JP2000138303A - 電子部品収納用容器 - Google Patents

電子部品収納用容器

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JP2000138303A JP10309221A JP30922198A JP2000138303A JP 2000138303 A JP2000138303 A JP 2000138303A JP 10309221 A JP10309221 A JP 10309221A JP 30922198 A JP30922198 A JP 30922198A JP 2000138303 A JP2000138303 A JP 2000138303A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】収容する電子部品にノイズが作用し、電子部品
を正常に作動させることができず、また絶縁基体と蓋体
との位置ずれに起因して気密封止の信頼性が低い。 【解決手段】電子部品が載置される四角形状の載置部1
aを有する絶縁基体1と、該載置部1a周辺に封止材8
を介して接合され載置部1aを塞ぐ四角形状の絶縁蓋体
2とから成り、前記絶縁基体1は載置部1a周辺で対角
する少なくとも2つの角部に突出部1bが形成されてい
るとともに、前記絶縁蓋体2の対角する少なくとも2つ
の角部に前記突出部1bが嵌合する切り欠き部2aが形
成されており、かつ前記封止材8はガラス成分に無機物
フィラーと該無機物フィラーより粒径が大きい金属フィ
ラーを含有させて形成されているとともに絶縁蓋体2の
絶縁基体1側の全面に被着させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は半導体素子や圧電振
動子等の電子部品を気密に封止して収容するための電子
部品収納用容器に関し、 特に封止材にガラスを用いて封
止を行う電子部品収納用容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、半導体集積回路素子をはじめとす
る半導体素子あるいは水晶振動子、弾性表面波素子とい
った圧電振動子等の電子部品を収納するための電子部品
収納用容器は、例えば、酸化アルミニウム質焼結体等の
電気絶縁材料から成り、その上面、或いは下面の略中央
に電子部品を収容するための凹部を有し、該凹部から下
面にかけてタングステンやモリブデン等の高融点金属粉
末から成る複数個のメタライズ配線層が被着形成されて
いる絶縁基体と、電子部品を外部電気回路に電気的に接
続するために前記メタライズ配線層に銀ロウ等のロウ材
を介して取着されている外部リード端子と酸化アルミニ
ウム質焼結体等の電気絶縁材料から成る絶縁蓋体とから
構成されている。
【0003】そして、電子部品が、例えば、半導体素子
の場合には、絶縁基体の凹部の底面に半導体素子をガラ
ス、樹脂、ロウ材等から成る接着剤を介して接着固定す
るとともに半導体素子の各電極とメタライズ配線層とを
ボンディングワイヤ等の電気的接続手段を介して電気的
に接続し、しかる後、絶縁基体の上面に絶縁蓋体を低融
点ガラスから成る封止材を介して接合させ、絶縁基体と
絶縁蓋体とから成る容器内部に半導体素子を気密に収容
することによって最終製品としての半導体装置となる。
【0004】また電子部品が、例えば、圧電振動子の場
合には、絶縁基体の凹部の底面に形成された段差部に圧
電振動子の一端を導電性エポキシ樹脂等から成る接着剤
を介して接着固定するとともに圧電振動子の各電極をメ
タライズ配線層に電気的に接続し、しかる後、絶縁基体
と絶縁蓋体とから成る容器内部に圧電振動子を気密に収
容することによって最終製品としての半導体装置とな
る。
【0005】なお、前記絶縁基体と絶縁蓋体とを接合さ
せる封止材としては、一般に酸化鉛56乃至66重量
%、酸化硼素4乃至14重量%、酸化珪素1乃至6重量
%、酸化ビスマス0.5乃至5重量%、酸化亜鉛0.5
乃至3重量%を含むガラス成分に、フィラーとしてのコ
