JP2000151852A - 監視システム - Google Patents

監視システム

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JP2000151852A
JP2000151852A JP11230091A JP23009199A JP2000151852A JP 2000151852 A JP2000151852 A JP 2000151852A JP 11230091 A JP11230091 A JP 11230091A JP 23009199 A JP23009199 A JP 23009199A JP 2000151852 A JP2000151852 A JP 2000151852A
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communication
reception
communication speed
modem
monitoring system
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JP11230091A
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Daisuke Nakamura
大輔 中村
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Toyo Communication Equipment Co Ltd
Original Assignee
Toyo Communication Equipment Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 設備費用を増加させずに通信効率を大幅に向
上させることができる監視システムを提供する。 【解決手段】 検出情報を集中管理するための監視シス
テムであって、検出動作を行うための複数の検出手段
と、上記各検出手段よりの通報をそれぞれ異なる通信速
度で発信する複数の発信手段と、ナンバーディスプレイ
受信機能を有すると共に上記発信手段よりの異なる通信
速度の通報を異なる通信速度で受信するため受信通信速
度の切り替え機能を有する受信転送器と、上記受信転送
器のナンバーディスプレイ受信機能により検知された発
信元電話番号からその発信元の通信速度を判定し、その
判定された通信速度に基づいて上記受信転送器の受信通
信速度切り替え通信を確立するための切替制御手段とを
有する構成となっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば各家庭等に
設置した絶縁検出器(Igr検出器)からの情報を集中
管理するのに好適な監視システムに関し、特に、ナンバ
ーディスプレイサービスを利用することにより通信効率
を大幅に向上させることができる監視システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、各家庭や工場等に、電話回線を利
用し種々の監視を行う絶縁監視システムが設けられてい
る。これは、各家庭や工場等に設けられたIgr検出器
(絶縁検出器)が何らかの情報を検出した場合、そのI
gr検出器に接続された発信器より電話回線を介して通
報を送信し、受信側のモデムである受信転送器が通報を
受信入力してパソコンへ送り、上記パソコンで集中管理
する様になっている。上記絶縁監視システムにおいて、
従来は、以下に示す2通りの方法で通信速度の異なる2
種類の発信器と受信転送器との間の通信が取り行われて
いた。まず、1つ目の方法は、図6に示す様な方法であ
る。すなわち、図6において、この絶縁監視システム
は、第1および第2のIgr検出器1、3にそれぞれ接
続された通信速度がA、Bと異なる第1および第2の発
信器5、7に対して電話回線網9を介して1つの受信転
送器11が接続されているものであり、上記受信転送器
11には、複数個の異なる通信速度用のモデムICが搭
載されている。また、上記受信転送器11には監視処理
を行うパソコン13が接続されている。そして、上記図
6に示した絶縁監視システムにおいて、上記第1あるい
は第2のIgr検出器1、3が検出動作し、上記通信速
度がA、Bと異なる2種類の発信器5、7のどちらか一
方から上記受信転送器11へ上記電話回線網9を介して
通報があった場合、上記受信転送器(受信側のモデム:
