JP2000141840A - リボンカセット - Google Patents
リボンカセットInfo
- Publication number
- JP2000141840A JP2000141840A JP10319200A JP31920098A JP2000141840A JP 2000141840 A JP2000141840 A JP 2000141840A JP 10319200 A JP10319200 A JP 10319200A JP 31920098 A JP31920098 A JP 31920098A JP 2000141840 A JP2000141840 A JP 2000141840A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ink ribbon
- ribbon
- pinch roller
- ink
- cassette
- Prior art date
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-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J35/00—Other apparatus or arrangements associated with, or incorporated in, ink-ribbon mechanisms
- B41J35/04—Ink-ribbon guides
- B41J35/08—Ink-ribbon guides with tensioning arrangements
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B41—PRINTING; LINING MACHINES; TYPEWRITERS; STAMPS
- B41J—TYPEWRITERS; SELECTIVE PRINTING MECHANISMS, i.e. MECHANISMS PRINTING OTHERWISE THAN FROM A FORME; CORRECTION OF TYPOGRAPHICAL ERRORS
- B41J33/00—Apparatus or arrangements for feeding ink ribbons or like character-size impression-transfer material
- B41J33/14—Ribbon-feed devices or mechanisms
- B41J33/16—Ribbon-feed devices or mechanisms with drive applied to spool or spool spindle
- B41J33/20—Ribbon-feed devices or mechanisms with drive applied to spool or spool spindle by friction
Landscapes
- Impression-Transfer Materials And Handling Thereof (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 インクリボンの種類に応じて適度の引出しテ
ンションを与えることができ、安定したインクリボンの
走行を得ることができるリボンカセットを提供するこ
と。 【解決手段】 送出し側ピンチローラ８にインクリボン
３の引出し負荷を与えるためのフリクション機構１６を
設け、フリクション機構１６によりピンチローラ８部分
においてインクリボン３に対して引出し負荷を与えるこ
とができ、インクリボン３に対して適度の引出し負荷を
設定できるようにしたもの。
ンションを与えることができ、安定したインクリボンの
走行を得ることができるリボンカセットを提供するこ
と。 【解決手段】 送出し側ピンチローラ８にインクリボン
３の引出し負荷を与えるためのフリクション機構１６を
設け、フリクション機構１６によりピンチローラ８部分
においてインクリボン３に対して引出し負荷を与えるこ
とができ、インクリボン３に対して適度の引出し負荷を
設定できるようにしたもの。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、熱転写プリンタに
使用されるリボンカセットに係り、特に、インクリボン
の走行性を安定させたリボンカセットに関する。
使用されるリボンカセットに係り、特に、インクリボン
の走行性を安定させたリボンカセットに関する。
【０００２】
【従来の技術】一般に、熱転写プリンタは、インクリボ
ンと用紙などの記録媒体を介してサーマルヘッドをプラ
テンに圧接させた状態でキャリッジを前記プラテンに沿
って移動させながら、前記サーマルヘッドの発熱素子を
印刷データに基づいて選択的に駆動し、前記インクリボ
ンのインクを前記記録媒体に転写して、所望の画像の印
刷を行うようになっている。そして、このような熱転写
プリンタは、その高記録品質、低騒音、低コストおよび
メンテナンスの容易性などの理由により、コンピュー
