JP2000149745A - 回路遮断装置 - Google Patents

回路遮断装置

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JP2000149745A
JP2000149745A JP10325605A JP32560598A JP2000149745A JP 2000149745 A JP2000149745 A JP 2000149745A JP 10325605 A JP10325605 A JP 10325605A JP 32560598 A JP32560598 A JP 32560598A JP 2000149745 A JP2000149745 A JP 2000149745A
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connection terminal
heating
bus bar
rotation stop
circuit breaker
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JP10325605A
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Noboru Yamaguchi
昇 山口
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Original Assignee
Yazaki Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H39/00Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
    • H01H39/006Opening by severing a conductor
    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01HELECTRIC SWITCHES; RELAYS; SELECTORS; EMERGENCY PROTECTIVE DEVICES
    • H01H39/00Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current
    • H01H2039/008Switching devices actuated by an explosion produced within the device and initiated by an electric current using the switch for a battery cutoff

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車両の異常信号が入力されたとき、回路を短
時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護することが
できる回路遮断装置を提供する。 【解決手段】 テルミットケース25は、第1のバスバ
ー11と第2のバスバー19との間に配置され且つ回動
可能であり、回動前に第1のバスバー11及び第2のバ
スバー19間を導通させ回動後に第1のバスバー11及
び第2のバスバー19間の導通を遮断し、加熱剤27を
充填する。着火部29は、車両の異常時に外部からの異
常信号によりテルミットケース25に充填された加熱剤
27に着火する。ゼンマイ状の伸縮自在な巻きバネ33
は、テルミットケース25を回動力により回動させる。
外ケース15は、巻きバネ33、着火部29及びテルミ
ットケース25を収納するとともに、テルミットケース
25の回動を停止させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電気回路を短時間
で遮断する回路遮断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】車両に設けられる電装システムでは、パ
ワーウインドウ等の負荷に何らかの異常が発生したり、
バッテリーと各負荷とを接続している複数の電線によっ
て構成されたワイヤーハーネス等に何らかの異常が発生
したとき、バッテリーと、ワイヤーハーネスとの間に介
