JP2000151708A - 同報通信方法および同報通信装置 - Google Patents
同報通信方法および同報通信装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 中継方式による同報通信において、同報経路
の設定処理を各中継装置に分散することができ、かつ各
中継装置で複数回線を同時に利用する。 【解決手段】 距離計測要求信号と距離計測応答信号の
送受信により同報通信装置間の距離を計測して登録する
距離計測手段と、登録された距離情報に基づき、同報通
信する宛先リストの中から最短距離の同報通信装置を順
次選択して同報経路を判定し、得られた同報経路対応に
同報通信装置をグループ化する宛先判定手段と、各グル
ープごとに、次の同報通信装置宛てにそれ以降の同報通
信装置を示す同報宛先リストを付加した同報信号を送信
する送信手段と、受信した同報信号から同報宛先リスト
を切り出し、宛先リストとして宛先判定手段に与える宛
先リスト切り出し手段とを備える。
の設定処理を各中継装置に分散することができ、かつ各
中継装置で複数回線を同時に利用する。 【解決手段】 距離計測要求信号と距離計測応答信号の
送受信により同報通信装置間の距離を計測して登録する
距離計測手段と、登録された距離情報に基づき、同報通
信する宛先リストの中から最短距離の同報通信装置を順
次選択して同報経路を判定し、得られた同報経路対応に
同報通信装置をグループ化する宛先判定手段と、各グル
ープごとに、次の同報通信装置宛てにそれ以降の同報通
信装置を示す同報宛先リストを付加した同報信号を送信
する送信手段と、受信した同報信号から同報宛先リスト
を切り出し、宛先リストとして宛先判定手段に与える宛
先リスト切り出し手段とを備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ネットワーク化さ
れた装置間で多段中継により同報通信を行う同報通信方
法および同報通信装置に関する。
れた装置間で多段中継により同報通信を行う同報通信方
法および同報通信装置に関する。
【0002】
【従来の技術】同報通信装置は、送信元から同一の情報
(例えばパケット)を複数の同報先に送信する装置であ
る。従来の同報通信装置には、送信元が複数の同報先と
順次通信を行い、同一パケットを繰り返し送信する多元
接続方式と、送信元から同報先の1つにパケットを送信
し、以下その他の同報先に順次転送していく中継方式が
ある。
(例えばパケット)を複数の同報先に送信する装置であ
る。従来の同報通信装置には、送信元が複数の同報先と
順次通信を行い、同一パケットを繰り返し送信する多元
接続方式と、送信元から同報先の1つにパケットを送信
し、以下その他の同報先に順次転送していく中継方式が
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】多元方式の同報通信装
置は、送信元がすべての同報先と通信を行うために負荷
が高い。一方、中継方式の同報通信装置は、送信元の負
荷は軽減されるものの、ポイント・ポイント間の中継に
より同報を実現しているので、同時に利用できる経路が
1経路に限定されてしまい、回線を有効に利用すること
ができない。また、送信元から各同報先までの同報経路
を予め選択して送信を開始すると、途中で回線障害等に
より同報経路の変更が必要になった場合には伝送効率が
著しく低下する。
置は、送信元がすべての同報先と通信を行うために負荷
が高い。一方、中継方式の同報通信装置は、送信元の負
荷は軽減されるものの、ポイント・ポイント間の中継に
より同報を実現しているので、同時に利用できる経路が
1経路に限定されてしまい、回線を有効に利用すること
ができない。また、送信元から各同報先までの同報経路
を予め選択して送信を開始すると、途中で回線障害等に
より同報経路の変更が必要になった場合には伝送効率が
著しく低下する。
【0004】本発明は、中継方式による同報通信におい
て、同報経路の設定処理を各中継装置に分散することが
でき、かつ各中継装置で複数回線を同時に利用すること
ができる同報通信方法および同報通信装置を提供するこ
とを目的とする。
て、同報経路の設定処理を各中継装置に分散することが
でき、かつ各中継装置で複数回線を同時に利用すること
ができる同報通信方法および同報通信装置を提供するこ
とを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の同報通
信方法による各同報通信装置は、相互の距離を計測し、
同報通信する宛先リストの中から最短距離の同報通信装
置を順次選択して同報経路を判定し、その同報経路に沿
って同報通信を行うことを特徴とする。
信方法による各同報通信装置は、相互の距離を計測し、
同報通信する宛先リストの中から最短距離の同報通信装
置を順次選択して同報経路を判定し、その同報経路に沿
って同報通信を行うことを特徴とする。
【0006】請求項2に記載の同報通信方法による各同
報通信装置は、相互の距離を計測し、同報通信する宛先
リストの中から最短距離の同報通信装置を順次選択して
同報経路を判定し、得られた同報経路対応に同報通信装
置をグループ化し、各グループごとに送信元が同報する
同報通信装置にそれ以降の同報通信装置を同報宛先リス
