JP3578122B2 - 湯沸かし器の動作表示装置 - Google Patents

湯沸かし器の動作表示装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電気または他の熱源により水を加熱する湯沸かし器の動作表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来の電気を熱源とする湯沸かし器の動作表示装置は、本体の操作部に設けるのが一般的に知られている。そして、機器の動作状況を表示する手段としては、操作部の背後に設けた基板に発光ダイオードの光源などを設けるなどして、その発光の色や点灯と点滅の違いなどで視覚的に区分する方法が一般的である。また、基板にブザーを設けるなどして機器の動作状況の変化を聴覚的に報知する方法も知られている。さらに、水位管を照明することを特徴とする電気湯沸かし器は例えば、特開2000−139711号公報に記載されているようなものがあった。
【0003】
図11に従来の電気湯沸かし器における動作表示装置の断面図を示すと、本体1の操作部10と、本体1の上部に配設した開閉蓋の上面に位置する前記操作部10の背後の基板11に設けた発光ダイオードの光源4と、機器の動作状況によって光源4を制御する光源制御手段5とを備えている。図中、2は容器、3は水、6は水位表示部、7は水位管である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
このような従来の構成では電気湯沸かし器の操作部10は殆どが上向きであるとともに、光源4が操作部10の背後に位置するため、その動作状況を離れた位置から確認しにくい。また、一般的に使用されている光源4では、その表示面積が小さいため動作の異常を報知する場合など、なかなか使用者に気づかれ難いという課題を有していた。
【0005】
本発明は、前記従来の課題を解決するもので、使用者が機器から離れた位置からでもその動作状況を確認できるようにするとともに、その動作に異常が発生した時などに時間をかけなくても気づけるようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記従来の課題を解決するために、本発明の湯沸かし器の動作表示装置は、本体の水位表示部と、前記水位表示部の背後に設けた水位管と、前記水位管の背後に設け、かつ背面に光反射部を形成した棒状の光導体と、前記光導体の端面に設けた光源とを備え、前記光導体は前記水位管に対向する前面を、前記本体の上下方向から見て水位管の外形形状に沿う凹状に形成し、かつ前記水位管に近接させてなるものである。
【0007】
上記手段において、水位管の背後に、より鮮明な発光機能を専用に有する光導体を設けることによって、発光の妨げになる要因の影響を受けることなく水位管を間接的に照明することができるため、使用者の視認性を向上させることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】
請求項1に記載の発明は、本体の水位表示部と、前記水位表示部の背後に設けた水位管と、前記水位管の背後に設け、かつ背面に光反射部を形成した棒状の光導体と、前記光導体の端面に設けた光源とを備え、前記光導体は前記水位管に対向する前面を、前記本体の上下方向から見て水位管の外形形状に沿う凹状に形成し、かつ前記水位管に近接させてなるものである。
【0009】
上記構成において、水位管の背後に、より鮮明な発光機能を専用に有する光導体を設けることによって、発光の妨げになる要因の影響を受けることなく水位管を間接的に照明することができるため、使用者の視認性を向上させることができる。
【0010】
また、光導体と水位管の構成がコンパクトにできるとともに、水位管の全体を万遍なく照明することができるため、使用者の視認性をさらに向上させることができる。
【0011】
【実施例】
以下本発明の実施例について、図面を参照しながら説明する。
【0012】
(実施例1)
図1は本発明の実施例1における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す断面図で、図2は同電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャートである。
【0013】
図1において、1は湯沸し器の本体、2は本体1内に設け、湯3を収容する有底の容器、4は光源、5は光源制御手段、6は使用者が湯量を目視で確認できるように本体1の正面(側面であれば良い)の一部を開口させた窓である水位表示部、7は水位表示部6の背後に設け、一端を容器2の底部に連通させた透明なガラス製の円筒パイプ状の水位管で、その背面をスリガラス状に加工して光反射部8を形成している。9は容器2の底面裏側に設けた容器2内の湯温を検知する温度検知素子である。
