JP2000134533A - デジタルカメラ - Google Patents

デジタルカメラ

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JP2000134533A
JP2000134533A JP10301370A JP30137098A JP2000134533A JP 2000134533 A JP2000134533 A JP 2000134533A JP 10301370 A JP10301370 A JP 10301370A JP 30137098 A JP30137098 A JP 30137098A JP 2000134533 A JP2000134533 A JP 2000134533A
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gain
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 オートストロボ機能で調光可能な撮影距離範
囲を広範囲にすることが可能なデジタルカメラを提供す
ること。 【解決手段】 オートストロボ装置127を備えたデジ
タルカメラにおいて、CPU121は、撮影距離に基づ
きAGCアンプ105のゲイン値およびオートストロボ
装置127のストロボ調光部127bの調光値を算出し
て設定し、ストロボ撮影を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、デジタルカメラ
に関し、詳細には、オートストロボ機能を備えたデジタ
ルカメラに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オートストロボ装置を備えた
デジタルカメラが知られている。かかるオートストロボ
装置は、ストロボ発光管を発光させた後、被写体からの
反射光を測光してその光量が所定のレベルに達した時
に、ストロボ発光管の発光を停止させるものである。
【0003】上記オートストロボ装置は、被写体からの
反射光を測光して適正な照明光量になった時に発光を停
止させるため、従来のように一定のガイドナンバーのも
とで撮影距離に対応して絞り値を決める等のいわゆるフ
ラッシュマチック制御を行う必要がなく、撮影距離にか
かわらずストロボ撮影が簡単になるという利点を有して
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
オートストロボ装置には以下のような問題がある。第1
に、実際の撮影時にストロボ発光をしないと調光可能か
否かが分からないという問題がある。これは特に、被写
体が遠距離時にストロボ発光量不足により発生するもの
である。第2に、近距離撮影では、当然ストロボ発光量
には不足はないが、調光は立ち上がり直後の短い時間内
に発光を停止させる動作となるため、実際に発光が停止
するまでの回路の遅延等による照射光量の誤差が遠距離
に比較し、より大きくなり、また、ラチチュードが狭い
ためその誤差を吸収することができないという問題があ
る。
【0005】本発明は、上記に鑑みてなされたものであ
り、オートストロボ機能で調光可能な撮影距離範囲を広
範囲にすることが可能なデジタルカメラを提供すること
を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決する
ために、請求項1に係る発明は、ストロボ放電管を発光
させた後、被写体からの反射光を測光し当該測光した測
光量が調光値に達した場合に当該ストロボ放電管の発光
を停止させるオートストロボ機能を備えたデジタルカメ
ラにおいて、前記ストロボ発光管の発光を停止させる基
準となる調光値を変更・設定する調光値変更・設定手段
と、被写体との撮影距離を算出する撮影距離算出手段
と、被写体に応じた画像信号の信号レベルを調整する利
得調整手段とを有し、前記撮影距離算出手段で算出され
た撮影距離に基づき、前記利得調整手段のゲイン値およ
び前記調光値を算出して設定し、ストロボ撮影を行うも
のである。
【0007】また、請求項2に係る発明は、ストロボ放
電管を発光させた後、被写体からの反射光を測光し当該
測光した測光量が調光値に達した場合に当該ストロボ放
電管の発光を停止させるオートストロボ機能を備えたデ
ジタルカメラにおいて、前記ストロボ発光管の発光を停
止させる基準となる調光値を変更・設定する調光値変更
・設定手段と、被写体との撮影距離を算出する撮影距離
算出手段と、被写体に応じた画像信号の信号レベルを調
整する利得調整手段とを有し、前記撮影距離算出手段で
算出された撮影距離が、前記オートストロボ機能で調光
できる撮影距離よりも遠い場合に、前記利得調整手段の
ゲイン値を上げると共に、前記利得調整手段に設定した
ゲイン値に対応する調光値を前記調光値変更・設定手段
に設定して、ストロボ撮影を行うものである。
【0008】また、請求項3に係る発明は、ストロボ放
電管を発光させた後、被写体からの反射光を測光し当該
測光した測光量が調光値に達した場合に当該ストロボ放
電管の発光を停止させるオートストロボ機能を備えたデ
ジタルカメラにおいて、前記ストロボ発光管の発光を停
止させる基準となる調光値を変更・設定する調光値変更
・設定手段と、被写体との撮影距離を算出する撮影距離
算出手段と、被写体に応じた画像信号の信号レベルを調
整する利得調整手段とを有し、前記撮影距離算出手段で
算出された撮影距離が前記オートストロボ機能で調光で
きる撮影距離よりも近い場合に、前記利得調整手段のゲ
イン値を下げると共に、前記利得調整手段に設定したゲ
イン値に対応する調光値を前記調光値変更・設定手段に
設定して、ストロボ撮影を行うものである。
【0009】また、請求項4に係る発明は、ストロボ放
電管を発光させた後、被写体からの反射光を測光し当該
測光した測光量が調光値に達した場合に当該ストロボ放
電管の発光を停止させるオートストロボ機能を備えたデ
ジタルカメラにおいて、前記ストロボ発光管の発光を停
止させる基準となる調光値を変更・設定する調光値変更
・設定手段と、被写体との撮影距離を算出する撮影距離
算出手段と、被写体に応じた画像信号の信号レベルを調
整する利得調整手段と、ストロボ光以外の外光による露
光量を算出する外光露光量算出手段とを有し、前記外光
露光量算出手段で算出された露光量が適正露出に近い場
合に、ストロボ光と外光とによる露光量とが適正露出と
なるように、前記利得調整手段のゲイン値および前記調
光値を設定して、ストロボ撮影を行うものである。
【0010】また、請求項5に係る発明は、ストロボ放
電管を発光させた後、被写体からの反射光を測光し当該
測光した測光量が調光値に達した場合に当該ストロボ放
電管の発光を停止させるオートストロボ機能を備えたデ
ジタルカメラにおいて、フォーカスレンズ系を介した被
写体光を電気信号に変換して画像データとして出力する
撮像素子と、前記画像データをA/D変換してデジタル
画像データに変換するA/D変換手段と、デジタル画像
データの輝度データの高周波成分を積分して得られるA
F評価値を出力するAF評価手段と、前記フォーカスレ
ンズ系の位置を移動させながら前記AF評価手段により
得られたAF評価値をサンプリングするサンプリング手
段と、前記サンプリング手段の前記AF評価値のサンプ
リング結果により合焦を判定し、前記フォーカスレンズ