挿された大電流ヒューズを溶断させて、バッテリーと、
ワイヤーハーネスとの間を遮断し、これによって各負荷
やワイヤーハーネス等が焼損するのを防止している。
【0003】しかしながら、このような大電流ヒューズ
を使用した電装システムでは、パワーウインドウ等の負
荷に何らかの異常が発生したり、バッテリーと各負荷と
を接続しているワイヤーハーネス等に何らかの異常が発
生したりしても、大電流ヒューズに予め設定されている
許容値以上の電流が流れないと、これが溶断しないこと
から、許容値に近い大きな電流が連続的に流れていると
き、これを検知して、バッテリーと、ワイヤーハーネス
との間を遮断する各種の保護装置が開発されている。
【0004】図8は保護装置のうち、バイメタルを使用
した保護装置の一例を示す断面図である。図8に示す保
護装置は、絶縁樹脂などによって構成され、上部側にヒ
ューズ収納部102が形成されたハウジング103と、
このハウジング103のヒューズ収納部102を開閉自
在に閉止する蓋113と、上端部分がヒューズ収納部1
02内に突出し、下端が外部に露出するように、ハウジ
ング103の下側に配置され、外部に露出した部分がバ
ッテリー104のプラス端子に接続される電源ターミナ
ル105と、上端部分がヒューズ収納部102に突出
し、下端が外部に露出するように、ハウジング103の
下側に配置され、外部に露出した部分がワイヤーハーネ
ス106を構成する電線107を介して負荷108に接
続される負荷ターミナル109と、ヒューズ収納部10
2内に配置された低融点金属などによって構成され、そ
の一端が電源ターミナル105の上端に接続され、他端
が負荷ターミナル109の上端に接続される可溶体11
0と、電源ターミナル105、負荷ターミナル109の
中間位置となるように、かつ下端が外部に露出するよう
に、ハウジング103の下側に配置され、外部に露出し
た部分がバッテリー104のマイナス端子に接続される
中間ターミナル111と、2種類の金属を張り合わせた
長板状部材によって構成され、下端側が中間ターミナル
111の上端に接続され、上端側がL字状に曲げられて
可溶体110と対向するように配置されるバイメタル1
12とを備えている。
【0005】そして、車両のイグニッションスイッチ等
が操作され、バッテリー104のプラス端子、電源ター
ミナル105、可溶体110、負荷ターミナル109、
ワイヤーハーネス106の電線107、負荷108、バ
ッテリー104のマイナス端子なる経路で、電流が流れ
ているとき、負荷108あるいはこの負荷108と保護
装置101とを接続しているワイヤーハーネス106に
何らかの異常が発生して、可溶体110に許容値以上の
電流が流れたとき、これが発熱して溶断し、負荷108
やワイヤーハーネス106などを保護する。
【0006】また、負荷108あるいは負荷108と保
護装置101とを接続しているワイヤーハーネス106
に何らかの異常が発生し、可溶体110に大きな電流が
流れていても、これが許容値を越えていないとき、可溶
体110に流れている電流によって可溶体110が発熱
し、バイメタル112が変形を開始する。そして、可溶
体110に大きな電流が流れ始めてから、所定時間が経
過した時点で、バイメタル112の先端が可溶体110
に接触して、バッテリー104のプラス端子、電源ター
ミナル105、可溶体110、中間ターミナル111、
バッテリー104のマイナス端子なる経路で、可溶体1
10に大きな短絡電流が流れ、これが溶断する。
【0007】これにより、予め設定されている時間以
上、許容値以下の電流が流れたときにも、回路を遮断し
て、ワイヤーハーネス106や負荷108などを保護す
る。
【0008】また、このような保護装置101以外に保
護装置として、図9に示す保護装置121も開発されて
いる。
【0009】図9に示す保護装置121は、絶縁樹脂な
どによって構成されるハウジング122と、このハウジ
ング122の一側面側に埋設され、下端部分がバッテリ
ー123のプラス端子に接続される電源ターミナル12
4と、ハウジング122の他側面側に埋設され、下端部
分がワイヤーハーネス125を構成する電線126を介
して負荷127に接続される負荷ターミナル128と、
低融点金属等をU字型に形成した可溶導線129及び可
溶導線129を覆うように形成される耐熱被覆130に
