JP2000135334A - 遊技機 - Google Patents

遊技機

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JP2000135334A
JP2000135334A JP11354545A JP35454599A JP2000135334A JP 2000135334 A JP2000135334 A JP 2000135334A JP 11354545 A JP11354545 A JP 11354545A JP 35454599 A JP35454599 A JP 35454599A JP 2000135334 A JP2000135334 A JP 2000135334A
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red
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JP11354545A
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English (en)
Inventor
Fumiaki Sato
佐藤  文昭
Norikazu Takeuchi
則一 竹内
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Toyomaru Industry Co Ltd
Original Assignee
Toyomaru Industry Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 本発明は、複数の図柄を変動表示する図柄表示部を有
する遊技機であって、大当たり中における図柄表示を従
来と異なって行うことによって、興趣の増加を図るもの
である。 【解決手段】 本発明は、図柄表示部に確定表示した図
柄が大当たり図柄であると特別遊技状態を生起し、更
に、その確定図柄が特定図柄のときには、特別遊技状態
が終了後に遊技者にとって有利となる有利状態を生起す
るものであり、大当たり(特別遊技状態)中において、
特定図柄と非特定図柄の一方を表示するので、特定図柄
での大当たりか非特定図柄での大当たりか、よく判らな
い状態で遊技をすることを可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の図柄を変動
表示する図柄表示部を有する遊技機であって、より詳細
には、大当たり(特別遊技状態)中における図柄表示に
関する。
【0002】
【従来の技術】遊技機としてのパチンコ機には、複数の
図柄を可変表示可能な複数の図柄表示部を有する特別図
柄表示器が配設してあり、遊技球が図柄始動口に入賞す
ることによって、前記各図柄表示部の図柄が変動を開始
し、所定時間後に、順次図柄が停止し、その確定図柄の
組合せが、例えば、全て同じ図柄であるとき、遊技者に
とって有利となる特別遊技状態(大当たり)が生起する
ものがある。
【0003】具体的な例を示して説明すると、三個の図
柄表示部L1〜L3で構成し、それらの図柄表示部L
1、L2、L3の図柄が変動を開始し、順次、図柄表示
部L1、L2が停止して同じ図柄(例えば、4、4)を
表示したときには、リーチとして大当たりとなる可能性
があり、遊技者は期待感を持つ。しかしながら、パチン
コ機の形式により、大当たりの図柄によっては、価値を
異にするものがあり、例えば、非特定図柄として予め選
定の図柄「4、4、4」が確定表示される大当たりで
は、大当たり終了後に、再度大当たりとなる確率が高確
率とならないが、特定図柄の「7、7、7」が確定表示
の大当たりでは、大当たり終了後に、高確率(有利状
態)に変移して遊技者にとって有利な状態となる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、前記形式のパ
チンコ機において、遊技者は、非特定図柄「4、4」で
リーチとなっても、あまり期待感をもたないこととな
る。又、前記の課題を解消する方式として、例えば、非
特定図柄「4、4」が停止したかのように表示されて、
見かけ上のリーチとなり、最後の図柄表示部の図柄が
