JP2008227565A - 情報中継システム - Google Patents

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Abstract

【課題】無線端末装置に取得した情報を中継送信する情報転送装置を備える情報中継システムにおいて、ハンドオーバ処理が行われた後に、マルチキャスト情報を迅速に無線端末装置に取得させることを目的とする。
【解決手段】第1情報転送装置との間で情報の送受信を行う状態から、第2情報転送装置との間で情報の送受信を行う状態へと状態を変更するハンドオーバ処理を開始するときに、移転情報をレイヤ2プロトコルに従って第1情報転送装置に送信し、第1情報転送装置は、移転情報を無線端末装置から取得すると共に、レイヤ2プロトコルに従って当該移転情報を第2情報転送装置へと送信し、第2情報転送装置は、移転情報を第1情報転送装置から取得すると共に、配信要求情報をレイヤ3プロトコルに従ってルータに送信し、対応情報を対応情報登録部に登録する。
【選択図】図1

Description

本発明は、複数の無線端末装置に配信されるマルチキャスト情報を中継送信するシステムに関する。
公衆が利用可能な公衆通信網との間で通信を行う複数の無線中継局を設け、複数の無線中継局のいずれか1つとの間の無線通信によって公衆通信網との間で情報の送受信を行うことを可能にした通信システムが広く用いられる。
図6にそのような通信システム100の構成を示す。通信システム100は公衆通信網10、無線中継局12−1および12−2、ならびに無線端末装置14−1〜14−nを備えて構成される。nは無線端末装置の数を表す正の整数である。
公衆通信網10は、マルチキャストサーバ10A、通信網10B、10C、10D、およびルータ10Eを備えて構成される。マルチキャストサーバ10Aは通信網10Bを介してルータ10Eに接続される。ルータ10Eは通信網10Cおよび10Dを介して、それぞれ無線中継局12−1および12−2に接続される。
無線端末装置14−1〜14−nのうちの1つである無線端末装置14−iは(iは1〜nの整数)、無線中継局12−1または12−2との間に規定された通信取り決めであるレイヤ2プロトコルに従い、無線中継局12−1または12−2との間で無線通信を行う。また、無線端末装置14−iは、無線中継局12−1または12−2との間に規定されたレイヤ2プロトコルに従う通信を介して、無線端末装置14−iと公衆通信網10との間に規定された通信取り決めであるレイヤ3プロトコルに従い、公衆通信網10との間で通信を行う。
無線端末装置14−iは、無線中継局12−1および12−2との間の予備的な無線通信によって、無線中継局12−1または12−2のうち通信状態が良好である方を無線通信を行う従属先中継局として選択する。無線端末装置14−iは、従属先中継局との間の予備的な無線通信により、従属先中継局との間および公衆通信網10との間の通信を行うための情報を取得する。また、従属先中継局として選択された無線中継局12−1または12−2のうちいずれかは、無線端末装置14−iとの間の予備的な無線通信によって、公衆通信網10と無線端末装置14−iとの間の中継送信を行うための情報を取得する。このようにして、公衆通信網10と無線端末装置14−iとの間の通信経路が確立される。
マルチキャストサーバ10Aは、同一の無線中継局を従属先中継局とする複数の無線端末装置に同一の情報を送信するためのマルチキャスト情報を、通信網10Bを介してルータ10Eに送信する。ルータ10Eは、マルチキャスト情報の送信を要求するための配信要求情報が、同一の無線中継局を従属先中継局とする複数の無線端末装置のうちの少なくとも1つからルータ10Eに送信され登録された場合に、マルチキャスト情報を送信する。以下、無線中継局12−1を従属先中継局とする無線端末装置にマルチキャスト情報を送信する場合について説明する。ここでは、無線端末装置14−iは無線中継局12−1を従属先中継局と選択しているものとする。
マルチキャストサーバ10Aは、マルチキャスト情報を送信することができる旨を通知する配信可能情報を、通信網10B、ルータ10E、および通信網10Cを介して無線中継局12−1に送信し、通信網10B、ルータ10E、および通信網10Dを介して無線中継局12−2に送信する。無線中継局12−1は、無線中継局12−1を従属先中継局とする全ての無線中継局に配信可能情報を送信し、無線中継局12−2は、無線中継局12−2を従属先中継局とする全ての無線中継局に配信可能情報を送信する。
配信可能情報を取得した無線端末装置14−iは、マルチキャスト情報の送信を要求する場合には、その旨を通知するための配信要求情報を無線中継局12−1に送信する。無線中継局12−1は、通信網10Cを介して配信要求情報をルータ10Eに送信する。
マルチキャストサーバ10Aは、通信網10Bを介してマルチキャスト情報をルータ10Eに送信する。ルータ10Eは、配信要求情報を送信した無線中継局12−1に、通信網10Cを介してマルチキャスト情報を送信する。