よって構成され、一端が電源ターミナル124の上端に
接続され、他端が負荷ターミナル128の上端に接続さ
れる電線131と、マルテンサイト相になっていると
き、図9に示すように、電線131に巻き付けられた形
状にされ、120°C〜170°Cの温度まで加熱され
たとき、電線131を締め付ける形状の母相に戻る形状
記憶合金によって構成されるコイル132と、ハウジン
グ122の外部に設けられ、上端がコイル132の一端
に接続され、下端がバッテリー123のマイナス端子に
接続される外部ターミナル133とを備えている。
【0010】そして、車両のイグニッションスイッチ等
が操作され、バッテリー123のプラス端子、電源ター
ミナル124、電線131の可溶体129、負荷ターミ
ナル128、ワイヤーハーネス125の電線126、負
荷127、バッテリー123のマイナス端子なる経路
で、電流が流れているとき、負荷127あるいは負荷1
27と保護装置121とを接続しているワイヤーハーネ
ス125に何らかの異常が発生して、可溶導線129に
許容値以上の電流が流れたとき、これが発熱して溶断
し、負荷127やワイヤーハーネス125などを保護す
る。
【0011】また、負荷127あるいは負荷127と保
護装置121とをワイヤーハーネス125に何らかの異
常が発生し、可溶導線129に大きな電流が流れていて
も、これが許容値を越えていないとき、可溶導線129
に流れている電流によって可溶導線129が発熱し、コ
イル132の温度が上昇する。そして、可溶導線129
に大きな電流が流れ始めてから、所定時間が経過し、コ
イル132の温度が120°C〜170°Cの温度まで
上昇したとき、コイル132がマルテンサイト相から母
相に遷移して、熱によって軟化している耐熱被覆130
に食い込んで、可溶導線129に接触し、バッテリー1
23のプラス端子、電源ターミナル124、可溶導線1
29、コイル132、外部ターミナル133、バッテリ
ー123のマイナス端子なる経路で、可溶導線129に
大きな短絡電流が流れ、これが溶断する。
【0012】これにより、予め設定された時間以上、許
容値以下の電流が流れたときにも、回路を遮断して、ワ
イヤーハーネス125や負荷127などを保護する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た従来の保護装置101、121にあっては、以下に述
べるような問題があった。
【0014】まず、図8に示す保護装置では、熱膨張率
が異なる2種類の金属を張り合わせたバイメタル112
を使用して、可溶体110に大きな電流が流れているか
どうかを検出しているので、可溶体110に流れる電流
の大きさが変化すると、バイメタル112が変形して、
回路を遮断するまでの時間が変化する。
【0015】このため、大きな電流が断続的に流れるよ
うな故障が発生したとき、可溶体110の温度がある程
度以上、上昇しなくなり、保護装置101が回路を遮断
する前に、ワイヤーハーネス106や負荷108などが
燃え出してしまう虞れがあった。
【0016】一方、図9に示す保護装置121では、形
状合金記憶によって構成されるコイル132を使用し
て、可溶導線129に大きな電流が流れているかどうか
を検出しているので、可溶導線129に流れる電流の大
きさが変化すると、コイル132が変形して、回路を遮
断するまでの時間が変化する。
【0017】このため、大きな電流が断続的に流れるよ
うな故障が発生したとき、可溶導線129の温度がある
程度以上、上昇しなくなり、保護装置121が回路を遮
断する前に、ワイヤーハーネス125や負荷127など
を過度に発熱させてしまう虞れがあった。
【0018】また、図8及び図9に示す保護装置では、
熱変形電導部材であるバイメタル112やコイル132
の熱反応時間が通電電流に左右されていた。さらには、
熱変形電導部材の熱反応が異常時(過電流通電)にタイ
ムリーに作動しない場合があった。
【0019】本発明は、車両の異常信号が入力されたと
き、回路を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保
護することができる回路遮断装置を提供することを課題
とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明は、以下の構成とした。請求項1の発明は、第