「4」で一旦表示(尚、パチンコ機の製作規格により、
一旦停止の最大時間は0.5秒以内に規制されてい
る。)するが、再度、3個の図柄表示部の図柄が変動を
開始する。そして、その後に、3個の図柄表示部の図柄
が確定表示するものがある。この形式のものは、一旦停
止した図柄が非特定図柄であっても、再度、変動を開始
し、特定図柄で確定表示することもあり、遊技者に興趣
を与えているが、更なる面白みがある図柄表示態様をす
る遊技機が望まれていると共に、大当たり(特別遊技状
態)中における、図柄表示部における図柄表示において
も同様である。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、複
数図柄を変動表示可能な図柄表示部を有し、これら複数
の図柄には大当たり図柄である特定図柄と非特定図柄が
含まれ、図柄表示部に確定表示した図柄が大当たり図柄
であると特別遊技状態を生起し、更に、その確定図柄が
特定図柄のときには、特別遊技状態が終了後に遊技者に
とって有利となる有利状態を生起する。そして、例え
ば、特定図柄(1(赤)、1(赤)、1(赤))と非特
定図柄(「1(緑)、1(赤)、1(赤))は同じ図柄
であるが色彩を異にし、大当たり図柄が特定図柄(1
(赤)、1(赤)、1(赤))或いは非特定図柄(1
(緑)、1(赤)、1(赤))で確定表示したときに
は、その短時間後に、特定図柄(1(赤)、1(赤)、
1(赤))か非特定図柄(1(緑)、1(赤)、1
(赤))」の何れかを表示する。そのため、大当たり
(特別遊技状態)中において、特定図柄での大当たりか
非特定図柄での大当たりか、よく判らない状態で遊技を
することになる。
【0006】
【発明の実施の形態】(第1の実施の形態)図1(正面
図)は遊技機としてのパチンコ機1を示し、このパチン
コ機1は、カードユニット20と対をなし、このカード
ユニット20にはカードリーダ(図示略)が内蔵してあ
る。又、このカードユニット20の正面パネル21に
は、このカードユニットの作動が有効であるときの表示
ランプやカード挿入口22が設けてある。一方、パチン
コ機の前面パネル11に取り付けてある供給皿12に
は、前記カードユニット20の操作釦等が配設してあ
り、具体的には、前記カード挿入口22に挿入されたカ
ードの残高(度数)等を表示する表示器13a、遊技者
の操作によりカードユニット20を介してパチンコ機に
貸球を供給する変換釦13b、カード返却用の返却釦1
3cが設けてある。
【0007】尚、供給皿12の下には貯留皿17が配設
してあって、供給皿12が満杯となったときオーバーフ
ローした賞品球を貯留する。又、発射装置のハンドル1
8の操作により前記供給皿12からの1球毎に供給され
る遊技球をガイドレール2で案内して遊技領域3に発射
する。又、遊技領域3のほぼ中央部には、複数の変動図
柄を介して可変表示ゲームを行う特別図柄表示器Lが配
置してあり、この特別図柄表示器Lには液晶式の特別図
柄表示部LAを有している。そして、ゲームにおける一
表示態様として、前記特別図柄表示部LAを区分表示の
図柄表示部L1、L2、L3には、「0〜9、A、B、
C、D、E」の15図柄を、この順序で変動表示する。
【0008】特別図柄表示器Lの左右側部には、普通図
柄始動ゲート4a、4bが備えてあり、遊技球が通過す
ると後述の大入賞口30に付設の普通図柄表示器31の
図柄が変動を開始し、通常状態と有利状態で変更する所
定時間経過後に停止し、その確定図柄が予め設定した図
柄と一致したとき「当たり」となり、普通電動役物5の
羽根5aを所定時間開成する。尚、この当たりの判定
は、よく知られた循環数で構成の普通カウンタFcを介
して行う。そして、遊技球が普通電動役物5に入賞する
と、所定数の賞品球を払い出すため、普通電動役物5の
開成状態が多いほど遊技者にとって有利である。尚、普
通図柄表示器31の図柄が変動中に、遊技球が普通図柄
始動ゲート4a、4bを通過すると、次回以降の普通図
柄の図柄表示記憶として最大4個まで記憶されると共
に、記憶数を表示する。
【0009】従って、普通図柄表示器31の図柄が変動
時間が短いほど、普通図柄始動ゲート4a、4bを通過
する多くの遊技球に対して当たりの判定が可能となっ
て、当たりとなる可能性が増大して遊技者にとって有利
