JP2002100888A - 電子機器ユニットにおけるケーブル処理構造及びケーブル押さえ具 - Google Patents

電子機器ユニットにおけるケーブル処理構造及びケーブル押さえ具

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JP2002100888A
JP2002100888A JP2000289935A JP2000289935A JP2002100888A JP 2002100888 A JP2002100888 A JP 2002100888A JP 2000289935 A JP2000289935 A JP 2000289935A JP 2000289935 A JP2000289935 A JP 2000289935A JP 2002100888 A JP2002100888 A JP 2002100888A
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JP
Japan
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cable
package
unit
electronic circuit
horizontal portion
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JP2000289935A
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Takeo Saito
武男 斎藤
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Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子機器ユニットにおいて、ユニットフレー
ムから電子回路パッケージを挿入・抜去する場合、隣接
したパッケージに接続されたケーブルが邪魔となり、保
守作業が困難であった。 【解決手段】 各電子回路パッケージ3間に、ユニット
フレーム11に回転可能に支持されたケーブル押さえ金
具12を設け、ケーブル押さえ金具12を回転させて左
右に開き、隣接するパッケージ3の前面ケーブル5を左
右に押し広げてパッケージ3の挿抜を容易にした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は電子機器に搭載され
るユニットにおけるケーブル処理構造及びケーブル押さ
え具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般の電子機器、例えば電子交換機に搭
載されるユニットは、装置の設置時等の作業性を考慮し
てケーブルの接続をユニット前面で行う構造とした場
合、整然とケーブルを上下方向に固定するだけのケーブ
ル処理構造をとっていた。
【0003】図4はこのような従来のケーブル処理構造
を示す斜視図である。ユニット1は箱型をしており、ユ
ニットフレーム2とその中に搭載される電子回路パッケ
ージ(以下、パッケージと称する)3等で構成される。
【0004】ユニット1の奥面には、図示してないコネ
クタが搭載されたバックパネルと称する、コネクタ間を
電気的に接続するパネルが設置されており、パッケージ
3をユニット1に搭載し、パッケージ3に設けられた図
示してないコネクタがバックパネルのコネクタと嵌合す
ることによってパッケージ3間の電気的接続がされる構
造となっている。
【0005】パッケージ3の前面には前面ケーブル接続
用コネクタ4が搭載され、前面ケーブル5の先端に設け
られたケーブル用コネクタ6を接続することができる。
【0006】また、ユニット1の下部には前面ケーブル
5を横方向に通すためのケーブルダクト7が設けられて
いる。パッケージ3に接続された前面ケーブル5はケー
ブルダクト7に向かって、パッケージ3の前面を上下方
向に整然と固定する構造をとっている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ユニッ
ト前面における上記のケーブル処理構造では、ユニット
フレームからパッケージを挿入・抜去する場合、隣接し
たパッケージに接続されたケーブルが邪魔となり、保守
作業が困難であるという問題点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、各パッケージ間に、ユニットフレームに回転可能に
支持されたケーブル押さえ具を設けることによって、隣
接するパッケージのケーブルを左右に押し広げてパッケ
ージの挿抜を容易にしたものである。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は本発明の実施形態を示す斜
視図である。従来と同じ構成要素には同じ符号を付すこ
とにより説明を省略する。
【0010】ユニット10は箱型をしており、ユニット
フレーム11とその中に搭載されるパッケージ3等で構
成される。
【0011】ユニット10の前面の間口部分には、ケー
ブル押さえ具例えばコの字型をしたケーブル押さえ金具
12が各パッケージ3間に即ちパッケージ3の左右両側
に設けられている。
【0012】ケーブル押さえ具としては金属に限らず、
ある程度の剛性があれば合成樹脂で良い。
【0013】ケーブル押さえ金具12は上下の水平部分
13,14とこれらを連結する垂直部分15とから成
り、水平部分13,14はユニットフレーム11に回転
可能に支持され、更にその上下からかぶせるように固定
する固定用部材16が設けられている。図では上部のも
のだけ示している。
【0014】水平部分13,14は横方向に板状に、垂
直部分は縦方向に板状に形成されているが、この形状に
限定されるものではない。
【0015】なお、2点鎖線で囲んだ円の部分Cは、図
4の円で囲んだ部分Dに対応する位置の状態を破断して
示したものである。
【0016】図2はケーブル押さえ金具の固定部分を示
す断面図で、(a)は図1のA−A断面、(b)は
(a)におけるB−B断面図である。図では上部のみ示
しているが、下部も全く同じである。
【0017】ケーブル押さえ金具12の水平部分13に
は、(a)に示すように回転可能に支持するための円筒
状又は円柱状の突起17がユニットフレーム11の内側
方向に向かって設けられている。
【0018】またユニットフレーム11の前面側の部分
には穴例えば丸穴18が形成され、突起17をその丸穴
18に嵌合させることにより、ケーブル押さえ金具12
