JP2000150977A - 圧電素子およびその製造方法 - Google Patents

圧電素子およびその製造方法

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JP2000150977A
JP2000150977A JP10314310A JP31431098A JP2000150977A JP 2000150977 A JP2000150977 A JP 2000150977A JP 10314310 A JP10314310 A JP 10314310A JP 31431098 A JP31431098 A JP 31431098A JP 2000150977 A JP2000150977 A JP 2000150977A
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piezoelectric
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piezoelectric material
external electrode
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JP10314310A
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English (en)
Inventor
Mitsuo Hayashibara
光男 林原
Tomio Ishida
富雄 石田
Hideo Suzuki
秀夫 鈴木
Osamu Shiono
修 塩野
Motoyuki Miyata
素之 宮田
Seiji Watabiki
誠次 綿引
Minoru Osuga
大須賀  稔
Takuya Shiraishi
拓也 白石
Yoshiyuki Tanabe
好之 田辺
Yasuhisa Hamada
泰久 濱田
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Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】インジェクタにおいて大きなダイナミックレン
ジを実現できる圧電素子を提供する。 【解決手段】圧電材料体1の積層方向に垂直な面の全面
に電極を形成した素子において、圧電材料と内部電極2
からなる焼結体を圧電材料体の積層方向に複数個接合し
た一体物に、内部電極の一辺を覆う電気絶縁層3を設
け、該電気絶縁層の存在しない辺で内部電極2と外部電
極4とを電気的に接合し、外部電極もしくは外部電極に
電気的に繋がる部分にリード線5を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はインジェクタ,位置
決め用アクチュエータ,インクジェットプリンタ等で用
いられる圧電素子に関し、特に自動車用のインジェクタ
に適した圧電素子の構造とその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】圧電素子の用途は広く、それぞれの用途
にあった素子が開発されている。その中で、比較的大き
な変位(ストローク)を実現できる圧電素子に関する従
来技術として、圧電的不活性部を有する内部電極構造の
サブユニットを複数個積み重ねた圧電素子が、特開平4
−167580 号公報に記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動車用のインジェク
タとして、圧電素子によって直接的に弁の開閉を行う直
動式インジェクタが、高速応答を実現できるものとして
有望視されている。このインジェクタにおいては、圧電
素子の応答特性を弁動作に直接反映できるという利点は
あるものの、圧電素子には大きなストロークが要求され
る。しかし、従来技術の圧電的不活性部を有するサブユ
