JP2000141832A - 画像形成装置 - Google Patents
画像形成装置Info
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- JP2000141832A JP2000141832A JP10338452A JP33845298A JP2000141832A JP 2000141832 A JP2000141832 A JP 2000141832A JP 10338452 A JP10338452 A JP 10338452A JP 33845298 A JP33845298 A JP 33845298A JP 2000141832 A JP2000141832 A JP 2000141832A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 画像形成中のジョブに係わる特有のエラーが
発生しても、ジョブを一旦大容量記憶装置に記憶させ、
次のジョブに速やかに対応させて、処理効率を上げ且つ
サプライの無駄使いを防止した画像形成装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 ホスト装置からの画像データに基づいて
画像を形成する画像形成装置において、ホスト装置から
の画像データを受信する受信手段1aと、受信した画像
データをジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させる大容
量記憶手段2と、画像を形成する画像形成手段3と、画
像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発生したと
き、該エラーを解除すべき情報を知らせるエラー解除手
段4と、画像形成中のジョブの画像形成を中止させ、該
ジョブの画像データに該エラー解除情報を加えて記憶さ
せ、且つ該ジョブを一旦終了させるジョブ終了処理手段
5と、を備えたことを特徴とした。
発生しても、ジョブを一旦大容量記憶装置に記憶させ、
次のジョブに速やかに対応させて、処理効率を上げ且つ
サプライの無駄使いを防止した画像形成装置を提供する
ことにある。 【解決手段】 ホスト装置からの画像データに基づいて
画像を形成する画像形成装置において、ホスト装置から
の画像データを受信する受信手段1aと、受信した画像
データをジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させる大容
量記憶手段2と、画像を形成する画像形成手段3と、画
像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発生したと
き、該エラーを解除すべき情報を知らせるエラー解除手
段4と、画像形成中のジョブの画像形成を中止させ、該
ジョブの画像データに該エラー解除情報を加えて記憶さ
せ、且つ該ジョブを一旦終了させるジョブ終了処理手段
5と、を備えたことを特徴とした。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタル電子写真
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、特に相手装置からの画像データを受信してジョブ単
位で大容量記憶装置に記憶させ、記憶した画像データに
基づいて画像を形成する画像形成装置に関するものであ
る。
複写機、プリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、特に相手装置からの画像データを受信してジョブ単
位で大容量記憶装置に記憶させ、記憶した画像データに
基づいて画像を形成する画像形成装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】従来、レーザプリンタに代表されるよう
に、ホスト装置から受信した画像データに基づいて用紙
上に画像を形成する画像形成装置が知られている。この
ような従来の画像形成装置においては、画像形成中のジ
ョブに使用されるべき用紙が無くなったり、画像形成に
使用するトナーが無くなったりした場合の対処方法とし
て、次のような3つの方法があった。第1の方法は、画
像形成中のジョブを中止し、ユーザ自身が無くなった用
紙を画像形成に補充し、または、無くなったトナーを補
充して、上記ジョブを再開させる方法である。第2の方
法は、画像の縮小等を施して無くなった用紙とは別のサ
イズの用紙に画像形成を行ったり、カラー画像形成装置
を使用しているような場合に、無くなったトナー以外の
トナーを用いて所望する色とは異なる色で画像形成を行
ったりする方法である。第3の方法は、画像形成すべき
ジョブをキャンセルしてしまう方法である。
に、ホスト装置から受信した画像データに基づいて用紙
上に画像を形成する画像形成装置が知られている。この
ような従来の画像形成装置においては、画像形成中のジ
ョブに使用されるべき用紙が無くなったり、画像形成に
使用するトナーが無くなったりした場合の対処方法とし
て、次のような3つの方法があった。第1の方法は、画
像形成中のジョブを中止し、ユーザ自身が無くなった用
紙を画像形成に補充し、または、無くなったトナーを補
充して、上記ジョブを再開させる方法である。第2の方
法は、画像の縮小等を施して無くなった用紙とは別のサ
イズの用紙に画像形成を行ったり、カラー画像形成装置
を使用しているような場合に、無くなったトナー以外の
トナーを用いて所望する色とは異なる色で画像形成を行
ったりする方法である。第3の方法は、画像形成すべき
ジョブをキャンセルしてしまう方法である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、今日で
は、性能の良い1台の画像形成装置を多くのユーザが共
用して使用する傾向にあるので、上記第1の方法では、
無くなった用紙やトナーを補充して中止しているジョブ
を終えるまで、他のユーザが使用出来ないことは決して
好ましい処理ではない。第2の方法は、プリンタを停止
させないために、ユーザが望まない形で強制印刷させた
印刷物はユーザにとっては不必要なものになり、結局は
印刷用紙の無駄使いになる。第3の方法では、印刷ジョ
ブをキャンセルされたユーザからすれば、エラーログ等
で確認するまで何が発生したのか判断出来ず、キャンセ
ルされたジョブの処理が遅れることになる。そこで、本
発明が解決しようとする課題は、画像形成中のジョブに
係わる特有のエラーを原因としてユーザ介在の必要な状
態が発生した場合、画像形成未完了のジョブの画像デー
タにエラー解除情報を加えて大容量記憶装置に記憶さ
せ、エラー解除が行われるといつでも画像形成未完了の
ジョブの画像形成が再開出来るようにして、ジョブを一
旦終了させ、次のジョブに速やかに対応させることで、
処理効率を上げ、且つ、サプライの無駄使いを防止した
画像形成装置を提供することにある。
は、性能の良い1台の画像形成装置を多くのユーザが共
用して使用する傾向にあるので、上記第1の方法では、
無くなった用紙やトナーを補充して中止しているジョブ
を終えるまで、他のユーザが使用出来ないことは決して
好ましい処理ではない。第2の方法は、プリンタを停止
させないために、ユーザが望まない形で強制印刷させた
印刷物はユーザにとっては不必要なものになり、結局は
印刷用紙の無駄使いになる。第3の方法では、印刷ジョ
ブをキャンセルされたユーザからすれば、エラーログ等
で確認するまで何が発生したのか判断出来ず、キャンセ
ルされたジョブの処理が遅れることになる。そこで、本
発明が解決しようとする課題は、画像形成中のジョブに
係わる特有のエラーを原因としてユーザ介在の必要な状
態が発生した場合、画像形成未完了のジョブの画像デー
タにエラー解除情報を加えて大容量記憶装置に記憶さ
せ、エラー解除が行われるといつでも画像形成未完了の
ジョブの画像形成が再開出来るようにして、ジョブを一
旦終了させ、次のジョブに速やかに対応させることで、
処理効率を上げ、且つ、サプライの無駄使いを防止した
画像形成装置を提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明では、ホスト装置からの画像デ
ータを受信してジョブ単位で大容量記憶装置に記憶さ
せ、記憶させた画像データに基づいて画像を形成する画
