JP2000145729A - 固定器具及び該固定器具の取り外し方法、並びに半導体製造装置及びウェハの処理方法 - Google Patents

固定器具及び該固定器具の取り外し方法、並びに半導体製造装置及びウェハの処理方法

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JP2000145729A
JP2000145729A JP10318869A JP31886998A JP2000145729A JP 2000145729 A JP2000145729 A JP 2000145729A JP 10318869 A JP10318869 A JP 10318869A JP 31886998 A JP31886998 A JP 31886998A JP 2000145729 A JP2000145729 A JP 2000145729A
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screw
screw hole
shaft
hub
fixing device
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Yutaka Nakano
豊 中野
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 固定対象たるシャフト部から容易に取り外し
可能なハブを得る。 【解決手段】 まず、直径が5mmのネジ13及びワッ
シャ14をハブ3から取り外す。次に、取り外したネジ
13を、切り込み19側からネジ穴20に螺挿する。こ
のとき、ネジ13の長さはネジ穴20の長さよりも長い
ので、ネジ13の先端は第1の面15から突出する。次
に、直径が8mmのネジ22を、切り込み18側からネ
ジ穴21に螺挿する。ネジ22をネジ穴21に螺挿する
ことによりネジ22の先端が第2の面16から突出する
と、ネジ13とネジ22とが互いに押し合い、その力に
よって隙間17が広がる。その結果、開口部11の側面
によるシャフト部10の挟着が解かれる。その後、ハブ
3をシャフト部10から取り外す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、固定器具の構
造、特に半導体装置製造用のボート装置に用いられるハ
ブの構造に関するものである。さらに、該固定器具の取
り外し方法、並びに該固定器具を用いた半導体製造装
置、及び該半導体製造装置を用いたウェハの処理方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】ボート装置は、半導体装置の製造工程に
おける熱処理、シンタ処理、減圧CVD成膜処理等にお
いて、処理対象たる複数のウェハを水平状態に載置保持
するための、半導体製造装置の一種である。図23は、
従来のボート装置の構造の一部を拡大して示す斜視図で
ある。フランジ102の上面上には磁気シールユニット
109が取り付けられており、ハブ103は、磁気シー
ルユニット109のシャフト部110に固定される。
【0003】図24,25は、図23に示したハブ10
3の具体的な構造をそれぞれ示す上面図及び側面図であ
る。ハブ103は、シャフト部110(図24,25に
は表れない)の径と略同径の開口部111と、開口部1
11を割る隙間117とを備えている。また、ハブ10
3には、その外周縁からの切り込み118a,118b
が設けられている。図24,25に示すハブ103にお
いては、隙間117を挟んで第1の面115と第2の面
116とが対峙しており、第1の面115を含む部分
(図24においては隙間117と切り込み118aとに
よって挟まれる部分:以下、従来技術の説明において
「第1の片部」と表記する)には、第1の面115と切
り込み118aとの間で第1の片部を貫通するネジ穴1
20が設けられている。また、第2の面116を含む部
分(図24において隙間117と切り込み118bとに
よって挟まれる部分:以下、従来技術の説明において
「第2の片部」と表記する)には、第2の面116と切
り込み118bとの間で第2の片部を貫通するネジ穴1
21が設けられている。また、ハブ103の上面には、
保温筒受け皿(図24,25には示さない)をハブ10
3に固定するための複数のネジ穴112が設けられてい
る。
【0004】ハブ103をシャフト部110に取り付け
るためには、開口部111にシャフト部110を挿通し
た状態で、第2の片部に設けられたネジ穴121に切り
込み118b側からボルト113を螺挿し、さらに第1
の片部に設けられたネジ穴120にこのボルト113を
隙間117側から続けて螺挿する。そして、切り込み1
18a側に突出したボルト113にナット114をはめ
