JP2000146158A - ガス温風暖房機 - Google Patents

ガス温風暖房機

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JP2000146158A
JP2000146158A JP10323843A JP32384398A JP2000146158A JP 2000146158 A JP2000146158 A JP 2000146158A JP 10323843 A JP10323843 A JP 10323843A JP 32384398 A JP32384398 A JP 32384398A JP 2000146158 A JP2000146158 A JP 2000146158A
Authority
JP
Japan
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air
burner
duct
combustion
fan
Prior art date
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Pending
Application number
JP10323843A
Other languages
English (en)
Inventor
Takeshi Kashiwase
毅 柏瀬
Akihiko Kogure
明彦 小暮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Gas Kiki KK
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Sanyo Denki Gas Kiki KK
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd, Sanyo Denki Gas Kiki KK filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 NOxの発生量を抑えることができるガス温
風暖房機を提供する。 【解決手段】 対流ファン7からの空気を、ブンゼン式
バーナ3の一次空気吸い込み口に供給し、バーナ3への
空気量を増加させることで、ガス燃料を完全燃焼させる
ダクト11を備えた。また、ダクト11を介して供給す
る空気量を調節することで、ガス燃料の種類に関係な
く、ガス燃料を完全燃焼させる手段を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、NOxの発生量を
抑えたガス温風暖房機に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、図4に示すように、外装ケース
51内に、ブンゼン式バーナ53を有し、バーナ53を
囲むように燃焼室55を設け、その下部に対流ファン5
7を設けたガス温風暖房機が知られている。この種のも
のでは、ブンゼン式バーナ53の下流に対流ファン57
を配置し、この対流ファン57によるバーナ53の排ガ
ス吸引力により、燃焼用一次空気をバーナ内部に取り入
れている。
【0003】バーナ53の火炎長Lと燃焼空気量Qとの
間には、図3に示す関係があることが知られている。即
ち、燃焼空気量Qが多すぎると燃焼状態の不安定なリフ
ト燃焼となって火炎長Lが長くなり、また、燃焼空気量
Qが少なすぎても黒煙やすすが発生しやすい赤火燃焼と
なって火炎長Lが長くなる。
【0004】従って、従来では、赤火燃焼させないため
に、燃焼空気量Qを比較的多目(Q1程度)に設定して
いる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、燃焼空
気量Qを比較的多目(Q1程度)に設定した場合、赤火
燃焼を抑制できても、NOxの発生量を抑えることがで
きない。このNOxの発生量を抑えるには、火炎の高温
域での滞留時間を短くするために、燃焼空気量Qを更に
多目(Q2程度)に設定して、火炎長Lを短くする必要
が生じるが、従来の構造では、燃焼空気量Qを増加させ
ることができず、無理に増加させるためには、別の送風
機が必要になり、コストが増大する。
【0006】そこで、本発明の目的は、上述した従来の
技術が有する課題を解消し、別の送風機を設けることな
く、燃焼時のNOxの発生量を抑えることができるガス
温風暖房機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
外装ケース内にバーナと、バーナを囲む燃焼室と、対流
ファンとを設けたガス温風暖房機において、前記対流フ
ァンの高圧側に、当該高圧側の空気を前記バーナの一次
空気吸い込み口に供給するダクトを設けたことを特徴と
するものである。
【0008】請求項1記載の発明では、バーナの一次空
気吸い込み口に対流ファンの高圧側からの空気を供給
し、ガス燃料の燃焼時に燃焼反応する空気量を増加させ
ることで、ガス燃料を完全燃焼させ、NOxの発生量を
抑えることができる。
【0009】請求項2記載の発明は、請求項1記載のも
のにおいて、前記ダクトに、空気量調節装置を設けたこ
とを特徴とするものである。
【0010】請求項2記載の発明では、転居等により、
使用するガス燃料の種類の違う地域に、ガス温風暖房機
を移動させた時に、前記ダクトから流入する空気量を調
節することで、ガス燃料の種類に関係なく、ガス燃料を
完全燃焼させることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】図1において、1は外装ケースを示してい