像形成装置において、ホスト装置からの画像データを受
信する受信手段と、前記受信手段によって受信した画像
データをジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させる大容
量記憶手段と、前記大容量記憶手段によって記憶させた
画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段による画像形成中のジョブに係わる特
有のエラーが発生したとき、該エラーを解除すべき情報
を知らせるエラー解除手段と、画像形成中のジョブの画
像形成を中止させ、該ジョブの画像データに前記エラー
解除手段で知らせるエラー解除情報を加えて記憶させた
後、該ジョブを一旦終了させるジョブ終了処理手段と、
を備えたことを特徴とするものである。また、請求項2
記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置におい
て、ジョブ終了処理手段によって画像形成中のジョブを
一旦終了させることを、ホスト装置に通知する通知手段
を備えたことを特徴とするものである。また、請求項3
記載の発明では、請求項1または請求項2記載の画像形
成装置において、ジョブ終了処理手段によって画像形成
中のジョブを一旦終了させる際に、画像形成未完了のジ
ョブの名称とエラー解除手段で知らせるエラー解除情報
とを表示する表示手段を備えたことを特徴とするもので
ある。また、請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2または請求項3記載の画像形成装置において、エラ
ー解除手段で知らせるエラー解除情報に基づいてエラー
を解除することによって、一旦終了させられたジョブの
画像形成を再開させる画像形成再開手段を備えたことを
特徴とするものである。また、請求項5記載の発明で
は、請求項4記載の画像形成装置において、画像形成再
開手段は、同様な原因で一旦終了させられたジョブの画
像形成を一括して再開させることを特徴とするものであ
る。
に、請求項1記載の発明では、ホスト装置からの画像デ
ータを受信してジョブ単位で大容量記憶装置に記憶さ
せ、記憶させた画像データに基づいて画像を形成する画
像形成装置において、ホスト装置からの画像データを受
信する受信手段と、前記受信手段によって受信した画像
データをジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させる大容
量記憶手段と、前記大容量記憶手段によって記憶させた
画像データに基づいて画像を形成する画像形成手段と、
前記画像形成手段による画像形成中のジョブに係わる特
有のエラーが発生したとき、該エラーを解除すべき情報
を知らせるエラー解除手段と、画像形成中のジョブの画
像形成を中止させ、該ジョブの画像データに前記エラー
解除手段で知らせるエラー解除情報を加えて記憶させた
後、該ジョブを一旦終了させるジョブ終了処理手段と、
を備えたことを特徴とするものである。また、請求項2
記載の発明では、請求項1記載の画像形成装置におい
て、ジョブ終了処理手段によって画像形成中のジョブを
一旦終了させることを、ホスト装置に通知する通知手段
を備えたことを特徴とするものである。また、請求項3
記載の発明では、請求項1または請求項2記載の画像形
成装置において、ジョブ終了処理手段によって画像形成
中のジョブを一旦終了させる際に、画像形成未完了のジ
ョブの名称とエラー解除手段で知らせるエラー解除情報
とを表示する表示手段を備えたことを特徴とするもので
ある。また、請求項4記載の発明では、請求項1、請求
項2または請求項3記載の画像形成装置において、エラ
ー解除手段で知らせるエラー解除情報に基づいてエラー
を解除することによって、一旦終了させられたジョブの
画像形成を再開させる画像形成再開手段を備えたことを
特徴とするものである。また、請求項5記載の発明で
は、請求項4記載の画像形成装置において、画像形成再
開手段は、同様な原因で一旦終了させられたジョブの画
像形成を一括して再開させることを特徴とするものであ
る。
【0005】
【作用】上記のように構成された請求項1の発明は、画
像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発生したと
き、ジョブ終了処理手段によって、画像形成中のジョブ
の形成動作を中止させ、該ジョブの画像データに前記エ
ラー解除手段で知らせるエラー解除情報を加えて大容量
記憶装置に記憶させた後、画像形成中のジョブを一旦終
了させるようになっているので、画像形成中のジョブに
係わる特有のエラーが発生しても、次のジョブに速やか
に対応することが出来る上、画像形成未完了のジョブの
エラー解除を知ることが出来る。また、請求項2の発明
は、請求項1のように構成された画像形成装置の発明に
加えて、通知手段によって、画像形成中のジョブを一旦
終了させることをホスト装置に通知するようになってい
るので、ホスト装置は次のジョブの送信準備に入ること
が出来る。また、請求項3の発明は、請求項1または請
求項2のように構成された画像形成装置の発明に加え
て、ジョブ終了処理手段によって画像形成中のジョブを
一旦終了させる際に、表示手段によって、画像形成未完
了のジョブの名称とエラー解除情報とを表示するように
なっているので、依頼したジョブが画像形成未完了のま
まか否かが表示から直ぐ判り、画像形成未完了のままの
場合はエラー解除情報も知ることが出来る。また、請求
項4の発明は、請求項1、請求項2または請求項3のよ
うに構成された画像形成装置の発明に加えて、エラー解
除手段で知らせるエラー解除情報に基づいてエラーを解
除すると、画像形成再開手段によって一旦終了させられ
たジョブの画像形成を再開出来るようになっているの
で、ユーザは一度送信したデータを失うこと無く、エラ
ー解除を行うことによって画像形成未完了のジョブの画
像形成を再開することが出来る。また、請求項5の発明
では、請求項4のように構成された画像形成装置の発明
に加えて、画像形成再開手段は、同様な原因で一旦終了
させられた複数のジョブの画像形成を一括して再開出来
るようになっているので、大容量記憶装置に記憶されて
いる画像形成未完了のジョブを効率よく印刷することが
出来る。
像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発生したと
き、ジョブ終了処理手段によって、画像形成中のジョブ
の形成動作を中止させ、該ジョブの画像データに前記エ
ラー解除手段で知らせるエラー解除情報を加えて大容量
記憶装置に記憶させた後、画像形成中のジョブを一旦終
了させるようになっているので、画像形成中のジョブに
係わる特有のエラーが発生しても、次のジョブに速やか
に対応することが出来る上、画像形成未完了のジョブの
エラー解除を知ることが出来る。また、請求項2の発明
は、請求項1のように構成された画像形成装置の発明に
加えて、通知手段によって、画像形成中のジョブを一旦
終了させることをホスト装置に通知するようになってい
るので、ホスト装置は次のジョブの送信準備に入ること
が出来る。また、請求項3の発明は、請求項1または請
求項2のように構成された画像形成装置の発明に加え
て、ジョブ終了処理手段によって画像形成中のジョブを
一旦終了させる際に、表示手段によって、画像形成未完
了のジョブの名称とエラー解除情報とを表示するように
なっているので、依頼したジョブが画像形成未完了のま
まか否かが表示から直ぐ判り、画像形成未完了のままの
場合はエラー解除情報も知ることが出来る。また、請求
項4の発明は、請求項1、請求項2または請求項3のよ
うに構成された画像形成装置の発明に加えて、エラー解
除手段で知らせるエラー解除情報に基づいてエラーを解
除すると、画像形成再開手段によって一旦終了させられ
たジョブの画像形成を再開出来るようになっているの
で、ユーザは一度送信したデータを失うこと無く、エラ
ー解除を行うことによって画像形成未完了のジョブの画
像形成を再開することが出来る。また、請求項5の発明
では、請求項4のように構成された画像形成装置の発明
に加えて、画像形成再開手段は、同様な原因で一旦終了
させられた複数のジョブの画像形成を一括して再開出来
るようになっているので、大容量記憶装置に記憶されて
