JP2000147000A - ピエゾ抵抗体を用いたセンサ及び加速度センサ - Google Patents

ピエゾ抵抗体を用いたセンサ及び加速度センサ

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JP2000147000A
JP2000147000A JP10332090A JP33209098A JP2000147000A JP 2000147000 A JP2000147000 A JP 2000147000A JP 10332090 A JP10332090 A JP 10332090A JP 33209098 A JP33209098 A JP 33209098A JP 2000147000 A JP2000147000 A JP 2000147000A
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piezoresistor
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Takeshi Yagi
健 八木
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    • G01P15/02Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses
    • G01P15/08Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values
    • G01P2015/0805Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration
    • G01P2015/0822Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass
    • G01P2015/084Measuring acceleration; Measuring deceleration; Measuring shock, i.e. sudden change of acceleration by making use of inertia forces using solid seismic masses with conversion into electric or magnetic values being provided with a particular type of spring-mass-system for defining the displacement of a seismic mass due to an external acceleration for defining out-of-plane movement of the mass the mass being suspended at more than one of its sides, e.g. membrane-type suspension, so as to permit multi-axis movement of the mass

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 温度特性の悪化や歩留りの低下や素子サイズ
の大型化を招くことなく、電源投入後に検出信号を短時
間で安定させ、消費電力の低減を図る。 【解決手段】 錘部102の周辺が、可撓部103を介
して固定部101に支持される。可撓部103には、不
純物の拡散によりピエゾ抵抗体111〜114,121
〜124,131〜134が形成される。W−W線上の
4つのピエゾ抵抗体131,132は、2回の折り返し
を持つ形状を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不純物の拡散によ
り可撓部に形成されたピエゾ抵抗体を用い、このピエゾ
抵抗部の抵抗値の変化に基づいて所定の検出を行う半導
体センサ、例えば、加速度センサ、圧力センサ、流量セ
ンサなどに関するものである。
【0002】
【従来の技術】加速度、圧力、流体の流量等の検出を行
うセンサとして、可撓部に不純物の拡散によって1個以
上のピエゾ抵抗体が形成され、前記可撓部に生じた機械
的変形により引き起こされる前記ピエゾ抵抗体の抵抗値
の変化に基づいて、所定の検出を行うセンサがある。こ
のようなセンサの一種として、例えば3次元方向の加速
度を検出するための3次元加速度センサが、従来から提
供されている。
【0003】この従来の加速度センサの構造について、
図10及び図11を参照して説明する。図10は従来の
加速度センサを示す図であり、図10(a)はその概略
平面図、図10(b)は図10(a)中のW−W線に沿
った概略断面図である。図11は、図10(a)中の点
線で囲まれたA部を拡大して示す概略拡大斜視図であ
る。説明の便宜上、図10及び図11に示すように、互
いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を定義する。XY平面
は、後述するSi基板の面と平行である。
【0004】この従来の加速度センサは、Si基板の厚
肉部により構成された固定部1及び錘部2と、前記Si
基板の薄肉部によりダイヤフラムとして構成された可撓
部3と、X軸方向の加速度を測定するための第1群の4
個のピエゾ抵抗体11〜14(それぞれの抵抗値をRx
1〜Rx4とする)と、Y軸方向の加速度を測定するた
めの第2群の4個のピエゾ抵抗体21〜24(それぞれ
の抵抗値をRy1〜Ry4とする)と、Z軸方向の加速
度を測定するための第3群の4個のピエゾ抵抗体31〜
34(それぞれの抵抗値をRz1〜Rz4とする)とを
備えている。錘部2の周辺は全体に渡って可撓部3を介
して固定部1に支持されている。
【0005】ピエゾ抵抗体11〜14は、錘部2を中心
として固定部1側にX軸方向に延びるX−X線上におい
て、可撓部3に形成されている。ピエゾ抵抗体21〜2
4は、錘部2を中心として固定部1側にY軸方向に延び
るY−Y線上において、可撓部3に形成されている。ピ
エゾ抵抗体31〜34は、錘部2を中心として固定部1
側にZ軸に対して直交しX軸及びY軸に対して45゜を
なす軸の方向に延びるW−W線上において、可撓部3に
形成されている。ピエゾ抵抗体11〜14は、錘部2に
対する一方の側の可撓部3における固定部側1の箇所及
び錘部2側の箇所並びに錘部2に対する他方の側の可撓
部3における固定部1側の箇所及び錘部2側の箇所に、