トとして通知し、各同報通信装置はその同報宛先リスト
の中から同様の手順で次に同報する同報通信装置を選択
することを特徴とする。
報通信装置は、相互の距離を計測し、同報通信する宛先
リストの中から最短距離の同報通信装置を順次選択して
同報経路を判定し、得られた同報経路対応に同報通信装
置をグループ化し、各グループごとに送信元が同報する
同報通信装置にそれ以降の同報通信装置を同報宛先リス
トとして通知し、各同報通信装置はその同報宛先リスト
の中から同様の手順で次に同報する同報通信装置を選択
することを特徴とする。
【0007】請求項3は、上記の方法により同報信号を
受信した同報通信装置が、受信したことを示す信号を送
信元の同報通信装置に送信し、送信元の同報通信装置は
その信号の受信により伝送結果を認識することを特徴と
する。
受信した同報通信装置が、受信したことを示す信号を送
信元の同報通信装置に送信し、送信元の同報通信装置は
その信号の受信により伝送結果を認識することを特徴と
する。
【0008】請求項4に記載の同報通信装置は、距離計
測要求信号と距離計測応答信号の送受信により同報通信
装置間の距離を計測して登録する距離計測手段と、登録
された距離情報に基づき、同報通信する宛先リストの中
から最短距離の同報通信装置を順次選択して同報経路を
判定し、得られた同報経路対応に同報通信装置をグルー
プ化する宛先判定手段と、各グループごとに、次の同報
通信装置宛てにそれ以降の同報通信装置を示す同報宛先
リストを付加した同報信号を送信する送信手段と、受信
した同報信号から同報宛先リストを切り出し、宛先リス
トとして宛先判定手段に与える宛先リスト切り出し手段
とを備える。
測要求信号と距離計測応答信号の送受信により同報通信
装置間の距離を計測して登録する距離計測手段と、登録
された距離情報に基づき、同報通信する宛先リストの中
から最短距離の同報通信装置を順次選択して同報経路を
判定し、得られた同報経路対応に同報通信装置をグルー
プ化する宛先判定手段と、各グループごとに、次の同報
通信装置宛てにそれ以降の同報通信装置を示す同報宛先
リストを付加した同報信号を送信する送信手段と、受信
した同報信号から同報宛先リストを切り出し、宛先リス
トとして宛先判定手段に与える宛先リスト切り出し手段
とを備える。
【0009】請求項5に記載の同報通信装置は、同報信
号を受信したときに、受信したことを示す受信通知信号
を送信元の同報通信装置に送信する手段を備え、送信元
の同報通信装置は受信通知信号の受信により伝送結果を
認識する手段を備える。
号を受信したときに、受信したことを示す受信通知信号
を送信元の同報通信装置に送信する手段を備え、送信元
の同報通信装置は受信通知信号の受信により伝送結果を
認識する手段を備える。
【0010】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の同報通信装置の
構成例を示すブロック図である。図において、同報通信
装置100は、回線制御部10、距離計測部11、距離
テーブル12、通信制御部13、宛先リスト切り出し部
14、宛先判定部15、宛先付加部16、受信マーク付
加部17、宛先指定部20、送信部21により構成さ
れ、回線制御部10を介して通信回線200に接続され
る。
構成例を示すブロック図である。図において、同報通信
装置100は、回線制御部10、距離計測部11、距離
テーブル12、通信制御部13、宛先リスト切り出し部
14、宛先判定部15、宛先付加部16、受信マーク付
加部17、宛先指定部20、送信部21により構成さ
れ、回線制御部10を介して通信回線200に接続され
る。
【0011】図2(a) に示すパケット50は本同報通信
装置100で使用されるものであり、ヘッダ部51とデ
ータ部52から構成される。ヘッダ部51は、宛先や送
信元を識別する情報(宛先アドレス、送信元アドレス)
と、パケットの種類を識別するパケット識別子と、同報
宛先の数を示す同報宛先数と、同報情報と、同一宛先を
もつデータを識別する情報(送信シーケンス番号、受信
シーケンス番号)から構成される。データ部52は、デ
ータサイズと実データから構成される。ヘッダ部51の
同報情報は、図2(b) 示すように、同報宛先リスト5
3、応答経路54、受信確認を管理する宛先リスト55
を有する。
装置100で使用されるものであり、ヘッダ部51とデ
ータ部52から構成される。ヘッダ部51は、宛先や送
信元を識別する情報(宛先アドレス、送信元アドレス)
と、パケットの種類を識別するパケット識別子と、同報
宛先の数を示す同報宛先数と、同報情報と、同一宛先を
もつデータを識別する情報(送信シーケンス番号、受信
シーケンス番号)から構成される。データ部52は、デ
ータサイズと実データから構成される。ヘッダ部51の
同報情報は、図2(b) 示すように、同報宛先リスト5
3、応答経路54、受信確認を管理する宛先リスト55
を有する。
【0012】図3(a) に示す距離計測要求パケット60
は、宛先アドレスを全同報通信装置とし、パケット識別
子に「距離計測要求」を記載したものである。図3(b)
に示す距離計測応答パケット61は、パケット識別子に
「距離計測応答」を記載し、実データに「距離情報」を
記載したものである。
は、宛先アドレスを全同報通信装置とし、パケット識別