ージェライト系化合物を9乃至19重量%、チタン酸鉛
系化合物を10乃至20重量%添加したガラスが使用さ
れている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この従
来の電子部品収納用容器においては、絶縁基体や絶縁蓋
体を形成する酸化アルミニウム質焼結体等のセラミック
ス及び絶縁基体と絶縁蓋体とを接合させ電子部品を内部
に気密に封止するガラスがいずれも電磁波を透過し易
く、そのため外部電気回路基板等に他の電子部品ととも
に実装した場合、隣接する電子部品間に電磁波の相互干
渉が起こり電子部品に誤動作を起こさせるという問題を
有していた。
【0007】またこの従来の電子部品収納用容器におい
ては、絶縁基体に絶縁蓋体を接合させる封止材である低
融点ガラスの軟化溶融温度が約400℃程度であるこ
と、近時の電子部品は高密度化、高集積化にともなって
耐熱性が低下してきたこと等から、絶縁基体と絶縁蓋体
とを封止材を介して接合し、絶縁基体と絶縁蓋体とから
成る絶縁容器の内部に電子部品を気密に収容した場合、
封止材を溶融させる熱が内部に収容する電子部品に作用
して電子部品の特性劣化を招来させ、電子部品を正常に
作動させることができないという問題点も有していた。
【0008】更に、電子部品を絶縁基体の凹部の底面あ
るいは段差部へポリイミド導電性樹脂等から成る樹脂性
の接着剤を介して接着固定した場合、電子部品を接着固
定する接着剤の耐熱性が低いため、接着剤に封止材を溶
融させる熱が作用すると電子部品の接着固定が破れ、そ
の結果、電子部品を常に、安定に作動させることができ
なくなるという問題も有していた。
【0009】また更に、ガラスから成る封止を加熱溶融
させて絶縁基体と絶縁蓋体とを接合させ容器を気密に封
止する際、封止材を加熱溶融する時間が多少長いことか
ら、その間に前記絶縁基体と絶縁蓋体との間に位置ずれ
が生じ易く、該位置ずれが生じると容器の気密封止が不
完全となる問題点を有していた。特に、近時の電子部品
収納用容器は封止領域が狭いことから気密封止の信頼性
が極めて劣るという問題が誘発した。
【0010】本発明は、上記問題点に鑑み案出されたも
ので、その目的は容器内部に収容する電子部品に電磁波
が作用するのを有効に防止するとともに容器内部に電子
部品をその特性に劣化を招来することなく気密に封止
し、電子部品を長期間にわたり正常、かつ安定に作動さ
せることができる電子部品収納用容器を提供することに
ある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明は、電子部品が載
置される四角形状の載置部を有する絶縁基体と、該載置
部周辺に封止材を介して接合され載置部を塞ぐ四角形状
の絶縁蓋体とから成り、前記絶縁基体は載置部周辺で対
角する少なくとも2つの角部に突出部が形成されている
とともに、前記絶縁蓋体の対角する少なくとも2つの角
部に前記突出部が嵌合する切り欠き部が形成されてお
り、かつ前記封止材はガラス成分に無機物フィラーと該
無機物フィラーより粒径が大きい金属フィラーを含有さ
せて形成されているとともに絶縁蓋体の絶縁基体側の全
面に被着されていることを特徴とするものである。
【0012】また、本発明は前記金属フィラーの平均粒
径が無機物フィラーの平均粒径よりも2乃至10倍大き
いことを特徴とするものである。
【0013】また、本発明は前記封止材のガラス成分が
酸化鉛50乃至65重量%、酸化硼素2乃至10重量
%、フッ化鉛10乃至30重量%、酸化亜鉛1乃至6重
量%、酸化ビスマス10乃至20重量%を含むガラスか
ら成ることを特徴とするものである。
【0014】また、本発明は前記封止材の金属フィラー
が鉄−ニッケル合金及び/又は鉄−ニッケル−コバルト
合金から成り、無機物フィラー機がチタン酸鉛系化合物
から成り、かつ金属フィラーの含有量が5乃至10重量
%、無機物フィラーの含有量が26乃至45重量%であ
ることを特徴とするものである。
【0015】本発明の電子部品収納用容器によれば、絶