それぞれ形成されている。ピエゾ抵抗体21〜24及び
ピエゾ抵抗体31〜34についても同様である。ピエゾ
抵抗体11〜14,21〜24,31〜34は、前記S
i基板上の素子形成領域面の不純物型とは異なる不純物
を注入や拡散によりドープして形成されている。例え
ば、素子形成領域面の不純物型がp型の場合、ピエゾ抵
抗体11〜14,21〜24,31〜34はn型にな
る。
【0006】また、この加速度センサは、ピエゾ抵抗体
11〜14,21〜24,31〜34に対して、後述す
る図12に示すブリッジによる検出回路を構成し得るよ
うに電気的な接続を行う配線部40を備えている。配線
部40は、多結晶SiやAlなどによって構成されてい
る。図面には示していないが、ピエゾ抵抗体11〜1
4,21〜24,31〜34と配線部40との間にはシ
リコン酸化膜などの絶縁膜が形成され、両者の間はコン
タクト部40aにより接続されている。
【0007】なお、図10(a)及び図11には示して
いないが、ピエゾ抵抗体11〜14,21〜24,31
〜34上及び配線40上を含む基板上の全体には、図1
0(b)に示すように、保護膜としてシリコン酸化膜な
どの絶縁膜41が形成されている。この絶縁膜41に
は、配線部40の所定箇所を外部に対して電気的に接続
するためのコンタクトホール42が形成されている。
【0008】この従来の加速度センサでは、前述した構
成要素以外にも、ピエゾ抵抗体11〜14,21〜2
4,31〜34と配線部40とのコンタクトをとるため
の不純物拡散層などが設けられているが、それらの図示
は省略している。
【0009】そして、この従来の加速度センサでは、全
てのピエゾ抵抗体11〜14,21〜24,31〜34
は、図10及び図11に示すように、単に直線状に延び
た形状を有するのみであるとともに、それらの側面(基
板の厚み方向に沿った面)はSi基板に完全に埋没して
いた。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の加速度センサでは、図12に示すブリッジによる検
出回路にて加速度を検出する場合、X軸方向及びY軸方
向の加速度検出信号に比べて、Z軸方向の加速度検出信
号が電源投入後に安定するのに時間が長くかかるという
問題があった。この点について、図12〜図15及び表
1を参照して、前記従来の加速度センサによる加速度検
出原理と共に説明する。
【0011】
【表1】 図12は前記従来の加速度センサの検出回路を示し、図
12(a)はX軸方向の加速度を検出する検出回路を示
す電気回路図、図12(b)はY軸方向の加速度を検出
する検出回路を示す電気回路図、図12(c)はZ軸方
向の加速度を検出する検出回路を示す電気回路図であ
る。図12中、51〜53は電源、54〜56は各軸方
向の加速度検出信号をそれぞれ得る電圧計である。
【0012】図13はX軸方向にのみ加速度(それによ
り錘部2に作用する力はFxとする)が加わった場合の
状態、図14はY軸方向にのみ加速度(それによる力は
Fyとする)が加わった場合の状態を示し、図15はZ
軸方向にのみ加速度(それによる力はFzとする)が加
わった場合の状態を示す。図13(a)、図14(a)
及び図15(a)は図10(a)中のX−X線に沿った
概略断面を示し、図13(b)、図14(b)及び図1
5(b)は図10(a)中のY−Y線に沿った概略断面
を示し、図13(c)、図14(c)及び図15(c)
は図10(a)中のW−W線に沿った概略断面を示す。
【0013】表1中の「Fx作用」、「Fy作用」及び
「Fz作用」の行は、図13〜図15に示すそれぞれの
状態における各ピエゾ抵抗体11〜14,21〜24,
31〜34の抵抗値Rx1〜Rx4,Ry1〜Ry4,
Rz1〜Rz4の増減を示し、表1中の「+」はその増
加、「−」はその減少を示す。
【0014】前記従来の加速度センサでは、錘部2に加
速度による力Fが加わると、図13〜図15に示すよう
に、可撓部3が変形する。この時、可撓部3上に形成さ
れた各ピエゾ抵抗体11〜14,21〜24,31〜3
4には圧縮又は引っ張り方向の力が加わることになり形
状が変形する。この変形により、ピエゾ抵抗体11〜1
4,21〜24,31〜34の抵抗値が変化する。この
抵抗値の変化を図12中の電圧計54〜56により電圧
値や電流値の変化としてとらえ、その変化の大きさを加
速度の大きさとして検出する。
【0015】例えば、図13に示すようにX軸方向に力
Fxが加わった場合、各ピエゾ抵抗体の抵抗値の増減は
表1中の「Fx作用」の行のようになり、可撓部3の変
形はX−X線方向とW−W線方向で起きるが、W−W線
方向では、図12に示すブリッジ回路の構成によってピ
エゾ抵抗値の増減の影響が打ち消されるため、加速度と
して電圧の変化を検出するのはX軸方向の加速度のみと
なる。また、図14に示すようにY軸方向に力Fyが加
わった場合、各ピエゾ抵抗体の抵抗値の増減は表1中の
「Fy作用」の行のようになり、可撓部3の変形はY−
Y線方向とW−W線方向で起きるが、W−W線方向では
図12に示すブリッジ回路の構成から、ピエゾ抵抗値の
増減の影響が打ち消されるため、加速度として電圧の変
化を検出するのはY軸方向の加速度のみとなる。そし
て、図15に示すようにZ軸方向に力Fzが加わった場
合、各ピエゾ抵抗体の抵抗値の増減は表1中の「Fz作
用」の行のようになり、可撓部3の変形はX−X線方向
とY−Y線方向とW−W線方向で起きるが、図12に示
すブリッジ回路の構成から、X−X線方向及びY−Y線
方向ではピエゾ抵抗値の増減の影響が打ち消されるた
め、加速度として電圧の変化を検出するのはZ軸方向の
加速度のみとなる。
【0016】ここで、図15に示すようにZ軸方向に加
速度が加わった場合には、図13及び図14に示すよう
にX軸方向やY軸方向に加速度が加わった場合とは可撓
部3の変形の様子が異なり、可撓部3が錘部2を中心と
し左右で対称な変形となる。このような変形は、図12
に示すブリッジ回路の構成から、図12(c)中のZ軸
方向加速度検出用の電圧計56のみで検出される。この
ことから、図12(c)に示すZ軸方向加速度検出用の
検出回路は、Z軸方向の加速度の変化のみならず、加速
度以外の原因で可撓部3が対称に変形するような変化、
すなわち熱膨張や熱収縮による可撓部3の伸び縮みの変
化をも検出してしまう。よって、ピエゾ抵抗体内部を流
れる電流によりピエゾ抵抗体自体が発熱し、それにより
可撓部3が変形した場合、図12(c)に示すZ軸方向
加速度検出用の検出回路は、この変形もZ軸方向の加速
度が加わったときと同様に検出してしまう。このため、