子に「距離計測要求」を記載したものである。図3(b)
に示す距離計測応答パケット61は、パケット識別子に
「距離計測応答」を記載し、実データに「距離情報」を
記載したものである。
【0013】以上示した各部の接続関係および機能につ
いて説明する。通信回線200は、パケット50を伝送
するディジタル回線網である。回線制御部10は、通信
回線200から自装置宛てのパケット50を受信すると
ともに、自装置が送信するパケット50を通信回線20
0に送信する。距離計測部11は、一定時間ごとに距離
計測要求パケット60を作成し、回線制御部10を介し
て通信回線200に送信する。通信回線200に接続さ
れる各同報通信装置は、この距離計測要求パケット60
を受信すると距離計測応答パケット61を作成して通信
回線200に送信する。距離計測要求パケット60を送
信した同報通信装置の距離計測部11は、通信回線20
0から回線制御部10を介して距離計測応答パケット6
1を受信すると、その距離情報に基づいて距離テーブル
12を作成する。なお、距離計測部11による距離テー
ブル12の作成手順の詳細については後述する。
いて説明する。通信回線200は、パケット50を伝送
するディジタル回線網である。回線制御部10は、通信
回線200から自装置宛てのパケット50を受信すると
ともに、自装置が送信するパケット50を通信回線20
0に送信する。距離計測部11は、一定時間ごとに距離
計測要求パケット60を作成し、回線制御部10を介し
て通信回線200に送信する。通信回線200に接続さ
れる各同報通信装置は、この距離計測要求パケット60
を受信すると距離計測応答パケット61を作成して通信
回線200に送信する。距離計測要求パケット60を送
信した同報通信装置の距離計測部11は、通信回線20
0から回線制御部10を介して距離計測応答パケット6
1を受信すると、その距離情報に基づいて距離テーブル
12を作成する。なお、距離計測部11による距離テー
ブル12の作成手順の詳細については後述する。
【0014】この距離テーブル12は、同報通信装置と
距離を対応させたデータテーブルである。例えば、図4
に示すように同報通信装置A〜Lが接続されたネットワ
ークにおいて、隣接する各同報通信装置間の距離を
「1」とした場合には、各同報通信装置A〜Lに対応す
る距離テーブルA〜Lは図5のように形成される。距離
テーブルAにおいて、距離0は同報通信装置A、距離1
は同報通信装置B,C,D、距離2は同報通信装置E,
F,G,H、距離3は同報通信装置I,K,L、距離4
は同報通信装置Jである。他の距離テーブルB〜Lにお
いても同様である。
距離を対応させたデータテーブルである。例えば、図4
に示すように同報通信装置A〜Lが接続されたネットワ
ークにおいて、隣接する各同報通信装置間の距離を
「1」とした場合には、各同報通信装置A〜Lに対応す
る距離テーブルA〜Lは図5のように形成される。距離
テーブルAにおいて、距離0は同報通信装置A、距離1
は同報通信装置B,C,D、距離2は同報通信装置E,
F,G,H、距離3は同報通信装置I,K,L、距離4
は同報通信装置Jである。他の距離テーブルB〜Lにお
いても同様である。
【0015】通信制御部13は、受信したパケット50
からヘッダ部51を切り出し、宛先リスト切り出し部1
4へ引き渡す。宛先リスト切り出し部14は、ヘッダ部
51から同報宛先リスト53を切り出し、宛先判定部1
5へ通知する。宛先判定部15は、距離テーブル12の
距離情報に基づいて、同報宛先リスト53の中から最短
距離の宛先を決定する。この宛先判定部15の動作の詳
細については後述する。
からヘッダ部51を切り出し、宛先リスト切り出し部1
4へ引き渡す。宛先リスト切り出し部14は、ヘッダ部
51から同報宛先リスト53を切り出し、宛先判定部1
5へ通知する。宛先判定部15は、距離テーブル12の
距離情報に基づいて、同報宛先リスト53の中から最短
距離の宛先を決定する。この宛先判定部15の動作の詳
細については後述する。
【0016】宛先付加部16は、通信制御部13から受
け取ったパケット50に、宛先判定部15で決定された
最短距離の宛先を付加し、回線制御部10を介して通信
回線200に送信する。受信マーク付加部17は、通信
制御部13の指示によりパケット中に受信が完了したこ
とを示すマークをつける。
け取ったパケット50に、宛先判定部15で決定された
最短距離の宛先を付加し、回線制御部10を介して通信
回線200に送信する。受信マーク付加部17は、通信
制御部13の指示によりパケット中に受信が完了したこ
とを示すマークをつける。
【0017】宛先指定部20および送信部21は、自装
置が同報通信の送信元(起点)となる場合に機能する。
宛先指定部20は、同報通信する宛先リストを新規に作
成して宛先判定部15へ通知する。送信部21は、送信
データを保持し、送信単位に分割してパケット50に埋
め込み、宛先付加部16に送出する。
置が同報通信の送信元(起点)となる場合に機能する。
宛先指定部20は、同報通信する宛先リストを新規に作
成して宛先判定部15へ通知する。送信部21は、送信
データを保持し、送信単位に分割してパケット50に埋
め込み、宛先付加部16に送出する。
【0018】同報通信装置100は、以上の構成によ
り、(1) 同報通信装置間の距離を定期的に計測して距離