速度A、BのモデムICを搭載)11は、どの速度の発
信器からの通報か分からないため、速度A、Bそれぞれ
のモデムICに切り替えて接続シーケンスを試み、接続
できたモデムICにて通信を行う様にしていた。すなわ
ち、上記受信転送器11において、通信速度A用のモデ
ムICおよび通信速度B用のモデムICを切り替えて通
信を実行してみて、その後、通信を確立する様にしてい
た。
【0003】次に、2つ目の方法は、図7に示す様な方
法である。すなわち、図7において、この絶縁監視シス
テムは、第1および第2のIgr検出器1、3にそれぞ
れ接続された通信速度がA、Bと異なる第1および第2
の発信器5、7のそれぞれに対して電話回線網9を介し
て第1および第2の受信転送器15、17が接続されて
いるものであり、上記第1の受信転送器15には通信速
度A用のモデムICが搭載され、上記第2の受信転送器
17には通信速度B用のモデムICが搭載されている。
また、上記第1および第2の受信転送器15、17には
監視処理を行うパソコン13が接続されている。そし
て、上記図7に示した絶縁監視システムにおいて、上記
第1および第2のIgr検出器1、3が検出動作し、上
記通信速度がA、Bと異なる2種類の発信器5、7から
通報があった場合、通信速度Aの第1の発信器5よりは
通信速度Aの第1の受信転送器15へ、通信速度Bの第
2の発信器7よりは通信速度Bの第2の受信転送器17
へダイヤルして通信するよう上記第1および第2の発信
器5、7内部のE2 PROMに電話番号を登録してお
き、同じ通信速度どうしで通信を行う様にしていた。す
なわち、上記第1および第2の発信器5、7から上記第
1および第2の受信転送器15、17へ2回線系統の通
信回線が設けられていた。
【0004】また、上記の他には、各家庭や工場等に設
置された各種検出器(電力メータ、ガスメータ等)の検
針の自動化が各事業者(電力会社、ガス会社等)により
独自に進められている。その結果、各家庭や工場等に設
置された電力メータやガスメータ等の検針を電話回線を
利用して遠隔地にある電力会社やガス会社からそれぞれ
のメータに対して直接アクセスすることにより、図8に
示す様な自動検針を行う監視システムが構築されてい
た。すなわち、図8における監視システムは、メータの
検針を行う電力会社23やガス会社25が電話回線網2
7を介して、通信速度A用のモデムICが搭載されたモ
デムA37と、通信速度B用のモデムICが搭載された
モデムB39とにそれぞれ接続されている。さらに、モ
デムA37は、需要家41内の電力メータ43に直接接
続され、モデムB39は、ガスメータ45に直接接続さ
れている。そして、上記図8に示した監視システムにお
いて、電力会社23から需要家41内の電力メータ43
を検針する場合は、電力会社23からモデムA37へダ
イヤルして電力メータ43と接続した後、電力メータ4
3の検針データを取り出すことで行っていた。また、ガ
ス会社25から需要家41内のガスメータ45を検針す
る場合は、ガス会社25からモデムB39へダイヤルし
てガスメータ45と接続した後、ガスメータ45の検針
データを取り出すことで行っていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の絶縁監視システムの2つの方法では以下の様な
問題があった。まず、図6に示した1つ目の方法では、
上記受信転送器11において、通信速度A用のモデムI
Cおよび通信速度B用のモデムICを切り替えて通信を
実行してみて、その後、通信を確立する様にしていたの
で、上記発信器5、7がダイヤルしてから通信が確立・
終了するまでに時間がかかり、通信効率が悪いという問
題があった。次に、図7に示した2つ目の方法では、上
記第1および第2の発信器5、7から上記第1および第
2の受信転送器15、17へ2回線系統の通信回線が必
要となり、設備費用が高くなるという問題があった。ま
た、図8で説明した監視システムでは、1つの需要家4
1に対して複数の検出手段(電力メータ、ガスメータ
等)が設けられている場合、検針を行う各事業者(電気
会社、ガス会社等)がそれぞれ独自の自動監視システム
を構築していたため、1つの需要家41に対してそれぞ
れ専用の通信回線49,51とモデム(通信装置)3
7,39とを用意しなくてはならないという問題があっ
た。本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであっ
