JP2000147372A - 撮影機能付き双眼鏡 - Google Patents

撮影機能付き双眼鏡

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JP2000147372A
JP2000147372A JP33494198A JP33494198A JP2000147372A JP 2000147372 A JP2000147372 A JP 2000147372A JP 33494198 A JP33494198 A JP 33494198A JP 33494198 A JP33494198 A JP 33494198A JP 2000147372 A JP2000147372 A JP 2000147372A
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optical system
photographing
binoculars
observation
imaging
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Koji Akata
弘司 赤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 観察光学系の焦点調節のための光学部材の位
置情報に基づいて撮影光学系の焦点調節を行うようにし
た撮影機能付き双眼鏡を提供すること。 【解決手段】 観察光学系Aの光軸A1方向に変位して
焦点調節を行う第一の光学部材4の位置を検出手段11
により検出する。そして、撮影光学系Bの光軸B1方向
へ変位して焦点調節を行う第二の光学部材を前記第一の
光学部材4の位置情報に基づいて変位させて前記撮影光
学系Bの焦点調節を行う構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、観察物体を観察す
る観察光学系と、この観察光学系で観察する観察物体像
を撮影面上に入射する撮影光学系とを有する撮影機能付
き双眼鏡に関するものである。
【0002】
【従来の技術】撮影機能付き双眼鏡にあっては、撮影光
学系と観察光学系の焦点がそれぞれずれていると、撮影
光学系は合焦状態であるのに、双眼鏡を覗くと観察光学
系の焦点がずれているといったことが生じる。したがっ
て撮影光学系の合焦時において、観察光学系の焦点を合
わせる必要がある。
【0003】従来、この種の撮影機能付き双眼鏡とし
て、例えば、特許第2624556号公報、及び特開平
7−49456号公報のものが知られている。
【0004】特許第2624556号公報に記載の双眼
鏡において、撮影光学系はフォーカスレンズと該フォー
カスレンズを通して得る観察物体の画像を撮像する撮像
素子などを有する。観察光学系は撮影光学系の撮像素子
に撮像された観察物体の像データを再生する再生ユニッ
トと光軸方向に変位可能な接眼レンズなどを有する。そ
して、撮影光学系の焦点調節は撮影素子に撮像された像
データをもとにフォーカスレンズを光軸方向へ変位させ
ることによって行われている。また、観察光学系の焦点
調節は接眼レンズを光軸方向へ変位させることによって
行われている。
【0005】特開平7−49456号公報に記載の双眼
鏡において、撮影光学系は観察光学系の有する対物レン
ズを通して得る観察物体像を撮像する撮像素子を有す
る。観察光学系は光軸方向に変位可能な対物レンズと該
対物レンズを通して得る観察物体像の投影、あるいは撮
影光学系の有する撮像素子で得る観察物体像の表示を可
能とする液晶ディスプレイなどを有する。そして、撮影
光学系の撮像素子による観察物体像の像データをもとに
観察光学系の対物レンズを光軸方向へ変位させることに
よって撮影光学系と観察光学系の焦点調節を行ってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特許第
2624556号公報に記載の双眼鏡においては、撮影
光学系の焦点調節を撮影素子に撮像された像データをも
とに行っている。このため、観察光学系の焦点調節が撮
影光学系の焦点調節に反映されないものであってた。
【0007】特開平7−49456号公報に記載の撮影
機能付き双眼鏡においては、撮影光学系及び観察光学系
が対物レンズを共用しているので、観察光学系の焦点調
節が撮影光学系の焦点調節に反映されるが、観察光学系
の焦点調節は撮像素子の像データをもとに行っている。