ニットを積層した構造では、以下の問題が生じる。
【0004】インジェクタの性能を示す指標であるダイ
ナミックレンジ(最大流量/最小流量)は2.5〜3.5
であり、この値は、年々厳しくなっている要求値(>6.
0)を満たすことができない。さらに、インジェクタを
連続駆動させると、圧電素子が破損するという問題も生
じる。
【0005】近年の環境問題に対する意識の高まりか
ら、インジェクタに対する要求は年々厳しくなってお
り、従来の電磁式インジェクタでは対応が困難とされて
いる。そのため、大きなダイナミックレンジを有するイ
ンジェクタの開発は急務の課題である。
【0006】そこで、本発明の第1の目的は、インジェ
クタに好適な高速応答性を有する圧電素子を提供するこ
とである。
【0007】本発明の第2の目的は、十分な機械的強度
を有する圧電素子を提供することである。
【0008】本発明の第3の目的は、高速応答性と十分
な機械的強度を有する圧電素子の製造方法を提供するこ
とである。
【0009】本発明の第4の目的は、大きなダイナミッ
クレンジを有し、圧電素子の健全性を保持できるインジ
ェクタを提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、圧電材
料体と該圧電材料体に電圧を印加する内部電極を有する
圧電素子チップを、複数積層した圧電素子ブロックを接
合層を介して複数接合した圧電素子であって、前記内部
電極は、前記圧電材料体の積層方向に垂直な断面を覆う
ように形成され、前記圧電素子の側面に露出した内部電
極の一部に電気絶縁層が設けられ、前記露出した内部電
極の他の部分において、外部電極に接続され、前記外部
電極に接続されたリード線を有することである。
【0011】ここで、複数積層した圧電素子ブロックと
は、2個以上の圧電素子チップを有し、通常は10個以
上の圧電素子チップを有することが望ましい。更に、5
0個から200個の圧電素子チップを有することが望ま
しく、更に100個前後程度の個数の圧電素子チップを
有することが望ましい。また、隣接する圧電素子チップ
の間にある内部電極は両者で兼用することも可能であ
る。更に、圧電素子チップの積層方向の厚みはチップに
印加する電圧を200Vとすると、150μm以下が望
ましい。一方、絶縁破壊を避けるためには60μm以
上、特に70μm以上が望ましい。
【0012】また、2個以上の圧電素子ブロックを用い
るが、望ましくは、4個から6個の圧電素子ブロックを
接合層を介して接合する。
【0013】また、製造容易性から、圧電素子の断面形
状は、正方形又は長方形とすることが望ましい。
【0014】以下、本願発明の他の特徴を述べる。
【0015】第1の目的を達成する第1の特徴は、圧電
材料体の積層方向に垂直な面の全面に電極を形成した圧
電素子を、圧電材料体と内部電極からなる焼結体を圧電
材料体の積層方向に複数個接合した一体物に内部電極の
一辺を覆う電気絶縁層を設け、該電気絶縁層の存在しな
い辺で内部電極と外部電極とを電気的に接合し、外部電
極もしくは外部電極に電気的に繋がる部分にリード線を
設けた圧電素子とすることである。
【0016】第1の目的を達成する第2の特徴は、第1
の目的を達成する第1の特徴において、接合層の厚さを
以下の関係にすることである。
【0017】(L2×Y1)/(L1×Y2)<0.2 L1:圧電素子チップの厚さの和(mm) L2:接合層の厚さの和(mm) Y1:圧電材料体のヤング率(N/mm2 ) Y2:接合材料のヤング率(N/mm2 ) 第1の目的を達成する第3の特徴は、第1の目的を達成
する第1の特徴において、接合層と圧電材料体との間に
内部電極層を設け、該接合層の一辺に電気絶縁層を設
け、該絶縁層の存在しない辺で内部電極層および該接合
層と外部電極とを電気的に接合し、外部電極もしくは外
部電極に電気的に繋がる部分にリード線を設けることで