て、設備費用を増加させることなく、通信効率を大幅に
向上させることができる監視システムを提供することを
目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明は、検出情報を電話回線を介
して集中管理するための監視システムであって、検出動
作を行うための複数の検出手段と、上記各検出手段より
の通報をそれぞれ異なる通信速度で発信する複数の発信
手段と、ナンバーディスプレイ受信機能を有すると共に
上記発信手段よりの通報をその通信速度に応じて受信す
るため受信通信速度の切り替え機能を有する受信転送器
と、上記受信転送器のナンバーディスプレイ受信機能に
より検知された発信元電話番号からその発信元の通信速
度を判定し、その判定された通信速度に基づいて上記受
信転送器の受信通信速度を切り替えて通信を確立するた
めの切替制御手段とを具備することを特徴とする。請求
項2に記載の発明は、請求項1に記載の監視システムに
おいて、上記受信転送器よりの通報を集中管理するため
の管理手段が上記切替制御手段を有していることを特徴
とする。また、請求項3に記載の発明は、検出情報を集
中管理するための監視システムであって、1つの検出対
象物に設けられた複数の検出手段と、その複数の検出手
段に対し電話回線を介して個別にアクセスを行い、各検
出手段の検出情報をそれぞれ集中管理する複数の管理手
段と、ナンバーディスプレイ受信機能を有し、そのナン
バーディスプレイ受信機能により検知された上記管理手
段からの発信元電話番号に基づいて該当する検出手段に
接続するための切り替え機能を有する通信手段とを具備
することを特徴とする。請求項4に記載の発明は、請求
項3に記載の監視システムにおいて、前記複数種類の検
出手段よりの通報をそれぞれの通信速度で発信する複数
の発信手段を有し、上記通信手段は、通報の発信を開始
した発信手段を上記電話回線に接続するための切り替え
機能を有していることを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて詳細に説明する。 (実施の形態1)図1は、本発明の実施の形態1に係る
監視システムを示す構成図である。図1に示す様に、こ
の監視システムは、それぞれ各家庭等に設置された第1
および第2のIgr検出器(絶縁検出器)1、3と、上
記第1のIgr検出器1に接続された通信速度Aの第1
の発信器5と、上記第2のIgr検出器3に接続された
上記通信速度Aと異なる通信速度Bの第2の発信器7
と、上記第1および第2の発信器5、7に電話回線網9
を介して接続されたナンバーディスプレイ受信機能およ
び受信通信速度切り替え機能付受信転送器19と、上記
受信転送器19に接続されたパソコン21とを有してい
る。
【0008】次に、上記構成の監視システムの動作につ
いて図2の動作フローチャートを参照して説明する。ま
ず、図2のステップ101において、発信器の通信速度
と、その発信器に接続されている電話回線(発信元)の
電話番号とを予め上記パソコン21にデータ登録してお
く。すなわち、上記第1の発信器5の電話回線の電話番
号とその通信速度Aとを対応づけて上記パソコン21へ
データ登録すると共に、上記第2の発信器7の電話回線
の電話番号とその通信速度Bとを対応づけて上記パソコ
ン21へデータ登録する。次に、ステップ103におい
て、上記第1および第2のIgr検出器1、3に検出動
作があり上記受信転送器19に上記発信器側より上記電
話回線網9を介して着信があった場合、上記受信伝送器
19は、そのナンバーディスプレイ受信機能により上記
電話回線網9内の加入者交換機から送られてくる発信電
話番号を受信し(ステップ105)、その発信電話番号
を上記パソコン21へ送信する(ステップ107)。そ
して、ステップ109において、上記パソコン21は、
上記受信転送器19より転送されてきた発信電話番号を
受信して、上記データ登録された発信電話番号とその通
信速度とのデータに基づいて上記受信した発信電話番号
に対応する通信速度を判定し(ステップ111)、その
判定した通信速度と同じ通信速度のモデムICに切り替
わる様に上記受信転送器19にモデムIC切替信号を送
る(ステップ113)。そして、上記受信転送器19
は、上記パソコン21よりのモデムIC切替信号に基づ
いてモデムICを切り替えて通信を確立しデータ通信を
開始する(ステップ115)。すなわち、例えば、上記
第1のIgr検出器1により検出が行われ、上記第1の
