JP2000152874A - 電気湯沸器 - Google Patents
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- JP2000152874A JP2000152874A JP10331389A JP33138998A JP2000152874A JP 2000152874 A JP2000152874 A JP 2000152874A JP 10331389 A JP10331389 A JP 10331389A JP 33138998 A JP33138998 A JP 33138998A JP 2000152874 A JP2000152874 A JP 2000152874A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 湯沸状態と保温状態を水量計内の水の色で確
認し視認性を高めると共に、この水の色により貯水タン
ク内の残水量の確認を行うものである。 【解決手段】 貯水タンク6の外側に設けた透明又は半
透明の水量計10の一部に近接して湯沸時と保温時との
発光色を異ならした発光体14、15、16を設けた構
成とする。
認し視認性を高めると共に、この水の色により貯水タン
ク内の残水量の確認を行うものである。 【解決手段】 貯水タンク6の外側に設けた透明又は半
透明の水量計10の一部に近接して湯沸時と保温時との
発光色を異ならした発光体14、15、16を設けた構
成とする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は透明又は半透明の水
量計を有し、湯沸と保温を行う電気湯沸器に関する。
量計を有し、湯沸と保温を行う電気湯沸器に関する。
【0002】
【従来の技術】電気湯沸器は、タンク内の貯水をヒータ
により加熱して湯沸と保温を行うものであり、貯水量が
少ない状態で湯沸を行うと空炊きの危険がある。また、
湯沸器本体の外側から常に貯水量を確認することによ
り、貯水量が少なくなると水継ぎ足しを行うようにして
いる。(特開平7−213425号公報) そして、前述の湯沸と保温は、本体の前面上部に設けた
湯沸ランプと保温ランプによってモニターするようにし
ている。(特開平9−206212号公報) このモニターランプは、タンク内の水が今どの様な温度
(沸騰か保温)であるかを知るうえで必要不可欠であ
り、保温中にぬるい湯を給湯してカップ麺の出来栄えを
悪くしたり、湯沸中の高温の時期に給湯して、高温水が
手指に当って火傷するのを防止したり、保温温度で給茶
すべき茶葉に高温水を注ぐような誤ちを防止している。
により加熱して湯沸と保温を行うものであり、貯水量が
少ない状態で湯沸を行うと空炊きの危険がある。また、
湯沸器本体の外側から常に貯水量を確認することによ
り、貯水量が少なくなると水継ぎ足しを行うようにして
いる。(特開平7−213425号公報) そして、前述の湯沸と保温は、本体の前面上部に設けた
湯沸ランプと保温ランプによってモニターするようにし
ている。(特開平9−206212号公報) このモニターランプは、タンク内の水が今どの様な温度
(沸騰か保温)であるかを知るうえで必要不可欠であ
り、保温中にぬるい湯を給湯してカップ麺の出来栄えを
悪くしたり、湯沸中の高温の時期に給湯して、高温水が
手指に当って火傷するのを防止したり、保温温度で給茶
すべき茶葉に高温水を注ぐような誤ちを防止している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが水量計の中に
入ったタンク内と同水位にある水量の確認がしにくいた
め、水量計の後方に水と色差を持たせた色の表示板を取
り付けたが、やはり水量計での水位の確認がしにくい欠
点があった。この理由は、水量の有無はある程度確認で
きるものの、水位は、水量計が透明であり、水も透明で
あることから水位の境界での色差が明瞭でないことに起
因する。
入ったタンク内と同水位にある水量の確認がしにくいた
め、水量計の後方に水と色差を持たせた色の表示板を取
り付けたが、やはり水量計での水位の確認がしにくい欠
点があった。この理由は、水量の有無はある程度確認で
きるものの、水位は、水量計が透明であり、水も透明で
あることから水位の境界での色差が明瞭でないことに起
因する。
【0004】また、湯沸ランプと保温ランプは、それぞ
れを独立してLEDにより点灯するようにしているが、
本体と近い位置に居る場合には湯沸状態か保温状態かの
確認ができるものの少し離れると殆んど確認することが
できなかった。
れを独立してLEDにより点灯するようにしているが、