無線中継局12−1は、無線中継局12−1を従属先中継局とする全ての無線端末装置にマルチキャスト情報を送信する。無線中継局12−1を従属先中継局とする無線端末装置は、マルチキャスト情報を取得する。
http://www.ietf.org/rfc/rfc3344.txt?number=3344 http://www.ietf.org/rfc/rfc3344.txt?number=3220 http://www.ietf.org/rfc/rfc3344.txt?number=2002 http://www.ietf.org/internet-drafts/draft-ietf-mobileip-lowlatency-handoffs-v4-11.txt
通信システム100では、無線端末装置14−iが移動すると、無線端末装置14−iとの間で無線通信を行う際の通信状態が良好である方の無線中継局が入れ替わる。これによって、無線端末装置14−iは、従属先中継局として選択する無線中継局を変更するハンドオーバ処理を行う。無線端末装置14−iが従属先中継局を変更した後にマルチキャスト情報を取得する場合、無線端末装置14−iは、再度、配信可能情報を取得して配信要求情報を送信する必要がある。そのため、再度マルチキャスト情報を取得するまでに長時間を要するという問題が生じる。
本発明はこのような課題に対してなされたものである。すなわち、無線端末装置に取得した情報を中継送信する情報転送装置を備える情報中継システムにおいて、ハンドオーバ処理が行われた後に、マルチキャスト情報を迅速に無線端末装置に取得させることを目的とする。
本発明は、取得した情報を無線端末装置に中継送信する無線基地局と、取得した情報を前記無線基地局に中継送信する情報転送装置と、を備え、複数の前記情報転送装置のうちから、複数の前記無線端末装置に配信されるマルチキャスト情報を中継送信させる1つの情報転送装置を指定し、当該マルチキャスト情報を当該指定した情報転送装置に送信するルータから、前記マルチキャスト情報を取得し前記無線端末装置に中継送信する情報中継システムであって、前記ルータは、 前記情報転送装置との間、および前記無線端末装置との間に規定されたレイヤ3プロトコルに従って、前記無線端末装置との間で前記情報転送装置による中継送信を介した情報の送受信を行う手段と、前記情報転送装置が接続されるポートのポート符号と、前記マルチキャスト情報のインデックス符号と、を対応付けた対応情報を登録する対応情報登録部と、を備え、前記マルチキャスト情報を送信するときは、当該マルチキャスト情報のインデックス符号に対応付けられたポートを前記対応情報を参照して指定し、前記情報転送装置は、前記レイヤ3プロトコルとは別に規定されたレイヤ2プロトコルに従って、前記無線基地局による中継送信を介して前記無線端末装置との間で情報の送受信を行う手段と、前記レイヤ2プロトコルに従って、他の前記情報転送装置との間で情報の送受信を行う手段と、前記レイヤ3プロトコルに従って前記ルータとの間で情報の送受信を行う手段と、を備え、前記無線端末装置は、前記レイヤ2プロトコルに従って、前記無線基地局による中継送信を介して前記情報転送装置との間で情報の送受信を行う手段を備え、複数の前記情報転送装置のうちの1つである第1情報転送装置との間で情報の送受信を行う状態から、複数の前記情報転送装置のうちの1つであり当該第1情報転送装置とは異なる第2情報転送装置との間で情報の送受信を行う状態へと状態を変更するハンドオーバ処理を開始するときに、当該ハンドオーバ処理に必要な情報を含む移転情報を前記レイヤ2プロトコルに従って前記第1情報転送装置に送信し、前記第1情報転送装置は、前記移転情報を前記無線端末装置から取得すると共に、前記レイヤ2プロトコルに従って当該移転情報を前記第2情報転送装置へと送信し、前記第2情報転送装置は、前記移転情報を前記第1情報転送装置から取得すると共に、前記マルチキャスト情報の送信を要求する配信要求情報を前記レイヤ3プロトコルに従って前記ルータに送信し、前記ルータは、前記第2情報転送装置から取得した前記配信要求情報に基づいて、前記第2情報転送装置が接続されるポートのポート符号と、前記マルチキャスト情報のインデックス符号と、を対応付けた対応情報を前記対応情報登録部に登録することを特徴とする。
本発明によれば、無線端末装置に取得した情報を中継送信する情報転送装置を備える情報中継システムにおいて、ハンドオーバ処理が行われた後に、マルチキャスト情報を無線端末装置に迅速に取得させることができる。