このため、観察物体を観察するときも撮影するときも常
に撮像素子及び該撮像素子で撮像した観察物体像を撮像
処理する撮像回路への給電が必要になり、電力消費が大
きくなる傾向がある。
【0008】本発明は上記双眼鏡の実情に鑑みて為され
たものであり、その主要な目的は、観察光学系の焦点調
節を撮影光学系の焦点調節に反映させるために、観察光
学系の焦点調節を行う光学部材の位置情報に基づいて撮
影光学系の焦点調節を行うようにした撮影機能付き双眼
鏡を提供することにある。
【0009】その他の主要な目的は、撮影光学系による
観察物体像の撮影時以外は撮像回路への給電を遮断して
消費電力の低減化を図るようにした撮影機能付き双眼鏡
を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の撮影機能付き双
眼鏡は、 (1):観察物体を観察する観察光学系と、前記観察光
学系で観察する観察物体像を撮影面上に入射する撮影光
学系と、を有する撮影機能付き双眼鏡において、前記観
察光学系の光軸方向に変位して焦点調節を行う第一の光
学部材と、前記撮影光学系の光軸方向に変位して焦点調
節を行う第二の光学部材と、前記第一の光学部材の位置
を検出する検出手段と、を有し、前記検出手段からの前
記第一の光学部材の位置情報に基づいて前記第二の光学
部材を変位させて前記撮影光学系の焦点調節を行うこと
を特徴としている。
【0011】特に、 (1−2):上記(1)の撮影機能付き双眼鏡におい
て、前記第一の光学部材は接眼レンズであること、 (1−3):上記(1)の撮影機能付き双眼鏡におい
て、前記第一の光学部材は対物レンズであること、 (1−4):上記(1)の撮影機能付き双眼鏡におい
て、前記第二の光学部材はフォーカスレンズであるこ
と、 (1−5):上記(1)の撮影機能付き双眼鏡におい
て、前記観察光学系の光軸方向での前記第一の光学部材
の位置情報は前記撮影光学系の焦点調節について設定し
たオートフォーカスのサーチ範囲を規制すること、 (1−6):上記(1−5)の撮影機能付き双眼鏡にお
いて、前記オートフォーカスは山登りオートフォーカス
であること、などを特徴としている。
【0012】また、本発明の撮影機能付き双眼鏡は、 (2):観察物体を観察する観察光学系と、前記観察光
学系で観察する観察物体像を撮影面上に入射する撮影光
学系と、を有する撮影機能付き双眼鏡において、前記撮
影光学系の撮影面上に入射する観察物体像を撮像する撮
像素子と、前記撮像素子が撮像する観察物体像の撮像処
理を行う撮像回路と、前記撮影光学系による観察物体像
の撮影時に操作されるスイッチと、を有し、前記スイッ
チが操作された際に前記撮像回路に給電して前記撮像回
路の動作を開始し、前記スイッチを操作しない前記観察
光学系による観察物体の観察時に前記撮像回路への給電
を遮断して前記撮像回路の動作を停止することを特徴と
している。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る撮影機能付き
双眼鏡を添付図面に基づいて説明する。
【0014】〔第1実施形態例〕図1に本実施形態の撮
影機能付き双眼鏡を最もよく表わす図を示す。
【0015】まず図1を用いて撮影機能付き双眼鏡のメ
カ構成について説明する。なお、本実施形態の撮影機能
付き双眼鏡は、右眼鏡筒と左眼鏡筒とからなるものであ
る。右眼鏡筒は左眼鏡筒と同じように構成されている。
したがって、本実施の形態では、左眼鏡筒のメカ構成を
説明して、右眼鏡筒のメカ構成の説明を省略する。
【0016】図1において、1は対物レンズ、2は第1
補助プリズムである。この第1補助プリズム2は後述す
る第2補助レンズ5と対向する面を反透過な面2aとし
ている。3はダハプリズム、4は接眼レンズ群(第一の
光学部材)、5は第2補助レンズである。6はコンデン
サレンズ7a、絞り7b、補正レンズ7c、フォーカス
レンズ(第二の光学部材)6a、及びCCD等の撮像素
子8からなるカメラ部である。Aは観察光学系で、対物
レンズ1、第1補助プリズム2、ダハプリズム3、及び
接眼レンズ群(以下「接眼レンズ」と称す)4によって
構成されている。Bは撮影光学系で、対物レンズ1、第
1補助プリズム2、第2補助レンズ5、及びカメラ部6
によって構成されている。
【0017】9は接眼レンズ4の保持部材、10は保持
部材9を支持する支持枠、11は保持部材9の絶対位置
を接眼レンズ4の絶対位置として検出するポテンション