系を合焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、前記フ
ォーカスレンズ系の合焦位置に基づき被写体との撮影距
離を算出する撮影距離算出手段とを有し、前記撮影距離
算出手段により撮影距離を算出する場合には、前記AF
評価値をサンプリングする際の各サンプリングの際のフ
ォーカスレンズ系の移動量を、当該撮影距離算出手段に
より撮影距離を算出しない場合に比して小さくするもの
である。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明に係るデジタルカメラの好適な実施の形態を詳細に
説明する。
【0012】図1は、本実施の形態に係るデジタルカメ
ラの構成図である。同図において、100はデジタルカ
メラを示しており、デジタルカメラ100は、レンズ系
101、絞り・フィルター部等を含むメカ機構102、
CCD103、CDS回路104、可変利得増幅器(A
GCアンプ)105、A/D変換器106、IPP10
7、DCT108、コーダー109、MCC110、D
RAM111、PCカードインタフェース112、CP
U121、表示部122、操作部123、SG(制御信
号生成)部126、CPU121の制御により発光を行
うオートストロボ装置127、バッテリ128、DC−
DCコンバータ129、EEPROM130、フォーカ
スドライバ131、フォーカスパルスモータ132、ズ
ームドライバ133、ズームパルスモータ134、モー
タドライバ135を具備して構成されている。また、P
Cカードインタフェース112を介して着脱可能なPC
カード150が接続されている。
【0013】レンズユニットは、レンズ101系、絞り
・フィルター部等を含むメカ機構102からなり、メカ
機構102のメカニカルシャッタは2つのフィールドの
同時露光を行う。レンズ系101は、例えば、バリフォ
ーカルレンズからなり、フォーカスレンズ系101aと
ズームレンズ系101bとで構成されている。
【0014】フォーカスドライバ131は、CPU12
1から供給される制御信号に従って、フォーカスパルス
モータ132を駆動して、フォーカスレンズ系101a
を光軸方向に移動させる。ズームドライバ133は、C
PU121から供給される制御信号に従って、ズームパ
ルスモータ134を駆動して、ズームレンズ系101b
を光軸方向に移動させる。また、モータドライバ135
は、CPU121から供給される制御信号に従ってメカ
機構102を駆動し、例えば、絞りの絞り値を設定す
る。
【0015】CCD(電荷結合素子)103は、レンズ
ユニットを介して入力した映像を電気信号(アナログ画
像データ)に変換する。CDS(相関2重サンプリン
グ)回路104は、CCD型撮像素子に対する低雑音化
のための回路である。
【0016】また、AGCアンプ105は、CDS回路
104で相関2重サンプリングされた信号のレベルを補
正する。なお、AGCアンプ105のゲインは、CPU
121により、CPU121が内蔵するD/A変換器を
介して設定データ(コントロール電圧)がAGCアンプ
105に設定されることにより設定される。さらにA/
D変換器106は、AGCアンプ105を介して入力し
たCCD103からのアナログ画像データをデジタル画
像データに変換する。すなわち、CCD103の出力信
号は、CDS回路104およびAGCアンプ105を介
し、またA/D変換器106により、最適なサンプリン
グ周波数(例えば、NTSC信号のサブキャリア周波数
の整数倍)にてデジタル信号に変換される。
【0017】また、デジタル信号処理部であるIPP
(Image Pre-Processor )107、DCT(Discrete C
osine Transform )108、およびコーダー(Huffman
Encoder/Decoder )109は、A/D変換器106から
入力したデジタル画像データについて、色差(Cb、C
r)と輝度(Y)に分けて各種処理、補正および画像圧
縮/伸長のためのデータ処理を施す。
【0018】さらに、MCC(Memory Card Controlle
r)110は、圧縮処理された画像を一旦蓄えてPCカ
ードインタフェース112を介してPCカード150へ
の記録、或いはPCカード150からの読み出しを行
う。
【0019】CPU121は、ROMに格納されたプロ
グラムに従ってRAMを作業領域として使用して、操作
部123からの指示、或いは図示しないリモコン等の外
部動作指示に従い、上記デジタルカメラ内部の全動作を
制御する。具体的には、CPU121は、撮像動作、自
動露出(AE)動作、自動ホワイトバランス(AWB)
調整動作や、AF動作等の制御を行う。
【0020】また、カメラ電源はバッテリ128、例え
ば、NiCd、ニッケル水素、リチウム電池等から、D
C−DCコンバータ129に入力され、当該デジタルカ
メラ内部に供給される。
【0021】表示部122は、LCD、LED、EL等
で実現されており、撮影したデジタル画像データや、伸
長処理された記録画像データ等の表示を行う。操作部1
23は、機能選択、撮影指示、およびその他の各種設定
を外部から行うためのボタンを備えている。EEPRO
M130には、CPU121がデジタルカメラの動作を
制御する際に使用する調整データ等が書き込まれてい
る。
【0022】オートストロボ装置127は、ストロボ充
電・発光部127a、ストロボ調光部127bを備え、
ストロボ放電管を発光させた後、被写体からの反射光を
測光し当該測光した測光量が所定レベルに達した場合に
当該ストロボ放電管の発光を停止させるものである。
【0023】上記ストロボ充電・発光部127aは、C
PU121の充電制御信号に基づき充電されるコンデン
サや、該コンデンサの充電電圧に基づき、CPU121
からの発光制御信号に従ってストロボ光を発するストロ
ボ発光管等を備える。また、ストロボ調光部127b
は、被写体からのストロボ光の反射光を受光して電気信
号に変換する受光部と、該電気信号とCPU121によ
り設定される調光値(基準値)とを比較して該電気信号
が調光値より大となった場合にストロボ発光管の発光を
停止させる比較部等を備える。
【0024】上記オートストロボ装置127のオートス
トロボ動作について説明する。CPU121は、ストロ
ボ発光が必要な場合に、ストロボ充電・発光部127a
に充電制御信号を送出してコンデンサを充電させる。こ
のコンデンサの充電電圧はCPU121で検出され、C
PU121は所定の電圧に達するとコンデンサの充電を
終了させる。また、CPU121はストロボ充電・発光
部127aに発光制御信号信号を送出しストロボ発光管
を発光させる。これにより、被写体にはストロボ光が照
射される。そして、ストロボ光が照射されている間、ス
トロボ調光部127bの受光部は、被写体からのストロ
ボ光の反射光を受光して電気信号に変換して出力する。
これに応じて、ストロボ調光部127bの比較部は、受
光部から入力される電気信号とCPU121により設定
される調光値(基準値)とを比較して該電気信号が調光
値より大となった場合にストロボ発光管の発光を停止さ
せる。
【0025】上記したデジタルカメラ100(CPU1
21)は、被写体を撮像して得られる画像データをPC
カード150に記録する記録モードと、PCカード15