をユニットフレーム11に回転可能に支持する。
【0019】固定用部材16はケーブル押さえ金具12
の水平部分13を上からかぶせるように固定するが、水
平部分13の先端部の位置にばね19に付勢された先端
が三角形状のストッパ20が設けられている。
【0020】ケーブル押さえ金具12の水平部分13の
先端部には、(b)に示すようにストッパ20に係合す
るへこみ21が設けられている。このへこみ21は三角
形状をしており、ストッパ20の三角形状の先端と係合
することにより、ケーブル押さえ金具12の動きが拘束
される構造にしている。
【0021】固定用部材16には、ばね19を収容し、
ばね19によって外側に押し出そうと付勢されているス
トッパ20を案内し、その動きを拘束するような形状の
凹部22が形成されている。
【0022】このような構造をとることによって、ケー
ブル押さえ金具12の動きは、(b)に示すように、通
常時は実線の位置に、左右に回転させた時は2点鎖線の
位置に固定されるようになる。
【0023】図3はパッケージの抜去動作を説明する平
面図で、(a)はケーブル押さえ金具を左右に開く図、
(b)はパッケージを抜去する図を示しているる(a)
に示すように、2点鎖線で囲った当該対象パッケージ3
を抜去する場合、対象パッケージ3の両側のケーブル押
さえ金具12を回転させて左右に開き、(b)に示すよ
うに隣接するパッケージ3の前面ケーブル5を左右に押
し広げて、対象パッケージ3のケーブル用コネクタ6を
はずして前面ケーブル5を抜くことにより、隣接パッケ
ージ3の前面ケーブル5を気にせずパッケージ3を抜去
することができる。
【0024】パッケージ3を挿入する際はこれと逆の動
作を行い、パッケージ3の挿入・抜去が終了した際は、
両側のケーブル押さえ金具12をもとの位置に戻してお
く。
【0025】以上のように、本発明の実施形態によれ
ば、各パッケージ間に、ユニットフレームの前面に回転
可能に支持されたコの字型のケーブル押さえ金具を設け
ることにより、パッケージの挿入・抜去作業を容易にす
るという効果が得られる。
【0026】また、パッケージの保守作業を容易にする
ために、コネクタや端子板等の電気的接続が可能な中継
用領域をパッケージの保守が必要なユニット以外の部分
に設けることも考えられるが、その中継用の領域が装置
の領域を圧迫し、さらに構成部品の数が多くなり、コス
ト増につながるという問題がある。
【0027】本発明の実施形態のケーブル押さえ金具は
構成が簡単で、低価格で製造でき、回転可能に支持する
構造も複雑でないので、装置の領域を圧迫することもな
く、コスト増につながるという問題もない。
【0028】
【発明の効果】上記したように、本発明によれば、各パ
ッケージ間に、ユニットフレームに回転可能に支持され
たケーブル押さえ具を設けることにより、パッケージの
挿入・抜去作業を容易にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す斜視図。
【図2】ケーブル押さえ金具の固定部分を示す断面図。
【図3】パッケージの抜去動作を説明する平面図。
【図4】従来のケーブル処理構造を示す斜視図。
【符号の説明】
3 電子回路パッケージ 5 前面ケーブル 10 ユニット 11 ユニットフレーム 12 ケーブル押さえ金具 13,14 水平部分 15 垂直部分 16 固定用部材 17 突起 18 丸穴 19 ばね 20 ストッパ 21 へこみ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電子回路パッケージを搭載する電
    子機器ユニットにおいて、 各電子回路パッケージ間に、ユニットフレームに回転可
    能に支持されたケーブル押さえ具を設け、 当該電子回路パッケージの両側の前記ケーブル押さえ具
    を回転させて左右に開き、隣接する電子回路パッケージ
    のケーブルを左右に押し広げて、当該電子回路パッケー
    ジを挿抜することを特徴とする電子機器ユニットにおけ
    るケーブル処理構造。
  2. 【請求項2】 前記ユニットフレームに形成した穴に、
    コの字型に構成した前記ケーブル押さえ具の上下の水平
    部分に設けた突起を嵌合させて回転可能に支持したこと
    を特徴とする請求項1記載の電子機器ユニットにおける
    ケーブル処理構造。
  3. 【請求項3】 前記穴が丸穴であり、前記突起が円筒状
    又は円柱状に形成されたことを特徴とする請求項2記載
    の電子機器ユニットにおけるケーブル処理構造。
  4. 【請求項4】 前記ケーブル押さえ具を上下からかぶせ
    るように固定する固定用部材を設け、前記ケーブル押さ
    え具の上下の水平部分の先端部にへこみを形成し、前記
    固定用部材にばねに付勢されたストッパを設け、 前記ケーブル押さえ具のへこみに前記ストッパの先端部
    を係合して前記ケーブル押さえ具の動きを拘束すること
    を特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の電子機器
    ユニットにおけるケーブル処理構造。
  5. 【請求項5】 上下の水平部分と、前記水平部分を連結
    する垂直部分とでコの字型に構成され、 前記水平部分にユニットフレームに形成した穴に嵌合す
    る突起を形成し、更に前記水平部分の先端部に、前記水
    平部分を上下からかぶせるように固定する固定用部材に
    設けたストッパに係合するへこみを形成したことを特徴
    とするケーブル押さえ具。
JP2000289935A 2000-09-25 2000-09-25 電子機器ユニットにおけるケーブル処理構造及びケーブル押さえ具 Pending JP2002100888A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7745738B2 (en) 2006-10-20 2010-06-29 Fujitsu Limited Cable holder unit and electronic device

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7745738B2 (en) 2006-10-20 2010-06-29 Fujitsu Limited Cable holder unit and electronic device

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