JP2000140852A - 電解水生成装置 - Google Patents
電解水生成装置Info
- Publication number
- JP2000140852A JP2000140852A JP10323393A JP32339398A JP2000140852A JP 2000140852 A JP2000140852 A JP 2000140852A JP 10323393 A JP10323393 A JP 10323393A JP 32339398 A JP32339398 A JP 32339398A JP 2000140852 A JP2000140852 A JP 2000140852A
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- JP
- Japan
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- water
- effective chlorine
- chlorine concentration
- sodium hypochlorite
- concentration
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- Pending
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- Treatment Of Water By Oxidation Or Reduction (AREA)
- Water Treatment By Electricity Or Magnetism (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】殺菌場所や目的に応じて有効塩素濃度を任意に
設定し、作業者が生成中の有効塩素濃度を容易に確認で
き、確実に設定した有効塩素濃度の水を生成する装置を
提供する。 【解決手段】食塩水を添加した水を、電解して次亜塩素
酸ナトリウム水溶液を生成する電解水生成装置に於い
て、生成水量と有効塩素濃度を指定することにより、指
定された生成水量と有効塩素濃度に対応した電解電流を
設定して、添加する食塩水を自動的に調整することによ
り設定した電解電流で生成する。
設定し、作業者が生成中の有効塩素濃度を容易に確認で
き、確実に設定した有効塩素濃度の水を生成する装置を
提供する。 【解決手段】食塩水を添加した水を、電解して次亜塩素
酸ナトリウム水溶液を生成する電解水生成装置に於い
て、生成水量と有効塩素濃度を指定することにより、指
定された生成水量と有効塩素濃度に対応した電解電流を
設定して、添加する食塩水を自動的に調整することによ
り設定した電解電流で生成する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、食塩水を添加した
水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウム水溶液を生成す
る装置に関するものである。
水を電気分解して次亜塩素酸ナトリウム水溶液を生成す
る装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、食塩水を添加した水の電気分解に
よる次亜塩素酸ナトリウム水溶液の生成装置では、目的
とする有効塩素濃度を一定の範囲で任意に指定して、指
定された濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を安定して
生成する装置はなく、生成水の有効塩素濃度を調整する
ためにはその都度、有効塩素濃度の確認を必要としてい
た。
よる次亜塩素酸ナトリウム水溶液の生成装置では、目的
とする有効塩素濃度を一定の範囲で任意に指定して、指
定された濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を安定して
生成する装置はなく、生成水の有効塩素濃度を調整する
ためにはその都度、有効塩素濃度の確認を必要としてい
た。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】次亜塩素酸ナトリウム
水溶液の殺菌効果は次亜塩素酸の割合によって決まり、
次亜塩素酸の割合はｐＨに依存しており、一定のｐＨの
次亜塩素酸ナトリウム水溶液ならば有効塩素濃度が高濃
度になるほど殺菌力は強くなる。その為、有効塩素濃度
は殺菌力を計る物差しになっている。市販の次亜塩素酸
ナトリウム水溶液を希釈して使用する場合、作業者の希
釈率のミスによって十分な殺菌力を得られなかったり、
高濃度での使用においては残留性の問題等により自然環
境等への悪影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず作
業者は希釈率のミスに気づかずに使用する可能性があ
る。電気分解による次亜塩素酸ナトリウム水溶液の生成
においては、生成水量と電解電流を指定して、一定の有
効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を生成する装
置があるが、有効塩素濃度は殺菌場所や目的によって使
い分けることが望ましい。そこで殺菌場所や目的に応じ
て任意に有効塩素濃度を設定し、かつ作業者が生成中の
有効塩素濃度を容易に確認でき、確実に設定した有効塩
素濃度の水を安定して生成する装置を提供することが課
題となる。
水溶液の殺菌効果は次亜塩素酸の割合によって決まり、
次亜塩素酸の割合はｐＨに依存しており、一定のｐＨの
次亜塩素酸ナトリウム水溶液ならば有効塩素濃度が高濃
度になるほど殺菌力は強くなる。その為、有効塩素濃度
は殺菌力を計る物差しになっている。市販の次亜塩素酸
ナトリウム水溶液を希釈して使用する場合、作業者の希
釈率のミスによって十分な殺菌力を得られなかったり、
高濃度での使用においては残留性の問題等により自然環
境等への悪影響を及ぼす可能性があるにもかかわらず作
業者は希釈率のミスに気づかずに使用する可能性があ
る。電気分解による次亜塩素酸ナトリウム水溶液の生成
においては、生成水量と電解電流を指定して、一定の有
効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を生成する装
置があるが、有効塩素濃度は殺菌場所や目的によって使
い分けることが望ましい。そこで殺菌場所や目的に応じ
て任意に有効塩素濃度を設定し、かつ作業者が生成中の
有効塩素濃度を容易に確認でき、確実に設定した有効塩
