JP2000148249A - 位置制御装置 - Google Patents

位置制御装置

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JP2000148249A
JP2000148249A JP10320776A JP32077698A JP2000148249A JP 2000148249 A JP2000148249 A JP 2000148249A JP 10320776 A JP10320776 A JP 10320776A JP 32077698 A JP32077698 A JP 32077698A JP 2000148249 A JP2000148249 A JP 2000148249A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サーボモータにより制御対象の位置を制御す
る装置であって、位置検出信号に重畳するノイズに対し
て高いノイズ除去性能を保持しながら、位置指令追従性
能の劣化や振動現象の発生を抑制できる位置制御装置を
提供する。 【解決手段】 位置検出信号yに重畳するノイズを除去
した位置検出値poを出力するオブザーバ部2と、位置
偏差の発生条件に応じて数値可変する補間定数Gnrを
用いて位置検出信号yと位置検出値poとを補間演算
し、最終的な位置フィードバックとなる位置帰還xを出
力する位置検出補間部3とを備えたノイズリジェクタ1
を搭載する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、位置制御装置、特
に数値制御機械のテーブル等の可動部材の位置制御に用
いられる位置制御装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図5は、サーボモータ(図示しない)に
ギヤ等で結合されて移動可能に形成されたテーブル等の
可動部材からなる対象システム57の位置を制御する従
来の位置制御装置の一例を示すブロック図である。以
下、この位置制御装置の構成と動作について説明する。
位置制御装置には、上位装置(図示しない)より位置指
令値Xが入力される。減算器50は、位置指令値Xから
位置帰還xを減算し位置偏差X−xを算出する。位置検
出信号pは、最終的な制御対象である対象システム57
から出力され、その位置を間接的に示すサーボモータの
回転角位置信号、あるいは対象システム57の位置を直
接検出した位置検出信号である。図5では、位置制御装
置が位置検出信号pを受け取る途中の信号伝送路でノイ
ズwが重畳する場合を示しており、位置検出信号pにノ
イズwが重畳したものが、位置制御装置が実際に受け取
る位置検出信号yになる。加算器58はノイズwの重畳
を示すために仮想的に記載したもので、現実には存在し
ない。本位置制御装置では、位置検出信号yからノイズ
wを除去する目的で設けられたローパスフィルタ(以降
LPFと称す)59を介して位置帰還xを作成する。
【0003】増幅器51は位置偏差X−xを位置ループ
ゲインKv倍に増幅するものであり、この増幅器51の
出力は、位置指令値Xを微分器52で微分して算出した
速度指令値Vと加算器53で加算され、速度指令入力V
mとなる。この速度指令入力Vmは速度制御ループ60
の減算器54に入力される。減算器54では、速度指令
入力Vmからモータ速度vmを減算し、速度偏差Vm−
vmを算出する。この速度偏差Vm−vmは速度AMP
部55によりPI(比例積分)増幅され、トルク指令値
τcとなる。パワー増幅部56は、電力増幅器とサーボ
モータで構成されており、前記トルク指令値τcを増幅
してモータ出力トルクτを出力するもので、その増幅率
はトルク変換定数Ctで表される。モータ出力トルクτ
は対象システム57に供給され、これを駆動する。微分
器52,加算器53は速度指令値Vのフィードフォワー
ド系を構成しており、位置制御応答の高応答化を指向し
ている。尚、図5中の微分器52の符号Sは微分動作を
示すラプラス変換の演算子である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】以上述べた従来の位置
制御装置において、ノイズwが微小な場合、LPF59
は不要になる。LPF59を除去した構成によれば、モ
ータ出力トルクτの急激な変化が求められる加々速度指
令値ΔA(位置指令値Xの3階時間微分値)が大きい時
や、摩擦トルクが急変する移動方向反転時を除いては、
フィードフォワード効果により位置偏差X−xは殆ど発
生しない。しかしながら、ノイズwが大きく、これを除
去する目的でLPF59を付加した場合、フィルタ効果
が位置検出信号pに対しても作用するため、LPF59
のカットオフ角周波数を低くとる程、位置指令への追従
遅れの増大や振動現象が広い動作条件下で生ずるという