1の接続端子と第2の接続端子との間に配置され且つ回
動可能であり、回動前に前記第1の接続端子及び前記第
2の接続端子間を導通させ回動後に前記第1の接続端子
及び前記第2の接続端子間の導通を遮断する導通部が形
成され、加熱剤を充填した加熱部と、車両の異常時に外
部からの異常信号により前記加熱部に充填された加熱剤
に着火する着火部と、前記加熱部を回動力により回動さ
せる伸縮自在な弾性部材と、この弾性部材、前記着火部
及び前記加熱部を収納するとともに、前記加熱部の回動
を停止させる樹脂部材からなる回転停止部が形成された
外容器とを備えることを特徴とする。
【0021】請求項1の発明によれば、まず、通常で
は、外容器に形成された回転停止部が加熱部の回動を停
止させるため、加熱部に形成された導通部が回動前に第
1の接続端子及び第2の接続端子間を導通させる。
【0022】次に、外部からの異常信号により着火部が
着火すると、加熱部に充填された加熱剤が発熱し、その
熱により回転停止部に有する樹脂部材が溶融する。する
と、弾性部材の回動力により加熱部が回動し、回動後に
導通部が第1の接続端子及び第2の接続端子間の導通を
遮断する。このため、第1の接続端子及び第2の接続端
子の電気的接続が遮断されるから、回路を短時間で且つ
確実に遮断して、電気部品を保護することができる。
【0023】請求項2の発明は、前記加熱部には前記着
火部が取り付けられ、前記弾性部材は、ゼンマイ状の巻
きバネからなり、この巻きバネの一端が前記着火部に固
定され、前記巻きバネの他端が前記外容器に固定されて
なることを特徴とする。
【0024】請求項2の発明によれば、ゼンマイ状の巻
きバネの一端が着火部に固定され、巻きバネの他端が外
容器に固定されているため、樹脂部材が溶融すると、巻
きバネが回動し、回動力により着火部に取り付けられた
加熱部を回動させることができる。
【0025】請求項3の発明では、前記導通部は、縦サ
イズが横サイズよりも短く且つ前記横サイズが前記第1
の接続端子及び前記第2の接続端子間を導通させる長さ
を持つ突起部からなり、前記弾性部材は、前記加熱部を
回動力により略90°回動させることを特徴とする。
【0026】請求項3の発明によれば、通常では、突起
部の横サイズにより第1の接続端子及び第2の接続端子
間が導通し、車両の異常時には、弾性部材が加熱部を回
動力により略90°回動させるため、第1の接続端子と
第2の接続端子との間では、突起部は、縦サイズの長さ
となる。このため、突起部は、第1の接続端子と第2の
接続端子とに接続されなくなるため、第1の接続端子及
び第2の接続端子の電気的接続が遮断されるから、回路
を短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護するこ
とができる。
【0027】請求項4の発明では、前記回転停止部は、
前記加熱部に形成された第1の回転停止部と、この第1
の回転停止部に係合し且つ前記外容器に形成された第2
の回転停止部とからなり、この第1の回転停止部及び第
2の回転停止部の少なくとも一方の回転停止部は、前記
樹脂部材からなることを特徴とする。
【0028】請求項4の発明によれば、外容器に形成さ
れた第2の回転停止部が、加熱部に形成された第1の回
転停止部に係合するため、加熱部の回動を停止させるこ
とができ、また、第1の回転停止部及び第2の回転停止
部の少なくとも一方の回転停止部が樹脂部材からなるこ
とで、この樹脂部材が溶融すると、加熱部が回動するこ
とができる。
【0029】請求項5の発明は、前記加熱部の端部には
側壁部が形成され、前記第1の接続端子及び前記第2の
接続端子のそれぞれの先端部と前記側壁部とを低融点材
により接合したことを特徴とする。
【0030】請求項5の発明によれば、第1の接続端子
及び第2の接続端子のそれぞれの先端部と側壁部とを低
融点材により接合したため、加熱剤の発熱により樹脂部
材及び低融点材が溶融すると、弾性部材の回動力により
加熱部が回動し、第1の接続端子及び第2の接続端子の
電気的接続が遮断されるから、回路を短時間で且つ確実
に遮断して、電気部品を保護することができる。また、
第1の接続端子及び第2の接続端子と加熱部との接合部
である低融点材にバネ力が加わらないため、接合部の信
頼性を向上することができる。