いる画像形成未完了のジョブを効率よく印刷することが
出来る。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を添付
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、画像形成装置
の代表例の一つであるカラープリンタの斜視図である。
以下、例としてカラープリンタを取り上げて説明する
が、本発明はカラープリンタに限ることはなく、ホスト
装置と接続された、複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置であればよい。図1のカラープリンタ
は、図示しないホストコンピュータ等のホスト装置に接
続され、ホスト装置から送信された画像データを受信し
てジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させ、記憶させた
画像データに基づいて画像を形成する構成になってい
る。ここでは、カラープリンタ15の外部から操作する
主な動作について簡単に述べる。カラープリンタに付属
するメインスイッチ21をオンにすると、装置全体の機
能が動作し、ホスト装置からの画像データを受信可能な
状態になる。ここで、カラープリンタ15がホスト装置
からの画像データを受信すると、一旦大容量記憶装置で
あるハードディスク14に記憶する。その後、操作部6
の操作キー6bまたはホスト装置から既に入力されてい
る設定条件に従って、画像データを処理し、図示しない
RAMにページ単位で記憶する。さらに、1ページ分の
印刷すべきデータが整えられると、図示しない感光体に
帯電、露光、現像、定着等の電子写真プロセスを施し
て、印刷すべきデータに応じた画像が作られる。一方、
給紙トレイ22のどれか一つから給紙された用紙が、感
光体の印刷位置まで搬送され、感光体と同期が取られた
後、感光体上の画像を転写され、定着させられる。さら
に、定着させられた用紙は収納トレイ24に排出され
る。また、カラープリンタ15のエラー状態やエラーを
解除すべき情報は、操作部6の表示部6aに警告表示さ
れる。本例では、表示部6aは文字や簡単な絵図を表示
出来、その上、入力も可能な液晶タッチパネルから構成
されている。また、記号23は両面印刷するための両面
給紙トレイである。
図面に基づいて詳細に説明する。図1は、画像形成装置
の代表例の一つであるカラープリンタの斜視図である。
以下、例としてカラープリンタを取り上げて説明する
が、本発明はカラープリンタに限ることはなく、ホスト
装置と接続された、複写機、プリンタ、ファクシミリ等
の画像形成装置であればよい。図1のカラープリンタ
は、図示しないホストコンピュータ等のホスト装置に接
続され、ホスト装置から送信された画像データを受信し
てジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させ、記憶させた
画像データに基づいて画像を形成する構成になってい
る。ここでは、カラープリンタ15の外部から操作する
主な動作について簡単に述べる。カラープリンタに付属
するメインスイッチ21をオンにすると、装置全体の機
能が動作し、ホスト装置からの画像データを受信可能な
状態になる。ここで、カラープリンタ15がホスト装置
からの画像データを受信すると、一旦大容量記憶装置で
あるハードディスク14に記憶する。その後、操作部6
の操作キー6bまたはホスト装置から既に入力されてい
る設定条件に従って、画像データを処理し、図示しない
RAMにページ単位で記憶する。さらに、1ページ分の
印刷すべきデータが整えられると、図示しない感光体に
帯電、露光、現像、定着等の電子写真プロセスを施し
て、印刷すべきデータに応じた画像が作られる。一方、
給紙トレイ22のどれか一つから給紙された用紙が、感
光体の印刷位置まで搬送され、感光体と同期が取られた
後、感光体上の画像を転写され、定着させられる。さら
に、定着させられた用紙は収納トレイ24に排出され
る。また、カラープリンタ15のエラー状態やエラーを
解除すべき情報は、操作部6の表示部6aに警告表示さ
れる。本例では、表示部6aは文字や簡単な絵図を表示
出来、その上、入力も可能な液晶タッチパネルから構成
されている。また、記号23は両面印刷するための両面
給紙トレイである。
【0007】次に、カラープリンタ15の動作概要を図
2を用いて説明する。図2は、カラープリンタ15の要
部を示す側面図である。同図において、露光手段として
の書き込み光学ユニット30は、ホスト装置から送られ
てきたカラー画像データを光信号に変換して、画像デー
タに対応した光書き込みを行い、像担持体である感光体
31上に静電潜像を形成する。書き込み光学ユニット3
0は、レーザ発光手段(レーザダイオード)32とその
発光駆動制御部(図示せず)、ボリゴンミラー33とそ
の回転用モータ34、f/θレンズ35や反射ミラー3
6等で構成されている。感光体31は、矢印の如く反時
計回りの向きに回転する。その周囲には、感光体クリー
ニングユニット37、除電ランプ38、現像手段として
の回転式現像装置41、選択された現像器(図の例では
現像器42)、現像濃度パターン検知器40、中間転写
媒体としての中間転写ベルト47等が配置されている。
回転式現像装置41は、ブラック用現像器43、シアン
用現像器44、マゼンタ用現像器45、イエロー用現像
器46、各現像器を回転させる図示しない回転駆動部等
からなっている。各現像器は、静電潜像を可視像化する
ために、現像剤の穂を感光体31の表面に接触させて回
転する現像スリーブ、現像剤を汲み上げて攪拌するため
に回転する現像パドル等で構成されている。待機状態で
は、回転式現像装置41は、ブラック現像の位置にセッ
トされており、受信画像データの処理が終わると、この
画像データに基づきレーザ光による光書き込み、静電潜
像の形成が始まる(以下、ブラック画像データによる静
電潜像をブラック潜像と称する。シアン、マゼンタ、イ
エローについても同じである)。
2を用いて説明する。図2は、カラープリンタ15の要
部を示す側面図である。同図において、露光手段として
の書き込み光学ユニット30は、ホスト装置から送られ
てきたカラー画像データを光信号に変換して、画像デー
タに対応した光書き込みを行い、像担持体である感光体
31上に静電潜像を形成する。書き込み光学ユニット3
0は、レーザ発光手段(レーザダイオード)32とその
発光駆動制御部(図示せず)、ボリゴンミラー33とそ
の回転用モータ34、f/θレンズ35や反射ミラー3
6等で構成されている。感光体31は、矢印の如く反時
計回りの向きに回転する。その周囲には、感光体クリー
ニングユニット37、除電ランプ38、現像手段として
の回転式現像装置41、選択された現像器(図の例では
現像器42)、現像濃度パターン検知器40、中間転写
媒体としての中間転写ベルト47等が配置されている。
回転式現像装置41は、ブラック用現像器43、シアン
用現像器44、マゼンタ用現像器45、イエロー用現像
器46、各現像器を回転させる図示しない回転駆動部等
からなっている。各現像器は、静電潜像を可視像化する
ために、現像剤の穂を感光体31の表面に接触させて回
転する現像スリーブ、現像剤を汲み上げて攪拌するため
に回転する現像パドル等で構成されている。待機状態で
は、回転式現像装置41は、ブラック現像の位置にセッ
トされており、受信画像データの処理が終わると、この
画像データに基づきレーザ光による光書き込み、静電潜
像の形成が始まる(以下、ブラック画像データによる静
電潜像をブラック潜像と称する。シアン、マゼンタ、イ
エローについても同じである)。
【0008】このブラック潜像の先端部から現像するた
めに、ブラック用現像器の現像位置に潜像先端部が到達
する前に、現像スリーブを回転開始してブラック潜像を
ブラックトナーで現像する。そして、以後、ブラック潜
像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がブラック現
像位置を通過した時点で、速やかにブラックのための現
像位置から次の色現像位置まで、回転式現像装置41が
回転する。前記動作は、少なくとも、次の画像データに
よる潜像先端部が到達する前に完了させる。また、像形
成サイクルが開始されると、まず、感光体31は矢印の