0に記録された画像データを表示する表示モードと、撮
像した画像データを表示部122に直接表示するモニタ
リングモード等を備えている。
【0026】図2は、上記IPP107の具体的構成の
一例を示す図である。IPP107は、図3に示す如
く、A/D変換器106から入力したデジタル画像デー
タをR・G・Bの各色成分に分離する色分離部1071
と、分離されたR・G・Bの各画像データを補間する信
号補間部1072と、R・G・Bの各画像データの黒レ
ベルを調整するペデスタル調整部1073と、R、Bの
各画像データの白レベルを調整するホワイトバランス調
整部1074と、CPU121により設定されたゲイン
でR・G・Bの各画像データを補正するデジタルゲイン
調整部1075と、R・G・Bの各画像データのγ変換
を行うガンマ変換部1076と、RGBの画像データを
色差信号(Cb、Cr)と輝度信号(Y)とに分離する
マトリックス部1077と、色差信号(Cb、Cr)と
輝度信号(Y)とに基づいてビデオ信号を作成し表示部
122に出力するビデオ信号処理部1078と、を備え
ている。
【0027】さらに、IPP107は、ペデスタル調整
部1073によるペデスタル調整後の画像データの輝度
データ(Y)を検出するY演算部1079と、Y演算部
1079で検出した輝度データ(Y)の所定周波数成分
のみを通過させるBPF1080と、BPF1080を
通過した輝度データ(Y)の積分値をAF評価値として
CPU121に出力するAF評価値回路1081と、Y
演算部1079で検出した輝度データ(Y)に応じたデ
ジタルカウント値をAE評価値としてCPU121に出
力するAE評価値回路1082と、デジタルゲイン調整
部1075によるゲイン調整後のR・G・Bの各画像デ
ータの輝度データ(Y)を検出するY演算部1083
と、Y演算部1083で検出した各色の輝度データ
(Y)をそれぞれカウントして各色のAWB評価値とし
てCPU121に出力するAWB評価値回路1084
と、CPU121とのインターフェースであるCPUI
/F1085と、およびDCT108とのインターフェ
ースであるDCTI/F1086等を備えている。
【0028】つぎに、AF制御について説明する。AF
制御においては、シャッタ速度およびゲインが設定され
た後、フォーカスパルスモータ132が1VD期間に規
定パルス駆動される。この規定パルス駆動の間に、IP
P107内で得られたデジタル映像信号が処理されて輝
度信号が得られる。この輝度信号の高周波成分を積分し
てAF評価値が求められ、このAF評価値のピークが合
焦位置となる。
【0029】ズーム制御においては、現在のフォーカス
位置が後述する設定値「fp far calc」(無
限)から設定値「fp near calc」(至近;
約0.2m)までのどの位置(距離)にあるかを比で求
められる。フォーカス位置は、ズーム駆動に併せてその
ズームポイントでの「fp far def」と「fp
near def」から同じ比になるフォーカス位置
に駆動され、バリフォーカルレンズのズームによるピン
トずれが補正される。
【0030】つぎに、AFのための調整値である各設定
値について説明する。図3は設定値を説明する図であ
る。オートフォーカスでは、図4に示した如く、00〜
08までの9ズームステップ(ポジション)のバリフォ
ーカルレンズを用いて行われるものとする。また、撮影
距離範囲は、無限から約0.2mであるが、ワイドのみ
約0.01mとする。
【0031】図3に示したテーブルには、各ズームステ
ップに対して6種類の設定値として「ccdaf dr
v data」、「fp far def」、「fp
near def」、「fp far calc」、
「fp near calc」、「nml smp」が
対応付けられている。なお、図3中の各設定値は16進
表示とする。
【0032】ここで、「ccdaf drv dat
a」は、AF評価値をサンプリングするときの各サンプ
リングのフォーカスレンズ系の移動量(パルス数)を示
す。「fp far def」は、各ズームステップで
のAF評価値サンプリングスタート位置を示し、フォー
カス繰り出しパルス数「fp inf def」の位置
を基準とした差分がデータとして入力されている。
【0033】「fp near def」は、各ズーム
ステップでのAF評価値サンプリングエンド位置を示
し、フォーカス繰り出しパルス数「fp inf de
f」の位置を基準とした差分がデータとして入力されて
いる。「fp far calc」は、各ズームステッ
プでの無限位置を示し、フォーカス繰り出しパルス数
「fp inf def」の位置を基準とした差分がデ
ータとして入力されている。
【0034】「fp near calc」は、各ズー
ムステップでの0.2m位置を示し、フォーカス繰り出
しパルス数「fp inf def」の位置を基準とし
た差分がデータとして入力されている。「nml sm
p」は、AF評価値のサンプリング結果によらずに必ず
AF評価値のサンプリングを実行する全域サンプリング
フォーカスレンズ系移動を行うサンプリング数を示して
いる。
【0035】なお、「fp inf def」とは、フ
ォーカスの無限側目メカ端からワイドのAF評価値サン
プリングスタートまでのフォーカス繰り出しパルス数を
示している。
【0036】続いて、動作について説明する。図4はオ
ートフォーカス動作を行うための設定動作を説明するフ
ローチャートであり、図5はオートフォーカス動作を説
明するフローチャートである。
【0037】図5において、fp far init=
フォーカス繰り出しパルス数(fpinf def)−
AF評価値サンプリングスタート位置(fp far
def[zoom])、fp near init=フ
ォーカス繰り出しパルス数(fp inf def)+
AF評価値サンプリングエンド位置(fp near
def[zoom])、fp home=(fp fa
r init)−(fp home def)、そし
て、nml smp def=nml smp[zoo
m]である。ここで、zoomは9ズームステップのポ
ジションで、zoom=0のときに、「ワイド」とな
り、zoom=4のときに、「ミーン」となり、zoo
m=8のときに、「テレ」となる。
【0038】図5に示した動作では、まず、ズーム位置
とズーム駆動パルス数とを合わせてズームリセットが行
われた後、フォーカス位置とフォーカス駆動パルス数と
を合わせてフォーカスリセットが行われる。ズームリセ
ット、フォーカスリセットはそれぞれメカ端にまで駆動
することで実施される。
【0039】メカ端に駆動する以上のパルス数で駆動し
た後の位置は規定のパルス数位置として決定される。こ
こで、フォーカスの場合には、near側のメカ端でf
pmax=205パルスとなる。また、メカ端に駆動す
るときの最後のパルス出力のデータは、fp home
stateとして調整時に設定される。続いて、フォ
ーカスが常焦点位置(約2.5m)に設定され、さらに
ズームが実施される。
【0040】続いて図4に示した動作が開始される。図
4に示した動作モードは、オートフォーカスモードであ
る。オートフォーカスの場合には、まずAF初期設定
(ccdaf init set)が実行され(ステッ
プS101)、第1レリーズが操作される。このとき、
設定されているズームポイントでの常焦点位置(約2.
