JP2000147852A - 画像形成装置の駆動機構 - Google Patents

画像形成装置の駆動機構

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JP2000147852A
JP2000147852A JP10331926A JP33192698A JP2000147852A JP 2000147852 A JP2000147852 A JP 2000147852A JP 10331926 A JP10331926 A JP 10331926A JP 33192698 A JP33192698 A JP 33192698A JP 2000147852 A JP2000147852 A JP 2000147852A
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Japan
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unit
driving
driven unit
drive
gear
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JP10331926A
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Makoto Kikura
真 木倉
Yasuhisa Ebara
康久 荏原
Kazuyoshi Suzuki
一喜 鈴木
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 駆動時に良好な噛み合い精度を保つことので
きる画像形成装置の駆動機構を提供する。 【解決手段】 本発明の画像形成装置の駆動機構は、筐
体1から着脱自在な被駆動ユニット3と、該被駆動ユニ
ット3を筐体1に位置決めする位置決め手段8と、装着
された被駆動ユニット3の歯車7に回転駆動部材6を噛
み合わせて駆動を伝達する駆動手段とを有し、上記位置
決め手段8が、被駆動ユニット3の歯車7と、駆動手段
の回転駆動部材6との噛み合い部分で駆動時に発生する
ラジアル方向の力F1の作用線方向に沿って複数配置さ
れた構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等の画像形成装置の駆動機構に関し、
特に、装置筐体に着脱自在に搭載され、駆動手段に駆動
される被駆動ユニット、例えば定着ユニット、現像ユニ
ット等の位置決め手段に関する。
【0002】
【従来の技術】複写機、プリンタ等の画像形成装置で
は、定着ユニット等を着脱自在に搭載可能としたものが
よく知られている。このようなユニットの駆動機構にお
いては、その搭載位置で駆動ユニット側の歯車に噛み合
うような駆動連結部が構成されている。
【0003】図5は、従来の画像形成装置の駆動連結部
を示す縦断面図であり、図6は、図5のA視図である。
これらの図中、符号1は画像形成装置の本体フレームと
しての筐体、符号2は駆動ユニット、符号3は被駆動ユ
ニットを示している。図5に示すように、駆動ユニット
2は、筐体1の上下側面2箇所にネジ4で締結されるる
とともに、その歯車軸5が筐体1側面部に支持される。
こうして駆動ユニット2の駆動歯車6が、筐体1側面の
所定箇所に位置決めされている。
【0004】被駆動ユニット3は、筐体1側面に位置決
めされている上記駆動歯車6に対し、その従動歯車7が
噛み合うように筐体1内に装着される。ここで、駆動ユ
ニット2の駆動歯車6と、被駆動ユニット3の従動歯車
7との噛み合い精度を上げるために、被駆動ユニット3
の搭載位置の精度を良くする必要がある。このため、例
えば、被駆動ユニット3のケース端面部に2つの位置決
め用ボス8を設け、これらを筐体1側面部の対応する位
置に穿設されたボス孔に嵌入させることで位置決めが施
されている。
【0005】また、騒音の低減に有利であることから、
上記歯車6,7間のような直接接触伝動を行わずに、両
ユニット間にベルトを巻き掛けて伝動するベルト駆動方
式を用いることもある。ベルト駆動方式では、従動歯車
7の代わりにタイミングベルトと噛み合うプーリを用い
るが、この場合もタイミングベルトとの噛み合い精度を
上げるためには、上記と同様にボス8により被駆動ユニ
ット3の位置決めを施すことができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記筐体1に
対して着脱自在な被駆動ユニット3はユニット着脱時の
ガタ等があるため、駆動連結部の位置精度を良好な状態
に保つことが難しかった。したがって、歯車間やプーリ
とベルト間の噛み合わせ精度が低下しやすく、噛み合い
精度の低下により駆動時に駆動ムラや振動が発生し、こ
の結果、不良画像や騒音といった不具合が生じることと
なる。
【0007】また、上記噛み合い精度の低下は、図6に
示すように、駆動時に発生する歯車間のラジアル方向の
駆動力F1が大きな原因となっている。従来の駆動連結