込み、このボルト113及びナット114によって、第
1及び第2の片部を隙間117を無くす方向に両側から
締め付ける。これにより、第1の片部と第2の片部とが
螺着され、開口部111の側面によってシャフト部11
0が挟着される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来のハブ
103においては、ボルト113及びナット114によ
る締め付けにより、ハブ103をシャフト部110に取
り付ける。しかし、工具を用いて作業を行うためのスペ
ースが狭いため、ボルト113及びナット114による
締め付け作業が行いにくいという問題があった。
【0006】また、磁気シールユニット109は定期的
に交換しなければならないが、その際、ハブ103をシ
ャフト部110から取り外す必要がある。このとき、半
導体製造工程おける高温熱処理による影響で、第1の片
部及び第2の片部は焼き付けられた状態となっている。
従って、ハブ103をシャフト部110から取り外すた
めには、ボルト113及びナット114を取り外した
後、先端がくさび形の器具を隙間117に差し込み、外
力によって第1及び第2の片部をこじ開ける必要があ
る。その結果、ハブ103の本体に傷が付いたり破損が
生じるのみならず、ハブ103の上面の水平性に歪みが
生じるという問題があった。
【0007】本発明はこのような問題を解決するために
成されたものであり、ボルト及びナットによる締め付け
作業を行うことなくシャフトへの取り付けを実行し得る
とともに、シャフトから容易に取り外し可能なハブを得
ることを目的とするものである。さらに、そのハブのシ
ャフトからの取り外し方法、並びにそのハブを用いた半
導体製造装置、及びその半導体製造装置を用いたウェハ
の処理方法を得ることを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明のうち請求項1
に記載の固定器具は、固定対象たるシャフトの径と略同
径のシャフト挿通口と、シャフト挿通口を割る割り溝と
を備え、割り溝を挟んで対峙する第1及び第2の面をそ
れぞれ含む第1及び第2の片部を接離させて割り溝を開
閉することにより、割り溝を通してシャフトをシャフト
挿通口に挿脱したり、シャフト挿通口の側面によってシ
ャフトを挟着することが可能な固定器具であって、第1
の片部は、第1の面から第1の片部内に形成された第1
のネジ穴を有し、第2の片部は、固定器具の外周縁から
形成された第1の切り込みと、第1の切り込みと第2の
面との間で第2の片部を貫通する第2のネジ穴とを有
し、第2のネジ穴の径は、第1のネジ穴の径よりも大き
いことを特徴とするものである。
【0009】また、この発明のうち請求項2に記載の固
定器具は、請求項1に記載の固定器具であって、第1の
片部は、少なくとも固定器具の側壁部において、固定器
具の外周縁から形成された第2の切り込みをさらに有
し、第1のネジ穴は、第1の面と第2の切り込みとの間
で第1の片部を貫通することを特徴とするものである。
【0010】また、この発明のうち請求項3に記載の固
定器具は、請求項1に記載の固定器具であって、第1の
ネジ穴のネジ挿通口は第1の面内に含まれることを特徴
とするものである。
【0011】また、この発明のうち請求項4に記載の固
定器具は、請求項1〜3のいずれか一つに記載の固定器
具であって、第1のネジ穴の第2の切り込み側におい
て、作業スペースを広く確保するために第1の片部に形
成された第3の切り込み、及び第2のネジ穴の第1の切
り込み側において、作業スペースを広く確保するために
第2の片部に形成された第4の切り込みのうち少なくと
も一方をさらに備えることを特徴とするものである。
【0012】また、この発明のうち請求項5に記載の固
定器具は、半導体装置製造用のボート装置において、ボ
ートを載置するための台座と、ボートを回転するための
回転導入端子のシャフトとを互いに固定するための固定
器具であって、シャフトの径と略同径のシャフト挿通口
と、固定器具の外周側面からシャフト挿通口に貫通して
形成されたネジ穴とを備えるものである。
【0013】また、この発明のうち請求項6に記載の固
定器具は、請求項5に記載の固定器具であって、ネジ穴
は、シャフトが延在する方向に関して、複数の箇所に形
成されていることを特徴とするものである。
【0014】また、この発明のうち請求項7に記載の固
定器具の取り外し方法は、シャフトに固定された請求項
2に記載の固定器具を、シャフトから取り外す方法であ
って、(a)固定器具から第1のネジを取り外す工程
と、(b)工程(a)よりも後に実行され、第1のネジ
穴の長さよりも長く、第1のネジ穴に螺合する第2のネ
ジを、第2の切り込み側から第1のネジ穴に螺挿する工
程と、(c)工程(a)よりも後に実行され、第2のネ