ピエゾ抵抗体と可撓部3全体が熱平衡状態に達するまで
Z軸方向の信号出力が変化し続け安定しない。その結
果、X軸方向及びY軸方向の加速度検出信号に比べて、
Z軸方向の加速度検出信号が電源投入後に安定するのに
時間が長くかかるという問題が生じていたのである。
【0017】このように、前記従来の加速度センサにお
いては、電源投入直後ではZ軸方向の信号出力が比較的
長い時間安定しないため、電源投入直後には正確な加速
度の検出が不可能であり、正確な加速度を検出する場合
は、加速度を測定すべき時点より前に、信号出力が安定
するのに必要な比較的長い時間だけ早く電源を投入する
必要があった。したがって、消費電力を少なくするため
に、必要な時にだけ電圧を印加するような装置構成をと
ることができず、余分な消費電力の増加を招いていた。
【0018】このような事態を防ぐためには、ピエゾ抵
抗体での発熱を抑え、熱による可撓部の変形量を抑える
ことが考えられる。その方法としては、例えばピエゾ抵
抗体の抵抗値を高くすることにより、通電する電流量を
下げる方法が考えられる。この抵抗値を高くするために
は、ピエゾ抵抗体の不純物濃度を下げるか、ピエゾ抵抗
体の幅を狭くするか、あるいは、ピエゾ抵抗体の長さを
長くする方法が考えられる。しかしながら、いずれの方
法によっても、次のような新たな問題が生じてしまう。
【0019】すなわち、ピエゾ抵抗体の温度特性の最適
値は不純物濃度と基板の結晶方位で制限されてしまうた
め、ピエゾ抵抗体の不純物濃度を変更すると、その温度
特性が悪化してしまう。また、ピエゾ抵抗体の幅を狭く
すると、つまり細線化すると、断線などが起こり易く歩
留まりの低下を招くという問題が生じる。また、ピエゾ
抵抗体の長さを直線方向に長くすると、所望の検出感度
を保つためには可撓部3を大きくせざるを得ず、素子サ
イズが大きくなってしまうという問題が生じる。
【0020】以上、3次元方向の加速度を検出するため
の3次元加速度センサを例に挙げて説明したが、前述し
た事情は、可撓部の熱膨張や熱収縮による可撓部の伸び
縮みの変化が検出信号に現れるような、1次元又は2次
元の加速度センサや圧力センサや流量センサなどの種々
のセンサについても、同様である。
【0021】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たもので、温度特性の悪化や歩留りの低下や素子サイズ
の大型化を招くことなく、電源投入後に検出信号を短時
間で安定させることができ、ひいては消費電力の低減を
図ることができるセンサを提供することを目的とする。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、本発明の第1の態様によるセンサは、可撓部に形成
された1個以上のピエゾ抵抗部を備え、前記各ピエゾ抵
抗部が少なくとも1つのピエゾ抵抗体を有し、前記1個
以上のピエゾ抵抗部の抵抗値の変化に基づいて所定の検
出を行うセンサにおいて、前記1個以上のピエゾ抵抗部
のうちの少なくとも1個のピエゾ抵抗部が、1回以上の
折り返しを持つ形状を有するものである。
【0023】この第1の態様によれば、ピエゾ抵抗部が
1回以上の折り返しを持つ形状を有しているので、ピエ
ゾ抵抗部の実質的な長さを長くしてその抵抗値を高めつ
つ、ピエゾ抵抗部の見かけ上の長さを短くして局所的に
配置することができる。したがって、ピエゾ抵抗体の不
純物濃度を変更することによる温度特性の悪化や、ピエ
ゾ抵抗体の幅を狭くすることによる歩留りの低下や、素
子サイズの大型化を招くことなく、通電によるピエゾ抵
抗体での発熱を抑えて熱による可撓部の変形量を抑える
ことができ、電源投入後に検出信号を短時間で安定させ
ることができ、ひいては消費電力の低減を図ることがで
きる。
【0024】なお、前記第1の態様では、前記ピエゾ抵
抗体が1回の折り返し形状を有してもよいが、前記ピエ
ゾ抵抗体が2回以上の折り返し形状を有していると、ピ
エゾ抵抗部の抵抗値が一層高まって、ピエゾ抵抗体の発
熱の抑制効果が一層高まるので、より好ましい。
【0025】本発明の第2の態様によるセンサは、前記
第1の態様によるセンサにおいて、前記少なくとも1個
のピエゾ抵抗部が、単一のピエゾ抵抗体で構成される
か、あるいは、互いに並列された複数のピエゾ抵抗体と
前記折り返しの部分を構成する配線部とから構成された
ものである。
【0026】この第2の態様のように、折り返しの部分
はピエゾ抵抗体自体で構成してもよいし配線部で構成し
てもよい。折り返しの部分を配線部で構成すると、折り
返しの部分もピエゾ抵抗体で構成する場合に比べて、所
望の検出方向に適合しない信号成分がわずかながら検出
信号に含まれてしまうのを防止することができ、検出精
度が高まるので、より好ましい。
【0027】本発明の第3の態様によるセンサは、可撓
部に形成された1個以上のピエゾ抵抗部を備え、前記各
ピエゾ抵抗部が、不純物の拡散によって形成された少な
くとも1つのピエゾ抵抗体を有し、前記1個以上のピエ
ゾ抵抗部の抵抗値の変化に基づいて所定の検出を行うセ
ンサにおいて、前記少なくとも1つのピエゾ抵抗体の側
面の少なくとも一部が、直接に又は薄膜を介して空間に
露出したものである。前記薄膜としては、例えば、シリ
コン酸化膜等の酸化膜であってもよい。
【0028】この第3の態様によれば、ピエゾ抵抗体の
側面の少なくとも一部が直接に又は薄膜を介して空間に
露出しているので、通電によりピエゾ抵抗体が発熱して
も、当該ピエゾ抵抗体からの放射冷却効果が大きくな
る。したがって、ピエゾ抵抗体の不純物濃度を変更する
ことによる温度特性の悪化や、ピエゾ抵抗体の幅を狭く
することによる歩留りの低下や、素子サイズの大型化を
招くことなく、熱による可撓部の変形量を抑えることが
でき、電源投入後に検出信号を短時間で安定させること
ができ、ひいては消費電力の低減を図ることができる。
また、前記第3の態様によれば、可撓部において前記空
間を形成することになるため、その部分において可撓部
が一層薄くなり、検出感度が向上する。
【0029】本発明の第4の態様による加速度センサ
は、周辺が可撓部を介して固定部に支持された錘部と、
第1群、第2群及び第3群のそれぞれ4個のピエゾ抵抗
部とを備え、前記第1群の4個のピエゾ抵抗部は、前記
錘部を略々中心として前記固定部側に延びる第1のライ
ン上において、前記可撓部に形成され、前記第2群の4
個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中心として前記固
定部側に延びるとともに前記第1のラインと直交する第