【0031】請求項6の発明では、前記加熱剤は、金属
酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とを混合させたテル
ミット剤であることを特徴とするもので、テルミット反
応によりテルミット反応熱を発生することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明の回路遮断装置の実
施の形態を図面を参照して詳細に説明する。図1は実施
の形態の回路遮断装置の遮断前の断面図である。図2は
実施の形態の回路遮断装置の遮断前の上面図である。図
3は回り止め部及びその周辺の構造を示す図である。図
4は図1に示す回路遮断装置のA−A間の断面図であ
る。図5は実施の形態の回路遮断装置の遮断後の断面図
である。図6は実施の形態の回路遮断装置の遮断後の上
面図である。図7は図5に示す回路遮断装置のB−B間
の断面図である。
【0033】図1に示す回路遮断装置において、板状の
長い第1のバスバー11は、例えば、銅または銅合金か
らなり、この第1のバスバー11にはバッテリ等に接続
される丸穴部12が形成されている。第1のバスバー1
1の先端であるバスバー先端部13は、下方に略直角に
曲げられている。
【0034】また、板状の長い第2のバスバー19も、
例えば、銅または銅合金からなり、この第2のバスバー
19には負荷等に接続される丸穴部20が形成されてい
る。第2のバスバー19の先端であるバスバー先端部2
1も、下方に略直角に曲げられている。
【0035】第1のバスバー11と第2のバスバー19
との間には加熱剤27が充填された加熱部としてのテル
ミットケース25が配置されており、このテルミットケ
ース25の左側壁部26aは、第1のバスバー11のバ
スバー先端部13にハンダ(例えば、融点が200°〜
300°)等の低融点材としての低融点金属23により
接合されている。
【0036】テルミットケース25の右側壁部26b
は、第2のバスバー19のバスバー先端部21に低融点
金属23により接合されている。このため、低融点金属
23及びテルミットケース25を介して第1のバスバー
11と第2のバスバー19とが電気的に接続可能となっ
ている。
【0037】テルミットケース25は、熱伝導度が良
く、加熱剤27の発熱で溶けない、例えば、黄銅、銅、
銅合金、ステンレス等を用いると良い。テルミットケー
ス25は、外容器としての外ケース15に収納され、こ
の外ケース15にはケース段部15aが形成され、この
ケース段部15aにはテルミットケース25を収納する
テルミット収納部16が形成されている。外ケース15
は、熱可塑性樹脂等の絶縁材料の容器からなる。
【0038】テルミットケース25には、図4に示すよ
うに、上側が突起した導通部としてのテルミット突起部
25aが形成されており、このテルミット突起部25a
は、図2及び図3に示すように、円筒を一定幅で切断し
たもので、直線状の長手部28aと、円弧状の短部28
bとからなる。
【0039】テルミット突起部25aの上面の高さ位置
は、第1のバスバー11及び第2のバスバー19の高さ
位置と略同一であり、テルミット突起部25aの高さサ
イズは、バスバー先端部13,21のサイズよりも長
く、テルミットケース25の上面がバスバー先端部1
3,21に接触しないようになっている。
【0040】また、テルミットケース25の外周付近に
は凹状の第1の回転停止部としてのテルミット溝部25
bが略180°異なる位置に2個形成されており、ケー
ス段部15aにはテルミット溝部25bに係合する三角
形で凸状の第2の回転停止部としての回り止め部17が
形成されている。この回り止め部17は、樹脂部材から
なり、テルミット突起部25aを有するテルミットケー
ス25及び着火部29の外ケース15内での回動を停止
させる。
【0041】なお、回り止め部17に溝部を形成し、こ
の溝部に係合する樹脂部材からなる突起部をテルミット
ケース25に形成して、テルミットケース25及び着火
部29の外ケース15内での回動を停止させるようにし
ても良い。
【0042】また、テルミットケース25の下部には着
火剤ケース29aを含む着火部29が取り付けられてい
る。着火剤ケース29aは、テルミットケース25とは
例えば、ネジカシメ等により結合されている。着火部2