ジ穴の長さよりも長く、第2のネジ穴に螺合する第3の
ネジを、第1の切り込み側から第2のネジ穴に螺挿する
工程とを備えるものである。
【0015】また、この発明のうち請求項8に記載の固
定器具の取り外し方法は、シャフトに固定された請求項
3に記載の固定器具を、シャフトから取り外す方法であ
って、(a)固定器具から第1のネジを取り外す工程
と、(b)工程(a)よりも後に実行され、第2のネジ
穴の長さよりも長く、第2のネジ穴に螺合する第2のネ
ジを、第1の切り込み側から第2のネジ穴に螺挿する工
程とを備えるものである。
【0016】また、この発明のうち請求項9に記載の半
導体製造装置は、反応管と、反応管の内側に設置され、
処理対象たるウェハを保持するボートと、ボートを載置
するための台座と、反応管の内部においてボートを回転
するための回転導入端子と、台座と回転導入端子のシャ
フトとを固定するための、請求項1〜6のいずれか一つ
に記載の固定器具とを備えるものである。
【0017】また、この発明のうち請求項10に記載の
ウェハの処理方法は、請求項9に記載の半導体製造装置
を用いたウェハの処理方法である。
【0018】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1は、縦型減圧
CVD装置の構成を模式的に示す側面図である。ボート
エレベータ1にはフランジ2が設置されており、フラン
ジ2には、後述する磁気シールユニット9及びハブ3を
介して保温筒受け皿4が固定されている。保温筒受け皿
4上には保温筒5が載置されており、保温筒5上にはボ
ート6が載置されている。保温筒受け皿4及び保温筒5
は、ボート6を載置するための台座としての役割も果た
す。ボート6には処理対象たる複数のウェハ(図示しな
い)が水平状態に載置保持される。また、外管チューブ
7の内側には内管チューブ(反応管)8が設置されてお
り、ボートエレベータ1を上昇させることにより、内管
チューブ8内にボート6及び保温筒5が挿入される。
【0019】図2は、図1に示したボート装置の一部を
拡大して示す斜視図である。フランジ2の上面には、図
1に示した内管チューブ8内においてボート6を回転す
るための回転導入端子である磁気シールユニット9が取
り付けられている。ハブ3は、磁気シールユニット9の
シャフト部10に固定される。ハブ3の材質としては、
インコネル600の合金、ステンレス鋼、ニッケル・モ
リブデン合金、ニッケル・クロム合金、ニッケル・モリ
ブデン・クロム合金、耐食耐熱超合金、オーステナイト
系耐熱鋼、Fe基耐熱合金、Ni基耐熱合金、Co基耐
熱合金等の耐熱・耐食合金を用いる。ハブの材質に関し
ては、後述する実施の形態2〜5についても同様であ
る。
【0020】図3,4は、図2に示したハブ3の具体的
な構造をそれぞれ示す上面図及び側面図である。ハブ3
は、固定対象たるシャフト部10(図3,4には表れな
い)の径と略同径の開口部11と、開口部11を割る隙
間17(割り溝)とを備えている。また、ハブ3には、
その外周縁からの切り込み18,19が設けられてい
る。ここで、切り込み19は、ハブ3の上面と底面との
間を貫通して形成してもよいが、少なくともハブ3の外
周側壁部において、ハブ3の外周縁から形成されていれ
ば足りる。さらに、ハブ3の上面には、図1に示した保
温筒受け皿4(図3,4には表れない)をハブ3に固定
するための複数のネジ穴12が設けられている。ここ
で、図3,4に示すハブ3においては、隙間17を挟ん
で第1の面15と第2の面16とが対峙している。な
お、実際には、開口部11に、ハブ3とシャフト部10
とを位置決めするための凹凸形状が設けられているが、
図面の簡略化のため、図3においては省略している。
【0021】図5は、図4に示したA部分の断面構造を
示す断面図である。第1の面15を含む部分(図5にお
いては隙間17よりも左側に示される部分:以下「第1
の片部」と表記する)には、第1の面15と切り込み1
9との間で第1の片部を貫通する、直径5mmのネジ穴
20が設けられている。また、第2の面16を含む部分
(図5においては隙間17よりも右側に示される部分:
以下「第2の片部」と表記する)には、第2の面16と
切り込み18との間で第2の片部を貫通する、直径8m
mのネジ穴21が設けられている。ネジ穴21には、切
り込み18側からワッシャ14を通して直径5mmのネ
ジ13が挿入されており、さらにこのネジ13は、隙間
17側からネジ穴20に螺挿されている。
【0022】図6は、図5に示したハブ3をシャフト部
10に取り付ける方法を順に示すフローチャートであ
る。まず、ハブ3からネジ13及びワッシャ14を取り
外す(ステップS11)。次に、ハブ3をシャフト部1
0に取り付けるために、ハブ3の開口部11内にシャフ
ト部10を挿通する(ステップS12)。次に、ハブ3