如く、反時計回りの向きに、そして、中間転写ベルト4
7は時計回りの向きに、図示しない駆動モータによって
回転させられる。中間転写ベルト47の回転に伴って、
ブラックトナー像形成、シアントナー像形成、マゼンタ
トナー像形成、イエロートナー像形成が行われ、最終的
にブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)の順に、中間転写ベルト47上に重ねら
れ、トナー像が作られる。ここで、上記のように重ねト
ナー像を作成するに際し、所要時間を短縮するために、
中間転写ベルト47の支持ローラを移動することによっ
て、中間転写ベルト47を感光体31から離間させ、こ
の離間した状態のもとで、前記中間転写ベルト47を早
送りすることが行われる。先ず、ブラック像形成は次の
ように行われる。帯電手段としての帯電器39は、コロ
ナ放電によって感光体31を負電荷で約−700Vに一
様に帯電する(帯電工程)。続いてレーザダイオード3
2はブラック信号に基づいてラスタ露光を行う(露光工
程)。このように、ラスタ露光が行われたとき、当初一
様に荷電された感光体31の露光された部分は、露光光
量に比例する電荷を消失し、静電潜像が形成される。さ
らに、中間転写ベルト47は、駆動ローラ48、転写対
向ローラ49、50、クリーニング対向ローラ51及び
従動ローラ群に張架されており、図示しない駆動モータ
により駆動制御される。感光体31上に形成されたブラ
ックトナー像は、感光体31と接触しながら等速駆動し
ている中間転写ベルト47の表面に、一次転写手段とし
てのベルトコロナ放電器52によって転写される(一次
転写工程)。以下、感光体31から中間転写ベルト47
へのトナー像の転写を一次転写と称する。
めに、ブラック用現像器の現像位置に潜像先端部が到達
する前に、現像スリーブを回転開始してブラック潜像を
ブラックトナーで現像する。そして、以後、ブラック潜
像領域の現像動作を続けるが、潜像後端部がブラック現
像位置を通過した時点で、速やかにブラックのための現
像位置から次の色現像位置まで、回転式現像装置41が
回転する。前記動作は、少なくとも、次の画像データに
よる潜像先端部が到達する前に完了させる。また、像形
成サイクルが開始されると、まず、感光体31は矢印の
如く、反時計回りの向きに、そして、中間転写ベルト4
7は時計回りの向きに、図示しない駆動モータによって
回転させられる。中間転写ベルト47の回転に伴って、
ブラックトナー像形成、シアントナー像形成、マゼンタ
トナー像形成、イエロートナー像形成が行われ、最終的
にブラック(Bk)、シアン(C)、マゼンタ(M)、
イエロー(Y)の順に、中間転写ベルト47上に重ねら
れ、トナー像が作られる。ここで、上記のように重ねト
ナー像を作成するに際し、所要時間を短縮するために、
中間転写ベルト47の支持ローラを移動することによっ
て、中間転写ベルト47を感光体31から離間させ、こ
の離間した状態のもとで、前記中間転写ベルト47を早
送りすることが行われる。先ず、ブラック像形成は次の
ように行われる。帯電手段としての帯電器39は、コロ
ナ放電によって感光体31を負電荷で約−700Vに一
様に帯電する(帯電工程)。続いてレーザダイオード3
2はブラック信号に基づいてラスタ露光を行う(露光工
程)。このように、ラスタ露光が行われたとき、当初一
様に荷電された感光体31の露光された部分は、露光光
量に比例する電荷を消失し、静電潜像が形成される。さ
らに、中間転写ベルト47は、駆動ローラ48、転写対
向ローラ49、50、クリーニング対向ローラ51及び
従動ローラ群に張架されており、図示しない駆動モータ
により駆動制御される。感光体31上に形成されたブラ
ックトナー像は、感光体31と接触しながら等速駆動し
ている中間転写ベルト47の表面に、一次転写手段とし
てのベルトコロナ放電器52によって転写される(一次
転写工程)。以下、感光体31から中間転写ベルト47
へのトナー像の転写を一次転写と称する。
【0009】次に、感光体31上に存在する若干の残留
トナーは、感光体31の次の色の再利用に備えて感光体
クリーニングユニット37で清掃される。ここで回収さ
れたトナーは、回収パイプを経由して図示しない廃トナ
ータンクに蓄えられる。なお、中間転写ベルト47上で
は、感光体31上に順次形成されるブラック、シアン、
マゼンタ、イエローの各トナー像を、位置を正確に合わ
せて受け取ることにより、4色重ねのベルト転写画像を
形成する。その後、二次転写手段としての転写コロナ放
電器53を用いることによって記録媒体としての用紙に
一括転写する(二次転写工程)。また、感光体31側で
は、ブラック工程の次にシアン工程に進むが、所定のタ
イミングをもってシアン画像のデータの処理が始まり、
そのシアン画像データによるレーザ光の書き込みで、シ
アン潜像形成を行う。シアン用現像器44は、その現像
位置に対して、先のブラック現像後端部が通過した後、
シアン潜像の先端が到達する前に回転式現像装置41の
回転動作を行い、シアン潜像をシアントナーで可視像化
する。以後、シアン現像領域の現像を続けるが、潜像後
端部が通過した時点で、先のブラック用現像器43の場
合と同様にシアン現像ユニットの回転動作を行う。これ
もやはり、マゼンタの潜像先端部が到達する前に完了さ
せる。なお、マゼンタ及びイエロー工程については、そ
れぞれの画像データ処理、潜像形成、現像の動作が、上
述のブラック及びシアンの工程と同じであるので説明を
省略する。二次転写手段としての転写コロナ放電器53
は、コロナ放電方式にて、DC、又は、AC+DC成分
を印加して、中間転写ベルト47上に重なったトナー像
を記録媒体上に転写する。複数のトレイからなる給紙ト
レイ22(22a、22b、22c)にはサイズの異な
る用紙や、紙種の異なる用紙が区別して収容されてお
り、これらのうち指定(選択)された給紙トレイ22か
ら、給紙コロ61(61a、61b、61c)によって
レジストローラ対62方向に給紙され、搬送される。図
中の符号63はOHP用紙や厚紙等のための手差し給紙
トレイを示す。
トナーは、感光体31の次の色の再利用に備えて感光体
クリーニングユニット37で清掃される。ここで回収さ
れたトナーは、回収パイプを経由して図示しない廃トナ
ータンクに蓄えられる。なお、中間転写ベルト47上で
は、感光体31上に順次形成されるブラック、シアン、
マゼンタ、イエローの各トナー像を、位置を正確に合わ
せて受け取ることにより、4色重ねのベルト転写画像を
形成する。その後、二次転写手段としての転写コロナ放
電器53を用いることによって記録媒体としての用紙に
一括転写する(二次転写工程)。また、感光体31側で
は、ブラック工程の次にシアン工程に進むが、所定のタ
イミングをもってシアン画像のデータの処理が始まり、
そのシアン画像データによるレーザ光の書き込みで、シ
アン潜像形成を行う。シアン用現像器44は、その現像
位置に対して、先のブラック現像後端部が通過した後、
シアン潜像の先端が到達する前に回転式現像装置41の
回転動作を行い、シアン潜像をシアントナーで可視像化
する。以後、シアン現像領域の現像を続けるが、潜像後
端部が通過した時点で、先のブラック用現像器43の場
合と同様にシアン現像ユニットの回転動作を行う。これ
もやはり、マゼンタの潜像先端部が到達する前に完了さ
せる。なお、マゼンタ及びイエロー工程については、そ
れぞれの画像データ処理、潜像形成、現像の動作が、上
述のブラック及びシアンの工程と同じであるので説明を
省略する。二次転写手段としての転写コロナ放電器53
は、コロナ放電方式にて、DC、又は、AC+DC成分
を印加して、中間転写ベルト47上に重なったトナー像
を記録媒体上に転写する。複数のトレイからなる給紙ト
レイ22(22a、22b、22c)にはサイズの異な
る用紙や、紙種の異なる用紙が区別して収容されてお
り、これらのうち指定(選択)された給紙トレイ22か
ら、給紙コロ61(61a、61b、61c)によって
レジストローラ対62方向に給紙され、搬送される。図
中の符号63はOHP用紙や厚紙等のための手差し給紙
トレイを示す。
【0010】像形成が開始される時期に、用紙は、選択
された給紙トレイ22の給紙口から給送され、レジスト
ローラ対62のニップ部で待機する。そして、転写コロ