縁基体と絶縁蓋体とを接合させ、絶縁基体と絶縁蓋体と
から成る容器内部に電子部品を気密に封止する封止材を
ガラス成分に無機物フィラーと、該無機物フィラーより
粒径が大きい金属フィラーを含有させた導電性のものと
するとともに該封止材を絶縁基体と絶縁蓋体との接合領
域のみならず絶縁蓋体の絶縁基体側の全面に被着させた
ことから絶縁基体と絶縁蓋体とを封止材を介して接合
し、内部に電子部品を気密に収容封止した際、内部に収
容される電子部品は前記導電性の封止材でシールドされ
ることとなり、その結果、外部ノイズが絶縁蓋体を介し
て入り込むのを有効に防止することができ、容器内部の
電子部品を長期間にわたり正常、かつ安定に作動させる
ことができる。
【0016】また本発明の電子部品収納用容器によれ
ば、絶縁基体と絶縁蓋体とを接合させる封止材として酸
化鉛50乃至65重量%、酸化硼素2乃至10重量%、
フッ化鉛10乃至30重量%、酸化亜鉛1乃至6重量
%、 酸化ビスマス10乃至20重量%を含むガラス成分
に、無機物フィラーとしてチタン酸鉛系化合物無機物を
26乃至45重量%、金属フィラーとして鉄−ニッケル
合金及び/又は鉄−ニッケル−コバルト合金を5乃至1
0重量%添加したものを使用すると封止材の軟化溶融温
度が350℃以下となり、絶縁基体と絶縁蓋体とを封止
材を介して接合させ、絶縁基体と絶縁蓋体とから成る容
器内部に電子部品を気密に収容する際、封止材を溶融さ
せる熱が内部に収容する電子部品に作用しても電子部品
の特性に劣化を招来することはなく、その結果、電子部
品を長期間にわたり正常、かつ安定に作動させることが
可能となる。
【0017】また同時に封止材の軟化溶融温度が350
℃以下であり、低温であることから絶縁基体と絶縁蓋体
とを封止材を介して接させ、絶縁基体と絶縁蓋体とから
成る容器の内部に電子部品を気密に収容する際、封止材
を溶融させる熱によって電子部品を絶縁基体の凹部の底
面あるいは段差部へ接着固定するポリイミド導電性樹脂
等から成る樹脂製の接着材が劣化することもなく、これ
によって電子部品を絶縁基体の凹部底面あるいは段差部
へ接着材を介して極めて強固に接着固定することが可能
となり、電子部品を常に、安定に作動させることができ
る。
【0018】また更に、本発明の電子部品収納用容器に
よれば、絶縁基体の電子部品が載置される載置部周辺に
突出部を、絶縁蓋体に前記突出部が嵌合する切り欠き部
を設けたことから、絶縁基体と絶縁蓋体とをガラスから
成る封止材を介して接合させ容器を気密に封止する際、
絶縁基体と絶縁蓋体との間に位置ずれが発生することは
なく、その結果、容器の気密封止の信頼性が極めて高い
ものと成る。
【0019】
【発明の実施の形態】次に、本発明を添付図面に基づき
詳細に説明する。図1及び図2は本発明の電子部品収納
用容器を半導体素子を収容する半導体素子収納用パッケ
ージに適用した場合の一実施例を示し、1は絶縁基体、
2は絶縁蓋体である。この絶縁基体1と絶縁蓋体2とで
半導体素子3を収容するための容器4が構成される。
【0020】前記絶縁基体1は酸化アルミニウム質焼結
体等の電気絶縁材料から成り、その上面の略中央部に半
導体素子3を載置収容するための空所を形成する四角形
状の凹部1aが設けてあり、該凹部1a底面には半導体
素子3がエポキシ樹脂等の接着剤を介して取着される。
【0021】前記絶縁基体1は、酸化アルミニウム質焼
結体から成る場合、酸化アルミニウム、酸化珪素、酸化
マグネシウム、酸化カルシウム等の原料粉末に適当な有
機バインダー、溶剤、可塑材、分散剤等を添加混合して
泥漿物を作り、該泥漿物を従来周知のドクターブレード
法やカレンダーロール法等のシート形成法を採用しシー
ト状に成形してセラミックグリーンシート(セラミック
生シート)を得、しかる後、それらセラミックグリーン
シートに適当な打ち抜き加工を施すとともにこれを複数
枚積層し、約1600℃の高温で焼成することによって
製作される。
【0022】また前記絶縁基体1は凹部1aから下面に
かけて複数個のメタライズ配線層5が被着形成されてお
