンブリ200を通して送給空気が導入
され続け、酸素富化空気が生成される。
【0035】最後に、図12及び図16に示す回転プラ
グの第4の位置では、各回転プラグは矢印方向に回転
し、回転プラグ202Bの開口220Bが流れポートH
と整合して、所望であれば通気口への送給空気流れが許
容され、回転プラグ202Aの開口220aが流れポー
トDと整合してチャンバ床A110の真空排気が許容さ
れる。各チャンバ床における、その他の流れポートへの
送給及び真空の夫々の結合は阻止される。表Aのステッ
プ9は回転プラグがこの第4の位置にある場合に生じ
る。ステップ9では上方弁68及び78は開放され、チ
ャンバ床は底部を通して真空排気され続け、一方、チャ
ンバ床Bから加圧された酸素富化空が流入する。何れの
チャンバ床にも送給空気は送給されない。以下の表Bに
は、従来の2孔式の弁ではない本発明の多孔式の回転弁
アセンブリを使用してのVPSAプロセス上の差異並び
に改善が示される。
【0036】
【表2】
【0037】VPSAシステムにおける圧力降下は大き
な経済的価値をもたらす。理解されるように、相互結合
用の配管の複雑性は本発明では著しく低減される。この
ことが、軽量且つ高性能の回転弁と相俟って、回転弁を
通しての圧力降下の低下を可能とする。加えて、回転弁
の形態及び特徴が、厳しい繰り返し使用を許容する。損
耗特性が良好であることは極めて重要である。回転プラ
グの設計形状が低質量であることが、非擦過特性と相俟
って、回転弁の急速作動、極めて短いサイクル時間、そ
して低メンテナンス性を可能とし、結局、床寸法減少に
関連するコスト削減を実現する。回転弁の高頻度での作
動及び確実な位置決めが、擦り傷、弁胴部に接触しての
滑りあるいは支承を基本的になくす。
【0038】コスト調査によれば、VPSAユニットの
弁滑りのコストが約40パーセント削減されたことが実
証された。回転弁の使用に伴う電力消費量における減少
も期待される。圧力降下の低減と簡素化された配管によ
る空隙率の低下とによって0.1〜0.2kw/TPD
の電力消費量削減が予測される。機器の空気条件の低下
による追加的な0.1〜0.2kw/TPDの電力消費
量削減も予測される。
【0039】上述の実施例から理解されるように、サイ
クルの運転は弁の速い動作に依存している。本発明は説
明したVPSA用途に対して拘束されるものではなく、
設計上の流れポート数は各流れポートの寸法と、弁胴部
の外側周囲上の物理的空間とによってのみ制限される。
斯くして、弁の各チャンバ床には3つ、4つあるいはそ
れ以上の流れポートを設けることができる。各流れポー
トには所望の任意の様式において弁の外側のマニホルド
を設けることができる。任意数の相当する流れポートを
含むことに加え、回転プラグの中心に中実部材を追加す
ることによって回転プラグを2つ以上の別個のチャンバ
に区画することができる。この設計形状では回転プラグ
の両チャンバ床は同時に機能する。
【0040】しかしながら、回転プラグを2つの別個の
セクションとして設計し、各セクションが独立で作動す
るようにすることもできる。単一動作のプラグかあるい
は独立して動作する2つの別個のプラグの回転は、サイ
クルの要求する任意のシーケンスにおいて時計回りかあ
るいは反時計回りに制御され得る。回転プラグの制御
は、電気モータ及びギヤ組体、空気圧あるいは水圧を介
して制御することができる。回転プラグの作動は任意の
所望のシーケンスにおいて機能するべくコンピュータプ
ログラム化され得る。上述の全ての特徴により、無限の
VPSAサイクル変形例に対する本発明の回転弁の適用
が許容される。
【0041】加えるに、本発明の回転弁を使用するシス
テム及び方法を、異なる圧力を受けさせる必要のある単
数あるいは複数のチャンバを使用するその他のシステム
