JP2000150234A - 薄膜磁石およびその製造方法 - Google Patents

薄膜磁石およびその製造方法

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JP2000150234A
JP2000150234A JP11232485A JP23248599A JP2000150234A JP 2000150234 A JP2000150234 A JP 2000150234A JP 11232485 A JP11232485 A JP 11232485A JP 23248599 A JP23248599 A JP 23248599A JP 2000150234 A JP2000150234 A JP 2000150234A
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film magnet
thin
thin film
nd2fe14b
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Takeshi Araki
健 荒木
Teruo Nakanishi
輝雄 中西
Toshio Umemura
敏夫 梅村
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Mitsubishi Electric Corp
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Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01FMAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
    • H01F10/00Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure
    • H01F10/08Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers
    • H01F10/10Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition
    • H01F10/12Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys
    • H01F10/126Thin magnetic films, e.g. of one-domain structure characterised by magnetic layers characterised by the composition being metals or alloys containing rare earth metals

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Hard Magnetic Materials (AREA)
  • Thin Magnetic Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 発生する磁束の分布に乱れが少なく、特性に
ばらつきの少ない品質の高い薄膜磁石およびその製造方
法を提供すること。 【解決手段】 膜厚方向に結晶のc軸が配向したNd2Fe1
4B型結晶相2と、非結晶相3とが交互に隣接する組織を
有することを特徴とする薄膜磁石と、その製造方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、薄膜磁石およびそ
の製造方法、特に小型モータ、マイクロ波発振器、マイ
クロマシン等の小型デバイスあるいは磁気記録デバイス
に用いる薄膜磁石およびその製造方法に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、デバイスの小型化に伴い微小磁石
の需要が増しており、高出力を得るために、磁石として
は磁力の強いNd-Fe-B系異方性磁石を用いることが不可
欠となっている。微小磁石の製造は現在、同系焼結磁石
を機械加工することにより所望の形状とすることが主流
となっている。しかし、年々磁石の微小化は進んでお
り、機械加工の限界が近づいている。このため、将来技
術として、スパッタなどの成膜法により基板上に直接Nd
-Fe-B系異方性薄膜磁石を形成して最終形状を得る手法
が検討されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】成膜法による異方性薄
膜磁石では、結晶配向性が低い問題がある。図1は、従
来の薄膜磁石を説明するための断面図である。Nd2Fe14B
型結晶相2同士が隣接しているため、お互いが干渉して
応力を及ぼし合い、一方向への結晶成長を阻害する。こ
の結果、結晶のc軸の方位が乱れ、磁化方向がばらつ
く。この磁化方向のばらつきが磁束分布を乱し、モータ
ではトルクの変動が大きくなる問題が生じている。した