り、該メタライズ配線層5の凹部1a側の端部には半導
体素子3の各電極がボンディングワイヤ6を介して電気
的に接続され、また絶縁基体1の下面に導出された部位
には外部電気回路と接続される外部リード端子7が銀ロ
ウ等のロウ材を介して取着されている。
【0023】前記メタライズ配線層5は半導体素子3の
各電極を外部電気回路に電気的に接続する際の導電路と
して作用し、タングステン、モリブデン、マンガン等の
高融点金属粉末により形成されている。
【0024】なお、前記メタライズ配線層5はタングス
テン、モリブデン、マンガン等の高融点金属粉末に適当
な有機溶剤、溶媒、可塑剤等を添加混合して得た金属ペ
ーストを従来周知のスクリーン印刷法等の厚膜手法を採
用して絶縁基体1と成るセラミックグリーンシートに予
め印刷塗布しておき、これをセラミックグリーンシート
と同時に焼成することによって絶縁基体1の凹部1aか
ら下面にかけて所定パターンに被着される。
【0025】また、前記メタライズ配線層5はその表面
にニッケル、金等の良導電性で耐食性及びロウ材との濡
れ性が良好な金属をめっき法により1〜20μmの厚み
に被着させておくと、メタライズ配線層5の酸化腐食を
有効に防止することができるとともにメタライズ配線層
5とボンディングワイヤ6との接続及びメタライズ配線
層5と外部リード端子7とのロウ付けを極めて強固とな
すことができる。従って、前記メタライズ配線層5の酸
化腐食を防止し、メタライズ配線層5とボンディングワ
イヤ6との接続及びメタライズ配線層5と外部リード端
子7とのロウ付けを強固となすには、メタライズ配線層
5の表面にニッケル、金等をメッキ法により1〜20μ
mの厚みに層着させておくことが好ましい。
【0026】更に前記メタライズ配線層5にロウ付けさ
れる外部リード端子7は容器4の内部に収容する半導体
素子3を外部電気回路に接続する作用をなし、外部リー
ド端子7を外部電気回路に接続することによって内部に
収容される半導体素子3はボンディングワイヤ6、メタ
ライズ配線層5及び外部リード端子7を介して外部電気
回路に電気的に接続されることとなる。
【0027】前記外部リード端子7は鉄−ニッケル−コ
バルト合金や鉄−ニッケル合金等の金属材料から成り、
鉄−ニッケル−コバルト合金等のインゴット(塊)に圧
延加工法や打ち抜き加工法等、従来周知の金属加工法を
施すことによって所定の形状に形成される。
【0028】なお、前記外部リード端子7はその表面に
ニッケル、金等の良導電性で、かつ耐蝕性に優れた金属
をめっき法により1〜20μmの厚みに層着させておく
と、外部リード端子7の酸化腐食を有効に防止すること
ができるとともに外部リード端子7と外部電気回路との
電気的接続を良好となすことができる。そのため、前記
外部リード端子7はその表面にニッケル、金等をめっき
法により1〜20μmの厚みに被着させておくことが好
ましい。
【0029】また前記外部リード端子7が取着された絶
縁基体1はその上面で半導体素子3が載置収容される四
角形状をなす凹部1a周辺の対角する少なくとも2つの
角部に突出部1bが形成されており、該突出部1bは後
述する絶縁蓋体2に設けられた切り欠き部2aが嵌合す
る。
【0030】前記突出部1bは、絶縁基体1を製作する
際に、例えば最上層に位置するセラミックグリーンシー
ト上にセラミックグリーンシートと同質の材料から成る
小片を載置させておくことによって形成される。
【0031】前記外部リード端子7が取着された絶縁基
体1は更にその上面に四角形状をなす絶縁蓋体2が封止
材8を介して接合され、これによって絶縁基体1と絶縁
蓋体2とから成る容器4内部に半導体素子3が気密に封
止される。
【0032】前記絶縁蓋体2は絶縁基体1に設けた凹部
1aを塞ぐ作用を成し、酸化アルミニウム質焼結体等の
電気絶縁材料から成り、例えば、酸化アルミニウム質焼
結体から成る場合、例えば、酸化アルミニウム、酸化珪
素、酸化マグネシウム、酸化カルシウム等の原料粉末に
適当な有機バインダー、溶剤、可塑材、分散剤等を添加