ある。
【0018】第1の目的を達成する第4の特徴は、第1
の目的を達成する第1の特徴において、圧電材料体(圧
電素子チップ)を接合する接合材料として、導電性の接
着剤を用い、該接合層の一辺に電気絶縁層を設け、該絶
縁層の存在しない辺で該接合層と外部電極とを電気的に
接合し、外部電極もしくは外部電極に電気的に繋がる部
分にリード線を設けることである。
【0019】第1の目的を達成する第5の特徴は、第1
の目的を達成する第1の特徴において、リード線の取り
出し部を圧電素子の1つの側面にのみ設けることであ
る。
【0020】第1の目的を達成する第6の特徴は、電気
的に並列に接続された圧電材料体(圧電素子チップ)を
積層した圧電素子を、定常時の最大変位量が40μm以
上で、立ち上がり時間(素子先端が素子に電圧を印加し
ていない状態での力学的平衡位置から、定常時の変位点
に至るまでの時間)と、立ち上がりの逆過程である立ち
下がりの時間との平均値が0.16ms 以下であり、電
圧印加時の立ち上がりあるいは立ち下がり時に見られる
変位のリンギング(オーバーシュート,アンダーシュー
ト)が、定常時の最大変位量に対して30%以下とする
ことである。第1の目的を達成する第7の特徴は、第1
の目的を達成する第6の特徴において、前記圧電素子が
圧電材料体の積層方向に垂直な面の全面に電極を形成し
た素子であり、圧電材料体と内部電極で構成された焼結
体に内部電極の辺の一部を覆う電気絶縁層を設け、該絶
縁層の存在しない辺で内部電極と外部電極とを電気的に
接合し、外部電極もしくは外部電極に電気的に繋がる部
分にリード線を設けることである。
【0021】第2の目的を達成する第1の特徴は、第1
の目的を達成する第1の特徴において、接合層面積を圧
電材料体(圧電素子チップ)の積層方向に垂直な面(圧
電材料体の接合層側の面)の面積よりも小さくする、接
合層側の面の周端部で接合する、接合層を点在させる、
あるいは接合層をストライプ状にすることである。
【0022】第2の目的を達成する第2の特徴は、第1
の目的を達成する第1の特徴において、圧電材料体と内
部電極からなる焼結体を接合する接合層の両側に、該圧
電材料体とは圧電特性の異なる層を設けることである。
【0023】第3の目的を達成する特徴は、圧電材料の
グリーンシートに内部電極を印刷し、それを複数枚積層
加圧し、脱バインダーおよび焼成を行って得られた焼結
体を圧電材料体の積層方向に接合し、この接合層も含め
た一体物に、内部電極の一辺を覆う電気絶縁層を設け、
該絶縁層の存在しない辺で内部電極と外部電極とを電気
的に接合し、外部電極もしくは外部電極に電気的に繋が
る部分にリード線を設けることである。
【0024】第4の目的を達成する第1の特徴は、第1
の目的を達成する第1の特徴に記載の圧電素子を有し、
以下の関係で規定されるジョイントを介して、プランジ
ャーを駆動させるインジェクタとすることである。
【0025】|((αc−αp)×Lp−(αj−αc)×
Lj)/Lp|<1×10-5 αc:インジェクタのケーシングの熱膨張率(1/K) αp:圧電素子の熱膨張率(1/K) Lp:圧電素子の長さ(mm) αj:ジョイントの熱膨張率(1/K) Lj:ジョイントの長さ(mm) 第4の目的を達成する第2の特徴は、第4の目的を達成
する第1の特徴において、圧電素子の先端の少なくとも
一方に、半球状の支持部材を設け、この部材を通して圧
電素子の変位(または力)をインジェクタ構成部材に伝
達する構造とすることである。
【0026】
【発明の実施の形態】以下、本願発明の望ましい実施形
態を示すが、本願発明は、これらに限定されるものでは
なく、その技術思想の範囲内において、種々の変形が可
能である。
【0027】本発明の実施例を図1に示す。これは、圧
電材料体1の積層方向に垂直な面の全面を覆うように内
部電極2を形成し、圧電素子チップとする。圧電作用を