メータ等の検出部材(検出手段)、12は観察光学系A
の焦点調節ダイアルである。この焦点調節ダイアル12
は、周知のように回転操作することで支持枠10を観察
光学系Aの光軸A1方向に移動できるように構成されて
いる。
【0018】13はケース部材、14は観察物体の撮影
時に操作される撮影スイッチ(スイッチ)である。この
撮影スイッチ14は、第1ストローク(SW1)と第2
ストローク(SW2)の2段階操作が可能である。15
は観察物体の観察もしくは撮影をする場合のBINO/
PHOTOモードとキャリブレーション(後述)を行う
ためのCALモードとを切り替えるための切り替えスイ
ッチである。16は絞り7aの有する絞り羽根(図示せ
ず)を駆動するための第一のモータ、17は撮影光学系
Bのフォーカスレンズ6aを駆動するための第二のモー
タである。
【0019】次に、保持部材9と支持枠10の結合関
係、保持部材9と検出部材11との結合関係、支持枠1
0と焦点調節ダイヤル12との結合関係について、図2
の要部拡大図を用いて詳細に説明する。図1に示す部材
と同じ部材には同一符号を付してある。
【0020】まず保持部材9と支持枠10の結合関係に
ついて述べる。
【0021】保持部材9は円筒状に形成されて支持枠1
0の貫通穴部10eに嵌合している。貫通穴部10eは
支持枠10を観察光学系Aの光軸A1方向に貫通してい
る。保持部材9の外周面にはカム溝9a,9bが施され
ている。このカム溝9a,9bには支持枠10の穴部1
0eの内周面に設けられた凸部10a,10bがそれぞ
れ嵌合している。したがって、図1に示す双眼鏡の後方
(接眼レンズ4側)からみて、保持部材9をCW方向
(時計回り方向)へ外力によって回転させると、保持部
材9は双眼鏡の内部に引き込まれるように光軸A1方向
に移動する。また保持部材9をCCW方向(反時計回り
方向)へ外力によって回転させると、保持部材9は双眼
鏡の外部に突き出すように光軸A1方向に移動する。こ
の構成は、従来の双眼鏡の視度調節ダイヤル機構と同じ
である。
【0022】次に、保持部材9と検出部材11との接合
関係について述べる。
【0023】検出部材11は、双眼鏡の外郭を構成する
ケース部材13の穴部13cに配置されている。この検
出部材11は、ネジ止め等周知の方法でケース部材13
に固定されている。そして、検出部材11は、観察光学
系Aの光軸A1方向にスライド可能な係合軸部11aを
有し、該係合軸部11aの位置を図示しないラインセン
サーなどによって検出するようになっている。係合軸部
11aは、支持枠10に設けられた光軸A1方向に伸び
た長穴10cを通り、保持部材9の外周面に設けられた
カム溝9cに嵌合している。したがって、図1に示す双
眼鏡の後方(接眼レンズ4側)からみて、保持部材9を
CW方向へ外力によって回転させると、係合軸部11a
は検出部材11に対して双眼鏡の前方に移動する。また
保持部材9をCCW方向へ外力によって回転させると、
係合軸部11aは検出部材11に対して双眼鏡の後方に
移動する。つまり、保持部材9をCW方向又はCCW方
向に回転して観察光学系Aの光軸A1方向へ移動させる
視度調節操作を行うと、接眼レンズ4の光軸A1方向で
の絶対位置が検出部材11により係合軸部11aの位置
として検出される。
【0024】次に、支持枠10と焦点調節ダイアル12
との係合関係について図2と図3を用いて述べる。
【0025】支持枠10に設けられた穴部10dは、ケ
ース部材13に設けられた張り出し部13aに施された
穴部13a−1と、該ケース部材13の後方端部に施さ
れた穴部13bとに支持されたガイド軸30に嵌合して
いる。かゝるガイド軸30による支持枠10とケース部
材13との結合態様は右眼鏡筒においても同じである。
また支持枠10は双眼鏡の中央部に向かって伸びるコの
字状に形成された腕部10f,10gを有し(図3参
照)、固定部材である内ケース23に設けられた長穴2
3aを通り、ガイド部材22の凹部22aに嵌合してい
る。21は右眼鏡筒の支持枠である。この支持枠21
は、左眼鏡筒の支持枠10と同様に、双眼鏡の中央部に
向かって伸びるコの字状に形成された腕部21a,21
bを有し(図3参照)、上記内ケース23に設けられた
長穴23bを通り、ガイド部材22の凹部22aに嵌合
している。そのためガイド部材22に対しては支持枠1
0,21は図3の左右方向(観察光学系Aの光軸A1と