であるし、当たりの確率が高いときにも有利である。
尚、これらの普通図柄始動ゲート4a、4bを通過した
遊技球は、遊技領域3の中央下部に流下するように構成
してあり、遊技領域3には、その他、普通入賞口9a、
9b等が配設してある。
【0010】又、遊技球が普通電動役物5に入賞したと
きには可変表示ゲームが行われ、この入賞球は検出器
(図示略)を介して特別図柄始動信号が発生し、図柄表
示部L1〜L3は前記図柄の変動表示を開始する。尚、
図柄表示部L1〜L3の図柄が変動中に、遊技球が普通
電動役物5に入賞すると、次回以降の特別図柄の変動表
示記憶として最大4個まで記憶されると共に、記憶数を
記憶ランプLRに点灯して報知する。そして、特別図柄
始動信号に基づいて、判定カウンタHc(0〜219の
循環カウンタ)で、大当たり(特別遊技状態)か外れか
の判定を行う。
【0011】そして、判定カウンタHcで大当たりと判
定されると、後述の図柄表示を行った後に、大当たり
(特別遊技状態)が生起して、大入賞口30の開閉扉3
0aをt秒間、開成を維持するか、遊技球がa個入賞す
ると閉成し、前記開閉扉30aが開成中に、大入賞口3
0内に設けられている特定領域(図示略)を遊技球が通
過すると、大入賞口30が再度開成し、この動作を最大
X回行う。従って、遊技者は多量の賞品球を得ることが
できる。
【0012】尚、前記「特別遊技状態(大当たり)」と
判定されると、図柄表示部L1、L2、L3には同じ図
柄を揃える大当たり図柄(「000」〜「EEE」)を
表示し、これらの大当たりの確定図柄が「333」「5
55」「777」「AAA」を特定図柄での大当たりと
いい、その他の確定図柄(「000」「111」「22
2」「444」「666」「888」「999」「BB
B」「CCC」「DDD」「EEE」)での大当たりの
場合を非特定図柄での大当たりという。又、前記普通カ
ウンタFc、判定カウンタHcは電源投入時には低確率
(通常状態)に設定してあり、大当たりが生起し、確定
図柄が特定図柄であるときには、大当たりが終了後、遊
技者にとって有利な有利状態(当たりと大当たりを高確
率で生起可能)にする。
【0013】次に、図柄表示部L1〜L3の図柄変動の
態様について、大当たりとなる図柄の表示態様について
図2(A)を参照して説明する。 (1)遊技球が普通電動役物5に入賞すると、初期画面
(a)から、図柄表示部L1〜L3は変動表示を開始す
る(b)。 (2)そして、所定時間経過後に、図柄表示部L1の図
柄が一旦表示され(c)、その後、図柄表示部L1の図
柄「4」は上変動(d)、下変動(e)を継続表示し
て、図柄「4」が確定表示でない旨を示す。 (3)続いて、図柄表示部L2の図柄を表示するが、外
れのときには図柄選定カウンタZcで選定された図柄表
示部L1の図柄と異なる図柄を表示すると共に、図柄表
示部L3にも任意の図柄を表示する。 (4)一方、大当たりの前提となるリーチのときには、
図柄選定カウンタZcによって選定された図柄「4」を
図柄表示部L2に一旦表示し、その後、前記(d)
(e)と同様に上下動表示を継続して(f)、図柄
「4」が確定表示でない旨を示す。
【0014】(5)次に、変動中の図柄表示部L3に大
当たり図柄「4」をt1(=0.49)秒間、一旦表示
する(g)。この図柄表示部L1、L2、L3の「4、
4、4」(非特定図柄の大当たり)の表示によって、遊
技者は特別遊技状態(大当たり)が生起したことが判る
が、この図柄が確定図柄であることを必ずしも意味しな
い。 (6)その後、図柄表示部L1、L2、L3には、
「5、5、5」(特定図柄の大当たりで、後述する条件
で確定図柄)をt2(=0.51)秒間、一旦表示し
(h)、次に、「6、6、6」(非特定図柄の大当た
り)をt3(=0.49)秒間、一旦表示(i)、次
に、「7、7、7」(特定図柄の大当たり)をt4(=
0.49)秒間、一旦表示する(j)。 (7)そして、図柄表示部L1、L2、L3を含む特別
図柄表示部LAには、特賞デモ図柄として「おめでと
う」を表示すると共に、飾りランプを点灯して大当たり
が生起したことを遊技者に知らせる。
【0015】そして、前記のように複数の大当たり図柄
を異なる停止時間に設定し、且つ、確定図柄「5、5、