図1に本発明の実施形態に係る通信システム102の構成を示す。通信システム102は、広く知られているWiMAXシステム(ワイマックスシステム)に適用することができる。通信システム102は、公衆通信網10、無線端末装置14−1〜14−m、情報転送装置16および18、ならびに無線基地局20−1、20−2、22−1、および22−2を備えて構成される。mは無線端末装置の数を示す正の整数である。図6に示す通信システム100と同一の構成部については同一の符号を付してその説明を省略する。情報転送装置16および18には同一の構成を有するものを適用することができ、無線基地局20−1、20−2、22−1、および22−2には同一の構成を有するものを適用することができる。また、通信網10B、10C、および10Dは、ルータ10Eと同様の構成および機能を有する通信装置を含ませることによって構成することができる。
情報転送装置16および18は、通信網10Cおよび10Dにそれぞれ接続される。通信網10Cおよび10Dは、ルータ10EのポートPt16およびポートPt18にそれぞれ接続される。無線基地局20−1および20−2は情報転送装置16に接続され、無線基地局22−1および22−2は情報転送装置18に接続される。
無線端末装置と無線基地局との間の無線通信、および無線基地局と情報転送装置との間の通信は、レイヤ2プロトコルに従って行われる。無線端末装置と公衆通信網10との間の通信は、無線基地局および情報転送装置によるレイヤ2プロトコルに従う通信を介在させた、レイヤ3プロトコルに従って行われる。また、無線端末装置と情報転送装置との間、および情報転送装置と公衆通信網10との間の通信は、レイヤ3プロトコルに従って行うことができる。さらに、情報転送装置16と情報転送装置18との間の通信は、レイヤ3プロトコルまたはレイヤ2プロトコルのいずれかに従って行うことができる。
無線端末装置14−1〜14−mには、公衆通信網10で識別されるためのIPアドレスMP1〜MPmがそれぞれ割り当てられる。情報転送装置16および18には、公衆通信網10で識別されるためのIPアドレスA16およびA18がそれぞれ割り当てられる。
無線基地局20−1および20−2は情報転送装置16のIPアドレスA16を記憶し、無線基地局22−1および22−2は情報転送装置18のIPアドレスA18を記憶する。
マルチキャストサーバ10Aはデータ記憶部DMを備える。データ記憶部DMは、マルチキャスト情報によって無線端末装置14−1〜14−mに送信することが可能なテキスト情報、画像情報、動画像情報、音声情報等の同報データを記憶する。
ルータ10Eは配信端末記憶部MMを備える。配信端末記憶部MMは、同報データを識別するインデックス符号と、同報データを出力すべきポートに割り当てられたポート符号とを対応付けたマルチキャストテーブルTBを記憶する。ここでは、ポートPt16およびポートPt18には、ポート符号P16およびP18がそれぞれ割り当てられているものとする。図4(a)にマルチキャストテーブルTBの構成を示す。ここでは、インデックス符号DX1に対し、ポート符号P16が対応付けられている例を示している。
情報転送装置16および18は、それぞれテーブル記憶部TM16およびTM18を備える。テーブル記憶部は、送信する情報の送信先等をIPアドレス等によって指定するために参照するテーブルを記憶する。テーブル記憶部に記憶されるテーブルについては通信システム102で実行される処理と共に説明する。
無線端末装置14−1〜14−mのそれぞれは通信状態記憶部STを備える。通信状態記憶部STは、無線端末装置が通信の相手方とする情報転送装置、すなわち、無線端末装置が従属先とする情報転送装置のIPアドレス、無線端末装置が取得する同報データを識別する情報等を記憶する。通信状態記憶部STにこれらの情報を記憶する処理については通信システム102で実行される処理と共に説明する。
情報転送装置16、無線基地局20−1および20−2は、無線基地局20−1または20−2と無線端末装置との間で無線通信を行うことが可能なサービスエリア24−1を規定し、情報転送装置18、無線基地局22−1および22−2は、無線基地局22−1または22−2と無線端末装置との間で無線通信を行うことが可能なサービスエリア24−2を規定する。1つのサービスエリアに含まれる情報転送装置と無線端末装置14−k(kは1〜mの整数)との間では、無線基地局を介在させたレイヤ2プロトコルに従う通信が行われる。
無線端末装置14−1〜14−mのうちの1つである無線端末装置14−kとルータ10Eとの間の通信経路を確立する処理について、図2のシーケンス図を参照して説明する。このシーケンス図では、レイヤ2プロトコルに従う処理を一点鎖線で示し、レイヤ3プロトコルに従う処理を実線で示す。ここでは、無線端末装置14−kがサービスエリア24−1内に存在するものとする。
無線端末装置14−kは、無線基地局20−1および20−2との間の予備的な無線通信によって、無線基地局20−1または20−2のうち通信状態が良好である方を選択局として選択する。
無線端末装置14−kは、選択局との間の予備的な無線通信により、選択局が接続されている情報転送装置16のIPアドレスA16を従属先IPアドレスとして取得し、通信状態記憶部STに記憶する(S1)。無線端末装置14−kは従属先IPアドレスによって従属先の情報転送装置を識別することができる。