直交する方向)のみ移動可能となっている。この構成は
双眼鏡の眼幅調節が行えるようにしたものである。
【0026】また、ガイド部材22には光軸A1方向に
メネジ部22cが設けられている(図3参照)。このメ
ネジ部22cには焦点調節ダイヤル12に一体的に形成
された主軸12に設けたオネジ部12bが螺合してい
る。このため、焦点調節ダイヤル12を回すと、ガイド
部材22が光軸A1方向(前後方向)に移動するように
なっている。さらに、ガイド部材22には光軸A1方向
に穴部22bが施されている(図3参照)。この穴部2
2bには内ケース23に設けられた支持部23c,23
dにより光軸A1方向に支持されたガイド軸25が嵌合
している。これは焦点調節ダイアル12の回転によっ
て、ガイド部材22が回らないようにするためである。
また、26は焦点調節ダイアル12のオネジ部12bに
螺着されたストッパである。ストッパ26は支持枠1
0,21の光軸A1方向への行き過ぎを規制する役目を
果たしている。なお、焦点調節ダイアル12は内ケース
23に固着された支持部材18とケース部材13に固着
された支持部材24とによってその主軸12が支持され
ている(図1及び図2参照)。
【0027】したがって、焦点調節ダイヤル12をCW
方向又はCCW方向へ回すと、支持枠10が保持部材と
共に光軸A1方向に移動する。これにより観察光学系A
は接眼レンズ4により焦点調節が行われる。そして、保
持部材9の光軸A1方向での位置、即ち、接眼レンズ4
の光軸A1方向での位置が検出部材11により係合軸部
11aの位置として検出される。検出部材11が検出し
た接眼レンズ4の位置情報は後述するシステム制御CP
U47に供給される。
【0028】図1及び図2において、27,28はLE
D等の発光部材である。これらの発光部材27,28は
それぞれ赤、緑の発光色を有する。そして、これらの発
光部材27,28は、支持枠10の貫通穴部10eの側
面近傍かつ対物レンズ1の結像面近傍に配置されてい
る。これは後述のキャリブレーション操作の際の焦点合
わせのガイドの役目を果たす。29はフレキシブルプリ
ント基板で、一方の端部29aが検出部材11と発光部
材27,28にそれぞれ接続され、他方の端部(図示せ
ず)は後述のシステム制御関連の所定の回路基板に接続
されている。
【0029】次に、システム構成について説明する。
【0030】図1において、41は絞り7bの絞り羽根
やフォーカスレンズ6a等を駆動するためのメカ系駆動
回路、42は撮像素子8を動作させるために必要なタイ
ミング信号を発生させるタイミング信号発生回路、43
はタイミング信号発生回路42からの信号を撮像信号駆
動可能なレベルに増幅する撮像素子駆動回路、44は撮
像素子8の出力ノイズ除去のためのCDS(2重サンプ
リング)回路やAGC(ゲインコントロール)回路を備
えた前置処理回路、45は前置処理回路44からの信号
をA/D変換するA/D変換器、46はA/D変換器4
5でA/D変換されたデジタル信号を一旦記憶するメモ
リとその信号を処理する回路を有する撮像信号処理回路
である。
【0031】47は双眼鏡全体のシステムを制御するシ
ステム制御CPU(制御手段)である。システム制御C
PU47は記憶手段としてのメモリ(図示せず)を有す
る。このメモリには、撮影光学系Bのフォーカスレンズ
6aを所定量変位させるためのAF(オートフォーカ
ス)データが記憶されている。なお、撮影光学系BのA
F方式と測光方式は従来よりビデオカメラ等に採用され
ている撮像素子8を用いたTTL方式となっている。
【0032】48は観察光学系Aの操作補助のための合
焦表示や撮影光学系Bのカメラ部6の状態を表わす操作
表示部である。この操作表示部48は第1ストロークS
W1と第2ストロークSW2の2段階操作が可能であ
る。49は撮影光学系Bのカメラ部6と記録媒体50と
を接続するための記録媒体インターフェースである。
【0033】そして、本実施形態例では、タイミング信
号発生回路42、撮像素子駆動回路43、前置処理回路
44、A/D変換器45及び撮像信号処理回路46によ
り、撮像素子8が撮像する観察物体像の撮像処理を行う
撮像回路60を構成している。
【0034】次に、上述したシステム構成の動作フロー
について、図4乃至図6を用いて説明する。
【0035】図4は本実施形態例の双眼鏡を手にした時
から撮影終了までの手順を示すフローチャートである。
【0036】一般に、双眼鏡においては、それぞれの使