混合して得た原料粉末を所定のプレス金型内に充填する
とともに一定圧力で押圧して成形し、しかる後、前記成
形品を約1500℃の温度で焼成することによって製作
される。
【0033】また、前記四角形状を成す絶縁蓋体2はそ
の対角する少なくとも2つの角部に切り欠き部2aが形
成されている。この切り欠き部2aには絶縁基体1の上
面に設けた突起部1bが嵌合され、これによって絶縁基
体1と絶縁蓋体2との間の位置決めが正確となるように
なっている。
【0034】前記絶縁蓋体2に設けられた切り欠き部2
aは、例えば、四角形状をなす絶縁蓋体2の対角する少
なくとも2つの角部に切削加工等の機械加工を施すこと
によって所定形状に形成される。
【0035】前記絶縁蓋体2の絶縁基体1上面への接合
は、絶縁基体1上に絶縁蓋体2を、該絶縁基体1の突出
部1bが絶縁蓋体2の切り欠き部2aに嵌合するように
して、かつ間に封止材8を狭持するようにして載置さ
せ、次に前記封止材8に約320℃の温度を印加し、封
止材8を溶融させることによって行われる。この場合、
封止材8を加熱溶融させるのに多少時間を要するとして
も絶縁基体1と絶縁蓋体2とは突出部1bを切り欠き部
2aに嵌合させているため位置ずれを発生することはな
く、その結果、絶縁基体1と絶縁蓋体2とから成る容器
4の気密封止が完全と成り、容器4内部に収容する半導
体素子3を長期間にわたり正常、かつ安定に作動させる
ことが可能となる。
【0036】絶縁基体1と絶縁蓋体2とを接合させる封
止材8は導電性を帯びたガラスから成り、例えば、酸化
鉛50乃至65重量%、酸化硼素2乃至10重量%、フ
ッ化鉛10乃至30重量%、酸化亜鉛1乃至6重量%、
酸化ビスマス10乃至20重量%を含むガラス成分に、
チタン酸鉛系化合物を無機物フィラーとして26乃至4
5重量%、鉄ーニッケル合金及び/又は鉄ーニッケルー
コバルト合金を金属フィラーとして5乃至10重量%含
有させたものが好適に使用され、封止の作業性を向上さ
せるために絶縁蓋体2の絶縁基体1側に予め被着されて
いる。
【0037】前記封止材8の絶縁蓋体2への被着は、チ
タン酸鉛系化合物の無機物フィラーと鉄ーニッケル合金
及び/又は鉄ーニッケル−コバルト合金の金属フィラー
を含有するガラスに適当な有機溶剤、溶媒を添加混合す
ることによって得たガラスペーストを絶縁蓋体2の絶縁
基体1側表面に従来周知のスクリーン印刷法等により所
定厚みに印刷塗布することによって行われる。
【0038】また前記導電性を帯びている封止材8は絶
縁蓋体2と絶縁基体1との接合領域のみならず絶縁蓋体
2の絶縁基体1側全面に被着されている。そのため半導
体素子3を収容する絶縁基体1の凹部1aは前記導電性
を帯びている封止材8によってシールドされることとな
り、その結果、外部ノイズが絶縁蓋体2を介して入り込
むのが有効に防止され、容器4内部の半導体素子3を長
期間にわたり正常、かつ安定に作動させることができ
る。同時に内部に収容した半導体素子3等から発生する
ノイズも絶縁蓋体2を介して外部に漏れることが有効に
阻止され、半導体素子3の発生するノイズが他の装置に
入り込んで誤動作等の悪影響を与えることも極小とな
る。
【0039】なお、前記導電性を帯びている封止材8は
ガラス成分として酸化鉛50乃至65重量%、酸化硼素
2乃至10重量%、フッ化鉛10乃至30重量%、酸化
亜鉛1乃至6重量%、 酸化ビスマス10乃至20重量%
を含むガラスを使用する場合、かかるガラスの軟化溶融
温度が350℃以下と低いことからこの封止材8を用い
て絶縁基体1と絶縁蓋体2とを接合させ、容器4を気密
に封止する際、封止材8を溶融させる熱が内部に収容す
る半導体素子3に作用してもその温度が低いため半導体
素子3の特性に劣化を招来することはなく、半導体素子
3長期間にわたり正常、かつ安定に作動させることが可
能となる。また同時に半導体素子3が絶縁基体1の凹部
1aに樹脂製の接着剤を介して接着固定されている場
合、該樹脂性接着剤は封止材8の軟化溶融温度が350