発信器5より発信があった場合、上記受信転送器19
は、そのナンバーディスプレイ受信機能により上記第1
の発信器5の発信電話番号を受信し、上記パソコン21
へ送る。すると、上記パソコン21は、上記第1の発信
器5の通信速度Aと同じ通信速度AのモデムICに切り
替わる様に、上記受信転送器19へモデムIC切替信号
を送る様になっている。
【0009】なお、上記実施の形態1では、検出器とし
てIgr検出器を用いたが、これに限定されず、各種セ
ンサによる検出情報を電話線を介して収集するすべての
監視システムに適用できる。 (実施の形態2)図3は、本発明の実施の形態2に係る
監視システムを示す構成図である。図3に示す様に、こ
の監視システムは、各種メータ等の検針情報をそれぞれ
集中管理する管理手段としての電力会社23やガス会社
25等の事業者が電話回線網27に接続されている。そ
して、その電話回線網27から1つの検出対象物である
需要家(家庭、工場等)41に設けられた複数の検出手
段としての電力メータ43やガスメータ45に対して
は、1系統の通信回線47と、本発明の通信手段として
のナンバーディスプレイ受信機能付通信装置29とを介
して、それぞれ接続されている。上記ナンバーディスプ
レイ受信機能付通信装置29は、ナンバーディスプレイ
受信機能を有するナンバーディスプレイ受信器31、ナ
ンバーディスプレイ受信器31により受信した発信電話
番号に応じてスイッチ33の切り替え制御を行う切替制
御部35、およびスイッチ33を切り替えた側にそれぞ
れ設けられ、所定の通信速度(速度A/B)で変復調処
理を行うモデムA37およびモデムB39が備わってい
る。また、上記切替制御部35は、需要家41内に設け
られた電力メータ43やガスメータ45から検針データ
を定期的に電力会社23やガス会社25に対して送信す
る際に、電力メータ43やガスメータ45から送出され
るオフフック信号やダイヤル信号を検出すると、その信
号を検出した側と電話回線網27とを接続するようにス
イッチ33を切り替え制御する。そして、ナンバーディ
スプレイ受信機能付通信装置29内のモデムA37は、
需要家41内の電力メータ43に直接接続され、モデム
B39は、需要家41内のガスメータ45に直接接続さ
れて構成されている。
【0010】次に、上記図3に示した監視システムにお
いて、事業者23,25側から検針メータ43,45に
アクセスして検針データを取り込む場合の動作を、図4
の動作フローチャートを参照して説明する。まず、図4
のステップ201において、事業者23,25に接続さ
れている電話回線(発信元)の電話番号と、その発信電
話番号に対応した検針メータに接続するためのスイッチ
33の切替位置とを予めナンバーディスプレイ受信機能
付通信装置29内の切替制御部35に登録しておく。次
いで、ステップ203において、事業者23,25の何
れか一方(ここでは、電力会社23とする)から需要家
41へメータ検針のための発信が行われる。そして、ス
テップ205において、電話回線網27を介してナンバ
ーディスプレイ受信機能付通信装置29で着信がある
と、ナンバーディスプレイ受信器31によって上記電話
回線網27内の加入者交換機から送られてくる発信電話
番号を受信する(ステップ207)。そして、ナンバー
ディスプレイ受信器31で受信された発信電話番号は、
上記切替制御部35へ送信すると(ステップ209)、
切替制御部35に予め登録しておいたデータを参照しな
がらスイッチ33を切替制御することによって(ステッ
プ211)、電力会社23とこれに対応する電力メータ
43とをモデムA37を介して接続することができ、通
信可能な状態となる。そして、ステップ213におい
て、検針動作を行う電力会社23は、電話回線網27を
介して接続された電力メータ43との間でデータ通信を
開始し、電力会社23の側に電力メータ43からの検針
データを取り込むようにする(ステップ215)。
【0011】なお、上記動作例において、ガス会社25
からアクセス(発信)があった場合は、モデムB39を
介してガスメータ45と接続されることにより通信可能
な状態となり、ガス会社25とガスメータ45との間で
データ通信を開始して、ガス会社25の側にガスメータ
45からの検針データが取り込まれる。これにより、1
つの需要家に対して複数種類の検針メータが設置されて
いたとしても、メータ検針用の電話回線が1本で済むの
で、通信コストを低減することができる上、事業者側か