生じさせるためには圧電材料体1を内部電極2で挟む構
造とする。内部電極2は、圧電作用が半導体チップ断面
にほぼ均等に生じる程度に圧電材料体1を被覆すれば良
い。すなわち、実質的に全面を覆えば良い。圧電材料体
1と内部電極2からなる複数の圧電素子チップを一ブロ
ックとして、2個のブロックを接合層8によって接合し
たものである。一ブロック内では、隣接する圧電素子チ
ップで、内部電極2を共用しても良い。図1では一ブロ
ック内に圧電材料体1と内部電極2からなる圧電素子チ
ップは、3個形成されている。一ブロック内の両側の最
も外側の圧電材料体1は、内側のみ内部電極を有するの
で、圧電作用に貢献しない。すなわち、最も外側の圧電
材料体1は、圧電的に不活性な部分であり、絶縁体とし
て作用する。よって、必ずしも他の圧電材料体1と同じ
厚みは不要であり、薄くてもよい。同じ厚みの場合は、
異なる厚みとする工程が不要ゆえ、製造工程が簡易化さ
れる利点がある。また、内部電極2の周囲の一部には、
電気絶縁層3を設けた。図1では、1つの内部電極2毎
に、上下の外部電極4との間に形成される。電気絶縁層
3が存在しない内部電極2の周囲の他の部分において、
内部電極2と外部電極4とを電気的に接合し、外部電極
4にリード線5を設けたものである。本実施例では、接
合層8は1つであるが、ブロックを3つ以上接合する場
合は、接合層8の数も2以上になる。
【0028】具体的な製造方法を以下に示す。まず、圧
電材料体1と内部電極2からなる焼結体をつくるため
に、圧電材料(PZTあるいはビスマス層状化合物等)
およびバインダーからなるグリーンシートを作製し、こ
れに電極を印刷する。電極材料としては、Ag−Pd合
金,白金等を用いる。次に電極材を印刷したグリーンシ
ートを積層・加圧して図2(a)に示す圧電材料体1と
内部電極2からなる積層体を作製する。個々の圧電材料
体1と内部電極2との合計の厚みは、圧電素子チップの
積層方向の厚みはチップに印加する電圧を200Vとす
ると、150μm以下が望ましい。一方、絶縁破壊を避
けるためには60μm以上、特に70μm以上が望まし
い。そして、この積層体を図2(b)に示す形状(例え
ば短辺を10mm程度の長方形の断面を有する長方体に)
加工する。この工程は、図2(a)の状態のままで焼成す
ると、積層体中央部からバインダーが抜けず、均質な焼
結体ができない、あるいは中心部と周辺部で粒成長の度
合いが異なり、圧電素子の性能,強度的な問題が生じる
ためである。次に、この積層体の脱バインダー,本焼き
を行い、図2(c)の様な角柱状(断面は長方形又は正
方形)に切断する。そして、図3(a),(b)で示す様
に、接合層8を介してこのブロックを接合し、積層焼結
体を作製する。最後に図3(c)に示す様な電気絶縁層
3,内部電極7と外部電極4とを形成し、外部電極4に
リード線5を取付ける。
【0029】この素子の応答性を図4に示す試験器を用
いて測定した。これは、圧電素子20をケーシング2
4,支持台25の内部に配置し、バネ23で押さえた時
の変位を光ファイバー方式の変位センサ21および変位
計22で検出する試験器である。図5が測定結果で、バ
ネ定数を15(kN/m)以上にすることにより、イン
ジェクタの駆動で要求される応答性が得られることがわ
かった。
【0030】ここで、実施例(本発明に基づいた素子)
と従来素子との比較結果を述べる。従来素子として図6
および図7に示すサブユニット接合型と圧電チップ接合
型の素子(いずれも定常時の変位:>40μm)を用い
て、図4の試験器により電圧信号に対する素子変位の応
答時間を測定した。
【0031】図8は応答時間がほぼ飽和した10A(圧
電素子へ流れる最大電流)での実験結果を示し、従来素
子はいずれも本実施例に比べ応答性が劣った。
【0032】これは以下の理由による。サブユニット接
合型の従来素子の場合、圧電材料体11の断面周辺部に
は内部電極12に覆われていない領域が存在する。その