ナ放電器53に中間転写ベルト47上のトナー像先端が
さしかかるときに、丁度、用紙先端がこの像先端に一致
するようにレジストローラ対62が駆動され、用紙とト
ナー像のレジスト合わせが行われる。このようにして、
用紙が中間転写ベルト47と重ねられて、正電位につな
がれた転写コロナ放電器53の上を通過する。このと
き、コロナ放電電流で用紙が正電荷に荷電され、トナー
画像の実質的部分が用紙上に転写される。続いて、転写
コロナ放電器53の図の左側に配置された図示しない除
電ブラシの個所を通過するときに、用紙は除電され、中
間転写ベルト47から剥離して紙搬送ベルト55に移
る。中間転写ベルト47から4色重ねトナー像を一括転
写された用紙は、紙搬送ベルト55で定着装置56に搬
送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ57
と加圧ローラ58とのニップ部でトナー像を融解定着さ
れ、排出ローラ対59で機外へ送り出され、収納トレイ
24(図1参照)に表向きにスタックされ、フルカラー
画像を得る。感光体31から中間転写ベルト47へ画像
の転写が終わると、ブラシローラやゴムブレードからな
る感光体クリーニングユニット37によって感光体31
表面をクリーニングし、さらに、除電ランプ38によっ
て感光体31表面を均一に除電する。さらに、用紙にト
ナー像を転写した後の中間転写ベルト47は、クリーニ
ング装置54のブレード接離機構によって押圧されるこ
とで、その表面をクリーニングされる。リピート印刷の
ときは、感光体31への画像形成が、1枚目の4色目画
像工程に引き続き行われ、所定のタイミングで2枚目の
1色目画像工程へと進むこととなる。また、中間転写ベ
ルト47は、用紙に1枚目の4色重ね画像の一括転写を
行い、その後、クリーニング装置54によってクリーニ
ングされる。さらに、クリーニングされた表面領域に、
2枚目のブラックトナー像を一次転写する。その後は、
上記した通りに1枚目と同じ動作を経る。以上は、A4
サイズ横送りの4色フルカラーを得る印刷モードの説明
であるが、3色印刷モードや2色印刷モードの場合に
は、指定された色と回数の分だけ上記と同様の動作が行
われることになる。また、単色印刷モードの場合には、
所定枚数が終了するまでの間、回転式現像装置41の所
定色の現像器のみを現像作動状態、即ち、所定色の現像
位置状態にして、クリーニング装置54のブレードをベ
ルトに押圧状態のまま、連続的に印刷動作する。また、
両面給紙トレイ23は、片面印刷後に用紙を反転して搬
送し、用紙の反対側を印刷するために使用されるが、本
発明とは特に関係ないので動作説明を省略する。
された給紙トレイ22の給紙口から給送され、レジスト
ローラ対62のニップ部で待機する。そして、転写コロ
ナ放電器53に中間転写ベルト47上のトナー像先端が
さしかかるときに、丁度、用紙先端がこの像先端に一致
するようにレジストローラ対62が駆動され、用紙とト
ナー像のレジスト合わせが行われる。このようにして、
用紙が中間転写ベルト47と重ねられて、正電位につな
がれた転写コロナ放電器53の上を通過する。このと
き、コロナ放電電流で用紙が正電荷に荷電され、トナー
画像の実質的部分が用紙上に転写される。続いて、転写
コロナ放電器53の図の左側に配置された図示しない除
電ブラシの個所を通過するときに、用紙は除電され、中
間転写ベルト47から剥離して紙搬送ベルト55に移
る。中間転写ベルト47から4色重ねトナー像を一括転
写された用紙は、紙搬送ベルト55で定着装置56に搬
送され、所定温度にコントロールされた定着ローラ57
と加圧ローラ58とのニップ部でトナー像を融解定着さ
れ、排出ローラ対59で機外へ送り出され、収納トレイ
24(図1参照)に表向きにスタックされ、フルカラー
画像を得る。感光体31から中間転写ベルト47へ画像
の転写が終わると、ブラシローラやゴムブレードからな
る感光体クリーニングユニット37によって感光体31
表面をクリーニングし、さらに、除電ランプ38によっ
て感光体31表面を均一に除電する。さらに、用紙にト
ナー像を転写した後の中間転写ベルト47は、クリーニ
ング装置54のブレード接離機構によって押圧されるこ
とで、その表面をクリーニングされる。リピート印刷の
ときは、感光体31への画像形成が、1枚目の4色目画
像工程に引き続き行われ、所定のタイミングで2枚目の
1色目画像工程へと進むこととなる。また、中間転写ベ
ルト47は、用紙に1枚目の4色重ね画像の一括転写を
行い、その後、クリーニング装置54によってクリーニ
ングされる。さらに、クリーニングされた表面領域に、
2枚目のブラックトナー像を一次転写する。その後は、
上記した通りに1枚目と同じ動作を経る。以上は、A4
サイズ横送りの4色フルカラーを得る印刷モードの説明
であるが、3色印刷モードや2色印刷モードの場合に
は、指定された色と回数の分だけ上記と同様の動作が行
われることになる。また、単色印刷モードの場合には、
所定枚数が終了するまでの間、回転式現像装置41の所
定色の現像器のみを現像作動状態、即ち、所定色の現像
位置状態にして、クリーニング装置54のブレードをベ
ルトに押圧状態のまま、連続的に印刷動作する。また、
両面給紙トレイ23は、片面印刷後に用紙を反転して搬
送し、用紙の反対側を印刷するために使用されるが、本
発明とは特に関係ないので動作説明を省略する。
【0011】また、図3は本発明の一形態例のカラープ
リンタ15の主要部を示したブロック図である。上記の
図1、図2を参考にしながら図3において本発明の動作
を説明する。先ず、ホスト装置16から送信された画像
データは、送信部(送信手段)および受信部(受信手
段)1aの両機能を持つ外部接続部(外部記憶手段)1
で受け取られ、大容量記憶部(大容量記憶手段)2によ
って大容量記憶装置であるハードディスク14にジョブ
単位で記憶される。また、ホスト装置16からの送信速
度との関係で、ハードディスク14に記憶される前にR
AM等の高速メモリに一旦記憶されることもある。さら
に、変倍率や印刷濃度等の設定条件が操作部6の操作キ
ー6bまたはホスト装置から既に入力されているので、
画像処理部(画像処理手段)8はその設定条件に従って
ハードディスク14に記憶させた画像データを画像処理
し、画像処理した結果をRAM10にページ単位で記憶
する。一方、指定された給紙トレイ22または指定され
たサイズの用紙を格納している給紙トレイ22から、図
示しない搬送機構によって用紙が印刷位置まで搬送させ
れる。その後、RAM10に1ページ分の印刷すべきデ
ータが記憶されると、画像形成部(画像形成手段)3に
よって感光体上に印刷すべきデータに基づいた画像が作
成された後、印刷位置まで搬送させられた用紙上に転写
させられ、定着過程を経た後、所望する画像を得ること
が出来る。
リンタ15の主要部を示したブロック図である。上記の
図1、図2を参考にしながら図3において本発明の動作
を説明する。先ず、ホスト装置16から送信された画像
データは、送信部(送信手段)および受信部(受信手
段)1aの両機能を持つ外部接続部(外部記憶手段)1
で受け取られ、大容量記憶部(大容量記憶手段)2によ
って大容量記憶装置であるハードディスク14にジョブ
単位で記憶される。また、ホスト装置16からの送信速
度との関係で、ハードディスク14に記憶される前にR
AM等の高速メモリに一旦記憶されることもある。さら
に、変倍率や印刷濃度等の設定条件が操作部6の操作キ
ー6bまたはホスト装置から既に入力されているので、
画像処理部(画像処理手段)8はその設定条件に従って
ハードディスク14に記憶させた画像データを画像処理
し、画像処理した結果をRAM10にページ単位で記憶
する。一方、指定された給紙トレイ22または指定され
たサイズの用紙を格納している給紙トレイ22から、図
示しない搬送機構によって用紙が印刷位置まで搬送させ
れる。その後、RAM10に1ページ分の印刷すべきデ
ータが記憶されると、画像形成部(画像形成手段)3に
よって感光体上に印刷すべきデータに基づいた画像が作
成された後、印刷位置まで搬送させられた用紙上に転写
させられ、定着過程を経た後、所望する画像を得ること
が出来る。
【0012】ここで、上記の画像形成部3による画像形
成中のジョブに係わる特有のエラーが発生すると、エラ
ー解除通知部(エラー解除通知手段)4はそのエラーを
