JPH0132379Y2 - - Google Patents

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JPH0132379Y2
JPH0132379Y2 JP7558983U JP7558983U JPH0132379Y2 JP H0132379 Y2 JPH0132379 Y2 JP H0132379Y2 JP 7558983 U JP7558983 U JP 7558983U JP 7558983 U JP7558983 U JP 7558983U JP H0132379 Y2 JPH0132379 Y2 JP H0132379Y2
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JP
Japan
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unit
lever
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electrical equipment
rear end
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JP7558983U
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JPS59180481U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、電気機器を構成するユニツトの保護
装置に関する。
〔考案の技術的背景〕
電気機器は近年、小形化、組立の容易化、保守
の容易化などの点から複数個の電気器具を収納し
たユニツト形態で構成する傾向にある。
従来の電気機器ユニツトを半導体装置を一例と
して図面に基づいて説明する。
第1図乃至第5図は従来の半導体装置の一例を
示し、第1図は半導体装置の正面図、第2図はそ
の右側面図、第3図はユニツトの斜視図、第4図
は第3図によるユニツトを半導体装置に組込んだ
側面図、及び第5図は第4図の−線における
断面図である。
第1図の半導体装置1は15個のユニツトを収納
しており、各ユニツト2は主回路用のユニツト端
子3を有し、このユニツト端子3と主回路導体に
具備されている接続装置4とが連結して主回路を
構成している(第2図参照)。
ユニツト2は、第3図に示すように、裏面側に
主回路用のユニツト端子3を具備し、内部に半導
体スタツク5とその他の保護、制御器具(図示せ
ず)を収納している。ユニツト2は正面側に正面
板6を有し、この正面板6にはユニツト2の運
搬、引出し用の取手7が固着されている。
次にユニツト2を半導体装置1に組込んだ状態
を第4図に基いて説明する。
8はユニツト2を収納するために半導体装置1
に設けられたユニツト架台(本体構造物)であ
り、この架台8上に必要な数のユニツト2が挿入
されている。ユニツト2が装置本体に挿入される
と、ユニツト2と主回路導体1aとは、ユニツト
端子3と接続装置4とが固着されて主回路を構成
する。
さらにユニツト端子3と主回路導体1aとの接
続の詳細を第5図に基いて説明する。
主回路導体1aに具備されている接続装置4は
両端が凸状の2枚の接続片9が固定軸10によつ
て主回路導体1aに位置決めされるように形成さ
れている。さらにこの接続装置4は接続片9の中
央部にボルト11、バネ受金12、バネ13、バ
ネ座金14及びナツト15を備えているので、ユ
ニツト端子3は接続装置4の接続片9を介して主
回路導体1aと電気的に一体とされる。ユニツト
2を装置本体に挿入すると、ユニツト端子3は接
続装置4に導かれ、特別にボルトなどの締付をし
ないで主回路導体との接続がバネ13の力によつ
て形成される。このような接続方法は、多数のユ
ニツトを本体装置に組込まなければならない場合
には保守上大変都合が良い。又ボルト締め作業を
する為のスペースも不要となるので装置本体が小
形化され、従つて、装置本体の据付スペースも少
なくて良い等の利点がある。
〔背景技術の問題点〕
しかし、この種の装置においては装置本体にユ
ニツトを挿入した時、ユニツト2の移動速度が速
いと、接続装置4との接続の瞬間時に大きな衝撃
が発生し、引き抜きの際速度の抑制が不充分であ
ると、ユニツト2が装置本体1の外に落下する可
能性が有る。このような衝撃及び落下はユニツト
2とその中に収納されている電気器具、及び装置
本体の器具に損傷を与えることになり、操作上の
欠点となつている。
特に本例の如く半導体装置の場合には、一つの
ユニツトが故障を起した時には速やかに故障した
ユニツトを主回路から切離し、他の残つたユニツ
トで運転を継続しなければならないので、挿入又
は引き抜き時にユニツトの電気器具及び装置本体
の器具に損傷の可能性が有ることは、ユニツト化
の利点が薄れる。
〔考案の目的〕
本考案は、以上のような従来技術の欠点を除去
するためになされたもので、ユニツトを装置本体
に挿入した時又は装置本体から引き抜いた時、ユ
ニツト及び装置本体の電気器具の損傷の可能性を
無くするユニツトの保護装置を提供することを目
的とする。
〔考案の概要〕
上記目的を達成するために、本考案では、挿入
時に外部と電気的に接続され引き抜き時に外部と
切り離される端子を備えた電気機器ユニツトにお
いて、前後方向に水平移動させて装置本体に挿入
又は引き抜きする際、その途中で、前記ユニツト
に取り付けたレバーを本体構造物に引つ掛けて、
ユニツトの挿入、引き抜き時の水平移動を停止さ
せ、前記レバーを回転させて停止し解除し、最終
的にユニツトの挿入、引き抜きを完了するように
している。
〔考案の実施例〕
以下第6図乃至第8図を参照しつつ本考案の一
実施例を説明する。なお、前記第1図乃至第5図
と同一要素は同一符号が付されている。
第6図は、従来の電気機器ユニツトの側面に本