用者の視度が同じならば、観察光学系のフォーカスレン
ズ(本実施形態例では接眼レンズ4)の位置は観察物体
に対して一意に定まるが、ほとんどの場合、使用者の視
度に観察光学系の焦点を合わせることを必要とする。つ
まり人の視度の違いによって同じ観察物体でも観察光学
系のフォーカスレンズの位置はまちまちである。
【0037】したがって、本実施形態例の双眼鏡の如
く、観察光学系Aの接眼レンズ4の位置情報を撮影光学
系BのAF(オートフォーカス)に反映させるために
は、まず撮影光学系BのAFによって合焦された物体に
観察光学系Aの焦点を合わせるためのキャリブレーショ
ンを行う必要がある。
【0038】それ故、本実施形態例では、双眼鏡を手に
したら、まず最初に切り替えスイッチ15をCALモー
ドに設定して、キャリブレーションを行う(S40
1)。なお、キャリブレーションについての詳細は後述
する。キャリブレーションが終了すると、システム制御
CPU47には検出部材11の係合軸部11aの位置情
報(初期位置情報)が記憶される。次に双眼鏡を構えて
撮影対象物を双眼鏡の視野内のほぼ中央に入れる(S4
02)。そして焦点調節ダイアル12を操作して観察光
学系Aの焦点調節を行う(S403)。観察光学系Aの
焦点が合うまで焦点調節ダイアル12を調節(S40
4)し、観察光学系Aの焦点が合ったならば撮影スイッ
チ14を押して撮影を行う(S405)。
【0039】この際、撮影スイッチ14のSW1が押さ
れたことをシステム制御CPU47が把握すると、シス
テム制御CPU47は図示しない給電回路のスイッチン
グ素子をONして該給電回路からの撮像回路60への給
電を行うと共に、該撮像回路60の動作を開始する。な
お、システム制御CPU47は撮影スイッチ14のSW
1が押されない限り、給電回路のスイッチング素子をO
FFに維持して撮像回路60の動作を停止する。またシ
ステム制御CPU47は、瞬時に係合軸部11aの位置
を判断し、キャリブレーション時の係合軸部11aの位
置と比較して、接眼レンズ4の基準位置からのずれ量
(観察光学系Bの焦点が合う前の接眼レンズ4の初期位
置と焦点が合ったときの接眼レンズ4の現在位置との差
分情報(変位情報))を求めるとともに、今、観察者
(撮影者)がどの距離にある物体を眺めて(撮影しよう
として)いるのかを算出し、その算出情報を参考にし
て、撮影光学系Bの焦点調節に反映させる。
【0040】詳しくは、システム制御CPU47は、前
記算出情報を撮影光学系Bの焦点調節に反映させるベー
スとなる方式として、例えば、被写体の映像信号により
画面の鮮鋭度を検出し、鮮鋭度を示すピークとなる位置
にフォーカスレンズをサーチしフォーカシングを行う、
いわゆる山登りAF方式のデータをメモリに記憶してい
る。そして、前述の算出情報はフォーカスレンズ6aの
サーチを適切な範囲に限定(規制)して行わせるために
用いられる。
【0041】これにより、撮影光学系Bのオートフォー
カスが、意図しない(観察光学系Aの焦点が合っていな
い)被写体に勝手に焦点を合わせてしまうことを防止す
ることができるとともに、被写体の遠近競合も防止する
ことができる。
【0042】そして、前記システム制御CPU47は、
フォーカスレンズ6aを駆動するための信号を接眼レン
ズ4の位置情報、即ち、接眼レンズ4の基準位置からの
ずれ量に基づいてメカ系駆動回路41を介して第二のモ
ータ17に出力する。これによりフォーカスレンズ6a
が撮影光学系Bの光軸B1方向に移動(変位)して撮影
光学系Bの焦点調節を行い、撮像素子8の撮影面上に観
察物体像を結像させる。
【0043】また、前記システム制御CPU47は、撮
影スイッチ14が操作された際に撮像回路60に給電し
て該撮像回路60の動作を開始し、撮影スイッチ14を
操作しない観察光学系Aによる観察物体の観察時に給電
回路からの撮像回路60への給電を遮断して該撮像回路
60の動作を停止させる。
【0044】これにより、観察光学系Aと撮影光学系B
がシステム制御CPU47や撮像回路60などを介して
電気的に結合していても、観察光学系Aと撮影光学系B
が機構的には独立した構成になっているので、撮影時と
キャリブレーション時以外は撮像回路60への給電を遮
断することができ、消費電力の大幅な低減が可能とな
る。
【0045】前述した如く、撮影スイッチ14のSW1
が押され、すべての処理が完了すると、システム制御C
PU47は発光素子28を緑色に点灯させて、撮影可能