℃以下と低いことから封止材8を軟化溶融させる熱によ
って特性が大きく劣化することはなく、これによって半
導体素子3を絶縁基体1の凹部1aに極めて強固に接着
固定しておくことが可能となり、半導体素子3を常に、
安定に作動させることができる。
【0040】更に、前記封止材8はそれを酸化鉛50乃
至65重量%、酸化硼素2乃至10重量%、フッ化鉛1
0乃至30重量%、酸化亜鉛1乃至6重量%、酸化ビス
マス10乃至20重量%を含むガラスで形成した場合、
酸化鉛が50重量%未満であるとガラスの軟化溶融温度
が高くなって、容器4を気密封止する際の熱によって半
導体素子3に特性の劣化を招来してしまい、また65重
量%を超えるとガラスの耐薬品性が低化し、容器4の気
密封止の信頼性が大きく低下してしまう。従って、酸化
鉛はその量が50乃至65重量%の範囲としておくこと
が好ましい。
【0041】また酸化硼素の量は2重量%未満であると
ガラスの軟化溶融温度が高くなって、容器4を気密封止
する際の熱によって半導体素子3の特性に劣化を招来し
てししまい、また10重量%を超えるとガラスの耐薬品
性が低化し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低下し
てしまう。従って、前記酸化硼素の量は2乃至10重量
%の範囲としておくことが好ましい。
【0042】またフッ化鉛の量は10重量%未満である
とガラスの軟化溶融温度が高くなって、容器4を気密封
止する際の熱によって半導体素子3の特性に劣化を招来
してしまい、また30重量%を超えるとガラスの耐薬品
性が低化し、容器4の気密封止の信頼性が大きく低下し
てしまう。従って、前記フッ化鉛の量は10乃至30重
量%の範囲としておくことが好ましい。
【0043】また酸化亜鉛の量は1重量%未満であると
ガラスの耐薬品性が低化し、容器4の気密封止の信頼性
が大きく低下してしまい、また6重量%を超えるとガラ
スの結晶化が進んで流動性が低下し、容器4の気密封止
が困難となってしまう。従って、酸化亜鉛の量は1乃至
6重量%の範囲としておくことが好ましい。
【0044】また酸化ビスマスの量は10重量%未満で
あるとガラスの軟化溶融温度が高くなって、容器4を気
密封止する際の熱によって半導体素子3に特性の劣化を
招来してしまい、また20重量%を超えるとガラスの結
晶化が進んで流動性が大きく低下し、容器4の気密封止
が困難となってしまう。従って、前記酸化ビスマスの量
は10乃至20重量%の範囲としておくことが好まし
い。
【0045】また前記封止材8に含有される無機物フィ
ラーは封止材8の熱膨張係数を調整し、絶縁基体1と絶
縁蓋体2とに封止材8を強固に接合させ、容器4の気密
封止の信頼性を大きく向上させるとともに封止材8の機
械的強度を向上させる作用をなし、チタン酸鉛系化合物
が好適に使用され、その含有量は26重量%未満である
と封止材8の熱膨張係数が絶縁基体1及び絶縁蓋体2の
熱膨張係数に対し大きく相違して封止材8を絶縁基体1
及び絶縁蓋体2に強固に接合させることができなくな
り、また45重量%を超えると封止材8の流動性が大き
く低下し、容器4の気密封止が困難となってしまう。従
って、前記チタン酸鉛系化合物を無機物フィラーとして
封止材8に含有させた場合、その量は26乃至45重量
%の範囲としておくことが好ましい。
【0046】また前記封止材8に含有される金属フィラ
ーは封止材8に導電性を付与する作用をなし、鉄ーニッ
ケル合金及び/又は鉄ーニッケルーコバルト合金が好適
に使用され、その量が5重量%未満であると封止材8の
導電性が低下し、絶縁蓋体2の絶縁基体1側の全面を導
電性の膜で完全に被覆することが困難となり、また20
重量%を超えると封止材8の流動性が低下し、容器4の
気密封止が困難となってしまう。従って、前記鉄ーニッ
ケル合金及び/又は鉄ーニッケルーコバルト合金を金属
フィラーとして封止材8に含有させた場合、その量は5
乃至20重量%の範囲としておくことが好ましい。
【0047】更に前記導電性を帯びている封止材8に金