部におけるボス8の配置では、ユニット装着時には精度
が良くとも、駆動時に発生する力F1の影響を受けやす
く被駆動ユニット3の位置精度が狂いやすかった。
【0008】また、ベルト駆動方式においても、やはり
ベルトと歯車との間の噛み合わせ部分にラジアル方向の
駆動力がかかるので、上記歯車6,7間の駆動連結部と
同様の問題が生じていた。
【0009】特に、定着ユニットなど、その軸方向でカ
ップリングギアを連結させるカップリング駆動方式を採
用することができない特殊な構成のユニットでは、図5
及び図6に示したような平歯車列の噛み合わせ機構を採
用せざるを得ないことから、上記のような問題は避けら
れなかった。
【0010】そこで、本発明の目的は、歯車間、又は歯
車とベルト間の噛み合わせ伝動を行う駆動機構であって
も、駆動時に良好な噛み合い精度を保ち、低騒音および
良好な画像品質を実現できる画像形成装置の駆動機構を
提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の画像形成装置の駆動機構は、筐体構造に対して着脱
自在な被駆動ユニットと、該被駆動ユニットを筐体構造
に位置決めする位置決め手段と、位置決めされた被駆動
ユニットの歯車に回転駆動部材を噛み合わせて駆動を伝
達する駆動手段と、を有する画像形成装置の駆動機構に
おいて、上記被駆動ユニットの位置決め手段が、被駆動
ユニットの歯車と上記回転駆動部材との噛み合い部分に
かかる駆動力の作用線方向に複数配置されていることを
特徴としている。
【0012】また、上記被駆動ユニットが、定着ユニッ
トである構成とすることができる。また、上記回転駆動
部材が、平歯車又はベルト部材である構成とすることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例として歯車
駆動方式、及びベルト駆動方式の駆動機構を図面に基づ
いて説明する。図1は、上記歯車駆動方式の実施例を示
す駆動機構の側面図であり、歯車間の噛み合い部分と、
被駆動ユニット3の位置決めボス8との位置関係を示し
ている。本発明に係るこの駆動機構は、被駆動ユニット
3の位置決め手段としてのボス8を、歯車6,7間の噛
み合い部分に生じる駆動力F1に沿って配置したことに
特徴がある。なお、その他の基本的構成は既述の従来例
と同様である。
【0014】被駆動ユニット3の位置決めボス8は、次
のように配置される。駆動手段の回転駆動部材としての
駆動歯車6は、被駆動ユニット2の従動歯車7に対し
て、その回転方向で駆動を伝達するが、この駆動力は、
歯車間の噛み合い部分に生じるラジアル方向の力F1で
示される。そこで、位置決めボス8を上記力F1の作用
線方向に沿って配置する。本実施例では、歯車6,7の
2軸間を結ぶ直線に対するほぼ直角方向の作用線(図1
中の鎖線)上に一致させて、かつ、噛み合い部分を間に
挟むように2箇所にボス8を設けている。
【0015】つぎに、上記被駆動ユニット3として定着
ユニットを使用した場合の本発明の適用例を説明する図
2は、定着ユニット3′の駆動連結部を示す断面図であ
る。定着ユニット3′の定着ローラ9は中空の構造で、
この中空部に加熱用のヒータ10が挿入されて設置され
る。そして、このヒータ10の両端部には温度制御等に
必要な電極コードが接続される。このような特殊な構造
をもつ定着ユニット3′は、定着ローラ9の端部に取り
付けられた定着歯車11の軸方向から駆動歯車6を連結
させるカップリング連結の採用は困難であることから、
図1に示した上記実施例のように平歯車間の直接接触に
よる駆動方式が採用されることとなる。
【0016】図3は、図2のB視図で、駆動連結部の噛
み合わせ部分と、定着ユニット3′の位置決めボス8と
の位置関係を示している。この図に示すように、定着ロ
ーラ9の定着歯車11と、これを駆動する駆動歯車6と
の噛み合わせ部生じる力F1の作用線上の2箇所にボス
8を配置する。これにより駆動時の噛み合わせ精度が良
好に保たれ、ジター画像等の発生を防止できる。
【0017】図4は、ベルト駆動方式の駆動連結部を示
す図で、プーリ12・ベルト13間の噛み合い部分と、
被駆動ユニット3の位置決めボス8との位置関係を示し
ている。このようなベルト駆動方式では、タイミングベ
ルト13が掛けられる従動プーリ12との噛み合い部分
にほぼ均等に回転駆動力がかかる。回転駆動時に噛み合
い部分に生じるラジアル方向の力は、図4に示すような
合力F2で示される。そこで、上記歯車駆動方式の場合
と同様に、ボス8を合力F2の作用線上に一致させると
ともに噛み合い部分を挟むように配置する。このような
ボス8の配置により、駆動時の合力F2が生じても被駆
動ユニット3及びその従動プーリ12の位置がずれず、
噛み合わせ精度の低下が防止される。
【0018】なお、上記実施例では、噛み合い部分に生
じる駆動力F1,F2の作用線上に一致するようボス8
をその2箇所に配置しているが、必要なボス8の個数及
び配置箇所は、ユニットの構成や剛性その他材質等によ
り異なるものである。例えば、力F1,F2に対して平