素濃度の水を安定して生成する装置を提供することが課
題となる。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、食塩水を添加した水を、電解して次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液を生成する電解水生成装置に於いて、生成水
量と有効塩素濃度を指定することにより、指定された生
成水量と有効塩素濃度に対応した電解電流を設定して、
添加する食塩水を自動的に調整することにより設定した
電解電流で生成することを特徴とする次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液生成装置を提供する。
に、食塩水を添加した水を、電解して次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液を生成する電解水生成装置に於いて、生成水
量と有効塩素濃度を指定することにより、指定された生
成水量と有効塩素濃度に対応した電解電流を設定して、
添加する食塩水を自動的に調整することにより設定した
電解電流で生成することを特徴とする次亜塩素酸ナトリ
ウム水溶液生成装置を提供する。
【０００５】
【発明の実施の形態】発明の実施例を図１、２に基づき
第１実施例を説明する。給水口（１１）から水道水を給
水し、希釈水レギュレータ（９）を完全に閉めた状態
で、表示部（１４）を見ながら分岐装置（６）を介して
無隔膜電解槽（１）側の水路に分岐される水量を電解槽
レギュレータ（８）を調整し固定する。次に分岐装置
（６）を介して混合装置（７）側の水路に分岐された水
の水量を表示部（１４）を見ながら希釈水レギュレータ
（９）を調整し固定する。この時の水量を水量センサー
（１０）で検出し、設定水量として記憶させる。
第１実施例を説明する。給水口（１１）から水道水を給
水し、希釈水レギュレータ（９）を完全に閉めた状態
で、表示部（１４）を見ながら分岐装置（６）を介して
無隔膜電解槽（１）側の水路に分岐される水量を電解槽
レギュレータ（８）を調整し固定する。次に分岐装置
（６）を介して混合装置（７）側の水路に分岐された水
の水量を表示部（１４）を見ながら希釈水レギュレータ
（９）を調整し固定する。この時の水量を水量センサー
（１０）で検出し、設定水量として記憶させる。
【０００６】水量が設定されている状態で操作部（１
５）において濃度設定することにより制御部（１３）で
設定水量と設定有効塩素濃度をもとに電解電流値を自動
的に設定する。前記制御部（１３）には記憶装置内部に
データテーブルを設け、水量と有効塩素濃度に対する電
解電流値の関係値を入力設定している。設定された水量
と、指定された有効塩素濃度に対応する電解電流が選択
され、添加する添加液の濃度を制御することにより装置
の電解電流を一定に制御する。また、表示部（１４）は
切替ボタンにより設定水量と設定有効塩素濃度と設定電
流値及び電解電流値の表示切替が可能になっており、設
定電流値と電解電流値を比較することにより設定した有
効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液が生成されて
いるか確認することが出来る。
５）において濃度設定することにより制御部（１３）で
設定水量と設定有効塩素濃度をもとに電解電流値を自動
的に設定する。前記制御部（１３）には記憶装置内部に
データテーブルを設け、水量と有効塩素濃度に対する電
解電流値の関係値を入力設定している。設定された水量
と、指定された有効塩素濃度に対応する電解電流が選択
され、添加する添加液の濃度を制御することにより装置
の電解電流を一定に制御する。また、表示部（１４）は
切替ボタンにより設定水量と設定有効塩素濃度と設定電
流値及び電解電流値の表示切替が可能になっており、設
定電流値と電解電流値を比較することにより設定した有
効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液が生成されて
いるか確認することが出来る。
【０００７】生成水量と有効塩素濃度との関係に対応す
る電解電流値のデータテーブルへの入力一例を表１に示
す。例として生成水量を５．０リットル／分に設定し、
有効塩素濃度７０ｐｐｍを指定すると表１の＊印６．０
Ａを設定電流として電解制御することになる。
る電解電流値のデータテーブルへの入力一例を表１に示
す。例として生成水量を５．０リットル／分に設定し、
有効塩素濃度７０ｐｐｍを指定すると表１の＊印６．０
Ａを設定電流として電解制御することになる。
【表１】
【０００８】食塩水（４）は添加ポンプ（５）を介して
電解槽（１）の供給口側に添加し、添加ポンプ（５）の
添加量は電解電流値が設定電流値になるように自動制御
される。生成中に有効塩素濃度を変更する場合も同じよ
うに設定水量と変更後の有効塩素濃度によりデータテー
ブルから設定電流値を決定し、電解電流値が設定電流値
になるように添加ポンプの添加量を自動制御する。
電解槽（１）の供給口側に添加し、添加ポンプ（５）の
添加量は電解電流値が設定電流値になるように自動制御
される。生成中に有効塩素濃度を変更する場合も同じよ
うに設定水量と変更後の有効塩素濃度によりデータテー
ブルから設定電流値を決定し、電解電流値が設定電流値
になるように添加ポンプの添加量を自動制御する。
【０００９】生成中に生成水量が設定生成水量と比較し
て一定の範囲以上で水量の増減をした場合には生成水の
有効塩素濃度に影響を与える為、エラー停止する。
て一定の範囲以上で水量の増減をした場合には生成水の
有効塩素濃度に影響を与える為、エラー停止する。
【００１０】生成中に電解電流値が設定電解電流値と比
較して一定の範囲以上で電流値の増減をした場合には生
成水の有効塩素濃度に影響を与える為、エラー停止す
る。
較して一定の範囲以上で電流値の増減をした場合には生
成水の有効塩素濃度に影響を与える為、エラー停止す
る。
【００１１】電解槽（１）は無隔膜構造になっており、
内部の電極は陽電極（２）と陰電極（３）を複数枚対向
して設け、両端の電極のみ直流電圧を印加する複極式を
用い、有効塩素濃度が１０ｐｐｍ〜１５００ｐｐｍの次
亜塩素酸ナトリウム水溶液を生成する。複極式の代わり
に単極式を用いても良い。前記次亜塩素酸ナトリウム水
溶液は、分岐装置（６）で混合装置（７）側に分岐され
た水と混合装置（７）で混合され、希釈される。希釈率
は希釈水レギュレータ（９）で混合装置（７）への流入
水量を変えることによって自由に設定できる。そして取