情報転送装置16は、選択局を介在させた無線端末装置14−kとの間の予備的な通信SC1により、テーブル記憶部TM16に記憶されるルーティングテーブルRT16を更新する(S2)。ルーティングテーブルRT16は、送信する情報の宛先を示すアドレスに基づいて、通信網10C、無線基地局20−1または20−2のうち当該情報を送信すべきものを指定するためのテーブルである。また、無線端末装置14−kは、選択局を介在させた情報転送装置16との間の予備的な通信SC1により、サービスエリア24−1内で定義された、情報転送装置16と通信を行うためのアドレス情報を取得する(S3)。
このような処理によって、情報転送装置16は、無線端末装置14−kに情報を送信する際に介在させるべき無線基地局を、ルーティングテーブルRT16に基づいて指定することが可能な状態となる。また、無線端末装置14−kは、選択局を介在させた情報転送装置16との間の通信が可能な状態となる。これによって、無線端末装置14−kと情報転送装置16との間の通信経路が確立される。
次に、情報転送装置16を従属先とする無線端末装置14−kがマルチキャスト情報を取得するために事前に行われる処理、およびマルチキャストサーバ10Aがマルチキャスト情報を送信し、ルータ10Eがマルチキャスト情報を中継送信する処理について図2のシーケンス図を参照して説明する。ここでは、無線端末装置14−kはサービスエリア24−1内に存在するものとする。
マルチキャストサーバ10Aは、インデックス符号を含む配信可能情報を生成する(S4)。配信可能情報は、それに含まれるインデックス符号によって識別される同報データを送信することができる旨を無線端末装置14−1〜14−mに通知するための情報である。
マルチキャストサーバ10Aは、通信網10Bを介して配信可能情報をルータ10Eに送信する(S5)。配信可能情報の送信は所定の時間間隔で反復して行う。ただし、図2の配信可能情報を送信するステップS5は、所定の時間間隔で反復して行われる処理の1つを示す。ルータ10Eは、通信網10Cおよび10Dを介して、配信可能情報を情報転送装置16および18にそれぞれ送信する(S6)。
情報転送装置16は、無線基地局20−1および20−2を介して情報転送装置16を従属先とする全ての無線端末装置に配信可能情報を送信する(S7)。同様に、情報転送装置18は、無線基地局22−1および22−2を介して情報転送装置18を従属先とする全ての無線端末装置に配信可能情報を送信する(S7)。
無線端末装置14−kは、取得した配信可能情報からインデックス符号を抽出する(S8)。無線端末装置14−kはインデックス符号で識別される同報データを取得することが可能である旨の情報を、無線端末装置14−kが備える表示部(図示せず)に表示する(S9)。
無線端末装置14−kは、表示に係る同報データをユーザが取得することを希望し、ユーザによって当該同報データを取得するための操作がなされたときは、配信可能情報から抽出したインデックス符号を通信状態記憶部STに記憶される同報登録控テーブルCpMに登録する(S10)。同報登録控テーブルCpMは、無線端末装置14−kのユーザが取得を希望する同報データのインデックス符号を登録するためのテーブルである。
無線端末装置14−kは、ユーザによって同報データを取得するための操作がなされたときは、さらに、配信可能情報から抽出されたインデックス符号を含む配信要求情報を生成する(S11)。
無線端末装置14−kは、選択局を介して情報転送装置16に配信要求情報を送信する(S12)。情報転送装置16は、取得した配信要求情報からインデックス符号を抽出し、テーブル記憶部TM16に記憶される同報登録控テーブルCpTに登録する(S13)。そして、通信網10Cを介してルータ10Eに配信要求情報を送信する(S14)。
ルータ10Eは、配信要求情報からインデックス符号を抽出する(S15)。そして、当該インデックス符号と配信要求情報を取得したポートのポート符号とを対応付け、配信端末記憶部MMに記憶されるマルチキャストテーブルTBに登録する(S16)。図4(a)に示す例では、インデックス符号DX1に対し、ポート符号P16が対応付けられている。仮に、同一のインデックス符号を含む配信要求情報が、情報転送装置16、18、およびその他の情報転送装置から送信された場合には、マルチキャストテーブルTBは図4(b)のようにポートP16およびP18が記号「/」で区切られた上で対応付けられる。
マルチキャストテーブルTBは、マルチキャストサーバ10Aのデータ記憶部DMで記憶される同報データについての対応関係を登録することが可能である。また、1つのインデックス符号に対し、ルータ10Eが備えるポートの数と同じ数のポート符号を「/」等の記号によって区切って対応付けることができる。
このような処理によって、ルータ10EのマルチキャストテーブルTBにおいては、インデックス符号と、当該インデックス符号で識別される同報データを送信すべきポートのポート符号とが対応付けられる。これによって、マルチキャスト情報の送信経路が確立される。