テーブル12を作成および更新する動作と、(2) 同報通
信装置間の距離に応じて同報経路を自動的に判定して同
報通信する動作と、(3) 送信装置から受信装置への伝送
結果を認識する動作を行う。以下、各動作について説明
する。
り、(1) 同報通信装置間の距離を定期的に計測して距離
テーブル12を作成および更新する動作と、(2) 同報通
信装置間の距離に応じて同報経路を自動的に判定して同
報通信する動作と、(3) 送信装置から受信装置への伝送
結果を認識する動作を行う。以下、各動作について説明
する。
【0019】(1) 距離テーブル12の作成・更新 同報通信装置100の距離計測部11は、図6のフロー
チャートに従って距離テーブル12を作成する。まず、
距離計測タイマを起動する(S1)。距離計測タイマの
タイムアウト時間は、ネットワークへの負荷がかかりす
ぎないようにネットワーク構成に応じて決定されるが、
本実施形態では一般的なルーティング監視時間として例
えば20秒とする。距離計測タイマがタイムアウトすると
(S2)、距離計測要求パケット60を送信し(S
3)、距離応答タイマを起動する(S4)。
チャートに従って距離テーブル12を作成する。まず、
距離計測タイマを起動する(S1)。距離計測タイマの
タイムアウト時間は、ネットワークへの負荷がかかりす
ぎないようにネットワーク構成に応じて決定されるが、
本実施形態では一般的なルーティング監視時間として例
えば20秒とする。距離計測タイマがタイムアウトすると
(S2)、距離計測要求パケット60を送信し(S
3)、距離応答タイマを起動する(S4)。
【0020】距離応答タイマがタイムアウトするまでの
間に(S5)、距離計測応答パケット61を受信する
と、距離計測要求パケット60を送信してから距離計測
応答パケット61が受信されるまでの時間を測定し、こ
の時間を応答があった同報通信装置までの距離情報とし
て内部に蓄積する(S6)。距離計測応答パケット61
は、例えば各同報通信装置が保存している距離テーブル
の内容を通知するものとする。距離応答タイマがタイム
アウトすると(S5)、距離計測応答パケット61の受
信による距離計測の有無を判定し(S7)、距離情報の
蓄積があればそれを距離テーブル12を更新する(S
8)。以上の処理を完了すると、再び開始(S0)に戻
って上記の手順を繰り返すことにより、すべての同報通
信装置に対応する距離テーブル12を完成することがで
きる。
間に(S5)、距離計測応答パケット61を受信する
と、距離計測要求パケット60を送信してから距離計測
応答パケット61が受信されるまでの時間を測定し、こ
の時間を応答があった同報通信装置までの距離情報とし
て内部に蓄積する(S6)。距離計測応答パケット61
は、例えば各同報通信装置が保存している距離テーブル
の内容を通知するものとする。距離応答タイマがタイム
アウトすると(S5)、距離計測応答パケット61の受
信による距離計測の有無を判定し(S7)、距離情報の
蓄積があればそれを距離テーブル12を更新する(S
8)。以上の処理を完了すると、再び開始(S0)に戻
って上記の手順を繰り返すことにより、すべての同報通
信装置に対応する距離テーブル12を完成することがで
きる。
【0021】(2) 同報経路の判定 ここでは、予め指定された宛先リストが宛先指定部20
に登録されており、予め指定された送信データが送信部
21に登録されているものとし、この宛先リストに基づ
いて同報通信を行う例について説明する。
に登録されており、予め指定された送信データが送信部
21に登録されているものとし、この宛先リストに基づ
いて同報通信を行う例について説明する。
【0022】宛先指定部20は、登録されている宛先リ
ストを宛先判定部15へ通知する。宛先判定部15は、
図7のフローチャートに従い、受け取った宛先リストの
中から自装置が同報するべき同報通信装置を決定する。
まず、自装置の距離テーブル12をロードし(S1
1)、宛先リストの中から最短距離の宛先を抽出する
(S12)。抽出した宛先を新宛先リストに登録する
(S13)。この新宛先リストは、自装置が同報通信す
る宛先のリストである。抽出されなかった宛先で宛先リ
ストを更新する(S14)。この更新された宛先リスト
は、次の同報通信装置から先の宛先となる。
ストを宛先判定部15へ通知する。宛先判定部15は、
図7のフローチャートに従い、受け取った宛先リストの
中から自装置が同報するべき同報通信装置を決定する。
まず、自装置の距離テーブル12をロードし(S1
1)、宛先リストの中から最短距離の宛先を抽出する
(S12)。抽出した宛先を新宛先リストに登録する
(S13)。この新宛先リストは、自装置が同報通信す
る宛先のリストである。抽出されなかった宛先で宛先リ
ストを更新する(S14)。この更新された宛先リスト
は、次の同報通信装置から先の宛先となる。
【0023】次に、宛先判定部15は、新宛先リストに
登録された宛先に、宛先リストに登録された宛先を分配
する制御を行う。すなわち、自装置が同報通信する同報
通信装置から先の同報通信装置をグループ化する制御を
行う。まず、新宛先リストの中から1宛先を抽出する
(S15)。次に、抽出した宛先の距離テーブルをロー
ドし(S16)、更新した宛先リストの中から最短距離