問題点があった。このため、除去できるノイズwの下限
周波数をある程度高く設定しなければならないという制
約があり、結果的に十分なノイズ除去性能が得られなか
った。
【0005】加えて、位置偏差X−xが発生する加々速
度指令値ΔAが大きい時や移動方向反転時には、位置の
追従誤差分に対しても同様にフィルタ効果が作用するた
め、追従誤差を減少させるという位置制御装置本来の制
御動作が遅れ、結果的に追従誤差が増大するという問題
点があった。本発明は、これらの問題点を解消するため
になされたもので、本発明の目的は、高いノイズ除去性
能を保持しながら、位置指令への追従遅れ等の追従誤差
の増大を招く追従性能の劣化や振動現象の発生を抑制で
きる位置制御装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、サーボモータ
により制御対象である対象システムの位置を制御する位
置制御装置に関するもので、本発明の上記目的は、位置
検出信号yに重畳するノイズを除去した位置検出値po
を出力するオブザーバ部と、Gnr決定部と、該Gnr
決定部で決定された補間定数Gnrを用いて位置検出信
号yと位置検出値poとを補間演算し位置帰還xを出力
する位置検出補間部とにより構成されるノイズリジェク
タを備えることによって達成される。
【0007】
【発明の実施の形態】図1は、本発明に係る位置制御装
置の構成例のブロック図である。図1において、前述し
た図5と同一の部分については同一の名称及び番号を付
し、その部分についての説明を省略する。ノイズリジェ
クタ1は、オブザーバ部2と位置検出補間部3及びGn
r決定部4で構成されている。オブザーバ部2は、位置
検出信号yと、Gnr決定部4から出力される加速度指
令値Aとに基づいてオブザーバ演算を行い、位置検出値
poを出力する。位置検出補間部3は、Gnr決定部4
から与えられる補間定数Gnrによって位置検出値po
と位置検出信号yとを補間演算し、位置帰還xを出力す
る。Gnr決定部4は、予め初期設定された加々速度定
数ΔA1とΔA2、補間定数Gnrの時間低減定数ΔG
nrの各パラメータと、速度指令値V及び速度指令入力
Vmに基づき、内部演算により算出される前記加速度指
令値Aと補間定数Gnrとを出力する。
【0008】図2は、ノイズリジェクタ1内のオブザー
バ部2と位置検出補間部3の内部構成の一例を示すブロ
ック図である。位置検出信号pが位置指令値Xに一致す
ると想定した時の対象システム57の動作を示すモデル
式は、
【数1】dp/dt=V dV/dt=A となる。また、位置検出信号yは、
【数2】y=p+w であるから、これらの関係から公知の方法により同一次
元オブザーバを構成したものがオブザーバ部2である。
【0009】減算器20は、位置検出信号yからオブザ
ーバ出力となる位置検出値poを減算し、推定位置偏差
y−poを算出する。推定位置偏差y−poは増幅器2
1によりk2倍され、Gnr決定部4から出力される加
速度指令値Aと加算器22において加算されてdvo/
dtとなる。ここでdvo/dtはオブザーバ内部で推
定される推定加速度である。このdvo/dtは積分器
23で積分され推定速度voになる。また、推定位置偏
差y−poは増幅器24でk1倍され、推定速度voと
加算器25で加算され、dpo/dtとなる。このdp
o/dtは積分器26で積分され、オブザーバ出力とな
る前記位置検出値poになる。ここでk1及びk2はオ
ブザーバの極を与える定数である。
【0010】次に、オブザーバ部2の動作をラプラス変
換を用いて表現すると、dpo/dt→Spoは次式で
表せる。
【数3】Spo={A+k2(y−po)}/S+k1
(y−po) 両辺にSを乗じ、A=(S^2)p,y=p+wを代入
してpoについて表現すると、次式となる。
【数4】po=p+{(k1S+k2)/(S^2+k
1S+k2)}w (但し、S^2はSの2乗を示す) ここで、オブザーバ部2の特性方程式を、
【数5】S^2+k1S+k2=(S+ωc)^2 を満たすように、オブザーバの極k1,k2を決定すれ
ば、k1=2ωc,k2=ωc^2となり、数4式は、
【数6】po=p+{(2ωcS+ωc^2)/(S^
2+2ωcS+ωc^2)}w と表現でき、ωcをオブザーバの帯域角周波数と見做す
ことができる。
【0011】また、オブザーバ部2によるノイズ除去特
性を、ノイズw=Wsinωtと定義した時の(po−
p)/wの周波数特性により表現すると、
【数7】ゲイン特性 |(po−p)/w|=[{1+4(ω/ωc)^2}
^(1/2)]/{1+(ω/ωc)^2} (但し、{ }^(1/2)は、{ }の1/2乗を示
す) 位相特性 ∠{po−p)/w}=arc tan[−{2(ω/
ωc)^3}/{1+3(ω/ωc)^2}] となる。数7式より、オブザーバ部2によるノイズ除去