次に、マルチキャストサーバ10Aが、同報データを含むマルチキャスト情報を送信し、ルータ10Eがマルチキャスト情報を中継送信する処理について説明する。ここでは、情報転送装置16を従属先とする全ての無線端末装置にマルチキャスト情報を送信するものとする。送信の対象とする同報データはインデックス符号DX1で識別される同報データとする。また、マルチキャストテーブルTBは図4(a)に示されるような状態であるものとする。
マルチキャスト情報は、図3に示すようにヘッダ部Hdおよびデータ部Datから構成される。ヘッダ部Hdはパケット識別領域Disを含む。データ部には送信の対象とする同報データを含ませる。パケット識別領域Disには、データ部Datに含ませた同報データのインデックス符号を設定する。
マルチキャストサーバ10Aは、データ記憶部DMから同報データを取得する。そして、当該同報データのインデックス符号をパケット識別領域Disに、当該同報データをデータ部Dat設定したマルチキャスト情報を生成する。いまの場合、パケット識別領域Disにインデックス符号DX1が設定され、データ部Datにインデックス符号DX1で識別されるマルチキャスト情報が設定されたマルチキャスト情報を生成する。マルチキャストサーバ10Aは、所定の時間間隔で、通信網10Bを介してマルチキャスト情報をルータ10Eに送信する。
ルータ10Eは、パケット識別領域Disにインデックス符号DX1が設定されていることを認識することで、マルチキャスト情報を取得したことを認識する。そして、マルチキャストテーブルTBを参照し、マルチキャスト情報のパケット識別領域Disに設定されているインデックス符号に対応付けられているポート符号を取得する。いまの場合、ルータ10Eは、図4(a)に示すマルチキャストテーブルTBに基づいてポート符号P16を取得する。
ルータ10Eは、ポート符号P16が割り当てられたポートPt16からマルチキャスト情報を送信する。通信網10Cでは、ルータ10Eが実行した処理と同様の処理によってパケット識別領域Disに基づいてマルチチャスト情報が中継送信され、マルチキャスト情報は情報転送装置16に送信される。
情報転送装置16は、無線基地局20−1および20−2にマルチキャスト情報を送信する。無線基地局20−1は、無線基地局20−1を選択局とする全ての無線端末装置にマルチキャスト情報を送信し、無線基地局20−2は、無線基地局20−2を選択局とする全ての無線端末装置にマルチキャスト情報を送信する。
無線端末装置14−kは、選択局として選択した無線基地局から送信されたマルチキャスト情報を取得し、マルチキャスト情報から同報データを取得する。
このようにして、マルチキャストサーバ10Aから送信されたマルチキャスト情報は、通信網10B、ルータ10E、通信網10C、情報転送装置16、無線基地局20−1および20−2を介して、情報転送装置16を従属先とする全ての無線端末装置に送信される。これによって、無線端末装置14−kは、ユーザが要求する同報データを取得することができる。
次に、無線端末装置14−kの従属先となる情報転送装置を変更するハンドオーバ処理について、図5のシーケンス図を参照して説明する。ハンドオーバ処理では、無線端末装置14−kが従属先とする情報転送装置が変更されると共に、ルータ10EにおけるマルチキャストテーブルTBの登録内容が変更される。図5のシーケンス図では、ルータ10E、情報転送装置16および18、ならびに無線端末装置14−kが記憶するテーブル等の登録に関する処理のうちレイヤ2プロトコルに従うものを一点鎖線で表し、レイヤ3プロトコルに従うものを実線で表している。ここでは、無線端末装置14−kは、無線基地局20−2を選択局として選択している状態から無線基地局22−1を選択局として選択する状態へと状態が遷移するものとする。
無線端末装置14−kがサービスエリア24−1内から24−2内へと移動し、無線基地局20−2との間よりも無線基地局22−1との間の方が通信状態をより良好に維持することができると無線端末装置14−kが判定した場合、無線端末装置14−kは、無線基地局22−1を選択局として選択する。
無線端末装置14−kは、無線基地局22−1との間の予備的な無線通信により、無線基地局22−1が接続されている情報転送装置18のIPアドレスA18を従属先IPアドレスとして取得し、通信状態記憶部STに記憶する(S17)。これによって、通信状態記憶部STに記憶される従属先IPアドレスは、IPアドレスA16からIPアドレスA18へと変更される。
無線端末装置14−kは、通信状態記憶部STに記憶された従属先IPアドレスが変更されたことを検出すると、通信状態記憶部STから同報登録控テーブルCpMを抽出し、移転情報を生成する(S18)。ここで、移転情報は、新たな従属先の情報転送装置のIPアドレスである移転先IPアドレスおよび同報登録控テーブルCpMを含む情報である。無線端末装置14−kは、先に選択局として選択していた無線基地局20−2を介して、情報転送装置16に移転情報をレイヤ2プロトコルに従って送信する(S19)。
