JP2000152988A - 注射器の押し子 - Google Patents

注射器の押し子

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Publication number
JP2000152988A
JP2000152988A JP10329647A JP32964798A JP2000152988A JP 2000152988 A JP2000152988 A JP 2000152988A JP 10329647 A JP10329647 A JP 10329647A JP 32964798 A JP32964798 A JP 32964798A JP 2000152988 A JP2000152988 A JP 2000152988A
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JP
Japan
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pusher
cylinder
syringe
diameter
push rod
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Withdrawn
Application number
JP10329647A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Takagi
宏 高木
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Mitsubishi Pencil Co Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Pencil Co Ltd
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Publication date
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M5/00Devices for bringing media into the body in a subcutaneous, intra-vascular or intramuscular way; Accessories therefor, e.g. filling or cleaning devices, arm-rests
    • A61M5/178Syringes
    • A61M5/31Details
    • A61M5/315Pistons; Piston-rods; Guiding, blocking or restricting the movement of the rod or piston; Appliances on the rod for facilitating dosing ; Dosing mechanisms
    • A61M5/31511Piston or piston-rod constructions, e.g. connection of piston with piston-rod
    • A61M5/31513Piston constructions to improve sealing or sliding

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  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Vascular Medicine (AREA)
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  • Anesthesiology (AREA)
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  • Heart & Thoracic Surgery (AREA)
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  • Public Health (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来のゴム材質の押し子を熱可塑性樹脂に替
え、樹脂の特性を活かした構造とし、医療機器としての
衛生の点からの見直し、コストの低減の点からも見直し
をはかったものである。 【構成】 注射器の押し子に関する発明であり、熱可塑
性樹脂を材料としたことで一般的な熱可塑樹脂用成形機
が使えるので、従来のゴム材質に比べ衛生的かつ量産が
可能となって、コストの点も優れたものになる。また押
し棒の一端に係合組立て使用に供する構造とし、押し子
と筒の内径との締めしろを筒の成形の際の抜き勾配に十
分対応しうる数値にとり、筒の内孔と接する押し子の両
端全円周上の平らな箇所が全周にわたり容易に筒内径の
変化に対応し撓みうる構造とすることで、機密性を保た
せることが可能となった。また同時に、押し子の中央部
を凸部とした形状とし、筒内に残留する液を極力従来と
同等もしくは少なくすることを可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、注射器の押し子に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来の注射器の押し子は、ゴムを材料と
してもちいている。筒内孔にはその弾性を利用し、よく
密着し、押し子としての機能を果たしているが、生産す
るという観点からは、ゴム材の弾性から工程の自動化が
しずらく割高となってしまう。また、注射器に使う部材
としては、ゴム素材の異物混入や工程での不衛生な面か
ら適しているとは言い難い面がある。また、押し棒も押
し子のゴム材の剛性がない点を補う構造とせざるを得な
いために、押し棒に顎を設けたり大きめな形状としてい
るため割高になっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来のゴム
を材料とする押し子4が、生産工程面から衛生、ならび
にコストの点で課題が有りとし、材料を樹脂とし、その
形状を工夫することで、本来の機能を満たし、前述の課
題を解決するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記課題を達
成するために以下の構成を有する。請求項1に記載の発
明に係る注射器の押し子は、熱可塑性樹脂を材料とした
ことで、生産工程面で一般的な成形機が使えるから大幅
に材料の面および工程の面からも衛生的になり、かつ、
量産が可能となったのでコストの点も課題の解決が可能
となるものである。押し棒の一端に係合組立て使用に供
する構造としたことで、注射器の押し子1と押し棒2を
別のよりおのおのの機能に適合する材料を選定すること
が可能であり、その形状の自由度が大きくなっている。
【0005】請求項2に記載の発明に係る注射器の押し
子は、組み合わされる筒3の内径との締めしろにおい
て、0.1から0.3mmの値とし、筒の一端から他端
まで筒の成形の際の抜き勾配に対応して機密性が保たれ
る寸法とした。
【0006】請求項3に記載の発明に係る注射器の押し
子は、その形状において、筒と内接する全長1bを、そ
の直径1aの約1/2、筒の内孔と接する押し子の両端
全円周上に平らな箇所1eを0.3mm前後設け、その
部分が全周にわたり容易に内径の変化に対応し、その直
径を大きくあるいは小さく柔軟に対応する構造とした。
同時に、従来のゴム材の押し子同様の形状、中央部を凸
部とした形状として、筒内に残留する液を少なくする構
造とした。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の実施例である。筒と内接す
る押し子の全長1bが直径1aの約1/2、断面形状
で、その中心部の径をやや小さくして、角度1θが約1
67度を形成する。また、筒と接する両端の平らな箇所
1eは、0.3mm前後とし、厚み1dは、0.3mm
が望ましい寸法となっている。図の1cの寸法は、0.
5mmで、全周筒と接する箇所が柔軟可能になる構造と
なっている。1cが押し子の両端から形成する壁1gの
厚み寸法は1mm前後が望ましい。
【0008】図2は、押し子1と押し棒2が1hで係合
され組立てられている状態を示す図である。従来のゴム
材質と異なって、押し子が樹脂であるから剛性があり、
押し棒2は従来より単純な形状になり、細くすることが
可能で、その分コストの削減が可能となる。
【0009】図3は、押し子1の筒内孔に接する箇所1
eが筒内孔にあって、締めしろの大きさにあわせその全
周にわたり撓み、その直径を小さくしている状態を示し
ている図である。
【0010】図4は、従来のゴム材の押し子4と押し棒
5が筒3に内接している状態を示している図である。押
し子4は、ゴムであるため剛性がなく、押し子を指示す
るための押し棒5の顎5aが必要となってくる。そのた
め、太めの押し棒となって割高になっている。
【0011】
【作用】上述したように本発明は、注射器の押し子に関
する考案であり、熱可塑性樹脂を材料としたことで、生
産工程面で一般的な成形機が使え大幅に材料の面および
工程の面からも衛生的に、かつ、量産が可能となって、
コストの点も解決可能となるものである。押し棒の一端
に係合組立て使用に供する構造としたことで、注射器の
押し子1と押し棒2を別のより適合する材料を選定する
ことが可能、その形状の自由度が大きくなっている。
【0012】また注射器の押し子は、その組み合わされ
る筒3の内径との締めしろにおいて、0.1から0.3
mmの値としたので、筒の一端から他端まで、筒の成形
の際の抜き勾配に十分対応して機密性が保たれる。
【0013】また押し子は、その形状において、筒と内
接する部分の全長1bを、その直径1aの約1/2、筒
の内孔と接する押し子の両端全円周上に平らな箇所1e
を、0.3mm前後とし、その部分が全周にわたり容易
に内径の変化に対応しうる構造としたから、筒の内径に
十分対応する構造となった。同時に、従来のゴム材の押
し子同様の形状、中央部を凸部とした形状としたから、
筒内に残留する液は従来と同等少なくすることが可能な
構造となった。
【0014】
【発明の効果】本発明では、従来のゴム材質の押し子を
熱可塑性樹脂とし、その構造を工夫したことで、医療機
器として衛生の点から優れたものであり、コストの点か
らも低減が多いに期待しうるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例である押し子の一部断面図を示
している。
【図2】押し子と押し棒を係合組立した要部の一部断面
図である。
【図3】押し子が筒に内接した状態を示す要部の一部断
面図である。
【図4】従来の押し子が筒に内接している状態を示す要
部の一部断面図である。
【符号の説明】
1 押し子 1a 押し子の直径 1b 押し子の筒と接する箇所の全長 1c 押し子の筒と接する箇所に自由度を持たせるへこ
み部分 1d 押し子の筒と接する箇所の厚み 1e 押し子の筒と接する箇所の平らな箇所 1f 押し子の中央部凸部 1g 押し子の筒と接する箇所に自由度を持たせるへこ
み部分がなす壁 1h 押し棒の係止のための突起 1θ 押し子の外周部の断面が形成する初期の角度 2 押し棒 3 筒 4 ゴム材質の従来の押し子 5 従来の押し棒 5a 従来の押し棒の顎

