JP2000146785A - 溶液自動希釈装置 - Google Patents

溶液自動希釈装置

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JP2000146785A
JP2000146785A JP10328276A JP32827698A JP2000146785A JP 2000146785 A JP2000146785 A JP 2000146785A JP 10328276 A JP10328276 A JP 10328276A JP 32827698 A JP32827698 A JP 32827698A JP 2000146785 A JP2000146785 A JP 2000146785A
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analyzed
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Toshihiro Kobayashi
俊博 小林
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 分析する溶液の均質化ができ、希釈槽内側の
容器壁の洗浄を効率よく行ない、多成分の分析で微量成
分も分析できる溶液自動希釈装置を提供する。 【解決手段】 希釈槽14に電磁バルブSV2を介して
原液2を注入し、ノズル上下左右機構4によりノズル1
3で希釈槽14の原液2をシリンジ8aを動作させて吸
引し、次に希釈器7のシリンジ8bを動作させて純水9
を吸引し、希釈器7で希釈して、その希釈液を希釈槽1
1に注入する。同じ操作を希釈槽11と希釈槽12の間
で行なう。この希釈された液は送液ポンプ10と10b
で原子吸光分光光度計のオートサンプラーに送られる。
希釈槽11と希釈槽12には、リング状の洗浄ノズルか
ら純水PWが電磁バルブSV6、SV8を介して注がれ
槽内を洗浄し、希釈液がある時には底部のリング状の攪
拌用ノズルから圧縮空気15が電磁バルブSV7、SV
9を介して槽内にバブリングして液の均質化が図られ
る。さらに洗浄時、純水PWを槽内に貯め、残存する分
析する溶液を純水PWで攪拌共洗いができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、溶液自動希釈装置
に係り、特に植物育成用の溶液(この溶液を養液と称す
る場合もある)の成分を原子吸光分光光度計等を用いて
分析する場合に使用する前処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】原子吸光分光光度計などで試料の分析を
するためには、試料はすべて溶液にする必要がある。液
体の試料は通常、純水で適当な濃度に希釈して測定さ
れ、試料溶液の必要量は通常、数ml程度である。濃度
は、一般にppm〜ppbオーダを対象とするが、元素
によって感度が異なるので、当然、分析に適した濃度も
異なる。従って分析する前処理工程として試料希釈装置
が必要になる。従来の原子吸光分光光度計などの前処理
用希釈装置を図4に示す。従来の装置は、オーバフロー
槽付の希釈槽16と希釈槽17と、シリンジ8a、8b
を備えた希釈器7と、ノズル13を上下左右に移動させ
るノズル上下左右機構4と、送液ポンプ10aとから構
成され、システム全体をパーソナルコンピュータ(以下
PC5という)で希釈工程を制御し、原液2(試料)を
純水PWにより所定濃度に希釈して送液ポンプ10aで
原子吸光分光光度計に送る自動希釈装置である。希釈工
程は、まず希釈槽16と希釈槽17の電磁バルブSV1
1及び電磁バルブSV12をPC5で開き分析残液を排
水する。次に希釈器7のシリンジ8bによって容器9の
純水PWを吸引する。そしてノズル13を希釈槽16及
び希釈槽17に、ノズル上下左右機構4によって移動さ
せ、希釈器7のシリンジ8bによって希釈器7内の純水
PWを希釈槽16及び希釈槽17に注水し洗浄する。そ
して電磁バルブSV11、SV12を閉じる。次に電磁
バルブSV10を開き原液2を希釈槽16に所定量注
ぎ、電磁バルブSV10を閉じる。次にノズル13をノ