にある宛先を抽出する(S17)。抽出した宛先を新宛
先リストに登録し、S15で抽出した宛先のグループを
形成する(S18)。抽出されなかった宛先で宛先リス
トを更新する(S19)。S15〜S19の処理を宛先
リストの全宛先がグループ化されるまで繰り返す(S2
0)。
登録された宛先に、宛先リストに登録された宛先を分配
する制御を行う。すなわち、自装置が同報通信する同報
通信装置から先の同報通信装置をグループ化する制御を
行う。まず、新宛先リストの中から1宛先を抽出する
(S15)。次に、抽出した宛先の距離テーブルをロー
ドし(S16)、更新した宛先リストの中から最短距離
にある宛先を抽出する(S17)。抽出した宛先を新宛
先リストに登録し、S15で抽出した宛先のグループを
形成する(S18)。抽出されなかった宛先で宛先リス
トを更新する(S19)。S15〜S19の処理を宛先
リストの全宛先がグループ化されるまで繰り返す(S2
0)。
【0024】ただし、以上の手順で生成された同報経路
には偏りが発生する可能性があるので、距離が同じ宛先
を分散するために、グループ化された宛先ごとに同報先
を比較して均一化する新宛先リストの再構成を行う(S
21)。以上の手順により同報経路が決定され(S2
2)、宛先判定部15は決定した新宛先リストを宛先付
加部16へ通知する。ここで、宛先指定部20が生成す
る宛先リストが図8(a)のように単なる宛先のリストと
すると、宛先判定部15で生成される新宛先リストは、
図8(b) 示すように図8(a) の宛先リストをグループ化
して同報経路を表すものとなる。
には偏りが発生する可能性があるので、距離が同じ宛先
を分散するために、グループ化された宛先ごとに同報先
を比較して均一化する新宛先リストの再構成を行う(S
21)。以上の手順により同報経路が決定され(S2
2)、宛先判定部15は決定した新宛先リストを宛先付
加部16へ通知する。ここで、宛先指定部20が生成す
る宛先リストが図8(a)のように単なる宛先のリストと
すると、宛先判定部15で生成される新宛先リストは、
図8(b) 示すように図8(a) の宛先リストをグループ化
して同報経路を表すものとなる。
【0025】宛先付加部16は、送信部21から送信デ
ータを受け取ると、これに宛先リストを付加して回線制
御部10へ送出する。回線制御部10は、このパケット
を通信回線200を介して宛先リストで示される最短距
離の宛先に送信する。
ータを受け取ると、これに宛先リストを付加して回線制
御部10へ送出する。回線制御部10は、このパケット
を通信回線200を介して宛先リストで示される最短距
離の宛先に送信する。
【0026】以下、図4に示すネットワークにおいて、
同報通信装置Aを送信元とし、同報通信装置Aから同報
通信装置B,C,E,G,H,K,Lに同報通信を行う
場合の動作について具体的に説明する。
同報通信装置Aを送信元とし、同報通信装置Aから同報
通信装置B,C,E,G,H,K,Lに同報通信を行う
場合の動作について具体的に説明する。
【0027】同報通信装置Aが予め保持している距離テ
ーブルは、図5に示すような距離テーブルA〜Lとな
る。同報通信装置Aは、まず同報通信の宛先として指定
されている同報通信装置B,C,E,G,H,K,Lの
中から、距離テーブルAを参照して最短距離の同報通信
装置B,Cを選択する。これにより、同報通信装置A
は、同報通信装置B,Cへ同報することが決定される。
ーブルは、図5に示すような距離テーブルA〜Lとな
る。同報通信装置Aは、まず同報通信の宛先として指定
されている同報通信装置B,C,E,G,H,K,Lの
中から、距離テーブルAを参照して最短距離の同報通信
装置B,Cを選択する。これにより、同報通信装置A
は、同報通信装置B,Cへ同報することが決定される。
【0028】次に、宛先として指定されている残りの同
報通信装置E,G,H,K,Lについて、同報通信装置
B,Cに対するグループ化を行う。まず、同報通信装置
Bの距離テーブルBを参照し、同報通信装置E,G,
H,K,Lの中から最短距離の同報通信装置Eを選択す
る。同様に、同報通信装置Cの距離テーブルCを参照
し、残りの同報通信装置G,H,K,Lの中から最短距
離の同報通信装置Gを選択する。さらに、距離テーブル
Gを参照し、残りの同報通信装置H,K,Lの中から最
短距離の同報通信装置H,K,Lを選択する。以上のよ
うにして同報経路が決定される。
報通信装置E,G,H,K,Lについて、同報通信装置
B,Cに対するグループ化を行う。まず、同報通信装置
Bの距離テーブルBを参照し、同報通信装置E,G,
H,K,Lの中から最短距離の同報通信装置Eを選択す
る。同様に、同報通信装置Cの距離テーブルCを参照
し、残りの同報通信装置G,H,K,Lの中から最短距
離の同報通信装置Gを選択する。さらに、距離テーブル
Gを参照し、残りの同報通信装置H,K,Lの中から最
短距離の同報通信装置H,K,Lを選択する。以上のよ
うにして同報経路が決定される。
【0029】同報経路は、図9に示すように、 (a) A→B→E (b) A→C→G→H (c) A→C→G→K (d) A→C→G→L となる。
【0030】ただし、この4つの同報経路のうち、同報
通信装置Aから同報通信装置B,Cへの同報経路が確定
しているだけであり、同報通信装置E,G,H,K,L