がって本発明の目的は、発生する磁束の分布に乱れが少
なく、特性にばらつきの少ない品質の高い薄膜磁石およ
びその製造方法を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、膜厚
方向に結晶のc軸が配向したNd2Fe14B型結晶相と、非結
晶相とが交互に隣接する組織を有することを特徴とする
薄膜磁石である。請求項2の発明は、非結晶相が強磁性
であることを特徴とする請求項1に記載の薄膜磁石であ
る。請求項3の発明は、基板上に、Nd2Fe14B型結晶相
と、非結晶相とが交互に隣接する組織を形成するように
成膜することを特徴とする薄膜磁石の製造方法である。
【0005】図2は、本発明の薄膜磁石を説明するため
の断面図である。図2に示すように、薄膜磁石の組織
は、膜厚方向に結晶のc軸が配向したNd2Fe14B型結晶相
2と、非結晶相3とが交互に隣接した構造である。
【0006】本発明では、Nd2Fe14B型結晶相間に非結晶
相が存在するため、従来問題となっていたNd2Fe14B型結
晶相同士の干渉を防ぐことができ、一方向への結晶成長
を可能にする。このため、結晶軸の方位が乱れが少ない
薄膜磁石が実現される。非結晶相が強磁性であれば、薄
膜磁石の(残留)磁化をさらに高めることができ、磁力
をより強くすることができる。また、成膜時にNd2Fe14B
型結晶相と、非結晶相とが交互に隣接する組織を形成す
れば、より均一な組織を得ることができる。なお、図3
に示すように複数のNd2Fe14B型結晶相の集合体と非晶質
相とが交互に隣接した組織については、Nd2Fe14B型結晶
相同士の干渉が起こって結晶軸の方位が乱れるため、本
発明の組織と異なる。
【0007】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図4は、本発明の
薄膜磁石の一実施形態を説明するための断面図である。
基板1上にNd2Fe14B型結晶相2と非結晶相3とが交互に
隣接した組織となっている。従来の薄膜磁石(図1)を
用いた場合に比べて本発明の薄膜磁石は結晶軸のばらつ
きが少ないため、リニアモータや回転モーターでは、従
来に比べてトルクの変動が小さくなる。
【0008】実施の形態2.図5は、本発明の薄膜磁石
の別の実施形態を説明するための断面図である。基板1
を鉄の曲板とし、Nd2Fe14B型結晶相2をNd2Fe14B相、非
結晶相3を非磁性のネオジウム酸化物非結晶相として、
これら2相が交互に隣接した構造となっている。この薄
膜磁石セグメントを、直径1mmの3相4極モータ回転
子に適用し、トルクの回転角依存性を調べた結果を図6
に示す。従来の薄膜磁石(図1の組織)を用いた場合に
比べて本発明の薄膜磁石ではトルクの変動が小さいこと
がわかる。なお、Nd2Fe14B型結晶相2は、Nd2Fe14Bの他
にも、Nd以外の希土類元素やFe以外の遷移金属元素が1
種類以上含まれてもよく、たとえば(Nd,Tb)2(Fe,Co)14B
相、(Nd,Tb)2(Fe,Ni)14B相、(Nd,Tb)2(Fe,Co,Ni)14B
相、(Nd,Tb,Ho)2(Fe,Co,Ni)14B相などであってもよい。
また、非結晶相3はネオジウム酸化物相の他、鉄酸化物
相、ネオジウムボロン相などであってもよい。また、基
板は鉄の他、コバルトやニッケル、チタンなどの純金属
や鉄コバルト、鉄ニッケルなどの合金、石英ガラスやア
ルミナなどの酸化物、窒化チタンなどの窒化物、など広
く用いることができる。
【0009】実施の形態3.図7は、本発明の薄膜磁石
の別の実施形態を説明するための断面図である。基板1
上にNd2Fe14B型結晶相2と強磁性の非結晶相3'とが交
互に隣接した組織となっている。各相は交換作用により
磁気的に結合しており、全体の磁化が実施の形態1.
(図4)よりも増加している。各層の幅は、交換結合に
よる磁化増加の効果が得られる数百Å以下が好ましい。
【0010】実施の形態4.図8は、本発明の薄膜磁石
の別の実施形態を説明するための断面図である。基板1
を鉄の曲板とし、Nd2Fe14B型結晶相2を(Nd,Tb)2(Fe,C
o)14B相、非結晶相3'を強磁性のネオジウム鉄ボロン軟
磁性非結晶相として薄膜磁石セグメントを作製した。こ
のセグメントを直径1mmの3相4極モータに適用した
場合のトルクの回転角依存性を図9に示す。比較のた
め、実施の形態2.の図5の薄膜磁石を用いた場合も併
せて図9に記載する(但し、Nd2Fe14B型結晶相2:(Nd,
Tb)2(Fe,Co)14B相としている)。図9より、本実施の形
態4.は、実施の形態2.に比べてより大きなトルクが
得られることがわかる。強磁性の非結晶相3'は、ネオ
ジウム鉄ボロン相の他、鉄ボロン相、ネオジウム鉄相、
などであってもよい。なお、もし薄膜磁石の非結晶相
3'の厚みがミクロンオーダーになってしまった場合、
交換結合の効果が得られないため、図10に示すように
非結晶相内でスピンが反転して全体の磁化が低下してし
まう。この結果、図9の比較例に示すようにモータのト
