JP2000137161A - 自動焦点調節カメラ - Google Patents

自動焦点調節カメラ

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JP2000137161A JP10313242A JP31324298A JP2000137161A JP 2000137161 A JP2000137161 A JP 2000137161A JP 10313242 A JP10313242 A JP 10313242A JP 31324298 A JP31324298 A JP 31324298A JP 2000137161 A JP2000137161 A JP 2000137161A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多点の焦点検知手段を備えたカメラにおけ
る,補助光を採用して焦点検知を行う際に、適正な蓄積
時間制御を行うカメラを提供する。 【解決手段】 補助光なしでの焦点検知に対しての蓄積
時間制御では、最初に蓄積動作制御が完了したセンサー
での蓄積時間に応じて最長蓄積時間を決定し、補助光を
投光した状態での焦点検知に対しては最初に蓄積動作制
御が完了したセンサーでの蓄積時間に関係なく最長蓄積
時間を決定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラ等に用いら
れる自動焦点調節装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】カメラの焦点検出装置として、撮影レン
ズを通過した被写体からの光束をCCD等の電荷蓄積型
の光電変換素子で受光・電荷蓄積し、このときの被写体
の輝度に応じて蓄積出力信号を増幅し、また、低輝度や
低コントラスト状態で焦点検出不可能と判断された場合
には、被写体に対して補助光源を照射した状態で再蓄積
を行い、その出力から撮影レンズの焦点状態を検出する
方法が知られている。
【0003】また、画面内の複数の領域の焦点状態を検
出し、その結果に基づいて撮影レンズの焦点調節を行う
多点の焦点検知カメラは周知である。
【0004】また、複数の焦点検出点から主被写体部分
のフォーカス状態を検出する検出点を選択する方法とし
ては、撮影者が電子ダイヤルや視線検出装置によって選
択するものと、全ての検出点の焦点状態を基にしてカメ
ラが検出点を自動選択するものがある。
【0005】被写体からの光束に基づいて焦点検出を行
う方式では、焦点検出速度は検出点を構成する光電変換
素子の電化蓄積速度に比例する。そのため、複数の検出
点を持つ多点の焦点検出カメラで検出点の自動選択を行
う場合、被写体が十分に高輝度であるにもかかわらず、
画面内に低輝度な領域を含むため、全検出点の電荷蓄積
が完了するまでに時間がかかってしまったり、蓄積が終
了しないことがしばしば発生する。
【0006】そのため、多点の焦点検出カメラの検出点
自動選択モードでは、最初に焦点検出が完了した検出点
の電荷蓄積時間を基に、全検出点に対する最長蓄積時間
を制限するようにしている。
【0007】従って、最長蓄積時間内に主被写体に対し
てフォーカス状態を検知する検出点での蓄積が完了して
いなくとも、その時間以内に蓄積を完了した検出点のみ
を用いて検出点を選択することになる。
【0008】また、被写体が低輝度との判断は、選択さ
れた検出点の電荷蓄積時間により判断するのが一般的と
なっている。ただし、検出点を自動選択する場合には、
最長蓄積時間内に蓄積を完了した検出点の数や位置を基
にして画面の輝度を判断するのが一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上述した従来
の焦点検出装置では次のような問題がある。
【0010】高輝度点光源を含む景色を背景とした低輝
度被写体を撮影する場合、主被写体である低輝度被写体
部分の検出点の電荷蓄積が少なくなるため、主被写体の
焦点検出ができない。
【0011】すなわち、夜景等の高輝度点光源を含む景
色を背景として、背景の高輝度点光源に比べて相対的に
低輝度な人物を撮影する際に検出点を自動選択する場
合、画面全体が低輝度となっているため補助光源が照射
される。
【0012】しかし、背景の高輝度点光源の方が、補助
光に照射された被写体人物よりも高輝度であることが多
く、そのため、背景の高輝度点光源が最初に電荷蓄積を