に対して適合させることができる。一方の流路を真空ポ
ンプに、そして他方の流路を送給ブロワに結合させるの
に代えて、両方の流路を大気圧以上の異なる圧力下に送
給ブロワに結合させることが可能であり、別様には2つ
の流路を大気圧以下の異なる圧力下に別個の真空ポンプ
に結合することもできる。本発明の回転弁を使用するシ
ステム及び方法を、例示目的のために示した2つのチャ
ンバ床に代わる1つのチャンバを使用して実施すること
もできる。
【0042】以上、本発明を実施例を参照して説明した
が、本発明の内で種々の変更をなし得ることを理解され
たい。
【0043】
【発明の効果】1.空気のような流体から所望の成分、
例えば窒素を選択的に除去するための、使用弁数の少な
いシステムが提供される。 2.システム構成部品を繋ぐ余分な配管が排除されたそ
うしたシステムが提供される。 3.サイクル時間及び効率の改善されたVPSAシステ
ムが提供される。 4.消費電力のより小さいVPSAシステムが提供され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来のVPSAシステムの概略図である。
【図2】VPSAシステムと共に使用するための本発明
の好ましい二重チャンバ、多孔回転弁の平面図である。
【図3】導管カバーを外して内側の弁構成部材を示すよ
うにした、図2の平面図である。
【図4】図3を線4a−4aに沿って切断した、第1の
チャンバ(空気送給側)内の回転弁を示す断面図であ
る。
【図5】図3を線4b−4bに沿って切断した、第2の
チャンバ(真空側)内の回転弁を示す断面図である。
【図6】図2の弁で使用する弁シールの斜視図である。
【図7】VPSAシステムでの本発明の多孔回転弁の結
合部を示す斜視図である。
【図8】本発明の多孔回転弁を組み込んだ好ましいVP
SAシステムの概略図である。
【図9】好ましいVPSAサイクルのある段階での運転
中における回転弁の第1のチャンバの空気送給側の位置
での、図4に示すと類似の断面図である。
【図10】好ましいVPSAサイクルの別の段階での運
転中における回転弁の第1のチャンバの空気送給側の位
置での、図4に示すと類似の断面図である。
【図11】好ましいVPSAサイクルの更に別の段階で
の運転中における回転弁の第1のチャンバの空気送給側
の位置での、図4に示すと類似の断面図である。
【図12】好ましいVPSAサイクルの又別の段階での
運転中における回転弁の第1のチャンバの空気送給側の
位置での、図4に示すと類似の断面図である。
【図13】好ましいVPSAサイクルのある段階での運
転中における回転弁の第2のチャンバの真空側の位置で
の、図5に示すと類似の断面図である。
【図14】好ましいVPSAサイクルの別の段階での運
転中における回転弁の第2のチャンバの真空側の位置で
の、図5に示すと類似の断面図である。
【図15】好ましいVPSAサイクルの更に別の段階で
の運転中における回転弁の第2のチャンバの真空側の位
置での、図5に示すと類似の断面図である。
【図16】好ましいVPSAサイクルの又別の段階での
運転中における回転弁の第2のチャンバの真空側の位置
での、図5に示すと類似の断面図である。
【符号の説明】
11 貯蔵タンク 51 配管 54 弁 55、56、58、60、 61、62、67a、67b、 69、70、72、73、75、 81、82、84、85、88、91、 92、94、95 配管 63 弁 68、78 上方弁 74 制御弁 76 メータ 79、86、90、92 弁 83 自動制御弁 83 送給弁 92 空気送給ライン 101 排気音消音器 102 第1ステージ真空ポンプ 103 第2ステージ真空ポンプ 104 送給空気入口 105 脈動ビン 106 送給ブロワ 108 通気口 109 チャンバ床B 