【0014】
前記水位管7は、本実施例では光反射部8を形成する水位管7の背面の範囲を幅方向で角度60°、長さ方向で水位表示可視範囲の全面とし、透明性のある素材であれば良く、ガラス以外にポリサルホン(PSF)樹脂などを用いても良い。また、水位管7は中空形状であれば良く、円筒以外の形状であっても良い。さらに、水位管7の背面に形成する光反射部8は、上記の範囲に限定する必要はなく、要するに光を乱反射させる機能を持たせれば良く、水位管7の表面を粗面にしたり、ダイヤモンドカット、シボ加工などの特殊加工を施したり、光反射用樹脂をコーティングしても良い。水位管7は容器2の底部に連通しているため、水位管7内には容器2内の湯3の水位とほぼ同じ水位まで湯3が入っている。
【0015】
前記光源4は、水位管7と同軸上の真下に1カ所だけに設置され、水位管7内に光を入射するように上向きに設けられている。そして、光源4は光源制御手段5と電気回路的に接続され、赤色を発光する単色の発光ダイオードとしているが、発光色は赤色でなくても良いし、ひとつの光源4で複数の色を発光するものを用いても良い。
【0016】
また、本実施例では光源4を水位管7と同軸上の真下に1カ所だけ設けているが、水位管7内に光を入射して光反射部8の全体を照明する位置にあれば良く、同軸上の真下でなくても良いから、水位管7の上方もしくは上下両方に設置しても良い。さらに光源4を複数個設置する場合、それぞれ発光色の異なる光源4を用いても良い。光源制御手段5は機器の動作状況によって光源4を制御するものであり、本実施例では光源4の赤色の点灯と消灯を制御するようにしている。13は湯温を検知した温度検知素子9により電気ヒータ(図示せず)への通電を制御して湯沸しと保温等の制御および動作状況の表示をするため、図2に示すステップ(以下Sと表示)1〜S6の制御フローを実行する制御手段で、機器の動作状況に応じて前記光源制御手5も制御する。
【0017】
以上のように構成された電気湯沸かし器の動作表示装置について、以下その動作と作用効果を説明する。図2において、電源をONして機器への通電を開始すると、温度検知素子9が検知した湯温によって湯を沸かすか保温するかをS1で判定する。ここで、光源制御手段5は湯沸かしの場合には光源4の赤色を点灯させ、S5で保温の場合には光源4の赤色をS6で消灯させる。機器がS2で湯を沸かしている状態の時には、S3で光源4は赤色を点灯している。
【0018】
このように光源4が発光して赤色の光は、水位管7内に入射されて水位管7の背面の光反射部8で乱反射することにより本体1の正面側に反射する。これにより光源4は、水位管7を直接的に赤色に照明しており、使用者には水位表示部6を通して水位管7が赤色に光って見える。次に機器は沸騰するまで光源4は常に赤色を点灯し、S4で沸騰を検知しS5で保温状態に切り替わると光源4をS6で消灯させる。
【0019】
以上のように、本実施例においては機器が湯を沸かしている時には水位管7を赤色に照明させ、保温の時には消灯させることによって使用者に視覚的に動作状況を表示するようにしている。また、本体1の正面に設けた水位表示部6には、水位管7が赤色に光って見えるため、照明された水位管は表示面積が大きく見えて本体1から離れた所にいる使用者の視認性を向上させ、機器の動作状況を離れた位置からでも容易に確認でき、異常時の表示にも適用できる。
【0020】
(実施例2)
図3は本発明の実施例2における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す断面図で、図4は同電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャートである。図3において、実施例1の構成と異なる処は、水位管7と光反射部8と光導体12と光源4の構成であり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0021】
7は容器2の底部に連通させた透明なガラス製の水位管で、円筒パイプ状に構成している。12は水位管7の背後に設けたアクリル樹脂製の光導体で、円柱状に構成し、その背面に光反射用樹脂製の光反射部8を一体的に形成している。本実施例では、光反射部8を形成する光導体12の背面の範囲を幅方向で角度60°、長さ方向で水位可視表示範囲の全面としている。そして、光導体12は光を導く機能を持たせれば良く、アクリル樹脂以外にポリカーボネイト(PC)樹脂などを用いても良い。また、光導体12は棒状(柱状)であれば良く、円柱以外に角柱などであっても良い。