5m)を調整値から計算し、AF作動する。続いて、A
F用AEの設定(ccdaf ae set)が行われ
る(ステップS102)。
【0041】そして、処理がステップS103へ移行す
ると、フォーカスをホームポジションHP(fp ho
me)に駆動する。続くステップS104では、フォー
カスが初期位置INIT(fp far init)へ
駆動される。このように、フォーカスがホームポジショ
ンHPから初期位置INITへ駆動されることで、バッ
クラッシュ(fp b rash=8(パルス))を取
り除くことができる。
【0042】そして、処理はステップS105へ移行す
る。AF評価値サンプリング時のフォーカス駆動が垂直
同期信号VDに同期して行われる。その際、フォーカス
は各サンプリングのフォーカスレンズ系の移動量(cc
daf drv data)分ずつ駆動する。このと
き、フォーカスの駆動は、AF評価値の値(ピークなど
の情報)に関係なく、near位置(nml smp分
のAF評価値をサンプリングするまでで、フォーカスの
駆動量としては、(ccdaf drv data)*
(nml smp)となる)まで行われる。これは通常
の撮影距離範囲内(無限から約0.5m)である。
【0043】ここでは、通常の撮影距離範囲内でサンプ
リングしたAF評価値からピーク位置やAF評価値の増
減データなどが計算され、通常の撮影距離範囲内に合焦
位置があるかの判定が下される。マクロの撮影距離範囲
内で合焦を行う場合にも、フォーカスレンズは合焦位置
からバックラッシュを取り除く位置までフォーカスを駆
動後に合焦位置に駆動される。
【0044】この後、処理はステップS106へ移行す
る。ステップS106において、通常の撮影距離範囲内
に合焦位置がある場合、AF評価値のサンプリングが中
止され、合焦位置からバックラッシュを取り除く位置ま
でフォーカスが駆動された後に、フォーカスが合焦位置
に駆動される。
【0045】また、通常の撮影距離範囲内に合焦位置が
ない場合、マクロの撮影距離範囲内(約0.5mから約
0.2m)のAF評価値のサンプリングが実施される
(マクロ;fp near initまで)。ただし、
マクロの撮影距離範囲内では、ピークを検出した時点で
AF評価値のサンプリングが中止される。
【0046】この後、処理はステップS107へ移行す
る。ステップS7においてフォーカスの駆動がオフ(f
csm off)されることで、本処理が終了する。
【0047】つぎに、ズーム位置とフォーカス位置との
関係について説明する。図6はフォーカス位置調整用の
テーブルを示す図である。
【0048】図6に示すテーブルは、ズーム位置に対す
るフォーカス位置を調整するときに使用されるものであ
る。このテーブルでは、WIDE(ワイド)端…MEA
N(ミーン)…TELE(テレ)端までの間で9つのポ
ジション(0〜8)が割り当てられており、各ポジショ
ン(ズームステップ)には、ズームパルスモータ134
のパルス数、ズーム位置(m)、フォーカスパルスモー
タ132のパルス数、無限位置(m)とが対応付けられ
る。このテーブルのデータは、CPU121のROM
(付図示)などに記憶保持される。
【0049】つぎに、ドライバについて詳述する。図7
はズームパルスモータ134およびフォーカスパルスモ
ータ132のドライバ(フォーカスドライバ131とズ
ームドライバ133)を示す回路図、図8はパルスモー
タ駆動ICの真理値表を示す図である。図7において、
フォーカスドライバ131とズームドライバ133と
は、図8に示した真理値表に従って入出力の関係を規定
する。
【0050】図8に示した真理値表に従えば、図7に示
すフォーカスドライバ131およびズームドライバ13
3は、自回路のイネーブル信号を“L”(ロー)として
いる場合には、入力(IN1、2)はなく、待機状態と
なることから、出力(OUT1、2、3、4)はオフと
なる。一方、イネーブル信号を“H”(ハイ)としてい
る場合には、入力のIN1とIN2との論理関係から、
駆動して出力のOUT1〜4が2相励磁の変化を生じる
出力となる。
【0051】つぎに、図9を参照してストロボ撮影処理
の概略を説明する。図9はストロボ撮影処理の概略を説
明するためのフローチャートである。まず、レリーズキ
ーが半押しにされると(ステップS201)、CPU1
21はAF処理を行う(S202)。具体的には、CP
U121は、CCD103のシャッタ速度およびAGC
アンプ105のゲインを設定した後、フォーカスパルス
モータ132を駆動し、フォーカスレンズ系101aを
所定ステップ間隔で駆動する。CPU121は、フォー
カスレンズ系101aの駆動の間にAF評価値を複数サ
ンプリングする。そして、CPU121は、このサンプ
リングされたAF評価値のピークとなる位置を合焦位置
として、この合焦位置にフォーカスレンズ系101aを
移動させる。
【0052】続いて、CPU121は、フォーカスレン
ズ系101aを合焦位置に移動する際にフォーカスパル
スモータ132へ送出されるパルス数をカウントして被
写体までの撮影距離を算出する(ステップS203)。
【0053】この後、CPU121は、この算出された
撮影距離に基づき、AGCアンプ105のゲイン値およ
びオートストロボ装置127のストロボ調光部127b
の調光値を算出して設定する(ステップS204)。そ
して、CPU121は、レリーズキーが全押しされると
(ステップS205)、ストロボ撮影を行う(ステップ
S206)。具体的には、CPU121は、オートスト
ロボ装置127にストロボ発光させると共に、被写体に
応じた画像データをCCD103で取込み、CDS回路
104、AGCアンプ105、A/D変換器、IPP1
07、DCT108、コーダー109、およびMCC等
を介して、画像データをPCカード150に記録する。
この場合のストロボ発光の停止は、上記した如く、オー
トストロボ装置127のストロボ調光部127bに設定
される調光値に従って停止されることになる。すなわ
ち、かかる調光値に対応した時間だけストロボ発光が為
されることになる。また、AGCアンプ105に設定さ
れたゲイン値に応じて画像データのレベルが調整される
ことになる。
【0054】つぎに、ストロボ撮影処理の具体的な動作
例について、動作例1〜動作例3を説明する。
【0055】(動作例1)動作例1を図10および図1
1を参照して説明する。図10は、撮影距離とAGCア
ンプ105のゲイン設定範囲およびオートストロボ装置
127のストロボ調光部127bに設定される調光値の
調光範囲との関係を説明するための説明図、図11は、
撮影距離に基づき、AGCアンプ105のゲイン値およ
びオートストロボ装置127のストロボ調光部127b
の調光値を算出して設定する処理を説明するためのフロ
ーチャートを示す。
【0056】動作例1では、被写体距離に基づき、AG
Cアンプ105のゲイン値およびオートストロボ装置1
27のストロボ調光部127bの調光値を算出して設定
しストロボ撮影を行い、これにより、擬似的にオートス
トロボで調光可能な撮影距離範囲を広げる場合を示す。
【0057】動作例1におけるストロボ撮影処理を説明
する。AF動作および撮影距離の算出に関しては前述し
た上記図9のステップS202、S203と同じ処理を