ため、電圧を印加し、素子を伸長させると、サブユニッ
ト50が太鼓状に変形し、構造部材となる外部電極13
を引き伸ばす。
【0033】圧電素子は素子が受ける荷重(〜数kg)に
比べて大きな力(〜80kg)を有することから、伸長時
は圧電材料本来の応答性を得やすい。一方、最大変位状
態から元へ戻る、立ち下がりの場合は、圧電材料体11
が収縮しても、構造部材となる外部電極13の収縮が遅
い。そのため十分な応答性が得られない。
【0034】また、チップ接合型の素子は、圧電材料体
14,接合層15および内部電極16からなる構造物の
側面に、電気絶縁層17と外部電極18を装着したもの
で、一般に接合層15の厚さが素子全体の約1%を占め
る。圧電素子の変位量は0.07% 程度であることか
ら、接合層が言わばクッションの役割を果たし、このた
め十分な応答性が得られなかったと考えられる。
【0035】また、従来素子においては、定格変位量に
対して50%以上のリンギング(変位のオーバーシュー
トあるいはアンダーシュート)が発生することもあっ
た。
【0036】リンギングはインジェクタの信号と噴射量
との関係に影響を与え、ダイナミックレンジを悪くす
る。そこで、リンギングの影響のでない条件を明らかに
するため、接合層の厚さの異なる素子を試作し、リンギ
ング量を測定した。
【0037】その結果、接合層のトータル厚さ(各接合
層の厚みの和)を素子の長さの1/200にした場合の
リンギングは約50%、接合層を1/500にした場合
は約30%となり、接合層の割合を小さくするとリンギ
ングが小さくなることがわかった。
【0038】本実施例の素子では有機系の接着剤を用い
たが、無機系接着剤で接合した場合についても同様に検
討を行い、インジェクタにとってリンギングが問題にな
らない圧電素子の条件として、以下に示す条件式を見出
した。
【0039】(L2×Y1)/(L1×Y2)<0.2 L1:素子長さ(mm) L2:接合層の厚さの和(mm) Y1:圧電材料体のヤング率(N/mm2 ) Y2:接合材料のヤング率(N/mm2 ) また、接合層の断面積も考慮した、より厳密な条件式と
して次式を見出した。 (L2×Y1/a2)/(L1×Y2/a1)<0.2 a1:圧電素子断面積(mm2 ) a2:接合断面積(mm2 ) 次に、図9に本発明による別の実施例を示す。これは、
接合層31と圧電材料体33の間に内部電極32を設
け、接合層31の一辺に電気絶縁層35を設け、電気絶
縁層35の存在しない辺において、内部電極32と外部
電極34とを電気的に接合したものである。本実施例の
場合、接合層31に隣接する圧電材料体33にも電場を
形成することが可能であることから、図1の素子と同一
長さで比べた場合、本実施例の素子の方が大きな変位を
得ることができる。
【0040】図10は導電性の接着剤により接合層37
を形成し、接合層37を介して圧電材料体33を接合
し、電気絶縁層38と外部電極34とを形成した素子を
示す実施例である。この場合も圧電的に不活性な部分を
少なくできることから、図9の実施例と同様に大きな変
位を得ることができる。
【0041】図11は圧電材料体6,内部電極7,接合
層8等からなるブロックの1つの側面に、外部電極9を
設けたもので、図のA−A′断面とB−B’断面におけ
る電気絶縁層3の位置を互い違いにしたものである。本
実施例の場合、リード線5が同一面から取り出せること
から、インジェクタの組み立てが容易である。
【0042】次に図12に示す素子、すなわち圧電材料
体1,内部電極2,電気絶縁層3,外部電極4およびリ
ード線5で構成された圧電素子を用いたインジェクタの
応答時間とダイナミックレンジとの関係を示す実験結果
を示す。図13の縦軸はダイナミックレンジ、横軸は圧
電素子の応答時間(立ち上がり時間と立ち下がり時間の
平均値)である。
【0043】この結果から、圧電素子の応答時間を0.