本体と近い位置に居る場合には湯沸状態か保温状態かの
確認ができるものの少し離れると殆んど確認することが
できなかった。
【0005】本発明は、湯沸状態と保温状態を表示する
発光体により貯水タンク内の水量及び水位を遠くからで
も確認することができ、且つ遠くからでも湯沸状態か保
温状態を彩やかに確認できるものである。
発光体により貯水タンク内の水量及び水位を遠くからで
も確認することができ、且つ遠くからでも湯沸状態か保
温状態を彩やかに確認できるものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、器具本体と、
この器具本体に内装した貯水タンクと、この貯水タンク
内の水を加熱するヒータと、前記貯水タンクの外側の上
下方向に設けられ少なくとも下部を前記タンク内と連通
した透明又は半透明の水量計と、この水量計の一部に近
接して湯沸時と保温時との発光色を異ならした発光体を
設けたものである。
この器具本体に内装した貯水タンクと、この貯水タンク
内の水を加熱するヒータと、前記貯水タンクの外側の上
下方向に設けられ少なくとも下部を前記タンク内と連通
した透明又は半透明の水量計と、この水量計の一部に近
接して湯沸時と保温時との発光色を異ならした発光体を
設けたものである。
【0007】また、前記発光体の発光色は、湯沸時に濃
色とし、保温時に淡色としたものである。
色とし、保温時に淡色としたものである。
【0008】そして、前記発光体は、前記水量計の直下
に該水量計の内部に向けて配設したものである。
に該水量計の内部に向けて配設したものである。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明の実施例を図面に基づいて
説明する。図1は本発明の電気湯沸器の要部説明図、図
2は同じく全体の正面図、図3は同じく電気回路図、図
4は同じく各部材の作動状態と湯温特性図である。
説明する。図1は本発明の電気湯沸器の要部説明図、図
2は同じく全体の正面図、図3は同じく電気回路図、図
4は同じく各部材の作動状態と湯温特性図である。
【0010】(1)は湯沸器本体、(2)は前面の上下
方向に表示窓(3)を設けると共に前面の上部に給湯口
(4)を設けたフレーム、(5)はフレームの前面上部
に設けた操作表示部、(6)は前記フレーム(2)内に
収納固定した有底円筒状の貯水タンク、(7)は前記貯
水タンクの下部外周壁に密着固定した該タンク内の水を
加熱するヒータで、湯沸ヒータ(8)と保温ヒータ
(9)を内装している。(10)は前記貯水タンク
(6)の外側(前側)の上下方向であって前記表示窓
(3)に臨んで設けた透明又は半透明のガラスパイプよ
りなる水量計で、上部と下部を貯水タンク(6)内に連
通させ該タンク内の水面と同じ水面が表示窓(3)から
確認できるようにしている。
方向に表示窓(3)を設けると共に前面の上部に給湯口
(4)を設けたフレーム、(5)はフレームの前面上部
に設けた操作表示部、(6)は前記フレーム(2)内に
収納固定した有底円筒状の貯水タンク、(7)は前記貯
水タンクの下部外周壁に密着固定した該タンク内の水を
加熱するヒータで、湯沸ヒータ(8)と保温ヒータ
(9)を内装している。(10)は前記貯水タンク
(6)の外側(前側)の上下方向であって前記表示窓
(3)に臨んで設けた透明又は半透明のガラスパイプよ
りなる水量計で、上部と下部を貯水タンク(6)内に連
通させ該タンク内の水面と同じ水面が表示窓(3)から
確認できるようにしている。
【0011】(11)は前記水量計(10)の下部と貯
水タンク(6)の下部に取り付けた導出パイプ(12)
とを連結する継手、(13)は前記水量計(10)の直
下に設けたシリコンゴムよりなる黒色で耐熱性のある保
持部、(14)、(15)、(16)は前記保持部(1
3)内に固定し前記水量計(10)の下部に近接して設
けた複数個の発光体で、1つの発光体(14)は湯沸時
に発光し、残り2つの内の1つの発光体(15)は高温
時に発光し、残りの発光体(16)は保温時に発光する
ものであり、湯沸時に発光する1つの発光体(14)は
湯温が高いことを表す暖色系の濃色とし、高温時に発光
する1つの発光体(15)は発光体(14)の濃色に近
くて湯温が高温状態にあることを表す暖色系の例えば黄
色とし、保温時に発光する発光体(16)は湯温が低く
保温状態であることを表す寒色系の淡色とし、例えば緑
色とする。
水タンク(6)の下部に取り付けた導出パイプ(12)
とを連結する継手、(13)は前記水量計(10)の直
下に設けたシリコンゴムよりなる黒色で耐熱性のある保