行う。そして以下に示すようにして(図10および図1
1参照)、撮影距離に基づき、AGCアンプ105のゲ
イン値およびオートストロボ装置127のストロボ調光
部127bの調光値を算出して設定する。そして、この
設定された条件で上記図10のステップS206と同様
にストロボ撮影を行う。
【0058】図10において、A(近距離)〜B(遠距
離)の間が、オートストロボ機能で調光可能な撮影距離
範囲である。撮影距離がA(近距離)以下の場合はAG
Cアンプ105のゲイン値をダウンに設定し、撮影距離
がA(近距離)とB(遠距離)の間の場合には、AGC
アンプ105のゲイン値をノーマルに設定し、撮影距離
がB(遠距離)以上の場合はAGCアンプ105のゲイ
ン値をアップに設定する。また、AGCアンプ105に
設定されるゲイン値に対応させてストロボ調光部127
bの調光値が設定される。ゲイン値をダウン設定する場
合には調光値を小に、ゲイン値をノーマルに設定する場
合には調光値を中に、、ゲイン値をアップ設定する場合
には調光値を大に設定する。なお、同図に示すように、
撮影距離が正確に求められなくても、ストロボ調光範囲
がオーバーラップしているので露出精度上は問題となら
ない。
【0059】つぎに、図11のフローチャートを参照し
て、撮影距離に基づき、AGCアンプ105のゲイン値
およびオートストロボ装置127のストロボ調光部12
7bの調光値を算出して設定する処理の具体的処理内容
を説明する。同図において、まず、CPU121は算出
した撮影距離がA(近距離)以下であるか否かを判断し
(ステップS301)、撮影距離がA(近距離)以下で
ある場合には、AGCアンプ105のゲイン値を通常よ
りも低い値に設定し、調光値として当該低いゲイン値に
対応した値(調光値小)をストロボ調光部127b設定
する(ステップS304)。他方、ステップS301
で、CPU121は撮影距離がA(近距離)より大であ
ると判断した場合には、ステップS302に移行し、撮
影距離がB(遠距離)以上であるか否かを判断する。
【0060】この判断の結果、撮影距離がB(遠距離)
より小である場合、すなわち、撮影距離がA(近距離)
とB(遠距離)の間となる場合には、ステップS305
に移行し、AGCアンプ105のゲイン値をノーマルに
設定し、調光値として当該ノーマルのゲイン値に対応し
た値(調光値中)をストロボ調光部127b設定する。
他方、ステップS302で、CPU121は撮影距離が
B(遠距離)以上であると判断した場合には、ステップ
S303に移行し、AGCアンプ105のゲイン値を通
常よりも高い値に設定し、調光値として当該高いゲイン
値に対応した値(調光値大)をストロボ調光部127b
設定する。
【0061】以上説明したように、動作例1によれば、
被写体距離に基づきAGCアンプ105のゲイン値およ
びオートストロボ装置127の調光部127bの調光値
を算出することとしたので、擬似的にオートストロボで
調光可能な撮影距離範囲を広げることが可能となる。
【0062】より具体的には、遠距離時にはAGCアン
プ105のゲイン値を高めに設定するとと共に、調光値
として当該高いゲイン値に対応した値をストロボ調光部
127b設定することとしたので、遠距離時のストロボ
発光量不足を防止できる。また、近距離時にはAGCア
ンプ105のゲイン値を低めに設定するとと共に、調光
値として当該低いゲイン値に対応した値をストロボ調光
部127b設定することとしたので、近距離時に発生し
やすい照射光量の誤差を吸収することが可能となる。
【0063】(動作例2)動作例2を図12〜図14を
参照して説明する。図12は、動作例2で使用されるE
v線図、図13は、撮影距離とオートストロボ装置12
7のストロボ調光部127bに設定される調光値の調光
範囲の関係を示す図、図14は、撮影距離および外光輝
度に基づき、AGCアンプ105のゲイン値およびオー
トストロボ装置127のストロボ調光部127bの調光
値を算出して設定する処理を説明するためのフローチャ
ートを示す。
【0064】動作例2では、撮影距離および外光輝度に
基づき、AGCアンプ105のゲイン値およびオートス
トロボ装置127のストロボ調光部127bの調光値を
算出して設定する場合を示す。
【0065】AF動作および撮影距離の算出に関しては
上記図9のステップS202、S203と同じ処理を行
う。そして以下に示す如く(図12〜図14参照)、ス
トロボ光以外での外光による被写体の外光輝度(AE評
価値=露出量)を算出し、算出した外光輝度および撮影
距離に基づきAGCアンプ105のゲイン値およびオー
トストロボ装置127のストロボ調光部127bの調光
値を算出して設定する。そして、この設定された条件で
上記図9のステップS206と同様にストロボ撮影を行
う。
【0066】動作例2で使用されるEv線図を図12を
参照して説明する。EV線図は、一般に、目的の露出値
Ev(Exposure Value)にするための開口値Av(Aper
tureValue)と時間値Tv(Time Value)の組み合わせ
を表す図であり、これら露出調整における露出値Ev、
開口値Avおよび時間値Tvの間には、Ev=Av+T
vの関係がある。また、輝度値Lv(Light Value )は
測光値であり、適正露出ではEv=Lvである。なお、
1/Tは2のTv乗に等しく、また、FNo.の2乗は
2のAv乗に等しいという関係がある。この図 に示す
Ev線図の特性データは、データ化されてCPU121
のROM(図示せず)に格納されている。
【0067】ここでは、Ev線図としているが、Bv線
図の方が正しいかもしれないが一般的ではないので、こ
こでは、Ev線図とする。Bv線図は、Bv=Ev−S
v(ISO感度)=Av+Tv−SvからAvが一定で
あれば、BvはTvとSvの組み合わせで対応できる。
輝度(明るさ)により、シャッタ秒時(Tv)とISO
感度(Sv)を組み合わせて設定すれば適正露出にでき
る。
【0068】本動作例3では、低輝度ストロボ発光モー
ドとストロボ強制発光モードとを有している。低輝度ス
トロボ発光モードは、外光輝度で撮影露光時に使用され
るシャッタ速度が手ぶれがおきやすくなるシャッタ速度
以下になる場合に、手ぶれがおきにくいシャッタ速度で
撮影をして、露出アンダーとなるのをストロボ発光する
ことにより適正露出とするモードである。ストロボ強制
発光モードは強制的にストロボを発光させて撮影するモ
ードである。
【0069】図12において、低輝度ストロボ発光モー
ドでは、ワイド時には、1/45秒〜1/8000秒の
シャッタ秒時(Tv)でストロボ撮影が行われ、テレ時
には、1/135秒〜1/8000秒のシャッタ秒時
(Tv)でストロボ撮影が行われる。外光輝度による露
光がワイド時、1/45秒、テレ時、1/135秒以下
になるときにシャッタ秒時でリミットしてストロボ発光
で撮影する一方、当該シャッタ秒時以上の時はストロボ
発光なしで撮影する。
【0070】ストロボ強制発光モードでは、ワイド時お
よびテレ時共に、1/5秒〜1/8000秒のシャッタ
秒時(Tv)でストロボ撮影が行われる。すなわち、外
光輝度に関係なくストロボ発光で撮影される。
【0071】なお、ストロボ調光は、ストロボGNo.