16ms 以下にすれば、インジェクタに要求されるダ
イナミックレンジ(6.0以上)を実現できることを見出
した。また、リンギング量の異なる素子を用いてダイナ
ミックレンジを測定した結果、リンギングが最大変位量
の30%を超えると、燃料噴射が安定せず(弁のバウン
ドによる推定される)ダイナミックレンジの低下が起こ
り、素子のリンギングを30%以下にする必要があるこ
ともわかった。
【0044】図14は圧電材料体1を周端部で接合層8
によって接合した実施例で、圧電材料と接合材料の熱膨
張係数の差、あるいは圧電素子が伸縮運動をした際に接
合層に発生する応力を緩和でき、強度的に優れる。ま
た、反応性ガスあるいは液体の接合層界面への侵入を抑
制でき、全面接合型と同様の環境で使用できる。
【0045】図15は圧電材料体1を市松模様の接合層
8によって接合したもので、図16は圧電材料体1をス
トライプ状の接合層8によって接合した実施例を示す。
いずれの場合も、接合層に発生する応力を緩和でき、耐
久性に優れる。
【0046】図14から図16は、いずれも接合層の面
積が圧電材料体の積層方向に垂直な面の面積よりも小さ
い例を示す。更に図14は、接合層を圧電材料体の積層
方向に垂直な面の周端部で接合する例を示す。図15
は、接合層を圧電材料体の積層方向に垂直な面において
点在した領域で接合する例を示す。図16は、接合層を
圧電材料体の積層方向に垂直な面においてストライプ状
の領域で接合する例を示す。接合部分以外は、圧電材料
が接することとなるが、圧電材料以外の絶縁材を充填す
ることも可能である。
【0047】図17は接合層31と圧電材料体33(圧
電素子チップ)の間に圧電材料体30,内部電極32の
層を設け、素子側面に外部電極34,電気絶縁層35を
形成した実施例を示す。この構造の場合、圧電材料体3
3の伸張によって接合層31に生じる応力を、圧電材料
体30により緩和できる。特に、圧電材料体30の圧電
定数を圧電材料体33よりも小さくすると(例えば圧電
材料体33として圧電定数d33が500pC/Nの材
料を用い、圧電材料体30として圧電定数d33が20
0pC/Nの材料を用いる)、圧電材料体30の部分が
接合層31と圧電材料体33の間で、中間的な伸縮動作
をするため応力緩和がなされ、接合層の破損発生頻度を
低減できる。
【0048】また、図18はリード線5を設けた面に対
向する面においても電気絶縁層3,外部電極9を設けた
素子を示し、この構造により、電気絶縁層3,外部電極
9が存在することによって素子に生じる変形を、対向す
る面で発生する力によって抑制でき、耐久性が向上す
る。
【0049】図19に示す実施例は、リード線5の取付
け部に外部電極9と電気的に繋がるリード線接合層10
を設けたもので、接合層8を大きくすれば、半田付けの
際に起こりやすい電気絶縁層3の破損を防止できた。
【0050】次に、本発明をインジェクタに適用した実
施例を示す。図20は本発明による圧電式インジェクタ
の断面構造の一例を示す。圧電素子40は圧電材料体
1,内部電極2,電気絶縁層3,外部電極4およびリー
ド線5から構成され、ジョイント43およびジョイント
45によって、それぞれプランジャー42,ダンパー4
4と連結される。この構造によって、圧電素子40はプ
ランジャー42を直接駆動させることが可能であり、圧
電素子40の動作を、直接、弁に伝達できることから、
大きなダイナミックレンジを実現できる。
【0051】一般に、インジェクタの構成部材と圧電素
子との熱膨張係数は異なり、使用温度によっては、素子
に過大な荷重が加わる、あるいは逆に隙間が生じる等の
問題が発生する。この点を検討する中、以下に示す関係
を有するジョイント43またはジョイント45を用いる
ことにより、熱膨張差が問題にならない程度に緩和で
き、インジェクタの不具合は発生しなかった。
【0052】左辺の分子の第1項はインジェクタのハウ
ジング46と圧電素子40の熱膨張特性の差に起因する
項、第2項はジョイント43,ジョイント45とハウジ
ング46の熱膨張特性の差に起因する項を示す。いずれ
も次元としては単位温度当たりの熱膨張の差であり、左
辺の分母は圧電素子の長さを示す。
【0053】|((αc−αp)×Lp−(αj−αc)×
Lj)/Lp|<1×10-5 αc:インジェクタのケーシングの熱膨張率(1/K) αp:圧電素子の熱膨張率(1/K) Lp:圧電素子の長さ(mm) αj:ジョイントの熱膨張率(1/K) Lj:ジョイントの長さ(mm) また、図21に示す様に、圧電素子40の先端に半球状
の支持部材41を設け、この部材を通してダンパー44
に支持される構造により、圧電素子40に加わる偏荷重
を小さくでき、素子の破損発生頻度を低減できる。