考案による保護装置を取り付けた状態を示す。こ
の保護装置は丸棒の両端を3次元に曲げたレバー
16と支持金具17とから成り、支持金具17は
中心にレバー16が入る様に曲げ加工されてユニ
ツト2の側面に固着されている。レバー16はそ
の前端部(自由端部)18と後端部19が本体に
対してほぼ直角方向に、かつ前端部と後端部19
とが互いにほぼ垂直方向に、それぞれ折り曲げら
れ、ほぼ90゜回転するように支持金具17によつ
てユニツト2の側面に取り付けられている。
ユニツト2を装置本体1に挿入する為にユニツ
ト2を装置本体1に装着して水平方向に移動させ
ると、通常状態では前端部18が下方向に垂直に
され後端部19が横方向に水平にされているレバ
ー16がその後端部19で架台8と接触するた
め、ユニツト2はそれ以上水平移動できない(第
7図参照)。この時点でレバー16の前端部18
を反時計方向にほぼ90゜回転させると、レバー1
6の後端部19は上方向に90゜回転するので、ユ
ニツト2は架台8を障害とせずに再び水平移動可
にされて挿入が完了し、ユニツト端子3が接続装
置4を介して導体1aと接続される。挿入完了後
レバー16は自力で通常状態に戻り、前端部18
が下方向に垂直に後端部19が横方向に水平にな
る。
ユニツト2を引き抜くためにユニツト2を水平
移動させると、レバー16の後端部19が架台8
に引つ掛かり、そのままの状態ではそれ以上前方
向に水平移動が不可能となる(第8図参照)。こ
の時点で前述の挿入の際と同様にレバー16を
90゜回転させると、後端部19は架台8との接触
が解かれユニツト2が引き抜くことができるよう
になる。
この場合、レバー16の後端部19の横方向へ
の曲げ位置をユニツト2の重心がレバー16が架
台8に引つ掛かつた位置で装置本体1側(架台8
側)に残る様に位置決めしておくと、ユニツト2
は上下の振動が生じることなくレバー16が架台
8の適正位置に引つ掛かつて停止されるので有利
である。
〔考案の効果〕 上述したように、本考案によれば、ユニツトの
挿入の際の水平移動がレバーの後端部と本体構造
物との接触により停止され、ユニツトの引き抜き
の際の水平移動がユニツトの重心が架台上を通過
する前に後端部と本体構造物との接触により停止
されるようにしたので、ユニツト挿入時のユニツ
トと装置本体に対する衝撃を和らげることが出来
るとともに、ユニツト引き抜き時の抜き過ぎによ
るユニツトの落下が防止され、さらにまた引き抜
き停止位置でユニツト内部の電気器具の保守、点
検容易に出来るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第5図は従来の半導体装置を示し、
第1図はその正面図、第2図はその右側面図、第
3図はユニツトの斜視図、第4図はユニツト2を
半導体装置に組込んだ側面図、第5図は第4図の
−線における拡大断面図、第6図乃至第8図
は本考案の一実施例の側面図、挿入時の斜視図及
び引き抜きの時の斜視図である。 1……半導体装置、1a……主回路導体、2…
…ユニツト、3……ユニツト端子、4……接続装
置、6……ユニツト正面板、8……架台、16…
…レバー、17……支持金具、18……レバーの
前端部、19……レバーの後端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 本体構造物に挿入、手き抜き自在に収納され、
    挿入時に外部と電気的に接続され引き抜き時に外
    部と切り離される端子を有する電気機器ユニツト
    において、ほぼL字形のレバーの自由端部を他端
    部に対してほぼ垂直に折り曲げてなるレバーを、
    前記電気機器ユニツトに回転自在に取り付け、前
    記ユニツトの挿入または引き抜き時に前記レバー
    の他端部が前記本体構造物に係合、離脱するよう
    にしてなる電気機器ユニツトの保護装置。
JP7558983U 1983-05-20 1983-05-20 電気機器ユニツトの保護装置 Granted JPS59180481U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7558983U JPS59180481U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 電気機器ユニツトの保護装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7558983U JPS59180481U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 電気機器ユニツトの保護装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS59180481U JPS59180481U (ja) 1984-12-01
JPH0132379Y2 true JPH0132379Y2 (ja) 1989-10-03

Family

ID=30205654

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7558983U Granted JPS59180481U (ja) 1983-05-20 1983-05-20 電気機器ユニツトの保護装置

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JP (1) JPS59180481U (ja)

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Publication number Publication date
JPS59180481U (ja) 1984-12-01

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