る。この外装ケース1内には、ブンゼン式バーナ3を有
し、このバーナ3を囲むように燃焼室5が設けられてい
る。この燃焼室5の下部にはクロスフローファンからな
る対流ファン7が設けられ、この対流ファン7を囲むよ
うにファンケース9が設けられている。
【0013】このブンゼン式バーナ3の入口部には、一
次空気吸い込み口(図示せず)を形成するダンパ15が
設けられている。このダンパ15には、ガス燃料を供給
するノズル17を臨ませている。
【0014】暖房運転が行われる場合には、ガス管19
を通じてノズル17にガス燃料が供給され、ここから噴
射されるガス燃料と一次空気吸い込み口(図示せず)を
通じて吸い込まれる燃焼用空気とが混合し、この混合気
に着火して燃焼すると、ブンゼン式バーナ3の上縁(バ
ーナ部)に火炎が形成される。
【0015】図2は、対流ファン7の収納部の断面図で
ある。
【0016】前述の対流ファン7を囲むファンケース9
の出口側には温風吹出し口21が開口し、この温風吹出
し口21には固定式ルーバ23が配置されている。
【0017】この実施形態では、対流ファン7の高圧側
(ファンケース9の出口側)に、ダクト11の吸入口1
1aが接続され、このダクト11は、図1に示すよう
に、上方に延出して、ダクト11の吹出口11bが、ブ
ンゼン式バーナ3の一次空気吸い込み口(図示せず)近
傍に接続されている。
【0018】このダクト11の途中には、空気量調節装
置13が設けられている。この空気量調節装置13は、
つまみを回動操作することによって開度を調節でき、例
えばガス種に応じて空気量を調整するものである。
【0019】図3に示すように、燃焼空気量Qが多すぎ
ると燃焼状態の不安定なリフト燃焼となって火炎長Lが
長くなり、また、燃焼空気量Qが少なすぎても黒煙やす
すが発生しやすい赤火燃焼となって火炎長Lが長くなる
が、赤火燃焼させないために、燃焼空気量Qを比較的多
目(Q1程度)に設定した場合、赤火燃焼を抑制できて
も、NOxの発生量を抑えることができない。このNO
xの発生量を抑えるには、火炎の高温域での滞留時間を
短くするために、燃焼空気量Qを更に多目(Q2程度)
に設定する必要が生じる。
【0020】この実施形態では、暖房運転時に、対流フ
ァン7の高圧側からの空気の一部が、ダクト11を通じ
て、ブンゼン式バーナ3の一次空気吸い込み口(図示せ
ず)に供給されるので、別の送風機を設けることなく、
従来の対流ファン7を使って、燃焼空気量Qを簡単に多
目(Q2程度)に設定することができ、従って、NOx
の発生量を抑えることができる。
【0021】転居等により、使用するガス燃料の種類の
違う地域に、ガス温風暖房機を移動させた場合、ガス燃
料の種類によって、NOxの発生量を抑える燃焼空気量
Q2に変化が生じる。この場合、ダクト11の途中に空
気量調節装置13が設けられているので、この空気量調
節装置13を操作することにより最適空気量Qを得るこ
とができる。
【0022】以上、一実施形態に基づいて本発明を説明
したが、本発明はこれに限定されるものではないことは
明らかである。例えば、ダクト11の配置位置は、前記
実施形態に限定されるものではなく、対流ファン7の高
圧側からの空気の一部を、ブンゼン式バーナ3の一次空
気吸い込み口に供給できる位置であれば、どの位置であ
ってもよい。
【0023】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、バーナの
一次空気吸い込み口に対流ファンの高圧側からの空気を
供給し、燃焼時に燃焼反応する空気量を増加させること
で、ガス燃料を完全燃焼させて、NOxの発生量を抑え
ることができる。
【0024】請求項2記載の発明によれば、転居等によ
り、使用するガス燃料の種類の違う地域に、ガス温風暖
房機を移動させた時に、ダクトを介して供給する空気量
を調節することで、ガス燃料の種類に関係なく、ガス燃
料を完全燃焼させることができ、これによって、NOx
の発生量を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるガス温風暖房機の一実施形態を示
す断面図である。
【図2】対流ファンの収納部の断面図である。
【図3】バーナの火炎長と燃焼空気量との関係を示す図
である。
【図4】従来のガス温風暖房機を示す断面図である。
【符号の説明】
1 外装ケース 3 ブンゼン式バーナ 5 燃焼室 7 対流ファン 9 ファンケース 11 ダクト 13 空気量調節装置 15 ダンパ 17 ノズル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 小暮 明彦 大阪府守口市大日東町1番1号 三洋電機 ガス機器株式会社内 Fターム(参考) 3K023 HA09

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外装ケース内にバーナと、バーナを囲む
    燃焼室と、対流ファンとを設けたガス温風暖房機におい
    て、前記対流ファンの高圧側に、当該高圧側の空気を前
    記バーナの一次空気吸い込み口に供給するダクトを設け
    たことを特徴とするガス温風暖房機。
  2. 【請求項2】 前記ダクトに、空気量調節装置を設けた
    ことを特徴とする請求項1記載のガス温風暖房機。
JP10323843A 1998-11-13 1998-11-13 ガス温風暖房機 Pending JP2000146158A (ja)

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