移転情報を送信することによって、無線端末装置14−kが先に従属先としていた情報転送装置に対し、新たな従属先の情報転送装置のIPアドレスを移転先IPアドレスとして通知することができる。
無線端末装置14−kは、移転情報を無線基地局20−2に送信した後、無線基地局20−2との間の通信経路を遮断する(S20)。
情報転送装置16は、公衆通信網10を介し、移転情報に含まれる移転先IPアドレスで識別される情報転送装置18に移転情報を送信する(S21)。この送信処理はレイヤ2プロトコルに従って行われる。
情報転送装置18は、移転情報から同報登録控テーブルCpMを抽出し、テーブル記憶部TM18に記憶されている同報登録控テーブルCpTと比較する(S22)。情報転送装置18は、同報登録控テーブルCpMには登録されているが、同報登録控テーブルCpTには登録されていないインデックス符号を、未登録インデックス符号群として抽出する(S23)。未登録インデックス符号群には、複数のインデックス符号が含まれていてもよい。情報転送装置18は、未登録インデックス符号群を含む移転時配信要求情報を生成する(S24)。
情報転送装置18は、レイヤ3プロトコルに従い、通信網10Dを介して移転時配信要求情報をルータ10Eに送信する(S25)。
ルータ10Eは、移転時配信要求情報から未登録インデックス符号群を抽出する(S26)。そして、未登録インデックス符号群に含まれるインデックス符号のそれぞれと、移転時配信要求情報を取得したポートのポート符号とを対応付けた情報をマルチキャストテーブルTBに登録する(S27)。登録に際しては、未登録インデックス符号群に含まれるインデックス符号に係る対応関係がマルチキャストテーブルTBに既に登録されている場合には、当該既に登録されていた対応関係におけるポート符号の欄に、「/」等の記号によって区切った上で、ポート符号を追加する。このようにして、移転時配信要求情報に基づいてマルチキャストテーブルTBが更新される。いまの場合、マルチキャストテーブルTBは、図4(a)の内容から図4(c)の内容へと更新される。すなわち、インデックス符号DX1に対応付けられたポート符号はP16からP18へと変更される。
ステップS18〜S21によれば、無線端末装置14−kが先に従属先としていた情報転送装置16を介して、新たに従属先とすることとなった情報転送装置18に移転情報が送信される。そして、ステップS22〜S25によれば、情報転送装置18は、移転情報を取得したことを契機として移転時配信要求情報生成し送信する。これによって、無線端末装置14−kと情報転送装置18との間の通信経路が確立されているか否かに関わらずマルチキャストテーブルTBを更新することができるため、マルチキャストテーブルTBを更新する処理を迅速に行うことができる。
また、ステップS23によれば、同報登録控テーブルCpMには登録されているが、同報登録控テーブルCpTには登録されていないインデックス符号が未登録インデックス符号群として抽出される。情報転送装置18が記憶する同報登録控テーブルCpTは、情報転送装置18を従属先とする無線端末装置のユーザが取得を要求した同報データのインデックス符号を含む。また、無線端末装置14−kが送信した移転情報に含まれる同報登録控テーブルCpMは、無線端末装置14−kのユーザが取得を要求した同報データのインデックス符号を含む。このことから、未登録インデックス符号群は、無線端末装置14−kのユーザが取得を要求しているが、情報転送装置18を従属先とする無線端末装置のユーザが未だ取得を要求していない同報データのインデックス符号を含む符号群であるといえる。したがって、新たな従属先となる情報転送装置18が配信要求情報を未だ送信していない同報データについては、未登録インデックス符号群を含む移転時配信要求情報を送信することによって、当該同報データを識別するインデックス符号と情報転送装置18にマルチキャスト情報を送信させる際に介在させるポートのポート符号とが対応付けられた情報がマルチキャストテーブルTBに対応付けられることとなる。これによって、無線端末装置14−kは、同報登録控テーブルCpTに既に登録されているインデックス符号で識別される同報データについての配信要求情報を、ハンドオーバ処理の後に送信する必要がなくなり、ハンドオーバ処理に伴う処理を削減することができる。
なお、ここでは、新たな従属先とされた情報転送装置18が移転時配信要求情報を送信することで、ルータ10EのマルチキャストテーブルTBを更新する構成について説明した。このような構成の他、未登録インデックス符号群に含まれるインデックス符号のそれぞれについて、情報転送装置18が個別に配信要求情報を生成し、配信要求情報を個別にルータ10Eに送信することによって、マルチキャストテーブルTBを更新する構成とすることも可能である。