ルクは大きく低下する。よって非結晶相の厚みは少なく
ともミクロン未満のオーダーであるのが望ましい。
【0011】実施の形態5.図11は本発明の薄膜磁石
を形成するための成膜装置の一例を説明するための図で
ある。図11において、真空槽4にはスパッタの機構と
してカソード電極5およびターゲット6および開閉式の
シャッター板7が設置されている。ターゲットに対向し
て基板ホルダ8が設置されており、基板1およびマスク
9が装着される。マスク9は所望の箇所に薄膜磁石を形
成する役割を果たす。10はヒータであり、成膜中に基
板を加熱することができる。最初に、排気系11により
真空槽4内を十分に排気する。次に、バルブ12を介し
て成膜ガス(Ar)を真空槽4に導入し、カソード電極5
に電圧を印加して放電を起こす。放電によりイオン化し
たAr粒子はターゲット6をスパッタリングするので、シ
ャッター7を開けば、スパッタ粒子が基板1上へ飛着し
て薄膜磁石が形成される。ターゲットへの投入電力、成
膜ガス圧、基板温度はそれぞれ、電力コントローラ1
3、マスフローコントローラ14、温度コントローラ1
5によって精密に制御される。本実施の形態では、ター
ゲット6として、13at%Nd−70at%Fe−17at%B合金を、基
板1としてチタンの平板を用いた。Arガス圧は4Pa、基
板温度は560℃、成膜時間は60分とし、膜厚1.3μm
の薄膜磁石を得た。図12は、この薄膜磁石の組織を説
明するための図である。成膜時に、膜が堆積する過程で
Nd2Fe14B結晶相2と非結晶相3’の2つの相が膜厚方向
に同時に成長していくため、Nd2Fe14B結晶相同士が干渉
することなく、結晶が一方向に成長し、均一な組織が得
られる。図13は本実施の形態で得られた薄膜磁石の組
織の高分解能TEM写真である。数百Å幅のNd2Fe14B結
晶相2と数十Å幅の軟磁性のネオジウム鉄ボロン非結晶
相3’とが、交互に隣接した組織となっており、両者は
交換作用により磁気的に結合して高い磁化を実現してい
る。この特徴的な縞状組織の成長モードは、限られた膜
組成、成膜ガス圧、成膜温度条件下で発現するもので、
たとえば上記の条件で達成される。一方、実施の形態
1.(図4)の薄膜磁石は、たとえば成膜中の基板温度
を500℃とし、成膜後に580℃×30minの熱処理を施す2
段階のプロセスにより作製される。成膜直後は基板温度
が最適温度よりも低いため、薄膜磁石の組織は図14に
示すように軟磁性の非結晶質3'の母相中に微小なNd2Fe
14B結晶相2が散在している状態となっている。このた
め、成膜後に580℃×30minの熱処理を施すとNd2Fe14B結
晶粒が成長して最終的に図4の組織が得られる。図12
と図4では、図12の方が組織が均一となっており、成
膜時に縞状組織を形成した本実施の形態5.の薄膜磁石
の方が性能的に良好である。この薄膜磁石をリニアモー
タや回転モーターに適用した場合、実施の形態1.に比
べてトルクの変動がさらに小さくなる。一例として、基
板1を鉄の曲板として薄膜磁石セグメントを作製し、直
径1mmの3相4極モータ回転子に適用してトルクの回
転角依存性を調べた結果を図15に示す。比較のため、
実施の形態2.の図5の薄膜磁石を用いた場合を図15
に併せて記載する。図15より、本実施の形態では、実
施の形態1.よりもトルクの変動が少ないことがわか
る。また、非結晶相が、実施の形態1.では非磁性であ
るが、本実施の形態では強磁性であるため磁化が増大
し、より大きなトルクが得られる。
【0012】実施の形態6.本実施の形態では、ターゲ
ット6として、13at%Nd−74at%Fe−13at%B合金を、基板
1としてチタンの平板を用いた。Arガス圧は4Pa、基板
温度は560℃、成膜時間は60分とし、膜厚1.3μmの
薄膜磁石を得た。図16は、この薄膜磁石の組織を説明
するための図である。成膜時に、膜が堆積する過程でNd
2Fe14B結晶相2と非結晶相3’の2つの相が膜厚方向に
同時に成長していくため、Nd2Fe14B結晶相同士が干渉す
ることなく、結晶が一方向に成長し、均一な組織が得ら
れる。さらに、この組織では実施の形態5.の場合に比
べてNd2Fe14B結晶相の占積率が増えるため、より大きな
磁力を得ることができる。表1に薄膜磁石の膜組成を調
べた結果を示すが、本実施の形態における薄膜磁石で
は、膜組成が実施の形態5.に比べてよりNd2Fe14B化学
量論組成に近いので、より大きなNd2Fe14B結晶相の占積
率を得ることができている。本実施の形態における薄膜
磁石をリニアモータや回転モータに適用した場合は、実
施の形態5.に比べてトルクがさらに大きくなる。一例
として、基板1を鉄の曲板として薄膜磁石セグメントを
作製し、直径1mmの3相4極モータ回転子に適用して
トルクの回転角依存性を調べた結果を図17に示す。比
較のため、実施の形態5.薄膜磁石を用いた場合を併せ
て記載する。同図より、本実施の形態では、実施の形態
5.よりも大きなトルクが得られることが分かる。
【0013】
【表1】 Nd(at%) Fe(at%) B(at%) 本実施の形態 12 75 13 実施の形態5. 12 71 17