9は、外ケース15に収納され、着火剤を有し、車両の
衝突事故等の車両の異常時にリード線31に流れる電流
によって発生する発熱により着火剤を点火して加熱剤2
7にテルミット反応熱を発生させるようになっている。
【0043】着火部29と外ケース15とには、図3及
び図4に示すように伸縮自在なゼンマイ状の弾性部材と
しての巻きバネ33が掛け渡されている。図4に示す回
路遮断前状態では、巻きバネ33が圧縮された状態で、
巻きバネ33の巻き始め部33aが着火部29の巻き始
め固定部35aに固定され、巻きバネ33の巻き終り部
33bが外ケース15の巻き終り固定部35bに固定さ
れている。巻き終り固定部35bは、図3に示すよう
に、外ケース15に形成された長溝であり、この長溝に
巻きバネ33の巻き終り部33bが挿通されている。
【0044】巻きバネ33は、圧縮された状態であるた
め、時計方向に回転力を有する。この巻きバネ33の回
転力による着火部29及びテルミットケース25の回動
を停止させるために、前述した回り止め部17が設けら
れている。
【0045】また、回路遮断後の状態では、図7に示す
ように巻きバネ33が時計方向に略90°巻き戻り、巻
きバネ33の巻き戻りにより図5に示すように、テルミ
ットケース25及び着火部29が時計方向に略90°回
動するようになっている。
【0046】なお、低融点金属23としては、例えば、
Sn、Pb、Zn、Al及びCuから選ばれる少なくと
も1種の金属からなる。
【0047】加熱剤27は、例えば、酸化鉄(Fe
23)等の金属酸化物の粉末、アルミニウムの粉末とに
よって構成され、リード線31の発熱によりテルミット
反応を起こして高熱を発生するテルミット剤である。な
お、酸化鉄(Fe23)を用いる代わりに、酸化クロム
(Cr23)、酸化マンガン(MnO2)などを用いて
も良い。
【0048】また、加熱剤27としては、B、Sn、F
eSi、Zr、Ti及びAlの中から選ばれる少なくと
も1種の金属粉末と、CuO、MnO2、Pb34、P
bO2、Fe34およびFe23の中から選ばれる少な
くとも1種の金属酸化物と、アルミナ、ベントナイト、
タルク等からなる添加剤の少なくとも1種の混合物を用
いても良い。このような加熱剤によれば、着火部29に
より容易に着火され、低融点金属23を短時間で溶融す
ることができる。
【0049】次に、このように構成された実施の形態の
回路遮断装置の動作を図面を参照して説明する。
【0050】まず、通常では、図4に示すように、巻き
バネ33は、圧縮された状態であり、この圧縮状態で
は、図2に示すように、テルミット突起部25aに形成
された短部28bが、低融点金属23を介して第1のバ
スバー11と第2のバスバー19とに電気的に接続され
ているため、図示しないバッテリから図示しない負荷に
電流が供給される。
【0051】次に、車両が障害物等に衝突したり、ある
いは車両が崖等から転落したりすると、衝突センサー等
により車両の異常を検知する。車両の異常検知により、
リード線31を通って着火部29へ電流が流れる。
【0052】すると、電流による発熱により着火部29
が発火するため、テルミット剤である加熱剤27が以下
の反応式によりテルミット反応熱を発生する。
【0053】Fe23+2AL→AL23+2Fe+3
86.2Kcal このテルミット反応熱によりテルミットケース25が加
熱され、加熱剤27の発熱とテルミットケース25の熱
により、バスバー先端部13とテルミットケース25の
左側壁部26aとを接合している低融点金属23、バス
バー先端部21とテルミットケース25の右側壁部26
bとを接合している低融点金属23が加熱されて、溶融
する。また、これと同時に、外ケース15のケース段部
15aに形成された回り止め部17が前記熱によって溶
融する。
【0054】すると、巻きバネ33が、図7に示すよう
に反時計方向に略90°巻き戻り、この巻き戻りによ
り、図5及び図6に示すように、テルミットケース25
及び着火部29が反時計方向に略90°回動する。
【0055】すなわち、テルミット突起部25aも反時
計方向に略90°回動するため、短部28bが第1のバ
スバー11及び第2のバスバー19に接触しなくなる。
このため、テルミットケース25と、第1のバスバー1
1及び第2のバスバー19との電気的接続が切断され