ズル上下左右機構4により希釈槽16に入れ、希釈器7
のシリンジ8aにより希釈槽16内の原液2を所定量吸
引し、そしてノズル13を上方に移動させ、希釈器7の
シリンジ8bによって所定量の純水PWを希釈器7内に
吸引する。次にノズル13をノズル上下左右機構4によ
り希釈槽17に入れ、希釈器7のシリンジ8bにより希
釈器7内の希釈された溶液を希釈槽17に放出する。そ
してノズル13を上方に移動させ、希釈槽17内の希釈
液を送液ポンプ10aにより原子吸光分光光度計に送
る。操作中溶液が希釈槽16、17からあふれ出た場合
はオーバフロー槽23によって排水される。上記の操作
をPC5がRS232Cを介して制御し自動的に所定の
濃度の希釈液を分析計に送ることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の溶液自動希釈装
置は以上のように構成されているが、操作終了後、分析
サンプリング液を排出し希釈槽16、17を洗浄するた
めに、電磁バルブSV11、SV12を開け、排出して
その後電磁バルブSV11、SV12を閉めてノズル1
3から純水9を希釈槽16、17に注ぎ、オーバフロー
させてオーバフロー槽23に入れて排水をしていた。こ
れにより希釈槽16、17の上部内側の容器壁の分析サ
ンプリング液も洗浄されるが、このため希釈器7のノズ
ル13及びシリンジ8bの容量を大きなものにして、洗
浄水(純水)を多量に使用しなければ洗浄されないとい
う問題がある。また、2個の希釈槽16、17を用い
て、一回のみの希釈により約2000倍に希釈してお
り、分析する溶液(原液2)の成分濃度が濃い場合は良
いが、多成分のイオン濃度を微量値まで分析しようとす
ると、希釈度があまりに高いために微量値の成分は分析
が難しくなるという問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑みてなされ
たものであって、希釈槽16、17の上部内側の容器壁
を洗浄水を多量に使用せずに効率よく洗浄ができ、また
多成分の分析で微量成分の分析ができる希釈精度を向上
した溶液自動希釈装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の請求項1の溶液自動希釈装置は、分析する
溶液を純水で希釈する希釈器と希釈槽を備え、パーソナ
ルコンピュータで希釈工程を制御して、所定の濃度に分
析する溶液を希釈して分析計に送ることができる分析前
処理の自動希釈装置において、オーバフロー槽付の希釈
槽にリング状の導入パイプに吹出し穴を設け純水を吹出
して希釈槽を洗浄する洗浄用ノズルと、リング状の導入
パイプに圧縮空気を送り分析する溶液中でバブリングし
て攪拌する攪拌ノズルを設けて、分析する溶液の攪拌
と、希釈槽内に残存する分析する溶液を純水で攪拌共洗
いができる分析前処理手段を備えるものである。
【0006】また本発明の請求項2の溶液自動希釈装置
は、第1、第2、第3の3個のオーバフロー槽付の希釈
槽を設け、第2、第3の希釈槽に洗浄用ノズルと攪拌ノ
ズルを設けて、第1希釈槽から分析する溶液を吸引し希
釈器で純水により所定濃度に希釈し、第2希釈槽に希釈
された液を注入し、攪拌された後再び第2希釈槽から分
析する溶液を吸引し希釈器で純水により所定濃度に希釈
し、第3希釈槽に希釈された液を注入することができる
ノズル上下左右移動機構を備え、第3希釈槽で分析する
溶液が攪拌された後、希釈槽の分析する溶液を分析計に
送る分析前処理手段を備えるものである。
【0007】本発明の溶液自動希釈装置は、上記のよう
に構成されており、リング状の導入パイプに吹出し穴を
設け純水を吹出して希釈槽を洗浄する洗浄用ノズルと、
リング状の導入パイプに流量調整された圧縮空気を送り
分析する溶液中でバブリングして攪拌する攪拌ノズルを
設けて、攪拌と洗浄と分析する溶液で共洗いすること
で、希釈槽の容器内側の壁も洗浄することができ、洗浄
水を多量に使用しなくてすみ、前回の測定液の影響を最
低限にすることができる。さらに、本発明の装置は、3
個の希釈槽を設け、試料ノズルのノズル上下左右移動機
構により、希釈槽から分析する溶液を吸引し希釈器で純
水により所定濃度に希釈し、次の希釈槽に注入して、2