持部、(14)、(15)、(16)は前記保持部(1
3)内に固定し前記水量計(10)の下部に近接して設
けた複数個の発光体で、1つの発光体(14)は湯沸時
に発光し、残り2つの内の1つの発光体(15)は高温
時に発光し、残りの発光体(16)は保温時に発光する
ものであり、湯沸時に発光する1つの発光体(14)は
湯温が高いことを表す暖色系の濃色とし、高温時に発光
する1つの発光体(15)は発光体(14)の濃色に近
くて湯温が高温状態にあることを表す暖色系の例えば黄
色とし、保温時に発光する発光体(16)は湯温が低く
保温状態であることを表す寒色系の淡色とし、例えば緑
色とする。
【0012】そして、湯沸用の発光体(14)は、水の
加熱初期から100度に達するまでと、湯温が100度
にある時に発光し、高温用の発光体(15)は、湯温が
98度から100度までの間にある時に発光するもの
で、一般には湯沸時における湯温が沸騰温度の100度
に達する迄の98度から発光して殆んど沸騰状態に近い
温度まで上昇していることを表す。保温用の発光体(1
6)は、湯温が100度に達した後の湯沸ヒータ(8)
の制御で100度以下に低下し保温ヒータ(9)によっ
て98度付近に維持されている時に発光する。
加熱初期から100度に達するまでと、湯温が100度
にある時に発光し、高温用の発光体(15)は、湯温が
98度から100度までの間にある時に発光するもの
で、一般には湯沸時における湯温が沸騰温度の100度
に達する迄の98度から発光して殆んど沸騰状態に近い
温度まで上昇していることを表す。保温用の発光体(1
6)は、湯温が100度に達した後の湯沸ヒータ(8)
の制御で100度以下に低下し保温ヒータ(9)によっ
て98度付近に維持されている時に発光する。
【0013】(17)は前記フレーム(2)の上部に開
閉自在に取り付けた蓋体、(18)はフレーム(2)の
上部両側に取り付けたハンドルである。
閉自在に取り付けた蓋体、(18)はフレーム(2)の
上部両側に取り付けたハンドルである。
【0014】そして、電気回路図について説明する。
(19)は交流電源、(20)はマイコン、(21)は
前記貯水タンク(6)の外側壁に取り付けた湯温制御セ
ンサ、(22)は前記フレーム(2)の上部に取り付け
た沸騰検出センサ、(23)は保温状態にある湯を沸騰
温度まで加熱する再加熱スイッチ、前記湯温制御センサ
(21)と沸騰検出センサ(22)と再加熱スイッチ
(23)は前記マイコン(20)の入力側に接続してい
る。
(19)は交流電源、(20)はマイコン、(21)は
前記貯水タンク(6)の外側壁に取り付けた湯温制御セ
ンサ、(22)は前記フレーム(2)の上部に取り付け
た沸騰検出センサ、(23)は保温状態にある湯を沸騰
温度まで加熱する再加熱スイッチ、前記湯温制御センサ
(21)と沸騰検出センサ(22)と再加熱スイッチ
(23)は前記マイコン(20)の入力側に接続してい
る。
【0015】(24)、(25)、(26)はそれぞれ
を前記発光体(14)、(15)、(16)と対をなし
前記操作表示部(5)に設けた湯温表示器で、1つの表
示器(14)は沸騰時に発光し、残り2つの内の1つの
表示器(15)は高温時に発光し、残りの1つの表示器
(16)は保温時に発光する。この湯温表示器は、操作
表示部(5)から湯温のモニターを行うことができる。
を前記発光体(14)、(15)、(16)と対をなし
前記操作表示部(5)に設けた湯温表示器で、1つの表
示器(14)は沸騰時に発光し、残り2つの内の1つの
表示器(15)は高温時に発光し、残りの1つの表示器
(16)は保温時に発光する。この湯温表示器は、操作
表示部(5)から湯温のモニターを行うことができる。
【0016】(27)、(28)、(29)は前記発光
体(14)、(15)、(16)と表示器(24)、
(25)、(26)が対をなす回路のそれぞれに接続し
た駆動トランジスタ、(30)、(31)、(32)は
電流制限用の抵抗、(33)、(34)、(35)は前
記駆動トランジスタ(27)、(28)、(29)のバ
イアス抵抗、(36)は前記マイコン(20)の出力に
接続したバイアス抵抗(37)を介して駆動するトラン
ジスタ(38)に接続したリレーで、その接点(37)
には前記交流電源(19)に接続した湯沸ヒータ(8)
に直列接続している。(40)は前記保温ヒータ(9)
に直列接続したSCRで、バイアス抵抗(H)を介して
導通角が制御される。
体(14)、(15)、(16)と表示器(24)、
(25)、(26)が対をなす回路のそれぞれに接続し
た駆動トランジスタ、(30)、(31)、(32)は