【0054】以上によれば、インジェクタに好適な高速
応答性を有する圧電素子を提供できる。また、十分な機
械的強度を有する圧電素子を提供できる。また、高速応
答性と十分な機械的強度を有する圧電素子の製造方法を
提供できる。また、大きなダイナミックレンジを有し、
圧電素子の健全性を保持できるインジェクタを提供でき
る。
【0055】
【発明の効果】本発明によれば、インジェクタに好適な
圧電素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の圧電素子の基本的な断面構造
を示す図である。
【図2】本発明の実施例の圧電素子の製造方法を示す図
である。
【図3】本発明の実施例の圧電素子の製造方法を示す図
である。
【図4】本発明の実施例の圧電素子の応答性を計測する
試験器の概略構成を示す図である。
【図5】本発明の実施例の応答性の測定結果である。
【図6】比較例(サブユニット接合型素子)の断面構造
を示す図である。
【図7】比較例(チップ接合型素子)の断面構造を示す
図である。
【図8】比較例および本発明の実施例の応答性の測定結
果である。
【図9】本発明の実施例の接合層の両側に内部電極層を
設けた素子の断面構造を示す図である。
【図10】本発明の実施例の導電性の接合層を形成した
素子の断面構造を示す図である。
【図11】本発明の実施例のリード線の取り出し部を1
側面に配置した素子の断面図である。
【図12】本発明の実施例の断面構造を示す図である。
【図13】ダイナミックレンジと応答性の関係を示す図
である。
【図14】本発明の実施例の接合層形状の一例を示す図
である。
【図15】本発明の実施例の接合層形状の一例を示す図
である。
【図16】本発明の実施例の接合層形状の一例を示す図
である。
【図17】本発明の実施例の2種類の圧電材料体を用い
た素子の断面構造を示す図である。
【図18】本発明の実施例の変形例の断面構造を示す図
である。
【図19】本発明の実施例の変形例の断面構造を示す図
である。
【図20】本発明の実施例のインジェクタの断面構造を
示す図である。
【図21】本発明の実施例の半球状の支持部材を用いた
インジェクタの断面構造を示す図である。
【符号の説明】
1,6,11,14,30,33…圧電材料体、2,
7,12,16,32…内部電極、3,17,35,3
8…電気絶縁層、4,9,13,18,34…外部電
極、5…リード線、8,15,31,37…接合層、1
0…リード線接合層、20,40…圧電素子、21…変
位センサ、22…変位計、23…バネ、24…ケーシン
グ、25…支持台、41…半球状の支持部材、42…プ
ランジャー、43,45…ジョイント、44…ダンパ
ー、46…ハウジング、50…サブユニット。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 富雄 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 鈴木 秀夫 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 塩野 修 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 宮田 素之 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 綿引 誠次 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 大須賀 稔 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 白石 拓也 茨城県日立市大みか町七丁目1番1号 株 式会社日立製作所日立研究所内 (72)発明者 田辺 好之 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器事業部内 (72)発明者 濱田 泰久 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】圧電材料体と該圧電材料体に電圧を印加す
    る内部電極とを有する圧電素子チップを、複数積層した
    圧電素子ブロックを、接合層を介して複数接合した圧電
    素子であって、 前記内部電極は、前記圧電材料体の積層方向に垂直な断
    面を覆うように形成され、露出した内部電極の一部の前
    記圧電素子の側面側に設けられた電気絶縁層と、前記内
    部電極の他の部分の前記圧電素子の側面側と接続する外
    部電極と、前記外部電極に接続されたリード線とを有す