属フィラーとして鉄ーニッケル合金及び/又は鉄ーニッ
ケルーコバルト合金を含有させた場合、金属フィラーの
粒径が30μm未満となると封止材8の導電性が低下し
て外部ノイズが絶縁蓋体2を介して容器4内部に入り込
むのを有効に防止するのが困難となり、また70μmを
超えると封止材8の流動性が低下し、容器4の気密封止
が困難となる傾向にある。従って、前記鉄ーニッケル合
金及び/又は鉄ーニッケルーコバルト合金を金属フィラ
ーとして封止材8に含有させた場合、その粒径は30乃
至70μmの範囲としておくことが好ましい。
【0048】前記封止材8はまたガラス成分に含有され
る金属フィラーの平均粒径が無機物フィラーの平均粒径
よりも大きくなっており、これによって絶縁蓋体2の絶
縁基体1側の全面に被着させる際、封止材8の金属フィ
ラー同士が互いに確実に接触して絶縁蓋体2の絶縁基体
1側の全面を導電性の膜で完全に被覆することができ
る。
【0049】なお、前記金属フィラーの平均粒径は無機
物フィラーの平均粒径に対し2倍未満の大きさであると
絶縁蓋体2の絶縁基体1側の全面を導電性の膜で完全に
被覆することが困難となり、また10倍を超えると封止
材8の流動性が低下し、容器4の気密封止の信頼性が劣
化してしまう危険性がある。従って、前記封止材8の金
属フィラーの平均粒径は無機物フィラーの平均粒径に対
し2乃至10倍の範囲としておくことが好ましい。
【0050】かくして上述の半導体素子収納用パッケー
ジによれば絶縁基体1の凹部1aに半導体素子3をガラ
ス、樹脂、ロウ材等から成る接着剤を介して接着固定す
るとともに半導体素子3の各電極をメタライズ配線層5
にボンディングワイヤ6を介して電気的に接続し、しか
る後、絶縁基体1の上面に凹部1aを覆うように絶縁蓋
体2を封止材8を介して接合させ、絶縁基体1と絶縁蓋
体2とから成る容器4の内部に半導体素子3を気密に収
容することによって最終製品としての半導体装置が完成
する。
【0051】なお、本発明は上述の実施例に限定される
ものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲であれば
種々の変更は可能であり、例えば、上述の例では電子部
品として半導体素子を収容する電子部品収納用容器を例
示したが、電子部品が水晶振動子や弾性表面波素子等で
あり、これを収容するための電子部品収納用容器にも適
用し得る。
【0052】また上述の実施例ではメタライズ配線層5
に外部リード端子7をロウ付けした電子部品収納用容器
を例示したが、必ずしもこれに限定されるものではな
く、メタライズ配線層を絶縁基体の下面に導出させ、こ
れをそのまま外部電気回路に接続させる端子としたもの
であってもよい。
【0053】更に上述の実施例では四角形状の対角する
少なくとも2つの角部に切り欠き部2aを設けたが4つ
の角部全てに切り欠き部2aを設けてもよく、また切り
欠き部2aが絶縁蓋体2の厚み方向に貫通する貫通穴で
あっても、絶縁蓋体2の下面に設けた凹部であってもよ
い。
【0054】
【発明の効果】本発明の電子部品収納用容器によれば、
絶縁基体と絶縁蓋体とを接合させ、絶縁基体と絶縁蓋体
とから成る容器内部に電子部品を気密に封止する封止材
をガラス成分に無機物フィラーと、該無機物フィラーよ
り粒径が大きい金属フィラーを含有させた導電性のもの
とするとともに該封止材を絶縁基体と絶縁蓋体との接合
領域のみならず絶縁蓋体の絶縁基体側の全面に被着させ
たことから絶縁基体と絶縁蓋体とを封止材を介して接合
し、内部に電子部品を気密に収容封止した際、内部に収
容される電子部品は前記導電性の封止材でシールドされ
ることとなり、その結果、外部ノイズが絶縁蓋体を介し
て入り込むのを有効に防止することができ、容器内部の
電子部品を長期間にわたり正常、かつ安定に作動させる
ことが可能となる。
【0055】また本発明の電子部品収納用容器によれ
ば、絶縁基体と絶縁蓋体とを接合させる封止材として酸
化鉛50乃至65重量%、酸化硼素2乃至10重量%、