状態を使用者に知らせる。この際、露光量不足など撮影
不可状態のときは発光素子27に赤色を点灯させる。さ
らに撮影スイッチ14が押されてSW2が作動すると、
撮影が行われる。その後、撮像素子8の出力を読み出し
て前置処理回路44でCDS(2重サンプリング)処理
やゲインコントロール等の信号処理を行う。そしてその
出力は、A/D変換器45によりデジタル信号に変換さ
れ、撮像信号処理回路46によって特定のフォーマット
への変換がなされた後、記録媒体I/F49を介して記
録媒体50に記憶される。撮影後、撮影を続行したい場
合はS402に戻り撮影を繰り返す。
【0046】次に、キャリブレーションについて図5を
用いて詳細に説明する。
【0047】キャリブレーションを行うためには、まず
切り替えスイッチ15をキャリブレーションモード(C
AL)に合わせる(S501)。この時点でシステム制
御CPU47は、キャリブレーションモードであること
を把握する。次に、双眼鏡を構えてキャリブレーション
対象物体を無限遠の位置より探し出し視野の中央部に配
置する(S502)。撮影光学系Bのオートフォーカス
がその対象物体に合焦すると、発光素子28が緑色に点
灯し、使用者に撮影光学系Bが合焦したことを知らせ
る。撮影光学系Bが対象物体のコントラストがきわめて
小さかったり、十分な露光量がえられなかったりして適
切でないと、発光素子27が赤色に点灯し、使用者に合
焦不能であることを知らせる(S504)。このような
場合は他の物体をキャリブレーション対象として新たに
観察する(S503)。対象物体の合焦を表わす発光素
子28が点灯したら、今度はキャリブレーション対象物
体に対して右眼鏡筒の観察光学系Aの焦点調節を行う
(S505)。そして右眼鏡筒の観察光学系Aの焦点が
合うまで焦点調節ダイアル12を回す(S506)。右
眼鏡筒の観察光学系Aの焦点が合わせられたら、今度は
左眼鏡筒の観察光学系Aの焦点調節を、視度調節つまみ
(接眼レンズ保持部材9)の操作により行う(S50
7)。視度が合うまで調節が行われ、視度が合わせられ
ると次に確定操作を行う(S509)。これは、撮影ス
イッチ14をSW2まで押すことで行い、その際、シス
テム制御CPU47が確定操作が行われたことを確認す
る。その後、ビープ音もしくは発光素子27,28の点
灯等で完了の合図を行ってもよい。最後に、切り替えス
イッチ15をCALモードからBINOモード/PHO
TOモードに切り替えてすべてのキャリブレーション作
業を終了する。このキャリブレーション操作を行うこと
で、使用者の視度に合った観察光学系Aの接眼レンズ4
のフォーカス位置を、システム制御CPU47に認識さ
せることができる。なお、一度キャリブレーション操作
を行うと、視度調節つまみを動かさない限り、同一の使
用者であれば、その後のキャリブレーションは不要であ
る。
【0048】なお、本実施形態例では、観察光学系Aの
接眼レンズ4を光軸A1方向に移動することで該観察光
学系Aの焦点調節を行う場合を例示したが、他の方式と
して、接眼レンズ4は固定で、対物レンズ1を光軸A1
方向に移動して観察光学系Aの焦点調節を行う方式を採
択しても同様な効果を得ることができる。その場合に
は、前述と同様に対物レンズ1の保持部材にカム溝を施
し、該カム溝に検出部材11の係合軸部11aを嵌合さ
せればよい。
【0049】〔第2実施形態例〕本実施形態例の撮影機
能付き双眼鏡を図6及び図7を用いて説明する。
【0050】本実施形態例では、キャリブレーションの
際にレチクル板を用いる撮影機能付き双眼鏡を例示して
いる。その他の構成については前述した第1実施形態例
の撮影機能付き双眼鏡と同じ構成となっている。このた
め、第1実施形態例の撮影機能付き双眼鏡の構成部材と
同じ構成部材には同一符号を付してその説明を省略す
る。
【0051】図7において、レチクル板51は保持部材
9を支持する支持枠50の貫通穴部50aに配置されて
いる。貫通穴部50eは支持枠50を観察光学系Aの光
軸A1方向に貫通している。そして、前記レチクル板5
1の観察光学系Aにおける光軸A1方向の位置は対物レ
ンズ1の結像面近傍である。
【0052】この場合のキャリブレーションの手順を図
6のフローチャートを用いて説明する。
【0053】まず、切り替えスイッチ15をCALモー
ドに設定する(S601)。次に左眼鏡筒の視度調節を
行う(S602)。視度調節つまみ(接眼レンズ保持部