完了するために最長蓄積時間を制限してしまい、補助光
源の照射によっても主被写体の焦点検出が確実ではなく
なるという問題がある。
【0013】例えば、図8の様に、夜間における人物撮
影の際、低輝度である被写体人物の背景に、遠方にある
街灯のような高輝度点光源がある場合、焦点検出点の輝
度の分布は図9の様になる。この時、被写体に補助光を
照射しても、背景の街灯が充分に明るければ、図9の1
3番検出点(街灯を検知している部分)での蓄積時間に
応じて他の検出点での最長蓄積時間を制限してしまうた
めに人物被写体部分の検出点による焦点検出が確実では
なくなってしまう。また、この問題を解決するために、
最長蓄積時間の制限を行わなければ、明るい日中での撮
影の際にも蓄積時間が長くなってしまう可能性があり、
焦点検出のレスポンスが低下する。
【0014】
【課題を解決するための手段】本発明では、画面全体が
低輝度であるために補助光源を使用する場合は、最初に
焦点検出ができた測距点の蓄積時間に関係なく最長蓄積
時間を設定することで、低輝度主被写体の焦点検出を可
能にするのもである。
【0015】すなわち、請求項1では、複数の信号蓄積
型センサ部を用いて複数の領域に対しての焦点検出を行
う焦点検出手段と、焦点検出状況に応じて前記複数のセ
ンサ部に対する蓄積時間を制限する蓄積時間制限手段
と、焦点検出の為に補助光を照射する手段とを備えたカ
メラにおいて、補助光を投光することなしで焦点検出を
行う第一のモードと、補助光を照射して焦点検出を行う
第二のモードを設け、第一のモードと第二のモードとで
前記蓄積時間制限手段の動作を異なるようにて上記の目
的を達成するものである。
【0016】請求項2では、前記蓄積時間制限手段はセ
ンサ部に対しての最長蓄積時間を設定するとともに、前
記第一のモードにおける最長蓄積時間と第二のモードに
おける最長蓄積時間とを異なる時間に設定するで上記の
目的を達成するものである。
【0017】請求項3では、前記第一のモードでは蓄積
動作が完了したセンサー部での蓄積時間に基づいて最長
蓄積時間を決定し、第二のモードでは蓄積動作が完了し
たセンサー部での蓄積時間に関係なく最長蓄積時間を設
定することで上記の目的を達成するものである。
【0018】請求項4では、前記第二のモードでは第一
のモードで決定される最長蓄積時間のうち最短時間より
も長い蓄積時間が設定されることで上記の目的を達成す
るものである。
【0019】請求項5では、第一のモードでは最初に蓄
積動作が完了したセンサー部蓄積時間に応じて最長蓄積
時間を制限し、第二のモードでは最初に蓄積動作が完了
したセンサー部の蓄積時間に関係無く最長蓄積時間を設
定することで上記の目的を達成するものである。
【0020】請求項6では、複数の信号蓄積型センサ部
を用いて複数の領域に対しての焦点検出を行う焦点検出
手段と、各センサー部での蓄積時間を制御する蓄積時間
制御手段と、焦点検出の為に補助光を照射する手段とを
備えたカメラにおいて、補助光を投光することなしで焦
点検出を行う第一のモードと、補助光を照射して焦点検
出を行う第二のモードを設け、第一のモードと第二のモ
ードとで前記蓄積時間制御手段での最長蓄積時間を異な
るようにすることで上記の目的を達成するものである。
【0021】請求項7では、前記第一のモードでの最長
蓄積時間の対して第二のモードでの最長蓄積時間を長く
設定することで上記の目的を達成するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施例を説明する。
【0023】図1に本発明の実施の形態に係るカメラの
回路構成を示すブロック図を示す。
【0024】100は、カメラ用マイクロコンピュータ
(以下、「CPU」と略記する)で、CPU100に
は、カメラの各種操作スイッチ群114を検知するため
の信号入力回路104、フィルム給送用モータ116を
駆動するためのモータ駆動回路106、測光用センサ1
07、シャッタマグネット118a,118bを制御す
るためのシャッタ制御回路108、焦点検出用センサ1
01、補助光手段としてのLED112を駆動するため
の補助光駆動回路としてのLED駆動回路102等が接
続されている。
【0025】また、不図示の撮影レンズとはレンズ通信
回路105を介して信号115の伝達がなされ、焦点調
節や絞りの制御を行う。
【0026】さらに、ストロボ通信回路103を介し