    ることを特徴とする圧電素子。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記接合層の厚さの和
    が、以下の関係で与えられることを特徴とする圧電素
    子。 (L2×Y1)/(L1×Y2)<0.2 L1:圧電素子チップの厚さの和(mm) L2:接合層の厚さの和(mm) Y1:圧電材料体のヤング率(N/mm2 ) Y2:接合材料のヤング率(N/mm2
  3. 【請求項3】請求項1において、接合層と圧電材料体と
    の間に内部電極層を設け、該接合層の一辺に電気絶縁層
    を設け、該電気絶縁層の存在しない辺で内部電極層およ
    び該接合層と外部電極とを電気的に接合し、外部電極も
    しくは外部電極に電気的に繋がる部分にリード線を設け
    たことを特徴とする圧電素子。
  4. 【請求項4】請求項1において、前記接合層として、導
    電性の接着剤を用い、該接合層の一辺に電気絶縁層を設
    け、該電気絶縁層の存在しない辺で該接合層と外部電極
    とを電気的に接合し、外部電極もしくは外部電極に電気
    的に繋がる部分にリード線を設けたことを特徴とする圧
    電素子。
  5. 【請求項5】請求項1において、圧電素子の1つの側面
    側に複数のリード線を有することを特徴とする圧電素
    子。
  6. 【請求項6】電気的に並列に接続された圧電素子チップ
    を積層した圧電素子において、定常時の最大変位量が4
    0μm以上で、立ち上がり時間(素子先端が素子に電圧
    を印加していない状態での力学的平衡位置から、定常時
    の変位点に至るまでの時間)と、立ち上がりの逆過程で
    ある立ち下がりの時間との平均値が0.16ms 以下で
    あり、電圧印加時の立ち上がりあるいは立ち下がり時に
    見られる変位のリンギング(オーバーシュート,アンダ
    ーシュート)が、定常時の最大変位量に対して30%以
    下であることを特徴とする圧電素子。
  7. 【請求項7】請求項6において、前記圧電素子が圧電材
    料体の積層方向に垂直な面に電極を形成した素子であ
    り、圧電材料体と内部電極で構成された焼結体に内部電
    極の辺の一部を覆う電気絶縁層を設け、該絶縁層の存在
    しない辺において内部電極と外部電極とを電気的に接合
    し、外部電極もしくは外部電極に電気的に繋がる部分に
    リード線を設けたことを特徴とする圧電素子。
  8. 【請求項8】請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
    て、 (1)接合層の面積が圧電材料体の積層方向に垂直な面
    の面積よりも小さい、(2)接合層を圧電材料体の積層
    方向に垂直な面の周端部で接合する、(3)接合層を圧
    電材料体の積層方向に垂直な面において点在した領域で
    接合する、あるいは(4)接合層を圧電材料体の積層方
    向に垂直な面においてストライプ状の領域で接合するこ
    とを特徴とする圧電素子。
  9. 【請求項9】請求項1乃至請求項5のいずれかにおい
    て、前記接合層の両側に、前記圧電材料体とは圧電特性
    の異なる層を設けたことを特徴とする圧電素子。
  10. 【請求項10】圧電材料のグリーンシートに内部電極を
    印刷し、それを複数枚積層加圧し、脱バインダーおよび
    焼成を行って得られた焼結体を圧電材料の積層方向に接
    合層を介して接合し、この接合層も含めた一体物に、内
    部電極の一辺を覆う電気絶縁層を設け、該絶縁層の存在
    しない辺で内部電極と外部電極とを電気的に接合し、外
    部電極もしくは外部電極に電気的に繋がる部分にリード
    線を設けたことを特徴とする圧電素子の製造方法。
  11. 【請求項11】請求項1に記載の圧電素子を有し、以下
    の関係で規定されるジョイントを介して、プランジャー
    を駆動させることを特徴とするインジェクタ。 |((αc−αp)×Lp−(αj−αc)×Lj)/Lp|
    <1×10-5 αc:インジェクタのケーシングの熱膨張率(1/K) αp:圧電素子の熱膨張率(1/K) Lp:圧電素子の長さ(mm) αj:ジョイントの熱膨張率(1/K) Lj:ジョイントの長さ(mm)
  12. 【請求項12】請求項11において、圧電素子の先端の
    少なくとも一方に、半球状の支持部材を設け、この部材
    を通して圧電素子の変位または力をインジェクタ構成部
    材に伝達する構造であることを特徴とするインジェク
    タ。
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