110 チャンバ床A 200 回転弁アセンブリ 201 弁胴部 202a、202b 回転プラグ 203 中央シャフト 204 支承体 205 隔壁 206a、206a 通路 207 支柱 208a モータ 209a ギヤボックス 217 シールアセンブリ 218a、218b 開口 220b、220a 外側開口 221a、221b シールセクション 222 マニホルド 222 空気圧シリンダアクチュエータ 223 フレーム 224 マニホルド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 流体混合物から単数あるいは複数の成分
    を分離するための装置であって、 第1の圧力下の流体源と、 第1の圧力と異なる第2の圧力下の流体源と、 前記流体から1つの成分を選択的に吸着するための吸着
    材を含む少なくとも1つのチャンバと、 第1の流路により前記第1の圧力下の流体に、第2の流
    路によって前記第2の圧力下の流体に、第1の流れポー
    トによって前記チャンバに、第2の流れポートによって
    通気口に、夫々作動結合された弁にして、第1の流路及
    び第2の流路を選択した流れポートに同時に相互結合す
    る複数の位置を有し、該複数の位置における第1の位置
    では前記第1の流路あるいは第2の流路を前記第1の流
    れポートに結合して第1の圧力下の流体あるいは第2の
    圧力下の流体と前記チャンバとの間に流れを提供し、第
    2の位置では前記第1の流路あるいは第2の流路と第2
    の流れポートとを結合して第1の圧力下の流体あるいは
    第2の圧力下の流体と前記通気口との間に流れを提供す
    るようになっている弁と、 を含む流体混合物から単数あるいは複数の成分を分離す
    るための装置。
  2. 【請求項2】 流体混合物から単数あるいは複数の成分
    を分離するための方法であって、 a)第1の圧力下の流体源と、第1の圧力とは異なる第
    2の圧力下の流体源と、前記流体から1つの成分を選択
    的に除去するようになっているチャンバと、を提供し、 b)第1の流路によって前記第1の圧力下の流体に、第
    2の流路によって前記第2の圧力下の流体に、第1の流
    れポートによって前記チャンバに、第2の流れポートに
    よって前記通気口に夫々作動結合された弁にして、前記
    第1の流路及び第2の流路を選択した前記流れポートに
    同時に相互結合する複数の位置を有する弁を提供し、 c)前記弁を前記複数の位置における第1の位置に移動
    し、第1の流路あるいは第2の流路を第1の流れポート
    に結合して前記第1の圧力下の流体あるいは第2の圧力
    下の流体と前記チャンバとの間に流れを提供させ、 d)前記弁を前記複数の位置における第2の位置に移動
    し、第1の流路あるいは第2の流路を第2の流れポート
    に結合して前記第1の圧力下の流体あるいは第2の圧力
    下の流体と前記通気口との間に流れを提供すること、 を含む流体混合物から単数あるいは複数の成分を分離す
    るための方法。
JP11327929A 1998-11-19 1999-11-18 二重床真空圧力スゥイング吸着システムのための回転弁 Abandoned JP2000153125A (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US09/195,412 US6143056A (en) 1998-11-19 1998-11-19 Rotary valve for two bed vacuum pressure swing absorption system
US09/195412 1998-11-19