電流制限用の抵抗、(33)、(34)、(35)は前
記駆動トランジスタ(27)、(28)、(29)のバ
イアス抵抗、(36)は前記マイコン(20)の出力に
接続したバイアス抵抗(37)を介して駆動するトラン
ジスタ(38)に接続したリレーで、その接点(37)
には前記交流電源(19)に接続した湯沸ヒータ(8)
に直列接続している。(40)は前記保温ヒータ(9)
に直列接続したSCRで、バイアス抵抗(H)を介して
導通角が制御される。
【0017】次に図4の特性図を基に動作について述べ
る。貯水タンク(6)内に水を入れ蓋体(17)を施蓋
して交流電源を供給すると、水温が低いために湯沸ヒー
タ(8)と保温ヒータ(9)の各々に交流電源(19)
が印加され湯沸用の発光体(14)が発光し、例えば赤
色に発光して水量計(10)を下部から照らして該水量
計内の水が赤色になり遠くからでも湯沸し中であること
を視認することができる。同時に操作表示部(5)でも
表示器(24)が赤色に発光する。水温が上昇し沸騰検
出センサ(22)が98度を検出すると、マイコン(2
0)の出力により高温用の発光体(15)が発光し、湯
沸中であって、やがて湯温が100度に近いことを表示
するわけであるが、この時には湯沸用の発光体(14)
と、例えば橙色の高温用の発光体(15)が同時に発光
して水量計(10)内の水を湯沸時よりも若干暗めに照
らして高温中であることを表示する。この期間はそれ程
長い時間ではないが、湯沸しの開始初期であるか、沸騰
開始直前であるかを水量計(10)に照射された水の色
と表示器(15)によって視認することができる。勿
論、高温用の発光体(15)の発光と同時に表示器(2
5)も点灯し操作表示部(5)からも確認できる。
る。貯水タンク(6)内に水を入れ蓋体(17)を施蓋
して交流電源を供給すると、水温が低いために湯沸ヒー
タ(8)と保温ヒータ(9)の各々に交流電源(19)
が印加され湯沸用の発光体(14)が発光し、例えば赤
色に発光して水量計(10)を下部から照らして該水量
計内の水が赤色になり遠くからでも湯沸し中であること
を視認することができる。同時に操作表示部(5)でも
表示器(24)が赤色に発光する。水温が上昇し沸騰検
出センサ(22)が98度を検出すると、マイコン(2
0)の出力により高温用の発光体(15)が発光し、湯
沸中であって、やがて湯温が100度に近いことを表示
するわけであるが、この時には湯沸用の発光体(14)
と、例えば橙色の高温用の発光体(15)が同時に発光
して水量計(10)内の水を湯沸時よりも若干暗めに照
らして高温中であることを表示する。この期間はそれ程
長い時間ではないが、湯沸しの開始初期であるか、沸騰
開始直前であるかを水量計(10)に照射された水の色
と表示器(15)によって視認することができる。勿
論、高温用の発光体(15)の発光と同時に表示器(2
5)も点灯し操作表示部(5)からも確認できる。
【0018】このことは、使用者に対して沸騰開始まで
の待ち時間を知らせることにもなる。
の待ち時間を知らせることにもなる。
【0019】やがて、沸騰検出センサ(22)が100
度の沸騰温度を検出すると、高温用の発光体(15)の
発光を停止すると共に、しばらくの間は保温ヒータ
(9)へ通電を継続した後、通電を停止して湯沸ヒータ
(8)により所定時間の間沸騰を維持する。この間は沸
騰用の発光体(14)と表示器(24)が発光してい
る。沸騰状態を所定時間の間維持した後に湯沸ヒータ
(8)の発熱を停止し、同時に保温用の発光体(16)
と表示器(26)を発光させて保温状態に移行したこと
を表示する。
度の沸騰温度を検出すると、高温用の発光体(15)の
発光を停止すると共に、しばらくの間は保温ヒータ
(9)へ通電を継続した後、通電を停止して湯沸ヒータ
(8)により所定時間の間沸騰を維持する。この間は沸
騰用の発光体(14)と表示器(24)が発光してい
る。沸騰状態を所定時間の間維持した後に湯沸ヒータ
(8)の発熱を停止し、同時に保温用の発光体(16)
と表示器(26)を発光させて保温状態に移行したこと
を表示する。
【0020】湯沸ヒータ(8)の発熱停止に伴い湯温が
低下し98度になると湯温制御センサ(22)の出力に
より保温ヒータ(9)を通電を制御して98度を維持す
る。100度から98度に低下する過程ではマイコン
(20)のプログラムにより高温用の発光体(15)の
発光はない。
低下し98度になると湯温制御センサ(22)の出力に
より保温ヒータ(9)を通電を制御して98度を維持す
る。100度から98度に低下する過程ではマイコン
(20)のプログラムにより高温用の発光体(15)の