5」の一旦停止時間tを最も長くして、この一旦停止時
間の最も長い図柄を確定図柄に選定すると、特定図柄が
選定されたことになる。このように、大当たり図柄
「4、4、4」「6、6、6」「7、7、7」は、確定
図柄「5、5、5」に対して、遊技者が識別できない程
度の僅かに異なる一旦停止時間tで表示されるため、遊
技者は、識別の相違を注意深く観察しないと認識できな
い。その結果、遊技者が、最も長時間一旦表示する図柄
が確定図柄に選定されることを知っていても、如何なる
図柄が確定図柄であるかを判別することは困難である。
従って、大当たり終了後に、有利状態に移行している
か、判らない状態で遊技をすることとなり、新たな興趣
となる。
【0016】尚、本実施の形態においては、確定図柄は
大当たり図柄の特定図柄と非特定図柄が交じった状態で
表示され、且つ、それらの大当たり図柄は僅かに異なる
停止時間で表示するため、確定図柄は前記したように、
一旦停止時間が最も長い図柄に選定する必要はなく、最
も短い一旦停止時間の図柄を選定したり、大当たり図柄
の出現順序(2番目の図柄)で選定したり等、種々の方
式が採用できる。
【0017】又、遊技者が確定図柄として何れを選定さ
れたか識別が困難なように構成すればよいため、図2
(B)に示すように、確定図柄「5、5、5」に、他の
大当たり図柄「4、4、4」「6、6、6」「7、7、
7」と異なって、注意してみれば異なることが識別でき
る小さな識別印(星印等)Sを付した図柄とする。そし
て、それらの大当たり図柄を同じ停止時間t(但し、必
ずしも同じ一旦停止時間に設定する必要はない)に設定
する。この構成においては、大当たり(特別遊技状態)
が生起すると、図柄表示部L1、L2、L3には同じ停
止時間tの大当たり図柄が、確定図柄との相違を識別で
きない程度に複数個、順次停止表示されるので、遊技者
は何れが確定図柄であるか不明であり、前記図2(A)
と同様の効果を奏する。
【0018】以上のように、確定図柄は、一旦停止時間
差の他に、識別印S(他の大当たり図柄に識別印Sを付
して確定図柄に附さない態様も含む)を付したり、図柄
の一部の色彩を異にしたり、図柄表示部への図柄表示位
置を変更したり、図柄の大きさを変更したり、図柄の形
態(ゴシック体、明朝体等)に変更したり、図柄を傾斜
して表示する等の方法で、注意して観察すれば識別可能
である程度に他の大当たり図柄と相違させることによっ
て、特定図柄を選定されたか不明であることによって、
新たな面白みを発揮する。
【0019】尚、大当たり(特別遊技状態)が終了した
時点において、次回以降の特別図柄の変動表示記憶があ
る(記憶ランプLRに点灯)ときには、大当たり時の特
賞デモ図柄表示の終了と共に、即座に図柄表示部L1、
L2、L3の図柄変動を行う。これは、大当たりの確定
図柄を表示しないためである。反対に、係る記憶がなけ
れば、特賞デモ図柄に替えて、図柄表示部L1、L2、
L3に初期図柄「1、3、2」等を表示して、遊技者に
確定図柄が判らないように対処することは有意義であ
る。
【0020】次に、大当たりが生起した後の図柄表示部
L1、L2、L3の図柄表示について説明すると、前記
「おめでとう」を表示した後(図2(A)(B))、大
当たりの処理を行うが、この大当たり(特別遊技状態)
中において、最後に一旦表示の大当たり図柄「7、7、
7」を表示する。これによって、遊技者は前記した相違
を判別しない限り、図柄表示部L1、L2、L3に表示
の大当たり図柄「7、7、7」は、必ずしも確定図柄で
はないので、特定図柄での大当たりか非特定図柄での大
当たりか、判らない状態で遊技をすることとなり、従来
にない興趣を生ずる。又、大当たり中に、前記と異な
り、最後に一旦表示の大当たり図柄「7、7、7」を表
示する替りに(図柄を表示しないで)、「大当たり」な
るメッセージを図柄表示部L1、L2、L3に表示して
も、遊技者に同様の効果を与えることができる。
【0021】尚、本実施の形態は、図柄表示部L1、L
2、L3が3個の場合を例示したが、その数には限定さ
れず、例えば、1個の場合には図柄表示部L1を対応さ
せ、図柄表示部L1に大当たり図柄を確定表示して特別
遊技状態を生起可能とすると共に、その確定図柄が特定