て、ストロボ用CPU200と信号113の送受を行
う。
【0027】ストロボ用CPU200はカメラ用CPU
100の指示に従って、ストロボ制御回路201を制御
してストロボ発光を行ったり、LED駆動回路202を
用いてストロボ側補助光LED212の駆動を行う。
【0028】カメラの各種モードの設定はスイッチ群1
14の設定で決定される。
【0029】測光用センサ107、シャッタ制御回路1
08、モータ駆動回路106、レンズ通信回路105の
詳細は、本発明に直接関係しないので、これ以上の説明
は省略する。
【0030】CPU100内には、カメラ動作を制御す
るプログラムを格納したROM、変数を記憶するためR
AM、諸パラメータを記憶するためのEEPROM(電気的消
去、書き込み可能メモリ)が内蔵されている。
【0031】図2、図3は焦点検出センサ101の詳細
を示した図である。
【0032】本実施の形態では、検出領域の拡張を目指
し、二次元的に広がった受光部を有する光電変換素子、
即ちエリアセンサを用いての焦点検出装置を用いてい
る。
【0033】図2はエリアセンサを用いた焦点検出装置
での撮影画面Aに対する検出領域(B)を示したもので
ある。
【0034】検出領域(B)の内部に、格子状に並んだ
点として焦点検出点を示している。
【0035】このエリアセンサに用いる光電変換素子
は、位相差検出方式を行うならば図3の様に2つのエリ
ア領域が並んだエリアセンサ対Gとなる。
【0036】このエリアセンサ対Gに対する蓄積制御、
焦点検出系の詳細な構成は特開平10−104503に
詳しく述べられており、ここではその詳細を説明しな
い。
【0037】また、補助光LED112、及び212を
用いた補助光投光光学系については、特開平09−05
4242及び特開平7−191260に詳しく述べられ
ているのでここでは説明しない。
【0038】次にカメラの動作説明を行う。図4は図1
に示すカメラ用CPUの動作を示すフローチャートであ
り、このフローチャートを用いてカメラ全体の動作を説
明する。
【0039】カメラ用CPUは、動作を開始すると図4
に示すステップ51から動作を開始する。
【0040】ステップ51では、レリーズボタンの第1
ストローク操作によりONとなる測光・焦点検出動作開
始スイッチSW1がONであるかどうかを判断し、ON
であればステップ52に進み、ONでなければステップ
55に分岐する。
【0041】ステップ55では他のスイッチ(図1、例
えば、給送モードスイッチとか、焦点検出するエリアの
指定とかのスイッチ)がONしているかどうかを判定す
る。他のスイッチがONならばステップ57に分岐し、
他のスイッチがOFFならばステップ51に戻り再びス
イッチのチェックを行う。
【0042】なお、本実施の形態では焦点検出点自動選
択モードにおける動作を説明するものであり、焦点検出
点を撮影者が任意に選択するモードにおける動作につい
てはその詳細を説明は省略する。
【0043】ステップ57では、ONであるスイッチに
応じた処理を行う(給送モードを設定したり、焦点検出
エリアの指定等)。
【0044】ステップ52では、露光量を決定するため
に測光用センサ(図1)を動作させて被写体の光量を測
定し、測光を行ってステップ53に進む。
【0045】ステップ53では、被写体の焦点位置を検
出して撮影レンズを焦点位置に移動する撮影レンズを焦
点位置に移動しピントを合わせる動作(ピント合わせ動
作)を行ってからステップ54に進む(焦点検出動作の
詳細は後述する)。
【0046】ステップ54では、前記レリーズボタンの
第2ストローク操作でONとなるレリーズスイッチSW
2がONになっているかどうかを判断し、ONであれば
ステップ56に進み、ONでなければステップ51に戻
る。
【0047】ステップ56では、露光動作を行うために
まずステップ52での測光値に基づいて決定された絞り
の値に、レンズの絞りを絞り込み、次にシャッタを制御
して所定時間シャッタを開き露光動作を行う、シャッタ
の制御が完了すると絞りを開放位置に戻しステップ58
に進む。
【0048】ステップ58では、撮影したフィルムを次
の駒に送り、ステップ51に戻り一連の動作を終了す
る。
【0049】図5は図12ステップ53に示すサブルー
チン「ピント合わせ」のフローチャートであり、このフ
ローチャートを用いて焦点検出及びピント合わせ動作を
説明する。
【0050】ステップf1、サブルーチンがコールされ