行に設置するのみでも、その作用線方向でユニットの位
置精度を強化できれば、ボス8をすべて作用線上に一致
させるような構成としなくとも同様の効果を得ることが
できる。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置の駆動機構は、筐体構造に対して着脱自在な被駆動
ユニットと、該被駆動ユニットを筐体構造に位置決めす
る位置決め手段と、位置決めされた被駆動ユニットの歯
車に回転駆動部材を噛み合わせて駆動を伝達する駆動手
段と、を有する画像形成装置の駆動機構において、上記
被駆動ユニットの位置決め手段が、被駆動ユニットの歯
車と上記回転駆動部材との噛み合い部分にかかる駆動力
の作用線方向に複数配置されている構成なので、装置の
駆動時に上記駆動手段の回転駆動部材に対する被駆動ユ
ニットの歯車の噛み合い精度が狂わず、これにより駆動
ムラや振動の発生を防止できる。
【0020】上記被駆動ユニットが、定着ユニットであ
る構成によれば、カップリング駆動が困難な定着ユニッ
トにおいても、上記回転駆動部材と被駆動ユニットの歯
車との噛み合い精度を良好に保つことができる。
【0021】上記回転駆動部材が、ベルト部材である構
成によれば、ベルト駆動方式においても、タイミングベ
ルトと被駆動ユニットの歯車(従動プーリ)との噛み合
い精度を良好に保ち、これにより駆動ムラや振動の発生
を防止できるとともに装置の低騒音化を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る歯車駆動方式の駆動連結部を示す
側面図である。
【図2】本発明に係る定着ユニットの駆動連結部を示す
断面図である。
【図3】図2の駆動連結部のB視図である。
【図4】本発明に係るベルト駆動方式の駆動連結部の側
面図である。
【図5】従来の画像形成装置の駆動連結部を示す断面図
である。
【図6】図5の駆動連結部を示すA視図である。
【符号の説明】
1 筐体構造 2 駆動手段(駆動ユニット) 3,3′ 被駆動ユニット 3′ 定着ユニット 6,13 回転駆動部材(平歯車、タイミングベル
ト) 7,11 被駆動ユニットの歯車(従動歯車、従動プ
ーリ) 8 位置決め手段(ボス、ボス孔) F1,F2 噛み合わせ部分にかかる駆動力

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体構造に対して着脱自在な被駆動ユニ
    ットと、該被駆動ユニットを筐体構造に位置決めする位
    置決め手段と、位置決めされた被駆動ユニットの歯車に
    回転駆動部材を噛み合わせて駆動を伝達する駆動手段
    と、を有する画像形成装置の駆動機構において、上記被
    駆動ユニットの位置決め手段が、上記被駆動ユニットの
    歯車と上記駆動手段の回転駆動部材との間の噛み合い部
    分にかかる駆動力の作用線方向に複数配置されているこ
    とを特徴とする画像形成装置の駆動機構。
  2. 【請求項2】 上記被駆動ユニットが、定着ユニットで
    あることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置の駆
    動機構。
  3. 【請求項3】 上記回転駆動部材が、平歯車又はベルト
    部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載の画
    像形成装置の駆動機構。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6934483B2 (en) * 2002-02-28 2005-08-23 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image heating device, image forming apparatus, image copying machine, and method for controlling temperature
US6968137B2 (en) 2002-02-28 2005-11-22 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Image heating device, image forming apparatus, image copying machine, and method for controlling temperature
JP2012203246A (ja) * 2011-03-25 2012-10-22 Fuji Xerox Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2018018001A (ja) * 2016-07-29 2018-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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