特性は、オブザーバ帯域角周波数ωcで制御でき、(ω
/ωc)が大きい程高くなる。且つ、数6式より、オブ
ザーバによるフィルタ効果は位置検出信号pについては
作用しない。
【0012】以上説明したように、上記オブザーバ部2
の構成によれば、位置指令値Xに一致した位置検出信号
pに対しては、オブザーバによるフィルタ効果が作用し
ない。このため、フィードフォワード効果により位置偏
差X−xが殆ど発生しない。つまり、位置検出信号pが
位置指令値Xに一致する状況下では、十分なノイズ除去
性能を得るためにオブザーバ帯域角周波数ωcを低く設
定した場合であっても、位置の追従遅れの増大や振動現
象の発生を十分抑制できる。
【0013】一方、加々速度指令値ΔAが大きい時や、
摩擦トルクが急変する移動方向反転時は、位置偏差X−
xが発生するため、位置検出信号pが位置指令値Xに一
致しない。このような状況下では、単にオブザーバ部2
の構成のみによれば、位置検出信号pに含まれる指令追
従誤差分についてフィルタ効果が作用し、位置制御に悪
影響を与えてしまう。そこでノイズリジェクタ1内に、
図2に示す構成を有する位置検出補間部3と、図3に示
す構成を有するGnr決定部4とを設け、位置検出信号
pに含まれる指令追従誤差分をより正確且つ位相遅れの
少ない状態で位置帰還xに反映させることにより、位置
制御に与える悪影響を軽減する機能を持たせている。
【0014】以下、図2の位置検出補間部3の動作につ
いて説明する。位置検出補間部3では、減算器30で位
置検出信号yからオブザーバ出力である位置検出値po
を減算し、その結果を増幅器31で補間定数Gnr倍に
増幅し、次いで加算器32で位置検出値poと加算し、
最終的に位置帰還xを作成している。補間定数Gnr
は、0≦Gnr≦1の数値範囲で時間変化する定数であ
り、Gnr決定部4により与えられる。以上のように、
位置検出補間部3は、位置帰還xを位置検出信号yと位
置検出値poの補間値で与えるものであり、その動作を
数式で示せば次式のようになる。
【数8】x=(y−po)Gnr+po=Gnr・y+
(1−Gnr)po つまり、Gnrが0→1となるに従って位置帰還xに占
める位置検出信号yの割合が増大し、Gnr=0の場合
はx=po、Gnr=1の場合はx=yになる。
【0015】図3は、Gnr決定部4の内部構成の一例
を示すブロック図である。以下、図3に示すGnr決定
部4の動作について説明する。まず、外部から入力され
る速度指令値Vを微分器40で微分することにより加速
度指令値Aを算出してオブザーバ部2に出力する一方、
微分器41において加々速度指令値ΔAを演算する。絶
対値化部42は加々速度指令値ΔAの絶対値|ΔA|を
求め、加々速度係数決定部43に入力する。加々速度係
数決定部43は、予め初期設定された加々速度定数ΔA
1,ΔA2と加々速度指令絶対値|ΔA|とを用いて、
下式に基づき補間定数Gnroaを出力する。
【数9】 Gnroa=0 (|ΔA|≦ΔA1時) Gnroa=(|ΔA|−ΔA1)/(ΔA2−ΔA1) (ΔA1<|ΔA|≦ΔA2時) Gnroa=1 (|ΔA|>ΔA2時)
【0016】反転検出部44は速度指令入力Vmの符号
変化により移動方向反転を検出し、次式で与えられる補
間定数Gnrobを出力する。
【数10】 Gnrob=0 (移動方向反転非検出時) Gnrob=1 (移動方向反転検出時) 最大値選択部45は補間定数Gnroaと補間定数Gn
robとを比較し、その最大値を選択して補間定数Gn
roとして出力する。最大値選択部46は、補間定数G
nroと位置検出補間部3に出力される補間定数Gnr
とを比較し、その中の最大値を選択する。減算器47
は、最大値選択部46の選択結果に対して時間低減定数
ΔGnrを減算する。時間低減定数ΔGnrは、Gnr
=1→0となる所要時間をTnrとすると、ΔGnr=
1/Tnrで表される定数である。リミッタ部48は、
減算器47の出力が負の場合はGnr=0に、減算器4
7の出力が1以上の場合はGnr=1に制限するリミッ
タ操作を行う。
【0017】図4は、図3に示すGnr決定部4の動作
の一例を説明するタイムチャートである。本例では、加
々速度指令絶対値|ΔA|と加々速度定数ΔA2が|Δ
A|>ΔA2となる、大きな加々速度指令を含む台形状
の加速度指令による対象システム57の加速動作が示さ
れている。そして、本例では、移動方向反転非検出、す
なわちGnrob=0であるため、最大値選択部45の
出力GnroはGnro=Gnroaになる。また、最
大値選択部46の出力は、Gnro=1の期間のみGn
roとなり、Gnro=0の期間はGnrとなる。位置
偏差X−xは、ノイズwが存在しない場合に発生する位
置偏差を示しており、大きな加々速度指令値ΔAにより
位置偏差X−xが発生する条件下では、補間定数Gnr