ら需要家に対して検針データを取りに行く際に、ダイヤ
ルしてから通信が確立されるまでの時間を短縮すること
が可能となり、通信効率を向上させることができる。次
に、上記図3で示した監視システムにおいて、需要家4
1側の検針メータ43,45から事業者23,25へ定
期的にアクセスして検針データの報告を行う場合の動作
を、図5の動作フローチャートを参照して説明する。ま
ず、図5のステップ301において、ナンバーディスプ
レイ受信機能付通信装置29内の切替制御部35が電力
メータ43あるいはガスメータ45から事業者23,2
5へダイヤルする際に出るオフフック信号またはダイヤ
ル信号を検出すると、その信号を検出した側と電話回線
網27とが接続されるようにスイッチ33を切り替える
制御データを予め切替制御部35に登録しておく。
【0012】次いで、ステップ303において、検針メ
ータ43,45の何れか一方(ここでは、電力メータ4
3とする)から事業者(ここでは、電力会社23とす
る)に対して発信動作が行われる。本実施の形態2で
は、それぞれの検針メータ内にタイマが内蔵されてい
て、月1回毎に定期的に検針データを報告するための自
動発信動作を行うように設定されている。そして、ステ
ップ305において、電力メータ43が自動発信動作を
行う際に出るオフフック信号またはダイヤル信号を切替
制御部35が検出すると、モデムA37と電話回線網2
7とが回線47を介して接続されるようにスイッチ33
を切替制御して通信を確立するようにする。そして、ス
テップ307において、電力メータ43からの検針デー
タは、モデムA37で変調処理され、電話回線網27を
介して電力会社23に送信されることにより、データ通
信が開始される。そして、ステップ309において、電
力メータ43から電力会社23へ検針データを送出する
ことにより、定期的に検針データを報告することができ
る。なお、上記動作例において、ガスメータ45からア
クセス(発信)があった場合は、モデムB39を介して
ガス会社25と接続されることにより通信が確立され、
ガスメータ45とガス会社25との間でデータ通信が開
始されて、ガスメータ45からガス会社25へ検針デー
タを送出することにより、定期的に検針データが報告さ
れる。このように、1つの需要家に対して1本の電話回
線を引くだけで、事業者側から需要家に対して検針デー
タを取りに行くことは勿論、需要家側から事業者へ定期
的にアクセスして検針データの報告を行うといった双方
向アクセスを短時間で、効率良く行うことができる。な
お、上記実施の形態2では、検針メータとして電力メー
タやガスメータを用いた場合で説明したが、これに限定
されず、各種センサによる検出情報を電話回線を介して
収集するすべての監視システムに適用することができ
る。また、上記実施の形態2では、図3に示すように、
モデムA37とモデムB39とをナンバーディスプレイ
受信機能付通信装置29内に設けた例で説明したが、モ
デムA37とモデムB39を通信装置29内に置かず
に、モデムA37を電力メータ43、モデムB39をガ
スメータ45へそれぞれ内蔵させて構成することも勿論
可能である。
【0013】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1および2
に記載の発明によれば、電話回線を利用した絶縁監視シ
ステムにおいて、ナンバーディスプレイサービスの発信
電話番号から通信速度を知り、受信転送器の通信速度を
自動的に切り替える様にしたので、設備費用の増加を併
わず、発信器がダイヤルしてから通信が確立するまでの
時間を短縮することができ、通信効率を向上させること
ができる。また、請求項3に記載の発明によれば、電話
回線を利用した監視システムにおいて、ナンバーディス
プレイサービスの発信電話番号から事業者を判別し、こ
れに対応した検出手段と接続されるように自動的に切り
替える様にしたので、1つの需要家に対して複数種類の
検出手段が設置されていても、1つの電話回線で済むこ
とから設備費用の増加が併わず、事業者側がダイヤルし
てから通信が確立するまでの時間を短縮することがで
き、通信効率を向上させることができる。また、請求項
4に記載の発明によれば、電話回線を利用した監視シス
テムにおいて、何れかの検出手段から発信動作が検出さ
れると、その検出手段と電話回線とが自動的に接続され
る様に切り替わって通信が確立されるので、1つの需要