にワッシャ14及びネジ13を取り付ける(ステップS
13)。具体的には、切り込み18側からワッシャ14
を通してネジ穴21にネジ13を挿入し、さらにそのネ
ジ13を隙間17側からネジ穴20に螺挿する。次に、
ネジ13を締め付けて固定することにより、第1の片部
と第2の片部とを螺着する(ステップS14)。以上の
工程により、シャフト部10へのハブ3の取り付けが完
了する(ステップS15)。
【0023】図7は、取り付け完了後のハブ3及びシャ
フト部10を示す断面図である。第1の片部と第2の片
部とがネジ13によって螺着された結果、開口部11の
側面によってシャフト部10が挟着され、これによりハ
ブ3とシャフト部10とが互いに固定される。
【0024】次に、図8は、図7に示したハブ3をシャ
フト部10から取り外す方法を順に示すフローチャート
である。まず、ハブ3からネジ13及びワッシャ14を
取り外す(ステップS21)。次に、取り外したネジ1
3を、切り込み19側からネジ穴20に螺挿する(ステ
ップS22)。このとき、ネジ13の長さはネジ穴20
の長さよりも長いので、ネジ13の先端は第1の面15
から突出する。但し、必ずしもネジ13を使用する必要
はなく、ネジ穴20の長さよりも長く、直径が5mmの
ネジであれば他のネジであってもよい。次に、ネジ穴2
1の長さよりも長く、直径が8mmのネジ22を、切り
込み18側からネジ穴21に螺挿する(ステップS2
3)。図9は、ステップS23終了後のハブ3及びシャ
フト部10の状態を示す断面図である。ネジ22をネジ
穴21に螺挿することによりネジ22の先端が第2の面
16から突出すると、ネジ13とネジ22とが互いに押
し合い、その力によって隙間17が広がる。その結果、
開口部11の側面によるシャフト部10の挟着が解かれ
る。その後、ハブ3をシャフト部10から取り外す(ス
テップS24)。最後に、ハブ3からネジ13,22を
取り外し(ステップS25)、シャフト部10からのハ
ブ3の取り外しが完了する(ステップS26)。
【0025】なお、ネジ13,22の頭部構造は、すり
わり付き、四角、六角、十字穴付き、六角穴付き等、ど
のような構造であってもよく、また、ネジ溝の構造にお
いても、右ネジ、左ネジのどちらであってもよい。後述
する実施の形態2,3においても同様である。
【0026】また、図10は、第1の片部に形成される
ネジ穴20の他の構造を示す断面図である。以上の説明
では、ネジ穴20の全面にネジ溝が形成されることを前
提として述べたが、図10に示すように、ネジ穴20の
両端部に、ネジ穴21の径以上の径を有する開口部2
3、及びネジ穴20の径よりも大きい径を有する開口部
24をそれぞれ設けてもよい。開口部23は、切り込み
18側からネジ穴21を形成する際のねじ切りによって
第1の片部も併せてねじ切りされてしまうことを回避す
るための、いわゆる逃げ部分としての役割を果たす。開
口部23を設けることにより、ネジ穴21の加工が容易
となる。また、開口部24を設けることにより、ハブ3
の取り外し時においてネジ13を切り込み19側からネ
ジ穴20に螺挿するための所要時間を短縮することがで
きる。
【0027】このように本実施の形態1に係るハブ3に
よると、切り込み18側からネジ穴21にネジ13を挿
入し、さらにこのネジ13を隙間17側からネジ穴21
に螺挿することにより、第1の片部と第2の片部とを螺
着し、これにより、開口部11の側面によってシャフト
部10を挟着する。従って、ボルト及びナットによる締
め付け作業を行うことなくハブ3とシャフト部10とを
互いに固定することができ、シャフト部10へのハブ3
の取り付け作業が容易となる。
【0028】しかも、図24に示した従来のハブ103
とは異なり、ナット114を取り付けるための切り込み
118aを第1の片部に設ける必要がないので、ハブ3
自体の体積も大きくできる。その結果、ハブ3の剛性が
大きくなり、シャフト部10は、ハブ3からの均一な力
によって開口部11内に挟着される。このため、ハブ3
の上面の水平性、ひいてはボート6に装着されるウェハ
の水平性を維持することができる。
【0029】また、本実施の形態1に係るハブ3による
と、ハブ3をシャフト部10から取り外す際に、ネジ1
3とネジ22とが互いに押し合う力によって隙間17を
広げ、これにより、開口部11の側面によるシャフト部
10の挟着を解く。従って、先端がくさび形をした器具
によって隙間をこじ開ける従来の取り外し方法とは異な
り、ハブ3の本体に傷が付いたりハブ3の上面の水平性
に歪みが生じるという事態を回避しつつ、ハブ3の取り
外しを容易に実行することができる。なお、ネジ穴20
の芯とネジ穴21の芯とは必ずしも同一である必要はな
いが、同芯にすることにより、ネジ穴20,21の形成