検知して、エラーを解除するエラー解除情報を知らせ
る。さらに、ジョブ終了処理部(ジョブ終了処理手段)
5は、エラー解除通知部4からエラー解除情報が発生さ
れたことを検知すると、画像形成中のジョブの画像形成
を中断して、ハードディスク14に画像形成を中断した
残りのジョブの画像データとエラー解除通知部4からの
エラー解除情報とを一緒にして記憶する。その際、処理
すべき設定条件があればそれも一緒に記憶しておく。さ
らに、ホスト装置16から次のジョブの画像データが送
信されれば、次のジョブの画像データを外部接続部1で
受信して、上記と同様な過程を繰り返す。また、CPU
9は、プログラムソフトを格納したROM11と一体に
なってカラープリンタ15全体の動作を制御している。
具体的には、カラープリンタ15の各部の動作タイミン
グを決めたり、各部が正常に動作しているかをチェック
したり、各部にエラーが発生したりすることを検知して
操作部6にエラー表示を出す。また、ROM11の一部
には、文字表示用のフォントが格納されている。RAM
10は、CPU9の演算結果の一時的な記憶場所として
使用されたり、印刷用の画像データを記憶させたりす
る。ここで、上記に説明したようにジョブの画像形成を
完了させるのに、ユーザの介入が必要となる場合があ
る。この場合における画像形成中のジョブに係わる特有
のエラーとは、例えば、指定サイズの用紙が切れた場合
や、カラー印刷における一部のカラートナー切れがあ
る。従って、この指定サイズの用紙を使用しないジョブ
や、カラートナー切れに該当しないカラートナーで印刷
するジョブに対しては、画像形成中のジョブに係わる特
有のエラーに係わらずユーザの介入なしに連続して使用
出来ることになる。
成中のジョブに係わる特有のエラーが発生すると、エラ
ー解除通知部(エラー解除通知手段)4はそのエラーを
検知して、エラーを解除するエラー解除情報を知らせ
る。さらに、ジョブ終了処理部(ジョブ終了処理手段)
5は、エラー解除通知部4からエラー解除情報が発生さ
れたことを検知すると、画像形成中のジョブの画像形成
を中断して、ハードディスク14に画像形成を中断した
残りのジョブの画像データとエラー解除通知部4からの
エラー解除情報とを一緒にして記憶する。その際、処理
すべき設定条件があればそれも一緒に記憶しておく。さ
らに、ホスト装置16から次のジョブの画像データが送
信されれば、次のジョブの画像データを外部接続部1で
受信して、上記と同様な過程を繰り返す。また、CPU
9は、プログラムソフトを格納したROM11と一体に
なってカラープリンタ15全体の動作を制御している。
具体的には、カラープリンタ15の各部の動作タイミン
グを決めたり、各部が正常に動作しているかをチェック
したり、各部にエラーが発生したりすることを検知して
操作部6にエラー表示を出す。また、ROM11の一部
には、文字表示用のフォントが格納されている。RAM
10は、CPU9の演算結果の一時的な記憶場所として
使用されたり、印刷用の画像データを記憶させたりす
る。ここで、上記に説明したようにジョブの画像形成を
完了させるのに、ユーザの介入が必要となる場合があ
る。この場合における画像形成中のジョブに係わる特有
のエラーとは、例えば、指定サイズの用紙が切れた場合
や、カラー印刷における一部のカラートナー切れがあ
る。従って、この指定サイズの用紙を使用しないジョブ
や、カラートナー切れに該当しないカラートナーで印刷
するジョブに対しては、画像形成中のジョブに係わる特
有のエラーに係わらずユーザの介入なしに連続して使用
出来ることになる。
【0013】また、図3の外部接続部1は、ホスト装置
16にエラーを通知出来る通知部1bの機能も持ってい
る。上記画像形成部3による画像形成中に、エラー解除
通知部4からエラー解除情報が発生されたことをCPU
9が検知すると、CPU9は通知部1bにエラーが発生
したことを知らせる。エラー発生の情報を受けた通知部
1bは、画像形成中のジョブが画像形成未完了のまま一
旦終了したことをホスト装置16に通知する。ホスト装
置16側では、上記の情報を通知部1bから受け取る
と、次のジョブを送信する準備を行い、受信側の了解の
基に次のジョブを送信する。このことによって待ち時間
の少ないシステムを構築することが可能となる。また、
操作部6の表示部6a上(図1参照)に、ジョブ終了処
理部5によって画像形成を中断したジョブの名称と、エ
ラー解除通知部4から発せられたエラー解除情報とを表
示することが出来るようになっている。その表示内容の
一例を図4に示してある。図4では、未完了ジョブ一覧
として画像形成を中断して未完了となっているジョブ全
てを表示している。この表示によって、ユーザは未完了
となった自分のジョブをジョブ名から確認し、エラー解
除情報によってジョブ再開のためのエラーの解除方法を
知ることが出来る。例えば、番号2のジョブCを行った
ユーザは、使用する2番目の給紙トレイ22に用紙がな
く、A3サイズの用紙を補給することによって画像形成
未完了のジョブCを再開することが出来る。また、この
ジョブの再開には、図4の表示からエラー解除情報に従
ってエラーを解除した後、図3の操作部6の操作キー6
bからエラーを解除したい未完了ジョブ番号(図4の表
示の左端に示された番号)と予め定められた所定キーを
押下する。これによって、画像形成再開部(画像形成再
開手段)7が作用し、該当する画像形成未完了のジョブ
に対応した画像データをハードディスク14から引き出
す。その後、ハードディスク14から引き出した画像デ
ータを画像処理部8によって処理し、画像形成部3によ
って用紙上に画像を形成させる。また、上記の画像形成
再開部7の作用では、指定された番号に対応した画像形
成未完了のジョブだけが画像形成再開の対象になった
が、エラーを解除した後、画像形成再開を所望するジョ
ブの番号を指定しないで操作キー6bの予め定められた
所定キーを押下すると、図4の未完了ジョブ一覧に表示
された画像形成未完了のジョブ全てが画像形成再開の対
象となる。例えば、A3サイズの用紙を補給して、操作
キー6bの予め定められた所定キーを押下すると、番号
2のジョブCは勿論であるが、もし他にも同様の原因、
即ちA3サイズの用紙切れによって未完了に終わってい
るジョブがハードディスク14に存在していれば、その
ジョブも一括して画像形成を再開させる。このようにし
て、画像形成の完了したジョブは、ハードディスク14
上の記憶場所からも、表示上の未完了ジョブ一覧からも
削除され、重複して出力されないようになっている。
16にエラーを通知出来る通知部1bの機能も持ってい
る。上記画像形成部3による画像形成中に、エラー解除
通知部4からエラー解除情報が発生されたことをCPU
9が検知すると、CPU9は通知部1bにエラーが発生
したことを知らせる。エラー発生の情報を受けた通知部
1bは、画像形成中のジョブが画像形成未完了のまま一
旦終了したことをホスト装置16に通知する。ホスト装
置16側では、上記の情報を通知部1bから受け取る
と、次のジョブを送信する準備を行い、受信側の了解の
基に次のジョブを送信する。このことによって待ち時間
の少ないシステムを構築することが可能となる。また、
操作部6の表示部6a上(図1参照)に、ジョブ終了処
理部5によって画像形成を中断したジョブの名称と、エ
ラー解除通知部4から発せられたエラー解除情報とを表
示することが出来るようになっている。その表示内容の
一例を図4に示してある。図4では、未完了ジョブ一覧
として画像形成を中断して未完了となっているジョブ全
てを表示している。この表示によって、ユーザは未完了
となった自分のジョブをジョブ名から確認し、エラー解
除情報によってジョブ再開のためのエラーの解除方法を
知ることが出来る。例えば、番号2のジョブCを行った
ユーザは、使用する2番目の給紙トレイ22に用紙がな
く、A3サイズの用紙を補給することによって画像形成
未完了のジョブCを再開することが出来る。また、この
ジョブの再開には、図4の表示からエラー解除情報に従
ってエラーを解除した後、図3の操作部6の操作キー6
bからエラーを解除したい未完了ジョブ番号(図4の表
示の左端に示された番号)と予め定められた所定キーを
押下する。これによって、画像形成再開部(画像形成再
開手段)7が作用し、該当する画像形成未完了のジョブ