8(ISO100)で、レンズのF値4で撮影距離2m
まで適正露出に調光可能となっている。
【0072】図13は、被写体撮影距離とストロボ調光
範囲の関係を示す図である。すなわち、撮影距離がA
(近距離)とB(遠距離)の間の場合には、ストロボ調
光範囲となる。
【0073】例えば、外光輝度に対して適正露出とな
り、ストロボ光に対して適正露出となる場合には、撮影
全体の露光値に対して2倍の露光量(+1Evの露光オ
ーバー)となる。そこで、撮影全体の露光値に対して適
正露出とするためにAGCアンプ105のゲイン値を−
0.5Ev分(3db)下げれば適正露出とすることが
できる(AGCアンプ105のゲイン値はストロボ光と
外光の両方の露光に同じ程度影響を与えるため)。上記
方式を用いて測光値から撮影時の外光での露出誤差と撮
影距離からストロボ光での露出誤差を求めて、撮影全体
の露光値を適正露出にするためのAGCアンプ105の
ゲインの補正量を求める。
【0074】つぎに、図14のフローチャートを参照し
て、撮影距離および外光輝度(AE評価値=露出量)に
基づき、AGCアンプ105のゲイン値およびオートス
トロボ装置127のストロボ調光部127bの調光値を
算出して設定する処理を説明する。
【0075】図において、CPU121は、外光による
被写体からの外光輝度(AE評価値=露出量)を取得す
る(ステップS401)。そして、CPU121は、取
得した外光輝度が、外光でもほぼ適正露出となっている
か否かを判断し(ステップS402)、外光でほぼ適正
露出になる外光輝度である場合には、AGCアンプ10
5のゲイン値をそのままとし、調光値として当該ゲイン
値に対応した値をストロボ調光部127b設定する(ス
テップS405)。他方、CPU121は、外光でほぼ
適正露出になる外光輝度でない場合には、ステップS4
03に移行し、ストロボ発光でほぼ調光可能な撮影距離
であるか否かを判断する。この判断の結果、ストロボ発
光でほぼ調光可能な撮影距離である場合はステップS4
05に移行して、AGCアンプ105のゲイン値をその
ままとし、調光値として当該ゲイン値に対応した値をス
トロボ調光部127b設定する。他方、ストロボ発光で
ほぼ調光可能な距離でない場合は、ステップS404に
移行してAGCアンプ105のゲイン値を下げ、調光値
として当該ゲイン値に対応した値をストロボ調光部12
7b設定する。
【0076】以上説明したように、動作例2によれば、
撮影距離および外光輝度(露出アンダーの度合い)に基
づき、AGCアンプ105のゲイン値およびオートスト
ロボ装置127のストロボ調光部127bの調光値を算
出・設定してストロボ撮影することとしたので、ストロ
ボ光および外光による撮影全体の露光量を適正露出にす
ることができる。
【0077】(動作例3)動作例3を図15を参照して
説明する。図15は、動作例3におけるAF動作を説明
するためのタイミングチャートを示す。
【0078】一般に撮影距離は、カメラに内蔵されたA
F機能を用いて検出が行われる。例えば、撮影距離を求
める方法として、AFのみで実際の撮影距離を直接的
に求める方法、本実施の形態で採用しているような、
AFでのフォーカスレンズを合焦させて、合焦時のフォ
ーカスレンズ位置により間接的に求める方法等がある。
【0079】の方法は、撮影距離とレンズ繰り出し量
の関係が正確でないと誤差が大きくなり(誤差が大きく
ても、TTLでAFが行われるのでAF精度としては問
題がない)、特に遠距離においては誤差が大きくなる。
また、の方法を使用した場合には、ズームレンズでは
被写界深度によりテレ時よりもワイド時の方が同じ撮影
距離での合焦範囲が広くとれるのでAF評価値をサンプ
リングする時の各サンプリングのフォーカスレンズ系1
01aの移動量をテレ時よりもワイド時の方が大きくで
きる(同じにしても良いが、合焦時間がながくなるので
各ズーム位置で必要合焦精度上の値とする。)。よっ
て、フォーカスレンズ位置により求める撮影距離はテレ
よりもワイドの方が粗くなることになる。
【0080】そこで、動作例3では、テレ時には、AF
評価値のサンプリングの際のフォーカスレンズ系101
aの移動量をワイド時に比して小さくすると共に、撮影
距離の検出が必要なストロボ撮影の場合には、撮影距離
の検出が不要な撮影の場合に比して、先行して行われる
AF動作のAF評価値のサンプリング時のフォーカスレ
ンズ系101aの移動量を小さくする。
【0081】撮影距離検出が必要なストロボ撮影の際に
行われるAF動作を図15を参照して説明する。同図に
おいて、(a)は垂直同期信号(VD)、(b)はAF
評価値のサンプリングタイミング(画像取込タイミン
グ)、(c)は撮影距離検出が必要なストロボ撮影の際
のAF動作において、AF評価値をサンプリングする場
合のフォーカスパルスモータ駆動タイミング(ワイ
ド)、同図(d)は撮影距離検出が必要なストロボ撮影
の際のAF動作において、AF評価値をサンプリングす
る場合のフォーカスパルスモータ駆動タイミング(テ
レ)、同図(e)は撮影距離検出が不要な撮影の際のA
F動作において、AF評価値をサンプリングする場合の
フォーカスパルスモータ駆動タイミング(ワイド)、同
図(f)は撮影距離検出が不要な撮影の際のAF動作に
おいて、AF評価値をサンプリングする場合のフォーカ
スパルスモータ駆動タイミング(テレ)を示す。
【0082】まず、CPU121は、ワイドの場合およ
びテレの場合に、それぞれ同図(c)および同図(d)
に示すタイミングでフォーカスレンズ系101aを駆動
する。なお、撮影距離検出が必要なストロボ撮影時のA
F評価値のサンプリングの際のフォーカスレンズ系10
1aの駆動量(同図(c)および同図(d)参照)は、
距離検出が必要でない撮影時のAF評価値のサンプリン
グの際のフォーカスレンズ系101aの駆動の場合(同
図(e)および同図(f)参照)に比して小さくしてい
る。また、CPU121は、フォーカスレンズ系101
aを駆動しながら、同図(a)に示す垂直同期信号(V
D)のタイミングに同期した、同図(b)に示すタイミ
ングでAE評価値をサンプリングする。
【0083】この動作に続く、合焦位置の特定、撮影距
離の算出、撮影距離もしくは撮影距離および外光輝度に
基づくAGCアンプ105のゲイン値およびストロボ装
置の調光部の調光値の算出・設定、この設定された条件
でのストロボ撮影の各動作は、上記動作例1または動作
例2と同様である。