タ、ワードプロセッサなどの出力装置として広く使用さ
れている。
ンと用紙などの記録媒体を介してサーマルヘッドをプラ
テンに圧接させた状態でキャリッジを前記プラテンに沿
って移動させながら、前記サーマルヘッドの発熱素子を
印刷データに基づいて選択的に駆動し、前記インクリボ
ンのインクを前記記録媒体に転写して、所望の画像の印
刷を行うようになっている。そして、このような熱転写
プリンタは、その高記録品質、低騒音、低コストおよび
メンテナンスの容易性などの理由により、コンピュー
タ、ワードプロセッサなどの出力装置として広く使用さ
れている。
【０００３】図４は、このような熱転写プリンタに使用
されるリボンカセットの要部を示す平面図である。
されるリボンカセットの要部を示す平面図である。
【０００４】図４に示すように、上ケース（図示せず）
と下ケース２とからなるカセット本体１内に、インクリ
ボン３が巻回された巻取りリール４および供給リール５
が回転自在に収納されている。また、図示しない熱転写
プリンタのキャリッジ上に装着された際に熱転写プリン
タのプラテンに対向する側であるカセット本体１の前端
側に、熱転写プリンタに装着された際にサーマルヘッド
が挿入されるとともに、前記インクリボン３をカセット
本体１の外部に導出させるヘッド挿入部６が形成されて
いる。さらに、このヘッド挿入部６と巻取りリール５お
よび供給リール６との間のカセット本体１内に前記イン
クリボン３の走行を補助する巻取り側ピンチローラ７お
よび送出し側ピンチローラ８がそれぞれ回転自在に配設
され、さらにまた、前記インクリボン３をガイドし、イ
ンクリボン３の走行経路を形成する６個のガイドローラ
９，１０，１１，１２，１３，１４が上ケース（図示せ
ず）および下ケース２に突設された支持ピンに回転自在
に保持されている。
と下ケース２とからなるカセット本体１内に、インクリ
ボン３が巻回された巻取りリール４および供給リール５
が回転自在に収納されている。また、図示しない熱転写
プリンタのキャリッジ上に装着された際に熱転写プリン
タのプラテンに対向する側であるカセット本体１の前端
側に、熱転写プリンタに装着された際にサーマルヘッド
が挿入されるとともに、前記インクリボン３をカセット
本体１の外部に導出させるヘッド挿入部６が形成されて
いる。さらに、このヘッド挿入部６と巻取りリール５お
よび供給リール６との間のカセット本体１内に前記イン
クリボン３の走行を補助する巻取り側ピンチローラ７お
よび送出し側ピンチローラ８がそれぞれ回転自在に配設
され、さらにまた、前記インクリボン３をガイドし、イ
ンクリボン３の走行経路を形成する６個のガイドローラ
９，１０，１１，１２，１３，１４が上ケース（図示せ
ず）および下ケース２に突設された支持ピンに回転自在
に保持されている。
【０００５】前記巻取りリール４および供給リール５
は、内周面に複数のキー溝が形成されたほぼ円筒形状と
され、熱転写プリンタのキャリッジ上に装着されると、
それぞれ巻取りボビンおよび供給ボビンと係合するよう
になっている。また、前記巻取り側ピンチローラ７およ
び供給側ピンチローラ８も、内周面に複数のキー溝が形
成されたほぼ円筒形状とされ、熱転写プリンタのキャリ
ッジ上に装着されると、それぞれキャリッジ上に突設さ
れた駆動軸およびテンション付与軸に係合するようにな
っている。なお、これらの両ピンチローラ７，８は、そ
の外周面にゴム様弾性体などの比較的摩擦係数の高い材
料からなる被覆スリーブ７ａ，８ａが一体成形あるいは
嵌入などにより固着されており、ガイドローラ１３，１
４およびガイドローラ９，１０によって前記インクリボ
ン３の巻付け角度が、１１０〜１８０度となるように構
成されている。これにより、前記巻取り側ピンチローラ
７は、熱転写プリンタの駆動軸の作用により印刷後のイ
ンクリボン３を用紙から引き剥がす引き剥がし力を付与
する働きを有し、前記送出し側ピンチローラ８は、熱転
写プリンタのテンション付与軸の作用によりインクリボ
ン３に対して引出し負荷を付与し、前記インクリボン３
の走行を安定させる働きを有している。
は、内周面に複数のキー溝が形成されたほぼ円筒形状と
され、熱転写プリンタのキャリッジ上に装着されると、
それぞれ巻取りボビンおよび供給ボビンと係合するよう
になっている。また、前記巻取り側ピンチローラ７およ
び供給側ピンチローラ８も、内周面に複数のキー溝が形
成されたほぼ円筒形状とされ、熱転写プリンタのキャリ
ッジ上に装着されると、それぞれキャリッジ上に突設さ
れた駆動軸およびテンション付与軸に係合するようにな
っている。なお、これらの両ピンチローラ７，８は、そ
の外周面にゴム様弾性体などの比較的摩擦係数の高い材
料からなる被覆スリーブ７ａ，８ａが一体成形あるいは
嵌入などにより固着されており、ガイドローラ１３，１
４およびガイドローラ９，１０によって前記インクリボ
ン３の巻付け角度が、１１０〜１８０度となるように構
成されている。これにより、前記巻取り側ピンチローラ
７は、熱転写プリンタの駆動軸の作用により印刷後のイ
ンクリボン３を用紙から引き剥がす引き剥がし力を付与
する働きを有し、前記送出し側ピンチローラ８は、熱転
写プリンタのテンション付与軸の作用によりインクリボ