段階の希釈操作で各希釈槽に濃度の異なった希釈液を作
ることができ、希釈精度を向上して希釈された液を分析
計に送ることができる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の溶液自動希釈装置の一実
施例を図1および図2を参照しながら説明する。本発明
の装置は、3個の希釈槽14、11、12と希釈器7
と、ノズル上下左右機構4と、分析する溶液すなわち原
液2と洗浄水1と容器9の純水PWを供給する機構と、
分析計に希釈液を送る送液ポンプ10と、希釈工程を制
御するパーソナルコンピュータ5(以下PC5という)
から構成されている。
【0009】希釈槽14は、上部より電磁バルブSV2
を介して原液2が注入され、また、電磁バルブSV1を
介して洗浄水1が注がれる貯液槽で、ファイバー式の液
面センサーを備えた液面計3を有し、プロセスのチェッ
クを行ない、オーバフローしても良いように外側にオー
バフロー槽23を備え、下部に排水管と電磁バルブSV
3を備えている。希釈槽11は、上方にはリング状のパ
イプに穴のあいた洗浄用ノズル19を備え、電磁バルブ
SV6を介して純水PWが供給され槽内が洗浄された
り、底部にはリング状のパイプに穴のあいた攪拌用ノズ
ル20を備え、流量調整された圧縮空気15が電磁バル
ブSV7を介して供給されバブリングして希釈液を攪拌
し、ファイバー式の液面センサーを備えた液面計3を有
し、プロセスのチェックを行ない、オーバフローしても
良いように外側にオーバフロー槽23を備え、下部に排
水管と電磁バルブSV4を備えている。希釈槽12は、
希釈槽11と同じ構造をしている。希釈器7は、2つの
シリンジ8a、8bを備え、ノズル13により希釈槽1
4または希釈槽11の溶液をシリンジ8aを動作して希
釈器7内に吸引し、そしてシリンジ8bを動作して容器
9内の純水PWを希釈器7内に吸引し、希釈器7内で希
釈し、次の希釈槽11または12に注入するものであ
る。ノズル上下左右機構4は、3個の希釈槽14、1
1、12に上方からノズル13を入れたり、上げたりし
て、溶液を吸引したり、希釈された溶液を注入したり上
下左右にノズル13を移動させる自動機構である。送液
ポンプ10は、分析計のオートサンプラーに、希釈され
た溶液を送るもので、図1では希釈槽12から2本の送
液パイプが出され、送液ポンプ10により分析装置に同
じ希釈濃度の希釈液を送る。同様に希釈槽11からも送
液パイプが出され、別の送液ポンプ10bにより同じ分
析装置に異なった希釈濃度の高い希釈液を送る。PC5
は、このシステムにおける希釈工程を制御し、各電磁弁
SVの開閉、ノズル13の上下及び左右移動、送液ポン
プ10の起動停止、希釈器7のシリンジ8a、8bの駆
動、希釈倍率指令、希釈の自動化に加えて、希釈槽1
4、11、12の液面検出信号の取入れと異常のチェッ
クがなされている。このように希釈工程を2段階に分割
することで、例えば第1の希釈工程(希釈槽11)で5
0倍の希釈に落とし、第2の希釈工程(希釈槽12)で
この希釈液を規定倍率50倍で希釈すれば、希釈槽11
には50倍の希釈液が得られ、希釈槽12には2500
倍の希釈液が得られることになる。この操作は希釈器7
の希釈用純水PWを吸引するシリンジ8bの容量に制限
があるため、希釈倍率の希釈を1回で行なう場合、分析
する原液2の吸引量が極端に微量になり、したがって誤
差が大きくなる。希釈槽12へ移す時の希釈倍率は従来
の希釈倍率と同じ値になるように調整する。第1と第2
との希釈倍率をいろいろ設定すれば、2種類のいろいろ
な希釈精度を持った希釈液が得られる。
【0010】図2は希釈槽11の断面を示しているが、
希釈槽11と希釈槽12は同じ構造であり希釈槽11に
ついて説明する。中央が希釈槽11の希釈液を入れる槽
で、周囲がオーバフロー槽23となり一体物でできてい
る。希釈槽11の上端に位置するところに、リング状の
パイプに穴のあいた洗浄用ノズル19が備えられ、電磁
バルブSV6を介して純水PWがポンプ24で供給さ
れ、槽内上方の内壁から下方に向かって純水PWが吹き
付けられ、槽内が強制洗浄される。また、底部にはリン
グ状のパイプに穴のあいた攪拌用ノズル20が槽内径の