の際等に多少のズレが生じた場合でも、ネジ13とネジ
22とが互いに接触する。従って、この場合にネジ22
が第1の面15に接触したり、ネジ13が第2の面16
に接触するという事態を回避することができる。
【0030】実施の形態2.図11は、本発明の実施の
形態2に係るハブ25の内部構造を示す断面図である。
基本的には図5に示した上記実施の形態1に係るハブ3
の構造と同一であるが、第1の片部に切り込み19が設
けられておらず、ネジ穴26が第1の片部を貫通してい
ないことにおいて相違する。
【0031】図12は、図11に示したハブ25をシャ
フト部10に取り付ける方法を順に示すフローチャート
である。まず、ハブ25からネジ13及びワッシャ14
を取り外す(ステップS31)。次に、ハブ25をシャ
フト部10に取り付けるために、ハブ25の開口部11
内にシャフト部10を挿通する(ステップS32)。次
に、ハブ25にワッシャ14及びネジ13を取り付ける
(ステップS33)。次に、ネジ13を締め付けて第1
の片部と第2の片部とを螺着する(ステップS34)。
これにより、ハブ25の取り付けが完了する(ステップ
S35)。
【0032】図13は、取り付け完了後のハブ25及び
シャフト部10を示す断面図である。第1の片部と第2
の片部とがネジ13によって螺着された結果、開口部1
1の側面によってシャフト部10が挟着され、これによ
りハブ25とシャフト部10とが互いに固定される。
【0033】次に、図14は、図13に示したハブ25
をシャフト部10から取り外す方法を順に示すフローチ
ャートである。まず、ハブ25からネジ13及びワッシ
ャ14を取り外す(ステップS41)。次に、ネジ穴2
1の長さよりも長く、直径が8mmのネジ22を、切り
込み18側からネジ穴21に螺挿する(ステップS4
2)。図15は、ステップS42終了後のハブ25及び
シャフト部10の状態を示す断面図である。ネジ22を
ネジ穴21に螺挿することによりネジ22の先端が第2
の面16から突出すると、ネジ22と第1の面15とが
互いに押し合い、その力によって隙間17が広がる。そ
の結果、開口部11の側面によるシャフト部10の挟着
が解かれる。その後、ハブ25をシャフト部10から取
り外す(ステップS43)。最後に、ハブ25からネジ
22を取り外し(ステップS44)、ハブ25の取り外
しが完了する(ステップS45)。
【0034】このように本実施の形態2に係るハブ25
によると、シャフト部10からハブ25を取り外す際
に、ハブ25の第1の面15とネジ22とが互いに押し
合う力によって隙間17を広げ、これにより、開口部1
1の側面によるシャフト部10の挟着を解く。従って、
器具によって隙間をこじ開けることによってハブ25本
体に傷が付いたりハブ25の上面の水平性に歪みが生じ
るということはなく、ハブ25の取り外しを容易に実行
することができる。
【0035】また、上記実施の形態1に係るハブ3と比
較すると、第1の片部に切り込み19を設けないことか
ら、ハブ25の体積を大きくすることができ、その結
果、ハブ25の剛性も大きくなる。
【0036】実施の形態3.図16,17は、本発明の
実施の形態3に係るハブ27,30の内部構造をそれぞ
れ示す断面図である。図16に示すハブ27は、図5に
示した上記実施の形態1に係るハブ3を前提としてお
り、ネジ穴21の有する2つのネジ挿通口(即ち、隙間
17側のネジ挿通口及び切り込み18側のネジ挿通口)
のうち、切り込み18側のネジ挿通口付近に切り込み2
8を形成するとともに、ネジ穴20の有する2つのネジ
挿通口(即ち、隙間17側のネジ挿通口及び切り込み1
9側のネジ挿通口)のうち、切り込み19側のネジ挿通
口付近に切り込み29を形成したものである。
【0037】また、図17に示すハブ30は、図11に
示した上記実施の形態2に係るハブ25を前提としてお
り、ネジ穴21の有する2つのネジ挿通口(即ち、隙間
17側のネジ挿通口及び切り込み18側のネジ挿通口)
のうち、切り込み18側のネジ挿通口付近に切り込み3
1を形成したものである。
【0038】切り込み28,29,31の大きさは、ハ
ブ27,30の剛性を大きく保つためにも、ネジ13,
22をネジ締めする際に使用する工具の大きさ等を考慮
して、最小限の大きさとするのが望ましい。
【0039】このように本実施の形態3に係るハブ2
7,30によると、ネジ穴20,21の近辺に切り込み
28,29,31をそれぞれ設けることにより、工具を
用いてネジ13,22をネジ締めする際に、その作業ス
ペースを広げることができる。その結果、ネジ13,2
2の締め付け作業を行い易くすることができる。
【0040】実施の形態4.図18は、本発明の実施の
形態4に係るハブ32の上面構造を示す上面図である。
ハブ32は、固定対象たるシャフト部10(図18には