る。すなわち、第1のバスバー11と第2のバスバー1
9とが電気的に遮断されて、車両の電気回路が遮断され
ることになる。
【0056】このように、実施の形態の回路遮断装置に
よれば、車両の電気回路を短時間で且つ確実に遮断する
ことができ、電気部品を保護することができる。さら
に、加熱剤27のテルミット反応熱を利用するため、簡
単な構造の回路遮断装置を提供することができる。
【0057】また、回り止め部17が巻きバネ33の回
動力を阻止するため、第1のバスバー11及び第2のバ
スバー19とテルミットケース25との接合部である低
融点金属23に巻きバネ33によるバネ力が加わらない
ため、接合部の信頼性を向上することができる。
【0058】さらに、巻きバネ33を用いているため、
高さ方向(上下方向)に伸縮自在な圧縮バネに比較して
高さ方向のサイズを小さくすることができ、これによっ
て、回路遮断装置の小型化を図ることができる。
【0059】なお、本発明は前述した実施の形態に限定
されるものではない。実施の形態では、巻きバネ33、
回り止め部17及び低融点金属23を設け、回り止め部
17及び低融点金属23が溶融したときに回路を遮断し
たが、例えば、低融点金属23を設けることなく回り止
め17のみを設け、回り止め部17が溶融したときに回
路を遮断するようにしても良い。
【0060】また、実施の形態では、テルミット溝部2
5bが凹部であり、回り止め部17が凸部であったが、
例えば、台形形状、あるいは半円形状をなしたテルミッ
ト溝部及び回り止め部であっても良い。要は、テルミッ
トケース25の回転を停止させるような構造であれば、
テルミット溝部及び回り止め部の形状は、どのような形
状であっても良い。
【0061】また、実施の形態では、巻きバネ33を外
ケース15と着火部29とに掛け渡したが、例えば、巻
きバネ33を外ケース15とテルミットケース25とに
掛け渡すようにしても良い。
【0062】また、実施の形態では、巻きバネ33とし
て、圧縮状態時に回動力を有するバネを用いたが、例え
ば、巻きバネとして、伸張状態時に回動力を有するバネ
を用いても良い。この場合には、巻きバネが伸張状態時
にテルミット突起部25aが図1に示すような状態とな
り、巻きバネが回動後にはテルミット突起部25aが図
4に示すような状態となるようにすれば良い。このほ
か、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で種々変形し
て実施可能であるのは勿論である。
【0063】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、外部からの異
常信号により着火部が着火すると、加熱部に充填された
加熱剤が発熱し、その熱により回転停止部に有する樹脂
部材が溶融し、弾性部材の回動力により加熱部が回動
し、回動後に導通部が第1の接続端子及び第2の接続端
子間の導通を遮断する。このため、第1の接続端子及び
第2の接続端子の電気的接続が遮断されるから、回路を
短時間で且つ確実に遮断して、電気部品を保護すること
ができる。
【0064】請求項2の発明によれば、ゼンマイ状の巻
きバネの一端が着火部に固定され、巻きバネの他端が外
容器に固定されているため、樹脂部材が溶融すると、巻
きバネが回動し、回動力により着火部に取り付けられた
加熱部を回動させることができる。
【0065】請求項3の発明によれば、車両の異常時に
は、弾性部材が加熱部を回動力により略90°回動させ
るため、第1の接続端子と第2の接続端子との間では、
突起部は、縦サイズの長さとなる。このため、突起部
は、第1の接続端子と第2の接続端子とに接続されなく
なるため、第1の接続端子及び第2の接続端子の電気的
接続が遮断されるから、回路を短時間で且つ確実に遮断
して、電気部品を保護することができる。
【0066】請求項4の発明によれば、外容器に形成さ
れた第2の回転停止部が、加熱部に形成された第1の回
転停止部に係合するため、加熱部の回動を停止させるこ
とができ、また、第1の回転停止部及び第2の回転停止
部の少なくとも一方の回転停止部が樹脂部材からなるこ
とで、この樹脂部材が溶融すると、加熱部が回動するこ
とができる。
【0067】請求項5の発明によれば、第1の接続端子
及び第2の接続端子のそれぞれの先端部と側壁部とを低
融点材により接合したため、加熱剤の発熱により樹脂部