図柄の場合には特別遊技状態が終了後に有利な状態にす
る等、の形態であってもよい。
【0022】(第2の実施の形態)本実施の形態は、第
1の実施の形態と同じ形式のパチンコ機を使用するもの
であるため、異なる点を記載する。図柄表示部L1、L
2、L3に変動表示可能な図柄は、図柄「0〜9」の1
0種類であるが、図柄表示部L1、L2の図柄「0〜
9」は、同じ図柄に対して色彩を異にする、例えば、赤
(無印)と緑(四角枠)の2種類の色彩を施して区別し
て表示可能であり、図柄表示部L3の図柄「0〜9」は
赤色(無印)の一色で表示する(図3(A)参照)。
【0023】そして、特別遊技状態(大当たり)を生起
する図柄は、図柄表示部L1、L2、L3に同じ図柄を
表示し、その組合せは図3(B)に示す40通りであ
る。又、特定図柄は、適当に選定した図柄の組合せ(番
号に丸印)であり、例えば、図柄表示部L1、L2、L
3に「1、1、1」を確定表示場合には、5番の「1
(赤)、1(赤)、1(赤)」と7番の「1(赤)、1
(緑)、1(赤)」を選定してある。
【0024】前記のように、この形式のパチンコ機は大
当たり図柄として、図柄表示部L1、L2、L3に同じ
図柄を確定表示するが、特定図柄としてどれを選定して
あるか、大当たりの組合せが多数であり判断することは
困難である。従って、遊技者は大当たりとなっても、大
当たりが終了後に有利状態(高確率状態)になるか否か
を知ることなく遊技を行うこととなり、従来にない面白
みとなる。
【0025】尚、確定図柄の選定は、日毎等で変更する
と、遊技者は益々判断が困難となるし、使用する色彩の
数を更に増加すると更に特定図柄の判断を困難とする。
又、前記実施の形態は、図柄表示部L1、L2が同じ図
柄に対して異なる色彩を施して区別しているが、図柄表
示部L3に対しても同様に構成することができるし、図
柄表示部L1、L2、L3が三個の場合を例示したが、
その数には限定されず、例えば、一個の場合には図柄表
示部L1を対応させる。
【0026】次に、大当たりと判定された後の図柄表示
部L1、L2、L3における図柄表示について説明す
る。大当たりが生じて、例えば、図柄表示部L1、L
2、L3に、図3に示す5番の「1(赤)、1(赤)、
1(赤)」の特定図柄が確定表示したときには、その後
の大当たり(特別遊技状態)の処理中において、その
「1(赤)、1(赤)、1(赤)」の特定図柄を表示し
続ける。しかし、大当たりが生じて、例えば、図柄表示
部L1、L2、L3に、図3に示す6番の「1(緑)、
1(赤)、1(赤)」の非特定図柄が確定表示したとき
には、短時間(例えば、0.5秒)後に、「1(赤)、
1(赤)、1(赤)」の特定図柄に変更表示し、その後
の大当たり(特別遊技状態)の処理中において、その
「1(赤)、1(赤)、1(赤)」の特定図柄を表示し
続ける。
【0027】この様に、大当たりの確定表示の図柄が、
特定図柄であるときにはその図柄を、非特定図柄である
ときには短時間後に特定図柄に変更処理をするので、何
れであっても、大当たり中には特定図柄を表示すること
になる。その結果、遊技者は大当たり中において、この
大当たりが特定図柄での大当たりか非特定図柄での大当
たりか、よく判らない状態で遊技をすることになるの
で、大当たりが終了後に高確率(有利状態)に変移する
か否か、認識されるのを防止できる。
【0028】尚、前記と異なる態様を示すと、 (1)大当たりと判定された後、図柄表示部L1、L
2、L3に、「非特定図柄(1(緑)、1(赤)、1
(赤))」での大当たりのときにはその図柄を、「特定
図柄(1(赤)、1(赤)、1(赤))」での大当たり
のときには、短時間(例えば、0.5秒)後に、非特定
図柄(1(緑)、1(赤)、1(赤))に変更し、その
後の大当たり(特別遊技状態)の処理中において、非特
定図柄を表示し続けるように構成してもよい。即ち、前
記と逆の非特定図柄を表示する。 (2)又、大当たりと判定された後、図柄表示部L1、
L2、L3に、特定図柄(1(赤)、1(赤)、1
(赤))と非特定図柄(1(緑)、1(赤)、1
(赤))の何れが確定表示されても、その後の大当たり
(特別遊技状態)の処理中において、確定表示図柄に選
定されていない図柄(1(緑)、1(緑)、1(緑))