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000153125A true JP2000153125A (ja) 2000-06-06

Family

ID=22721325

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11327929A Abandoned JP2000153125A (ja) 1998-11-19 1999-11-18 二重床真空圧力スゥイング吸着システムのための回転弁

Country Status (8)

Country Link
US (1) US6143056A (ja)
EP (1) EP1013330A3 (ja)
JP (1) JP2000153125A (ja)
KR (1) KR20000035550A (ja)
CN (1) CN1256959A (ja)
BR (1) BR9905716A (ja)
CA (1) CA2289913A1 (ja)
ID (1) ID23838A (ja)

Families Citing this family (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2804729B1 (fr) * 2000-02-07 2002-05-10 Air Liquide Procede de mise en oeuvre d'une machine de compression de fluide, installation de traitement de fluide comprenant une telle machine, et application d'une telle installation a la production d'un constituant de l'air
US6651658B1 (en) 2000-08-03 2003-11-25 Sequal Technologies, Inc. Portable oxygen concentration system and method of using the same
US6691702B2 (en) 2000-08-03 2004-02-17 Sequal Technologies, Inc. Portable oxygen concentration system and method of using the same
US6511526B2 (en) * 2001-01-12 2003-01-28 Vbox, Incorporated Pressure swing adsorption gas separation method and apparatus
US6471744B1 (en) 2001-08-16 2002-10-29 Sequal Technologies, Inc. Vacuum-pressure swing absorption fractionator and method of using the same
US6802889B2 (en) * 2002-12-05 2004-10-12 Air Products And Chemicals, Inc. Pressure swing adsorption system for gas separation
US20040197616A1 (en) * 2003-04-01 2004-10-07 Edlund David J. Oxidant-enriched fuel cell system
US20040211414A1 (en) * 2003-04-28 2004-10-28 Litton Systems, Inc. Oxygen concentration system having selectable beds
US7276107B2 (en) * 2003-12-23 2007-10-02 Praxair Technology, Inc. Indexing rotary dual valve for pressure swing adsorption systems
US7833311B2 (en) * 2004-12-20 2010-11-16 Idatech, Llc Temperature-based breakthrough detection and pressure swing adsorption systems and fuel processing systems including the same
US7393382B2 (en) * 2004-12-20 2008-07-01 Idatech Llc Temperature-based breakthrough detection and pressure swing adsorption systems and fuel processing systems including the same
US7399342B2 (en) 2004-12-22 2008-07-15 Idatech, Llc Systems and methods for regulating heating assembly operation through pressure swing adsorption purge control
US7954490B2 (en) * 2005-02-09 2011-06-07 Vbox, Incorporated Method of providing ambulatory oxygen
US8210205B2 (en) 2006-03-09 2012-07-03 Michaels Gregory A Rotary valve assembly
US7854793B2 (en) 2006-06-30 2010-12-21 David Lester Rarig Pressure swing adsorption system with indexed rotatable multi-port valves
US8182242B2 (en) * 2007-06-08 2012-05-22 Chart Sequal Technologies Inc. Compressor vibration isolation mount and method of use
US7837771B2 (en) * 2007-10-12 2010-11-23 Hamilton Sundstrand Corporation Rotary cylinder dual diverter valve
US7819948B2 (en) * 2007-10-29 2010-10-26 Air Products And Chemicals, Inc. Rotary valve
US7837765B2 (en) 2007-12-12 2010-11-23 Idatech, Llc Systems and methods for supplying auxiliary fuel streams during intermittent byproduct discharge from pressure swing adsorption assemblies
US8070841B2 (en) 2007-12-12 2011-12-06 Idatech, Llc Systems and methods for supplying auxiliary fuel streams during intermittent byproduct discharge from pressure swing adsorption assemblies
ITMI20080115A1 (it) * 2008-01-25 2009-07-26 Polaris Srl Apparecchio e metodo per distribuire una pluralita' di correnti di fluido attraverso una pluralita' di camere, in particolare per attuare processi di adsorbimento.
US7722698B2 (en) 2008-02-21 2010-05-25 Delphi Technologies, Inc. Method of determining the purity of oxygen present in an oxygen-enriched gas produced from an oxygen delivery system
US8075676B2 (en) 2008-02-22 2011-12-13 Oxus America, Inc. Damping apparatus for scroll compressors for oxygen-generating systems
US7867320B2 (en) * 2008-09-30 2011-01-11 Praxair Technology, Inc. Multi-port indexing drum valve for VPSA
US8236095B1 (en) * 2008-10-17 2012-08-07 O2 Concepts, LLC Vacuum-pressure swing absorption concentrator
DE102010011584A1 (de) * 2010-03-16 2011-09-22 Linde Ag Erzeugung von Sauerstoff in Krankenhäusern
US9034208B1 (en) 2011-02-11 2015-05-19 Emerging Fuels Technology, Inc. Process to convert natural gas into liquid fuels and chemicals
US9321641B1 (en) 2011-02-11 2016-04-26 Emerging Fuels Technology, Inc. Process to convert natural gas into liquid fuels and chemicals
WO2015010170A1 (en) * 2013-07-26 2015-01-29 The University Of Melbourne Concentration of a gas constituent of air
EP3678994A4 (en) * 2017-09-05 2021-06-02 Sensient Natural Extraction Inc. CLEANING PROCEDURES USING SORBENTS AND PRESSURIZED WATER EXTRACTION WITH LOW POLARITY
CN113230823B (zh) * 2021-05-13 2022-06-14 成都联帮医疗科技股份有限公司 一种用于医用分子筛制氧系统多通道气流切换装置