ン３に対して引出し負荷を付与し、前記インクリボン３
の走行を安定させる働きを有している。
【０００６】そして、インクリボン３のリボン経路は、
前記供給リール５からガイドローラ９を介して送出し側
ピンチローラ８の外周部に沿い、ガイドローラ１０およ
びガイドローラ１１を経てカセット本体１からヘッド挿
入部６にて一旦外部に導出された後、再びガイドローラ
１２およびガイドローラ１３を介して前記巻取り側ピン
チローラ７の外周に沿いガイドローラ１４を経て、前記
巻取りリール４に巻き取られるようになっている。
前記供給リール５からガイドローラ９を介して送出し側
ピンチローラ８の外周部に沿い、ガイドローラ１０およ
びガイドローラ１１を経てカセット本体１からヘッド挿
入部６にて一旦外部に導出された後、再びガイドローラ
１２およびガイドローラ１３を介して前記巻取り側ピン
チローラ７の外周に沿いガイドローラ１４を経て、前記
巻取りリール４に巻き取られるようになっている。
【０００７】なお、前記ヘッド挿入部６のすぐ両側に配
置されているガイドローラ１１，１２は、その外周部が
カセット本体よりも突出するように配置され、インクリ
ボンとして、熱時剥離用のインクリボン３を使用する場
合には、これら両ガイドローラ１１，１２にインク塗布
面側が接触するように、破線で示すインクリボンの走行
経路が設定され、冷時剥離用のインクリボン３を使用す
る場合には、インクリボン３の裏面が接触するように実
線で示す走行経路が設定される。
置されているガイドローラ１１，１２は、その外周部が
カセット本体よりも突出するように配置され、インクリ
ボンとして、熱時剥離用のインクリボン３を使用する場
合には、これら両ガイドローラ１１，１２にインク塗布
面側が接触するように、破線で示すインクリボンの走行
経路が設定され、冷時剥離用のインクリボン３を使用す
る場合には、インクリボン３の裏面が接触するように実
線で示す走行経路が設定される。
【０００８】なお、前記カセット本体１に収納されるイ
ンクリボン３としては、熱溶融性のイエロー、シアン、
マゼンタ、ブラックなどの着色インク層を有する熱溶融
性インクリボン、金属光沢を有するメタリックインクリ
ボン、熱昇華性の着色インク層が塗布された熱昇華性イ
ンクリボン、そして下地印刷あるいはオーバーコート印
刷などに使用される熱溶融性の透明インク層を有するイ
ンクリボン、あるいは印刷後の画像の表面を再加熱する
ことで印刷画像の表面を平滑化して光沢をあたえるため
の光沢用インクリボンなどの多くの種類がある。
ンクリボン３としては、熱溶融性のイエロー、シアン、
マゼンタ、ブラックなどの着色インク層を有する熱溶融
性インクリボン、金属光沢を有するメタリックインクリ
ボン、熱昇華性の着色インク層が塗布された熱昇華性イ
ンクリボン、そして下地印刷あるいはオーバーコート印
刷などに使用される熱溶融性の透明インク層を有するイ
ンクリボン、あるいは印刷後の画像の表面を再加熱する
ことで印刷画像の表面を平滑化して光沢をあたえるため
の光沢用インクリボンなどの多くの種類がある。
【０００９】そして、このインクリボン３の種類は、熱
転写プリンタのキャリッジ上に設けられた選択センサに
よって、カセット本体１に形成された検出マーカ（図示
せず）を検出することにより検出されるようになってい
る。
転写プリンタのキャリッジ上に設けられた選択センサに
よって、カセット本体１に形成された検出マーカ（図示
せず）を検出することにより検出されるようになってい
る。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
たように、インクリボン３に対する引出し負荷は、熱転
写プリンタのテンション付与軸の作用によって付与され
ているために、この引出し負荷はインクリボン３の種類
に関係なく一定であり、全てのインクリボン３に対して
安定したリボン走行性を得ることができなくなってき
た。これは、インクリボン３の種類によって熱転写プリ
ンタにおいて印刷される際の挙動が異なるために、熱転
写プリンタにおいて、印刷時の条件、例えば、サーマル
ヘッドのプラテンへの圧接力、サーマルヘッドの発熱素
子の駆動条件、あるいは印刷速度などを変えて適切な印
刷画像が行えるように制御しているのであるが、印刷条
件を熱転写プリンタ側で制御するだけでは、全てのイン
クリボン３に対して、安定したリボン走行性を得ること
ができず、印刷される画像が劣化するという不具合が生
じたのである。
たように、インクリボン３に対する引出し負荷は、熱転
写プリンタのテンション付与軸の作用によって付与され
ているために、この引出し負荷はインクリボン３の種類
に関係なく一定であり、全てのインクリボン３に対して
安定したリボン走行性を得ることができなくなってき
た。これは、インクリボン３の種類によって熱転写プリ
ンタにおいて印刷される際の挙動が異なるために、熱転
写プリンタにおいて、印刷時の条件、例えば、サーマル
ヘッドのプラテンへの圧接力、サーマルヘッドの発熱素
子の駆動条件、あるいは印刷速度などを変えて適切な印
刷画像が行えるように制御しているのであるが、印刷条
件を熱転写プリンタ側で制御するだけでは、全てのイン