に対応した画像データをハードディスク14から引き出
す。その後、ハードディスク14から引き出した画像デ
ータを画像処理部8によって処理し、画像形成部3によ
って用紙上に画像を形成させる。また、上記の画像形成
再開部7の作用では、指定された番号に対応した画像形
成未完了のジョブだけが画像形成再開の対象になった
が、エラーを解除した後、画像形成再開を所望するジョ
ブの番号を指定しないで操作キー6bの予め定められた
所定キーを押下すると、図4の未完了ジョブ一覧に表示
された画像形成未完了のジョブ全てが画像形成再開の対
象となる。例えば、A3サイズの用紙を補給して、操作
キー6bの予め定められた所定キーを押下すると、番号
2のジョブCは勿論であるが、もし他にも同様の原因、
即ちA3サイズの用紙切れによって未完了に終わってい
るジョブがハードディスク14に存在していれば、その
ジョブも一括して画像形成を再開させる。このようにし
て、画像形成の完了したジョブは、ハードディスク14
上の記憶場所からも、表示上の未完了ジョブ一覧からも
削除され、重複して出力されないようになっている。
【0014】また、図5、図6は、本発明の実施のカラ
ープリンタ15の主要動作を示したフロー図である。図
5において、ホスト装置16から送信される画像データ
を待って(S1Yes)、送信された画像データを受信
して、大容量記憶装置14にジョブ単位で記憶する(S
2)。次に、大容量記憶装置14に記憶した画像データ
を、既に設定されている設定条件に基づいて画像処理
し、ページ単位ごとに指定された用紙に印刷する(S
3)。次に、画像形成中のジョブ特有のエラーが発生し
たか否かをチェックして(S4)、もし、ジョブ特有の
エラーが起きていなければ(S4No)、画像形成中の
ジョブが印刷完了になったか否かを調べる(S5)。こ
こで、画像形成中のジョブが印刷完了になったならば
(S5Yes)、本ルーチンを終わる。また、画像形成
中のジョブが印刷完了になっていなければ(S5N
o)、ステップS3に戻って、大容量記憶装置14に記
憶した画像データを設定されている設定条件に基づいて
画像処理し、画像形成中のジョブが印刷完了になるま
で、ページ単位ごとに指定用紙に印刷する過程を繰り返
す。また、ステップS4において、画像形成中のジョブ
特有のエラーが発生したならば(S4Yes)、画像形
成中のジョブに該ジョブに対するエラーを解除する情報
を付加して、大容量記憶装置14に記憶し、画像形成中
のジョブを一旦終了させ(S6)、本ルーチンを終わ
る。
ープリンタ15の主要動作を示したフロー図である。図
5において、ホスト装置16から送信される画像データ
を待って(S1Yes)、送信された画像データを受信
して、大容量記憶装置14にジョブ単位で記憶する(S
2)。次に、大容量記憶装置14に記憶した画像データ
を、既に設定されている設定条件に基づいて画像処理
し、ページ単位ごとに指定された用紙に印刷する(S
3)。次に、画像形成中のジョブ特有のエラーが発生し
たか否かをチェックして(S4)、もし、ジョブ特有の
エラーが起きていなければ(S4No)、画像形成中の
ジョブが印刷完了になったか否かを調べる(S5)。こ
こで、画像形成中のジョブが印刷完了になったならば
(S5Yes)、本ルーチンを終わる。また、画像形成
中のジョブが印刷完了になっていなければ(S5N
o)、ステップS3に戻って、大容量記憶装置14に記
憶した画像データを設定されている設定条件に基づいて
画像処理し、画像形成中のジョブが印刷完了になるま
で、ページ単位ごとに指定用紙に印刷する過程を繰り返
す。また、ステップS4において、画像形成中のジョブ
特有のエラーが発生したならば(S4Yes)、画像形
成中のジョブに該ジョブに対するエラーを解除する情報
を付加して、大容量記憶装置14に記憶し、画像形成中
のジョブを一旦終了させ(S6)、本ルーチンを終わ
る。
【0015】また、図6は一旦終了させた画像形成未完
了のジョブに対してエラー解除を行って、画像形成を再
開させる様子を示したフロー図である。図において、未
完了ジョブ一覧を表示させ(S11)、その一覧の中に
画像形成再開を所望する画像形成未完了のジョブがある
か否かを確認する(S12)。もし画像形成再開を所望
する画像形成未完了のジョブがなければ(S12N
o)、そのまま本ルーチンを終わる。また、画像形成再
開を所望する画像形成未完了のジョブが存在すれば(S
12Yes)、該ジョブに対応するエラーを解除する情
報を確認する(S13)。次に、確認された情報に基づ
いてエラーを解除し(S14)、画像形成を再開したい
ジョブが指定されているか否かを調べる(S15)。も
し、画像形成を再開したいジョブが指定されているなら
ば(S15Yes)、指定された画像形成未完了のジョ
ブの画像形成を再開させ(S16)、該ジョブの画像形
成が終了したなら、該ジョブを大容量記憶装置14から
削除し(S18)、本ルーチンを終わる。また、ステッ
プS15において、画像形成再開を所望するジョブが指
定されていなければ(S15No)、未完了ジョブ一覧
に表示されている画像形成未完了のジョブで、エラー解
除原因が同じであるジョブ全てに対して一括して画像形
成を再開させ(S17)、画像形成の完了したジョブを
大容量記憶装置14から削除し(S18)、本ルーチン
を終わる。
了のジョブに対してエラー解除を行って、画像形成を再
開させる様子を示したフロー図である。図において、未
完了ジョブ一覧を表示させ(S11)、その一覧の中に
画像形成再開を所望する画像形成未完了のジョブがある
か否かを確認する(S12)。もし画像形成再開を所望
する画像形成未完了のジョブがなければ(S12N
o)、そのまま本ルーチンを終わる。また、画像形成再
開を所望する画像形成未完了のジョブが存在すれば(S
12Yes)、該ジョブに対応するエラーを解除する情
報を確認する(S13)。次に、確認された情報に基づ
いてエラーを解除し(S14)、画像形成を再開したい
ジョブが指定されているか否かを調べる(S15)。も
し、画像形成を再開したいジョブが指定されているなら
ば(S15Yes)、指定された画像形成未完了のジョ
ブの画像形成を再開させ(S16)、該ジョブの画像形
成が終了したなら、該ジョブを大容量記憶装置14から
削除し(S18)、本ルーチンを終わる。また、ステッ
プS15において、画像形成再開を所望するジョブが指
定されていなければ(S15No)、未完了ジョブ一覧
に表示されている画像形成未完了のジョブで、エラー解
除原因が同じであるジョブ全てに対して一括して画像形
成を再開させ(S17)、画像形成の完了したジョブを
大容量記憶装置14から削除し(S18)、本ルーチン
を終わる。
【0016】
【発明の効果】以上のように請求項1の発明によれば、
画像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発生して
も、次のジョブに速やかに対応することが出来る上、画
像形成未完了のジョブのエラー解除を知ることが出来る
ようになったので、エラーリカバリーの効いた、待ち時
間の少ないマルチユーザ向けの画像形成装置を提供出来
るようになった。請求項2の発明によれば、請求項1の
画像形成装置の発明に加えて、ホスト装置側で、一旦終
了させた画像形成未完了のジョブが判るようになって、
次のジョブの送信準備に入れるようになったので、処理
効率のよい画像形成装置を提供することが出来るように
なった。請求項3の発明によれば、請求項1または請求
項2の画像形成装置の発明に加えて、依頼したジョブが
画像形成未完了のままか否かが表示内容から直ぐ判り、
画像形成未完了のままの場合はエラー解除情報も知るこ
とが出来るようになったので、画像形成未完了のジョブ
に対して、ユーザはエラー解除のために何をすればよい
かが直ぐ判るエラーリカバリーのよい画像形成装置を提
供することが出来るようになった。請求項4の発明によ
れば、請求項1、請求項2または請求項3の画像形成装
置の発明に加えて、ユーザは一度送信したデータを失う
こと無く、エラー解除を行うことによって画像形成未完
了のジョブの画像形成を再開することが出来るようにな
ったので、送信したデータを確実に再現出来る、マルチ
ユーザ向けの対応がとれた画像形成装置を提供出来るよ
うになった。請求項5発明によれば、請求項4の画像形
成装置の発明に加えて、画像形成再開手段によって同様
