JP2000150066A - カードコネクタ - Google Patents

カードコネクタ

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JP2000150066A
JP2000150066A JP10320417A JP32041798A JP2000150066A JP 2000150066 A JP2000150066 A JP 2000150066A JP 10320417 A JP10320417 A JP 10320417A JP 32041798 A JP32041798 A JP 32041798A JP 2000150066 A JP2000150066 A JP 2000150066A
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JP
Japan
Prior art keywords
card
holder
holding
housing
card connector
Prior art date
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Pending
Application number
JP10320417A
Other languages
English (en)
Inventor
Noriharu Kurokawa
典治 黒川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tyco Electronics Japan GK
Original Assignee
Tyco Electronics AMP KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構成でホルダにおけるカードの保持位
置を維持できると共に、カードの保持及び抜去を簡単か
つ確実に行うことができるカードコネクタを提供する。 【解決手段】 カードコネクタ1は、ハウジング10内
に収容されたカード40を保持すると共にカード40を
抜去可能とするホルダ30を具備している。ホルダ30
は、一端にハウジング10に取り付けられる取付部31
を他端にハウジング10に収容されたカード40の端部
を保持する保持部32を有する弾性のある金属線材で構
成されている。ホルダ30は金属線材の剛性でカード4
0の保持位置を維持し、保持部32を回動させて金属線
材を撓ませるることによりカード40を抜去可能とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カードを収容する
カードコネクタ、特に、ハウジング内に収容されたカー
ドを保持すると共にカードを抜去可能とするホルダを具
備したカードコネクタに関する。
【0002】
【従来の技術】集積回路のプロセッサやメモリ等を有す
るICカード等のカードを収容するカードコネクタが知ら
れている。そして、このカードコネクタは、振動の大き
い、電気部品を回路基板に自動的に実装する自動実装装
置等の産業装置に使用されることがある。この場合に
は、作業中に振動によってカードコネクタからカードが
落下してしまうことがあるので、その落下を防止するた
めに、カードコネクタにハウジング内に収容されたカー
ドを保持すると共にカードを抜去可能とするホルダを設
けることが知られている。
【0003】従来のこの種のカードコネクタとして、例
えば、図5に示すものが知られている(特開昭64−3
8983号公報参照)。
【0004】このカードコネクタ100は、カード14
0を収容するハウジング110と、ハウジング110に
取り付けられ、カード140と電気的に接触するコンタ
クト(図示せず)と、ハウジング110内に収容された
カード140を保持すると共にカード140を抜去可能
とするホルダ20とを具備している。
【0005】ホルダ120は、ハウジング110に軸1
21によって回動可能に取り付けられ、図5(A)の実線
で示す位置でハウジング110内に収容されたカード1
40を保持し、図5(A)の2点鎖線で示す位置でそのカ
ード140を抜去可能としている。
【0006】そして、カードコネクタ100には、ホル
ダ120を図5(A)の実線で示す位置に回動した際にホ
ルダ120をロックするロック機構130が設けられて
いる。このロック機構130は、ホルダ120が図5
(A)の実線で示す位置にある際にホルダ120に係止し
てそのホルダ120をロックする略L字形の係止片13
1と、係止片131に係合してホルダ120のロック状
態を解除するロック解除部材132とを具備している。
係止片131は軸133によってハウジング110に回
動可能に取り付けられている。ロック解除部材132が
係止片131に係合してホルダ120のロック状態を解
除すると、ホルダ120は、図示しないばね部材の弾性
力により、図5(A)の2点鎖線で示す位置に自動的に戻
ることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この従来の
カードコネクタ100にあっては、ハウジング110内
に収容されたカード140を保持するホルダ120を図
5(A)の実線で示す位置にロックするために、ホルダ1
20と別個のロック機構130が必要となっている。こ
のため、部品点数が多く、機構全体が複雑なものとなっ
ている。機構全体が複雑になると、コスト高を招くと共