については同報通信装置B,Cに対してグループ化した
ものに過ぎない。上記の例では、同報通信装置Cに対し
て同報通信装置G,H,K,Lがグループ化されている
が、同報通信装置Cでは改めて上記の手順に従って同報
経路を決める。通常は、同報通信装置Aでグループ化の
際に決定された同じ同報経路(b),(c),(d) が選択される
が、例えば同報通信装置GとLとの間に異常が発生し、
その間の距離が同報通信装置HまたはKを介する「2」
となれば、同報経路が変更される。
通信装置Aから同報通信装置B,Cへの同報経路が確定
しているだけであり、同報通信装置E,G,H,K,L
については同報通信装置B,Cに対してグループ化した
ものに過ぎない。上記の例では、同報通信装置Cに対し
て同報通信装置G,H,K,Lがグループ化されている
が、同報通信装置Cでは改めて上記の手順に従って同報
経路を決める。通常は、同報通信装置Aでグループ化の
際に決定された同じ同報経路(b),(c),(d) が選択される
が、例えば同報通信装置GとLとの間に異常が発生し、
その間の距離が同報通信装置HまたはKを介する「2」
となれば、同報経路が変更される。
【0031】すなわち、同報通信装置Aからパケットを
受信した同報通信装置Cは、同報宛先リストで通知され
た同報通信装置G,H,K,Lの中から、距離テーブル
Cを参照して最短距離の同報通信装置Gを選択する。さ
らに、距離テーブルGを参照し、残りの同報通信装置
H,K,Lの中から最短距離の同報通信装置H,Kを選
択し、距離テーブルHから同報通信装置Lを選択する。
受信した同報通信装置Cは、同報宛先リストで通知され
た同報通信装置G,H,K,Lの中から、距離テーブル
Cを参照して最短距離の同報通信装置Gを選択する。さ
らに、距離テーブルGを参照し、残りの同報通信装置
H,K,Lの中から最短距離の同報通信装置H,Kを選
択し、距離テーブルHから同報通信装置Lを選択する。
【0032】ここで決定された同報経路は、図10に示
すように、 (e) C→G→H→L (f) C→G→K となる。同報通信装置Cからパケットを受信した同報通
信装置Gでも同様であり、同報通信装置H,K,Lに対
して改めて同報経路を設定する。
すように、 (e) C→G→H→L (f) C→G→K となる。同報通信装置Cからパケットを受信した同報通
信装置Gでも同様であり、同報通信装置H,K,Lに対
して改めて同報経路を設定する。
【0033】また、同報通信装置H,K,Lの中から最
短距離の同報通信装置H,Kを選択した後に、距離テー
ブルKから同報通信装置Lを選択すると、同報経路は、 (g) C→G→H (h) C→G→K→L となる。この同報経路(e),(f) と同報経路(g),(h) は、
グループ化の過程でいずれか一方が選択される。
短距離の同報通信装置H,Kを選択した後に、距離テー
ブルKから同報通信装置Lを選択すると、同報経路は、 (g) C→G→H (h) C→G→K→L となる。この同報経路(e),(f) と同報経路(g),(h) は、
グループ化の過程でいずれか一方が選択される。
【0034】同様に、図9に示す同報経路において、同
報通信装置Aが同報通信装置B,Cへ同報することを決
定した後に、同報通信装置B,Cに対するグループ化を
行う過程で、同報通信装置Cに対するグループ化を先に
行うと、同報通信装置Eは同報通信装置Cのグループに
帰属する。
報通信装置Aが同報通信装置B,Cへ同報することを決
定した後に、同報通信装置B,Cに対するグループ化を
行う過程で、同報通信装置Cに対するグループ化を先に
行うと、同報通信装置Eは同報通信装置Cのグループに
帰属する。
【0035】すなわち、同報経路は、図11に示すよう
に、 (i) A→C→E (j) A→C→G→H (k) A→C→G→K (l) A→C→G→L (m) A→B となる。
に、 (i) A→C→E (j) A→C→G→H (k) A→C→G→K (l) A→C→G→L (m) A→B となる。
【0036】以上示したように、本例では同報通信装置
Aから同報通信装置B,Cへの同報経路が確定している
だけであり、その後の同報経路はそれぞれグループ化さ
れた中で各同報通信装置ごとに独自に決定される。
Aから同報通信装置B,Cへの同報経路が確定している
だけであり、その後の同報経路はそれぞれグループ化さ
れた中で各同報通信装置ごとに独自に決定される。
【0037】以下、図9に示す同報経路に基づいて、各
同報通信装置間を送受信されるパケットの設定について
説明する。同報通信装置Aは、送信するパケット50の
ヘッダ部51の 宛先アドレス 送信元アドレス 同報宛先リスト53 宛先リスト55 応答経路54 に、次の同報通信装置のアドレスを設定する。同報通信
装置B宛てのパケットは、にB、にA、にE、
にB,C,G,H,K,L、にAを設定する。同報通
信装置C宛てのパケットは、にC、にA、にG,
H,K,L、にB,C,G,H,K,L、にAを設
定する。
同報通信装置間を送受信されるパケットの設定について
説明する。同報通信装置Aは、送信するパケット50の
ヘッダ部51の 宛先アドレス 送信元アドレス 同報宛先リスト53 宛先リスト55 応答経路54 に、次の同報通信装置のアドレスを設定する。同報通信
装置B宛てのパケットは、にB、にA、にE、