発光はない。
【0021】保温状態では、保温用の発光体(16)
が、例えば緑色(淡色)で発光し、水量計(10)内の
水に照射して水量計内の水全体が緑色に近い色で浮かび
上がり遠くからでも保温状態であること、及び水の色が
緑色に照射されることで水位が明確となって水量を表示
する。勿論、保温状態では表示器(26)が発光して操
作表示部(5)でも確認できる。
が、例えば緑色(淡色)で発光し、水量計(10)内の
水に照射して水量計内の水全体が緑色に近い色で浮かび
上がり遠くからでも保温状態であること、及び水の色が
緑色に照射されることで水位が明確となって水量を表示
する。勿論、保温状態では表示器(26)が発光して操
作表示部(5)でも確認できる。
【0022】ところで、急に沸騰状態の湯が必要になっ
た場合は、再加熱スイッチ(23)を操作すると(図4
の点P)、湯温が98度から再び加熱されて上昇し10
0度に達し、前述の湯沸時の加熱動作を繰り返す。
た場合は、再加熱スイッチ(23)を操作すると(図4
の点P)、湯温が98度から再び加熱されて上昇し10
0度に達し、前述の湯沸時の加熱動作を繰り返す。
【0023】従って、湯沸用の発光体(14)と表示器
(24)、高温用の発光体(15)と表示器(25)も
湯温に応じて発光する。
(24)、高温用の発光体(15)と表示器(25)も
湯温に応じて発光する。
【0024】また、水量計(10)で確認していた貯水
タンク(6)内の水量が少なくなって水を継ぎ足した場
合(図4の点Q)は、湯温が98度以下に低下するが、
この温度低下を検出した湯温制御センサ(22)は前述
と同様に湯沸ヒータ(8)を発熱させて沸騰温度(10
0度)まで加熱すると共に湯沸用の発光体(14)と表
示器(24)、高温用の発光体(15)と表示器(2
5)を発光させる。
タンク(6)内の水量が少なくなって水を継ぎ足した場
合(図4の点Q)は、湯温が98度以下に低下するが、
この温度低下を検出した湯温制御センサ(22)は前述
と同様に湯沸ヒータ(8)を発熱させて沸騰温度(10
0度)まで加熱すると共に湯沸用の発光体(14)と表
示器(24)、高温用の発光体(15)と表示器(2
5)を発光させる。
【0025】斯して、水量計(10)は湯沸器本体
(1)に交流電源(19)が供給されている限りは、湯
温に応じた発光体と表示器が発光しており、発光してい
る発光体の色に応じて水量計(10)内の水を照らして
貯水タンク(6)内の水量を視認する。
(1)に交流電源(19)が供給されている限りは、湯
温に応じた発光体と表示器が発光しており、発光してい
る発光体の色に応じて水量計(10)内の水を照らして
貯水タンク(6)内の水量を視認する。
【0026】
【発明の効果】以上の様に本発明は、貯水タンクの外側
の上下方向に設けられ該貯水タンク内と連通した透明又
は半透明の水量計に近接して湯沸時と保温時との発光色
を異ならした発光体を設けたものであるから、発光体に
よって照射された水量計内の水の色が湯温に応じて変化
し、遠くからでも湯沸、保温のどちらの状態であるかを
視認することができる。即ち、水量計が湯沸、保温の状
態の表示器として機能する。
の上下方向に設けられ該貯水タンク内と連通した透明又
は半透明の水量計に近接して湯沸時と保温時との発光色
を異ならした発光体を設けたものであるから、発光体に
よって照射された水量計内の水の色が湯温に応じて変化
し、遠くからでも湯沸、保温のどちらの状態であるかを
視認することができる。即ち、水量計が湯沸、保温の状
態の表示器として機能する。
【0027】また、発光体による水量計内の水への照射
は、貯水タンク内の水量を明確に表示することになり、
前述の湯温の状態と同時に水量を知ることができる。
は、貯水タンク内の水量を明確に表示することになり、
前述の湯温の状態と同時に水量を知ることができる。
【0028】このことは、水量計内の水の色により湯沸
中にあることを視認した時に同時に水量が少なくなって
いることも知ることができ、水を継ぎ足して未然に空炊
きを防止することができる。
中にあることを視認した時に同時に水量が少なくなって
いることも知ることができ、水を継ぎ足して未然に空炊
きを防止することができる。
【0029】さらに、発光体の発光色を湯沸時は濃色と
し、保温時は淡色としたものであるから、水量計内の水
の色を目視した時のその色が湯温の状態を表すことにも
なり、色の違いによる湯沸と保温の状態の誤認を防止す
る。
し、保温時は淡色としたものであるから、水量計内の水
の色を目視した時のその色が湯温の状態を表すことにも
なり、色の違いによる湯沸と保温の状態の誤認を防止す
る。