2のライン上において、前記可撓部に形成され、前記第
3群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中心とし
て前記固定部側に前記第1及び第2のラインと異なる方
向に延びる第3のライン上において、前記可撓部に形成
され、前記各群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部に対
する一方の側の前記可撓部における前記固定部側の箇所
及び前記錘部側の箇所並びに前記錘部に対する他方の側
の前記可撓部における前記固定部側の箇所及び前記錘部
側の箇所にそれぞれ形成され、前記各群の各ピエゾ抵抗
部は、少なくとも1つのピエゾ抵抗体を有し、前記各群
の各ピエゾ抵抗部の抵抗値の変化に基づいて加速度を検
出する加速度センサにおいて、前記第1群、第2群及び
第3群のうちの少なくとも1つの群の4個のピエゾ抵抗
部のうちの少なくとも1個のピエゾ抵抗部が、1回以上
の折り返しを持つ形状を有するものである。
【0030】本発明の第5の態様による加速度センサ
は、前記第4の態様による加速度センサにおいて、前記
少なくとも1個のピエゾ抵抗部が、単一のピエゾ抵抗体
で構成されるか、あるいは、互いに並列された複数のピ
エゾ抵抗体と前記折り返しの部分を構成する配線部とか
ら構成されたものである。
【0031】本発明の第6の態様による加速度センサ
は、周辺が可撓部を介して固定部に支持された錘部と、
第1群、第2群及び第3群のそれぞれ4個のピエゾ抵抗
部とを備え、前記第1群の4個のピエゾ抵抗部は、前記
錘部を略々中心として前記固定部側に延びる第1のライ
ン上において、前記可撓部に形成され、前記第2群の4
個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中心として前記固
定部側に延びるとともに前記第1のラインと直交する第
2のライン上において、前記可撓部に形成され、前記第
3群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中心とし
て前記固定部側に前記第1及び第2のラインと異なる方
向に延びる第3のライン上において、前記可撓部に形成
され、前記各群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部に対
する一方の側の前記可撓部における前記固定部側の箇所
及び前記錘部側の箇所並びに前記錘部に対する他方の側
の前記可撓部における前記固定部側の箇所及び前記錘部
側の箇所にそれぞれ形成され、前記各群の各ピエゾ抵抗
部は、不純物の拡散によって形成された少なくとも1つ
のピエゾ抵抗体を有し、前記各群の各ピエゾ抵抗部の抵
抗値の変化に基づいて加速度を検出する加速度センサに
おいて、前記第1群、第2群及び第3群のうちの少なく
とも1つの群の4個のピエゾ抵抗部のうちの少なくとも
1個のピエゾ抵抗部の、前記少なくとも1つのピエゾ抵
抗体の側面の少なくとも一部が、直接に又は薄膜を介し
て空間に露出したものである。
【0032】前記第4乃至第6の態様は、前記第1乃至
第3の態様をそれぞれ3次元加速度センサに適用した例
であり、当該3次元加速度センサに対して前述した第1
乃至第3の態様の利点がそれぞれ得られる。
【0033】なお、前記第1及び第2の態様と前記第3
の態様とを組み合わせてもよいし、前記第4及び第5の
態様と前記第6の態様とを組み合わせてもよいことは、
言うまでもない。これらの場合、ピエゾ抵抗体の発熱の
抑制効果と放射冷却効果の増大の両方が相俟って、熱に
よる可撓部の変形量が一層低減されることになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、本発明によるセンサについ
て、図面を参照して説明する。
【0035】[第1の実施の形態]図1は、本発明の第
1の実施の形態による加速度センサを示す図であり、図
1(a)はその概略平面図、図1(b)は図1(a)中
のW−W線に沿った概略断面図である。図2は、図1
(a)中の点線で囲まれたB部を拡大して示す概略拡大
平面図である。説明の便宜上、図1及び図2に示すよう
に、互いに直交するX軸、Y軸及びZ軸を定義する。X
Y平面は、後述するSi基板の面と平行である。
【0036】本実施の形態による加速度センサは、Si
基板の厚肉部により構成された固定部101及び錘部1
02と、前記Si基板の薄肉部によりダイヤフラムとし
て構成された可撓部103と、X軸方向の加速度を測定
するための第1群の4個のピエゾ抵抗体111〜114
と、Y軸方向の加速度を測定するための第2群の4個の
ピエゾ抵抗体121〜124と、Z軸方向の加速度を測
定するための第3群の4個のピエゾ抵抗体131〜13
4とを備えている。錘部102の周辺は全体に渡って可
撓部103を介して固定部101に支持されている。も
っとも、可撓部103をダイヤフラムとして構成する代
わりに複数の梁として構成し、当該梁を介して錘部10
2の周辺を部分的に固定部101に支持してもよい。
【0037】ピエゾ抵抗体111〜114は、錘部10
2を中心として固定部101側にX軸方向に延びるX−
X線上において、可撓部103に形成されている。ピエ
ゾ抵抗体121〜124は、錘部102を中心として固
定部101側にY軸方向に延びるY−Y線上において、
可撓部103に形成されている。ピエゾ抵抗体131〜
134は、錘部102を中心として固定部101側にZ
軸に対して直交しX軸及びY軸に対して45゜(他の角
度でもよい)をなす軸の方向に延びるW−W線上におい
て、可撓部103に形成されている。ピエゾ抵抗体11
1〜114は、錘部102に対する一方の側の可撓部1
03における固定部側101の箇所及び錘部102側の
箇所並びに錘部102に対する他方の側の可撓部103
における固定部101側の箇所及び錘部102側の箇所
に、それぞれ形成されている。ピエゾ抵抗体121〜1
24及びピエゾ抵抗体131〜134についても同様で
ある。ピエゾ抵抗体111〜114,121〜124,
131〜134は、前記Si基板上の素子形成領域面の
不純物型とは異なる不純物を注入や拡散によりドープし
て形成されている。例えば、素子形成領域面の不純物型
がp型の場合、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜
124,131〜134はn型になる。
【0038】本実施の形態では、ピエゾ抵抗体111〜
114,121〜124,131〜134がそれぞれピ
エゾ抵抗部を構成しており、各ピエゾ抵抗部は単一のピ