材9)は、レチクル板51側に設けられていて、図8に
示すように、視野52を見ながら視度調節つまみを操作
して、レチクル板51に刻まれた撮影エリアを示す枠部
52a〜52bがはっきりと見えるように調整する。視
度調節が良好に行われたら(S603)、次に無限遠に
あるキャリブレーション対象物体を観察する(S60
4)。双眼鏡を構えてキャリブレーション対象物体を無
限遠の位置より探し出し視野の中央部に配置する。撮影
光学系Bのオートフォーカスがその対象物体に合焦する
と、発光素子28が緑色に点灯し、使用者に撮影光学系
Bが合焦したことを知らせる。撮影光学系Bが対象物体
のコントラストがきわめて小さかったり、十分な露光量
が得られなかったりして適切でないと、発光素子27が
赤色に点灯し、使用者に合焦不能であることを知らせる
(S606)。このような場合は他の物体をキャリブレ
ーション対象として新たに観察する(S605)。合焦
表示が点灯したら、左眼鏡筒の観察光学系Aの焦点調節
を焦点調節ダイアル12を回すことで行う(S60
7)。焦点調節がよければ(S608)、右眼の視度調
節を不図示の右眼鏡筒の視度調節つまみ(右眼接眼レン
ズ保持部材)を操作することで行う(S609)。右眼
視度調節が完了(S610)したら、次に確定操作を行
う(S611)。これは、撮影スイッチ14をSW2ま
で押すことで行い、その際、システム制御CPU47が
確定操作が行われたことを認識する。その後ビープ音も
しくは発光素子27,28の点灯等で完了の合図を行っ
てもよい。最後に、切り替えスイッチ15をCALモー
ドからBINOモード/PHOTOモードに切り替えて
すべてのキャリブレーション作業を終了する。このキャ
リブレーション操作を行うことで、使用者の視度に合っ
た観察光学系Aの接眼レンズ4のフォーカス位置を、シ
ステム制御CPU47に認識させることができる。な
お、一度キャリブレーション操作を行うと、視度調節つ
まみを動かさない限り、同一の使用者であれば、その後
のキャリブレーションは不要である。
【0054】本実施形態例の撮影機能付き双眼鏡におい
ても、システム制御CPU47は、前述の第1実施形態
例で述べた算出情報を撮影光学系Bの焦点調節に反映さ
せるベースとなる方式として、被写体の映像信号により
画面の鮮鋭度を検出し、鮮鋭度を示すピークとなる位置
にフォーカスレンズをサーチしフォーカシングを行う、
いわゆる山登りAF方式のデータをメモリに記憶してい
る。そして、前述の算出情報はフォーカスレンズ6aの
サーチを接眼レンズ4の基準位置からのずれ量に基づい
て適切な範囲に限定(規制)して行わせるために用いら
れる。
【0055】これにより、撮影光学系Bのオートフォー
カスが、意図しない(観察光学系Aの焦点が合っていな
い)被写体に勝手に焦点を合わせてしまうことを防止す
ることができるとともに、被写体の遠近競合も防止する
ことができる。
【0056】また、前記システム制御CPU47は、撮
影スイッチ14が操作された際に撮像回路60に給電し
て該撮像回路60の動作を開始し、撮影スイッチ14を
操作しない観察光学系Aによる観察物体の観察時に給電
回路からの撮像回路60への給電を遮断して該撮像回路
60の動作を停止させる。
【0057】これにより、観察光学系Aと撮影光学系B
がシステム制御CPU47や撮像回路60などを介して
電気的に結合していても、観察光学系Aと撮影光学系B
が機構的には独立した構成になっているので、撮影時と
キャリブレーション時以外は撮像回路60への給電を遮
断することができ、消費電力の大幅な低減が可能とな
る。
【0058】なお、本実施形態例では、観察光学系Aの
接眼レンズ4を光軸A1方向に移動することで該観察光
学系Aの焦点調節を行う場合を例示したが、他の方式と
して、接眼レンズ4は固定で、対物レンズ1を光軸A1
方向に移動して観察光学系Aの焦点調節を行う方式を採
択しても同様な効果を得ることができる。その場合に
は、前述と同様に対物レンズ1の保持部材にカム溝を施
し、該カム溝に検出部材11の係合軸部11aを嵌合さ
せればよい。
【0059】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の撮影機能
付き双眼鏡によれば、観察光学系の焦点調節のための光
学部材の位置情報に基づいて撮影光学系の焦点調節を行
うことができる。
【0060】また、撮影光学系による観察物体像の撮影