【0014】
【発明の効果】以上のとおり、本発明の薄膜磁石では、
Nd2Fe14B型結晶相間に非結晶相が存在するため、従来問
題となっていたNd2Fe14B型結晶粒同士の干渉が防止され
て、一方向へ結晶が成長する。そのため、結晶軸の方位
に乱れが少ないので、発生する磁束の分布に乱れが少な
い。この結果、モータではトルクの変動を小さくできる
効果を奏する。また、結晶軸の方位に乱れが少ないこと
は、薄膜磁石の特性にばらつきが少なく品質が高いこと
を示しており、マイクロ波発振器やファラデー回転によ
る偏光デバイスなど各種磁気デバイスに用いれば、その
品質と信頼性を高める効果を奏する。さらに、本発明の
薄膜磁石は垂直磁化膜であるため、磁気記録媒体として
用いれば、高密度記録を実現することができる。
【0015】また、非結晶相を強磁性とすれば、薄膜磁
石の磁化をさらに高めることができるので、磁力をより
強くすることができ、モータなどのトルクを増大させる
効果を奏する。
【0016】さらに、基板上にNd2Fe14B型結晶相と、非
結晶相との2つの相が、好ましくは膜厚方向に同時に成
長するモードを利用して、交互に隣接する組織を形成す
るように成膜を行えば、より均一な組織を得ることがで
きるため、薄膜磁石の品質をさらに高めることができ、
モーターではトルクの変動をより小さくする効果を奏す
る。また、Nd2Fe14B型結晶相の占積率を高めれば、薄膜
磁石の磁力をさらに強くすることができ、モータなどの
トルクをさらに高める効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の薄膜磁石を説明するための断面図であ
る。
【図2】 本発明の薄膜磁石を説明するための断面図で
ある。
【図3】 本発明の範囲外の薄膜磁石を説明するための
断面図である。
【図4】 本発明の薄膜磁石の一実施形態を説明するた
めの断面図である。
【図5】 本発明の薄膜磁石の別の実施形態を説明する
ための断面図である。
【図6】 本発明の実施の形態2.における薄膜磁石セ
グメントを用いたモータのトルクの回転角依存性を従来
例と対比した図である。
【図7】 本発明の薄膜磁石の別の実施形態を説明する
ための断面図である。
【図8】 本発明の薄膜磁石の別の実施形態を説明する
ための断面図である。
【図9】 本発明の実施の形態4.における薄膜磁石セ
グメントを用いたモータのトルクの回転角依存性を比較
例と対比した図である。
【図10】 非結晶相内でスピンが反転して全体の磁化
が低下してしまった場合を説明するための断面図であ
る。
【図11】 本発明の薄膜磁石を形成するための成膜装
置の一例を説明するための図である。
【図12】 実施の形態5.で得られた薄膜磁石の組織
を説明するための図である。
【図13】 実施の形態5.で得られた薄膜磁石の組織
の高分解能TEM写真である。
【図14】 実施の形態1.の薄膜磁石を作製する過程
で得られる組織の概略垂直断面図である。
【図15】 実施の形態5.における薄膜磁石セグメン
トを用いたモータのトルクの回転角依存性を説明するた
めの図である。
【図16】 実施の形態6.で得られた薄膜磁石の組織
を説明するための図である。
【図17】 実施の形態6.における薄膜磁石セグメン
トを用いたモータのトルクの回転角依存性を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
1 基板、2 Nd2Fe14B型結晶相、3,3’ 非結晶
相、4 真空槽、5 カソード電極、6 ターゲット、
7 シャッター板、8 基板ホルダ、9 マスク、10
ヒータ、11 排気系、12 バルブ、13 電力コ
ントローラ、14マスフローコントローラ、15 温度
コントローラ。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 膜厚方向に結晶のc軸が配向したNd2Fe1
    4B型結晶相と、非結晶相とが交互に隣接する組織を有す
    ることを特徴とする薄膜磁石。
  2. 【請求項2】 非結晶相が強磁性であることを特徴とす
    る請求項1に記載の薄膜磁石。
  3. 【請求項3】 基板上に、Nd2Fe14B型結晶相と、非結晶
    相とが交互に隣接する組織を形成するように成膜するこ
    とを特徴とする薄膜磁石の製造方法。
JP11232485A 1998-09-09 1999-08-19 薄膜磁石およびその製造方法 Pending JP2000150234A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017112306A (ja) * 2015-12-18 2017-06-22 株式会社ユーテック 膜構造体、アクチュエータ、モータ及び膜構造体の製造方法
JP2018174214A (ja) * 2017-03-31 2018-11-08 Tdk株式会社 永久磁石薄膜

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