エゾ抵抗体で構成されている。
【0039】また、本実施の形態による加速度センサ
は、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜124,1
31〜134に対して、前述した図12に示すブリッジ
による検出回路と同様の検出回路を構成し得るように電
気的な接続を行う配線部140を備えている。配線部1
40は、多結晶SiやAlなどによって構成されてい
る。なお、図面には示していないが、ピエゾ抵抗体11
1〜114,121〜124,131〜134と配線部
140との間にはシリコン酸化膜などの絶縁膜が形成さ
れ、両者の間はコンタクト部140aにより接続されて
いる。
【0040】なお、図1(a)及び図2には示していな
いが、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜124,
131〜134上及び配線140上を含む基板上の全体
には、図1(b)に示すように、保護膜としてシリコン
酸化膜などの絶縁膜141が保護膜として形成されてい
る。この絶縁膜141には、配線部140の所定箇所を
外部に対して電気的な接続を行うためのコンタクトホー
ル142が形成されている。
【0041】本実施の形態では、前述した構成要素以外
にも、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜124,
131〜134と配線部140とのコンタクトをとるた
めの不純物拡散層などが設けられているが、それらの図
示は省略している。
【0042】そして、本実施の形態では、ピエゾ抵抗体
111〜114,121〜124は単に直線状に延びた
形状を有するのみであるが、ピエゾ抵抗体131〜13
4は、図2に示すように、2回(1回又は3回以上でも
よい)の折り返しを持つ形状を有している。前述したよ
うに、ピエゾ抵抗体131〜134がそれぞれピエゾ抵
抗部を構成しており、当該各ピエゾ抵抗部が単一のピエ
ゾ抵抗体で構成されていることから、当該各ピエゾ抵抗
部は、2つの折り返し部分も含めて単一のピエゾ抵抗体
で構成されていることになる。
【0043】本実施の形態による加速度センサにおいて
も、前述した図12に示すブリッジによる検出回路と同
様の検出回路を用いた場合、前述した従来の加速度セン
サと同じ加速度検出原理に従って、X,Y及びZ軸方向
の加速度検出信号を得ることができる。その原理からわ
かるように、ピエゾ抵抗体111〜114の抵抗値に基
づいて得られるX軸方向の加速度検出信号及びピエゾ抵
抗体121〜124の抵抗値に基づいて得られるX軸方
向の加速度検出信号には、熱による可撓部103の伸び
縮みの変化が現れないが、ピエゾ抵抗体131〜134
の抵抗値に基づいて得られるZ軸方向の加速度検出信号
には、熱による可撓部3の伸び縮みの変化が現れる。
【0044】しかしながら、本実施の形態によれば、ピ
エゾ抵抗体131〜134が1回以上の折り返しを持つ
形状を有しているので、ピエゾ抵抗体131〜134の
実質的な長さを長くしてその抵抗値を高めつつ、ピエゾ
抵抗体131〜134の見かけ上の長さを短くして局所
的に配置することができる。したがって、ピエゾ抵抗体
131〜134の不純物濃度を変更することによる温度
特性の悪化や、ピエゾ抵抗体131〜134の幅を狭く
することによる歩留りの低下や、素子サイズの大型化を
招くことなく、通電によるピエゾ抵抗体131〜134
での発熱を抑えて熱による可撓部103の変形量を抑え
ることができ、電源投入後に検出信号を短時間で安定さ
せることができ、ひいては消費電力の低減を図ることが
できる。
【0045】なお、前述した検出回路を用いた場合、ピ
エゾ抵抗体131〜134の発熱により引き起こされる
可撓部103の伸縮の方が、ピエゾ抵抗体111〜11
4,121〜124の発熱により引き起こされる可撓部
103の伸縮に比べて、Z軸方向の加速度検出信号に対
して与える影響が大きい。このため、本実施の形態で
は、ピエゾ抵抗体131〜134のみを折り返しを持つ
形状とし、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜12
4は単なる直線形状のままとしている。しかしながら、
本発明では、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜1
24も折り返しを持つ形状としてもよく、その場合に
は、電源投入後に検出信号をより短時間で安定させるこ
とができる。また、本発明では、ピエゾ抵抗体111〜
114,121〜124,131〜134のうちの任意
の少なくとも1つを折り返しを持つ形状とするとともに
他のピエゾ抵抗体を単なる直線形状のままとしてもよ
い。この場合であっても、前述した従来の加速度センサ
に比べれば、電源投入後に検出信号をより短時間で安定
させることができる。ただし、同じ群の4つのピエゾ抵
抗体は同じ形状であることが好ましい。
【0046】ここで、本実施の形態による加速度センサ
の製造方法の一例について、図4及び図5を参照して説
明する。図4及び図5は、この製造工程を示す概略断面
図であり、図1(b)に対応している。
【0047】まず、Si基板201の第1面に、いわゆ
る半導体製造プロセスによって、ピエゾ抵抗体111〜
114,121〜124,131〜134などを形成す
るための不純物の注入や拡散、シリコン酸化膜等による
保護膜141や多結晶SiやAlなどによる配線部14
0を形成する(図4(a))。
【0048】次に、フォトエッチ法等により、保護膜1
41にコンタクトホール142を形成する。また、Si
基板201の第2面に、エッチング用のマスクパターン
を形成し、KOH溶液などのエッチング液を用いて、所
望の深さまでエッチングすることによって、固定部10
1、錘部102及び可撓部103を形成する(図4
(b))。これにより、本実施の形態による加速度セン
サが完成する。
【0049】ところで、このような加速度センサにおい
ては、検出感度を高めるために、錘部を更に重く構成す
ることが好ましい。このような場合には、図4(b)に
示す工程の後に、更に以下の工程を行えばよい。
【0050】すなわち、Si基板201の錘部102及
び固定部101に、例えば、予め溝加工等を施したガラ
ス基板202などを接合する(図4(c))。その接合
方法としては、例えば、Si基板201とガラス基板2
02を400℃程度に加熱し、このガラス基板201を
負極とし500〜1000V程度の電圧を印加する、い
わゆる陽極接合法を採用することができる。このときに