≒1となる。よって、位置検出補間部3の出力である位
置帰還xはx≒yとなり、位置検出信号pに含まれる指
令追従誤差分がほぼ正確且つ位相遅れの少ない状態で位
置帰還xに反映される。
【0018】以上のように、上記Gnr決定部4と位置
検出補間部3とは、位置偏差X−xが発生する加々速度
指令値ΔAが大きい時や、摩擦トルクが急変する移動方
向反転時においては、補間定数Gnrを瞬時に大きく決
定して位置帰還x≒yとすることにより、指令追従誤差
分の正確且つ迅速なフィードバックを可能にし、位置制
御性能に与える悪影響を軽減する。また、加々速度指令
値ΔAが減少した後や移動方向反転以後では、時間低減
定数ΔGnrにより補間定数Gnrを漸減させることに
より、位置帰還xの不要の急変を回避しつつ、徐徐に位
置帰還x→poとしていき、ノイズ除去性能を少しずつ
回復させるように動作する。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による位置
制御装置は、速度指令値Vと速度指令入力Vmと位置検
出信号yとから位置帰還xを演算するノイズリジェクタ
を具備することにより、加々速度指令値ΔAが大きい時
や移動方向反転時のような、位置偏差X−xの大半が追
従誤差である条件下において、位置指令追従誤差の正確
且つ迅速なフィードバックを実行し、追従誤差の増大を
招く位置指令追従性能の劣化を軽減することができる。
また、定速動作など加々速度指令値ΔAが小さく且つ移
動方向が不変であり、位置偏差の大半が位置検出信号に
重畳するノイズであるような条件下において、ノイズ成
分についてのみフィルタ効果を作用させ、高いノイズ除
去性能を保持しながら、位置指令追従遅れの増大や振動
現象の発生を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明による位置制御装置の構成例を示すブ
ロック図である。
【図2】 本発明のオブザーバ部2と位置検出補間部3
の構成例を示すブロック図である。
【図3】 本発明のGnr決定部4の構成例を示すブロ
ック図である。
【図4】 本発明のGnr決定部4の動作の一例を説明
するタイムチャートである。
【図5】 従来の位置制御装置の一例を示すブロック図
である。
【符号の説明】
1 ノイズリジェクタ 2 オブザーバ部 3 位置検出補間部 4 Gnr決定部 20 減算器 21,24 増幅器 22,25 加算器 23,26 積分器 30 減算器 31 増幅器 32 加算器 40,41 微分器 42 絶対値化部 43 加々速度係数決定部 44 反転検出部 45,46 最大値選択部 47 減算器 48 リミッタ部 50,54 減算器 51 増幅器 52 微分器 53,58 加算器 55 速度AMP部 56 パワー増幅部 57 対象システム 59 LPF 60 速度制御ループ

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サーボモータにより制御対象である対象
    システムの位置を制御する位置制御装置において、位置
    指令値を時間微分した速度指令値Vと位置制御装置内部
    の速度制御ループ入力となる速度指令入力Vmと位置検
    出信号yとから位置帰還xを演算するノイズリジェクタ
    を具備したことを特徴とする位置制御装置。
  2. 【請求項2】 位置指令値Xを時間微分して速度指令値
    Vを算出する手段と、前記位置指令値Xと制御対象であ
    る対象システムからフィードバックされる位置帰還xと
    の位置偏差X−xを算出する手段と、前記速度指令値V
    と前記位置偏差X−xとに基づき速度指令入力Vmを算
    出する手段と、前記対象システムを動作させるサーボモ
    ータを前記速度指令入力Vmに基づき制御する速度制御
    ループとを備えた位置制御装置において、前記速度指令
    値Vと、前記速度指令入力Vmと、対象システムから出
    力される位置検出信号yとから前記位置帰還xを演算す
    るノイズリジェクタを具備したことを特徴とする位置制
    御装置。
  3. 【請求項3】 前記ノイズリジェクタは、位置指令値を
    2階時間微分した加速度指令値Aと位置検出信号yとか
    らオブザーバ演算により位置検出値poを演算し、位置
    指令値を3階時間微分した加々速度指令値ΔAと前記速
    度指令入力Vmとから算出した時間変化する補間定数G
    nrを用いて前記位置検出信号yと前記位置検出値po
    とを補間演算し、前記位置帰還xを演算する構成を備え
    た請求項1または請求項2のいずれかに記載の位置制御
    装置。
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