情報転送装置18は、無線基地局22−1を介在させた予備的な通信SC2により、ルーティングテーブルRT18を更新する(S28)。また、無線端末装置14−kは、予備的な通信SC2により、サービスエリア24−2で定義された、情報転送装置18と通信を行うためのアドレス情報を取得する(S29)。情報転送装置18は、ステップS21によって移転情報を取得している場合には、通信SC2によってルーティングテーブルRT18を更新した後に、無線端末装置14−kとの間の通信経路を確立する処理が完了した旨を示す完了情報を公衆通信網10を介して情報転送装置16に送信する(S30)。情報転送装置18から情報転送装置16への完了情報の送信は、レイヤ2プロトコルに従って行われる。
このような処理によって、無線端末装置14−kと情報転送装置18との間の通信経路が確立されると共に、当該通信経路が確立された旨の情報が情報転送装置16に通知される。
次に、マルチキャストテーブルTBが図4(c)のように更新された後に、マルチキャストサーバ10Aが、同報データを含むマルチキャスト情報を送信し、ルータ10Eがマルチキャスト情報を中継送信する処理について説明する。
ルータ10Eは、マルチキャストサーバ10Aから送信されたマルチキャスト情報を取得する。ルータ10Eは、当該マルチキャスト情報に含まれるパケット識別領域Disにインデックス符号DX1が設定されていることを認識することで、マルチキャスト情報を取得したことを認識する。そして、マルチキャストテーブルTBを参照し、マルチキャスト情報のパケット識別領域Disに設定されているインデックス符号に対応付けられているポート符号を取得する。いまの場合、ルータ10Eは、図4(c)に示すマルチキャストテーブルTBに基づいてポート符号P18を取得する。
ルータ10Eは、ポート符号P18が割り当てられたポートPt18からマルチキャスト情報を送信する。通信網10Dでは、ルータ10Eが実行した処理と同様の処理によってパケット識別領域Disに基づいてマルチキャスト情報が中継送信され、マルチキャスト情報は情報転送装置18に送信される。
情報転送装置18は、無線基地局22−1および22−2にマルチキャスト情報を送信する。無線基地局22−1は、無線基地局22−1を選択局とする全ての無線端末装置にマルチキャスト情報を送信し、無線基地局22−2は、無線基地局22−2を選択局とする全ての無線端末装置にマルチキャスト情報を送信する。無線端末装置14−kは、選択局として選択した無線基地局22−1から送信されたマルチキャスト情報を取得し、マルチキャスト情報から同報データを取得する。
このような処理によって、無線端末装置14−kがサービスエリア24−1内から24−2内へと移動し、選択局を無線基地局20−2から無線基地局22−1へと変更し、従属先とする情報転送装置を情報転送装置16から情報転送装置18へと変更した後においても、無線端末装置14−kは、同報登録控テーブルCpMに登録されているインデックス符号で識別される同報データを引き続き取得することができる。
従来の通信システムによれば、無線端末装置14−kがハンドオーバ処理に係る処理を行ったときは、通信SC2が終了し、完了情報が情報転送装置18から情報転送装置16に送信された後に、移転情報に相当する情報が無線端末装置14−kから情報転送装置18にレイヤ3プロトコルに従って送信される。情報転送装置18は、当該移転情報に相当する情報を取得した後に、移転時配信要求情報をルータ10Eに送信する。このような処理では、ハンドオーバ処理が完了した後に移転時配信要求情報がルータ10Eに送信されるため、マルチキャストテーブルTBを迅速に更新することができない。
本実施形態に係る通信システム102では、無線端末装置14−kから情報転送装置16への移転情報の送信、および情報転送装置16から情報転送装置18への移転情報の送信は、レイヤ2プロトコルに従って行われる。これによって、情報転送装置を介して無線端末装置14−kと公衆通信網10との間で行われる、レイヤ3プロトコルに従う通信のタイミングから独立したタイミングで、移転情報が無線端末装置14−kから情報転送装置18に送信される。そのため、情報転送装置18は、無線端末装置14−kとの間でレイヤ3プロトコルに従って行われる通信の状態にかかわらず移転時配信要求情報をルータ10Eに送信することが可能となり、マルチキャストテーブルTBを更新する処理を迅速に行うことができる。
これを上述のハンドオーバ処理についてみると、無線端末装置14−kは、レイヤ2プロトコルに従って移転情報を情報転送装置16に送信し(S19)、情報転送装置16は、レイヤ2プロトコルに従って情報転送装置18に移転情報を送信する(S21)。そして、情報転送装置18は、当該移転情報を取得すると共に移転時配信要求情報をレイヤ3プロトコルに従ってルータ10Eに送信する。これによって、ハンドオーバ処理が実行されると共に、マルチキャストテーブルTBを更新する処理が実行されるため、従来の通信システムに比して迅速にマルチキャストテーブルTBを更新することができる。