【0084】以上説明したように、動作例3によれば、
撮影距離の検出が必要なストロボ撮影の場合には、撮影
距離の検出が不要な撮影の場合に比して、先行して行わ
れるAF動作のAF評価値のサンプリング時のフォーカ
スレンズ系101aの移動量を小さくすることとしたの
で、高精度な撮影距離の検出が可能となる。
【0085】なお、本発明は、上記した実施の形態に限
定されるものではなく、発明の要旨を変更しない範囲で
適宜変形して実行可能である。
【0086】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、オートス
トロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、撮影距離
算出手段で算出された撮影距離に基づき、利得調整手段
のゲイン値およびストロボの発光を停止するための基準
値となる調光値の値を算出して設定しストロボ撮影を行
うこととしたので、オートストロボ機能で調光可能な撮
影距離範囲を広げることが可能となる。
【0087】請求項2に係る発明によれば、オートスト
ロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、撮影距離算
出手段で算出された撮影距離が、オートストロボ機能で
調光できる撮影距離よりも遠い場合に、利得調整手段の
ゲイン値を上げると共に、利得調整手段に設定したゲイ
ン値に対応する調光値を調光値変更・設定手段に設定し
てストロボ撮影を行うこととしたので、オートストロボ
機能で調光可能な撮影距離範囲を広げることができ、ま
た遠距離時のストロボ発光量不足を防止可能となる。
【0088】請求項3に係る発明によれば、オートスト
ロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、撮影距離算
出手段で算出された撮影距離がオートストロボ機能で調
光できる撮影距離よりも近い場合に、利得調整手段のゲ
イン値を下げると共に、利得調整手段に設定したゲイン
値に対応する調光値を調光値変更・設定手段に設定する
こととしたので、オートストロボ機能で調光可能な撮影
距離範囲を広げることができ、また近距離時に発生しや
すい照射光量の誤差を吸収することが可能となる。
【0089】請求項4に係る発明によれば、オートスト
ロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、露光量算出
手段で算出された露光量が適正露出に近い場合に、スト
ロボ光と外光とによる露光量とが適正露出となるよう
に、利得調整手段のゲイン値およびストロボの発光を停
止するための基準値となる調光値の値を設定して、スト
ロボ撮影を行うこととしたので、ストロボ光および外光
による撮影全体の露光量を適正露出にすることが可能と
なる。
【0090】請求項5に係る発明によれば、デジタル画
像データの輝度データの高周波成分を積分して得られる
AF評価値を出力するAF評価手段と、フォーカスレン
ズ系の位置を移動させながら前記AF評価手段により得
られたAF評価値をサンプリングするサンプリング手段
と、サンプリング手段のAF評価値のサンプリング結果
により合焦を判定し、フォーカスレンズ系を合焦位置に
駆動するフォーカス駆動手段と、フォーカスレンズ系の
合焦位置に基づき被写体との撮影距離を算出する撮影距
離算出手段とを有し、撮影距離算出手段により撮影距離
を算出する場合には、AF評価値をサンプリングする際
の各サンプリングの際のフォーカスレンズ系の移動量
を、当該撮影距離算出手段により撮影距離を算出しない
場合に比して小さくすることとしたので、高精度な撮影
距離の検出が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るデジタルカメラの構成図で
ある。
【図2】図1のIPPの具体的構成の一例を示す図であ
る。
【図3】実施の形態によるオートフォーカス動作を説明
するフローチャートである。
【図4】実施の形態によるオートフォーカス動作を行う
ための設定動作を説明するフローチャートである。
【図5】実施の形態による設定値を説明する図である。
【図6】実施の形態においてズーム位置に対するフォー
カス位置を調整するときに使用するテーブルを示す図で
ある。
【図7】実施の形態によるズームパルスモータおよびフ
ォーカスパルスモータのドライバを示す回路図である。
【図8】図7に示したドライバにおいてパルスモータ駆
動ICの真理値表を示す図である。
【図9】ストロボ撮影処理を説明するためのフローチャ
ートである。
【図10】撮影距離とAGCアンプのゲイン設定範囲お
よびオートストロボ装置のストロボ調光部に設定される
調光値の調光範囲との関係を説明するための説明図であ
る。
【図11】動作例1を説明するためのフローチャートで
ある。
【図12】動作例2で使用されるEv線図を示す図であ
る。
【図13】撮影距離とオートストロボ装置のストロボ調
光部に設定される調光値の調光範囲の関係を示す図であ
る。
【図14】動作例2を説明するためのフローチャートで
ある。
【図15】動作例3を説明するためのタイミングチャー
トである。
【符号の説明】
100 デジタルカメラ 101 レンズ系 101a フォーカスレンズ系 101b ズームレンズ系 102 オートフォーカス等を含むメカ機構 103 CCD(電荷結合素子) 104 CDS(相関2重サンプリング)回路 105 可変利得増幅器(AGCアンプ) 106 A/D変換器 107 IPP(Image Pre-Processor) 108 DCT(Discrete Cosine Transform) 109 コーダー(Huffman Encoder/Decoder) 110 MCC(Memory Card Controller) 111 RAM(内部メモリ) 112 PCカードインタフェース 121 CPU 122 表示部 123 操作部 126 SG部 127 オートストロボ装置 127a ストロボ充電・発光部 127b ストロボ調光部 128 バッテリ 129 DC−DCコンバータ 130 EEPROM 131 フォーカスドライバ 132 フォーカスパルスモータ 133 ズームドライバ 134 ズームパルスモータ 135 モータドライバ 150 PCカード 1071 色分離部 1072 信号補間部 1073 ペデスタル調整部 1074 ホワイトバランス調整部 1075 