【0030】そして、発光体を水量計の直下にあって該
水量計の内部に向けて設けたものであるから、例えば、
水量が少なく水を継ぎ足す必要がある時には、当然水量
計内の水が少なくなっているため、発光体により照射さ
れている水の色がより明るくなり給水を促していること
を知ると共に、水量計の全長に亙って照射することにな
り水位が変わっても明確に確認でき、且つイルミネーシ
ョンとしてのイメージを高めインテリア性が向上する。
水量計の内部に向けて設けたものであるから、例えば、
水量が少なく水を継ぎ足す必要がある時には、当然水量
計内の水が少なくなっているため、発光体により照射さ
れている水の色がより明るくなり給水を促していること
を知ると共に、水量計の全長に亙って照射することにな
り水位が変わっても明確に確認でき、且つイルミネーシ
ョンとしてのイメージを高めインテリア性が向上する。
【図1】本発明の電気湯沸器の要部説明図である。
【図2】同じく全体の正面図である。
【図3】同じく電気回路図である。
【図4】同じく各部材の作動状態と湯温特性図である。
1 湯沸器本体 6 貯水タンク 7 ヒータ 8 湯沸ヒータ 9 保温ヒータ 10 水量計 14 発光体 15 発光体 16 発光体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 福本 正美 鳥取県鳥取市南吉方3丁目201番地 鳥取 三洋電機株式会社内 Fターム(参考) 4B055 AA34 BA03 BA08 BA57 CA01 CA09 CA71 CB22 CB30 CC05 CD15 CD32 CD44 CD45 DA01 DB04 DB21 DB22 FA14 FB25 FC02
Claims (3)
- 【請求項1】 器具本体と、この器具本体に内装した貯
水タンクと、この貯水タンク内の水を加熱するヒータ
と、前記貯水タンクの外側の上下方向に設けられ少なく
とも下部を前記タンク内と連通した透明又は半透明の水
量計と、この水量計の一部に近接して湯沸時と保温時と
の発光色を異ならした発光体を設けたことを特徴とする
電気湯沸器。 - 【請求項2】 前記発光体の発光色は、湯沸時に濃色と
し、保温時に淡色としたことを特徴とする請求項1に記
載の電気湯沸器。 - 【請求項3】 前記発光体は、前記水量計の直下に該水
量計の内部に向けて配設したことを特徴とする請求項1
に記載の電気湯沸器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10331389A JP2000152874A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 電気湯沸器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10331389A JP2000152874A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 電気湯沸器 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000152874A true JP2000152874A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=18243157
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10331389A Pending JP2000152874A (ja) | 1998-11-20 | 1998-11-20 | 電気湯沸器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000152874A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295955A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Zojirushi Corp | 電気ポット |
-
1998
- 1998-11-20 JP JP10331389A patent/JP2000152874A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007295955A (ja) * | 2006-04-27 | 2007-11-15 | Zojirushi Corp | 電気ポット |
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