近傍に備えられ、流量調整弁18によって流量調整され
た圧縮空気15が電磁バルブSV7を介して供給され槽
下部周辺部分からバブリングして希釈液を攪拌する。ま
た、槽内を洗浄した後、この攪拌用ノズル20から空気
を送り内部を乾燥させることもできる。各槽には液面計
3が設けられ注入される希釈液の量もチェックされる。
また洗浄時には、オーバフローしてもよいように外側に
オーバフロー槽23を備え、下部に排水管と電磁バルブ
SV4を備えている。
【0011】図3に洗浄用ノズル19、または攪拌用ノ
ズル20の斜視図を示す。分析の過程で用いられる容
器、器具の材料には、種々の金属が含まれるので、それ
らの溶出の危険性がある。したがって、器具の用途とそ
の性質を考慮して、用いなければならない。ここでは洗
浄用ノズル19、または攪拌用ノズル20の材質として
ガラス、もしくはポリエチレンやテフロンを用いる。洗
浄用ノズル19と攪拌用ノズル20は図2のA−A断面
から見た状態でほぼ同心状に配置し、構造上から洗浄用
ノズル19は攪拌用ノズル20よりも直径において小さ
く作られる。形状は同形状であるが、洗浄用ノズル19
のパイプに開けられた吹出し穴21の方向は、斜め外下
方向に開けられ、吹き出す純水PWの方向が槽内壁に当
たる方向とする。また、攪拌用ノズル20のパイプに開
けられた吹出し穴21の方向は、斜め内上方向に開けら
れ、吹き出す圧縮空気15のバブリングが槽内で噴流す
るような方向とする。また必要により溶液に浸かってい
る縦の部分の導入パイプ22に、槽璧と平行の方向に圧
縮空気15の吹出し穴21をあけ、希釈液の中央の噴流
に回転を与える方向としてもよい。次に洗浄工程につい
て説明する。分析終了後、各希釈槽14、11、12の
溶液を槽から排出するために電磁バルブSV3、SV
4、SV5を開放にする。そして溶液排出後、電磁バル
ブSV3、SV4、SV5を閉じる。次に洗浄のための
洗浄水1、純水PWを電磁バルブSV1、SV6、SV
8を開放にして、各希釈層14、11、12に注水し、
液面計3で所定量の水面をチェックし、電磁バルブSV
1、SV6、SV8を閉じて注水を停止する。次に電磁
バルブSV7、SV9を開放にして、希釈槽11、12
の下部に位置する攪拌用ノズル20の吹出し穴21か
ら、流量調節弁18で流量調節された圧縮空気を吹き出
し、槽内の洗浄液をバブリングして、希釈槽内壁や槽内
の器具(攪拌用ノズル20など)に残存している分析す
る溶液を純水PWでバブリングし、分析する溶液と純水
PWとで共洗いする。所定時間共洗いした後、電磁バル
ブSV3、SV4、SV5を開放して排水する。そして
SV6、SV8を開放にして、希釈槽11、12の上部
に位置する洗浄用ノズル19の吹出し穴21から純水P
Wを槽壁に向かって吹き出し、槽内壁を下方に洗浄する
と共に、槽壁で跳ね返った純水PWは槽内の器具(攪拌
用ノズル20など)を洗浄する。同時に洗浄液は電磁バ
ルブSV4、SV5を介して排水される。その後希釈槽
11、12の下部に位置する攪拌用ノズル20の吹出し
穴21から、流量調節弁18で流量調節された圧縮空気
を吹き出し、希釈槽内壁や槽内の器具(攪拌用ノズル2
0など)を乾燥させる。一方希釈槽14の洗浄について
は、槽内に洗浄水1を貯めてから、槽内壁などに残存す
る原液2を洗浄水1に所定時時間溶かし、電磁バルブS
V3を開けて排水する。この操作を数回(原液2の種類
と濃度により異なる)繰り返す。また希釈器7、ノズル
13およびパイプ内を洗浄するために、シリンジ8bに
より容器9の純水PWを吸引し、ノズル13から各希釈
槽14、11、12に注水する。この洗浄は各希釈槽1
4、11、12の洗浄工程の前に行う。このように洗浄
用ノズル19、及び攪拌用ノズル20を希釈槽11およ
び希釈槽12に設けることにより、希釈時に分析する溶
液を攪拌して均質化でき、洗浄時に希釈槽内の残存する
分析する溶液を純水PWで攪拌共洗いができるため、希
釈槽内壁や槽内の器具(攪拌ノズル20など)を十分に
洗浄することができ、純水PWを多量に使用しなくてす
む。
【0012】
【発明の効果】本発明の溶液自動希釈装置は上記のよう
に構成されており、希釈槽にリング状の洗浄用ノズルと