るとプログラムはここから実行を始める。
【0051】ステップf2では、補助光使用フラグ(A
UXフラグ)、焦点検出を行うためのフラグや変数を初
期化する。次にステップf3へ進む。
【0052】ステップf3では補助光を使用するかどう
か「AUXフラグ」で判定を行う。「AUXフラグ」が
「H」ならば、すなわち補助光を使用するならステップ
f4へ分岐する。「AUXフラグ」が「L」ならばステ
ップf7へ進む。最初はステップf2でフラグを初期化
をしているので「AUXフラグ」は「L」になっている
のでステップf7へ進む。
【0053】ステップf4では図1のLED駆動回路を
作動し、図1のカメラ内蔵補助光LED112を発光さ
せる。
【0054】次にステップf5へ進み、補助光蓄積サブ
ルーチンをコールし、焦点検出センサへの蓄積とその結
果の読み出しを行う。補助光蓄積サブルーチンに関して
は後述する。
【0055】センサからの読み出しが終了するとステッ
プf6へ進み、補助光を消灯する。次にステップf10
へ進む。
【0056】一方ステップf3でAUXフラグが「L」
の場合、ステップf7へプログラムは移行してくる。こ
こでは通常蓄積サブルーチンをコールし、焦点検出セン
サへの蓄積とその結果の読み出しを行う。通常蓄積サブ
ルーチンに関しては後述する。
【0057】センサからの読み出しが終了するとステッ
プf8に進み、f7について読み出されたデータに基づ
いて、補助光を投光すべきか否かを決定する。
【0058】この決定は例えば、全焦点検出点に対して
のセンサに対する、蓄積を終了したセンサの割合や、全
焦点検出センサに対する、低コントラストであったセン
サの割合を求め、その結果に応じて補助光を発光すべき
であるかどうかを決定する。(例えば、低コントラスト
の検出点が多い時は補助光を投光させる)補助光を投光
すべきであると判定されると、f9にてAUXフラグを
Hとして、f3に戻りf4以後のステップを再度実行さ
せる。
【0059】一方、補助光の投光の必要がないと判定さ
れた時はf10に進み、f5、f7について読み出され
たデータに基づいて、デフォーカス量の算出がなされ
る。尚この場合、複数の焦点検出点に対して算出された
デフォーカス量のうち、一つの焦点検出点のデフォーカ
ス量を選択する。
【0060】複数の焦点検出点のデフォーカス量からピ
ント合わせの対象となる被写体を決定する方法に関して
は周知の技術であるのでここでは述べない。
【0061】f11では上記デフォーカス量に基づき合
焦か否か判定し、合焦の時はf12にて合焦処理(合焦
表示等)を行いf13を介してリターンする。一方、非
合焦の時はf14にて上記デフォーカス量に対応するレ
ンズ駆動量を求め、レンズを駆動させてステップf3に
戻る。
【0062】次いで、図5のステップf7で行われるサ
ブルーチンについて説明する。図6は、カメラが自然光
のみ(補助光投光なしで)で焦点検出を行う第一のモー
ドの時に、焦点検出センサへの蓄積からセンサ信号の読
み出しまでの手順を説明するフローチャートである。図
5のステップf7でサブルーチン「通常蓄積」がコール
されるとステップA1からプログラムが実行される。
【0063】まず、ステップA2で焦点検出センサのリ
セットを行いセンサの蓄積を開始する準備を行う。次に
ステップA3へ進む。
【0064】ステップA3では焦点検出センサの蓄積を
開始する。カメラ用CPUは焦点検出センサに「蓄積開
始コマンド」を通信し、センサの蓄積を開始する。
【0065】なお、蓄積開始とともに不図示の蓄積時間
タイマーを0にリセットし、蓄積時間の計測を開始す
る。ステップA4へ進む。
【0066】ステップA4では初めに蓄積が完了する焦
点検出点が現れるまで待機する。尚蓄積の完了検知とし
ては例えば、各センサーに対して設けられたモニタセン
サーにおける出力をコンデンサーなどの蓄積回路で蓄積
し、所定の基準レベルに達したかどうかを判定すること
で蓄積が完了したかを判定する通常の方法などがとられ
るものとする。
【0067】各焦点検出点での各センサーのうち最も早
く蓄積が終了した焦点検出点が現れると、ステップA5
へ進む。又このセンサーでの蓄積信号は保持されるもの
とする。ステップA5では初めに蓄積が完了したセンサ
ーの蓄積時間(前記タイマーにて計測される蓄積時
間)、すなわち最短蓄積時間を基に、最長蓄積時間を決
定する。
【0068】この決定は例えば、最長蓄積時間を最短蓄