【0022】
さらに、光導体12の背面に形成する光反射部8は上記の範囲に限定する必要はなく、要するに光反射部8は光を乱反射させる機能を持たせれば良く、光導体12の表面を粗面にしたり、ダイヤモンドカット、シボ加工などの特殊加工を施したり、光反射用樹脂をコーティングしても良い。光源a4aは光導体12の下端面(同軸上の真下)に設置され、光導体12内に光を入射するように上向きに設けられている。光源b4bは光導体12の上端面(同軸上の真上)に設置され、光導体12内に光を入射するように下向きに設けられている。このように2カ所に設置された光源a4aと光源b4bは、光源制御手段5と電気回路的に接続されている。
【0023】
ここで本実施例の光源a4aは赤色を発光する単色の発光ダイオード、光源b4bは緑色を発光する単色の発光ダイオードとしているが、発光色は赤色や緑色でなくても良いし、ひとつの光源で複数の色を発光するものを用いても良い。また、本実施例では光源a4aと光源b4bを光導体12と同軸上に2カ所設けているが、光導体12内に光を入射して光反射部8の全体を照明する位置にあれば良く、同軸上でなくても良い。さらに、光導体12の上方もしくは下方のいずれか1カ所のみに設置しても良い。光源制御手段5は、機器の動作状況によって光源a4aと光源b4bを制御するものであり、本実施例では光源a4aの赤色の点灯と消灯、光源b4bの緑色の点灯と消灯を制御するようにしている。
【0024】
13aは湯温を検知した温度検知素子9により電気ヒータ(図示せず)への通電を制御して湯沸しと保温等の制御および動作状況の表示をするため、図4に示すS1〜S8の制御フローを実行する制御手段で、機器の動作状況に応じて前記光源制御手5も制御する。
【0025】
以上のように構成された電気湯沸かし器の動作表示装置について、以下実施例1の動作および作用と異なるところを説明する。
【0026】
図4において、光源制御手段5は湯沸かしの場合にはS3で光源a4aの赤色を点灯し、S7で光源b4bの緑色を消灯させ、保温の場合にはS6で光源a4aの赤色を消灯し光源b4bの緑色をS8で点灯させる。機器がS2で湯を沸かしている状態の時には、S3で光源a4aのみが赤色を点灯している。光源a4aが発光した赤色の光は、光導体12内に入射されて光導体12の背面の光反射部8で乱反射することにより本体1の正面側に反射する。これによって、水位管7を間接的に赤色に照明しており、使用者には水位管7が水位表示部6を通して赤色に光って見える。機器が沸騰するまで光源a4aは常に赤色を点灯し、S4で沸騰を検知して保温状態にS5で切り替わると光源a4aをS6で消灯させ、光源b4bの緑色をS8で点灯させる。光源b4bが発光した緑色の光は、光導体12内に入射されて光導体12の背面の光反射部8で乱反射することによって本体1の正面側に反射する。これによって、水位管7を間接的に緑色に照明しており、使用者には水位表示部6を通して水位管7が緑色に光って見える。
【0027】
以上のように本実施例は、水位管7の背後に、光反射部8を専用に有する光導体12を設け、発光の妨げになる要因の影響を受けることなく水位管を間接的に照明することができるため、使用者の視認性をさらに向上させることができる。
【0028】
また、機器が湯を沸かしている時には水位管7を赤色に照明させ、保温の時には水位管7を緑色に照明させることによって使用者に視覚的に動作状況を表示することができる。また、本体1の正面に設けた水位表示部6には、水位管7が赤色や緑色に光って見えるため、照明された水位管は表示面積が大きく見えて本体1から離れた所にいる使用者の視認性を向上させ、機器の動作状況を離れた位置からでも容易に確認でき、異常時の表示にも適用できる。
【0029】
(実施例3)
図5は本発明の実施例3における電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャートである。本実施例は、制御手段13bに空焚き検知と空焚き検知時の表示を実施例2に付加したものであり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0030】
図5において、13bは湯温を検知した温度検知素子9により電気ヒータ(図示せず)への通電を制御して湯沸し、保温、空焚き検知等の制御および動作状況の表示をするため、図5に示すステップS1〜S9の制御フローを実行する制御手段で、機器の動作状況に応じて前記光源制御手5も制御する。また、機器がS2で湯を沸かしている状態で空炊きをS9で検知した場合には、光源a4aのみが赤色を点滅するように構成している。これによって、水位管7を間接的に赤色に照明することができ、使用者には水位表示部6を通して水位管7が赤色に点滅して見える。