(図3(B)参照)を表示する。 (3)又、大当たりと判定された後、図柄表示部L1、
L2、L3には大当たり図柄を確定表示し、その後、所
定時間後(例えば、0.5秒)後に、それらの大当たり
図柄に替えて(図柄を表示しないで)、「大当たり」等
のメッセージを表示する。以上(1)〜(3)の何れで
あっても、遊技者に対して、大当たりが終了するまで、
高確率(有利状態)に変移するか否か、認識されるのを
防止できる。
【0029】前記第1、2の実施の形態において、大当
たり(特別遊技状態)が終了後に、有利状態になったと
き、直ちに、遊技機の目立たない位置に付設の小さな装
飾ランプ(図示略)を点滅したり、図柄表示部L1、L
2、L3に小さな(目立たない)キャラクター等を表示
することは、この遊技機の遊技内容に精通した遊技者へ
有利状態を知らせることとなり、特定の遊技者へのサー
ビスとなる。尚、大当たりが終了後に有利状態となっ
て、図柄表示部L1、L2、L3の図柄変動回数が所定
回数以上(例えば、100回以上)、或は、遊技機にタ
イマーを設置して所定時間(例えば、30分)以上遊技
を行った後においては、長時間遊技を行った遊技者への
サービスとして、飾りランプを通常時と異なる態様で点
灯して、有利状態である旨を知らせることは好ましい。
【0030】
【発明の効果】本発明の請求項1の遊技機は、大当たり
図柄が確定表示された短時間後に変更処理される可能性
があり、大当たり中において、その図柄が表示されるの
で、遊技者は特定図柄での大当たりか非特定図柄での大
当たりか、よく判らない状態で遊技をすることになるの
で、大当たりが終了するまで、高確率(有利状態)に変
移するか否か、認識されるのを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】第1実施の形態の特別図柄表示器の拡大図と図
柄表示部の図柄の変動態様を示す。
【図3】第2の実施の形態における特別遊技状態を生起
する図柄の組合せを示す図である。
【符号の説明】
4a、4b 普通図柄始動ゲート 5 普通電動役物 30 大入賞口 L 特別図柄表示器 L1〜L3 図柄表示部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月14日(1999.12.
14)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の遊技機は、複
数図柄を変動表示可能な図柄表示部を有し、これら複数
の図柄には大当たり図柄である特定図柄と非特定図柄が
含まれ、図柄表示部に確定表示した図柄が大当たり図柄
であると特別遊技状態を生起し、更に、その大当たり図
が特定図柄のときには、特別遊技状態が終了後に遊技
者にとって有利となる有利状態を生起する。そして、例
えば、特定図柄(1(赤)、1(赤)、1(赤))と非
特定図柄(1(緑)、1(赤)、1(赤))は同じ図柄
であるが色彩を異にし、大当たり図柄が特定図柄(1
(赤)、1(赤)、1(赤))或いは非特定図柄(1
(緑)、1(赤)、1(赤))で確定表示したときに
は、その短時間後に、特定図柄(1(赤)、1(赤)、
1(赤))か非特定図柄(1(緑)、1(赤)、1
(赤))の何れかを表示する。そのため、大当たり(特
別遊技状態)中において、特定図柄での大当たりか非特
定図柄での大当たりか、よく判らない状態で遊技をする
ことになる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数図柄を変動表示可能な図柄表示部を
    有し、これら複数の図柄には大当たり図柄である特定図
    柄と非特定図柄が含まれ、 図柄表示部に確定表示した図柄が大当たり図柄であると
    特別遊技状態を生起し、更に、その確定図柄が特定図柄
    のときには、特別遊技状態が終了後に遊技者にとって有
    利となる有利状態を生起する遊技機であって、 特定図柄と非特定図柄は色彩を異にする同じ図柄であっ
    て、 大当たり図柄が確定表示した短時間後に、色彩を異にす
    る大当たり図柄に変更表示可能であることを特徴とする
    遊技機。
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