積時間の2倍と決定する。
【0069】次のステップA6では、蓄積時間タイマー
を監視し、最長蓄積時間を超えた時点でステップA7へ
進む。尚、該最長蓄積時間内に蓄積が完了したセンサー
に対してはその時点でのセンサーの信号を保持させるも
のとする。
【0070】最長蓄積時間を最短蓄積時間の2倍にする
ことで、検出点が多数ある場合に、全ての検出点の蓄積
が終了するまでの時間が長くなりすぎることによる焦点
検出装置のレスポンスの低下を防止することができる。
【0071】ステップA7ではセンサへの蓄積を終了す
る。カメラ用CPUは焦点検出センサに「蓄積終了コマ
ンド」を通信し、センサの蓄積が終了する。したがっ
て、最長蓄積時間まで蓄積を行っても蓄積が完了してい
ないセンサーに対しての蓄積が中止され、その時の信号
が保持される。
【0072】ステップA8で蓄積終了したセンサの読み
出しを行う。カメラ用CPUはセンサに「読みだし開始
コマンド」通信を行い、読み出しクロックをセンサに出
力すると、それに同期してセンサから蓄積されたデータ
が出力される。カメラ用CPUはセンサ出力を順次A/
D変換し、所定のRAMエリアに格納する。全てのセン
サからのデータ読み出しが終了するとステップA9へ進
みサブルーチンをリターンする。
【0073】次いで、図5のステップf5で行われるサ
ブルーチンについて説明する。図7は、カメラが補助光
を照射して焦点検出を行う第二のモードの時に、焦点検
出センサへの蓄積からセンサ信号の読み出しまでの手順
を説明するフローチャートである。図5のステップf5
でサブルーチン「補助光蓄積」がコールされるとステッ
プB1からプログラムが実行される。
【0074】まずステップB2で焦点検出センサのリセ
ットを行いセンサの蓄積を開始する準備を行う。
【0075】次にステップB3へ進む。
【0076】ステップB3では、あらかじめ決めてあっ
た最長蓄積時間を決定する。
【0077】この決定は例えば、低コントラストであっ
たセンサの割合に基づいて決定する。この最長蓄積時間
は固定の時間に設定しておいてもよい。この時間として
は通常蓄積での決定される最長蓄積時間のうち最短の時
間よりも長い時間が設定される。
【0078】ステップB4では焦点検出センサの蓄積を
開始する。カメラ用CPUは焦点検出センサに「蓄積開
始コマンド」を通信し、センサの蓄積を開始する。
【0079】なお、蓄積開始とともに不図示の蓄積時間
タイマーを0にリセットし、蓄積時間の計測を開始す
る。ステップB5へ進む。
【0080】ステップB5では、蓄積時間タイマーを監
視し、最長蓄積時間を超えた時点でステップA7へ進
む。尚、最大蓄積時間内で蓄積が完了したセンサーに対
してはその時点のセンサー信号を保持させることは通常
蓄積の場合と同様である。
【0081】補助光による焦点検出では最長蓄積時間を
低輝度被写体でも焦点検出ができるような充分長い時間
に設定することで、多数の焦点検出点がある場合でも、
確実に主被写体を焦点検出することができる。
【0082】ステップB6ではセンサへの蓄積を終了す
る。カメラ用CPUは焦点検出センサに「蓄積終了コマ
ンド」を通信し、センサの蓄積が終了する。
【0083】ステップB7で蓄積終了したセンサの読み
出しを行う。カメラ用CPUはセンサに「読みだし開始
コマンド」通信を行い、読み出しクロックをセンサに出
力すると、それに同期してセンサから蓄積されたデータ
が出力される。カメラ用CPUはセンサ出力を順次A/
D変換し、所定のRAMエリアに格納する。全てのセン
サからのデータ読み出しが終了するとステップB8へ進
みサブルーチンをリターンする。
【0084】尚、通常蓄積での最長蓄積時間としては予
め決められた所定時間をセットし、補助光蓄積では通常
蓄積での最長蓄積時間よりも長い時間の最長蓄積時間を
セットしてもよい。更に、実施の形態では、補助光源と
してはカメラに設けられた光源をもちた説明であるがス
トロボに設けた補助光源の制御でも同様であることはも
ちろんである。
【0085】
【発明の効果】上述したように本発明の各請求項によれ
ば、補助光なしで焦点検出を行う第一のモードと、補助
光を照射して焦点検出を行う第二のモードにおいて、蓄
積時間制御を変えることで確実に被写体を焦点検出する
ことができるものである。また、第一のモードでの焦点
検出における蓄積時間が長くなりすぎることによるレス