に、ホルダ120をロックする際及びロック状態を解除
する際の信頼性が低下してしまうという問題点があっ
た。
【0008】従って、本発明の目的は、簡単な構成でホ
ルダにおけるカードの保持位置を維持できると共に、カ
ードの保持及び抜去を簡単かつ確実に行うことができる
カードコネクタを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係るカードコネ
クタは、カードを収容するハウジングと、該ハウジング
に取り付けられ、前記カードと電気的に接触するコンタ
クトと、前記ハウジング内に収容されたカードを保持す
ると共に前記カードを抜去可能とするホルダとを具備し
たカードコネクタにおいて、前記ホルダが、一端に前記
ハウジングに取り付けられる取付部を他端に前記ハウジ
ングに収容されたカードの端部を保持する保持部を有す
る弾性のある金属線材で構成され、前記ホルダは前記金
属線材の剛性で前記カードの保持位置を維持し、前記保
持部を回動させて前記金属線材を撓ませることにより前
記カードを抜去可能とすることを特徴としている。
【0010】又、前記ホルダの前記取付部と前記保持部
との間に、前記保持部が前記ハウジング内に収容された
前記カードを保持する際には大径を有し、前記保持部が
回動されて前記カードを抜去可能とする際には小径とな
るコイル状に巻回した巻回部を設けると、効果的であ
る。
【0011】更に、前記ホルダの前記保持部の先端が、
熱収縮チューブで覆われていると一層効果的である。
【0012】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面を参照
して説明する。図1は、本発明のカードコネクタの平面
図であり、ホルダがカードの保持位置にある状態を示し
ている。図2は、図1のカードコネクタの平面図であ
り、ホルダがカードの抜去可能位置にある状態を示して
いる。図3は、図1のカードコネクタに使用されるホル
ダの平面図である。図4は、図3のホルダの左側面図で
ある。
【0013】図1において、カードコネクタ1は、カー
ド40を収容するハウジング10と、ハウジング10に
列状に取り付けられ、カード40と電気的に接触する複
数のコンタクト20と、ハウジング10内に収容された
カード40を保持すると共にカード40を抜去可能とす
るホルダ30とを具備している。カード40は、集積回
路のプロセッサやメモリを有するICカード、フラッシュ
メモリカード等のカードである。
【0014】ここで、ハウジング10は、絶縁性の樹脂
材を成形することによって形成される横長の略直方体形
状を有し、その上面11の横方向一端寄りには、後述す
るホルダ30の取付部31が圧入される取付穴12が穿
設され、上面11の横方向中心線CLを挟んだ対称位置に
は、後述するホルダ30の第1直線部34及び傾斜部3
5のそれぞれを前後方向(図1における上下方向)から
挟んでホルダ30を支持する1対の支持突起13,14
が設けられている。
【0015】又、ホルダ30は、弾性のある金属線材を
折り曲げ加工することによって形成される。金属線材と
しては、適切な弾性を付与するためにステンレス鋼線が
好ましい。ホルダ30は、一端に下方(図4における下
方)に延びてハウジング10の取付穴12に取り付けら
れる取付部31を有し、他端に下方に延びてハウジング
10に収容されたカード40の端部を保持する保持部3
2を有している。取付部31と保持部32との間には、
取付部31の上端から垂直方向に直線状に延びる第1直
線部34と、第1直線部34から斜めに延びる傾斜部3
5と、傾斜部35から湾曲部36を介して鋭角に折り曲
げられて直線状に延びる第2直線部37と、第2直線部
37からコイル状に1回だけ巻回した巻回部33と、巻
回部33から直線状に延び、保持部32の上端に連結す
る第3直線部38とが設けられている。保持部32は、
第3直線部38から下方に延びる垂下部32aと垂下部
32aから第3直線部38と平行に折り曲げられる水平
部32bとを具備し、カード40を保持する際に、第3
直線部38と水平部32bとでカード40の上下面を押
さえ、垂下部32aでカード40の端部を押さえてカー
ド40の抜け止めをする。保持部32の先端に位置する
水平部32bは、熱収縮チューブ39で覆われている。
巻回部33は、保持部32がハウジング10内に収容さ
れたカード40を保持する際には大径を有し、保持部3
2が回動されてカード40を抜去可能とする際には小径
となる。
【0016】カード40をカードコネクタ1内に収容す
るには、先ず、図2に示すように、ホルダ30の保持部
32を図2の矢印A方向に回動してからカード40をカ
ードコネクタ1の前方(図2における下方)からカード
コネクタ1内に挿入し、保持部32を離せば良い。これ
により、ホルダ30の保持部32は、弾性復帰して図1
に示す状態となり、カード40の端部を保持することに
なる。このため、カード40の保持が簡単かつ確実に行
える。従って、カードコネクタ1を実装した装置が振動
したとしてもカード40はカードコネクタ1から脱落す
ることはない。カード40の端部を保持する際に、ホル
ダ30は金属線材の剛性でカード40の保持位置を維持
することになる。このため、ホルダ30におけるカード
40の保持位置を維持するために、ホルダ30以外の部
品は必要ではなく、機構全体の構成が簡単なものとな
り、コストが安価なものとなる。
【0017】カード40をカードコネクタ1から取り外