攪拌ノズルを設けたことで、洗浄水を多量に使用しなく
て、前回の測定液の影響を最低限にすることができ、か
つ空気によるバブリングで攪拌され、測定液の均質化が
でき測定精度が向上する。さらに、本発明の装置は、3
個の希釈槽を設け、試料ノズルのノズル上下左右移動機
構により、希釈槽から分析する溶液を吸引し、希釈器で
純水により所定濃度に希釈し、次の希釈槽に注入し、そ
の希釈槽から同じ操作を次の希釈槽に行ない、2段階に
分割された希釈操作で、各希釈槽に濃度の異なった希釈
液を作ることができ、希釈器のノズルおよびシリンジの
容量を小さくすることで、希釈精度を向上して希釈され
た液を分析計に送ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の溶液自動希釈装置の一実施例を示す
図である。
【図2】 本発明の溶液自動希釈装置の希釈槽の断面を
示す図である。
【図3】 本発明の溶液自動希釈装置の洗浄水/攪拌用
空気ノズルを示す図である。
【図4】 従来の溶液自動希釈装置を示す図である。
【符号の説明】
1…洗浄水 2…原液 3…液面計 4…ノズル上下
左右機構 5…PC(パーソナルコンピュータ) 6…RS232
C 7…希釈器 8a、8b…シ
リンジ 9…容器 10、10a、1
0b…送液ポンプ 11…希釈槽 12…希釈槽 13…ノズル 14…希釈槽 15…圧縮空気 16…希釈槽 17…希釈槽 18…流量調節
弁 19…洗浄用ノズル 20…攪拌用ノ
ズル 21…吹出し穴 22…導入パイ
プ 23…オーバフロー槽 PW…純水 SV、SV1〜SV12…電磁弁 RL…リレー

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】分析する溶液を純水で希釈する希釈器と希
    釈槽を備え、パーソナルコンピュータで希釈工程を制御
    し、所定の濃度に分析する溶液を希釈して分析計に送る
    ことができる分析前処理の自動希釈装置において、オー
    バフロー槽付の希釈槽にリング状の導入パイプに吹出し
    穴を設け純水を吹出して希釈槽を洗浄する洗浄用ノズル
    と、リング状の導入パイプに圧縮空気を送り分析する溶
    液中でバブリングして攪拌する攪拌ノズルを設けて、分
    析する溶液の攪拌と、希釈槽内に残存する分析する溶液
    を純水で攪拌共洗いができる分析前処理手段を備えるこ
    とを特徴とする溶液自動希釈装置。
  2. 【請求項2】分析する溶液を純水で希釈する希釈器と希
    釈槽を備え、パーソナルコンピュータで希釈工程を制御
    し、所定の濃度に分析する溶液を希釈して分析計に送る
    ことができる分析前処理の自動希釈装置において、第
    1、第2、第3の3個のオーバフロー槽付の希釈槽を設
    け、第2、第3の希釈槽に洗浄用ノズルと攪拌ノズルを
    設けて、第1希釈槽から分析する溶液を吸引し希釈器で
    純水により所定濃度に希釈し、第2希釈槽に希釈された
    液を注入し、攪拌された後、再び第2希釈槽から分析す
    る溶液を吸引し希釈器で純水により所定濃度に希釈し、
    第3希釈槽に希釈された液を注入することができるノズ
    ル上下左右移動機構を備え、第3希釈槽で分析する溶液
    が攪拌された後、希釈槽の分析する溶液を分析計に送る
    分析前処理手段を備えることを特徴とする溶液自動希釈
    装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2009019960A (ja) * 2007-07-11 2009-01-29 A & T Corp 希釈装置、希釈装置を備えた電解質分析装置または生化学分析装置、希釈液充填方法、および希釈液充填プログラム
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CN106843299A (zh) * 2017-03-16 2017-06-13 四川雷神空天科技有限公司 液体配置装置及方法

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