フッ化鉛10乃至30重量%、酸化亜鉛1乃至6重量
%、酸化ビスマス10乃至20重量%を含むガラス成分
に、無機物フィラーとしてチタン酸鉛系化合物無機物を
26乃至45重量%、金属フィラーとして鉄−ニッケル
合金及び/又は鉄−ニッケル−コバルト合金を5乃至1
0重量%添加したものを使用すると封止材の軟化溶融温
度が350℃以下となり、絶縁基体と絶縁蓋体とを封止
材を介して接合させ、絶縁基体と絶縁蓋体とから成る容
器内部に電子部品を気密に収容する際、封止材を溶融さ
せる熱が内部に収容する電子部品に作用しても電子部品
の特性に劣化を招来することはなく、その結果、電子部
品を長期間にわたり正常、かつ安定に作動させることが
可能となる。
【0056】また同時に封止材の軟化溶融温度が350
℃以下であり、低温であることから絶縁基体と絶縁蓋体
とを封止材を介して接させ、絶縁基体と絶縁蓋体とから
成る容器の内部に電子部品を気密に収容する際、封止材
を溶融させる熱によって電子部品を絶縁基体の凹部の底
面あるいは段差部へ接着固定するポリイミド導電性樹脂
等から成る樹脂製の接着材が劣化することもなく、これ
によって電子部品を絶縁基体の凹部底面あるいは段差部
へ接着材を介して極めて強固に接着固定することが可能
となり、電子部品を常に、安定に作動させることが可能
となる。
【0057】また更に、本発明の電子部品収納用容器に
よれば、絶縁基体の電子部品が載置される載置部周辺に
突出部を、絶縁蓋体に前記突出部が嵌合する切り欠き部
を設けたことから、絶縁基体と絶縁蓋体とをガラスから
成る封止材を介して接合させ容器を気密に封止する際、
絶縁基体と絶縁蓋体との間に位置ずれが発生することは
なく、その結果、容器の気密封止の信頼性が極めて高い
ものと成る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電子部品収納用容器の一実施例を示す
断面図である。
【図2】図1に示す電子部品収納用容器の平面図であ
る。
【符号の説明】
1・・・・・絶縁基体 1b・・・・突出部 2・・・・・絶縁蓋体 2a・・・・切り欠き部 3・・・・・半導体素子(電子部品) 4・・・・・容器 8・・・・・封止材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品が載置される四角形状の載置部を
    有する絶縁基体と、該載置部周辺に封止材を介して接合
    され載置部を塞ぐ四角形状の絶縁蓋体とから成り、前記
    絶縁基体は載置部周辺で対角する少なくとも2つの角部
    に突出部が形成されているとともに、前記絶縁蓋体の対
    角する少なくとも2つの角部に前記突出部が嵌合する切
    り欠き部が形成されており、かつ前記封止材はガラス成
    分に無機物フィラーと該無機物フィラーより粒径が大き
    い金属フィラーを含有させて形成されているとともに絶
    縁蓋体の絶縁基体側の全面に被着させたことを特徴とす
    る電子部品収納用容器。
  2. 【請求項2】前記金属フィラーの平均粒径が無機物フィ
    ラーの平均粒径よりも2乃至10倍大きいことを特徴と
    する請求項1に記載の電子部品収納用容器。
  3. 【請求項3】前記封止材のガラス成分が酸化鉛50乃至
    65重量%、酸化硼素2乃至10重量%、フッ化鉛10
    乃至30重量%、酸化亜鉛1乃至6重量%、酸化ビスマ
    ス10乃至20重量%を含むガラスから成ることを特徴
    とする請求項1に記載の電子部品収納用容器。
  4. 【請求項4】前記封止材の金属フィラーが鉄−ニッケル
    合金及び/又は鉄−ニッケル−コバルト合金から成り、
    無機物フィラーがチタン酸鉛系化合物から成り、かつ金
    属フィラーの含有量が5乃至10重量%、無機物フィラ
    ーの含有量が26乃至45重量%であることを特徴とす
    る請求項1に記載の電子部品収納用容器。
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