デジタルゲイン調整部 1076 γ変換部 1077 マトリクス部 1078 ビデオ信号処理部 1079 Y演算部 1080 BPF 1081 AF評価値回路 1082 AE評価値回路 1083 Y演算部 1084 AWB評価値回路 1085 CPUI/F 1086 DCTI/F 1075r、1075g、1075b 乗算器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H002 CC00 CD07 CD11 DB06 DB28 EB01 FB22 FB32 GA28 GA54 HA11 HA13 JA07 2H051 AA01 BA47 BA59 BA66 CB26 CE02 CE14 CE24 EA03 FA48 FA52 2H053 AA01 AA05 AD12 AD21 BA52 BA54 BA72 5C022 AA13 AB02 AB15 AB20 AB29 AB40 AC51 AC69 AC73

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ストロボ放電管を発光させた後、被写体
    からの反射光を測光し当該測光した測光量が調光値に達
    した場合に当該ストロボ放電管の発光を停止させるオー
    トストロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、 前記ストロボ発光管の発光を停止させる基準となる調光
    値を変更・設定する調光値変更・設定手段と、 被写体との撮影距離を算出する撮影距離算出手段と、 被写体に応じた画像信号の信号レベルを調整する利得調
    整手段とを有し、 前記撮影距離算出手段で算出された撮影距離に基づき、
    前記利得調整手段のゲイン値および前記調光値を算出し
    て設定し、ストロボ撮影を行うことを特徴とするデジタ
    ルカメラ。
  2. 【請求項2】 ストロボ放電管を発光させた後、被写体
    からの反射光を測光し当該測光した測光量が調光値に達
    した場合に当該ストロボ放電管の発光を停止させるオー
    トストロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、 前記ストロボ発光管の発光を停止させる基準となる調光
    値を変更・設定する調光値変更・設定手段と、 被写体との撮影距離を算出する撮影距離算出手段と、 被写体に応じた画像信号の信号レベルを調整する利得調
    整手段とを有し、 前記撮影距離算出手段で算出された撮影距離が、前記オ
    ートストロボ機能で調光できる撮影距離よりも遠い場合
    に、前記利得調整手段のゲイン値を上げると共に、前記
    利得調整手段に設定したゲイン値に対応する調光値を前
    記調光値変更・設定手段に設定して、ストロボ撮影を行
    うことを特徴とするデジタルカメラ。
  3. 【請求項3】 ストロボ放電管を発光させた後、被写体
    からの反射光を測光し当該測光した測光量が調光値に達
    した場合に当該ストロボ放電管の発光を停止させるオー
    トストロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、 前記ストロボ発光管の発光を停止させる基準となる調光
    値を変更・設定する調光値変更・設定手段と、 被写体との撮影距離を算出する撮影距離算出手段と、 被写体に応じた画像信号の信号レベルを調整する利得調
    整手段とを有し、 前記撮影距離算出手段で算出された撮影距離が前記オー
    トストロボ機能で調光できる撮影距離よりも近い場合
    に、前記利得調整手段のゲイン値を下げると共に、前記
    利得調整手段に設定したゲイン値に対応する調光値を前
    記調光値変更・設定手段に設定して、ストロボ撮影を行
    うことを特徴とするデジタルカメラ。
  4. 【請求項4】 ストロボ放電管を発光させた後、被写体
    からの反射光を測光し当該測光した測光量が調光値に達
    した場合に当該ストロボ放電管の発光を停止させるオー
    トストロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、 前記ストロボ発光管の発光を停止させる基準となる調光
    値を変更・設定する調光値変更・設定手段と、 被写体との撮影距離を算出する撮影距離算出手段と、 被写体に応じた画像信号の信号レベルを調整する利得調
    整手段と、 ストロボ光以外の外光による露光量を算出する外光露光
    量算出手段とを有し、 前記外光露光量算出手段で算出された露光量が適正露出
    に近い場合に、ストロボ光と外光とによる露光量とが適
    正露出となるように、前記利得調整手段のゲイン値およ
    び前記調光値を設定して、ストロボ撮影を行うことを特
    徴とするデジタルカメラ。
  5. 【請求項5】 ストロボ放電管を発光させた後、被写体
    からの反射光を測光し当該測光した測光量が調光値に達
    した場合に当該ストロボ放電管の発光を停止させるオー
    トストロボ機能を備えたデジタルカメラにおいて、 フォーカスレンズ系を介した被写体光を電気信号に変換
    して画像データとして出力する撮像素子と、 前記画像データをA/D変換してデジタル画像データに
    変換するA/D変換手段と、 デジタル画像データの輝度データの高周波成分を積分し
    て得られるAF評価値を出力するAF評価手段と、 前記フォーカスレンズ系の位置を移動させながら前記A
    F評価手段により得られたAF評価値をサンプリングす
    るサンプリング手段と、 前記サンプリング手段の前記AF評価値のサンプリング
    結果により合焦を判定し、前記フォーカスレンズ系を合
    焦位置に駆動するフォーカス駆動手段と、 前記フォーカスレンズ系の合焦位置に基づき被写体との
    撮影距離を算出する撮影距離算出手段とを有し、 前記撮影距離算出手段により撮影距離を算出する場合に
    は、前記AF評価値をサンプリングする際の各サンプリ
    ングの際のフォーカスレンズ系の移動量を、当該撮影距
    離算出手段により撮影距離を算出しない場合に比して小
    さくすることを特徴とするデジタルカメラ。
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