【0031】
以上のように、本実施例においては機器が湯を沸かしている状態で空炊きを検知すると、水位管7を赤色の点滅に照明させることによって使用者に視覚的に異常動作を表示するようにしている。従って、照明された水位管7は表示面積が大きく見えて、空炊きなどの異常動作を報知する場合、使用者がすぐに気づくようにできる。
【0032】
(実施例4)
図6は本発明の実施例4における電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャートである。本実施例は、制御手段13cにタイマーの制御とこの時の表示を実施例2に付加したものであり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0033】
図6において、13cは湯温を検知した温度検知素子9により電気ヒータ(図示せず)への通電を制御して湯沸し、保温、タイマー運転等の制御および動作状況の表示をするため、図6に示すステップS1〜S8の制御フローとタイマー運転時の制御フローを実行する制御手段で、機器の動作状況に応じて前記光源制御手5も制御する。機器に設けられたタイマースイッチ14をONすると、光源b4bのみが緑色を点滅するように構成している。これによってタイマースイッチ14による機器の運転時では、常に水位管7を間接的に緑色に照明しており、使用者には水位管7が水位表示部6を通して緑色に点滅して見える。
【0034】
以上のように、本実施例においては機器のタイマースイッチをONすると、水位管7を緑色の点滅に照明させることによって使用者に視覚的に動作状況を表示することができる。
【0035】
(実施例5)
図7は本発明の実施例5における電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャートである。本実施例は、制御手段13dに機器洗浄の制御とこの時の表示を実施例2に付加したものであり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0036】
図7において、13dは湯温を検知した温度検知素子9により電気ヒータ(図示せず)への通電を制御して湯沸し、保温、機器洗浄等の制御および動作状況の表示をするため、図7に示すステップS1〜S8の制御フローと機器洗浄の運転時の制御フローを実行する制御手段で、機器の動作状況に応じて前記光源制御手5も制御する。15は湯が流れる機器内部を洗浄するように制御手段13dに指示する、機器に設けた洗浄スイッチで、ONすると光源制御手段5が光源a4aの赤色、光源b4bの緑色を点灯させ、そして機器の洗浄が終了すると、光源a4aが赤色、光源b4bが緑色を点滅するように構成している。
【0037】
以上のように、本実施例においては機器が洗浄状態である場合には赤色と緑色の点灯、機器の洗浄が終了すると点滅に切り替えて水位管7を照明することによって使用者に視覚的に動作状況を表示するようにしている。
【0038】
(実施例6)
図8は本発明の実施例6における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す要部拡大横断面図である。本実施例は、水位管に対する水位表示部の形状と位置の構成が実施例1および2と異なり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。
【0039】
図8において、水位表示部6は本体1の上下方向から見て水位管7の外形形状に沿う凹形状とし、かつ水位管7に近接した構成にしてある。
【0040】
以上のように構成された電気湯沸かし器の動作表示装置について、本実施例の動作と作用は上記した実施例1〜5と同じである。
【0041】
さらに、水位表示部6は水位管7の外形形状に沿い、かつ水位管7に近接しているため、使用者の視野角を広範囲に拡げることができる。これによって、使用者の視認性をさらに向上させることができる。また、デザイン上の本体1の曲面を有効に利用すれば、違和感なく構成できる。
【0042】
(実施例7)
図9は本発明の実施例7における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す要部拡大横断面図である。本実施例は、水位管と水位表示部の幅寸法をほぼ同じにした構成が実施例1、実施例2および実施例6と異なり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。図9において、水位表示部6はその幅寸法Hを、水位管7の幅寸法とほぼ同等に構成したものである。