にB,C,G,H,K,L、にAを設定する。同報通
信装置C宛てのパケットは、にC、にA、にG,
H,K,L、にB,C,G,H,K,L、にAを設
定する。
【0038】同報通信装置Bが同報通信装置Aからのパ
ケットを受信すると、にE、にB、を空欄に設定
したパケットと、にA、にBを設定し、の自アド
レスBの部分にマークしてデータ部を削除したパケット
を送信する。同報通信装置Eが同報通信装置Bからのパ
ケットを受信すると、にB、にEを設定し、の自
アドレスの部分にマークしてデータ部を削除したパケッ
トを送信する。
ケットを受信すると、にE、にB、を空欄に設定
したパケットと、にA、にBを設定し、の自アド
レスBの部分にマークしてデータ部を削除したパケット
を送信する。同報通信装置Eが同報通信装置Bからのパ
ケットを受信すると、にB、にEを設定し、の自
アドレスの部分にマークしてデータ部を削除したパケッ
トを送信する。
【0039】同報通信装置Cが同報通信装置Aからのパ
ケットを受信すると、にG、にC、にH,K,L
に設定したパケットと、にA、にCを設定し、の
自アドレスの部分にマークしてデータ部を削除したパケ
ットを送信する。
ケットを受信すると、にG、にC、にH,K,L
に設定したパケットと、にA、にCを設定し、の
自アドレスの部分にマークしてデータ部を削除したパケ
ットを送信する。
【0040】同報通信装置Gが同報通信装置Cからのパ
ケットを受信すると、にH、にG、を空欄に設定
したパケットと、にK、にG、を空欄に設定した
パケットと、にL、にG、を空欄に設定したパケ
ットと、にC、にG、の自アドレスの部分にマー
クしてデータ部を削除したパケットを送信する。
ケットを受信すると、にH、にG、を空欄に設定
したパケットと、にK、にG、を空欄に設定した
パケットと、にL、にG、を空欄に設定したパケ
ットと、にC、にG、の自アドレスの部分にマー
クしてデータ部を削除したパケットを送信する。
【0041】同報通信装置H,K,Lが同報通信装置G
からのパケットを受信すると、にG、にH,K,L
をそれぞれ設定し、の自アドレスの部分にマークして
データ部を削除したパケットを送信する。
からのパケットを受信すると、にG、にH,K,L
をそれぞれ設定し、の自アドレスの部分にマークして
データ部を削除したパケットを送信する。
【0042】各同報通信装置は、データ部が削除されて
ヘッダ部のみになったパケットを受信すると、を参照
して送信元の同報通信装置A宛てに転送する。同報通信
装置Aは、このヘッダ部のみのパケットを受信し、に
付けられたマークを確認することにより、送信の完了を
認識することができる。この応答経路を図12に示す。
ヘッダ部のみになったパケットを受信すると、を参照
して送信元の同報通信装置A宛てに転送する。同報通信
装置Aは、このヘッダ部のみのパケットを受信し、に
付けられたマークを確認することにより、送信の完了を
認識することができる。この応答経路を図12に示す。
【0043】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の同報通信
方法および同報通信装置は、同報処理を同報経路上の各
同報通信装置に分散することができるので、送信元の負
荷を軽減することができる。さらに、各同報通信装置で
は同報先として最短距離にある複数の同報通信装置を選
択することができるので、複数回線の同時利用による回
線の有効利用を図ることができる。
方法および同報通信装置は、同報処理を同報経路上の各
同報通信装置に分散することができるので、送信元の負
荷を軽減することができる。さらに、各同報通信装置で
は同報先として最短距離にある複数の同報通信装置を選
択することができるので、複数回線の同時利用による回
線の有効利用を図ることができる。
【0044】また、各同報通信装置がそれぞれ同報経路
を判定するので、ネットワークの構成に変更があったり
回線に異常が発生した場合には、距離テーブルの更新に
より容易かつダイナミッタに同報経路を変更することが
でき、効率のよい同報通信を行うことができる。
を判定するので、ネットワークの構成に変更があったり
回線に異常が発生した場合には、距離テーブルの更新に
より容易かつダイナミッタに同報経路を変更することが
でき、効率のよい同報通信を行うことができる。
【図1】本発明の同報通信装置の構成例を示すブロック
図である。
図である。
【図2】パケットの構成例を示す図である。
【図3】距離計測要求パケットおよび距離計測応答パケ
ットの構成例を示す図である。
ットの構成例を示す図である。
【図4】ネットワークの構成例を示す図である。
【図5】各同報通信装置に対応する距離テーブルを示す
図である。
図である。
【図6】距離計測部の動作手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図7】宛先判定部の動作手順を示すフローチャートで
ある。
ある。
【図8】宛先指定部および宛先判定部で生成される宛先
リストの構成例を示す図である。
リストの構成例を示す図である。
【図9】同報経路の設定例を示す図である。
【図10】障害発生時の同報経路の変更例を示す図であ
る。
る。
【図11】同報経路の他の設定例を示す図である。
【図12】応答経路を示す図である。