水口（１２）から次亜塩素酸ナトリウム水溶液を取り出
す。
内部の電極は陽電極（２）と陰電極（３）を複数枚対向
して設け、両端の電極のみ直流電圧を印加する複極式を
用い、有効塩素濃度が１０ｐｐｍ〜１５００ｐｐｍの次
亜塩素酸ナトリウム水溶液を生成する。複極式の代わり
に単極式を用いても良い。前記次亜塩素酸ナトリウム水
溶液は、分岐装置（６）で混合装置（７）側に分岐され
た水と混合装置（７）で混合され、希釈される。希釈率
は希釈水レギュレータ（９）で混合装置（７）への流入
水量を変えることによって自由に設定できる。そして取
水口（１２）から次亜塩素酸ナトリウム水溶液を取り出
す。
【００１２】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
装置のように有効塩素濃度を任意に設定する機能を設け
ることによって殺菌場所や目的に応じて作業者が最適な
有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を容易に生
成できる。その為、市販の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
を希釈する場合のように作業者が希釈ミスに気づかずに
高濃度の有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を
使用し、自然環境へ悪影響を与えることを防ぐことが出
来る。
ているので、以下に記載されるような効果を奏する。本
装置のように有効塩素濃度を任意に設定する機能を設け
ることによって殺菌場所や目的に応じて作業者が最適な
有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を容易に生
成できる。その為、市販の次亜塩素酸ナトリウム水溶液
を希釈する場合のように作業者が希釈ミスに気づかずに
高濃度の有効塩素濃度の次亜塩素酸ナトリウム水溶液を
使用し、自然環境へ悪影響を与えることを防ぐことが出
来る。
【図１】図１は本発明の実施例を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】図２は本発明の実施例を示すフローチャート図
である。
である。
１ ・・・電解槽 ２ ・・・陽電極 ３ ・・・陰電極 ４ ・・・食塩水 ５ ・・・添加ポンプ ６ ・・・分岐装置 ７ ・・・混合装置 ８ ・・・電解槽レギュレータ ９ ・・・希釈水レギュレータ １０ ・・・水量センサー １１ ・・・給水口 １２ ・・・取水口 １３ ・・・制御部 １４ ・・・表示部 １５ ・・・操作部 １６ ・・・電源部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｃ０２Ｆ 1/50 ５６０ Ｃ０２Ｆ 1/50 ５６０Ｆ 1/76 1/76 Ａ
Claims (1)
- 【請求項１】食塩水を添加した水を、電解して次亜塩素
酸ナトリウム水溶液を生成する電解水生成装置に於い
て、生成水量と有効塩素濃度を指定することにより、指
定された生成水量と有効塩素濃度に対応した電解電流を
設定し、添加する食塩水を自動的に調整して設定した電
解電流で生成することを特徴とする次亜塩素酸ナトリウ
ム水溶液生成装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10323393A JP2000140852A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 電解水生成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10323393A JP2000140852A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 電解水生成装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000140852A true JP2000140852A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18154239
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10323393A Pending JP2000140852A (ja) | 1998-11-13 | 1998-11-13 | 電解水生成装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000140852A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100794732B1 (ko) | 2007-05-14 | 2008-01-15 | 한울이앤씨 주식회사 | 살균제 농도조절부가 구비된 전해살균 시스템 |
| JP2011528982A (ja) * | 2008-07-24 | 2011-12-01 | サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド | バラスト水処理装置および方法 |
| JP2015029933A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 三菱重工業株式会社 | 飲料水製造装置及び方法 |
-
1998
- 1998-11-13 JP JP10323393A patent/JP2000140852A/ja active Pending
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR100794732B1 (ko) | 2007-05-14 | 2008-01-15 | 한울이앤씨 주식회사 | 살균제 농도조절부가 구비된 전해살균 시스템 |
| JP2011528982A (ja) * | 2008-07-24 | 2011-12-01 | サムスン ヘビー インダストリーズ カンパニー リミテッド | バラスト水処理装置および方法 |
| JP2015029933A (ja) * | 2013-07-31 | 2015-02-16 | 三菱重工業株式会社 | 飲料水製造装置及び方法 |
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Legal Events
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