表れない)の径と略同径の開口部11を備えている。ま
た、本実施の形態4に係るハブ32は、上記実施の形態
1〜3に係るハブ3,25,27,30とは異なり、開
口部11に連通する隙間17を備えておらず、開口部1
1を中心とした環状構造を呈している。
【0041】また、図19は、図18に示したハブ32
の側面構造を示す側面図である。ハブ32の外周側面に
は、複数のネジ穴33が設けられている。
【0042】また、図20は、図19に示したB部分の
断面構造を示す断面図である。複数(図20に示す例で
は3個)のネジ穴33のそれぞれは、ハブ32の外周側
面と開口部11の側面との間でハブ32の内部を貫通し
ている。
【0043】また、図21は、ハブ32とシャフト部1
0とを固定した状態を示す断面図である。開口部11内
にシャフト部10を挿通した状態で、ハブ32の外周側
面側からネジ穴33に止めネジ34を螺挿し、複数の止
めネジ34によって、開口部11内にシャフト部10を
挟着する。シャフト部10からハブ32を取り外すに
は、止めネジ34を緩めることにより、開口部11内に
おけるシャフト部10の挟着を解く。
【0044】なお、止めネジ34は、六角穴付き止めネ
ジ、すりわり付き止めネジ、四角頭止めネジ等、どのよ
うなものであってもよい。後述する実施の形態5におい
ても同様である。
【0045】このように本実施の形態4に係るハブ32
によれば、複数の止めネジ34によってシャフト部10
を挟着するため、ハブ32とシャフト部10との固定を
簡易に実行することができる。
【0046】また、上記実施の形態1〜3において用い
られたネジ13,22の使用を省略することができ、コ
ストの削減を図ることもできる。
【0047】実施の形態5.図22は、本発明の実施の
形態5に係るハブ35の側面構造を示す側面図である。
本実施の形態5に係るハブ35は、図18〜21に示し
た上記実施の形態4に係るハブ32を前提として、止め
ネジ34を螺挿するためのネジ穴を、上下2段構造のネ
ジ穴33a,33bとしたものである。即ち、ネジ穴3
3a,33bは、開口部11に挿通されるシャフト部1
0が延在する方向に関して、複数の箇所に形成されてい
る。ネジ穴33a,33bのそれぞれは、ハブ35の外
周側面と開口部11の側面との間でハブ35の内部を貫
通している。本実施の形態5に係るハブ35のその他の
構造は、上記実施の形態4に係るハブ32と同様であ
る。
【0048】このように本実施の形態5に係るハブ35
によれば、上記実施の形態4に係るハブ32を前提とし
て、止めネジ34を螺挿するためのネジ穴を、上下2段
構造のネジ穴33a,33bとした。従って、ハブ35
とシャフト部10との固定を高精度に実行することがで
き、ハブ35の上面の水平性、ひいてはボート内に保持
されるウェハの水平性を高精度に維持することができ
る。
【0049】
【発明の効果】この発明のうち請求項1に係るものによ
れば、第1のネジ穴に螺合する第1のネジを、第1の切
り込み側から第2のネジ穴及び第1のネジ穴をこの順に
挿通することによって、第1の片部と第2の片部とを螺
着することができる。従って、ボルト及びナットによる
締め付け作業を行うことなく固定器具をシャフトに固定
することができ、シャフトへの固定器具の取り付け作業
が容易となる。
【0050】しかも、ボルト及びナットによる締め付け
によって第1の片部と第2の片部とを螺着する従来の固
定器具とは異なり、ナットを取り付けるための切り込み
を第1の片部に設ける必要がないので、固定器具自体の
体積も大きくできる。その結果、固定器具の剛性が大き
くなり、固定器具からの均一な力によってシャフトをシ
ャフト挿通口内に挟着することができる。
【0051】また、この発明のうち請求項2に係るもの
によれば、固定器具をシャフトから取り外すにあたり、
第1のネジを固定器具から取り外した後、第1のネジ穴
の長さよりも長く、第1のネジ穴に螺合する第2のネジ
を、第2の切り込み側から第1のネジ穴に螺挿するとと
もに、第2のネジ穴の長さよりも長く、第2のネジ穴に
螺合する第3のネジを、第1の切り込み側から第2のネ
ジ穴に螺挿することにより、第2のネジと第3のネジと
が押し合う力によって、シャフト挿通口の側面によるシ
ャフトの挟着を解くことができる。
【0052】しかも、第1のネジ穴の割り溝側のネジ挿
通口付近に開口部を設けることができ、これにより第2
の片部に第2のネジ穴を形成する際の加工が容易とな
る。
【0053】また、この発明のうち請求項3に係るもの
によれば、第1のネジ穴のネジ挿通口が第1の面内に含
まれるため、第1の片部と第2の片部とが接触した状態
において、第1のネジ穴のネジ挿通口の周囲の第1の面
は第2のネジ穴に接する。従って、固定器具をシャフト
から取り外すにあたり、第1のネジを固定器具から取り