は、陽極接合法の代わりに、樹脂などの接着剤により接
合してもよい。
【0051】次に、Si基板201と接合したガラス基
板202をダイシングなどにより加工することにより、
ガラス基板202を重錐体構成部202aと支持部20
2bとに分離する(図5(a))。錘部102と重錐体
構成部202aとにより重錐体が構成される。
【0052】更に、重錐体の下部ストッパとなるSi基
板204にエッチング用のマスクパターンを形成し、K
OH溶液などのエッチング液を用いて所望の深さまでエ
ッチングしたものと、図5(a)に示す構造体とを、陽
極接合法により接合する(図5(b))。このときに
は、陽極接合法の代わりに、樹脂などの接着剤により接
合してもよい。この後、図5(b)に示す構造体をダイ
シングソーなどにより個々の加速度センサに分離する。
【0053】[第2の実施の形態]図3は、本発明の第
2の実施の形態による加速度センサの要部を示す概略拡
大平面図であり、図2に対応している。図3において、
図1及び図2中の要素と同一又は対応する要素には同一
符号を付し、その重複する説明は省略する。
【0054】本実施の形態が前記第1の実施の形態と異
なる所は、前記第1の実施の形態では、折り返しを持つ
形状を有するZ軸方向加速度検出用の4個のピエゾ抵抗
部がそれぞれ、折り返し部分も含めて単一のピエゾ抵抗
体131〜134で構成されていたのに対し、本実施の
形態では、折り返しを持つ形状を有するZ軸方向加速度
検出用の4個のピエゾ抵抗部がそれぞれ、互いに並列さ
れた複数のピエゾ抵抗体と折り返し部分を構成する配線
部とから構成されている点のみである。具体的には、本
実施の形態では、第1の実施の形態においてピエゾ抵抗
体131が構成していたピエゾ抵抗部は、図3に示すよ
うに、W−W線方向に延びるように互いに並列された3
つのピエゾ抵抗体231と、折り返し部分を構成する多
結晶SiやAlなどによる2つの配線部232とから構
成されている。第1の実施の形態においてピエゾ抵抗体
132〜134が構成していたピエゾ抵抗部について
も、同様に構成されている。なお、図面には示していな
いが、ピエゾ抵抗体231と配線部232との間にもシ
リコン酸化膜などの絶縁膜が形成され、両者の間はコン
タクト部232aにより接続されている。
【0055】本実施の形態によれば、前記第1の実施の
形態と同様の利点が得られる他、以下の利点も得られ
る。前記折り返し部分は、必然的にW−W線方向と交差
する方向に延びることになる。したがって、前記第1の
実施の形態では、図2に示すように、前記折り返し部分
もピエゾ抵抗体131にて構成されているので、所望の
検出方向に適合しない信号成分(折り返し部分により生
ずる信号成分)がわずかながらZ軸方向加速度検出信号
に含まれてしまうことになる。これに対し、本実施の形
態では、前記折り返し部分が配線部232にて構成され
ているので、このような信号成分がZ軸方向加速度検出
信号に含まれず、検出精度が高まる。
【0056】なお、本実施の形態による加速度センサ
も、前記第1の実施の形態による加速度センサと同様の
製造方法によって製造することができる。
【0057】[第3の実施の形態]図6は、本発明の第
3の実施の形態による加速度センサの要部を示す概略拡
大斜視図であり、図2に対応している。図6において、
図1及び図2中の要素と同一又は対応する要素には同一
符号を付し、その重複する説明は省略する。
【0058】本実施の形態が前記第1の実施の形態と異
なる所は、以下の点のみである。すなわち、前記第1の
実施の形態では、Z軸方向加速度検出用のピエゾ抵抗体
131〜134が折り返しを持つ形状を有しているのに
対し、本実施の形態では、ピエゾ抵抗体111〜11
4,121〜124のみならず、ピエゾ抵抗体131〜
134も単に直線状に延びた形状を有している。そし
て、本実施の形態では、前記第1の実施の形態と異な
り、図6に示すように、ピエゾ抵抗体131〜134の
側面(基板の厚み方向に沿った面)の一部がシリコン酸
化膜等の酸化膜などの薄膜(図示せず)を介して空間3
01に露出している。すなわち、本実施の形態では、前
記空間301は、W−W線方向に延び互いに対向するピ
エゾ抵抗体131の両側面(ここには前記薄膜が形成さ
れている)に沿って、可撓部103に溝としてエッチン
グ等により形成されている。他のピエゾ抵抗体132〜
134に対してもその周囲に同様に溝が形成されてい
る。なお、図面には示していないが、ピエゾ抵抗体13
1と配線部140との間にもシリコン酸化膜などの絶縁
膜が形成され、両者の間はコンタクト部140aにより
接続されている。
【0059】本実施の形態によれば、ピエゾ抵抗体13
1〜134の側面の一部が薄膜を介して空間301に露
出しているので、通電によりピエゾ抵抗体131〜13
4が発熱しても、ピエゾ抵抗体131〜134からの放
射冷却効果が大きくなる。したがって、ピエゾ抵抗体1
31〜134の不純物濃度を変更することによる温度特
性の悪化や、ピエゾ抵抗体131〜134の幅を狭くす
ることによる歩留りの低下や、素子サイズの大型化を招
くことなく、熱による可撓部103の変形量を抑えるこ
とができ、電源投入後に検出信号を短時間で安定させる
ことができ、ひいては消費電力の低減を図ることができ
る。また、本実施の形態によれば、可撓部103におい
て前記空間301を形成することになるため、その部分
において可撓部103が一層薄くなり、検出感度が向上
する。
【0060】本実施の形態では、ピエゾ抵抗体131〜
134の側面の一部を薄膜を介して空間301に露出さ
せているが、薄膜を介することなく直接に空間301に
露出させてもよい。また、本実施の形態では、ピエゾ抵
抗体131〜134に対してのみその周囲に空間301
を形成し、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜12
4の側面はSi基板に完全に埋没させたままとしてい
る。しかしながら、本発明では、ピエゾ抵抗体111〜
114,121〜124に対してもその周囲に空間30
1を形成してもよく、その場合には、電源投入後に検出
信号をより短時間で安定させることができる。また、本
発明では、ピエゾ抵抗体111〜114,121〜12
4,131〜134のうちの任意の少なくとも1つに対
してのみその周囲に空間301を形成とするとともに他
のピエゾ抵抗体の側面は完全に埋没させたままとしても
よい。この場合であっても、前述した従来の加速度セン
サに比べれば、電源投入後に検出信号をより短時間で安
定させることができる。また、前記空間301の深さ