ポンスの低下を防止するとともに、第二のモードによる
焦点検出では最長蓄積時間を低輝度被写体でも焦点検出
ができるような充分長い時間に設定することで、確実に
被写体を焦点検出することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカメラの回路構成を示すブロック
図である。
【図2】図1のカメラのファインダ内を示す図である。
【図3】図1のカメラに具備された焦点検出用センサを
示す図である。
【図4】図1のカメラの制御フローを示すフローチャー
トを表す図である。
【図5】図4におけるピント合わせルーチンを説明する
フローチャートを示す図である。
【図6】図5における通常蓄積ルーチンを説明するフロ
ーチャートを示す図である。
【図7】図5における補助光蓄積ルーチンを説明するフ
ローチャートを示す図である。
【図8】高輝度点光源を含む背景をバックとした低輝度
人物撮影を行う場合のファインダー内の像状態を示す説
明図である。
【図9】図8の像状態を撮影する場合の各焦点検出セン
サの輝度の分布状態を示す説明図である。
【符号の説明】
100 CPU 101 焦点検出用センサー 102、202 LED駆動回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H011 AA01 BA21 BB02 BB05 DA08 2H051 AA01 BA02 BA20 CB22 CE06 DA10 EB19 5C022 AB15 AB22

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の信号蓄積型センサ部を用いて複数
    の領域に対しての焦点検出を行う焦点検出手段と、焦点
    検出状況に応じて前記複数のセンサ部に対する蓄積時間
    を制限する蓄積時間制限手段と、焦点検出の為に補助光
    を照射する手段とを備えたカメラにおいて、補助光を投
    光することなしで焦点検出を行う第一のモードと、補助
    光を照射して焦点検出を行う第二のモードを設け、第一
    のモードと第二のモードとで前記蓄積時間制限手段の動
    作を異なるようにした事を特徴とした自動焦点調節カメ
    ラ。
  2. 【請求項2】 前記蓄積時間制限手段はセンサ部に対し
    ての最長蓄積時間を設定するとともに、前記第一のモー
    ドにおける最長蓄積時間と第二のモードにおける最長蓄
    積時間とを異なる時間に設定することを特徴とする請求
    項1に記載の自動焦点調節カメラ。
  3. 【請求項3】 前記第一のモードでは蓄積動作が完了し
    たセンサー部での蓄積時間に基づいて最長蓄積時間を決
    定し、第二のモードでは蓄積動作が完了したセンサー部
    での蓄積時間に関係なく最長蓄積時間を設定することを
    特徴とする請求項1または2に記載の自動焦点調節カメ
    ラ。
  4. 【請求項4】 前記第二のモードでは第一のモードで決
    定される最長蓄積時間のうち最短時間よりも長い蓄積時
    間が設定されることを特徴とする請求項3に記載の自動
    焦点調節カメラ。
  5. 【請求項5】 第一のモードでは最初に蓄積動作が完了
    したセンサー部蓄積時間に応じて最長蓄積時間を制限
    し、第二のモードでは最初に蓄積動作が完了したセンサ
    ー部の蓄積時間に関係無く最長蓄積時間を設定すること
    を特徴とした請求項2に記載の自動測距点調節カメラ。
  6. 【請求項6】 複数の信号蓄積型センサ部を用いて複数
    の領域に対しての焦点検出を行う焦点検出手段と、各セ
    ンサー部での蓄積時間を制御する蓄積時間制御手段と、
    焦点検出の為に補助光を照射する手段とを備えたカメラ
    において、補助光を投光することなしで焦点検出を行う
    第一のモードと、補助光を照射して焦点検出を行う第二
    のモードを設け、第一のモードと第二のモードとで前記
    蓄積時間制御手段での最長蓄積時間を異なるようにした
    事を特徴とした自動焦点調節カメラ。
  7. 【請求項7】 前記第一のモードでの最長蓄積時間の対
    して第二のモードでの最長蓄積時間を長く設定したこと
    を特徴とする請求項6に記載の自動焦点調節カメラ。
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