時以外は撮像回路への給電を遮断して消費電力の低減化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る撮影機能付き双眼鏡の第1実施
形態例の構成を示す図
【図2】 第1実施形態例の撮影機能付き双眼鏡の要部
を示す図
【図3】 第1実施形態例の撮影機能付き双眼鏡におけ
る左眼鏡筒と右眼鏡筒の連結部分の説明図、
【図4】 第1実施形態例の撮影機能付き双眼鏡の撮影
手順を示すフローチャート
【図5】 第1実施形態例の撮影機能付き双眼鏡のキャ
リブレーションの手順を示すフローチャート
【図6】 本発明に係る撮影機能付き双眼鏡の第2実施
形態例のキャリブレーションの手順を示すフローチャー
【図7】 第2実施形態例の撮影機能付き双眼鏡の要部
を示す図
【図8】 第2実施形態例の撮影機能付き双眼鏡に用い
られるレチクル板の説明図
【符号の説明】
A 観察光学系 B 撮影光学系 4 接眼レンズ(第一の光学部材) 6a フォーカスレンズ(第二の光学部材) 8 撮像素子 11 検出部材(検出手段) 14 撮影スイッチ(スイッチ) 47 システム制御CPU(制御手段) 60 撮像回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H039 AA05 AB03 AB13 AB14 AB22 AC04 2H051 AA12 BA45 BA47 BA66 CA02 CB02 CB22 CE14 DA18 DD17 EA01 EA10 EA24 FA03 FA32 FA38 FA48 FA76 GA02 GA13 GB02 GB19

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 観察物体を観察する観察光学系と、前記
    観察光学系で観察する観察物体像を撮影面上に入射する
    撮影光学系と、を有する撮影機能付き双眼鏡において、 前記観察光学系の光軸方向に変位して焦点調節を行う第
    一の光学部材と、前記撮影光学系の光軸方向に変位して
    焦点調節を行う第二の光学部材と、前記第一の光学部材
    の位置を検出する検出手段と、を有し、前記検出手段か
    らの前記第一の光学部材の位置情報に基づいて前記第二
    の光学部材を変位させて前記撮影光学系の焦点調節を行
    うことを特徴とする撮影機能付き双眼鏡。
  2. 【請求項2】 前記第一の光学部材は接眼レンズである
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影機能付き双眼
    鏡。
  3. 【請求項3】 前記第一の光学部材は対物レンズである
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影機能付き双眼
    鏡。
  4. 【請求項4】 前記第二の光学部材はフォーカスレンズ
    であることを特徴とする請求項1に記載の撮影機能付き
    双眼鏡。
  5. 【請求項5】 前記観察光学系の光軸方向での前記第一
    の光学部材の位置情報は前記撮影光学系の焦点調節につ
    いて設定したオートフォーカスのサーチ範囲を規制する
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮影機能付き双眼
    鏡。
  6. 【請求項6】 前記オートフォーカスは山登りオートフ
    ォーカスであることを特徴とする請求項5に記載の撮影
    機能付き双眼鏡。
  7. 【請求項7】 観察物体を観察する観察光学系と、前記
    観察光学系で観察する観察物体像を撮影面上に入射する
    撮影光学系と、を有する撮影機能付き双眼鏡において、 前記撮影光学系の撮影面上に入射する観察物体像を撮像
    する撮像素子と、前記撮像素子が撮像する観察物体像の
    撮像処理を行う撮像回路と、前記撮影光学系による観察
    物体像の撮影時に操作されるスイッチと、を有し、前記
    スイッチが操作された際に前記撮像回路に給電して前記
    撮像回路の動作を開始し、前記スイッチを操作しない前
    記観察光学系による観察物体の観察時に前記撮像回路へ
    の給電を遮断して前記撮像回路の動作を停止することを
    特徴とする撮影機能付き双眼鏡。
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