すには、ホルダ30の保持部32を図2の矢印Aの方向
に回動してホルダ30を撓ませ、カード40をカードコ
ネクタ1から抜去可能とし、カード40を引抜けば良
い。これにより、カード40をカードコネクタ1から取
り外すことができる。ホルダ30の保持部32を図2の
矢印Aの方向に回動してホルダ30を撓ませる際には、
ホルダ30に設けられた巻回部33の直径が縮径するの
で、ホルダ30の取付部31から巻回部33までの長さ
と巻回部33から保持部32までの直線長さとを合わせ
た長さが長くなる。このため、保持部32の回動操作が
円滑に行えると共に、保持部32の回動に際してのホル
ダ30にかかる曲げ応力が緩和されることになる。従っ
て、カード40をカードコネクタ1に多数回にわたって
挿抜したとしても、ホルダ30は塑性変形することな
く、カード40の多数回挿抜を行うことができる。
【0018】カード40のカードコネクタ1への収容及
び取り外しに際する、ホルダ30の保持部32を図2の
矢印Aの方向に回動する作業は、通常、人の手によって
行われる。この際に、保持部32の先端に位置する水平
部32bは、熱収縮チューブ39で覆われているので、
指をけがする虞れはない。
【0019】
【発明の効果】請求項1に係るカードコネクタによれ
ば、ホルダが、一端にハウジングに取り付けられる取付
部を他端に前記ハウジングに収容されたカードの端部を
保持する保持部を有する弾性のある金属線材で構成さ
れ、前記ホルダは前記金属線材の剛性で前記カードの保
持位置を維持し、前記保持部を回動させて前記金属線材
を撓ませることにより前記カードを抜去可能とするの
で、ホルダにおけるカードの保持位置を維持するため
に、ホルダ以外の部品は必要ではなく、機構全体の構成
が簡単なものとなる。又、カードの保持及び抜去を簡単
かつ確実に行うことができ、カードコネクタを実装した
装置が振動したとしてもカードはカードコネクタから脱
落することはない。
【0020】請求項2に係るカードコネクタによれば、
前記ホルダの前記取付部と前記保持部との間に、前記保
持部が前記ハウジング内に収容された前記カードを保持
する際には大径を有し、前記保持部が回動されて前記カ
ードを抜去可能とする際には小径となるコイル状に巻回
した巻回部を設けたので、ホルダの保持部を回動してホ
ルダを撓ませる際には、巻回部の直径が縮径し、ホルダ
の取付部から巻回部までの長さと巻回部から保持部まで
の直線長さとを合わせた長さが長くなる。このため、保
持部の回動操作が円滑に行えると共に、保持部の回動に
際してのホルダにかかる曲げ応力が緩和されることにな
る。従って、カードをカードコネクタに多数回にわたっ
て挿抜したとしても、ホルダは塑性変形することなく、
カードの多数回挿抜を行うことができる。
【0021】請求項3に係るカードコネクタによれば、
前記ホルダの前記保持部の先端が、熱収縮チューブで覆
われているので、ホルダの保持部を回動する作業に際し
て指をけがする虞れはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のカードコネクタの平面図であり、ホル
ダがカードの保持位置にある状態を示している。
【図2】図1のカードコネクタの平面図であり、ホルダ
がカードの抜去可能位置にある状態を示している。
【図3】図1のカードコネクタに使用されるホルダの平
面図である。
【図4】図3のホルダの左側面図である。
【図5】従来例のカードコネクタを示し、(A)は縦断面
図、(B)は横断面図である。
【符号の説明】
1 カードコネクタ 10 ハウジング 20 コンタクト 30 ホルダ 31 取付部 32 保持部 33 巻回部 39 熱収縮チューブ 40 カード

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カードを収容するハウジングと、該ハウ
    ジングに取り付けられ、前記カードと電気的に接触する
    コンタクトと、前記ハウジング内に収容されたカードを
    保持すると共に前記カードを抜去可能とするホルダとを
    具備したカードコネクタにおいて、 前記ホルダが、一端に前記ハウジングに取り付けられる
    取付部を他端に前記ハウジングに収容されたカードの端
    部を保持する保持部を有する弾性のある金属線材で構成
    され、前記ホルダは前記金属線材の剛性で前記カードの
    保持位置を維持し、前記保持部を回動させて前記金属線
    材を撓ませるることにより前記カードを抜去可能とする
    ことを特徴とするカードコネクタ。
  2. 【請求項2】 前記ホルダの前記取付部と前記保持部と
    の間に、前記保持部が前記ハウジング内に収容された前
    記カードを保持する際には大径を有し、前記保持部が回
    動されて前記カードを抜去可能とする際には小径となる
    コイル状に巻回した巻回部を設けたことを特徴とする請
    求項1記載のカードコネクタ。
  3. 【請求項3】 前記ホルダの前記保持部の先端が、熱収
    縮チューブで覆われていることを特徴とする請求項1又
    は2記載のカードコネクタ。
JP10320417A 1998-11-11 1998-11-11 カードコネクタ Pending JP2000150066A (ja)

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