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 熱可塑性樹脂を材料とし、押し棒の一端
    に係合組立て使用に供する構造とした注射器の押し子。
  2. 【請求項2】 組み合わされる筒の内径との締めしろ
    が、0.1から0.3mmの範囲で、筒の一端から他端
    まで保たれる寸法となした構造の注射器の押し子。
  3. 【請求項3】 押し子の筒と内接する部分の全長が、そ
    の直径の約1/2、筒の内孔と接する押し子の両端に平
    らな箇所を設け、その接する箇所が全周にわたり容易に
    内径の変化に対応し、その直径を大きくあるいは小さく
    する構造とし、同時に、従来の押し子同様筒内に残留す
    る液を少なくするため中央部に凸部のある構造とした注
    射器の押し子。
JP10329647A 1998-11-19 1998-11-19 注射器の押し子 Withdrawn JP2000152988A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011250896A (ja) * 2010-05-31 2011-12-15 Yoshino Kogyosho Co Ltd カートリッジ式ディスペンサー
JP2016532476A (ja) * 2013-10-09 2016-10-20 アプター ステルミ エスアーエスAptar Stelmi Sas 摺動可能なプランジャープラグ、およびそれを有するシリンジ装置

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JP2016532476A (ja) * 2013-10-09 2016-10-20 アプター ステルミ エスアーエスAptar Stelmi Sas 摺動可能なプランジャープラグ、およびそれを有するシリンジ装置

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Effective date: 20060207