クリボン３に対して、安定したリボン走行性を得ること
ができず、印刷される画像が劣化するという不具合が生
じたのである。
【００１１】本発明は、このような不具合に鑑みなされ
たもので、それぞれのインクリボンに対応してリボンカ
セットの種類を増やさなくても、一部の部品を追加する
ことによりインクリボンの種類に応じて適度の引出しテ
ンションを与えることができ、安定したインクリボンの
走行を得ることができるリボンカセットを提供すること
を目的としてなされたものである。
たもので、それぞれのインクリボンに対応してリボンカ
セットの種類を増やさなくても、一部の部品を追加する
ことによりインクリボンの種類に応じて適度の引出しテ
ンションを与えることができ、安定したインクリボンの
走行を得ることができるリボンカセットを提供すること
を目的としてなされたものである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】前述した目的を達成する
ために請求項１に係るリボンカセットの特徴は、送出し
側ピンチローラにインクリボンの引出し負荷を与えるた
めのフリクション機構を設けた点にある。そして、この
ような構成を採用したことにより、フリクション機構に
よりピンチローラ部分においてインクリボンに対して引
出し負荷を与えることができ、インクリボンに対して適
度の引出し負荷を設定できる。
ために請求項１に係るリボンカセットの特徴は、送出し
側ピンチローラにインクリボンの引出し負荷を与えるた
めのフリクション機構を設けた点にある。そして、この
ような構成を採用したことにより、フリクション機構に
よりピンチローラ部分においてインクリボンに対して引
出し負荷を与えることができ、インクリボンに対して適
度の引出し負荷を設定できる。
【００１３】また、請求項２に係るリボンカセットの特
徴は、フリクション機構を、送出し側ピンチローラの回
転軸の端部を挟み込むことによって摩擦力を付与するば
ね部材により構成した点にある。そして、このような構
成を採用したことにより、ばね部材のばね強度を選択す
ることにより、適度の引出し負荷をインクリボンに対し
て付与することができる。
徴は、フリクション機構を、送出し側ピンチローラの回
転軸の端部を挟み込むことによって摩擦力を付与するば
ね部材により構成した点にある。そして、このような構
成を採用したことにより、ばね部材のばね強度を選択す
ることにより、適度の引出し負荷をインクリボンに対し
て付与することができる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施形
態により説明する。なお、前述した従来のリボンカセッ
トの構造と同様あるいは相当する構成については詳細な
説明は省略し、本発明に関連する構成についてのみ説明
する。
態により説明する。なお、前述した従来のリボンカセッ
トの構造と同様あるいは相当する構成については詳細な
説明は省略し、本発明に関連する構成についてのみ説明
する。
【００１５】図１は、本発明に係る一実施形態における
リボンカセットの要部構成の平面図、図２はその断面構
成図、図３は送出し側ピンチローラに摩擦負荷を付与す
るクラッチばねの形状を示す平面図である。
リボンカセットの要部構成の平面図、図２はその断面構
成図、図３は送出し側ピンチローラに摩擦負荷を付与す
るクラッチばねの形状を示す平面図である。
【００１６】図示したように、送出し側ピンチローラ８
の近傍のカセット本体１には、下ケース２から支持ピン
１５が突設され、この支持ピン１５に弾性材料からなり
可撓性を有するクラッチばね１６の小さい方のフック１
６ａが挿入されている。このフック１６ａの内径は前記
支持ピン１５の外径よりも小さく形成されており、この
フック１６ａは拡開してから挿入される。
の近傍のカセット本体１には、下ケース２から支持ピン
１５が突設され、この支持ピン１５に弾性材料からなり
可撓性を有するクラッチばね１６の小さい方のフック１
６ａが挿入されている。このフック１６ａの内径は前記
支持ピン１５の外径よりも小さく形成されており、この
フック１６ａは拡開してから挿入される。
【００１７】また、前記クラッチばねの１６の大きい方
のフック１６ｂは、送出し側ピンチローラ８の回転軸８
ｂの一端に挿入される。この大きい方のフック１６ｂの
内径は、送出し側ピンチローラ８の回転軸８ｂの外径よ
りも小さく設定されているので、拡開して挿入され、送
出し側ピンチローラ８に対して摩擦負荷を与えるように
なっている。このクラッチばね１６のばね強度およびフ
ック１６ｂの内径を選択することにより、カセット本体
１内に収納されるインクリボン３に対して適度の引出し
負荷となるように設定することができる。
のフック１６ｂは、送出し側ピンチローラ８の回転軸８
ｂの一端に挿入される。この大きい方のフック１６ｂの
内径は、送出し側ピンチローラ８の回転軸８ｂの外径よ
りも小さく設定されているので、拡開して挿入され、送
出し側ピンチローラ８に対して摩擦負荷を与えるように
なっている。このクラッチばね１６のばね強度およびフ
ック１６ｂの内径を選択することにより、カセット本体
１内に収納されるインクリボン３に対して適度の引出し