Family Cites Families (37)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US848536A (en) * 1905-09-25 1907-03-26 John S Acton Balanced valve for engines.
US2312941A (en) * 1941-07-30 1943-03-02 Hydraulie Dev Corp Inc Rotary valve
US2332882A (en) * 1942-02-05 1943-10-26 Gen Electric Heat exchanger system
US2751032A (en) * 1954-11-09 1956-06-19 Adsorption Res Corp Fluid treating apparatus
US3334658A (en) * 1964-03-04 1967-08-08 Randolph Mfg Co Selector valve
US3489178A (en) * 1966-03-11 1970-01-13 K B Engineering Co Diverter valve
US3329166A (en) * 1966-07-28 1967-07-04 Harold A Kiernan Valve
US4038054A (en) * 1972-03-25 1977-07-26 Graeff Roderich Wilhelm Adsorption apparatus
GB1445987A (en) * 1972-12-01 1976-08-11 Fields R E Valves
GB2033777B (en) * 1978-11-09 1983-05-05 Air Prod & Chem Separating oxygen and nitrogen from air by adsorption
US4312372A (en) * 1979-05-18 1982-01-26 Amos Benton H Fluid handling systems and multi-positionable valve arrangements for use therein
US4272265A (en) * 1979-06-22 1981-06-09 Essex Cryogenics Of Missouri, Inc. Apparatus for pressure swing generation of oxygen
DE3238969A1 (de) * 1982-10-21 1984-04-26 Preussag AG, 3150 Peine Vorrichtung zum zerlegen eines gasgemisches durch selektive adsorption einer gemischfraktion
US4469494A (en) * 1983-01-31 1984-09-04 Kinetics Technology International Corporation Disc operated gas purification system
DE58905222D1 (de) * 1988-06-03 1993-09-16 Zeppelin Schuettguttech Gmbh Dichtungsanordnung.
US4925464A (en) * 1988-11-17 1990-05-15 Ryder International Corporation Fluid flow switching valve assembly and system
DE3842930A1 (de) * 1988-12-21 1990-06-28 Bayer Ag Verfahren zur adsorptiven sauerstoffanreicherung von luft mit mischungen aus ca-zeolith a molekularsieben mittels vakuum-swing-adsorption
US5268021A (en) * 1989-11-20 1993-12-07 Dynotec Corporation Fluid fractionator
WO1991012874A1 (fr) * 1990-03-02 1991-09-05 L'air Liquide, Societe Anonyme Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Procede de production d'oxygene par separation d'air par adsorption
EP0449448B1 (en) * 1990-03-29 1997-01-22 The Boc Group, Inc. Process for producing oxygen enriched product stream
US5114441A (en) * 1990-11-02 1992-05-19 Ryder International Corporation Oxygen concentrator system and valve structure
EP0512534B1 (en) * 1991-05-09 1996-09-04 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Gas separating system and gas recovery system
EP0525521A1 (en) * 1991-08-01 1993-02-03 Mitsubishi Jukogyo Kabushiki Kaisha Gas separator system
FR2689785B1 (fr) * 1992-04-13 1994-05-20 Air Liquide Dispositif rotatif de separation par adsorption d'au moins un constituant d'un melange gazeux.
LU88160A1 (fr) * 1992-08-18 1993-10-27 Fernande Schartz Procede et dispositif de separation de gaz par adsorption selective a pression variable
DE4300988C1 (de) * 1993-01-15 1994-04-07 Ppv Verwaltungs Ag Zuerich Vorrichtung zur Sauerstoffanreicherung von Luft
DE4318203C1 (de) * 1993-06-01 1994-09-15 Ppv Verwaltungs Ag Drehschieber und dessen Verwendung
US5429666A (en) * 1994-02-03 1995-07-04 Air Products And Chemicals, Inc. VSA adsorption process with continuous operation
FR2718056B1 (fr) * 1994-03-30 1996-05-03 Air Liquide Procédé de production d'un gaz par adsorption.
US5906224A (en) * 1996-04-22 1999-05-25 Dapco Industries Reserve fuel valve and method for making
US6063161A (en) * 1996-04-24 2000-05-16 Sofinoy Societte Financiere D'innovation Inc. Flow regulated pressure swing adsorption system
US5814130A (en) * 1996-09-27 1998-09-29 The Boc Group, Inc. Process and apparatus for gas separation
US5807423A (en) * 1996-09-27 1998-09-15 The Boc Group, Inc. Process and apparatus for gas separation
ID19678A (id) * 1996-09-27 1998-07-30 Boc Group Inc Proses dan alat pemisahan gas
US5814131A (en) * 1996-09-27 1998-09-29 The Boc Group, Inc. Process and apparatus for gas separation
EP0853967A3 (en) * 1997-01-21 1998-11-04 The Boc Group, Inc. Valve apparatus for gas separation and adsorption system
US5820656A (en) * 1997-01-21 1998-10-13 The Boc Group, Inc. Process and apparatus for gas separation