な原因で一旦終了させられたジョブの画像形成を一括し
て再開させるようになったので、送信したデータを効率
よく再現出来る、マルチユーザ向けの対応がとれた画像
形成装置を提供出来るようになった。
画像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発生して
も、次のジョブに速やかに対応することが出来る上、画
像形成未完了のジョブのエラー解除を知ることが出来る
ようになったので、エラーリカバリーの効いた、待ち時
間の少ないマルチユーザ向けの画像形成装置を提供出来
るようになった。請求項2の発明によれば、請求項1の
画像形成装置の発明に加えて、ホスト装置側で、一旦終
了させた画像形成未完了のジョブが判るようになって、
次のジョブの送信準備に入れるようになったので、処理
効率のよい画像形成装置を提供することが出来るように
なった。請求項3の発明によれば、請求項1または請求
項2の画像形成装置の発明に加えて、依頼したジョブが
画像形成未完了のままか否かが表示内容から直ぐ判り、
画像形成未完了のままの場合はエラー解除情報も知るこ
とが出来るようになったので、画像形成未完了のジョブ
に対して、ユーザはエラー解除のために何をすればよい
かが直ぐ判るエラーリカバリーのよい画像形成装置を提
供することが出来るようになった。請求項4の発明によ
れば、請求項1、請求項2または請求項3の画像形成装
置の発明に加えて、ユーザは一度送信したデータを失う
こと無く、エラー解除を行うことによって画像形成未完
了のジョブの画像形成を再開することが出来るようにな
ったので、送信したデータを確実に再現出来る、マルチ
ユーザ向けの対応がとれた画像形成装置を提供出来るよ
うになった。請求項5発明によれば、請求項4の画像形
成装置の発明に加えて、画像形成再開手段によって同様
な原因で一旦終了させられたジョブの画像形成を一括し
て再開させるようになったので、送信したデータを効率
よく再現出来る、マルチユーザ向けの対応がとれた画像
形成装置を提供出来るようになった。
【図1】カラープリンタの斜視図である。
【図2】図1に示すカラープリンタの要部を示す側面図
である。
である。
【図3】本発明の実施例を示すカラープリンタの要部の
ブロック図である。
ブロック図である。
【図4】本発明の実施例を示すカラープリンタにおいて
未完了ジョブ一覧の表示を説明する説明図である。
未完了ジョブ一覧の表示を説明する説明図である。
【図5】本発明の実施例を示すカラープリンタの主要動
作を示したフロー図である。
作を示したフロー図である。
【図6】本発明の実施例を示すカラープリンタの他の主
要動作を示したフロー図である。
要動作を示したフロー図である。
1 外部接続部、1a 受信部(受信手段)、1b 通
知部(通知手段)、2大容量記憶部(大容量記憶手
段)、3 画像形成部(画像形成手段)、4 エラー解
除部(エラー解除手段)、5 ジョブ終了処理部(ジョ
ブ終了処理手段)、6 操作部、6a 表示部、6b
操作キー、7 画像形成再開部(画像形成再開手段)、
8 画像処理部、9 CPU、10 RAM、11 R
OM、14ハードディスク(大容量記憶装置)、15
カラープリンタ(画像形成装置)、16 ホストコンピ
ュータ(ホスト装置)、22 給紙トレイ、30 書き
込み光学ユニット、31 感光体、41 回転式現像装
置、47 中間転写ベルト
知部(通知手段)、2大容量記憶部(大容量記憶手
段)、3 画像形成部(画像形成手段)、4 エラー解
除部(エラー解除手段)、5 ジョブ終了処理部(ジョ
ブ終了処理手段)、6 操作部、6a 表示部、6b
操作キー、7 画像形成再開部(画像形成再開手段)、
8 画像処理部、9 CPU、10 RAM、11 R
OM、14ハードディスク(大容量記憶装置)、15
カラープリンタ(画像形成装置)、16 ホストコンピ
ュータ(ホスト装置)、22 給紙トレイ、30 書き
込み光学ユニット、31 感光体、41 回転式現像装
置、47 中間転写ベルト
Claims (5)
- 【請求項1】 ホスト装置からの画像データを受信して
ジョブ単位で大容量記憶装置に記憶させ、記憶させた画
像データに基づいて画像を形成する画像形成装置におい
て、ホスト装置からの画像データを受信する受信手段
と、前記受信手段によって受信した画像データをジョブ
単位で大容量記憶装置に記憶させる大容量記憶手段と、
前記大容量記憶手段によって記憶させた画像データに基
づいて画像を形成する画像形成手段と、前記画像形成手
段による画像形成中のジョブに係わる特有のエラーが発
生したとき、該エラーを解除すべき情報を知らせるエラ
ー解除手段と、画像形成中のジョブの画像形成を中止さ
せ、該ジョブの画像データに前記エラー解除手段が知ら
せるエラー解除情報を加えて大容量記憶装置に記憶させ
た後、該ジョブを一旦終了させるジョブ終了処理手段
と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置において、
ジョブ終了処理手段によって画像形成中のジョブを一旦
終了させることを、ホスト装置に通知する通知手段を備
えたことを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項3】 請求項1または請求項2記載の画像形成
装置において、ジョブ終了処理手段によって画像形成中
のジョブを一旦終了させる際に、画像形成未完了のジョ
ブの名称とエラー解除手段で知らせるエラー解除情報と
を表示する表示手段を備えたことを特徴とする画像形成
装置。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2または請求項3記載
の画像形成装置において、エラー解除手段で知らせるエ
ラー解除情報に基づいてエラーを解除することによっ
て、一旦終了させられたジョブの画像形成を再開させる
画像形成再開手段を備えたことを特徴とする画像形成装
置。 - 【請求項5】 請求項4記載の画像形成装置において、
画像形成再開手段は、同様な原因で一旦終了させられた
ジョブの画像形成を一括して再開させることを特徴とす
る画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338452A JP2000141832A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10338452A JP2000141832A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000141832A true JP2000141832A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18318300
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10338452A Pending JP2000141832A (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000141832A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010198496A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Canon Inc | 印刷システム及び印刷装置 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP10338452A patent/JP2000141832A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010198496A (ja) * | 2009-02-26 | 2010-09-09 | Canon Inc | 印刷システム及び印刷装置 |
US8422061B2 (en) | 2009-02-26 | 2013-04-16 | Canon Kabushiki Kaisha | Apparatus and method to execute print jobs |
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