外した後、第2のネジ穴の長さよりも長く、第2のネジ
穴に螺合する第2のネジを、第1の切り込み側から第2
のネジ穴に螺挿することにより、第2のネジと第1の面
とが押し合う力によって、シャフト挿通口の側面による
シャフトの挟着を解くことができる。
【0054】また、この発明のうち請求項4に係るもの
によれば、工具を用いて第1及び第2のネジをネジ締め
する際に、その作業スペースを広げることができ、作業
性の向上を図ることができる。
【0055】また、この発明のうち請求項5に係るもの
によれば、半導体装置製造用のボート装置において、ネ
ジ穴に止めネジを螺挿することよってシャフトを挟着す
ることができ、固定器具とシャフトとの固定及び取り外
しを簡易に実行することができる。
【0056】また、この発明のうち請求項6に係るもの
によれば、固定器具とシャフトとの固定を高精度に実行
することができる。
【0057】また、この発明のうち請求項7に係るもの
によれば、第2のネジと第3のネジとが押し合う力によ
って、シャフト挿通口の側面によるシャフトの挟着を解
くことができる。
【0058】また、この発明のうち請求項8に係るもの
によれば、第2のネジと第1の面とが押し合う力によっ
て、シャフト挿通口の側面によるシャフトの挟着を解く
ことができる。
【0059】また、この発明のうち請求項9に係るもの
によれば、シャフトと台座とを固定するための固定器具
として、請求項1〜6のいずれか一つに記載の固定器具
を使用する。従って、回転導入端子を交換する際の固定
器具の取り外しが容易であるとともに、この取り外しに
よっても回転導入端子の上面の水平性は維持されるた
め、ボートが保持するウェハの水平性も維持される。
【0060】また、この発明のうち請求項10に記載の
ウェハの処理方法によれば、ウェハの水平性を維持しつ
つ、ウェハの処理を実行することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 ボート装置の構成を模式的に示す側面図であ
る。
【図2】 図1に示したボート装置の一部を拡大して示
す斜視図である。
【図3】 本発明の実施の形態1に係るハブの具体的な
構造を示す上面図である。
【図4】 本発明の実施の形態1に係るハブの具体的な
構造を示す側面図である。
【図5】 図4に示したA部分の断面構造を示す断面図
である。
【図6】 本発明の実施の形態1に係るハブをシャフト
部に取り付ける方法を順に示すフローチャートである。
【図7】 シャフト部に取り付け完了後の本発明の実施
の形態1に係るハブを示す断面図である。
【図8】 本発明の実施の形態1に係るハブをシャフト
部から取り外す方法を順に示すフローチャートである。
【図9】 図8に示したステップS23終了後の、本発
明の実施の形態1に係るハブ及びシャフト部の状態を示
す断面図である。
【図10】 本発明の実施の形態1に係るハブにおい
て、第1の片部に形成されるネジ穴の他の構造を示す断
面図である。
【図11】 本発明の実施の形態2に係るハブの内部構
造を示す断面図である。
【図12】 本発明の実施の形態2に係るハブをシャフ
ト部に取り付ける方法を順に示すフローチャートであ
る。
【図13】 シャフト部に取り付け完了後の本発明の実
施の形態2に係るハブを示す断面図である。
【図14】 本発明の実施の形態2に係るハブをシャフ
ト部から取り外す方法を順に示すフローチャートであ
る。
【図15】 図14に示したステップS42終了後の、
本発明の実施の形態2に係るハブ及びシャフト部の状態
を示す断面図である。
【図16】 本発明の実施の形態3に係るハブの内部構
造を示す断面図である。
【図17】 本発明の実施の形態3に係るハブの内部構
造を示す断面図である。
【図18】 本発明の実施の形態4に係るハブの上面構
造を示す上面図である。
【図19】 本発明の実施の形態4に係るハブの側面構
造を示す側面図である。
【図20】 図19に示したB部分の断面構造を示す断
面図である。
【図21】 本発明の実施の形態4に係るハブとシャフ
ト部とを固定した状態を示す断面図である。
【図22】 本発明の実施の形態5に係るハブの側面構
造を示す側面図である。
【図23】 従来のボート装置の構造の一部を拡大して
示す斜視図である。
【図24】 従来のハブの具体的な構造を示す上面図で
ある。
【図25】 従来のハブの具体的な構造を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
2 フランジ、3,25,27,30,32,35 ハ
ブ、4 保温筒受け皿、5 保温筒、6 ボート、9
磁気シールユニット、10 シャフト部、11開口部、
13,22 ネジ、15 第1の面、16 第2の面、
17 隙間、18,19,28,29,31 切り込