【符号の説明】 10 回線制御部 11 距離計測部 12 距離テーブル 13 通信制御部 14 宛先リスト切り出し部 15 宛先判定部 16 宛先付加部 17 受信マーク付加部 20 宛先指定部 21 送信部 50 パケット 51 ヘッダ部 52 データ部 53 同報宛先リスト 54 応答経路 55 宛先リスト 60 距離計測要求パケット 61 距離計測応答パケット 100 同報通信装置 200 通信回線 A〜L 同報通信装置
フロントページの続き Fターム(参考) 5K030 GA08 GA13 HA08 HC01 HC13 JA07 KA05 LA02 LD03 LD05 LE01 5K033 AA01 BA13 CB13 DB12 DB16 5K072 AA11 BB02 BB27 CC02 CC04 CC05 EE13 5K101 KK02 QQ07 QQ11 RR18 SS07
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の同報通信装置をネットワークで相
互に接続し、複数の同報通信装置を介する多段中継によ
り同報通信を行う同報通信方法において、 前記各同報通信装置は、相互の距離を計測し、同報通信
する宛先リストの中から最短距離の同報通信装置を順次
選択して同報経路を判定し、その同報経路に沿って同報
通信を行うことを特徴とする同報通信方法。 - 【請求項2】 複数の同報通信装置をネットワークで相
互に接続し、複数の同報通信装置を介する多段中継によ
り同報通信を行う同報通信方法において、 前記各同報通信装置は、相互の距離を計測し、同報通信
する宛先リストの中から最短距離の同報通信装置を順次
選択して同報経路を判定し、得られた同報経路対応に同
報通信装置をグループ化し、各グループごとに送信元が
同報する同報通信装置にそれ以降の同報通信装置を同報
宛先リストとして通知し、各同報通信装置はその同報宛
先リストの中から同様の手順で次に同報する同報通信装
置を選択することを特徴とする同報通信方法。 - 【請求項3】 同報信号を受信した同報通信装置は、受
信したことを示す信号を送信元の同報通信装置に送信
し、送信元の同報通信装置はその信号の受信により伝送
結果を認識することを特徴とする請求項1または請求項
2に記載の同報通信方法。 - 【請求項4】 複数の同報通信装置をネットワークで相
互に接続し、複数の同報通信装置を介する多段中継によ
り同報通信を行う同報通信装置において、 距離計測要求信号と距離計測応答信号の送受信により同
報通信装置間の距離を計測して登録する距離計測手段
と、 前記登録された距離情報に基づき、同報通信する宛先リ
ストの中から最短距離の同報通信装置を順次選択して同
報経路を判定し、得られた同報経路対応に同報通信装置
をグループ化する宛先判定手段と、 前記各グループごとに、次の同報通信装置宛てにそれ以
降の同報通信装置を示す同報宛先リストを付加した同報
信号を送信する送信手段と、 受信した同報信号から前記同報宛先リストを切り出し、
前記宛先リストとして前記宛先判定手段に与える宛先リ
スト切り出し手段とを備えたことを特徴とする同報通信
装置。 - 【請求項5】 前記同報信号を受信した同報通信装置
は、受信したことを示す受信通知信号を送信元の同報通
信装置に送信する手段を備え、 前記送信元の同報通信装置は、前記受信通知信号の受信
により伝送結果を認識する手段を備えたことを特徴とす
る請求項4に記載の同報通信装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32784298A JP2000151708A (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 同報通信方法および同報通信装置 |
US09/440,956 US6735177B1 (en) | 1998-11-18 | 1999-11-16 | Multicast communication device and method |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32784298A JP2000151708A (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 同報通信方法および同報通信装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000151708A true JP2000151708A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18203602
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32784298A Pending JP2000151708A (ja) | 1998-11-18 | 1998-11-18 | 同報通信方法および同報通信装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6735177B1 (ja) |
JP (1) | JP2000151708A (ja) |
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