Also Published As

Publication number Publication date
CN1256959A (zh) 2000-06-21
ID23838A (id) 2000-05-25
CA2289913A1 (en) 2000-05-19
EP1013330A3 (en) 2002-03-27
US6143056A (en) 2000-11-07
BR9905716A (pt) 2000-09-05
KR20000035550A (ko) 2000-06-26
EP1013330A2 (en) 2000-06-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000153125A (ja) 二重床真空圧力スゥイング吸着システムのための回転弁
KR100939055B1 (ko) 회전형 인덱싱 멀티 포트 밸브를 구비하는 압력 변동 흡착장치
US6929683B2 (en) Method and apparatus for pressure swing adsorption
US5891217A (en) Process and apparatus for gas separation
KR100346488B1 (ko) 단일 베드 압력 스윙 흡착 방법 및 장치
US6471744B1 (en) Vacuum-pressure swing absorption fractionator and method of using the same
US5820656A (en) Process and apparatus for gas separation
AU735294B2 (en) Process and apparatus for gas separation
AU718925B2 (en) Process and apparatus for gas separation
EP0177173B1 (en) Improved apparatus for the separation of a gaseous mixture
GB2033777A (en) Separating oxygen and nitrogen from air by adsorption
JPH11192410A (ja) 酸素濃縮装置
JP2695747B2 (ja) 吸着型酸素濃縮器
JP7164807B2 (ja) 濃縮ガス供給装置用のロータリー弁
JPH07508205A (ja) 改良された流体分別装置および方法
JP2003028322A (ja) 酸素濃縮装置用ロータリー弁
CN100563787C (zh) 具有标引可旋转多通阀的变压吸附系统
JP2999051B2 (ja) 混合ガス分離装置
JP3643075B2 (ja) 改良された流体分別装置
JP3576201B2 (ja) 圧力振動吸着法による高純度ガス製造装置及び製造方法
CN107185355B (zh) 一种o2提纯系统及气体处理系统
JPH09141038A (ja) 気体分離装置
JPH0957041A (ja) 圧力変動式吸着分離装置
JP2000262836A (ja) 吸着型酸素濃縮器
BRPI0702800B1 (pt) Sistema de adsorção por modulação de pressão com válvulas rotativas de múltiplas aberturas escalonadas, e método para recuperação de um componente menos intensamente passível de adsorção de uma mistura gasosa de alimentação

Legal Events

Date Code Title Description
A762 Written abandonment of application

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A762

Effective date: 20040203