家に対して複数種類の検出手段が設置されていても、1
つの電話回線で済むことから設備費用の増加が併わず、
検出手段から事業者へダイヤルしてから通信が確立する
までの時間を短縮することができ、通信効率を向上させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る監視システムを示
す構成図である。
【図2】図1に示した監視システムの動作フローチャー
トである。
【図3】本発明の実施の形態2に係る監視システムを示
す構成図である。
【図4】図3に示した監視システムにおいて事業者側か
ら検針メータにアクセスして検針データを取り込む場合
の動作フローチャートである。
【図5】図3に示した監視システムにおいて需要家側の
検針メータから事業者に定期的にアクセスして検針デー
タを報告する場合フローチャートである。
【図6】従来の絶縁監視システムの構成図である。
【図7】従来の絶縁監視システムの構成図である。
【図8】従来の監視システムの構成図である。
【符号の説明】
1、3…第1および第2のIgr検出器、 5、7…第1および第2の発信器、 9…電話回線網、 11…受信転送器、 13…パソコン、 15、17…第1および第2の受信転送器、 19…ナンバーディスプレイ受信機能付受信転送器、 23…電力会社、 25…ガス会社、 27…電話回線網、 29…ナンバーディスプレイ受信機能付通信装置、 31…ナンバーディスプレイ受信器、 33…スイッチ、 35…切替制御部、 37…モデムA、 39…モデムB、 41…需要家、 43…電力メータ、 45…ガスメータ。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検出情報を電話回線を介して集中管理す
    るための監視システムであって、検出動作を行うための
    複数の検出手段と、上記各検出手段よりの通報をそれぞ
    れ異なる通信速度で発信する複数の発信手段と、ナンバ
    ーディスプレイ受信機能を有すると共に上記発信手段よ
    りの通報をその通信速度に応じて受信するため受信通信
    速度の切り替え機能を有する受信転送器と、上記受信転
    送器のナンバーディスプレイ受信機能により検知された
    発信元電話番号からその発信元の通信速度を判定し、そ
    の判定された通信速度に基づいて上記受信転送器の受信
    通信速度を切り替えて通信を確立するための切替制御手
    段とを具備することを特徴とする監視システム。
  2. 【請求項2】 上記受信転送器よりの通報を集中管理す
    るための管理手段が上記切替制御手段を有していること
    を特徴とする請求項1に記載の監視システム。
  3. 【請求項3】 検出情報を集中管理するための監視シス
    テムであって、1つの検出対象物に設けられた複数の検
    出手段と、その複数の検出手段に対し電話回線を介して
    個別にアクセスを行い、各検出手段の検出情報をそれぞ
    れ集中管理する複数の管理手段と、ナンバーディスプレ
    イ受信機能を有し、そのナンバーディスプレイ受信機能
    により検知された上記管理手段からの発信元電話番号に
    基づいて該当する検出手段に接続するための切り替え機
    能を有する通信手段とを具備することを特徴とする監視
    システム。
  4. 【請求項4】 前記複数種類の検出手段よりの通報をそ
    れぞれの通信速度で発信する複数の発信手段を有し、上
    記通信手段は、通報の発信を開始した発信手段を上記電
    話回線に接続するための切り替え機能を有していること
    を特徴とする請求項3に記載の監視システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001357475A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Art Data:Kk 安否確認システム及びこのシステムを用いた付帯サービスシステム

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JP2001357475A (ja) * 2000-06-12 2001-12-26 Art Data:Kk 安否確認システム及びこのシステムを用いた付帯サービスシステム

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