み、20,21,26,33,33a,33b ネジ
穴、34 止めネジ。

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定対象たるシャフトの径と略同径のシ
    ャフト挿通口と、該シャフト挿通口を割る割り溝とを備
    え、該割り溝を挟んで対峙する第1及び第2の面をそれ
    ぞれ含む第1及び第2の片部を接離させて前記割り溝を
    開閉することにより、前記シャフトを前記シャフト挿通
    口に挿脱したり、前記シャフト挿通口の側面によって前
    記シャフトを挟着することが可能な固定器具であって、 前記第1の片部は、前記第1の面から前記第1の片部内
    に形成された第1のネジ穴を有し、 前記第2の片部は、前記固定器具の外周縁から形成され
    た第1の切り込みと、該第1の切り込みと前記第2の面
    との間で前記第2の片部を貫通する第2のネジ穴とを有
    し、 前記第2のネジ穴の径は、前記第1のネジ穴の径よりも
    大きいことを特徴とする固定器具。
  2. 【請求項2】 前記第1の片部は、少なくとも前記固定
    器具の側壁部において、前記固定器具の外周縁から形成
    された第2の切り込みをさらに有し、 前記第1のネジ穴は、前記第1の面と前記第2の切り込
    みとの間で前記第1の片部を貫通する、請求項1に記載
    の固定器具。
  3. 【請求項3】 前記第1のネジ穴のネジ挿通口は前記第
    1の面内に含まれる、請求項1に記載の固定器具。
  4. 【請求項4】 前記第1のネジ穴の前記第2の切り込み
    側において、作業スペースを広く確保するために前記第
    1の片部に形成された第3の切り込み、及び前記第2の
    ネジ穴の前記第1の切り込み側において、作業スペース
    を広く確保するために前記第2の片部に形成された第4
    の切り込みのうち少なくとも一方をさらに備える、請求
    項1〜3のいずれか一つに記載の固定器具。
  5. 【請求項5】 半導体装置製造用のボート装置におい
    て、ボートを載置するための台座と、前記ボートを回転
    するための回転導入端子のシャフトとを互いに固定する
    ための固定器具であって、 前記シャフトの径と略同径のシャフト挿通口と、 前記固定器具の外周側面から前記シャフト挿通口に貫通
    して形成されたネジ穴とを備える固定器具。
  6. 【請求項6】 前記ネジ穴は、前記シャフトが延在する
    方向に関して、複数の箇所に形成されていることを特徴
    とする、請求項5に記載の固定器具。
  7. 【請求項7】 前記シャフトに固定された請求項2に記
    載の固定器具を、前記シャフトから取り外す方法であっ
    て、 (a)前記固定器具から前記第1のネジを取り外す工程
    と、 (b)前記工程(a)よりも後に実行され、前記第1の
    ネジ穴の長さよりも長く、前記第1のネジ穴に螺合する
    第2のネジを、前記第2の切り込み側から前記第1のネ
    ジ穴に螺挿する工程と、 (c)前記工程(a)よりも後に実行され、前記第2の
    ネジ穴の長さよりも長く、前記第2のネジ穴に螺合する
    第3のネジを、前記第1の切り込み側から前記第2のネ
    ジ穴に螺挿する工程とを備える、固定器具の取り外し方
    法。
  8. 【請求項8】 前記シャフトに固定された請求項3に記
    載の固定器具を、前記シャフトから取り外す方法であっ
    て、 (a)前記固定器具から前記第1のネジを取り外す工程
    と、 (b)前記工程(a)よりも後に実行され、前記第2の
    ネジ穴の長さよりも長く、前記第2のネジ穴に螺合する
    第2のネジを、前記第1の切り込み側から前記第2のネ
    ジ穴に螺挿する工程とを備える、固定器具の取り外し方
    法。
  9. 【請求項9】 反応管と、 該反応管の内側に設置され、処理対象たるウェハを保持
    するボートと、 該ボートを載置するための台座と、 前記反応管の内部において前記ボートを回転するための
    回転導入端子と、 前記台座と前記回転導入端子のシャフトとを固定するた
    めの、請求項1〜6のいずれか一つに記載の固定器具と
    を備える半導体製造装置。
  10. 【請求項10】 請求項9に記載の半導体製造装置を用
    いたウェハの処理方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010216610A (ja) * 2009-03-18 2010-09-30 Denso Wave Inc ロボットのシャフトに対するフランジ取付構造

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