【0043】
以上のように構成された電気湯沸かし器の動作表示装置について、本実施例の動作と作用は実施例1、実施例2および実施例6と基本的に同じである。さらに、水位表示部6は幅寸法が、水位管7の幅寸法とほぼ同等としているため、外からの光が多く入射して水位管7を照明する光度を相殺してしまい、使用者の視認性が劣るといった不具合を解消することができる。すなわち、一般に水位表示部6の幅が必要以上に大きくなると、外からの光が必要以上に入射して水位管を照明する光度が減少してしまい、使用者の視認性が劣ることになる。然るに本実施例では、水位表示部と水位管の幅がほぼ同等なので、外から水位表示部への光の入射が抑制でき、従って逆に水位管を照明する光度を生かせるので、水位管を照明する光度が減少せず使用者の視認性を向上できる。
【0044】
(実施例8)
図10は本発明の実施例8における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す要部拡大横断面図である。本実施例は、水位管に対する光導体の形状と位置の構成が実施例1、実施例2、実施例6および実施例7の構成と異なり、これ以外の同一構成および作用効果を奏する構成については詳細な説明を省略し、異なる処を中心に説明する。図9において、光導体12は水位管7に対向する前面を、本体1の上下方向から見て水位管7の外形形状に沿う凹状部12aに形成し、かつ水位管7に近接させている。
【0045】
以上のように構成された電気湯沸かし器の動作表示装置について、本実施例の動作と作用は基本的に実施例1、実施例2、実施例6および実施例7と同じである。さらに、光導体12は前面を水位管7に近接し、かつ水位管7の外形に沿っているので、水位管7と光導体12の占めるスペースが少なくコンパクトに構成できるとともに、水位管7の全体を万遍なく照明することができるため、使用者の視認性をさらに向上させることができる。
【0046】
なお、以上の実施例では電気湯沸かし器について記載したがこれに限らず、他の熱源により加熱する湯沸かし器についても上記と同様の構成の動作表示装置を設けることにより、上記と同様の効果を奏する。
【0047】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、発光の妨げになる要因の影響を受けることなく水位管を間接的に照明することができるため、使用者の視認性を向上させることができる。
【0048】
また、コンパクトに構成できるとともに水位管の全体を万遍なく照明することができるため、使用者の視認性をさらに向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す断面図
【図2】同電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャート
【図3】本発明の実施例2における電気湯沸かし器の動作表示装置を示す断面図
【図4】同電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャート
【図5】本発明の実施例3における電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャート
【図6】本発明の実施例4における電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャート
【図7】本発明の実施例5における電気湯沸かし器の動作表示を制御するフローチャート
【図8】本発明の実施例6における電気湯沸かし器の動作表示装置の要部拡大横断面図
【図9】本発明の実施例7における電気湯沸かし器の動作表示装置の要部拡大横断面図
【図10】本発明の実施例8における電気湯沸かし器の動作表示装置の要部拡大横断面図
【図11】従来例を示す電気湯沸かし器の動作表示装置の断面図
【符号の説明】
1 本体
4 光源
5 光源制御手段
6 水位表示部
7 水位管
8 光反射部
12 光導体

Claims (1)

  1. 本体の水位表示部と、前記水位表示部の背後に設けた水位管と、前記水位管の背後に設け、かつ背面に光反射部を形成した棒状の光導体と、前記光導体の端面に設けた光源とを備え、前記光導体は前記水位管に対向する前面を、前記本体の上下方向から見て水位管の外形形状に沿う凹状に形成し、かつ前記水位管に近接させてなる湯沸かし器の動作表示装置。
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