は、ピエゾ抵抗体131〜134の拡散深さと同程度以
上の深さであることが好ましい。これらの点について
は、後述する第4の実施の形態についても同様である。
【0061】本実施の形態による加速度センサの製造方
法は、後述する第4の実施の形態と同様であるので、こ
こでの説明は省略する。
【0062】[第4の実施の形態]図7は、本発明の第
4の実施の形態による加速度センサの要部を示す概略拡
大斜視図であり、図2に対応している。図7において、
図1及び図2中の要素と同一又は対応する要素には同一
符号を付し、その重複する説明は省略する。
【0063】本実施の形態が前記第3の実施の形態と異
なる所は、以下の点のみである。すなわち、前記第3の
実施の形態では、ピエゾ抵抗体131〜134の側面の
一部が薄膜を介して空間301に露出しているのに対
し、本実施の形態では、ピエゾ抵抗体131〜134の
側面の全部がシリコン酸化膜等の酸化膜などの薄膜(図
示せず)を介して空間301に露出している点のみであ
る。すなわち、本実施の形態では、前記空間301は、
ピエゾ抵抗体131の側面の全て(ここには前記薄膜が
形成されている)に沿って、可撓部103に溝としてエ
ッチング等により形成されている。その結果、配線部1
40の一部が空間301によって浮いている。他のピエ
ゾ抵抗体132〜134に対してもその周囲に同様に溝
が形成されている。なお、図面には示していないが、ピ
エゾ抵抗体131と配線部140との間にもシリコン酸
化膜などの絶縁膜が形成され、両者の間はコンタクト部
140aにより接続されている。
【0064】本実施の形態によっても、前記第3の実施
の形態と同様の利点が得られる。ただし、本実施の形態
の方が、ピエゾ抵抗体131〜134からの放射冷却効
果が一層大きくなるので、好ましい。
【0065】ここで、本実施の形態による加速度センサ
の製造方法の一例について、図8及び図9を参照して説
明する。図8及び図9は、この製造工程を示す概略断面
図であり、図1(a)中のW−W線に沿った断面に対応
している。
【0066】まず、Si基板401の第1面に、いわゆ
る半導体製造プロセスによって、ピエゾ抵抗体111〜
114,121〜124,131〜134などを形成す
るための不純物拡散を行う(図8(a))。
【0067】次に、基板401の前記第1面にレジスト
402を塗布しパターニングし、ピエゾ抵抗体131〜
134の周囲の全部を、ウエットエッチング法やドライ
エッチング法により、例えば、ピエゾ抵抗体131〜1
34の端から100μmの幅で、表面から2μm程度エ
ッチングする(図8(b))。このエッチングされた部
分403が、後の工程を経て、前記空間301を構成す
ることになる。ここで、前記エッチングの幅であるが、
ピエゾ抵抗体131〜134での発熱を放射効果により
効率良く空気中に放出するため、ピエゾ抵抗体131〜
134の端から少なくとも0.5μm以上が望ましい。
また、前記エッチングの深さ方向は、同様の理由からピ
エゾ抵抗体131〜134の拡散深さなどを考慮し0.
5μm以上が望ましい。
【0068】次に、レジスト402を除去した後に、こ
の状態のSi基板201を熱酸化して表面にシリコン酸
化膜404を形成した後、前記空間301にレジストな
どによる犠牲層405を形成する(図8(c))。な
お、ピエゾ抵抗体131〜134の側面が露出するよう
にするため、フォトリソ法によりパターニングを行い、
ピエゾ抵抗体131〜134の側面の熱酸化膜をエッチ
ングして除去した後、前記空間301にレジストなどに
よる犠牲層405を形成することも可能である。
【0069】次に、ピエゾ抵抗体111〜114,12
1〜124,131〜134とのコンタクトをとるため
のコンタクトホールをシリコン酸化膜404に形成した
後、多結晶SiやAlなどにより配線部140を形成
し、プラズマCVD法等により保護膜となるシリコン酸
化膜等の絶縁膜406を形成する(図9(a))。
【0070】次いで、保護膜406に配線140と外部
とのコンタクトホール142を形成しする。また、犠牲
層405をエッチングして前記空間301を形成し配線
140の一部を浮かせる。さらに、Si基板401の第
2面に、エッチング用のマスクパターンを形成し、KO
H溶液などのエッチング液を用いて、所望の深さまでエ
ッチングすることによって、固定部101、錘部102
及び可撓部103を形成する(図9(b))。これによ
り、本実施の形態による加速度センサが完成する。
【0071】この後、必要に応じて、前述した図4
(c)〜図5(b)に示す工程と同様の工程を経て、重
錐体構成部202a、支持部202b及び下部ストッパ
204に相当するものを設けてもよい。
【0072】以上、本発明の各実施の形態について説明
したが、本発明はこれらの実施の形態に限定されるもの
ではない。
【0073】例えば、前記第1又は第2の実施の形態と
前記第3又は第4の実施の形態とを組み合わせてもよ
い。すなわち、前記第1及び第2の実施の形態におい
て、折り返しを持つ形状を有するピエゾ抵抗部の単一の
ピエゾ抵抗体131や複数のピエゾ抵抗体231に対し
てその周囲に前記空間301に相当する空間を形成し、
それらのピエゾ抵抗体131,231の側面の一部又は
全部を、シリコン酸化膜等の薄膜を介して又は直接に空
間301に露出するようにしてもよい。
【0074】また、前述した各実施の形態は本発明を3
次元加速度センサに適用した例であったが、本発明は、
1次元又は2次元の加速度センサや圧力センサや流量セ
ンサなどの種々のセンサにも適用することができる。
【0075】
【発明の効果】本発明によれば、温度特性の悪化や歩留
りの低下や素子サイズの大型化を招くことなく、電源投
入後に検出信号を短時間で安定させることができ、ひい
ては消費電力の低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態による加速度センサ
を示す図であり、図1(a)はその概略平面図、図1
(b)は図1(a)中のW−W線に沿った概略断面図で
ある。
【図2】図1(a)中のB部を拡大して示す概略拡大平
面図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態による加速度センサ
の要部を示す概略拡大平面図である。
【図4】図1に示す加速度センサの製造工程を示す概略
断面図である。
【図5】図4に引き続く製造工程を示す概略断面図であ
る。
【図6】本発明の第3の実施の形態による加速度センサ
の要部を示す概略拡大斜視図である。