材及び低融点材が溶融すると、弾性部材の回動力により
加熱部が回動し、第1の接続端子及び第2の接続端子の
電気的接続が遮断されるから、回路を短時間で且つ確実
に遮断して、電気部品を保護することができる。また、
第1の接続端子及び第2の接続端子と加熱部との接合部
である低融点材にバネ力が加わらないため、接合部の信
頼性を向上することができる。
【0068】請求項6の発明では、加熱剤は、金属酸化
物の粉末、アルミニウムの粉末とを混合させたテルミッ
ト剤であることを特徴とするもので、テルミット反応に
よりテルミット反応熱を発生することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の回路遮断装置の遮断前の断面図で
ある。
【図2】実施の形態の回路遮断装置の遮断前の上面図で
ある。
【図3】回り止め部及びその周辺の構造を示す図であ
る。
【図4】図1に示す回路遮断装置のA−A間の断面図で
ある。
【図5】実施の形態の回路遮断装置の遮断後の断面図で
ある。
【図6】実施の形態の回路遮断装置の遮断後の上面図で
ある。
【図7】図5に示す回路遮断装置のB−B間の断面図で
ある。
【図8】従来のバイメタルを使用した保護装置の一例を
示す断面図である。
【図9】従来の保護装置の他の例を示す断面図である。
【符号の説明】
11 第1のバスバー 13,21 バスバー先端部 15 外ケース 15a ケース段部 16 テルミット収納部 17 回り止め部 19 第2のバスバー 23 低融点金属 25 テルミットケース 25a テルミット突起部 25b テルミット溝部 27 加熱剤 29 着火部 31 リード線 33 巻きバネ 33a 巻き始め部 33b 巻き終り部 35a 巻き始め固定部 35b 巻き終り固定部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の接続端子と第2の接続端子との間
    に配置され且つ回動可能であり、回動前に前記第1の接
    続端子及び前記第2の接続端子間を導通させ回動後に前
    記第1の接続端子及び前記第2の接続端子間の導通を遮
    断する導通部が形成され、加熱剤を充填した加熱部と、 車両の異常時に外部からの異常信号により前記加熱部に
    充填された加熱剤に着火する着火部と、 前記加熱部を回動力により回動させる伸縮自在な弾性部
    材と、 この弾性部材、前記着火部及び前記加熱部を収納すると
    ともに、前記加熱部の回動を停止させる樹脂部材からな
    る回転停止部が形成された外容器と、を備えることを特
    徴とする回路遮断装置。
  2. 【請求項2】 前記加熱部には前記着火部が取り付けら
    れ、前記弾性部材は、ゼンマイ状の巻きバネからなり、
    この巻きバネの一端が前記着火部に固定され、前記巻き
    バネの他端が前記外容器に固定されてなることを特徴と
    する請求項1記載の回路遮断装置。
  3. 【請求項3】 前記導通部は、縦サイズが横サイズより
    も短く且つ前記横サイズが前記第1の接続端子及び前記
    第2の接続端子間を導通させる長さを持つ突起部からな
    り、 前記弾性部材は、前記加熱部を回動力により略90°回
    動させることを特徴とする請求項1記載の回路遮断装
    置。
  4. 【請求項4】 前記回転停止部は、前記加熱部に形成さ
    れた第1の回転停止部と、 この第1の回転停止部に係合し且つ前記外容器に形成さ
    れた第2の回転停止部とからなり、 この第1の回転停止部及び第2の回転停止部の少なくと
    も一方の回転停止部は、前記樹脂部材からなることを特
    徴とする請求項1記載の回路遮断装置。
  5. 【請求項5】 前記加熱部の端部には側壁部が形成さ
    れ、前記第1の接続端子及び前記第2の接続端子のそれ
    ぞれの先端部と前記側壁部とを低融点材により接合した
    ことを特徴とする請求項1記載の回路遮断装置。
  6. 【請求項6】 前記加熱剤は、金属酸化物の粉末、アル
    ミニウムの粉末とを混合させたテルミット剤であること
    を特徴とする請求項1記載の回路遮断装置。
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