負荷となるように設定することができる。
【００１８】なお、このクラッチばね１６によるフリク
ション機構を、送出し側ピンチローラ８に設けることに
より安定したインクリボン３の走行を得ることができる
が、インクリボンの種類によっては、リボンカセットを
表裏反転させることで繰返し使用が可能なタイプのイン
クリボン３もあり、このような繰返して使用可能なイン
クリボン３を収納する場合は、巻取り側ピンチローラ７
にも同様のフリクション機構を形成しておくことによ
り、反転させた場合でも同様にインクリボン３に引出し
負荷が付与されることになり、安定したインクリボン３
の走行性を得ることができる。
ション機構を、送出し側ピンチローラ８に設けることに
より安定したインクリボン３の走行を得ることができる
が、インクリボンの種類によっては、リボンカセットを
表裏反転させることで繰返し使用が可能なタイプのイン
クリボン３もあり、このような繰返して使用可能なイン
クリボン３を収納する場合は、巻取り側ピンチローラ７
にも同様のフリクション機構を形成しておくことによ
り、反転させた場合でも同様にインクリボン３に引出し
負荷が付与されることになり、安定したインクリボン３
の走行性を得ることができる。
【００１９】なお、本発明は前述した実施形態に限定さ
れるものではなく、種々の変更が可能である。
れるものではなく、種々の変更が可能である。
【００２０】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のリボンカ
セットにおいては、送出し側ピンチローラにインクリボ
ンの引出し負荷を付与するフリクション機構を設けたこ
とにより、インクリボンに対して適度の引出し負荷を与
えることができ、安定したリボン走行性が得られるの
で、安定した印刷品位が得られるという格別の効果があ
る。
セットにおいては、送出し側ピンチローラにインクリボ
ンの引出し負荷を付与するフリクション機構を設けたこ
とにより、インクリボンに対して適度の引出し負荷を与
えることができ、安定したリボン走行性が得られるの
で、安定した印刷品位が得られるという格別の効果があ
る。
【００２１】また、フリクション機構に使用するばねの
強度を選択することにより、カセット内部に収納される
インクリボンの種類に応じて引出しテンションを選択す
ることができ、熱転写プリンタの制御だけでは無理であ
ったインクリボンの走行の安定性を得ることができる。
強度を選択することにより、カセット内部に収納される
インクリボンの種類に応じて引出しテンションを選択す
ることができ、熱転写プリンタの制御だけでは無理であ
ったインクリボンの走行の安定性を得ることができる。
【図１】 本発明に係るリボンカセットの実施形態を示
す要部の平面図
す要部の平面図
【図２】 図１の実施形態におけるピンチローラに対す
るクラッチばね取付け状態を説明するための説明図
るクラッチばね取付け状態を説明するための説明図
【図３】 図２に示したクラッチばねの形状を示す平面
図
図
【図４】 従来のリボンカセットの構成を示す平面図
【符号の説明】 １ カセット本体 ３ インクリボン ４ 巻取りリール ５ 供給リール ７ 巻取り側ピンチローラ ８ 送出し側ピンチローラ ９，１０，１１，１２，１３，１４ ガイドローラ １６ クラッチばね
Claims (2)
- 【請求項１】 カセット本体内に、インクリボンが巻回
された巻取りリールと供給リールとを回転自在に収納
し、この巻取りリールと供給リールとの間のリボン走行
経路の一部に、熱転写プリンタのキャリッジ上に装着さ
れた際にサーマルヘッドが挿入されるヘッド挿入部を形
成し、このヘッド挿入部と前記巻取りリールおよび供給
リールとの間に回転自在に配設された巻取り側ピンチロ
ーラと送出し側ピンチローラとを備えてなるリボンカセ
ットであって、前記送出し側ピンチローラにインクリボ
ンの引出し負荷を与えるためのフリクション機構を設け
たことを特徴とするリボンカセット。 - 【請求項２】 前記フリクション機構を、前記送出し側
ピンチローラの回転軸を挟み込むことによって摩擦力を
付与するばね部材により構成したことを特徴とする請求
項１に記載のリボンカセット。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10319200A JP2000141840A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | リボンカセット |
| US09/431,904 US6290408B1 (en) | 1998-11-10 | 1999-11-02 | Ribbon cassette with friction mechanism |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10319200A JP2000141840A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | リボンカセット |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000141840A true JP2000141840A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18107539