【図7】本発明の第4の実施の形態による加速度センサ
の要部を示す概略拡大斜視図である。
【図8】本発明の第4の実施の形態による加速度センサ
の製造工程を示す概略断面図である。
【図9】図8に引き続く製造工程を示す概略断面図であ
る。
【図10】従来の加速度センサを示す図であり、図10
(a)はその概略平面図、図10(b)は図10(a)
中のW−W線に沿った概略断面図である。
【図11】図10(a)中の点線で囲まれたA部を拡大
して示す概略拡大斜視図である。
【図12】図10に示す加速度センサの検出回路を示す
電気回路図である。
【図13】図10に示す加速度センサの、X軸方向にの
み加速度が加わった場合の状態を示す概略断面図であ
る。
【図14】図10に示す加速度センサの、Y軸方向にの
み加速度が加わった場合の状態を示す概略断面図であ
る。
【図15】図10に示す加速度センサの、Z軸方向にの
み加速度が加わった場合の状態を示す概略断面図であ
る。
【符号の説明】
101 固定部 102 錘部 103 可撓部 111〜114,121〜124,131〜134,2
31 ピエゾ抵抗体 301 空間

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 可撓部に形成された1個以上のピエゾ抵
    抗部を備え、前記各ピエゾ抵抗部が少なくとも1つのピ
    エゾ抵抗体を有し、前記1個以上のピエゾ抵抗部の抵抗
    値の変化に基づいて所定の検出を行うセンサにおいて、 前記1個以上のピエゾ抵抗部のうちの少なくとも1個の
    ピエゾ抵抗部が、1回以上の折り返しを持つ形状を有す
    ることを特徴とするセンサ。
  2. 【請求項2】 前記少なくとも1個のピエゾ抵抗部が、
    単一のピエゾ抵抗体で構成されるか、あるいは、互いに
    並列された複数のピエゾ抵抗体と前記折り返しの部分を
    構成する配線部とから構成されたことを特徴とする請求
    項1記載のセンサ。
  3. 【請求項3】 可撓部に形成された1個以上のピエゾ抵
    抗部を備え、前記各ピエゾ抵抗部が、不純物の拡散によ
    って形成された少なくとも1つのピエゾ抵抗体を有し、
    前記1個以上のピエゾ抵抗部の抵抗値の変化に基づいて
    所定の検出を行うセンサにおいて、 前記少なくとも1つのピエゾ抵抗体の側面の少なくとも
    一部が、直接に又は薄膜を介して空間に露出したことを
    特徴とするセンサ。
  4. 【請求項4】 周辺が可撓部を介して固定部に支持され
    た錘部と、第1群、第2群及び第3群のそれぞれ4個の
    ピエゾ抵抗部とを備え、 前記第1群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中
    心として前記固定部側に延びる第1のライン上におい
    て、前記可撓部に形成され、 前記第2群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中
    心として前記固定部側に延びるとともに前記第1のライ
    ンと直交する第2のライン上において、前記可撓部に形
    成され、 前記第3群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中
    心として前記固定部側に前記第1及び第2のラインと異
    なる方向に延びる第3のライン上において、前記可撓部
    に形成され、 前記各群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部に対する一
    方の側の前記可撓部における前記固定部側の箇所及び前
    記錘部側の箇所並びに前記錘部に対する他方の側の前記
    可撓部における前記固定部側の箇所及び前記錘部側の箇
    所にそれぞれ形成され、 前記各群の各ピエゾ抵抗部は、少なくとも1つのピエゾ
    抵抗体を有し、 前記各群の各ピエゾ抵抗部の抵抗値の変化に基づいて加
    速度を検出する加速度センサにおいて、 前記第1群、第2群及び第3群のうちの少なくとも1つ
    の群の4個のピエゾ抵抗部のうちの少なくとも1個のピ
    エゾ抵抗部が、1回以上の折り返しを持つ形状を有する
    ことを特徴とする加速度センサ。
  5. 【請求項5】 前記少なくとも1個のピエゾ抵抗部が、
    単一のピエゾ抵抗体で構成されるか、あるいは、互いに
    並列された複数のピエゾ抵抗体と前記折り返しの部分を
    構成する配線部とから構成されたことを特徴とする請求
    項4記載の加速度センサ。
  6. 【請求項6】 周辺が可撓部を介して固定部に支持され
    た錘部と、第1群、第2群及び第3群のそれぞれ4個の
    ピエゾ抵抗部とを備え、 前記第1群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中
    心として前記固定部側に延びる第1のライン上におい
    て、前記可撓部に形成され、 前記第2群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中
    心として前記固定部側に延びるとともに前記第1のライ
    ンと直交する第2のライン上において、前記可撓部に形
    成され、 前記第3群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部を略々中
    心として前記固定部側に前記第1及び第2のラインと異
    なる方向に延びる第3のライン上において、前記可撓部
    に形成され、 前記各群の4個のピエゾ抵抗部は、前記錘部に対する一
    方の側の前記可撓部における前記固定部側の箇所及び前
    記錘部側の箇所並びに前記錘部に対する他方の側の前記
    可撓部における前記固定部側の箇所及び前記錘部側の箇
    所にそれぞれ形成され、 前記各群の各ピエゾ抵抗部は、不純物の拡散によって形
    成された少なくとも1つのピエゾ抵抗体を有し、 前記各群の各ピエゾ抵抗部の抵抗値の変化に基づいて加
    速度を検出する加速度センサにおいて、 前記第1群、第2群及び第3群のうちの少なくとも1つ
    の群の4個のピエゾ抵抗部のうちの少なくとも1個のピ
    エゾ抵抗部の、前記少なくとも1つのピエゾ抵抗体の側
    面の少なくとも一部が、直接に又は薄膜を介して空間に
    露出したことを特徴とする加速度センサ。
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