なお、上記は、通信システム102として、情報伝送装置に2台の無線基地局が接続されたものについて説明した。このような構成の他、情報転送装置に1台または3台以上の無線基地局を接続した構成も可能である。この場合、無線基地局の台数に応じてルーティングテーブルおよびマルチキャストテーブルTBの内容が設定される。また、無線端末装置14−kは、無線基地局が3台以上設けられている場合には、通信状態を最も良好に維持することができる無線基地局を選択局として選択する。
通信システム102では、ハンドオーバ処理は図5のシーケンス図からわかるように、2台の情報転送装置16および18、ルータ10E、および無線端末装置14−kの相互間で行われる処理によって行われる。したがって、3台以上の情報転送装置を備える場合、3台以上の情報転送装置のうち2台との間の関係において通信システム102で実行される処理と同様の処理を実行すればよい。
本発明の実施形態に係る通信システム102の構成を示す図である。 情報転送装置16と無線端末装置14−kとの間の通信経路を確立する処理、および無線端末装置14−kがマルチキャスト情報を取得するために事前に行われる処理を示す図である。 マルチキャスト情報の構成を示す図である。 マルチキャストテーブルを示す図である。 ハンドオーバ処理を示す図である。 通信システム100の構成を示す図である。
符号の説明
10 公衆通信網、10A マルチキャストサーバ、10B,10C,10D 通信網、10E ルータ、12−1,12−2 無線中継局、14−1〜14−m,14−n 無線端末装置、16,18 情報転送装置、20−1,20−2、22−1,22−2 無線基地局、24−1,24−2 サービスエリア、100,102 通信システム、TM16,TM18 テーブル記憶部、DM データ記憶部、MM 配信端末記憶部。

Claims (1)

  1. 取得した情報を無線端末装置に中継送信する無線基地局と、
    取得した情報を前記無線基地局に中継送信する情報転送装置と、
    を備え、
    複数の前記情報転送装置のうちから、複数の前記無線端末装置に配信されるマルチキャスト情報を中継送信させる1つの情報転送装置を指定し、当該マルチキャスト情報を当該指定した情報転送装置に送信するルータから、前記マルチキャスト情報を取得し前記無線端末装置に中継送信する情報中継システムであって、
    前記ルータは、
    前記情報転送装置との間、および前記無線端末装置との間に規定されたレイヤ3プロトコルに従って、前記無線端末装置との間で前記情報転送装置による中継送信を介した情報の送受信を行う手段と、
    前記情報転送装置が接続されるポートのポート符号と、前記マルチキャスト情報のインデックス符号と、を対応付けた対応情報を登録する対応情報登録部と、
    を備え、
    前記マルチキャスト情報を送信するときは、当該マルチキャスト情報のインデックス符号に対応付けられたポートを前記対応情報を参照して指定し、
    前記情報転送装置は、
    前記レイヤ3プロトコルとは別に規定されたレイヤ2プロトコルに従って、前記無線基地局による中継送信を介して前記無線端末装置との間で情報の送受信を行う手段と、
    前記レイヤ2プロトコルに従って、他の前記情報転送装置との間で情報の送受信を行う手段と、
    前記レイヤ3プロトコルに従って前記ルータとの間で情報の送受信を行う手段と、
    を備え、
    前記無線端末装置は、
    前記レイヤ2プロトコルに従って、前記無線基地局による中継送信を介して前記情報転送装置との間で情報の送受信を行う手段を備え、
    複数の前記情報転送装置のうちの1つである第1情報転送装置との間で情報の送受信を行う状態から、複数の前記情報転送装置のうちの1つであり当該第1情報転送装置とは異なる第2情報転送装置との間で情報の送受信を行う状態へと状態を変更するハンドオーバ処理を開始するときに、当該ハンドオーバ処理に必要な情報を含む移転情報を前記レイヤ2プロトコルに従って前記第1情報転送装置に送信し、
    前記第1情報転送装置は、
    前記移転情報を前記無線端末装置から取得すると共に、前記レイヤ2プロトコルに従って当該移転情報を前記第2情報転送装置へと送信し、
    前記第2情報転送装置は、
    前記移転情報を前記第1情報転送装置から取得すると共に、前記マルチキャスト情報の送信を要求する配信要求情報を前記レイヤ3プロトコルに従って前記ルータに送信し、
    前記ルータは、
    前記第2情報転送装置から取得した前記配信要求情報に基づいて、前記第2情報転送装置が接続されるポートのポート符号と、前記マルチキャスト情報のインデックス符号と、を対応付けた対応情報を前記対応情報登録部に登録することを特徴とする情報中継システム。
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