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10319200A Withdrawn JP2000141840A (ja) | 1998-11-10 | 1998-11-10 | リボンカセット |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6290408B1 (ja) |
| JP (1) | JP2000141840A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US10618329B2 (en) | 2017-04-13 | 2020-04-14 | Seiko Epson Corporation | Ribbon winding mechanism and tape printing apparatus |
| JP7429163B2 (ja) | 2020-06-19 | 2024-02-07 | ローランドディー．ジー．株式会社 | 箔転写ユニット付きインクジェットプリンタ |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6835012B1 (en) | 2002-09-04 | 2004-12-28 | International Imaging Materials Inc. | Ribbon cassette |
Family Cites Families (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CH665802A5 (de) * | 1984-11-23 | 1988-06-15 | Buettner Ag Franz | Farbbandkassette. |
| JPH0671814B2 (ja) * | 1986-02-05 | 1994-09-14 | 株式会社日立製作所 | 熱転写プリンタ |
| JPS63185672A (ja) * | 1987-01-28 | 1988-08-01 | Hitachi Ltd | 熱転写プリンタのリボンカセツト |
| US5304008A (en) * | 1987-02-27 | 1994-04-19 | Canon Kabushiki Kaisha | Ink ribbon cassette with a frictioning member for imparting variable tension to an ink ribbon |
| JPH02212185A (ja) * | 1989-02-10 | 1990-08-23 | Mitsubishi Pencil Co Ltd | インクリボンカセツト |
| US5429443A (en) * | 1992-04-06 | 1995-07-04 | Alp Electric Co., Ltd. | Thermal transfer printer with ink ribbon feed controller |
| JPH09254507A (ja) * | 1996-03-19 | 1997-09-30 | Sharp Corp | 熱転写プリンタ用リボンカセット |
-
1998
- 1998-11-10 JP JP10319200A patent/JP2000141840A/ja not_active Withdrawn
-
1999
- 1999-11-02 US US09/431,904 patent/US6290408B1/en not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
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| US10618329B2 (en) | 2017-04-13 | 2020-04-14 | Seiko Epson Corporation | Ribbon winding mechanism and tape printing apparatus |
| JP7429163B2 (ja) | 2020-06-19 | 2024-02-07 | ローランドディー．ジー．株式会社 | 箔転写ユニット付きインクジェットプリンタ |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| US6290408B1 (en) | 2001-09-18 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Application deemed to be withdrawn because no request for examination was validly filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20060110 |